JPH045455Y2 - - Google Patents

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JPH045455Y2
JPH045455Y2 JP1987069715U JP6971587U JPH045455Y2 JP H045455 Y2 JPH045455 Y2 JP H045455Y2 JP 1987069715 U JP1987069715 U JP 1987069715U JP 6971587 U JP6971587 U JP 6971587U JP H045455 Y2 JPH045455 Y2 JP H045455Y2
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vibration
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は直進型振動フイーダに係り、特に振動
増幅手段を有する振動フイーダに関する。
〔従来の技術〕
直進フイーダの一種として、ホツパ内に充填し
た粉粒体を振動により移動し排出する振動フイー
ダがある。
第3図によりこの直進型振動フイーダ(以下単
に「振動フイーダ」と称する)の作動を説明する
と、電磁部30に対して交流電圧を印加すること
によりこの電磁部に対しては交流電圧の周波数に
応じて断続的に電磁力が生じる。この電磁部30
に対して近接して配置された作動体31は粉粒体
を充填してあるホツパ32側に固定してあり、か
つこのホツパ32は板バネ33,34により支持
されているため、作動体31は電磁体30に生じ
る断続的な電磁力と、各板バネ33,34の弾性
により、前記交流周波数に対応して振動する。こ
の振動はホツパ32側に直接伝達され、充填して
ある粉粒体を徐々に排出する。この場合、粉粒体
の充填量が多いと、振動が減殺されて粉粒体の排
出が不良となつたり、また圧電セラミツクス等本
来振幅の小さい振動源を用いるときは振動源から
の直接の振動と、板バネによる弾性のみでは充分
な振動エネルギーを得られない場合が生じる。こ
のため考案者等は振動増幅手段を有する振動フイ
ーダの構成を別途提案している(特願昭62−
38006号)。
この構成は板バネ33,34を基台35に取り
つけ、更にその基台35をコイルバネ36や金属
ベロー等の弾性体により支持するようになつてい
る。このように構成することによりこれらコイル
バネ36や金属ベロー等で振動を増幅し良好な粉
粒体排出を行うようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のような振動増幅手段を有する振動フイー
ダは、各種試験を行つた結果非常に良好な性能を
発揮することが分かつた。しかし、この装置を秤
量装置上に載置して使用する場合には次のような
問題点がある。
先ず、振動フイーダに於ける粉粒体の移動・排
出の原理を考えてみる。第4図において、粉粒体
が排出端37aに向かつて移動するためには振動
フイーダの粉粒体充填面37に対しては特定のベ
クトルを有する振動ABが加わることが必要であ
る。即ち、充填面37に直交する方向であるYB
方向の振動であれば粉粒体は上下するだけであ
り、またXB方向の振動であれば粉粒体は充填面
をその振動に対応して往復するのみであり、何れ
の振動も粉粒体を前進させることができない。こ
の振動ABを実現するために板バネ33,34は
第3図のように傾斜して取り付けてある。この振
動ABを良好に実現するためには、前記バネ3
3,34が所定の角度で傾斜していることの他、
次の条件を満足している必要がある。
(1) 板バネ33,34を支持する基台35の質量
がホツパ部及びホツパ部に充填した粉粒体の合
計質量よりも充分に大きいこと。つまり基台3
5自体が弾性体により支持されているため、こ
の基台35が軽量であると電磁部30と作動体
31との相対的変位がこの基台35側の振動と
して吸収されてしまい、粉粒体を充填したホツ
パ側に伝達されなくなつてしまう。
(2) ホツパ部の重心G1と基台35の重心G2とを
結ぶ線分が前記振動方向ABとほぼ一致するこ
と。この線分G1・G2が振動方向ABと大幅に
食い違うと、振動が減殺されたり、反対に部分
的に増幅されたりして、ホツパ分の伝達される
振動が粉粒体排出に不適当なものとなつてしま
う。
以上の条件を満足するため、基台35は重量物
となり、しかも通常、基台部の重心は前記重心
G2よりもかなり前方(第3図の右寄り)にある
ため、通常は重心移動用に大型の重り38を基台
後部に取り付ける。このため基台部の重量は更に
大きなものとなる。この構成は、秤量装置自体を
床面に固定して使用する場合には何ら障害とはな
らない。しかしこの装置を秤量装置上に載置し
て、粉粒体の排出量を測定する場合等には問題と
なる。即ち、秤量装置上に振動フイーダを載置す
ることにより、秤量装置に対しては重り38を有
する基台を含めた振動フイーダ全体の重量が予め
加わるため、重量測定すべき粉粒体の量がその分
