JPH0451364Y2 - - Google Patents

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JPH0451364Y2
JPH0451364Y2 JP6998788U JP6998788U JPH0451364Y2 JP H0451364 Y2 JPH0451364 Y2 JP H0451364Y2 JP 6998788 U JP6998788 U JP 6998788U JP 6998788 U JP6998788 U JP 6998788U JP H0451364 Y2 JPH0451364 Y2 JP H0451364Y2
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yellow
holder
glove
globe
bulb
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は自動車用前照灯に関し、更に詳しくは
1つの灯室でもつて、白色光を照射するヘツドラ
ンプの機能と黄色光を照射するフオグランプの機
能とを合わせ持つた自動車用前照灯に関するもの
である。
<従来の技術> この種の自動車用前照灯としては、本願出願人
が先に提案した実開昭61−202802号公報に掲載さ
れたものがある。この先に提案したものは、上半
部が無色透明で下半部が黄色透明なグローブをバ
ルブの外周で半回転宛回転させることにより、白
色光を照射するヘツドランプの機能と黄色光を照
射するフオグランプの機能を発揮するように構成
されていた為、バルブ点灯時にどうしても白色光
と黄色光とが混り合い、ヘツドランプとフオグラ
ンプの機能が互いに不明確になりやすい不具合が
あつた。かと言つて、白色光と黄色光とが混り合
わないようにするべく、反射鏡の上半部分だけを
利用したり或いはバルブの上半部分だけを利用す
るようにすると、配光に寄与できる光量が半減し
所要の配光が得られなくなる不具合を生じる。
<考案が解決しようとする課題> 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされ
たものであり、バルブの点灯時に白色光と黄色光
とが混り合うことがなく、ヘツドランプの機能と
フオグランプの機能とを明確に発揮することが出
来ると共に、通常のヘツドランプ乃至はフオグラ
ンプと同等の配光性能を発揮することが出来る自
動車用前照灯を提供せんとするものである。
<課題を解決するための手段> 斯る目的を達成する本考案自動車用前照灯は、
バルブの外周位置にグローブホルダーに支持され
たイエローグローブを同芯状に設置させ、上記グ
ローブホルダーを反射鏡に光軸方向に沿つて開口
形成したガイド長穴に移動自在に設置すると共
に、該グローブホルダーを反射鏡の外底部に設置
した前後方向に移動する平行移動リンクと水平方
向に揺動する駆動アームとからなる駆動リンク機
構に連繋せしめ、前記イエローグローブを上記グ
ローブホルダーを介して上記ガイド長穴に沿つて
前後移動自在ならしめた事を特徴としたものであ
る。
<実施例> 以下、本考案実施例の一例を図面に基づいて説
明する。
図中1は正面略横長矩形状に形成された灯体で
あり、その内部に反射鏡2を設置すると共に、反
射鏡2の後部開口部2aにソケツト一体型のH4
型ハロゲンバルブ3を取付け、更にバルブ3の外
周位置にイエローグローブ4をバルブ3と同芯状
に設置し、灯体1の前方開口部に前面レンズ5を
取付けて角型前照灯を構成する。
反射鏡2は灯体1の形状に対応させてその前方
開口部を正面略横長矩形状に形成すると共に、そ
の上壁部2b及び下壁部2cは直接配光には寄与
しない平坦に形成してなり、その下壁部2c部分
にイエローグローブ4を前後方向に移動動作させ
るための機構を設備させるものである。
イエローグローブ4は黄色に着色した透明なガ
ラス材又は樹脂材を用いて、バルブ3の外径より
やや大径な円筒形状に形成すると共に、バルブ3
のシエード部3aを除くガラス部3b全体を被覆
し得る長さに形成せしめ、グローブホルダー6に
固着支持させてバルブ3の外周位置にバルブ3と
同芯状に設置させる。そして、このイエローグロ
ーブ4をグローブホルダー6を介して、バルブ3
の長手方向すなわち光軸方向に沿つてバルブ3の
ガラス部3bを完全に被覆し得る位置からガラス
部3bを完全に現出し得る位置までの間を前後移
動自在ならしめる。
グローブホルダー6は、反射鏡2より上の灯室
内7に位置してイエローグローブ4を固着支持す
るための台座部6aと、反射鏡2の外底部と灯体
1との間の空隙部8に位置して駆動リンク機構9
に連繋される駆動連結部6b、及び台座部6aと
駆動連結部6bの間に位置して左右両側に張り出
したガイド鍔6cとを同一体に形成すると共に、
イエローグローブ4とほぼ同じ長さに形成してな
り、反射鏡2のガイド長穴10内に前後移動自在
に設置される。即ち、反射鏡2の下壁部2cには
バルブ3の真下位置に、光軸方向に沿つて所要長
さのガイド長穴10を開口形成せしめ、そのガイ
ド長穴10にグローブホルダー6の駆動連結部6
bを挿入させてガイド鍔6cをガイド長穴10の
口縁に載承させ、灯室内に突出したグローブホル
ダー6の台座部6a上面にイエローグローブ4を
載承固着すると共に、駆動連結部6bの下面にグ
ローブホルダー6の長手方向と直交状に配列させ
て垂下突設した2本のボス61bに駆動リンク機
構9を連繋せしめて、グローブホルダー6を反射
鏡2の下壁部2cに開口形成したガイド長穴10
に沿つて光軸方向(前後方向)に移動動作させる
ものである。
尚、グローブホルダー6の台座部6aにイエロ
ーグローブ4を固着する場合、イエローグローブ
4を台座部6a上面に直接載置して接着剤やビス
等で固着するようにしても良いし、図示実施例の
如くイエローグローブ4の両端を取付具11で挾
持状に支持させ、その取付具11を介して台座部
6a上面に載承固着するようにしても良い。又、
グローブホルダー6の駆動連結部6b底部にはバ
ネ性を有する支持片12を取付け、その支持片1
2とガイド鍔6cでもつて反射鏡2のガイド長穴
10口縁を挾持させて、グローブホルダー6を反
射鏡2のガイド長穴10に移動自在に設置させ
る。
グローブホルダー6を前後方向に移動動作させ
