JPH046461Y2 - - Google Patents

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JPH046461Y2
JPH046461Y2 JP16934885U JP16934885U JPH046461Y2 JP H046461 Y2 JPH046461 Y2 JP H046461Y2 JP 16934885 U JP16934885 U JP 16934885U JP 16934885 U JP16934885 U JP 16934885U JP H046461 Y2 JPH046461 Y2 JP H046461Y2
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roof
plate
girder
board
fixing
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は鋼板製の組立物置や組立車庫等、簡
易建築物における屋根板の壁部への固定装置に係
るものである。
「従来の技術」 従来この種の建築物における屋根板固定装置と
して、例えば実開昭58−128231号公報に紹介され
た屋根板固定装置は、屋根板の下面前後部に突設
した両横棧を前後両壁板上の両桁材内側へ嵌入
し、ボールトに挿着した係止具の上向き引掛縁を
前記両桁材の下向き内縁へそれぞれ係止して前記
ボールドを前記両横棧に設けた螺孔へ螺挿すると
共に、同屋根板の下面中間部に突設した中棧を断
面ほぼU字形の中梁の開口内へ嵌合し、該嵌合部
において重合した両部材の両側片をボールトで貫
通縫合しナツトで締付けたものである。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、前述の屋根板固定手段においては、
桁材内側に嵌入した屋根板横棧を係止具とボール
トにより桁材内縁へ係合螺着するのみであり、尚
前記係止具は桁材に沿つた数点の箇所で各別々に
係止螺着するものであるから、各係止具間での共
働作用がなく屋根板の部分的な固定装置であり、
且つ前記桁材内縁の折曲げ部が風圧等の衝撃によ
り変形して両部材係合部に弛みが生じる惧れがあ
つて屋根板固定部の持久力が不充分である。
そこで、本考案においては前述の欠陥点を改良
し風圧等により屋根板前後部の固定部が長期間弛
むことがないようその係合固定を尚一層確実堅固
に施工でき、尚併せて屋根の勾配を前上りと前下
りとの両様に変更可能に構成するを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記問題点解決の手段として、屋根板前後部下
面に夫夫突設した前記両横棧を抱持して之を桁材
内側に止め付けるようにした受棧を桁材の全長に
亘つて添設し、前部桁材へはこの受棧を桁材内側
の数箇所に固着した固定金具に内方からボルトで
螺着するようにし、後部桁材へは桁材内端折曲縁
に係合する係合縁を受棧の下端に沿つて曲成して
両者を係合させ、前後部共に受棧下側からボルト
を屋根板横棧の下面へ螺締することにより、屋根
板の前後部を夫夫桁材へ連結固定するようにした
ものである。
尚、屋根板中間部における固定手段は、前記従
来例の手段を採用した。
尚又、前記前後両桁材中、前部桁材は上端に屋
根板載置面を上下幅が稍広い垂直板から内方へ曲
成し、同垂直板下端から内方へ曲成した底面板の
下面長手方向に沿つて下向き溝形のレール嵌合溝
を設けこの嵌合溝を吊戸レールの上端折曲突縁上
に嵌着するようにしたものであり、垂直板内面の
適所数箇所に前記固定金具を横方向に並列させて
固着してある。
又、後部桁材は後壁板上端縁に嵌着するよう下
向き溝形に曲成し外側に壁板上端縁外面に重合す
る外垂直片と、内側に前記受棧係合用の内端折曲
縁を曲成したものである。
「作用」 屋根板前部においては、桁板内側に螺着した屋
根受棧と桁板上端部とで屋根板の横棧を抱持した
上で受棧下側からボルトを横棧へ螺挿して締付け
るから、受棧により屋根板前部が左右方向全幅に
亘つて一体的に桁板に固定される。尚桁板両端部
は両隅柱に固定されている。
又、屋根板後部においては、桁材内端折曲縁に
屋根受棧の下端係合縁が全長に亘つて係合し、該
屋根受棧と桁材とで屋根板横棧を抱持した上で受
棧下側からボルトを横棧へ螺挿して締付けるか
ら、受棧により屋根板後部が左右全幅に亘つて一
体的に桁材に固定される。尚桁材両端部は両隅柱
に固定されている。
かくの如く、屋根板前後部共に受棧により一体
的に固定されるから固定部における部分的な弛み
がなく屋根板の固定手段に持久力がある。
尚、前桁板及び前部屋根受棧と後部屋根受棧と
を屋根板の前後部に振替えて組みこむことによ
り、屋根の勾配を前上り、前下りの二様に変更す
ることが可能である。
「実施例」 本考案の実施例を添付図面により説明すると、
第1図は屋根板1の前部を前桁板2の上側に支承
させて屋根を前上り勾配に葺設する組立て配置を
示し、屋根板1の下面には前後部及び中間部に夫
夫横棧1a,1b,1cを固着してある。前桁板
2は横長垂直板2aの上端から内側へ屋根板載置
面2bを曲成し、その下方内側面に沿つて階段形
の固定金具2cを適数個並設し、同垂直板の下端
縁内側に沿つて下向き開口の嵌合溝を設け、嵌合
溝の上側には横架材2dを付設してある。
前部屋根受棧3は内側部にL形受片3aを形成
し該受片外端から下方へ固定片3bを垂設し、固
定片に設けた透孔3cからボルト4を前桁板の固
