JPH09138035A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH09138035A
JPH09138035A JP7296745A JP29674595A JPH09138035A JP H09138035 A JPH09138035 A JP H09138035A JP 7296745 A JP7296745 A JP 7296745A JP 29674595 A JP29674595 A JP 29674595A JP H09138035 A JPH09138035 A JP H09138035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
muffler
vibration
refrigerator
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP7296745A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikutomo Umeoka
郁友 梅岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Publication of JPH09138035A publication Critical patent/JPH09138035A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫等に使用されるマフラーにおいて、冷
媒の圧力脈動を減衰させると共に、振動伝達も減衰させ
ることができ、効果的に騒音低減を図った冷蔵庫を提供
することを目的とする。 【解決手段】 マフラー6のマフラー胴体17をフレキ
シブルなもので形成し、両端を冷媒入口配管15と、冷
媒出口配管16とで接続することにより、圧力脈動の減
衰と、配管振動伝達の防止が図れ、より低騒音の冷蔵庫
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫の冷凍装置に
関するもので、特に低騒音化を図る目的で冷媒回路中に
使用されるマフラーに関し、圧力脈動の減衰のほか、振
動伝達防止および、安定した冷媒循環量の確保を図った
高機能マフラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫は大型化しており、吸熱量
の増大に伴い、圧縮機の能力は増大している。従って、
圧縮機の気筒容積が大きくなり騒音が増大していた。特
に、圧縮機から吐出される冷媒の圧力脈動に起因する騒
音が増大し、問題となっていた。
【0003】そこで、従来から例えば、特開平4−52
482号公報に示されているような冷蔵庫の冷媒回路中
の吐出冷媒配管にマフラーを設置する構造が提案されて
いる。
【0004】以下、従来の冷蔵庫の一例について、図6
を参照しながら説明する。図6は冷蔵庫の冷媒回路図を
示しており、図6において、101は圧縮機、102は
凝縮器、103は絞り部、104は蒸発器、105はア
キュームレータ、106は圧縮機101に接続されてい
る冷媒吸入配管、107は冷媒吐出配管である。108
は、冷媒吐出配管に設けられたマフラーである。
【0005】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。まず、圧縮機101の冷媒の
圧縮作用に伴い、冷媒吐出配管107に圧力脈動を伴っ
た冷媒が吐出される。次にマフラー108にこの吐出冷
媒が導かれ、マフラー108により冷媒の圧力脈動が減
衰される。
【0006】これにより、吐出圧力脈動に起因して冷蔵
庫本体に伝達していた振動、及び配管振動音等が低減さ
れ、冷蔵庫騒音が抑制される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、マフラー108を設けることで、圧力脈
動は減衰するが、圧縮機1から伝達してきた振動伝達成
分は減衰できない、むしろマフラー108を設けたため
に、余計な固有振動モードが発生し、配管共振や振動伝
達の増幅による騒音の増大を招く問題があった。
【0008】また、フレキシブル配管をマフラーに接続
した場合、フレキシブル配管が変形し、マフラー6内で
の冷媒入口から冷媒出口まで冷媒の流れがスムーズに流
れず、冷媒循環量を減少させ冷却システム効率を悪化さ
せるという問題があった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、冷媒の圧力脈
動を減衰させるほか、振動伝達成分を減衰させると共
に、安定した冷媒循環量を確保するマフラーの高機能化
を図り、低騒音で、安定した冷却システム効率を確保し
た冷蔵庫を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫は、冷媒回路中に設けられたマフラー