るための駆動リンク機構9は、前後方向に平行移
動する平行移動リンク9aと水平方向に揺動する
駆動アーム9b、及びその駆動アーム9bを動作
させるための駆動ユニツト14で構成される。平
行移動リンク9aはその長手方向に沿つて長穴1
3を形成せしめ、その長穴13にグローブホルダ
ー6の駆動連結部6b下面に垂下突設した2本の
ボス61bを挿入連結させると共に、その一端側
に駆動アーム9bを連結させる。駆動アーム9b
はその先端部に平行移動リンク9aを連結ピン9
cでもつて回動自在に連結させると共に、基端部
を駆動ユニツト14の回転軸15に連結させて、
平行移動リンク9aと共に反射鏡2の外底部と灯
体1との間の空隙部8内に水平方向揺動自在に設
置せしめる。従つて、平行移動リンク9aはその
長穴13に挿入連結せしめたグローブホルダー6
の駆動連結部6b下面に垂下突設した2本のボス
61bでもつてグローブホルダー6の長手方向と
直交状に保持され、駆動アーム9bの水平方向揺
動動作によつて前後方向に平行移動するようにな
る(第3図参照)。そして、駆動アーム9bを水
平方向に揺動させるための駆動ユニツト14は、
電動モータ16と減速ギア11及びスイツチ回路
18とで構成され、反射鏡2と灯体1とのスペー
スに設置し、電動モータ16で減速ギア17の回
転軸15を正逆回転させて駆動アーム9bを水平
方向に揺動させる。その揺動をコントロールする
ためのスイツチ回路18は第5図に示す如く、ラ
ンプ切換スイツチ19と、プリントベースに形成
し固定電極20と、電動モータ16の回転軸16
aに連結された回転接触子21とにより構成され
ている。
而して、第1図及び第3図に示す如くイエロー
グローブ4を、グローブホルダー6を介してバル
ブ3のガラス部3bが完全に現出し得る位置まで
前進させた状態でもつてバルブ3を点灯させれ
ば、バルブ3からの光Pはそのまま反射鏡2に入
射し、反射鏡2で白色光のまま前方へ照射される
のでヘツドランプの機能を発揮するようになる。
又、第1図の二点鎖線で示す如くイエローグロー
ブ4を、バルブ3のガラス部3bを完全に被覆し
得る位置まで後退させた状態でもつてバルブ3を
点灯させれば、バルブ3からの光Pはイエローグ
ローブ4を通つて黄色に着色されて反射鏡2に入
射し、反射鏡2で黄色光のまま前方へ照射される
のでフオグランプの機能を発揮するようになる。
<考案の効果> 本考案自動車用前照灯は斯様に構成したので、
非点灯時には通常の前照灯(1個のヘツドラン
プ)のように見え、点灯時に適時必要に応じてヘ
ツドランプの機能(白色光)でもフオグランプの
機能(黄色光)でも発揮することが出来るように
なる。
しかも、バルブ点灯時に白色光と黄色光とが混
り合う虞れがなく、ヘツドランプの機能とフオグ
ランプの機能とを明確に発揮することが出来ると
共に、イエローグローブを動作させる機構を配光
に直接寄与しない反射鏡の下壁部部分に設備でき
るので、通常のヘツドランプ乃至はフオグランプ
と同等の配光性能を発揮することが出来る。
更に、イエローグローブを光軸方向に移動させ
る機構が簡素で、前照灯の正面形状は横長にも縦
長にもなることがなく、従つて前照灯が大型化す
ることがなく、車体に対する設置スペースの制約
を受けることがないと同時に、デザイン上の制約
も受けることがない。しかも、イエローグローブ
を支持するグローブホルダーを、前後方向に平行
移動する平行移動リンクと水平方向に揺動する駆
動アームとで前後方向に移動動作させるようにし
たので、高い前後移動の推進力が得られる。
よつて、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の一例を示す縦断側面図、
第2図は第1図の2−2線断面図、第3図は第1
図の3−3線矢視図、第4図は要部の分解斜視
図、第5図はスイツチ回路の回路図である。 図中、1は灯体、2は反射鏡、3はバルブ、4
はイエローグローブ、6はグローブホルダー、9
は駆動リンク機構、9aは平行移動リンク、9b
は駆動アーム、10はガイド長穴、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブの外周位置にグローブホルダーに支持さ
    れたイエローグローブを同芯状に設置させ、上記
    グローブホルダーを反射鏡に光軸方向に沿つて開
    口形成したガイド長穴に移動自在に設置すると共
    に、該グローブホルダーを反射鏡の外底部に設置
    した前後方向に移動する平行移動リンクと水平方
    向に揺動する駆動アームとからなる駆動リンク機
    構に連繋せしめ、前記イエローグローブを上記グ
    ローブホルダーを介して上記ガイド長穴に沿つて
    前後移動自在ならしめた事を特徴とする自動車用
    前照灯。
JP6998788U 1988-05-26 1988-05-26 Expired JPH0451364Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6998788U JPH0451364Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JP6998788U JPH0451364Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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Publication Number Publication Date
JPH01172203U JPH01172203U (ja) 1989-12-06
JPH0451364Y2 true JPH0451364Y2 (ja) 1992-12-03

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JP6998788U Expired JPH0451364Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JPH01172203U (ja) 1989-12-06

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