JPH0464650A - 建物の屋根構造 - Google Patents

建物の屋根構造

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JPH0464650A
JPH0464650A JP17570290A JP17570290A JPH0464650A JP H0464650 A JPH0464650 A JP H0464650A JP 17570290 A JP17570290 A JP 17570290A JP 17570290 A JP17570290 A JP 17570290A JP H0464650 A JPH0464650 A JP H0464650A
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JP
Japan
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roof
parapet
folded plate
cover
plate
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JP17570290A
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Kazumichi Matsuda
松田 一道
Shigeki Funakoshi
船越 重樹
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建物の屋根構造に関するもので、特に換気機
能に重点をおくものである。
(従来の技術) 施工期間の短縮化に重点が置かれるようになった現在に
おいて、山部と谷部とが交互に延在する折板が屋根に用
いられた建物がみられる。このような建物の屋根構造と
しては、例えば、特開昭62−280447号公報に記
載されているようなものがある。
この従来構造は、折板の前方に、折板の先端部を覆って
パラペットが設けられ、前記折板の先端部とパラペット
間の隙間を覆って屋根カバーが設けられ、前記パラペッ
トと屋根カバーで囲まれた屋根隅空間が、建物外部と連
通ずると共に、折板の裏側の屋根裏空間と連通して形成
されている。
尚、前記パラペットは、外壁よりも前方へ突出して設け
られ、パラペットと外壁との間には軒天井が設けられて
おり、屋根隅空間への外気の導入は、この軒天井と外壁
との間に形成された隙間から行われるようになっている
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の建物の屋根構造にあっ
ては、屋根隅空間が折板の谷部の雨水路を介して屋根の
表側に連通しているので、軒下から屋根隅空間に外気が
導入されたとしても、導入された外気は雨水路を通って
屋根の表側へ逃げてしまう。肝ち、外気が屋根裏空間に
導入され難く屋根裏空間の換気が悪いという問題があっ
た。
また、換気口としての隙間が軒下に形成されているので
、その隙間が目立つと共に、隙間から屋根隅空間内部の
構造が見え、見栄えが悪いという問題があった。
本発明は、上記従来の問題に着目し、屋根裏空間が十分
に換気され、かつ見栄えも良い建物の屋根構造を提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述のような課題を解決することを目的とし
てなされたもので、この目的達成のために、本発明の建
物の屋根構造は、山部と谷部とが交互に延在する折板が
設けられ、該折板の前方に、折板の先端部を覆ってパラ
ペットが設けられ、前記折板の先端部と前記パラペット
間の隙間を覆って屋根カバーが設けられ、前記パラペッ
トと屋根カバーで囲まれた屋根隅空間が、建物外部と連
通ずると共に、折板の裏側の屋根裏空間と連通して形成
されている建物の屋根構造において、前記屋根カバーに
、前記折板の先端に近接して誘導板が垂設され、前記パ
ラペットが、外壁の延長上に外壁と連続して設けられ、
前記パラペットの上端部と屋根カバーの前端部との間に
換気口が形成されているものである。
(作 用) 本発明の建物の屋根構造は、屋根カバーに、前記折板の
先端に近接して誘導板が垂設されているので、屋根隅空
間に導入された外気は、この誘導板によって折板の谷部
に逃げる量が規制される。
即ち、屋根隅空間に導入された外気が、多量に折板の下
の屋根裏空間へ導かれ、屋根裏空間が換気される。
また、本発明の建物の屋根構造は、パラペットが、外壁
の延長上に外壁と連続して設けられ、前記パラペットの
上端部と屋根カバーの前端部との間に換気口が形成され
ているので、換気口自身が目立たないし、また、換気口
から屋根隅空間内部の構造が見えるといったこともない
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成を説明する。
第1図は本発明実施例の建物の屋根構造を示す断面図、
第2図は第1図の■−■断面図で、図中1は折板、2は
パラペット、3は雨樋、4は屋根カバー、5は補強材で
ある。
前記折板1は、例えば、鋼板等の剛性の高い金属板を波
形状に折り曲げ加工して形成されており、一定のピッチ
で山部11と谷部12とが交互に形成され、該山部11
の頂部の左右にくびれ部13.13が形成されている。
また、この折板1は、取付部材6を介して屋根梁7の上
に装着されており、この折板1には、若干の水勾配が設
けられている。尚、前記取付部材6は、折板1の山部1
1のピッチに等しい間隔で屋根梁7の上に固定されてお
り、上端部には、折板1の山部11が嵌合する膨出部6
1が形成されている。
前記パラペット2は、前記折板1の前方に、折板1の先
端部を覆って設けられており、このパラペット2は、外
壁20を構成するフレーム材21と壁材22とタイル等
の外装材23とを上方に延設することで、外壁20と連
続して形成されており、フレーム材21の裏面に固定さ
れた受フレーム24が天井梁8に対して固定されている
前記雨樋3は、前記折板1の先端部とパラペット2との
間に設けられている。また、この雨樋3は、外植31と
内樋32とで二重に構成されており、前記内研32は外
植31の底に設けられた底上げ材33の上に設置されて
いる。そして、外植31の一方の側壁311が固定プレ