において、マフラー胴体をフレキシブルなもので形成
し、両端を配管で接続したものである。
【0011】これにより、圧力脈動を減衰させると共
に、振動伝達を防止することができ、より低騒音化を図
った冷蔵庫が得られる。
【0012】また、マフラーの入口または出口をフレキ
シブル配管で継接させ、マフラーへの冷媒入口面積より
冷媒出口面積を大きくした構成としたものである。
【0013】これにより、低騒音で、安定した冷却シス
テム効率を確保した冷蔵庫が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、冷媒回路中に設けられたマフラーにおいて、マフラ
ー胴体をフレキシブルなもので形成し、両端を配管で接
続したものであり、圧縮機からマフラーへ伝達してきた
振動成分をマフラーの胴体部の振動減衰効果により、マ
フラー以降への振動伝達を減衰させ、圧力脈動はマフラ
ーの消音効果により減衰させるという作用を有する。
【0015】請求項2に記載の発明は、マフラーの入口
または出口をフレキシブル配管で継接させ、マフラーへ
の冷媒入口面積より冷媒出口面積を大きくした構成とし
たものであり、振動減衰と圧力脈動を減衰させると共
に、フレキシブル配管が変形しても、マフラーの冷媒出
口からの確実な冷媒の吸い込みが可能となり、冷媒循環
量の減少を抑制させるという作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図3は冷媒回路図を示し、図3におい
て1は圧縮機、2は凝縮器、3は絞り部、4は蒸発器、
5はアキュームレータ、6はマフラー、7は放熱用コン
デンサである。8は圧縮機1に接続する冷媒吸入配管
で、9は冷媒吐出配管である。
【0017】図2は機械室の平面図を示し、図2におい
て10は冷蔵庫本体であり、冷蔵庫本体10の後方底部
に区画された機械室11内に前記圧縮機1、アキューム
レータ5、マフラー6、放熱用コンデンサ7、冷媒吸入
配管8、冷媒吐出配管9が設置されている。
【0018】さらに、機械室11内には、放熱用コンデ
ンサ7を強制冷却する送風機12と、ドレン水を貯溜し
蒸発させる蒸発皿13が設けられている。
【0019】冷媒吐出配管9は、マフラー6を介し蒸発
皿13に至り、一旦、支持部14により弾性支持された
後、放熱用コンデンサ7に接続され、その後冷蔵庫本体
10に埋設されている。
【0020】図1はマフラーの斜視図を示しており、図
1において15はマフラー6の冷媒入口配管で、16は
マフラー6の冷媒出口配管である。
【0021】マフラー6はジャバラ状のフレキシブル胴
体17で形成されている。図中の矢印Aは冷媒の流れを
示し、矢印Bは振動伝播を示している。
【0022】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。圧縮機1の冷媒圧縮作用で冷
媒吸入配管8より、圧縮機1へ吸入された冷媒は圧縮さ
れ、圧力脈動を伴いながら冷媒吐出配管9から吐出す
る。
【0023】その後、冷媒入口配管15を通りマフラー
6内に導かれ、マフラー6の消音効果により、圧力脈動
が減衰され、冷媒出口配管16からマフラー6以降の他
の冷凍機器に冷媒は導かれる。
【0024】次に、矢印Bで示される振動伝播について
説明する。圧縮機1から冷媒吐出配管を経由して伝達し
てくる振動は、冷媒入口配管15に伝達し、フレキシブ
ル胴体17を加振する。これに従いフレキシブル胴体1
7は大きく振動し、このときの振動減衰効果により、振
動は減衰され、冷媒出口配管16には殆ど振動が伝播さ
れることがなくなる。
【0025】これにより、圧力脈動及び振動に起因する
冷蔵庫騒音を低減することができる。 (実施の形態2)実施の形態1と同一構成については、
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0026】図4はマフラー構造図を表し、図4におい
て18はマフラー胴体で通常の円筒状の銅管等で形成さ
れている。19はジャバラ状のフレキシブル配管で冷媒
吐出配管9とマフラー胴体18に接続されている。20
は冷媒出口配管であり、マフラー胴体18と、フレキシ
ブル配管19と、冷媒出口配管20とでマフラー21を
構成している。
【0027】また、19aはマフラー21内への冷媒入
口面積を示し、20aは冷媒出口面積を表している。こ
こで、冷媒出口面積20aは冷媒入口面積19aより大
きい関係になっている。
【0028】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。まず、矢印Bで示している振
動伝播は、フレキシブル配管19の振動減衰効果により
減衰され、マフラー胴体18への振動伝達が減少し、従
って、冷媒出口配管20への振動伝達も減少し、振動成
分による騒音が低減される。
【0029】次に、矢印Aで示している冷媒の流れにつ
