JPH0451424Y2 - - Google Patents

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JPH0451424Y2
JPH0451424Y2 JP1986148064U JP14806486U JPH0451424Y2 JP H0451424 Y2 JPH0451424 Y2 JP H0451424Y2 JP 1986148064 U JP1986148064 U JP 1986148064U JP 14806486 U JP14806486 U JP 14806486U JP H0451424 Y2 JPH0451424 Y2 JP H0451424Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は絶縁電線を避雷器等の電気設備に接
続するための電気設備の端子に対する絶縁電線の
接続構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、電気設備に電線を接続する事例として、
第5図に示すように、例えば、電柱21に装着さ
れた避雷器22に、高圧線路23から引き込んだ
絶縁電線24を接続する場合がある。
前記の場合、第6図に示すように、絶縁電線2
4の先端部において絶縁被覆を剥ぎ取つて芯線2
4aを露出させるとともに、避雷器22の頭頂部
に突設した接続電極25の透孔25aに芯線24
aを挿通し、その芯線24aを上下一対の座金2
6を介して一対のナツト27により挟着してい
た。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、前記従来の場合にあ、絶縁電線24を
接続する度に、いちいち絶縁被覆を剥ぎ取つて芯
線24aを露出させる必要があり面倒であつた。
又、絶縁被覆を剥ぎ取つた芯線24aは座金2
6により局部的い挟圧されて接続電極25に接続
されているので、絶縁電線24が揺動したりする
と、芯線24aの接続部分で折れ曲がりが生じた
りして損傷して接続不良を招く虞れがあつた。
この考案は前述した事情に鑑みてなされたもの
であつて、電気設備の端子に対する絶縁電線の係
止及び把持固定並びに電気的接続を簡単かつ確実
にできるとともに、接続部分の芯線傷みを少なく
して接続不良を少なくできる絶縁電線の接続構造
の提供を目的としている。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解決するために、電気
設備の端子に軸方向に絶縁電線を挿入可能な中空
部を設け、軟質金属により前記絶縁電線を挿入可
能な筒状に形成され、かつ、その先端側の端子被
冠部において前記端子の外周に装着されるととも
に、基端側の電線固定部において絶縁電線の外周
に装着される電線把持具を設け、その電線把持具
の前記各部外周には該電線把持具の周方向へ圧縮
可能な断面ほぼU字状の摘み片をその開放端部に
て連結し、その摘み片を圧縮することにより電線
把持具の前記各部を縮径するように構成し、さら
に、前記電線把持具の端子被冠部に接触子を貫通
装着し、該接触子の先端部を端子の中空部及びそ
の中空部内に挿入された絶縁電線の絶縁被覆に貫
通させて芯線に接続するように構成している。
(作用) 従つて、予め電線把持具をその端子被冠部にお
いて端子の外周に装着し、その後、該電線把持具
の電線固定部を通して絶縁電線を電気設備の端子
の中空部に挿入する。そして、電線把持具の摘み
片を挟持して前記電線把持具の各部を縮径させる
と、前記端子被冠部が端子に固定されるととも
に、絶縁電線の一部が電線固定部にて把持され
る。次いで、電線把持具に貫通装着された接触子
の先端部を端子の中空部及びその中空部内に挿入
された絶縁電線の絶縁被覆に貫通させて芯線に接
続すると、その接触子を介して絶縁電線が端子に
係止されるとともに、芯線と端子とが電気的に接
続される。
(実施例) 以下、この考案を避雷器に具体化した一実施例
を第1図〜第4図に基づいて詳細に説明する。
さて、この実施例では第1図に示すように、電
気設備としての避雷器1の上端部外周に、ゴムよ
りなるほぼ筒状の絶縁カバー2が嵌着され、その
絶縁カバー2の内側には複数の水抜き穴2aが設
けられている。
前記避雷器1の上端部には、課電側端子3がそ
の下端部においてボルト9により締め付け固定さ
れ、上方へ突出されている。前記端子3にはその
軸方向へ延び、かつ、絶縁電線4を挿入可能な中
空部3aが形成されるとともに、基端部には雨水
等の水抜きと、中空部3a内における絶縁電線4
の挿入状態の視覚確認とを兼用する透孔3bが形
成されている。
前記端子3及び絶縁電線4の外周には、銅、ア
ルミニユウム、真鍮等の導電性軟質金属により、
ほぼ筒状に形成された電線把持具5が前記両者
3,4にまたがつて装着されている。すなわち、
前記電線把持具5は端子3の外周に装着される基
端側端子被冠部5aと、絶縁電線4に装着される
先端側電線固定部5bとにより構成され、電線固
定部5bは絶縁電線4の挿入を容易にするために
上方へ向かつてラツパ状に開口されている。さら
に、前記電線把持具5の前記各部5a,5bの外
周には、断面ほぼU字状をなし電線把持具5の周
方向へ圧縮可能な合計3個の摘み片6がその開放
端部にて連結固定されている。そして、第3図に
示すように、各摘み片6が圧縮されることによ
り、摘み片6の内側において電線固定部5bの一
部が挟持されて電線固定部5bが圧縮され、その
縮径により絶縁電線4が把持固定されている。同
様に、端子被冠部5aにおいても摘み片6が圧縮
されることにより、端子被冠部5aが縮径されて
端子3に固定されている。
又、前記端子3の基端部には脱落防止片8がそ
のリング状基端部8aにて固定され、脱落防止片
8の起立部8bには、一対のタツピングビスより
なる接触子7が貫通支持され、その先端が電線把
持具5の端子被冠部5a、端子3の中空部3a及
びその中空部3a内に挿入された絶縁電線4の絶
縁被覆4aをそれぞれ貫通して芯線4bに接続さ
れるとともに、芯線4bに係止されている。これ
により、前記接触子7を介して絶縁電線4が端子
3に係止されるとともに、芯線4bと端子3とが
電気的に接続される。
