JPH0461171B2 - - Google Patents
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- JPH0461171B2 JPH0461171B2 JP57086465A JP8646582A JPH0461171B2 JP H0461171 B2 JPH0461171 B2 JP H0461171B2 JP 57086465 A JP57086465 A JP 57086465A JP 8646582 A JP8646582 A JP 8646582A JP H0461171 B2 JPH0461171 B2 JP H0461171B2
- Authority
- JP
- Japan
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- rotation speed
- engine
- lever
- fuel injection
- hydraulic
- Prior art date
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Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 27
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 23
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 23
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油圧シヨベル等の油圧作業機のエンジ
ンの燃料噴射ポンプの制御装置に関する。
ンの燃料噴射ポンプの制御装置に関する。
従来技術にあつて、油圧シヨベルのデイーゼル
エンジンの燃料噴射ポンプのガバナとしては、負
荷に関係なくエンジンの回転数がスロツトルレバ
ーで指令された値で動くようにされたメカニカル
オールスピードガバナが使用されていた。かく
て、油圧シヨベル作業の間、スロツトルレバーに
よつて回転数の指令を一定に保ち、油圧シヨベル
の負荷に応じてデイーゼエンジンへの燃料の噴射
量を調節していた。このために、油圧シヨベルが
どのような作業を行なうときでもエンジンは最高
馬力を出すに必要な高い回転数で稼動する。エン
ジンの馬力がそれほど要請されないときでもエン
ジンは損失トルクの大きな高い回転数で駆動され
ているので、燃料消費量が増大し極めて不経済で
あつた。第１図は油圧シヨベルの作業に必要なエ
ンジンの出力を示したものであるが、油圧シヨベ
ルの掘削ａ、ブーム上旋回ｂ、放土ｃ、ブーム下
旋回ｄという掘削作業の１サイクル中において
は、ブーム上旋回ｂの作業においてのみエンジン
が最高出力を出さねばならぬことが要請されるだ
けである。
エンジンの燃料噴射ポンプのガバナとしては、負
荷に関係なくエンジンの回転数がスロツトルレバ
ーで指令された値で動くようにされたメカニカル
オールスピードガバナが使用されていた。かく
て、油圧シヨベル作業の間、スロツトルレバーに
よつて回転数の指令を一定に保ち、油圧シヨベル
の負荷に応じてデイーゼエンジンへの燃料の噴射
量を調節していた。このために、油圧シヨベルが
どのような作業を行なうときでもエンジンは最高
馬力を出すに必要な高い回転数で稼動する。エン
ジンの馬力がそれほど要請されないときでもエン
ジンは損失トルクの大きな高い回転数で駆動され
ているので、燃料消費量が増大し極めて不経済で
あつた。第１図は油圧シヨベルの作業に必要なエ
ンジンの出力を示したものであるが、油圧シヨベ
ルの掘削ａ、ブーム上旋回ｂ、放土ｃ、ブーム下
旋回ｄという掘削作業の１サイクル中において
は、ブーム上旋回ｂの作業においてのみエンジン
が最高出力を出さねばならぬことが要請されるだ
けである。
一方、たとえばバケツトを斜め上方に移動して
法面仕上げをする場合にも、ブーム上旋回と同様
にブームと旋回との同時操作を行なうが、この場
合にエンジンの回転数を大きくすると、エンジン
の出力が大きくなるだけでなく、油圧ポンプの吐
出量が大きくなるから、アクチユエータの速度が
大きくなるので、作業スピードが大きくなり、正
確な法面仕上げ作業を行なうことができない。
法面仕上げをする場合にも、ブーム上旋回と同様
にブームと旋回との同時操作を行なうが、この場
合にエンジンの回転数を大きくすると、エンジン
の出力が大きくなるだけでなく、油圧ポンプの吐
出量が大きくなるから、アクチユエータの速度が
大きくなるので、作業スピードが大きくなり、正