いて説明する。マフラー21の構造が図4のような状態
であれば、フレキシブル配管19から流出する冷媒は冷
媒出口配管20へスムーズに吸い込まれて行き問題はな
い。
【0030】しかし、図5はフレキシブル配管挙動時の
マフラー構造図を示し、図5に示すようにフレキシブル
配管19は柔軟な特性から、加振の大きさや方向によっ
てフレキシブル配管17が大きく変形するときがある。
【0031】このとき、マフラー21内に導かれた冷媒
は冷媒入口面積19aから真直ぐに冷媒出口面積20a
に向かわず、図1に示すマフラー構造では満足に冷媒を
吸い込むことができず、大きな損失を受け冷媒循環量が
減少することがあった。
【0032】そこで、図5に示すように冷媒入口面積1
9aより冷媒出口面積20aを大きくすることで、フレ
キシブル配管17が大きく変形しようとも、冷媒出口面
積20aで冷媒入口面積19aから冷媒の直接の流れを
確実に吸い込むことができ、冷媒循環量の減少を抑制す
ることができる。
【0033】これにより、安定した冷媒循環量を確保す
ることができる。さらに、圧力脈動については実施の形
態1と同様にマフラー21の消音効果により圧力脈動は
減衰される。
【0034】以上のことから、圧力脈動及び、振動に起
因する冷蔵庫騒音を低減できると共に、冷却システムへ
の安定した冷媒の供給を図ることができる。
【0035】尚、以上の説明ではマフラー21の冷媒入
口側にフレキシブル配管19を設けているが、冷媒出口
側にフレキシブル配管を設けても同様の効果が得られる
ものである。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、冷媒の圧
力脈動を減衰させると共に、振動伝達をも防止できる。
【0037】また、冷媒の圧力脈動及び、振動伝達を減
衰できると共に、冷却システムへの安定した冷媒の供給
を行うことができる。
【0038】これにより、安定した冷却システム効率を
図れると共に、効果的に冷蔵庫の低騒音化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷蔵庫を示すマフ
ラー斜視図
【図2】同冷蔵庫の機械室の平面図
【図3】同冷蔵庫の冷媒回路図
【図4】本発明の実施の形態2による冷蔵庫を示すマフ
ラーの断面図
【図5】同冷蔵庫のフレキシブル配管挙動時のマフラー
の断面図
【図6】従来における冷蔵庫の冷媒回路図
【符号の説明】
1 圧縮機 6 マフラー 9 冷媒吐出配管 15 冷媒入口配管 16 冷媒出口配管 17 フレキシブル胴体 18 マフラー胴体 19 フレキシブル配管 19a 冷媒入口面積 20 冷媒出口配管 20a 冷媒出口面積 21 マフラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒回路中に設けられたマフラーにおい
    て、マフラー胴体をフレキシブルなもので形成し、両端
    を配管で接続したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 マフラーの入口または出口をフレキシブ
    ル配管で継接させ、マフラーへの冷媒入口面積より冷媒
    出口面積を大きくした構成とすることを特徴とする請求
    項1記載の冷蔵庫。
JP7296745A 1995-11-15 1995-11-15 冷蔵庫 Pending JPH09138035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7296745A JPH09138035A (ja) 1995-11-15 1995-11-15 冷蔵庫

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JP7296745A JPH09138035A (ja) 1995-11-15 1995-11-15 冷蔵庫

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JPH09138035A true JPH09138035A (ja) 1997-05-27

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JP (1) JPH09138035A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020060488A (ko) * 2001-01-11 2002-07-18 구자홍 압축기의 냉매 토출 장치
WO2013043248A1 (en) * 2010-09-14 2013-03-28 Quantum Design, Inc. Vacuum isolated multi-well zero loss helium dewar

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