JPH0452462Y2 - - Google Patents

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JPH0452462Y2
JPH0452462Y2 JP4486687U JP4486687U JPH0452462Y2 JP H0452462 Y2 JPH0452462 Y2 JP H0452462Y2 JP 4486687 U JP4486687 U JP 4486687U JP 4486687 U JP4486687 U JP 4486687U JP H0452462 Y2 JPH0452462 Y2 JP H0452462Y2
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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、スロツトル弁のフアーストアイドル
開度を定めるためのカムを一体に有するカムレバ
ーが気化器本体に回動自在に枢支され、雰囲気温
度の変化に応動する感温作動手段の駆動軸に当接
させる方向に前記カムレバーがばね付勢され、カ
ムレバーに連動するセクタギヤに噛合した被動ギ
ヤと、チヨーク弁を有して気化器本体に回動自在
に支承されたチヨーク弁軸との間にねじりばねが
介装される気化器の自動チヨーク弁装置に関す
る。
(2) 従来の技術 従来、かかる装置は、たとえば特開昭54−
40932号公報により公知である。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが上記従来のものでは、カムレバーにセ
クタギヤが一体に設けられるとともに、チヨーク
弁と被動ギヤとがねじりばねを介して連結されて
おり、カムレバーが回動するのに応じてセクタギ
ヤを介して被動ギヤを回動せしめ、さらにねじり
ばねを介してチヨーク弁を回動するようにしてい
る。このため、チヨーク弁軸および被動ギヤ間の
ねじりばねには初期トルクが作用しておらず、し
たがつてチヨーク弁開度が不安定となり、適正な
チヨーク特性を得るためのセツテイングが困難で
ある。また感温作動手段がチヨーク弁全開以上の
オーバーストロークを生じたときには、前記ねじ
りばねには、そのねじり状態を解除する方向の力
が作用して好ましくない。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、チヨーク弁の開度を安定化させるととも
に、感温作動手段のオーバーストロークが被動ギ
ヤに作用することを回避し得るようにした気化器
の自動チヨーク装置を提供することを目的とす
る。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、気化器本体に固設された支軸
には、カムレバーと、支軸まわりのチヨーク弁開
弁回動方向に沿う後方側からカムレバーに当接可
能であつてセクタギヤを一体に有するギヤレバー
とが相対回動可能に支承され、カムレバーおよび
気化器本体間にはカムレバーを感温作動手段に当
接させる方向のばね力を発揮する第1ばねが介装
され、カムレバーおよびギヤレバー間にはそれら
を相互に当接させる方向のばね力を発揮する第2
ばねが介装され、チヨーク弁軸には、相対回動自
在にして被動ギヤが嵌挿されるとともに、チヨー
ク弁軸まわりのチヨーク弁開弁回動方向に沿う前
方側から被動ギヤに当接可能な当接板が固設さ
れ、被動ギヤおよび当接板間には両者を当接させ
る方向のばね力を発揮するねじりばねが介装され
る。
(2) 作用 上記構成によれば、ねじりばねは、被動ギヤお
よび当接板を当接させる状態で初期トルクを与え
られており、したがつてチヨーク弁の開度が安定
化する。また感温作動手段のオーバーストローク
時にはカムレバーのみが回動し、被動ギヤにオー
バーストロークによる力が作用することはない。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、気化器本体2の
下部にフロート室体3が結合されて成る気化器1
には、気化器本体2に回動自在に支承されたチヨ
ーク弁軸4の回動位置を、雰囲気温度に応じて自
動的に定めるための自動チヨーク装置5が付設さ
れる。
第2図および第3図を併せて参照して、自動チ
ヨーク装置5は、感温作動手段6と、感温作動手
段6により回動駆動されるカムレバー7と、該カ
ムレバー7に連動するギヤレバー8と、気化器本
体2およびカムレバー7間に介装される第1ばね
9と、カムレバー7およびギヤレバー8間に介装
される第2ばね10と、ギヤレバー8に連動、連
結される被動ギヤ11と、チヨーク弁軸4に固設
される当接板12と、被動ギヤ11および当接板
