JPH0450953A - 作像カートリッジ - Google Patents

作像カートリッジ

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JPH0450953A
JPH0450953A JP2157894A JP15789490A JPH0450953A JP H0450953 A JPH0450953 A JP H0450953A JP 2157894 A JP2157894 A JP 2157894A JP 15789490 A JP15789490 A JP 15789490A JP H0450953 A JPH0450953 A JP H0450953A
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JP
Japan
Prior art keywords
image forming
block
developer
casing
developing roller
Prior art date
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Application number
JP2157894A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Yokoyama
嘉広 横山
Yoshito Urata
浦田 嘉人
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2157894A priority Critical patent/JPH0450953A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複写機やファクシミリ、プリンタ等の電子写真
方式で画像を形成する画像形成装置において、画像作成
手段を備えかつ装置本体に着脱自在に装着可能な作像カ
ートリッジに関するものである。
従来の技術 ゛この種作像カートリッジを用いる画像形成装置は、例
えば特開昭61−279872号公報等で知られている
。この公報に開示された画像形成装置においては、画像
担持体等の性能の劣化し易い部品の交換等を容易に行え
るようにするため、画像担持体と、潜像を現像する現像
手段と、画像担持体上に残留したトナーを除去するクリ
ーニング手段と、帯電チャージャを一体的に組み合わせ
た作像カートリツジが用いられている。
一方、画像担持体を帯電チャージャにて一様に帯電する
ため、帯電前に画像担持体に光を照射して残留電荷を除
去するイレースランプについては、装置本体の作像カー
トリッジ装着空間の上部に配Wされ、作像カートリツジ
のケーシング上面にイレースランプからの光が画像担持
体上に照射されるようにスリットが形成されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記構成の作像カートリ・ノジでは現像剤を
消費して作像カートリツジを廃棄するまでに帯電チャー
ジャが劣化することは殆どなく、そのため帯電チャージ
ャを寿命になる前に廃棄してしまうことになり、資源が
無駄になるとともにそれだけコスト高となり、さらに社
会的観点からは廃棄された後の処理にもコストを要する
という問題がある。
一方、イレースランプは、作像カートリッジに設けられ
ていないために画像担持体から離れて位置することにな
り、その結果イレースランプとして光出力が大きくかつ
画像担持体の軸心方向全長にわたってほぼ均一な光度の
ものが必要となり、棒状のハロゲンランプ等、高価なラ
ンプを用いる必要があってコスト高となるとともに消費
電力も大きく、発熱量も大きいためにレーザ光源に対す
る熱対策が必要になる等の種々の問題がある。そこで、
このイレース手段を使い捨ての作像カートリッジに設け
ることにすると、ランニングコストが非常に高くなると
いう問題があった。
本発明は、上記従来の問題点を解消して各画像作成手段
の寿命を十分に生かして省資源を図ることができ、かつ
各画像作成手段を合理的に配置でき、ランニングコスト
の低下を図ることができる作像カートリッジを提供する
