JPH046433Y2 - - Google Patents

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JPH046433Y2
JPH046433Y2 JP2032187U JP2032187U JPH046433Y2 JP H046433 Y2 JPH046433 Y2 JP H046433Y2 JP 2032187 U JP2032187 U JP 2032187U JP 2032187 U JP2032187 U JP 2032187U JP H046433 Y2 JPH046433 Y2 JP H046433Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は竪樋保持具、さらに詳しくは保持具本
体の両端片の連結状態が何らずれを生じさせず確
実で、且つ該連結状態を保持具本体の復元力にて
強固に保持させることのできる竪樋保持具に関す
る。
(従来の技術) 従来、この種竪樋保持具としては実開昭57−
123430号公報所載のものが存在する。
すなわち、該竪樋保持具は第8図に示すよう
に、保持具本体1の一端に外向きに連結突片9が
設けられると共に他端部には該連結突片9を係入
させる内向き凹状の連結凹部3が形成され、しか
も保持具本体1に復元力を持たせることで前記連
結突片9の連結凹部3への係合状態を強めさせる
ものである。
(考案が解決するための問題点) 然しながら、上記従来の竪樋保持具に於いて
は、保持具本体1の両端の連結が連結突片9を連
結凹部3に係合させた状態だけで行われ、よつて
該連結突片9と連結凹部3とが直接固定され得る
構成でないため、外圧により両者の係合部分にず
れや振れが生じることはやむを得ず、特に竪樋が
風に煽られたりして大きく振れようとした場合
等、保持具本体1の両端の連結が外れる恐れがあ
るという問題点があつたのである。
本考案は上記問題点に鑑みて考案されたもの
で、その目的とするところは保持具本体の両端の
連結状態に何らずれ等が生じることなく確実なも
のとし、しかも該連結状態を強固に保持させんと
する点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は保持具本体の両端片を連結させるため
の連結突片及び連結凹部の夫々の係合部分をさら
に係止させるという従来にない観点より上記目的
を達成し、もつて従来の問題点を解決せんとして
考案されたもので、その構成の要旨は、両端片
4,10の何れか一方に外向きに連結突片9が設
けられると共に他方に該連結突片9を係入させる
内向き凹状の連結凹部3が形成され、且つ前記連
結突片9を連結凹部3に係入させることで両端片
4,10を着脱自在に連結させ、しかも連結時に
復元力が働く保持具本体1に於いて、前記連結突
片9及び連結凹部3との夫々係合部分の何れか一
方には係入用孔11が穿設され、且つ他方の係合
部分には保持具本体1の復元力によつて前記係入
用孔11に係止する突起7が設けられてなるにあ
る。
(作用) 従つて、上記構成を特徴とする竪樋保持具は、
竪樋を保持具本体1にて外嵌すべく該保持具本体
1の両端片4,10の一方の連結突片9を他方の
連結凹部3に係入させて両端片4,10を連結さ
せると、それと同時に連結突片9と連結凹部3と
の係合部分に於いて該係合部分の他方の突起7が
一方の係入用孔11に係入された状態となるた
め、連結突片9と連結凹部3の係合状態が、係合
部分の突起7と係入用孔11の係止によつてずれ
や振れを生じさせることなく確実に固定されたも
のとなるのである。
しかも、前記突起7が保持具本体1の復元力に
よつて係入用孔11の周縁に対し常時係止しよう
とするため、該突起7の係入用孔11への係止状
態が強固に保持され、例え保持具本体1に外圧が
加わつても、突起7が係入用孔11から何ら外れ
ることがないのである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図及び第2図に於いて、1は竪樋に外嵌さ
れ且つ一端側を真直ぐに伸ばした弾力性に富む薄
い鉄板からなる保持具本体を示し、該保持具本体
1には捩じれを防止すべく長孔2が長手方向に沿
つて複数個穿設されてなる。3は前記保持具本体
1の一端片4の中途部分を全幅に亘つて内向き開
口のコの字状に折曲して形成された連結凹部を示
し、該連結凹部3の一端側に位置する係合面5の