従つて、前記端子3に絶縁電線4を接続するに
は、第4図に示すように、予め、絶縁電線4に絶
縁カバー2を挿通しておくとともに、端子3の外
周に電線把持具5の端子被冠部5aを装着してお
く。そして、絶縁電線4の先端部を電線固定部5
bに通して端子3の中空部3aの基端部まで挿入
する。この時、絶縁電線4と電線把持具5との間
には、第2図に示すように、わずかな空隙が形成
される。次いで、各摘み片6を圧縮して電線把持
具5の各部5a,5bを縮径させ、端子被冠部5
aを端子3に固定するとともに、絶縁電線4の一
部を電線固定部5bにて把持する。続いて、接触
子7を締め付けてその先端部を前記端子被冠部5
a、端子3の中空部3a及びその中空部3a内に
挿入された絶縁電線4の絶縁被覆4aに貫通さ
せ、芯線4bに接続する。これにより、接触子7
を介して絶縁電線4が端子3に係止されるととも
に、芯線4bと端子3とが電気的に接続される。
その後、絶縁カバー2を避雷器1の先端部に装着
すると、絶縁電線4の接続部分及び電線把持具5
等が保護される。
上記のように、この実施例では、従来例と異な
り、絶縁電線4の絶縁被覆をいちいち剥ぎ取る必
要がないばかりか、電線把持具5を端子被冠部5
aにおいて端子3の外周に装着するとともに、該
電線把持具5を通して絶縁電線4を端子3の中空
部3a内へ挿入後、摘み片6を圧縮するという簡
単なワンタツチ作業により電線把持具5の各部5
a,5bを縮径でき、しかもその縮径力は電線把
持具5の円周方向へ均一にかかるので、前記端子
3の中空部3aを変形させたり、絶縁電線4の芯
線4aにせん断応力を与えたりすることなく強い
力で端子3及び絶縁電線4を把持固定することが
でき、その後、電線把持具5の端子被冠部5aに
貫通させた接触子7をその先端部が絶縁電線4の
芯線4aに係止するまで締め付けるだけで、絶縁
電線4と端子3との係止及び電気的接続を極めて
簡単かつ確実に行なうことができる。又、絶縁電
線4が軸方向に延びる中空部3aに挿入されるこ
とによつて保護されているので、絶縁電線4が揺
動したりしても、その衝撃により接続部分の芯線
4bが折れ曲がつたりして損傷することはなく、
芯線4bと端子3との接続不良を防止できる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、端子2を電気設備の側面から
横方向へ向かつて突設したり、脱落防止片8を省
略したりする等、考案の主旨を逸脱しない範囲で
適宜に変更することができる。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によれば絶縁被
覆を剥ぎ取る必要がないばかりか、端子外周に装
着した電線把持具を通して中空部内へ絶縁電線を
挿入後、摘み片を圧縮するというワンタツチ作業
だけで、中空部を変形させたり芯線にせん断応力
を与えたりすることなく強い力で端子及び絶縁電
線を把持固定することができ、その後、該電線把
持具を貫通して芯線に係止するまで接触子を締付
けるだけで端子と絶縁電線との係止及び電気的接
続を極めて簡単かつ確実に行うことができ、さら
には軸方向に延びる中空部により接続部分におけ
る芯線の損傷を防止して接続不良を防止できる優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの考案の具体化した一実施例を
示し、第1図は絶縁電線接続部分の部分断面図、
第2図は摘み片の圧縮前の状態を示す第1図のX
−X線断面図、第3図は摘み片の圧縮状態を示す
第1図のX−X線断面図、第4図は絶縁電線接続
部分の分解正面図である。第5図は従来例の避雷
器の装着状態の正面図、第6図は同じく従来例の
絶縁電線の接続部分の分解斜視図である。 1……電気設備としての避雷器、3……端子、
3a……中空部、4……絶縁電線、4a……絶縁
被覆、4b……芯線、5……電線把持具、5a…
…端子被冠部、5b……電線固定部、6……摘み
片、7……接触子、8……脱落防止片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電気設備1の端子3に軸方向に絶縁電線4を
    挿入可能な中空部3aを設け、 軟質金属により前記絶縁電線4を挿通可能な
    筒状に形成され、かつ、その先端側の端子被冠
    部5aにおいて前記端子3の外周に装着される
    とともに、基端側の電線固定部5bにおいて絶
    縁電線4の外周に装着される電線把持具を設
    け、 その電線把持具5の前記各部5a,5b外周
    には該電線把持具5の周方向へ圧縮可能な断面
    ほぼU字状の摘み片6をその開放端部にて連結
    し、その摘み片6を圧縮することにより電線把
    持具5の前記各部5a,5bを縮径するように
    構成し、 さらに、前記電線把持具5の端子被冠部5a
    に接触子7を貫通装着し、該接触子7の先端部
    を端子3の中空部3a及びその中空部3a内に
    挿入された絶縁電線4の絶縁被覆4aに貫通さ
    せて芯線4bに接続するように構成したことを
    特徴とする電気設備の端子に対する絶縁電線の
    接続構造。 2 前記接触子7は端子3に固定された脱落防止
    片8を係止して電線把持具5に貫通されている
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電気設
    備の端子に対する絶縁電線の接続構造。
JP1986148064U 1986-09-26 1986-09-26 Expired JPH0451424Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54152990U (ja) * 1978-04-18 1979-10-24
JPS6075925U (ja) * 1983-10-29 1985-05-28 日本碍子株式会社 絶縁電線からの電極分岐構造

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JPS6354265U (ja) 1988-04-12

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