減少してしまう。因みに、振動フイーダと秤量装
置を別に設置し、振動フイーダから落下して来る
粉粒体の重量を秤量装置で測定するように構成す
れば、振動フイーダの重量の多少は問題とならな
くなる。然しこの構成では秤量装置から発した停
止信号により振動フイーダを停止しても落下途中
の粉粒体の量が設定量に加算されるため、粉粒体
切り出しが不正確となる。このため正確な量を切
り出すにはやはり振動フイーダを秤量装置に載置
する必要がある。この構成とすれば、秤量装置が
予め設定してある重量を測定した時点で振動フイ
ーダを停止すれば、落下途中の粉粒体量も含めた
合計量が設定量となるので切り出しの精度を向上
させることができる。従つてこの構成を採用する
限り振動フイーダの重量はできるだけ軽量である
ことが望ましい。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述した問題点を除去するために構成
したものであり、振動発生部及びホツパ部から成
る振動フイーダ本体をコイルバネ、金属ベロー等
の弾性体からなる振動増幅用弾性支持部により支
持し、更にこの振動増幅手段を含めた振動フイー
ダ全体を、振動フイーダの振動に抗して弾発する
別の弾性体であつて、好適には粉粒体の排出方向
に向かつて所定の角度で傾斜する板バネである弾
性体により支持するように構成した振動フイーダ
である。
〔作用〕
本考案は以上に説明したように、振動フイーダ
の振動に抗して弾発する弾性体によりこの振動増
幅用弾性支持部も含めて振動フイーダ本体支持部
を支持するよう構成したので、振動フイーダ本体
に於けるAB方向の振動をこの第二の弾性体で弾
発するので、質量の大きな振動フイーダ支持用基
台を特別に設けたり、重心移動用の重りを設置し
たりすることなく振動フイーダのホツパ側に振動
を充分伝達することができる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面を参考に具体的に説
明する。
第1図において、矢印1は振動フイーダ本体を
示す。この振動フイーダ本体1は側面パネル2内
に配置した振動発生部(図示せず)と板バネ3
a,3bとこれら板バネにより支持されているホ
ツパ4と、これに連設しているトラフ5とから成
つている。6はこれらの部材からなる振動フイー
ダ本体1を支持しかつ、振動フイーダ振動を増幅
する金属ベローである。なおこの支持部は前記金
属ベローの他、コイルバネ等その他の構造の弾性
体を用いてもよい(以下振動フイーダ本体の荷重
を直接支持するこの荷重支持部を「第一弾性支持
部」とする)。7は以上の弾性体の支持部を含め
て振動フイーダの荷重を支持する第二弾性支持部
たる板バネであり、所定の角度θを以て粉粒体排
出方向に傾斜している。第一弾性支持部を含めた
振動フイーダ本体はこの板バネ7上に載置され、
その全荷重をこの板バネ7が支持することにな
る。なお、板バネ7自体は床面等に強固に固定す
る。また図示の構成では板バネ7と第一弾性支持
部の支持板8との間に水平調節部材9を介在配置
することにより振動フイーダ本体のトラフ5が水
平に位置するように構成してあるが、この構成に
限定する必要はなく、支持板8を直接板バネ7に
接続して、振動フイーダ本体も前記角度θを以て
前傾させてもよい。但しこの場合は傾斜角度θ
が、充填してある粉粒体の安息角以下であること
は当然である。
なお、考案者等は各種粉粒体を用いて排出試験
を行つた結果、粉粒体の種類にもよるが、この傾
斜角θは約10°〜15°が適当であることを確認し
た。またθを0°、つまり水平に配置しても、前記
傾斜角を付けた場合よりもやや性能は低下するも
のの、ほぼ満足すべき効果を発揮することも確認
できた。
以上の構成において、特定の周波数で交流電圧
Eを印加すると、振動発生部の作動及び板バネ3
a,3bの弾性によりAB方向に対する振動が発
生する。この振動は振動フイーダ本体1の下部に
位置する第一弾性支持部6により増幅されてホツ
パ4及びこれに連設するトラフ5側に伝達され
る。この場合第二弾性支持部である板バネ7は、
AB方向の振動により生じる応力に反発する。
つまりこの構成では板バネ7の弾性が、従来構
成の基台及びその基台に設けた重りの役目を果た
し、振動ABに対抗する。即ち、振動ABに抗し
て弾性する板バネ7により板バネ7以降の振動フ
イーダ支持部が恰も大きな質量を有する場合と同
様に作用し、発生した振動の殆どはホツパ4側に
伝達されることになる。また板バネ7自体が自己
の弾性により前記振動を増幅する作用も果たすた
め粉粒体の排出は非常に良好に行える。
以上の結果、重量物である基台部、及びこの基
台部に取り付ける重りが不要となるため、振動フ
イーダ全体の重量は大幅に低下し、特に秤量装置
に載置する場合には極めて都合が良い。
第2図は、荷重測定部を振動フイーダ本体に対
して一体的に取り付けた構成を示す。
符号10は秤量部を構成するロードセルであ
り、第二弾性支持部である板バネ7をこのロード
セル10に対して、前述と同様の傾斜角θを以て