確な法面仕上げ作業を行なうことができない。
本発明はかような従来技術の欠点を改善したも
ので、エンジン出力が要請されないときにはエン
ジン回転数を低くして稼動し、ブーム上旋回操作
時などのようにエンジン馬力が必要なときのみエ
ンジン回転数を上昇させるとともに、スロツトル
レバーの操作量が小さいときには、作業スピード
を小さくすることができるようにエンジンの燃料
噴射ポンプを制御する装置を提供するものであ
る。
ので、エンジン出力が要請されないときにはエン
ジン回転数を低くして稼動し、ブーム上旋回操作
時などのようにエンジン馬力が必要なときのみエ
ンジン回転数を上昇させるとともに、スロツトル
レバーの操作量が小さいときには、作業スピード
を小さくすることができるようにエンジンの燃料
噴射ポンプを制御する装置を提供するものであ
る。
この目的を達成するため、本発明においては、
油圧ポンプの圧油により駆動される複数のアクチ
ユエータと、その複数のアクチユエータに対応し
て設けられ、上記アクチユエータそれぞれを制御
する操作レバーとを有する油圧作業機の上記油圧
ポンプを駆動するエンジンの燃料噴射ポンプ制御
装置において、通常スロツトルレバーで設定され
た回転数を指令し、上記操作レバーのうちの特定
の操作レバーが操作され、且つ上記スロツトルレ
バーの操作量があらかじめ設定された値以上のと
き、上記スロツトルレバーで設定された回転数よ
り高い設定回転数を指令する。
油圧ポンプの圧油により駆動される複数のアクチ
ユエータと、その複数のアクチユエータに対応し
て設けられ、上記アクチユエータそれぞれを制御
する操作レバーとを有する油圧作業機の上記油圧
ポンプを駆動するエンジンの燃料噴射ポンプ制御
装置において、通常スロツトルレバーで設定され
た回転数を指令し、上記操作レバーのうちの特定
の操作レバーが操作され、且つ上記スロツトルレ
バーの操作量があらかじめ設定された値以上のと
き、上記スロツトルレバーで設定された回転数よ
り高い設定回転数を指令する。
以下第２乃至第４図に従つて本発明の実施例に
ついて説明する。第２図は本発明装置を備えた油
圧シヨベルの油圧回路の一部を示す図、第３図は
本発明の一実施例である燃料噴射ポンプの制御装
置のブロツク図、第４図は本発明の他の実施例で
ある燃料噴射ポンプの制御装置のブロツク図であ
る。第２図を参照して、デイーゼルエンジン１は
油圧ポンプ２，３を駆動してタンクＴから圧油を
油圧シヨベルの旋回体を旋回させる油圧モータ
（図示せず）、油圧シヨベルのアームを駆動するシ
リンダ（図面せず）及び油圧シヨベルのブームを
駆動するシリンダ（図示せず）等に送る。第２図
において、油圧ポンプ２は上記３つの油圧アクチ
ユエータに圧油を送るためのものであり、油圧ポ
ンプ３は、他の油圧アクチユエータ（図示せず）
に圧油を送るためのものである。油圧シヨベルの
前述した旋回、アーム作動、ブーム作動は、それ
ぞれ旋回用コントロールバルブ１３、アーム用コ
ントロールバルブ１４、ブーム用コントロールバ
ルブ１５によつて切換えて行なわれる。これら３
個のバルブは中立位置を有する三方切換弁で、旋
回用コントロールバルブ１３につき説明すると、
バルブ１３が中立位置にあるときは旋回は行なわ
れず、右側位置に切換えられると右回転、左側位
置に切換えられると左回転というように制御する
ものである。コントロールバルブ１４，１５の制
御も同様であり、これらは当業者に周知のことで
あるから詳述しない。旋回用コントールバルブ１
３の前述した切換作動は旋回操作レバー８で、ア
ーム用コントロールバルブ１４の切換作動はアー
ム操作レバー９で、ブーム用コントロールバルブ
１５５の切換作動はアーム操作レバー１０で行な
われる。これらレバー８，９，１０の左動、中
立、右動はそれぞれ前記コントロールバルブ１
３，１４，１５の左動、中立、右動に対応してい
る。第２図においてコントロールバルブ１３，１
４，１５はいずれも油圧駆動のものを例示してい
るが、これらは電磁弁であつてもよいことは勿論
である。デイーゼルエンジン１の燃料噴射ポンプ
４が供給する燃料噴射量は燃料噴射ポンプ制御装
置５が制御する。燃料噴射ポンプ制御装置５には
スロツトルレバー６の作動に伴つて発生される信
号と、最高出力回転数設定手段７から与えられる
信号と、旋回操作レバー作動検出手段１１から与
えられる信号と、ブーム操作レバー作動検出手段
１２から与えられる信号とが印加される。旋回操
作レバー作動検出手段１１は旋回操作レバー８が
作動されたときにそれを検知するようになつてお
り、ブーム操作レバー作動検出手段１２はブーム
操作レバー１０がブームを上げるように作動され
たことを検知するようになつている。
