JPH046328Y2 - - Google Patents

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JPH046328Y2
JPH046328Y2 JP1985114957U JP11495785U JPH046328Y2 JP H046328 Y2 JPH046328 Y2 JP H046328Y2 JP 1985114957 U JP1985114957 U JP 1985114957U JP 11495785 U JP11495785 U JP 11495785U JP H046328 Y2 JPH046328 Y2 JP H046328Y2
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JP
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pipe
frame
cabin
attached
door
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JP1985114957U
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JPS6222116U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、パイプフレームで構成されたパイ
プドアを車両のキヤビンに取付けた自動車におい
て、車両衝突時にキヤビンの変形を防止するキヤ
ビンの変形防止装置に関するものである。
従来の技術 特殊な用途で使用される自動車にはキヤビンの
乗降口に一般的なドアを設けずにパイプフレーム
で構成されたパイプドアを取付けたものがある。
これは例えば第5図に示す様に、縦フレーム1の
上下2個所にパイプフレーム2,3を取付け、下
降パイプフレーム3の後端を上方へ立ち上がらせ
て上部パイプフレーム2へ結合させて矩形の枠状
に構成したもので、縦フレーム1をキヤビン4の
フロントピラー5へヒンジ6,7を介して取付
け、上部パイプフレーム2の後端部をロツク機構
8を介してキヤビン4のリヤピラー9へ脱着可能
に取付けてある。10は上部パイプフレーム2に
取付けたロツク解除装置である。
考案が解決しようとする問題点 上記パイプドアを備えた自動車では車両衝突時
にキヤビン4の前後方向の変形を防止できるドア
フレームの如き剛性部材がなく、パイプドアは、
上部パイプフレーム2だけで支持しているだけな
ので、キヤビン4の前後方向の剛性が低く、車両
衝突時、第6図に示す様に、乗員が前方へ倒れよ
うにとするため、乗員が装着しているシートベル
ト11を介してキヤビン4のリヤピラー9が前方
へ引張られ、これによりリヤピラー9が変形し、
その変形量がドアフレームを有する通常の自動車
のリヤピラーよりも多いためその改善が望まれて
いた。
問題点を解決するための手段 この考案は、縦フレームと当該縦フレームに取
付けられて略矩形の枠体を構成する複数のパイプ
フレームとからなるパイプドアを、車両のキヤビ
ンのフロントピラーへヒンジを介して縦フレーム
を取付け、且つ、リヤピラーへパイプフレームの
一部をロツク機構を介して脱着可能に取付けるこ
とによりキヤビン装着した自動車において、前記
ロツク機構より上方に上部パイプフレームを水平
方向に設け、該上部パイプフレームの前端部を前
記縦フレームに、後端をパイプドアに結合させ、
前記上部パイプフレームの近傍に、車体変形時に
前記リヤピラーのフランジ部を支受する受け片を
取りるけると共に、前記上部パイプフレームの後
端面を前記リヤピラーの前端面に対向させたもの
である。
作 用 この考案は、正常時には受け片及び上部パイプ
フレームの後端をキヤビンのリヤピラーへ接触せ
ずに、パイプドアの開閉の支障とならないように
し、車両の正突時に、キヤビンが前後方向に変形
すると、リヤピラーのフランジ部を受け片とパイ
プフレームとで保持して、パイプドアの横ずれを
防止し、パイプフレームの一部及び上部パイプフ
レームにてキヤビンの変形を防止する。
実施例 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す図
面で、同図において、15は車両のキヤビンで、
フロアパネル16及びフロントピラー17、リヤ
ピラー18、ルーフパネル19とで構成され、側
面に乗降口20を形成してある。21はキヤビン
15の乗降口20に装着したパイプドアで、一本
の縦フレーム22と3本のパイプフレーム23,
24,25とから成つている。前記縦フレーム2
2は角柱材をフロントピラー17に沿つて湾曲さ
せてある。また3本のパイプフレーム23,2
4,25は上下方向に適当な間隔を持たせて水平
配置し、その先端を夫々縦フレーム22に一体結
合させ、且つ下部パイプフレーム25の後部を上
方へ折曲げて立ち上がらせ、その中央部を中間パ
イプフレーム24の後部側面に接触させて一体結
合すると共に上端部を上部パイプフレーム23の
後端下面に接触させて一体結合させて所望の形状
の枠体を構成している。前記パイプドア21は縦
フレーム22をヒンジ26,27を介してキヤビ
ン15のフロントピラー17へ取付け、中間パイ
プフレーム24の後端をロツク機構28を介して