12間に介装されるねじりばね13とを備える。
またチヨーク弁軸4には、チヨーク弁14が偏心
して固着される。
感温作動手段6は、その内部に収容したシリコ
ーン油などが雰囲気温度の上昇・降下に応じて膨
脹・収縮することにより、駆動軸15を突出・後
退させるべく構成されており、従来周知のもので
ある。この感温作動手段6は、駆動軸15の先端
を下方に向けて気化器本体2に取付けられる。
感温作動手段6の下方で、気化器本体2には、
支軸16が突設されており、この支軸16により
カムレバー7およびギヤレバー8が相対回動自在
にして支承される。すなわち支軸16の中間部に
嵌着した止め輪17を境にして、支軸16の先端
側には第1円筒体18が回動自在に支承され、止
め輪17および気化器本体2間で支軸16に第2
円筒体19が回動自在に支承される。第1円筒体
18にはカムレバー7が固着され、第2円筒体1
9にはギヤレバー8が固着される。
カムレバー7には、図示しないスロツトル弁の
フアーストアイドル開度を定めるためのカム20
が一体に設けられる。すなわち前記スロツトル弁
を固着して気化器本体2に回動自在に支承された
スロツトル弁軸21には、カムホロア22を有す
るレバー23が連結されており、カムホロア22
に当接してスロツトル弁のフアーストアイドル開
度を定めるべくカム20がカムレバー7に一体に
設けられる。さらにスロツトル弁軸21には、従
来周知のダツシユポツト装置24が連結される。
カムレバー7には、感温作動手段6における駆
動軸15の下方位置に延びる当接腕部25が一体
に設けられており、この当接腕部25の先端には
駆動軸15の先端に当接するねじ部材26が進退
自在に螺合される。また第1ばね9は、第2円筒
体19を囲繞してカムレバー7および気化器本体
2間に介装されるねじりばねであり、ねじ部材2
6が駆動軸15に当接する方向にカムレバー7を
付勢する。
ギヤレバー8には、被動ギヤ11に噛合するセ
クタギヤ27が一体に設けられる。しかもこのギ
ヤレバー8には、支軸16の軸方向に延びる腕部
28が一体に設けられ、カムレバー7には、支軸
16まわりのチヨーク弁開弁回動方向29に沿う
前方で腕部28に対向する当接部30が一体に設
けられる。しかも腕部28には当接部30に当接
し得るねじ部材31が進退自在に螺合されてお
り、したがつてギヤレバー8は、前記チヨーク弁
開弁回動方向29に沿う後方側からカムレバー7
に当接可能である。また第2ばね10は、第1円
筒体18を囲繞してカムレバー7およびギヤレバ
ー8間に介装されるねじりばねであり、第1ばね
9よりも小さなセツト荷重で、両レバー7,8を
相互に当接させる方向のばね力を発揮する。
気化器本体2から突出した部分でチヨーク弁軸
4には、セクタギヤ27に噛合する被動ギヤ11
が相対回動自在に嵌挿される。また、チヨーク弁
軸4の外端には、当接板12が固定されており、
被動ギヤ11および当接板12には、相互に対向
して当接する対向当接部32,33が一体に設け
られる。しかも当接板12に設けた対向当接部3
3は、チヨーク弁軸4まわりのチヨーク弁開弁回
動方向34に沿う前方側から、被動ギヤ11の対
向当接部32に当接すべく配設される。
またねじりばね13は、被動ギヤ11および当
接板12間に介装されており、セツト荷重を比較
的小さく設定されて、両対向当接部32,33を
相互に当接させる方向のばね力を発揮する。
さらに、チヨーク弁軸4には、チヨーク弁14
の閉弁時に当接板12に当接可能な作動レバー3
5が相対回動自在に装着されており、この作動レ
バー35には、従来周知の完爆アクチユエータ3
6が連結される。
次にこの実施例の作用について説明すると、感
温作動手段6が雰囲気温度の上昇に応じて突出作
動することにより、カムレバー7が第1ばね9の
ばね力に抗してチヨーク弁開弁回動方向29に向
けて駆動軸15により押圧回動される。この際、
ギヤレバー8は第2ばね10により回動付勢され
ており、腕部28に螺合したねじ部材31が当接
部30に当接しているのでカムレバー7の回動に
伴つて回動し、セクタギヤ27により被動ギヤ1
1がチヨーク弁開弁回動方向34に向けて回動す
る。しかも被動ギヤ11の対向当接部32に当接
板12の対向当接部33がねじりばね13により
当接せしめられているので、当接板12すなわち
チヨーク弁軸4が被動ギヤ11の回動に応じて回
動し、チヨーク弁14が雰囲気温度に応じた開度
に開弁駆動される。
このチヨーク弁14の開弁時に、被動ギヤ11
および当接板12間に介装されているねじりばね
13は、対向当接部32,33を相互に当接させ
るだけの初期トルクを与えられているので、チヨ
ーク弁14の開度がねじりばね13の初期トルク