ことを課題とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を達成するために、画像担持体を含
む複数の画像作成手段を備えかつ画像形成装置の装置本
体に着脱自在に装着可能な作像カートリツジにおいて、
性能の劣化し難い画像作成手段を設けた再利用ブロック
と、消耗したり、性能が劣化し易い画像作成手段を設け
た回収ブロックとに分割し、これらブロックを分離可能
に組み合わせたことを特徴とするものである。
作用 本発明の上記構成では、ある画像作成手段が消耗したり
、性能が劣化したときには、作像カートリッジを装置本
体から取り出し、回収ブロックを回収して新しいものと
交換し、これに再利用ブロックを組み合わせて装置本体
に装着することによって、再利用ブロックの画像作成手
段をその寿命まで有効利用できて省資源を図ることがで
きるとともにランニングコストを低下でき、また再利用
ブロックの画像作成手段は再利用するので、イレース手
段等の高価な画像作成手段も作像カートリッジ内に合理
的に配置することができ、高価であるため作像カートリ
ッジ内に設けることができずに生じていた問題を解消す
ることができる。
尚、回収ブロックは、回収後その画像作成手段の性能の
劣化の程度に合わせて、さらに使用できる場合にはトナ
ー等の消耗品を補給して再利用し、劣化が著しく再使用
できない場合はそのまま廃棄する。
実施例 以下第1図〜第6図に基づいて本発明をプリンタにおけ
る作像カートリッジに適用した一実施例を説明する。
まず、作像カートリッジlの基本構成について第1図に
基づいて説明する。第1図において、作像カートリッジ
lは図に示すように現像器ケーシング2と廃トナーケー
シング3とを連結して構成した回収ブロック9と、現像
器ケーシング2と廃トナーケーシング3間の上部に配置
した再利用ブロック10にて構成され、回収ブロック9
と再利用ブロック10とは分離可能に組み合わされてい
る。
廃トナーケーシング3の連結端部には感光ドラム4が設
けられ廃トナーケーシング3の側壁に軸6によって枢支
されている。感光ドラム4の背部にはクリーニングブレ
ード7が圧接させられ、これによって感光ドラム4上か
ら掻き取られる残留トナーは廃トナーケーシング3内に
収容される。この収容のために廃トナーケーシング3の
感光ドラム4の後方の底部近くにパドル8が設けられ、
感光ドラム4から掻き取られたトナーを廃トナーケーシ
ング3内に掻き込むようになっている。尚、感光ドラム
4はアルミニウム等の金属基台の表面に酸化亜鉛、セレ
ンや有機光導電性材料等の光導電層を形成したものであ
り、画像露光によって静電潜像を形成する。
現像器ケーシング2の連結端には、感光ドラム4上の静
電潜像をトナー現像する現像ローラ11が設けられ、軸
12によって側壁に枢支されている。現像ローラ11の
背部には現像剤を帯電させながら現像ローラ11に供給
するファーブラシ13が設けられ、軸14によって現像
器ケーシング2の側壁に枢支されている。現像器ケーシ
ング2内には現像器ケーシング2内の現像剤をファーブ
ラシ13に供給しながら撹拌する現像剤供給バドル15
が設けられ、軸16によって側壁に枢支されている。軸
16にはトナーのブロック化を防止する撹拌翼17が取
付けられている。
ファーブラシ13の背部には現像剤掻き取り用のワイヤ
82が設けられている。このワイヤ82は現像器ケーシ
ング2内の仕切り板95の開口縁間に張設されており、
ファーブラシ13の背部表面に圧接されている。これに
よりファーブラシ13上で現像ローラIIに供給された
後の残留現像剤がファーブラシ13の背部側に戻ってき
たとき、この残留現像剤はワイヤ82によってファーブ
ラシ13の表面から掻き取られ、未使用現像剤中に戻さ
れる。したがって現像ローラ11への供給に供された際
の残りの残留現像剤が現像ローラ11の表面から離れず
、そのまま現像ローラ11に繰り返し供給されたり、−
旦現像ローラ11の表面から掻き取られるにしても未使
用現像剤と混合しないでそのままファーブラシ13によ
り捕捉されて現像ローラ1工に供給されるようなことが
回避される。このためファーブラシ13上で現像ローラ