片持ち型に接続している。なお電源コード支持部
11はこのロードセル10とは全く独立に配置し
てあり、振動フイーダ本体側の荷重は板バネ7を
介してこのロードセル10に全て伝達される。1
2はこのロードセル10を含めた全荷重を支持す
る支持体である。
以上の構成において振動フイーダ本体1、この
振動フイーダ本体1を支持する第一弾性支持部
6、更にこれらを支持する板バネ7の荷重の全て
はロードセル10に対して伝達されることにな
る。この場合、板バネ7自体は第3図に示す基台
35及び重り38に比較して遥かに軽量であるた
め、ロードセルに対して予め加わる死荷重(秤量
に関与しない振動フイーダ等の荷重)を大幅に低
減でき、ロードセルの分解能を高めることができ
る。
以上本考案の構成を前傾する板バネに対して振
動フイーダ本体を、水平に配置する構成を以て示
したが、この構成に限るものではなく、前述の如
く板バネ7に対して第一弾性支部の支持板8を直
接密着しさて、振動フイーダー全体を前記角度θ
を以て前傾させるように配置してもよし、また板
バネの傾斜角を0°としてもほぼ所定の効果を発揮
できる。
〔効果〕
本考案は以上に説明したように、第二弾性支持
部により第一弾性支持部も含めて振動フイーダ本
体を支持するよう構成したので、振動フイーダ本
体に対して加えられる振動をこの第二弾性支持部
で弾発するので、質量の大きい振動フイーダ支持
用基台を特別に設けたり、重心移動用の重りを設
置したりすることなく振動フイーダのホツパ側に
振動を良好に伝達することができ、装置全体を非
常に軽量に形成することが可能で、等に秤量装置
上に振動フイーダを載置する構造に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一の実施例を示す振動フイ
ーダの側面図、第2図は第2の実施例を示す振動
フイーダの側面図、第3図は本考案に先行して出
願する振動フイーダの側面概略図、第4図は粉粒
体の移動状態を示す概念図である。 1……振動フイーダ本体、4……ホツパ部、6
……第一弾性支持部、7……板バネ(第二弾性支
持部)、10……ロードセル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直進型振動フイーダ本体の下部に、この振動
    フイーダ本体を支持しかつその振動を増幅する
    第一弾性支持部を配置し、この第一弾性支持部
    の下部には振動フイーダ本体の振動に抗して弾
    発する第二弾性支持部を更に配置し、この第二
    弾性支持部は、粉粒体の排出方向に向かつて斜
    めに形成したこを特徴とする振動増幅型振動フ
    イーダ。 (2) 前記第二弾性支持部を板バネとし、かつこの
    板バネをロードセルに対して片持に取り付け、
    振動フイーダ本体とロードセルとを一体化した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の振動増幅型振動フイーダ。
JP1987069715U 1987-05-12 1987-05-12 Expired JPH045455Y2 (ja)

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JP1987069715U JPH045455Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

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JP1987069715U JPH045455Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

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JPS63180613U JPS63180613U (ja) 1988-11-22
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59158719A (ja) * 1983-02-25 1984-09-08 Shinko Electric Co Ltd 振動部品供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57169718U (ja) * 1981-04-17 1982-10-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59158719A (ja) * 1983-02-25 1984-09-08 Shinko Electric Co Ltd 振動部品供給装置

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JPS63180613U (ja) 1988-11-22

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