リヤピラー18へ脱着自在に取付けてあり、下部
パイプフレーム25の縦棧部25a及び上部パイ
プフレーム23の後端をリヤピラー18から僅か
に離して端面18aと対向させてある。29は中
間パイプフレーム24に設けたロツク解除ハンド
ルである。
30は下部パイプフレーム25の縦棧25aの
上部側面に取付けたL形の受け片で、縦棧25a
との間で隙間31を形成し、当該隙間31をリヤ
ピラー18のフランジ部18bと対向させてあ
る。
上記パイプドア21を備えたキヤビン15は正
常時、乗員の乗降に際して、パイプドア21の中
間パイプフレーム24に設けられたロツク解除ハ
ンドル29を操作してパイプドア21を開閉させ
て乗降する。
そして車両衝突等でキヤビン15が変形を開始
すると、第3図及び第4図に示す様に、リヤピラ
ー18のフランジ部18bがパイプドア21の受
け片30と縦棧25aとの間の隙間31に入り込
み、パイプドア21の横ずれが防止され、同時に
リヤピラー18の端面18aが上部パイプフレー
ム23の後端面に当接してリヤピラー18がパイ
プドア21の上部パイプフレーム23の中間パイ
プフレーム24とで支持されるためキヤビン15
は変形が防止される。
考案の効果 この考案は、車両の正突時において、キヤビン
の変形開始時に、キヤビンのリヤピラーのフラン
ジをパイプドアに設けられた受け片にて保持して
パイプドアの横ずれを防止し、パイプドアにてリ
ヤピラーの少なくとも2個所を支持するのでキヤ
ビンの変形が防止され、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパイプドア付キヤビンの
側面図、第2図はパイプドアの受け片とリヤピラ
ーとの関係を示す要部断面図、第3図は動作時の
側面図、第4図は動作時の要部断面図、第5図は
従来のパイプドア付キヤビンの側面図、第6図は
その動作時の側面図である。 15……キヤビン、17……フロントピラー、
18……リヤピラー、18′b……フランジ部、
20……乗降口、21……パイプドア、22……
縦フレーム、23,24,25……パイプフレー
ム、26,27……ヒンジ、30……受け片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦フレームと当該縦フレームに取付けられて略
    矩形の枠体を構成する複数のパイプフレームとか
    らなるパイプドアを、車両のキヤビンのフロント
    ピラーへヒンジを介して縦フレームを取付け、且
    つ、リヤピラーへパイプフレームの一部をロツク
    機構を介して脱着可能に取付けることによりキヤ
    ビンへ装着した自動車において、前記ロツク機構
    より上方に上部パイプフレームを水平方向に設
    け、該上部パイプフレームの前端部を前記縦フレ
    ームに、後端をパイプドアに結合させ、前記上部
    パイプフレームの近傍に、車体変形時に前記リヤ
    ピラーのフランジ部を支受する受け片を取りるけ
    ると共に、前記上部パイプフレームの後端面を前
    記リヤピラーの前端面に対向させたことを特徴と
    するパイプドア付キヤビンの変形防止装置。
JP1985114957U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH046328Y2 (ja)

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JP1985114957U JPH046328Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JP1985114957U JPH046328Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JPS6222116U JPS6222116U (ja) 1987-02-10
JPH046328Y2 true JPH046328Y2 (ja) 1992-02-21

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ID=30998166

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4997914B2 (ja) * 2006-10-18 2012-08-15 トヨタ自動車株式会社 ドア構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242500U (ja) * 1975-09-22 1977-03-25
JPS5819923U (ja) * 1981-07-31 1983-02-07 水戸部製罐株式会社 密封缶

Patent Citations (2)

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JPS5242500U (ja) * 1975-09-22 1977-03-25
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JPS6222116U (ja) 1987-02-10

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