11に供給されなかった残留現像剤が持っているストレ
スが現像特性に影響することを防止することができる。
現像器ケーシング2と廃トナーケーシング3とは、軸2
1によって揺動可能に連結され、相互間に働かせたハネ
22の付勢によって、感光ドラム4と現像ローラ11と
の双方の軸6.12に設けた位置決めローラ23.24
どうしを圧接させ、感光ドラム4と現像ローラ11との
間に、各部の製作上や組立上の誤差を吸収しながら所定
のギャップを保つようにしである。
現像器ケーシング2の上向きに開口された現像剤を投入
する投入口83には蓋30が装着され、接着や溶着、ネ
ジ止め等適宜な方法で現像器ケーシング2に固定されて
いる。
ところで近時の小型化、軽量化によって作像カートリッ
ジ1を形成する各部材の板厚が薄くなり剛性が低下する
傾向にある。このため作像カートリッジ1を単独で取り
扱う場合、把持部Hを形成している現像器ケーシング2
に把持力が作用して捩れや凹み等の変形が一時的にも生
じることがある。この際、現像器ケーシング2の容積が
一瞬小さ(なり、前記シールの弱い部分から現像剤が内
部空気に伴って噴き出てしまうことがある。
そこで本実施例では蓋30に開口84を形成し、それを
半透膜85によって閉じている。半透膜B5は空気を通
して現像剤を通さない性質のものを採用して用いる。こ
れによって作像カートリッジ1の取り扱い中に現像器ケ
ーシング2に前記のような変形が生じて容積が縮小し内
部空気が噴き出すようなことがあっても、空気の噴き出
しを抵抗の少ない半透膜85の部分を通じて行わせ、そ
の噴き出し空気に現像剤が乗しようとしても、半透膜8
5によって阻止し外部への噴き出しを阻止できる。この
ような構造は廃トナーケーシング3にも必要に応して適
用することができる。
また、現像器ケーシング2の連結端間口部の底部には現
像ローラIIの周面にまで延びてそれに圧接するシール
板25が設けられ、また廃トナーケーシング3の連結端
開口の底部縁には感光ドラム4にまで延びてそれに圧接
するシール板26が設けられている。これによって現像
器ケーシング2および廃トナーケーシング3が形成して
いる作像カートリッジ1の現像剤取り扱い空間部は回り
がほぼ密閉状態となるので、現像剤が外部へ飛散するよ
うなことを防止することができる。
なお現像器ケーシング2、廃トナーケーシング3におけ
るシール板25.26は必要に応じ多段に設けて、現像
ローラ11や感光ドラム4の表面にそれらの回転方向に
多段に圧接させると、シール性がさらに向上する。
再利用ブロック10は、廃トナーケーシング3の現像器
ケーシング2との連結端部の上部に嵌め込み方式で位置
決めして固定される取付ケーシング45に、感光ドラム
4の残留電荷を除去するためのLEDアレイから成るイ
レーザ46と感光ドラム4の表面を一様に帯電する帯電
チャージャ52を装着して構成されている。取付ケーシ
ング45は、現像器ケーシング2の廃トナーケーシング
3との連結端部側まで延出されてその上部を覆っており
、帯電チャージャ52の現像器ケーシング2側の側部に
は露光スリット51が形成されている。又、イレーザ4
6は感光ドラム4と近接して対向するように配設されて
おり、そのため光出力がハロゲンランプのように太き(
なくても確実に残留電荷を除去できるためにLEDアレ
イが用いられている。このLEDアレイはコンパクトで
安価であり、かつ消費電力及び発熱量も小さいために、
作像カートリッジ1内に配設するのに適切である。
このように作像カートリッジ1を回収プリンタ9と再利
用ブロック10を組み合わせて構成しているため、現像
器ケーシング2内の現像剤を消費して現像剤を補給する
際に、回収ブロック9だけを回収し、新たな回収ブロッ
ク9に対して再利用ブロック10を組み合わせることに
よって新たな作像カートリッジ1が得られ、再利用ブロ
ック10内のイレーザ46及び帯電チャージャ52をそ
の寿命まで継続して使用することができる。又、この回
収ブロック9の回収時にイレーザ46等の清掃を行えば
作像カートリッジ1内に配置しても汚れによって機能低
下を来す恐れもなく、その寿命まで有効に利用すること
ができる。
この作像カートリッジ1は第2図に示すようにプリンタ