ついて説明する。第２図は本発明装置を備えた油
圧シヨベルの油圧回路の一部を示す図、第３図は
本発明の一実施例である燃料噴射ポンプの制御装
置のブロツク図、第４図は本発明の他の実施例で
ある燃料噴射ポンプの制御装置のブロツク図であ
る。第２図を参照して、デイーゼルエンジン１は
油圧ポンプ２，３を駆動してタンクＴから圧油を
油圧シヨベルの旋回体を旋回させる油圧モータ
（図示せず）、油圧シヨベルのアームを駆動するシ
リンダ（図面せず）及び油圧シヨベルのブームを
駆動するシリンダ（図示せず）等に送る。第２図
において、油圧ポンプ２は上記３つの油圧アクチ
ユエータに圧油を送るためのものであり、油圧ポ
ンプ３は、他の油圧アクチユエータ（図示せず）
に圧油を送るためのものである。油圧シヨベルの
前述した旋回、アーム作動、ブーム作動は、それ
ぞれ旋回用コントロールバルブ１３、アーム用コ
ントロールバルブ１４、ブーム用コントロールバ
ルブ１５によつて切換えて行なわれる。これら３
個のバルブは中立位置を有する三方切換弁で、旋
回用コントロールバルブ１３につき説明すると、
バルブ１３が中立位置にあるときは旋回は行なわ
れず、右側位置に切換えられると右回転、左側位
置に切換えられると左回転というように制御する
ものである。コントロールバルブ１４，１５の制
御も同様であり、これらは当業者に周知のことで
あるから詳述しない。旋回用コントールバルブ１
３の前述した切換作動は旋回操作レバー８で、ア
ーム用コントロールバルブ１４の切換作動はアー
ム操作レバー９で、ブーム用コントロールバルブ
１５５の切換作動はアーム操作レバー１０で行な
われる。これらレバー８，９，１０の左動、中
立、右動はそれぞれ前記コントロールバルブ１
３，１４，１５の左動、中立、右動に対応してい
る。第２図においてコントロールバルブ１３，１
４，１５はいずれも油圧駆動のものを例示してい
るが、これらは電磁弁であつてもよいことは勿論
である。デイーゼルエンジン１の燃料噴射ポンプ
４が供給する燃料噴射量は燃料噴射ポンプ制御装
置５が制御する。燃料噴射ポンプ制御装置５には
スロツトルレバー６の作動に伴つて発生される信
号と、最高出力回転数設定手段７から与えられる
信号と、旋回操作レバー作動検出手段１１から与
えられる信号と、ブーム操作レバー作動検出手段
１２から与えられる信号とが印加される。旋回操
作レバー作動検出手段１１は旋回操作レバー８が
作動されたときにそれを検知するようになつてお
り、ブーム操作レバー作動検出手段１２はブーム
操作レバー１０がブームを上げるように作動され
たことを検知するようになつている。
第３図を参照すると燃料噴射ポンプ制御装置５
の一実施例の詳細が示されている。スロツトルレ
バー６または最高出力回転数設定７の指令信号は
切換リレー５ｂを介して加算器５ａに入力する。
この入力は、エンジン１の回転数Ｎに対応するフ
イードバツク信号と比較され、その偏差の大きさ
に従つて燃料噴射ポンプ４を制御してエンジン１
の回転数及び出力を制御する。すなわち、エンジ
ンの回転数が負荷の大きさによらず指令信号に従
つた回転数で駆動されるオールスピードガバナー
の役目を果す。コンパレータ５ｃはスロツトルレ
バー６によつて与えられる指令信号の値が所定値
以上になると出力するようになつている。コンパ
レータ５ｃの出力、旋回操作レバー作動検出手段
１１の出力及びブーム操作レバー作動検出手段１
２の出力はAND回路５ｄに入力される。AND回
路５ｄは上記３個の出力がすべて入力されたと
き、すなわち、スロツトルレバー６によつて与え
られる指令信号が所定値以上であり、且つ旋回操
作レバー８が作動され、且つブーム操作レバー１
０がブームを上げる方向に作動されたときに、出
力して切換リレー５ｂをＢからＡに切換える。
の一実施例の詳細が示されている。スロツトルレ
バー６または最高出力回転数設定７の指令信号は
切換リレー５ｂを介して加算器５ａに入力する。
この入力は、エンジン１の回転数Ｎに対応するフ
イードバツク信号と比較され、その偏差の大きさ
に従つて燃料噴射ポンプ４を制御してエンジン１
の回転数及び出力を制御する。すなわち、エンジ
ンの回転数が負荷の大きさによらず指令信号に従
つた回転数で駆動されるオールスピードガバナー
の役目を果す。コンパレータ５ｃはスロツトルレ
バー６によつて与えられる指令信号の値が所定値
以上になると出力するようになつている。コンパ
レータ５ｃの出力、旋回操作レバー作動検出手段
１１の出力及びブーム操作レバー作動検出手段１
２の出力はAND回路５ｄに入力される。AND回
路５ｄは上記３個の出力がすべて入力されたと
き、すなわち、スロツトルレバー６によつて与え
