JPH0451690A - テレビ会議録画制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 テレビ会議の状況を録画するテレビ会議録画制御方式に
関し、 テレビ会議の状況を１台の録画装置により録画すること
を目的とし、 テレビカメラと、他局の画像信号を加えて表示するテレ
ビモニタと、１台の録画装置と、送受信制御部と、話者
検出信号により前記テレビカメラを制御する話者検出部
とを備えた会議室間を、回線を介して接続したテレビ会
議システムに於いて、前記録画装置に加える画像信号を
切替える切替部を設け、該切替部を前記話者検出信号に
より制御し、自局の画像信号と他局の画像信号とを切替
えて、話者が含まれる画像信号を前記録画装置に加えて
録画するように構成した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、テレビ会議の状況を録画するテレビ会議録画
制御方式に関するものである。

テレビカメラとテレビモニタとを会議室に設置し、相手
会議室のテレビカメラで撮像した画像信号を受信してテ
レビモニタにより表示し、遠隔地の会議室間で会議を行
うテレビ会議システムに於いて、そのテレビ会議の状況
を記録しておくことが要望されている。

〔従来の技術］ テレビ会議システムに於ける会議室には、例えば、第６
図に示すように、旋回台４０上のテレビカメラ４１と、
テレビモニタ４２と、会議参加者４４−１〜４４−５が
座るテーブル上の複数のマイクロホン４３−１〜４３−
３とが備えられている。マイクロホン４３−１〜４３−
３はミキシングを行う音声ミキサ４６と話者検出部４８
とに接続され、音声ミキサ４６によりミキシングされた
音声信号は、音声処理部４７により例えばディジタル信
号に変換され、送受信制御部４９に加えられる。

又話者検出部４８は、各会議参加者４４−１〜４４−５
と１対１にマイクロホンが設置されている場合、出力信
号レベルが最大となるマイクロホン対応の会議参加者が
発言していると判断して話者検出信号を出力し、その話
者検出信号に従って旋回台４０が制御されて、テレビカ
メラ４１が話者を撮像するように旋回される。或いはズ
ーミング制御が行われる。又会議参加者４４−１〜４４
５より少ない数のマイクロホン４３−１〜４３−３が設
置されている場合には、それぞれのマイクロホン４３−
１〜４３−３の出力信号レベルの組合せ等により話者を
検出することができる。このような話者検出については
、例えば、特開平１１４０８８４号公報、特開平１−１
６２４６５号公報等に示されている。

又テレビカメラ４１による画像信号は、画像信号処理部
４５に加えられて、例えば、ディジタル信号に変換され
、送受信制御部４９に加えられる。

この送受信制御部４９により画像信号と音声信号と付加
情報としての話者検出信号とが多重化されて回線５０に
送出される。又相手会議室からの画像信号及び音声信号
は、回線５０を介して送受信制御部４９により受信され
、テレビモニタ４２に加えられて、相手会議室の様子が
表示される。

従って、テレビモニタ４２の表示内容とそのスピーカか
らの音声とにより、会議参加者４４−１〜４４−５は、
相手会議室の会議参加者との間で会議を行うことができ
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述のようなテレビ会議システムに於いて、会議の進行
状況等を記録する場合、録画装置により録画すれば良い
ことになるが、テレビモニタ４２に加えられる画像信号
のみを記録する場合は、相手会議室の様子のみが記録さ
れ、自会議室の様子は記録されないことになる。又テレ
ビカメラ４１による画像信号のみを記録する場合は、自
会議室の様子のみが記録され、相手会議室の様子は記録
されないことになる。即ち、１台の録画装置を用いた場
合には、自会議室か相手会議室かの何れが一方の状況の
みを記録することができるだけであり、両方の状況を記
録する場合には２台の録画装置を必要とすることになる
。或いは、会議参加者４４−１〜４４−５の発言やテレ
ビモニタ４２の表示画面を監視しながら、自会議室か相
手会議室かを切替えて、１台の録画装置に記録すること
ができるが、録画切替えを制御する専用の取扱者が必要
となり、且つ切替えのタイミングが難しくなる欠点があ
る。

本発明は、テレビ会議の状況を１台の録画装置により録
画することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のテレビ会議録画制御方式は、１台の録画装置に
より自動的に自会議室と相手会議室との切替えを行って
録画するものであり、第１図を参照して説明する。

テレビカメラ１と、他局の画像信号を加えて表示するテ
レビモニタ２と、１台の録画装置３と、送受信制御部４
と、話者検出部５とを備えた会議室間を、回線を介して
接続したテレビ会議システムに於いて、録画装置３に加
える画像信号を切替える切替部６を設けて、この切替部
６を話者検出信号により制御し、自局の画像信号と他局
の画像信号とを切替えて録画装置３に加え、話者が含ま
れる画像を録画するものである。