31に装着して用いられる。このプリンタ31は、下部
フレーム32に対し上部フレーム33がヒンジ軸34を
中心に上下に開閉可能とされ、上部フレーム33に作像
カートリッジ1が矢印で示すように装着される。この装
着は上方に開いた上部フレーム33の後方から上部フレ
ーム330両側壁内側に設けた図示しないガイドに沿っ
て着脱自在に行われる。その後、上部フレーム33を下
部フレーム32に対し閉じることによって作像カートリ
ッジ1は下部フレーム32側に設けられている転写チャ
ージャ36との間にプリントのための通紙バス37を形
成する。一方、上部フレーム33を第2図のように上方
に開くとその通紙パス37を開放し、ジャム等のトラブ
ル処理を容易に行える。
上部フレーム33の作像カートリッジ1を装着する部分
の上部にはレーザ・スキャン・ユニット38が設けられ
ている。このレーザ・スキャン・ユニ・ノド38はパー
ソナルコンピュータヤイメージリーダ等により与えられ
る画像信号に応じて変調したレーザ発光源からのレーザ
光39を、ポリゴンミラー等の適宜な走査手段により偏
向して感光ドラム4に向け、取付ケーシング45の露光
スリット51を通して感光ドラム4上に画像露光を行う
現像ローラ11には第4図及び第5図に詳細に示すよう
に、弾性ブレード41が圧接されている。弾性フレード
41はウレタンゴム、シリコーンゴム等のゴムブレード
やばね用りん青銅、ばね銅等の金属ブレードが有用であ
る。弾性ブレード41は現像器ケーシング2の側壁間に
架は渡された金属製の支持メンバ42に上端が接着等に
よって取付けられ、下端が現像ローラ11の表面に圧接
されている。
ところで現像ローラ11は長手方向中央側の現像剤担持
領域Xの部分をサンドブラスト加工等による梨地面に形
成され、現像剤の担持に有利なようにされている。そし
て現像剤担持領域Xの両側となる現像ローラ11の両端
部は現像剤非担持領域Yとされ、現像剤担持領域Xに担
持される現像剤が側方に漏れ出るのを防止する領域とし
である。このため現像剤非担持領域Yは平滑面のままと
して現像剤の担持を避けるようにしである。
このような結果、現像ローラ11の現像剤担持領域Xは
表面に梨地の凹凸が形成され、凸部の部分が生地面から
盛り上がるので、現像剤非担持領域Yよりも若干増径し
ている。これに加え、現像ローラ11の現像剤担持領域
Xはスポンジローラ13から供給される現像剤を担持す
るので、それが弾性ブレード41の圧接によって所定の
層厚に薄層化されるものの、現像ローラ11の現像剤担
持領域X部における径をさらに増大させる。このため現
像ローラ11の現像剤担持領域Xは、現像剤非担持領域
Y部における径との差が幾分あり、現像ローラ11の現
像剤担持領域Xと現像剤非担持領域Yとの間に段差Z(
第5図)を生じることになる。
したがって弾性ブレード41が一様に連続した状態で現
像ローラ11の全長に亙って圧接するだけでは、現像剤
を担持せずしかも小径となっている現像剤非担持領域Y
との間に浮きが生じ、現像剤の前方への漏れ出しの原因
となる。
これを解消するのに本実施例では、現像ローラ11の現
像剤担持領域Xと現像剤非担持領域Yとの境界Kに対向
する弾性ブレード410部分に、先端から切り込んだ状
態の切込み86を形成している。これによって弾性ブレ
ード41は、現像ローラ11の現像剤担持領域X、現像
剤非担持領域Yの各部分に対向する長手方向中央側とそ
の両側である各部分41a 、41bが切込み86によ
って分断され、その各部41a 、41bが互いの影響
なく独立して現像ローラ11の現像剤担持領域X、現像
剤非担持領域Yに個別に圧接するので、それらの各領域
X、Y間に段差Zがあっても弾性ブレード41の部分4
1bは現像剤担持領域Xで現像剤によって押し退けられ
ている弾性ブレード41の部分41aとは関係なく、現
像剤非担持領域Yの部分に第5図のように密接すること
ができる。したがって弾性ブレード41が現像ローラ1
1の現像剤非担持領域Yにおいて現像ローラ11からの
浮きを生じて現像剤が現像剤非担持領域Yから感光ドラ
ム4側に漏れ出るような不都合を解消することができる
さらに弾性ブレード41の部分41bは支持メンバ42