られる指令信号が所定値以上であり、且つ旋回操
作レバー８が作動され、且つブーム操作レバー１
０がブームを上げる方向に作動されたときに、出
力して切換リレー５ｂをＢからＡに切換える。
次に第２，３図に従つて動作を説明する。最初
に切換リレー５ｂはＢ位置にある。スロツトルレ
バー６を操作すると燃料噴射ポンプ制御装置５
は、レバー６の指令した回転数でデイーゼルエン
ジン１が回転するように燃料噴出ポンプ４の噴出
燃料の量を制御する。スロツトルレバー６がコン
パレータ５ｃで設定された所定値またはそれ以上
に操作され、且つ旋回操作レバー作動検出手段１
１及びブーム操作レバー作動検出手段１２の出力
が発せられたとき、前述したごとく、AND回路
５ｄは切換リレー５ｂの位置をＢからＡに切替え
る。切換リレー５ｂがＡ位置に切換えられれば加
算器５ａには最高出力回転数設定手段７からの指
令信号が加えられ、デイーゼルエンジン１は最高
出力回転数設定手段７からの指令に従つて最高出
力回転数で駆動されることとなる。また、たとえ
ばバケツトを斜め上方に移動して法面仕上げをす
る場合に、スロツトルレバー６の操作量をコンパ
レータ５ｃの設定値より小さくすれば、旋回操作
レバー作動検出手段１１及びブーム操作レバー作
動検出手段１２の出力が発せられたとしても、切
換リレー５ｂはＢ位置のままであるから、エンジ
ン１の回転数はスロツトルレバー６で設定された
値となる。このため、油圧ポンプ２，３の吐出流
量が小さくなるから、旋回体を旋回させる油圧モ
ータ、ブームを駆動するシリンダの速度が小さく
なるので、作業スピードが小さくなるため、正確
な法面仕上げ作業を行なうことができる。
に切換リレー５ｂはＢ位置にある。スロツトルレ
バー６を操作すると燃料噴射ポンプ制御装置５
は、レバー６の指令した回転数でデイーゼルエン
ジン１が回転するように燃料噴出ポンプ４の噴出
燃料の量を制御する。スロツトルレバー６がコン
パレータ５ｃで設定された所定値またはそれ以上
に操作され、且つ旋回操作レバー作動検出手段１
１及びブーム操作レバー作動検出手段１２の出力
が発せられたとき、前述したごとく、AND回路
５ｄは切換リレー５ｂの位置をＢからＡに切替え
る。切換リレー５ｂがＡ位置に切換えられれば加
算器５ａには最高出力回転数設定手段７からの指
令信号が加えられ、デイーゼルエンジン１は最高
出力回転数設定手段７からの指令に従つて最高出
力回転数で駆動されることとなる。また、たとえ
ばバケツトを斜め上方に移動して法面仕上げをす
る場合に、スロツトルレバー６の操作量をコンパ
レータ５ｃの設定値より小さくすれば、旋回操作
レバー作動検出手段１１及びブーム操作レバー作
動検出手段１２の出力が発せられたとしても、切
換リレー５ｂはＢ位置のままであるから、エンジ
ン１の回転数はスロツトルレバー６で設定された
値となる。このため、油圧ポンプ２，３の吐出流
量が小さくなるから、旋回体を旋回させる油圧モ
ータ、ブームを駆動するシリンダの速度が小さく
なるので、作業スピードが小さくなるため、正確
な法面仕上げ作業を行なうことができる。
第４図を参照して別な実施例について説明す
る。第４図の実施例においてはレバー作動検出手
段１１ａ，１２ａとして操作レバー８または１０
の操作量に比例した信号を出力するもの、例えば
圧力検出器などが採用されている。演算器５ｅは
レバー作動検出手段１１ａ，１２ａから発せられ
る信号を、加算するか、乗算するか、或いはどち
らか大きな信号のみを選択するかして、その出力
信号を回転数設定手段７ａに印加するようになつ
ている。この回転数設定手段７ａは演算器５ｅの
出力に応じて、この出力が大となれば設定回転数
は大となり、小となれば小となるように出力信号
を切換リレー５ｂに接続する。第４図の他の符号
は前述した第２，３図で説明したものと同じであ
るから繰り返さない。第４図のように構成すれ
ば、旋回操作レバー８とブーム操作レバー１０の
操作量に応じて回転数設定手段７ａからの出力指
令信号が変化するので、これら操作レバーの操作
量に応じた適切な回転数でエンジンを運転するこ
とができるわけである。
る。第４図の実施例においてはレバー作動検出手
段１１ａ，１２ａとして操作レバー８または１０
の操作量に比例した信号を出力するもの、例えば
圧力検出器などが採用されている。演算器５ｅは
レバー作動検出手段１１ａ，１２ａから発せられ
る信号を、加算するか、乗算するか、或いはどち
らか大きな信号のみを選択するかして、その出力
信号を回転数設定手段７ａに印加するようになつ
ている。この回転数設定手段７ａは演算器５ｅの
出力に応じて、この出力が大となれば設定回転数
