JPH0452482A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、密閉容器内に電動要素と圧縮要素とを、弾
力的に支持させた圧縮機を、冷媒回路中に設けた冷蔵庫
におけるその低騒音対策に関するものである。

［従来の技術］ 第３図は例えば特開平１−１０７０７７号公報に示され
た従来の冷蔵庫の冷媒回路図であり、図において（１）
は高圧シェルを有する圧縮機、（２）は凝縮器、（３）
は絞り部、（４）は蒸発器、（５）はアキュムレータ、
（６）はマフラー、（７）はこのマフラー（６）と圧縮
機（１）とを接続する冷媒吸入配管、（８）は圧縮機（
１）と凝縮器（２）とを接続する冷媒吐出配管である。

第４図は上記圧縮機の垂直断面図であり、図において（
９）は密閉容器、　（１０）は中吊りばね、（１１）は
冷媒の吐出管、（１２）は内部容器、（１３）はクラン
ク軸、（１４）はロータ、（１５）はステータ、（１６
）はシリンダ、（１７）は外軸受、（１８）は内軸受、
（１９）は冷媒の吸入管である。また（１０１）は圧縮
要素、（１０２）は電動要素である。

上記構成において電動要素（１０２）で発生した回転力
は、クランク軸（１３）を介して圧縮要素（１０１）に
伝えられ、可撓性を有する冷媒の吸入管（１９）を介し
てシリンダ（１６）内へ吸入された冷媒を圧縮する。圧
縮された冷媒は上記吸入管よりばね定数の大きな吐出管
（１１）を介して上記冷媒回路中に吐出される。

この際電動要素および圧縮要素より発生した振動は、上
記の中吊りばね（１０）および吐出管（１１）により低
減される。なお上記の吸入管（１９）は可撓性を有し、
上記中吊りばね（１０）や吐出管（１１）のばね定数よ
り小さなばね定数を有するため、上記中吊りばね（１０
）および吐出管（１１）による防振効果に与える悪影響
はない。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の圧縮機は以上のように構成され、これが冷媒回路
中の冷媒吸入配管（７）と冷媒吐出配管（８）との間に
設けられているので、冷媒の吐出時におけるその振動が
減少することなく冷媒吐出配管（８）へ伝達され、騒音
が大きくなるという問題点があった・ この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、少なくとも圧縮機に接続された冷媒回路中の冷媒吐
出配管に対し、冷媒の吐出時の振動を減衰させるための
マフラーを付設させて冷蔵庫本体から放出される騒音を
低減させることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る冷蔵庫では、圧縮機の内装品を弾力的に
支持する役目の一半を荷う冷媒の吐出管に接続されてい
る冷媒回路中の少なくとも冷媒吐出配管にマフラーを付
設している。

［作　用コ この発明における冷蔵庫では、圧縮機から冷媒吐出配管
に伝達される冷媒の吐出時の振動が、この冷媒吐出配管
に付設されたマフラーにより減衰される。

［実施例コ 以下この発明の一実施例について説明する。すなわち第
１図において第３図および第４図のものと同一個所には
同一符号を付してその重複説明は省略することにするが
、この発明の冷蔵庫においては、特に圧縮機（１）の内
装品を弾力的に支持する役目の一半を荷う冷媒の吐出管
（１１）が接続される冷媒回路中の冷媒吐出配管（８）
に、マフラー（２０）を付設させて圧縮機（１）から冷
媒吐出配管（８）に伝達される吐出冷媒による振動を低
減させている点に特徴を有するものである。

したがってこの発明の冷蔵庫では圧縮機（１）内の圧縮
要素で圧縮された冷媒は内装の吐出管（１１）を介して
冷媒回路中の冷媒吐出配管（８）に直接吐出されるため
、吐出冷媒による振動もそのまま冷媒吐出配管（８）に
伝達されることになるが、この冷媒吐出配管（８）に設
けたマフラー（２０）により減衰されて冷蔵庫本体に伝
達される振動が低減され騒音が抑制されることになる。

また第２図は冷媒回路中の冷媒吸入配管（７）にもマフ
ラー（６）を付設したこの発明の他の実施例を示す冷媒
回路図である。すなわち圧縮機（１）内に設けられた冷
媒の吸入管（１９）は可撓性のものであり、上記吐出管
（１１）のように内装品の弾力支持の役目をするもので
はなく、また冷媒の吸入時における振動も小さいもので
はあるが、皆無ではないのでそれが冷媒回路中の冷媒吸
入配管（７）に伝達された場合の騒音を低減するように
同様のマフラー（６）を付設させているものである。

［発明の効果］ この発明の冷蔵庫は以上のように構成されているので、
圧縮機に生じた冷媒の特に吐出時の振動の冷媒回路中の
冷媒吐出配管への伝達による騒音を、この冷媒吐出配管
に設けたマフラーで低減でき、また冷媒の吸入時の振動
による騒音も冷媒吸入配管にマフラーを付設することに
より低減できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の冷蔵庫の一実施例を示す冷媒回路図
、第２図はこの発明の他の実施例を示す冷媒回路図、第
３図は従来の冷蔵庫を示す冷媒回路図、第４図はこの発
明のものを含めた従来の圧縮機を示す垂直断面図である
。 なお図中（１）は圧縮機、（７）は冷媒吸入配管、（８
）は冷媒吐出配管、（１０）は中吊りばね、（１１）は
吐出管、（２０）はマフラー、（１０１）は圧縮要素、
（１０２）は電動要素である。 その他図中同−符号は同一部分を示すものとす第 １′Ｘ１ 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮要素とこれを駆動する電動要素とを中吊りばねと、
   上記圧縮要素に接続した冷媒の吐出管とによって密閉容
   器内に弾力的に支持させて成る圧縮機を冷媒回路中に設
   けた冷蔵庫において、上記圧縮機に接続された冷凍回路
   中の冷媒吸入配管と冷媒吐出配管のうちの少なくとも冷
   媒吐出配管に、冷媒の吐出時の振動を低減させるための
   マフラーを設けたことを特徴とする冷蔵庫。