の両端部に取り付けた押さえ金57によって押さえられ
、浮き上がりをより強く防止されている。現像ローラ1
1と側壁87との間にはシール材88が介装されている
弾性ブレード41はまた、長手方向に長く連続した部分
では連続している範囲の中央部で現像ローラ11への圧
接が他の部分よりも強くなる傾向にあり、現像ローラ1
1上に形成する現像剤の層厚が現像ローラ11の軸線方
向に不均一になり易く、現像特性にムラを生じる原因に
なっている。そこで本実施例ではこれを解消するため、
弾性ブレード41の背面に第1図、第4図に示すような
凹溝81を形成しである。この凹溝81は弾性ブレード
41の幅方向のほぼ中央位置にあり、かつ弾性ブレード
41が長く続く切込み86間の部分41aの両端部を除
く範囲に形成されている。
これによって、弾性ブレード41の長く続く部分41a
はその長手方向の中央部での屈曲剛性が凹溝81のため
に弱められ、現像ローラ11への圧接力が減少し、弾性
ブレード41における長く続く部分41a全体の現像ロ
ーラ11への圧接力が均等になる。
また、弾性ブレード41の凹溝81部には応力の集中が
生じて他の部分での応力の均等化を図ることによっても
現像ローラ11への圧接力を均一化することもできる。
したがって現像ローラ11の現像剤担持領域X全域に均
一な層厚で現像剤の薄層を形成することができ、現像ロ
ーラ11の現像剤担持領域X全域で均一な現像特性を望
める。
また弾性ブレード41はポリエチレンテレフタレート(
PET)のようなシートから打ち抜きにより形成したも
のとすれば、ウレタンフオームのような成形品を採用す
るような場合に比しコストが低減する。この場合PET
は腰の強い材料であるから現像ローラ11を傷めたりビ
ビリを発生させないと言った理由で、先端のエツジでの
接触を避けるため、いわゆる腹部で現像ローラ11に圧
接するのが好適である。
さらに弾性ブレード41が絶縁材料であることによって
、現像剤の弾性ブレード41との間での摩擦帯電を高め
、全体の帯電状態を充分に安定させることができる。こ
の意味で現像ローラ110表面に絶縁性材料によるコー
ティング層を形成するとさらに帯電特性を向上すること
ができる。また絶縁コート層はサンドブラスト加工によ
らず樹脂成形時に梨地面を形成することができるのでそ
の分現像ローラ11のコストが低減するし、電界が拡散
していない領域に現像剤を搬送することができるととも
に、現像ローラ11と感光ドラム4との間のギャップを
放電限界を越えて擬似的に短縮することができるので、
現像における解像度が向上する。
さらに他の例として弾性ブレード41に代えて絶縁性弾
性ローラを用いることができ、この場合現像ローラ11
との相対速度をどのようにも設定することができる。こ
れによって帯電特性を種々に調節することができるし、
弾性ローラを現像ローラ11に対し従方向に回転させる
か、あるいは逆方向に回転させるかによって、現像ロー
ラ11上の現像剤の表面層を積極的に現像に供するか、
現像に供され難くするかといった選択が可能となる。こ
のような選択は現像剤や現像剤供給機構、感光ドラム4
等の種類と言った各種作像条件に対応したり、特別な要
求に応じる場合に有益である。
また現像ローラ11の駆動系に変速機構を設け、作像す
る画像の種類、例えば線画やドツト画と言った再現性の
悪い画像を形成する際、現像ローラ11の回転速度を上
げて現像剤の供給量を増大させるようにすると、線画や
ドツト画であっても再現性が向上する。
本実施例では感光ドラム4が極く小径に設計しであるこ
とに対応し、帯電チャージャ52の構成を工夫しである
。極く小径の感光ドラム4は、帯電チャージャ52とは
湾曲度のきつい曲面で対向することになり、高速化の影
響もあって安定した帯電が行われ難い。そこで帯電チャ
ージャ52はグリッド部53のメツシュを感光ドラム4
の回転方向上流側から下流側に次第に細かくなるように
しである(第1図、第3図)。これにより帯電チャージ
ャ52としては、回転する感光ドラム4に対し最初はグ
リッドのないコロトロン型チャージャかそれに近い帯電
特性を発揮して帯電性を確保し、またこれに続いてグリ