は大となり、小となれば小となるように出力信号
を切換リレー５ｂに接続する。第４図の他の符号
は前述した第２，３図で説明したものと同じであ
るから繰り返さない。第４図のように構成すれ
ば、旋回操作レバー８とブーム操作レバー１０の
操作量に応じて回転数設定手段７ａからの出力指
令信号が変化するので、これら操作レバーの操作
量に応じた適切な回転数でエンジンを運転するこ
とができるわけである。
なお、上述実施例においては、油圧作業機が油
圧シヨベルの場合について説明したが、本発明を
他の油圧作業機のエンジンの燃料噴射ポンプ制御
装置に適用することも可能である。また、上述実
施例においては、定容量形油圧ポンプとアクチユ
エータとを開回路で接続した場合について説明し
たが、可変容量形油圧ポンプとアクチユエータと
を閉回路で接続し、可変容量形油圧ポンプの吐出
油を制御する操作レバーによりアクチユエータを
制御する場合にも、本発明を適用することができ
る。さらに、上述実施例おいては、スロツトルレ
バー６で設定された回転数よりも高い設定回転数
を指令する手段として最高出力回転数設定手段
７、回転数設定手段７ａを用いたが、スロツトル
レバー６で設定された回転数よりも所定値だけ高
い設定回転数を指令する手段等を用いてもよい。
圧シヨベルの場合について説明したが、本発明を
他の油圧作業機のエンジンの燃料噴射ポンプ制御
装置に適用することも可能である。また、上述実
施例においては、定容量形油圧ポンプとアクチユ
エータとを開回路で接続した場合について説明し
たが、可変容量形油圧ポンプとアクチユエータと
を閉回路で接続し、可変容量形油圧ポンプの吐出
油を制御する操作レバーによりアクチユエータを
制御する場合にも、本発明を適用することができ
る。さらに、上述実施例おいては、スロツトルレ
バー６で設定された回転数よりも高い設定回転数
を指令する手段として最高出力回転数設定手段
７、回転数設定手段７ａを用いたが、スロツトル
レバー６で設定された回転数よりも所定値だけ高
い設定回転数を指令する手段等を用いてもよい。
以上説明したごとく、本発明によれば、エンジ
ンは通常は低く設定された回転数で運転され、例
えばブーム上旋回動作のように大きなエンジン出
力が要請される場合にのみエンジン回転数を上昇
させてエンジン出力を増大させてこの要請に応え
ることができるのであり、もつて燃料消費量を少
なくすることができるのである。また、スロツト
ルレバーの操作量が小さいときすなわちエンジン
の回転数を低く設定したときには、特定の操作レ
バーが操作されたとしても、エンジンの回転数が
スロツトルレバーで設定された回転数以上になる
ことがないから、作業スピードを小さくすること
ができる。すなわち、スロツトルレバーの操作量
によつて特定の操作レバーが操作されたときにエ
ンジン出力を増大させるか否かを選択することが
きる。このように、本発明の効果は顕著である。
ンは通常は低く設定された回転数で運転され、例
えばブーム上旋回動作のように大きなエンジン出
力が要請される場合にのみエンジン回転数を上昇
させてエンジン出力を増大させてこの要請に応え
ることができるのであり、もつて燃料消費量を少
なくすることができるのである。また、スロツト
ルレバーの操作量が小さいときすなわちエンジン
の回転数を低く設定したときには、特定の操作レ
バーが操作されたとしても、エンジンの回転数が
スロツトルレバーで設定された回転数以上になる
ことがないから、作業スピードを小さくすること
ができる。すなわち、スロツトルレバーの操作量
によつて特定の操作レバーが操作されたときにエ
ンジン出力を増大させるか否かを選択することが
きる。このように、本発明の効果は顕著である。
第１図は油圧シヨベルの１サイクル作業の必要
なエンジン出力を示す図、第２図は本発明装置を
備えた油圧シヨベルの油圧回路の一部を示す図、
第３図は本発明の一実施例である燃料噴射ポンプ
の制御装置のブロツク図、第４図は本発明の別の
実施例である燃料噴射ポンプの制御装置のブロツ
ク図である。 １……デイーゼルエンジン、２，３……油圧ポ
ンプ、４……燃料噴射ポンプ、５……燃料噴射ポ
ンプ制御装置、５ａ……加算器、５ｂ……切換リ
レー、５ｃ……コンパレータ、５ｄ……AND回
路、５ｅ……演算器、６……スロツトルレバー、
７，７ａ……回転数設定手段、８……旋回操作レ
バー、９……アーム操作レバー、１０……ブーム
操作レバー、１１……旋回操作レバー作動検出手
段、１２……ブーム操作レバー作動検出手段、１
３……旋回用コントロールバルブ、１４……アー
ム用コントロールバルブ、１５……ブーム用コン
トロールバルブ、Ｔ……タンク。
なエンジン出力を示す図、第２図は本発明装置を