又前記切替部６をフィールド毎に制御し、自局の画像信
号と他局の画像信号とを奇偶フィールドに分けて録画す
るものである。

〔作用〕

話者検出部５により自局（自会議室）の話者が検出され
ると、テレビカメラ１がその話者検出信号により制御さ
れて、話者を撮像するように旋回制御やズーミング制御
が行われる。その場合の話者検出信号は付加情報として
他局（相手会議室）へ画像信号と共に送出される。

自局に話者がなく、他局に話者が存在する場合は、他局
から話者検出信号が送出されるから、話者検出信号によ
り切替部６を制御し、話者が含まれる画像信号を録画装
置３に加えて録画することにより、１台の録画装Ｗ３に
より、テレビ会議の進行状況を録画することができる。

又切替部６をフィールド毎に制御し、例えば、奇数フィ
ールドは自局の画像信号、偶数フィールドは他局の画像
信号を録画装置３に加えて録画することにより、１台の
録画装置３により、自局と他局とのテレビ会議の進行状
況を録画することができる。この場合の再生は、奇数フ
ィールドと偶数フィールドとの再生信号を切替えて、そ
れぞれ別個のテレビモニタに加え、フィールド間の相関
が大きいことを利用して、同一フィールドを繰り返し表
示すれば良いことになる。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。

第２図は本発明の一実施例のブロック図であり、１０−
１〜１０−３は会議室、１１はテレビカメラ、１２はテ
レビモニタ、１３は録画装置、１４は送受信制御部、１
５は話者検出部、１６は切替部、１７．１８は分配器、
１９は交換機である。

各会議室１０−１〜１０−３はほぼ同一の構成を有する
ものであり、テレビカメラ１１からの画像信号と図示を
省略したマイクロホンからの音声信号とが分配器１７を
介して送受信制御部工４と切替部１６とに加えられ、又
送受信制御部１４を介して受信した画像信号及び音声信
号は、分配器１８を介してテレビモニタ１２と切替部１
６とに加えられる。この切替部１６は話者検出部１５か
らの話者検出信号により制御される。

話者検出部１５は、自局のマイクロホンからの音声信号
を基に自局の話者検出を行うと共に、他局の話者検出信
号の受信検出を行うものであり、自局の話者検出による
検出信号は、画像信号と共に送受信制御部１４から送信
される。テレビ会議用の交換機１９を介して多数の会議
室が接続されてテレビ会議が行われる場合は、話者検出
信号が付加された画像信号を、他の会議室に回線を介し
て分配送出し、話者検出信号が付加された画像信号を送
出した会議室に対しては、他の会議室の画像信号を選択
送出することになる。又１対１で会議室が回線を介して
接続された場合は、相互に画像信号の送受信が行われる
と共に、話者検出が行われた場合に、その話者検出信号
が画像信号に付加されて送出される。

又話者検出部１５に於いて検出された話者検出信号によ
りテレビカメラ１１の旋回制御等が行われると共に切替
部１６が制御されて、分配器１７により分配されたテレ
ビカメラ１１がらの画像信号が録画装置１３に加えられ
る。又他局の話者検出信号を受信検出した場合は、分配
器１８により分配された他局の画像信号が録画装置１３
に加えられるように切替部１６が制御される。

従って、１台の録画装置１３には、自局の話者を含む画
像と、他局の話者を含む画像とが、自動的に切替えられ
て録画されることになり、テレビ会議の進行状況を記録
することができる。又録画装置１３は、通常のビデオデ
ツキのようにアナログ画像信号を記録する構成のみでな
く、ディジタル画像信号或いは高能率符号化した画像信
号を記録する構成とすることが可能である。

第３図は本発明の他の実施例のブロック図であり、２０
−１〜２０−３は会議室、２１はテレビカメラ、２２は
テレビモニタ、２３は録画装置、２４は送受信制御部、
２５は話者検出部、２６は切替部、２７．２８は分配器
、２９は交換機である。