により安定的に保持される。
またチヨーク弁14の全開時に感温作動手段6
のオーバーストロークが生じた場合を想定する。
このとき、チヨーク弁14は気化器本体2に設け
た吸気道(図示せず)に接触してそれ以上の回動
を阻止されており、したがつて被動ギヤ11およ
びその被動ギヤ11に噛合したセクタギヤ27も
それ以上の回動動作を阻止されている。かかる状
態で感温作動手段6にオーバーストロークが生じ
ると、カムレバー7は、第1および第2ばね9,
10のばね力に抗してチヨーク弁開弁回動方向2
9に回動し、ギヤレバー8の腕部28に螺合した
ねじ部材31が当接部30から離反する。したが
つてチヨーク弁14全開時に感温作動手段6にオ
ーバーストロークが生じても、ギヤレバー8はさ
らに回動駆動されることはなく、ねじりばね13
に無理な力が加わることもない。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、気化器本体に固
設された支軸には、カムレバーと、支軸まわりの
チヨーク弁開弁回動方向に沿う後方側からカムレ
バーに当接可能であつてセクタギヤを一体に有す
るギヤレバーとが相対回動可能に支承され、カム
レバーおよび気化器本体間にはカムレバーを感温
作動手段に当接させる方向のばね力を発揮する第
1ばねが介装され、カムレバーおよびギヤレバー
間にはそれらを相互に当接させる方向のばね力を
発揮する第2ばねが介装され、チヨーク弁軸に
は、相対回動自在にして被動ギヤが嵌挿されると
ともに、チヨーク弁軸まわりのチヨーク弁開弁回
動方向に沿う前方側から被動ギヤに当接可能な当
接板が固設され、被動ギヤおよび当接板間には両
者を当接させる方向のばね力を発揮するねじりば
ねが介装されるので、ねじりばねに初期トルクを
与えてチヨーク弁の開度を安定化させることがで
きるとともに、感温作動手段のオーバーストロー
クが生じたときに、ギヤレバーを停止させたまま
としてねじりばねに無理な力が加わるのを回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は気化器の全体側面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は自動チヨーク装置の拡大
斜視図である。 1……気化器、2……気化器本体、4……チヨ
ーク弁軸、5……自動チヨーク装置、6……感温
作動手段、7……カムレバー、8……ギヤレバ
ー、9……第1ばね、10……第2ばね、11…
…被動ギヤ、12……当接板、13……ねじりば
ね、14……チヨーク弁、16……支軸、20…
…カム、27……セクタギヤ、29……支軸まわ
りのチヨーク弁開弁回動方向、34……チヨーク
弁軸まわりのチヨーク弁開弁回動方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スロツトル弁のフアーストアイドル開度を定め
    るためのカムを一体に有するカムレバーが気化器
    本体に回動自在に枢支され、雰囲気温度の変化に
    応動する感温作動手段の駆動軸に当接させる方向
    に前記カムレバーがばね付勢され、カムレバーに
    連動するセクタギヤに噛合した被動ギヤと、チヨ
    ーク弁を有して気化器本体に回動自在に支承され
    たチヨーク弁軸との間にねじりばねが介装される
    気化器の自動チヨーク弁装置において、気化器本
    体に固設された支軸には、カムレバーと、支軸ま
    わりのチヨーク弁開弁回動方向に沿う後方側から
    カムレバーに当接可能であつてセクタギヤを一体
    に有するギヤレバーとが相対回動可能に支承さ
    れ、カムレバーおよび気化器本体間にはカムレバ
    ーを感温作動手段に当接させる方向のばね力を発
    揮する第1ばねが介装され、カムレバーおよびギ
    ヤレバー間にはそれらを相互に当接させる方向の
    ばね力を発揮する第2ばねが介装され、チヨーク
    弁軸には、相対回動自在にして被動ギヤが嵌挿さ
    れるとともに、チヨーク弁軸まわりのチヨーク弁
    開弁回動方向に沿う前方側から被動ギヤに当接可
    能な当接板が固設され、被動ギヤおよび当接板間
    には両者を当接させる方向のばね力を発揮するね
    じりばねが介装されることを特徴とする気化器の
    自動チヨーク装置。
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JPS63151952U JPS63151952U (ja) 1988-10-05
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