ッドのあるスコロトロン型のチャージャとしての帯電特
性を発揮して帯電の制御性を確保するようにしている。
これにより帯電性と帯電の制御性との双方を確保して安
定した帯電を達成することができる。
帯電チャージャ52は小型化のために1つに形成しであ
るが、コロトロン型のチャージャと、スコロトロン型の
チャージャとの2つを設置するようにしてもよい。また
メツシュの大きさの変化は連続的でも不連続的でもよい
。帯電チャージャ52は小型化のためにグリッド部53
と放電安定フレーム54とを金属板によって一体に形成
しである。コロナワイヤ55は現像器ケーシング2の両
側壁に取り付けた樹脂ブロック56間に架設してあり、
この樹脂ブロック56に放電安定フレーム54の端部を
保持している。
なおコロナワイヤ55は線径が80μ程度と掻く細いた
めに伸びや切断の問題があり、架設時の取り扱いが面倒
な上、使用により汚れが生じた場合の掃除等のメンテナ
ンスも厄介である。そこで図示しない樹脂台に金属板を
インサート成形等によって埋設し、この埋設した金属板
の一部を露出させることでコロナワイヤの代わりに用い
ることが考えられる。この場合コストの低減が図れると
共に、コロナ電極部の強度が向上するので組付けや清掃
時の取り扱いが容易となる。また別の方法として樹脂台
の表面に所定の金属材料を線状にプリントしてコロナワ
イヤの代替物とすることもできる。この場合も前記改良
と同様な作用効果が期待できる。
また、放電安定フレーム54は樹脂ハウジングの内面に
金属鍍金を施して形成することもできる。この場合樹脂
ハウジングは、前記!30等の既設部材の一部に一体形
成することができ、構造の簡略化が可能である。
転写チャージャ36は上部フレーム33が下部フレーム
32上に閉じられたとき、作像カートリッジ1の感光ド
ラム4と一定のギャツプをもって対向するように配設さ
れている。
通紙バス37の転写部の手前には、第2図に示すように
タイミングローラ対61が設けられている。このタイミ
ングローラ対61は給紙カセット92からピックアップ
ローラ93によってピックアップされ給送されてくる転
写紙91を停止状態にて一旦受は止め、その後所定のタ
イミングで転写紙91を給送し、感光ドラム4上に形成
されるトナー像と先端合わせを行って転写に供する。
転写部の後方には定着ローラ対62が設けられ、転写後
送り付けられてくる転写シートに熱定着処理を施す。
感光ドラム4の転写後の表面は、クリーニングブレード
7によってクリーニングされて残留トナーを除去される
。才だ、クリーニングブレード7も弾性ブレード41と
同様に、圧接力を均一化するための凹溝を背部に形成す
ることもできる。そしてこの場合ブレードの共振周波数
を簡単に選択することができる。さらに、PETシート
から打ち抜き形成したものにしてコストの低減を図るこ
ともできる。
廃トナーケーシング3には第6図に示すように、駆動系
に連動する未使用検出機構71が設けられている。この
未使用検出機構71は駆動系の1つの軸、例えば廃トナ
ー掻き込み用のパドル80回転軸72に設けたギヤ73
に検出ギヤ74を噛み合わせる。検出ギヤ74は外周の
一部にだけ歯75を持ち、外周の他の部分は一部に凹部
76を有するカム面77とされている。廃トナーケーシ
ング3にはまた前記カム面77に対向する検出ビン78
が進退自在に保持され、この検出ビン78がばね79に
よってカム面77に当接されている。この当接位置は作
像カートリッジ1が未使用の場合、つまり駆動系が一度
も動作されず、現像剤が全く消費されない状態の場合に
、カム面77の凹部76から駆動方向下流側に所定量離
れた位置である。
作像カートリッジ1がプリンタ31に装着されて1度で
も駆動が掛り使用されると、その駆動に連動するギヤ7
3によって検出ギヤ74が回転される。使用のための駆
動量に比し極く小さな回転量によってカム面77の凹部
76が検出ビン78に対向する。この対向位置で検出ビ
ン78はばね79の付勢によって凹部76に嵌まり込む
そして検出ビン78は作像カートリッジ1の未使用状態
で廃トナーケーシング3の外部に突出しており、作像カ
ートリッジ1が上部フレーム33に装着されたとき、上