備えた油圧シヨベルの油圧回路の一部を示す図、
第３図は本発明の一実施例である燃料噴射ポンプ
の制御装置のブロツク図、第４図は本発明の別の
実施例である燃料噴射ポンプの制御装置のブロツ
ク図である。 １……デイーゼルエンジン、２，３……油圧ポ
ンプ、４……燃料噴射ポンプ、５……燃料噴射ポ
ンプ制御装置、５ａ……加算器、５ｂ……切換リ
レー、５ｃ……コンパレータ、５ｄ……AND回
路、５ｅ……演算器、６……スロツトルレバー、
７，７ａ……回転数設定手段、８……旋回操作レ
バー、９……アーム操作レバー、１０……ブーム
操作レバー、１１……旋回操作レバー作動検出手
段、１２……ブーム操作レバー作動検出手段、１
３……旋回用コントロールバルブ、１４……アー
ム用コントロールバルブ、１５……ブーム用コン
トロールバルブ、Ｔ……タンク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 油圧ポンプの圧油により駆動される複数のア
クチユエータと、その複数のアクチユエータに対
応して設けられ、上記アクチユエータそれぞれを
制御する操作レバーとを有する油圧作業機の上記
油圧ポンプを駆動するエンジンの燃料噴射ポンプ
制御装置において、通常スロツトルレバーで設定
された回転数を指令し、上記操作レバーのうちの
特定の操作レバーが操作され、且つ上記スロツト
ルレバーの操作量があらかじめ設定された値以上
のとき、上記スロツトルレバーで設定された回転
数より高い設定回転数を指令することを特徴とす
るエンジンの燃料噴射ポンプ制御装置。 ２ 上記特定の操作レバーの操作量に応じて上記
設定回転数を変化させることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載のエンジンの燃料噴射ポンプ
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8646582A JPS58204940A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | エンジンの燃料噴射ポンプ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8646582A JPS58204940A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | エンジンの燃料噴射ポンプ制御装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32885989A Division JPH02211339A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | エンジンの燃料噴射ポンプ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58204940A JPS58204940A (ja) | 1983-11-29 |
| JPH0461171B2 true JPH0461171B2 (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=13887701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8646582A Granted JPS58204940A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | エンジンの燃料噴射ポンプ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58204940A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60189642A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-27 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 荷役車両における原動機の回転数制御装置 |
| JPS60195337A (ja) * | 1984-03-17 | 1985-10-03 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧ポンプ駆動系制御装置 |
| US4534707A (en) * | 1984-05-14 | 1985-08-13 | Caterpillar Tractor Co. | Hydrostatic vehicle control |