ート34を介して前記屋根梁7に固定され、外植31の
他方の側壁312が固定プレート35を介して前記パラ
ペット2の受はフレーム24に固定されている。
前記補強材4は、折板1の山部11の上に折板1の各谷
部12を覆って設けられている。また、この補強材4は
、第2図に示すように、帯状の平板部41と、該平板部
41の両側部下面に形成された外脚部42.42と、前
記平板部41の中程部下面に形成された一対の内脚部4
3.43とで構成されており、前記平板部41は、折板
1の山部11間のツーピッチに対応する幅に形成され、
その上面は平らに形成されている。また、この補強材4
は、折板1の各山部11の上に折板1の谷部を覆って設
けられており、各補強材4は、平板部41が折板1の山
部11.11間に跨がると共に、外脚部42.42及び
内脚部43,43が折板1のくびれ部13.13に嵌合
した状態で折板1に固定されている。
前記屋根カバー5は、前記パラペット2と前記補強材4
の先端部間の隙間をほぼ全体的に覆って設けられており
、この屋根カバー5には、折板1の先端に近接して誘導
板50が垂設されている。
尚、前記誘導板50は、第2図に示すように、定幅の帯
状に形成されており、下端が折板1の谷部12より若干
上方に位置するよう屋根カバー5に固定されている。ま
た、前記屋根カバー5は、後端が折板1の先端部に固定
され、他端が笠木ブラケット9に固定されており、補強
材4側に下がる水勾配が設けられている。更に、屋根カ
バー5の後端と補強材4の前端との間には若干5mm幅
程度の水抜きスリット51が上下方向に開いて設けられ
ており、屋根カバー5の前端とパラペット2の上端との
間には、換気口52が水平方向に開いて設けられている
即ち、前記パラペット2と屋根カバー5とで囲まれて形
成される屋根隅空間Aは、前記換気口52を通して建物
外部と連通していると共に、折板1の山部11の裏側を
通して折板1の裏側の屋根裏空間Bと連通している。
前記笠木ブラケット9は、パラペット2に沿って一定の
間隔置きに設置されており、各笠木ブラケット9は、パ
ラペット2の上端部に固定されている。また、前記笠木
ブラケット9には、前記換気口52を上方と前方から覆
って笠木10が設けられている。
また、25は水切り板で、強風等により雨水が前記換気
口52から笠木10の内側へ浸入した場合に、その浸入
した雨水を雨i3へ導くためのもので、パラペット2と
雨樋3との間に設けられている。
次に、第1図に基づいて実施例の作用を説明する。
第1図において、矢印は、外気の移動を示している。
即ち、外気は、パラペット2の上端部と屋根カバー5の
前端部との間に形成されている換気口52から屋根隅空
間Aに導入される。そして、屋根隅空間Aに導入された
外気は、誘導板50によって折板1の谷部12に逃げる
量が規制され、多量に折板1の下の屋根裏空間Bへ導か
れる。尚、折板1の谷部12に逃がす外気の量は、前記
誘導板50の長さによって決まるが、本実施例では、誘
導板50の下端が折板1の谷部12の底部より若干上方
に位置しているので、若干の外気が折板1の谷部12に
逃がされ、残った多量の外気が折板1の下の屋根裏空間
日へ導かれることになる。つまり、本実施例の建物の屋
根構造では、屋根隅空間Aに導入された外気が、多量に
折板1の下の屋根裏空間Bへ導かれるので、屋根裏空間
Bが十分に換気される。しかも、本実施例の建物の屋根
構造は、パラペット2が、外壁20の延長上に外壁20
と連続して設けられ、前記パラペット2の上端部と屋根
カバー5の前端部との間に換気口52が形成されている
ので、換気口52自身が目立たないし、また、換気口5
2から屋根隅空間A内部の構造が見えるといったことも
ない。更に、笠木10が、前記換気口52を上方と前方
とから覆って設けられているので、この笠木10が妨げ
になって、換気口52から雨水が浸入するのを防止する
こともできる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
例えば、実施例では、折板に、谷部を覆って補強材を設
けたが、この補強材は必ずしも設けなくてもよい。また
、補強材を設けない場合には、外気が折板の谷部に全く
あるいは殆ど逃げないように誘導板を設けてもよい。
また、実施例では、一定幅の帯状に形成された屋根カバ
ーを示したが、該屋根カバーの形状は実施例に限られず
、例えば、下縁が、折板の断面形状に対応するよう波形
状に形成されたものを用いてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の建物の屋根構造にあ
っては、屋根隅空間に導入された外気が、多量に折板の
下の屋根裏空間へ導かれるので、屋根裏空間が十分に換
気される。しかも、屋根隅空間に外気を導入する換気口
自身が目立たないし、また、換気口から屋根隅空間内部
の構造が見えるといったこともないので、見栄えが良い
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の建物の屋根構造を示す断面図、 第2図は第1図の■−■断面図である。 1・・・折板 11・・・山部 12・・・谷部 2・・・パラペット 20・・・外壁 5・・・屋根カバー 50・・・誘導板 52・・・換気口 A・・・屋根隅空間 B・・・屋根裏空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)山部と谷部とが交互に延在する折板が設けられ、該
    折板の前方に、折板の先端部を覆ってパラペットが設け
    られ、前記折板の先端部と前記パラペット間の隙間を覆
    って屋根カバーが設けられ、前記パラペットと屋根カバ
    ーで囲まれた屋根隅空間が、建物外部と連通すると共に
    、折板の裏側の屋根裏空間と連通して形成されている建
    物の屋根構造において、前記屋根カバーに、前記折板の
    先端に近接して誘導板が垂設され、前記パラペットが、
    外壁の延長上に外壁と連続して設けられ、前記パラペッ
    トの上端部と屋根カバーの前端部との間に換気口が形成
    されていることを特徴とする建物の屋根構造。
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