中央部には下縁6を残して矩形状に切り欠かれ且
つ連結凹部3の内方に傾斜された突起7が設けら
れてなる。8は前記一端片4の先端を外向きに傾
斜状に折曲して形成された舌部を示す。
9は前記保持具本体1の他端片10の先端部を
外向きに直角に折曲して突設された連結突片を示
し、該連結突片9の中央部から他端片10の保持
具本体1側に亘つて前記連結凹部3の突起7を係
入させる長孔状の係入用孔11が穿設されてな
る。
12は前記保持具本体1の他端片10側の内面
に凹状に形成された矩形の段差部13にその折曲
した一端部14を嵌合しリベツト15にて締着さ
せた鉄板製の取付け部材を示し、該取付け部材1
2はL字状に中央部を折曲させ、且つその他方側
には二個の孔16が穿設されてなる。
本実施例の竪樋保持具は以上の構成よりなり、
次にこの竪樋保持具を使用する場合について説明
する。
先ず、保持具本体1を水平状にして開いた状態
でその取付け部材12の孔16に釘等を通して壁
面等に打ち付け、該壁面等にこの竪樋保持具を固
着させる。
次に、第3図に示すように前記保持具本体1内
に竪樋17を挿通させ、該竪樋17を保持すべく
保持具本体1の両端片4,10を連結させるので
あるが、この際まず保持具本体1の真直ぐに伸び
た一端側を竪樋17の外周面に沿うべく湾曲させ
て、それから一端片4の舌部8に指をかけて該一
端片4を外側に湾曲させ、その際開いた連結凹部
3内に他端片10の連結突片9を嵌め込むのであ
る。
このように連結突片9を連結凹部3に係入させ
ることで保持具本体1の両端片4,10を連結さ
せるのであるが、それと同時に連結凹部3の突起
7が連結突片9の係入用孔11に係入することと
なり、しかも外突起7が保持具本体1の一端片の
復元力によつて係入用孔11の周縁18の端部に
強く当接することとなるのである。
従つて、本実施例の竪樋保持具に於いて、保持
具本体1の両端片4,10を連結する場合に、他
端片10の連結突片9が一端片4の連結凹部3に
係止するだけに止まらず、該連結凹部3の突起7
も連結突片9の係入用孔11に係止されることと
なるため、連結突片9と連結凹部3の夫々の係合
部分がずれたり振れたりすることがなく固定され
ることとなり、該連結突片9の連結凹部3の係合
面5への掛かりが充分となつて、保持具本体1の
両端片4,10の連結状態を確実なものにできる
のである。
しかも、前記連結凹部3の突起7が連結突片9
の係入用孔11の周縁18の端部に、保持具本体
1の一端側の復元力によつて強く当接することと
なるため、突起7の係入用孔11への係止が強固
に保持されることとなつて、例え竪樋17が激し
く振れようとして保持具本体1に外圧が加わつた
場合でも、突起7が係入用孔11から外れること
がないのである。
尚、上記実施例に於いては、一端片の連結凹部
の係合面に突起を設け、他端片の連結突片に係入
用孔を穿設してなるが、本考案はこれに限定され
ず、例えば第4図に示すように連結凹部3の係合
面5に係入用孔11を穿設し、且つ連結突片9に
突片7を設けてもよい。
また、上記実施例の如く保持具本体の一端片に
連結凹部を形成し、他端片に連結突片を設けるも
のに限定されず、本考案では連結凹部を他端片に
形成し、連結突片を一端片に設けてもよく、この
場合でも第5図に示すように連結凹部3の係合面
3に突起7を設け、且つ連結突片9に係入用孔1
1を穿設してもよく、また第6図に示すように連
結凹部3の係合面5に係入用孔11を穿設し、連
結突片9に突起7を設けてもよい。要は、保持具
本体の両端片の何れか一方に連結突片が設けられ
ると共に他方に連結凹部が形成されてなり、且つ
該連結突片及び連結凹部の夫々係合部分の何れか
一方に係入用孔が穿設され、他方の係合面には該
係入用孔に係入する突起が設けられてあればよい
のである。
更に、突起は連結凹部又は連結突片に対し係入
用孔の周縁に当接すべく傾斜状に突設されてなる
ものに限定されず、垂直に突設されてもよく、要
は保持具本体の復元力によつて突起が係入用孔に
係止すべく突設されてあればよい。
更に、上記実施例の係入用孔は長手方向に伸び
た長孔となし、両端片の連結の際に於ける突起の
係入をスムースなものにしているが、本考案はこ
れに限定されず、要は突起を係入できればよく、
その形状が問わない。
更に、連結凹部及び連結突片の形状も上記実施
例のものに限定されず、例えば第7図に示すよう