| JPS6111429A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-18 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 原動機と油圧ポンプを含む系の制御装置 |
| JPS6111430A (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-18 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 原動機と油圧ポンプを含む系の制御装置 |
| JPS6179831A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-23 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 自走式高所作業車のエンジン制御装置 |
| JPS6179832A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-23 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 作業車のエンジン制御装置 |
| US4942737A (en) * | 1986-10-05 | 1990-07-24 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Drive control system for hydraulic construction machine |
| JP5871612B2 (ja) * | 2011-12-26 | 2016-03-01 | 株式会社クボタ | 作業車 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5749036A (en) * | 1980-09-09 | 1982-03-20 | Furukawa Mining Co Ltd | Controlling device for revolution of prime mover |
| JPS5759038A (en) * | 1980-09-25 | 1982-04-09 | Toyota Motor Corp | Intake air flow controlling process in internal combustion engine |
| JPS5765822A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-21 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Control of driving system containing internal combustion engine and hydraulic pump |
-
1982
- 1982-05-24 JP JP8646582A patent/JPS58204940A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5749036A (en) * | 1980-09-09 | 1982-03-20 | Furukawa Mining Co Ltd | Controlling device for revolution of prime mover |
| JPS5759038A (en) * | 1980-09-25 | 1982-04-09 | Toyota Motor Corp | Intake air flow controlling process in internal combustion engine |
| JPS5765822A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-21 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Control of driving system containing internal combustion engine and hydraulic pump |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58204940A (ja) | 1983-11-29 |
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