定金具2cへ螺挿して締付け固定し、受片上に屋
根板の前部横棧1aを嵌入して抱持させ、受片下
面の透孔3dからボルト5を横棧に螺挿すること
により屋根板前部を前桁板に締付け固定するよう
構成している。
又、前記嵌合溝内に嵌合する下向きコ字形の上
端突縁6aの前側下端から前方へ形水切板6b
を連設し、該水切板内側にレール材6cを付設し
た吊レール6を前桁板下側に組みこんであり、前
記突縁6a内の側端部には前壁板7と中柱8との
各上端部が夫夫挿着されている。
尚図中、9は隅柱、10は前床枠、11は側部
床枠、12は後床枠、13は中枠、14は側壁
板、15は後壁板である。
そして前桁板2の左右両端部は両隅柱9に螺着
固定してある。
又、屋根板1の後部では、後壁板15の上端縁
15aに嵌着させるよう下向き溝形に曲成した後
桁材16の外側垂片16aを後壁板15の上端縁
外面に重合させ、内側折曲縁16bを後壁板15
の内方に垂下して嵌合させ、前記内側折曲縁16
bに係合させるようU字形係合縁17aを下方部
にしてその上方内側部にL形受片17bを形成し
た後部屋根受桟17を前記係合縁17aの係合に
より後桁材16に係合させ、前記受片17b上に
屋根板後部横桟1bを嵌入して之を抱持させ、受
片下側からボルト18を横桟1bに螺挿して締付
け固定するよう構成している。
尚又、屋根板中間部では、U字形の中梁19の
溝19a内に屋根板の中間横桟1cを嵌入し中梁
の側方からボルト20を挿通して中梁と中間横桟
との重合部を貫通しワツシヤ21、ナツト22を
挿着して締付け前記嵌合両部材を縫合固定するよ
う構成している。
尚、第2図は前記第1図中の前桁板2及び前部
屋根受桟3と、後部屋根受桟17とを前後交換し
て配し屋根の勾配を前下りに変更組替えする状態
を示したものであつて、桁板2を後部桁材16の
上側に載せてその下端嵌合溝を後部桁材に外嵌合
し、桁板2の内側部に固定した屋根受桟3上に屋
根板後部横桟1bを嵌入して抱持させ、ボルト4
を下方から螺挿して両者を締付け固定する。又、
前部では吊レール6の上端突縁6aの内端下向縁
6a′に屋根受桟17のU字係合縁17aを係合
し、L形受片17bを屋根板前部横桟1aと嵌合
してボルト18により両者を螺着することにより
屋根板前部を固定するものであり、かくすること
により屋根を前下り勾配に葺設するようにしてあ
る。
尚、第3図に前上り勾配屋根とした場合の前
部、中間部及び後部の固定部における断面図を示
し、第4図に前下り勾配屋根とした場合の各固定
部の断面図を示してある。
「考案の効果」 屋根板前部においては桁板2の内側に螺着固定
した屋根受桟3により屋根板横桟を抱持させた上
で両者を螺着固定し、屋根板後部においては桁材
16の内側に係合した屋根受桟17により屋根板
横桟を抱持させた上で両者を螺着固定し、前後部
共に屋根板の全幅に亘つて一体的に連結されるか
ら、前述公知例のように桁材への部分的な係止手
段だけではないので、その係合と螺着とによる固
定力が強力であつて、屋根板が下方から風圧を受
けて上方へ圧迫され、又は上下に煽動されても各
固定部が弛むことなく長期に亘つて之を堅持し持
久力が充分である。
尚又、前部桁板及び屋根受桟と、後部屋根受桟
とを前後に交換して組み変えることにより簡単に
屋根の勾配を前上り又は前下りに変更することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例における前上り勾配屋根
にする場合の部材配置を要部断面で示す分解斜視
図、第2図は同実施例における前下り勾配屋根に
する場合の部材配置を要部断面で示す分解斜視
図、第3図は前上り勾配屋根の各固定部の断面
図、第4図は前下り勾配屋根の各固定部の断面図
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) L形受片3aの水平部外端から固定片3bを
    垂設した受棧3を屋根板1の一端部下側で桁板
    2の内側部に配置し、前記受片3a上に屋根板
    下面の横棧1aを載置嵌入して抱持させ、受片
    3aの下面から横棧1aに向つてボルト5を螺
    挿し、垂直板2aの上端部内側に屋根板載置面
    2bを曲成しその下側部に階段形の固定金具2
    cを設けた桁板2の前記固定金具2cの内側に
    前記受棧3の固定片3bをボルト4で螺着する
    ようにした屋根板の固定装置。 (2) 垂直板2aの下端縁内側に沿つて下向き開口
    で設けた嵌合溝を吊レール6の上端突縁6aに
    嵌着し、該桁板2の上端部内側に曲成した屋根
    板載置面2b上に屋根板1の一端部を支承させ
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載の屋根板
    の固定装置。
JP16934885U 1985-11-01 1985-11-01 Expired JPH046461Y2 (ja)

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JPH0694706B2 (ja) * 1987-12-18 1994-11-24 積水化学工業株式会社 外装板の取付フレーム
JP3635467B2 (ja) * 2003-04-11 2005-04-06 三男 佐々木 立体構築物

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