に連結凹部3の係合面5及び連結突起9を傾斜状
に噛合させるべく形成してもよく、要は保持具本
体の両端片の何れか一方に外向きに連結突片が設
けられると共に他方に該連結突片を係入させる内
向き凹状の連結凹部が形成されてあればよい。
更に、上記実施例の保持具本体はその一端側が
真直ぐに伸びる復元力に富んだ薄い鉄板からなる
が、本考案はこれに限定されず、両端片の連結時
に突起が係入用孔の周縁に対し係止できる程度の
復元力を保持具本体に有したものであればよく、
また保持具本体の部材も薄い鉄板に限らず、プラ
スチツクでもよい。
その他、保持具本体に穿設された捩じれ防止用
の長孔や一端片の舌部等、各部の構成は本考案の
意図する範囲内で設計変更自在である他、取付け
部材も上記実施例の如く略L字のものに限定され
ず、釘状のものであつてもよいのである。
(考案の効果) 叙上のように、本考案の竪樋保持具は、保持具
本体の両端片の一方の連結突片を他方の連結凹部
に係入して連結させると、それと同時に該連結突
片及び連結凹部が夫々の係合部分にて一方の突起
を他方の係入用孔に係入させるべく構成してなる
ために、連結された両端片の連結突片と連結凹部
の係合状態がずれ等を生じさせることなく固定さ
れた状態となり、夫々の係合部分の掛かりが充分
なものとなつて、従つて連結突片を単に連結凹部
に係合させた従来のものの如く係合部分で擦れて
振れたりすることが何らなく、連結突片及び連結
凹部の夫々の係合部分をさらに係止するという全
く新規な手段で、保持具本体のガタツキを確実に
防止できるという格別な効果を有するに至つた。
しかも、保持具本体の復元力を利用して突起を
係入用孔に係止すべく構成してなるため、この突
起の係入用孔への係止状態が強固に保持されるこ
ととなつて、例え竪樋が風に煽られる激しく振れ
ようとして保持具本体に大きな外圧が加わつても
突起が係入用孔から外れることがなく、両端片の
脱抜を全く生じさせないという優れた効果もある
のである。
更に、本考案の保持具本体は実施例の如く鉄板
を折曲させて製作できるため、鋳型成型で製作さ
れるものに比し製作コストを抑えることができ、
そのため上記の如く優れた連結機能を具備するに
もかかわらず、竪樋保持具を安価に提供できると
いう実益もあるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し、同図イは側
面図、同図ロは正面図、同図ハは同図ロのA−A
線断面図。第2図は両端片を示す要部断面図。第
3図は使用状態を示す要部断面図。第4図乃至第
7図は他実施例を示す要部断面図。第8図は従来
例を示す斜視図。 1……保持具本体、3……連結凹部、4……一
端片、7……突起、9……連結突片、10……他
端片、11……係入用孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 両端片4,10の何れか一方に外向きに連結
    突片9が設けられると共に他方に該連結突片9
    を係入させる内向き凹状の連結凹部3が形成さ
    れ、且つ前記連結突片9を連結凹部3に係入さ
    せることで両端片4,10を着脱自在に連結さ
    せ、しかも連結時に復元力が働く保持具本体1
    からなる竪樋保持具に於いて、前記連結突片9
    及び連結凹部3の夫々係合部分の何れか一方に
    は係入用孔11が穿設され、且つ他方の係合部
    分には保持具本体1の復元力によつて前記係入
    用孔11に係止する突起7が設けられてなるこ
    とを特徴とする竪樋保持具。 2 前記連結凹部3が保持具本体1の一端片4に
    形成され、且つ前記連結突片9が他端片10に
    設けられてなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の竪樋保持具。 3 前記突起7が連結凹部3の係合面5に設けら
    れ、且つ前記係入用孔11が連結突片9に穿設
    されてなる実用新案登録請求の範囲第1項又は
    第2項記載の竪樋保持具。 4 前記保持具本体1が薄い鉄板からなり且つ連
    結凹部3及び連結突片9を折曲形成させてなる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の竪樋保持
    具。
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