話者検出部２５により自局の話者を検出した場合に、テ
レビカメラ２２の旋回制御等を行うことは従来例と同様
である。又切替部２６は、奇偶フィールド信号により切
替制御されるものであり、この奇偶フィールド信号は、
画像信号の垂直同期信号を基に形成され、例えば、奇数
フィールドに於いて分配器２７により分配されたテレビ
カメラ２１の画像信号が録画装置２３に加えられ、偶数
フィールドに於いて分配器２８により分配された受信画
像信号が録画装置２３に加えられるように、切替部２６
が制御される。従って、１台の録画装置２３により、自
局のテレビカメラ２１による画像信号と、テレビモニタ
２２により表示する他局の画像信号とが、第４図に示す
ように、フィールド毎に切替えられて録画される。１画
面を構成する１フレームは、２フイールドにより形成さ
れ、このフィールドの周波数は、ＮＴＳＣ方式に於いて
は６０Ｈｚである。従って、切替部２６は１／６０秒毎
に切替制御されることになる。

第５図は前述の実施例により録画された画像を再生する
場合の画像再生表示制御部のブロック図であり、３１は
前述の第４図に示すように自局画像信号と他局画像信号
とをフィールド毎に切替えて録画する録画装置、３２は
画像再生表示制御部、３３．３４は自局用と他局用との
テレビモニタ、３５はセレクタ、３６は同期検出部、３
７．３８はフィールドメモリである。

録画装置３１から再生された画像信号は、第４図に示す
ように、１フレーム内に自局画像信号と他局画像信号と
を含むものとなる。そこで、同期検出部３６に於いて垂
直同期信号が検出され、奇数フィールドか偶数フィール
ドかを示す奇偶フィールド信号が作成されてセレクタ３
５に加えられ、例えば、奇数フィールドの画像信号はフ
ィールドメモリ３７に加えられ、偶数フィールドの画像
信号はフィールドメモリ３８に加えられる。そして、フ
ィールドメモリ３７から読出された画像信号はテレビモ
ニタ３３に加えられ、且つ次のフィールドも繰り返し画
像信号が読出されてｌフレーム分の画像がテレビモニタ
３３に自局の画像として表示される。同様に、フィール
ドメモリ３８から読出された画像信号はテレビモニタ３
４に加えられ、且つ次のフィールドも繰り返し画像信号
が読出されて１フレ一ム分の画像がテレビモニタ３４に
他局の画像として表示される。

従って、１台の録画装置３１にフィールド毎に自局と他
局との画像を記録し、それを再生して自局と他局との画
像をそれぞれ表示することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、１台の録画装置３に、
自局の画像信号と他局の画像信号とを、切替部６により
自動的に切替えて加えることにより、テレビ会議の進行
状況を記録することができるものであり、話者検出によ
り切替部６を制御する場合は、複数の会議室によりテレ
ビ会議を開催した時に、それぞれの話者を含む画像を記
録することができるから、再生した場合にもテレビ会議
の様子が良く判ることになる。

又フィールド毎に切替部６を切替制御する場合は、自局
画像信号と他局画像信号とを１台の録画装置３に記録で
きると共に、再生時には、それぞれのテレビモニタを用
いることにより、テレビ会議の様子を再現することがで
きる。

従って、経済的に且つ操作性良くテレビ会議を録画する
ことができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明の一実施
例のブロック図、第３図は本発明の他の実施例のブロッ
ク図、第４図は切替録画の説明図、第５図は画像再生表
示制御部のブロック図、第６図は会議室の説明図である
。 １はテレビカメラ、 ２はテレビモニタ、 ３は録 再装置、 ４は送受信制御部、 ５は話者検出部、 は切替部である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］、テレビカメラ（１）と、他局の画像信号を加え
   て表示するテレビモニタ（２）と、１台の録画装置（３
   ）と、送受信制御部（４）と、話者検出信号により前記
   テレビカメラ（１）を制御する話者検出部（５）とを備
   えた会議室間を、回線を介して接続したテレビ会議シス
   テムに於いて、前記録画装置（３）に加える画像信号を
   切替える切替部（６）を設け、該切替部（６）を前記話
   者検出信号により制御し、自局の画像信号と他局の画像
   信号とを切替えて、話者が含まれる画像信号を前記録画
   装置（３）に加えて録画する ことを特徴とするテレビ会議録画制御方式。 ［２］、テレビカメラ（１）と、他局の画像信号を加え
   て表示するテレビモニタ（２）と、１台の録画装置（３
   ）と、送受信制御部（４）と、話者検出信号により前記
   テレビカメラ（１）を制御する話者検出部（５）とを備
   えた会議室間を、回線を介して接続したテレビ会議シス
   テムに於いて、前記録画装置（３）に加える画像信号を
   切替える切替部（６）を設け、該切替部（６）をフィー
   ルド毎に制御して、自局の画像信号と他局の画像信号と
   を奇偶フィールドに分けて録画する ことを特徴とするテレビ会議録画制御方式。