部フレーム33に設けられているスイッチ94が検出ビ
ン78によって押動され、その作像カートリッジ1が未
使用であることを自動的に検出する。この検出信号はプ
リンタ31の制御系に送られ、作像カートリッジ1を使
用したプリント枚数のカウント開始と、このカウントに
よる所定枚数以上の使用に対する制限や警告を行う。ま
た逆に装着に係る作像カートリッジ1が既に使用された
ものであった場合、検出ビン78は廃トナーケーシング
3側に後退しているので、作像カートリッジ1が上部フ
レーム33に装着されてもスイッチ94を押動すること
はできない。したがって未使用廃トナーケーシング3が
装着された場合のような措置が行われることはない。
もっとも使用状態の検出を必要時点で行うこともできる
。例えば500枚等の所定枚数分使用した時点を検出し
てこれを使用開始信号とすることにより、500枚まで
のテスト使用に対応することができる。さらに作像カー
トリッジ1が使用限界枚数のプリントに供された時点を
検出してそれ以上の使用を警告すると言ったこともでき
る。
上記実施例では、作像カートリッジ1を回収ブロック9
と1つの再利用ブロック10に分割したが、3以上のブ
ロックに分割してもよい。
又、上記実施例ではイレーザ46を再利用ブロックの取
付ケーシング45に一体的に設けた例を示したが、イレ
ーザ46を単独で回収ブロック9に着脱可能に装着して
上部フレーム33に電気的に結線しておいてもよい。そ
の場合、作像カートリッジ1を回収ブロック9の交換等
のために取り出すときに、作像カートリッジ1を上部フ
レーム33から引き出した後回収ブロック9からイレー
ザ46を抜き出せばよい。更に、その際に回収ブロック
9の側面部にフェルト等のクリーニング手段を設けてお
き、イレーザ46を抜き出すことによって投光面が清掃
されるようにするとよい。
発明の効果 本発明によれば、ある画像作成手段が消耗したり、性能
が劣化したときには、作像カートリッジを装置本体から
取り出し、回収ブロックを回収して新しいものと交換し
、これに再利用ブロックを組み合わせて装置本体に装着
することによって、再利用ブロックの画像作成手段をそ
の寿命まで有効利用できて省資源を図ることができると
ともにランニングコストを低下でき、また再利用ブロッ
クの画像作成手段は再利用するので、イレース手段等の
高価な画像作成手段も作像カートリッジ内に合理的に配
置することができ、高価であるため作像カートリッジ内
に設けることができずに生じていた問題を解消すること
ができる等、大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のプリンタにおける作像カー
トリッジと転写チャージャ部の断面図、第2図は作像カ
ートリッジを装着するようにしたプリンタの概略構成を
示す正面図、第3図は帯電チャージャの一部拡大断面図
、第4図は現像ローラ部を示す斜視図、第5図は現像ロ
ーラ部の一部の拡大正面図、第6図は作像カートリッジ
の未使用検出機構部を示す廃トナーケーシングの一部の
断面図である。 1・ 2−・−m=−−−−−−・−−m=・3−一−−−−
−・−・ 4−・−・−・−・−−−一− 7−−−−−−−−−−−−一・ 9−−−−・−・・−−−m=−−−・10−−−−−
−−・−一−−−−・ 46−−−−−−−・−・−−−一−−−・52−−−
−−−−・・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像担持体を含む複数の画像作成手段を備えかつ
    画像形成装置の装置本体に着脱自在に装着可能な作像カ
    ートリッジにおいて、性能の劣化し難い画像作成手段を
    設けた再利用ブロックと、消耗したり、性能が劣化し易
    い画像作成手段を設けた回収ブロックとに分割するとと
    もに、これらブロックを分離可能に組み合わせたことを
    特徴とする作像カートリッジ。
JP2157894A 1990-06-15 1990-06-15 作像カートリッジ Pending JPH0450953A (ja)

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