JPH03260684A - ローラのブレード圧接構造 - Google Patents

ローラのブレード圧接構造

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JPH03260684A
JPH03260684A JP6172790A JP6172790A JPH03260684A JP H03260684 A JPH03260684 A JP H03260684A JP 6172790 A JP6172790 A JP 6172790A JP 6172790 A JP6172790 A JP 6172790A JP H03260684 A JPH03260684 A JP H03260684A
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JP
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roller
developer
blade
developing roller
elastic blade
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Application number
JP6172790A
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English (en)
Inventor
Masahiro Aizawa
相澤 昌宏
Kozo Ezawa
弘造 江澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複写機やファクシミリ、プリンタ等の電卓写真
方式で画像を形成する画像形成装置に用いられるローラ
のブレード圧接構造、詳しくはローラの外周面にそれと
平行に配した弾性ブレードを圧接させるローラのブレー
ド圧接構造に関するものである。
従来の技術 この種ローラのブレード圧接構造は、例えば特開昭63
−235970号公報等に開示されているように、画像
形成装置の現像ローラの外周面に圧接されて、現像ロー
ラが担持する1成分の現像剤を押圧し薄層化する弾性ブ
レード、あるいは特開昭57−154255号公報に開
示されているように、感光体の転写後の表面に圧接され
て感光体上の残留現像剤を掻き取る弾性ブレード等があ
る。
従来これら何れのブレードも一様な厚さで長さ方向に一
様に連続した単純な板形状のものが採用され、基部を固
定した状態で先端部がローラの表面に圧接させられてい
る。
発明が解決しようとする課題 ところがそのような従来構造では、弾性ブレードのロー
ラ表面への圧接力が、長手方向の中央部で強く、両端部
で弱いと云う現象が生しる。
このため現像ローラ上の現像剤を薄層化する場合、現像
剤の薄層化された後の層厚が現像ローラの長手方向中央
部で薄く、両端部で厚くなるので、感光体への現像剤の
供給量が不均一となり、現像ムラの原因となる。また感
光体上の残留現像剤を掻き取ってクリーニングする場合
であると、感光体の長手方向の中央部では充分クリーニ
ングできても、両端部ではクリーニング圧が不足してク
リーニング不良を生しる原因になり、画像形成装置が形
成する画像に汚れを生しさせる。
そこで本発明は、弾性ブレードの簡単な改良によって、
前記のような問題を解消することができるローラのブレ
ード圧接構造を提供することを課題とするものである。
課題を解決するための手段 上記のような課題を達成するために、本願筒1の発明は
、ローラの外周面にそれと平行に配した弾性ブレードを
圧接させるローラのブレード圧接構造において、前記弾
性ブレードの幅方向の中央部位置に、弾性ブレードの長
手方向に向く凹溝を形成したことを特徴とするものであ
る。
本願筒2の発明は、第1の発明においてさらに凹溝はブ
レードの長手方向両端部を残して形成されでいることを
特徴とするものである。
作用 本願筒1の発明の上記構成では、弾性ブレードはその幅
方向の中央部位置に、弾性ブレードの長手方向に向く凹
溝が形成されているので、ローラの表面に圧接され幅方
向に屈曲されることによる応力が前記凹溝部に集中し、
弾性ブレードの先端部のローラへの圧接力を均等化させ
ることができる。
本願筒2の発明の上記構成ではさらに、凹溝が弾性ブレ
ードの長手方向両端部を残して形成され、弾性ブレード
の特に長手方向中央部での屈曲剛性を弱めるので、弾性
ブレードの長手方向中央部所定範囲のローラへの圧接力
を積極的に軽減し、弾性ブレードの長手方向全域でのロ
ーラへの圧接力をより確実に均等化することができる。
実施例 以下第1図〜第6図に示す本発明の一実施例としてのロ
ーラのブレード圧接構造を持ったプリンタについて説明
する。
第1回は本発明に係るブレード圧接構造を備えた作像カ
ートリッジ1を示している。このカートリッジ1は図に
示すように現像器ケーシング2と廃トナーケーシング3
とを連結して形成されている。廃トナーケーシング3の
連結端部には感光ドラム4が設けられ廃トナーケーシン
グ3の側壁に軸6によって枢支されている。感光ドラム
4の背部にはクリーニングブレード7が圧接させられ、
これによって感光ドラム4上から掻き取られる残留トナ
ーは廃トナーケーシング3内に収容される。この収容の
ために廃トナーケーシング3の感光ドラム4の後方の底
部近くにパドル8が設けられ、感光ドラム4から掻き取
られたトナーを廃トナーケーシング3内に掻き込むよう
になっている。なお、感光ドラム4はアルミニウム等の
金属基台の表面に酸化亜鉛セレンや有機光導電性材料等
の光導電層を形成したものであり、画像露光によって静
電潜像を形成する。
現像器ケーシング2の連結端には、感光ドラム4上の静
電潜像をトナー現像する現像ローラ11が設けられ、軸
12によって側壁に枢支されている。現像ローラ11の
背部には現像剤を帯電させながら現像ローラ11に供給
するスポンジローラ13が設けられ、軸14によって現
像器ケーシング2の側壁に枢支されている。現像器ケー
シング2内には現像器ケーシング2内の現像剤をスポン
ジローラ13に供給しながら撹拌する現像剤供給パドル
15が設けられ、軸16によって側壁に枢支されている
。軸16にはトナーのブロック化を防止する撹拌翼17
が取付けられている。
スポンジローラ13の背部には現像剤掻き取り用のワイ
ヤ82が設けられている。このワイヤ82は現像器ケー
シング2内の仕切り板95の開口縁間に張設されでおり
、スポンジローラ13の背部表面に圧接されている。こ
れによりスポンジローラ13上で現像ローラ11に供給
された後の残留現像剤がスポンジローラ13の背部側に
戻ってきたとき、この残留現像剤はワイヤ82によって
スポンジローラ13の表面から掻き取られ、未使用現像
剤中に戻される。したがって現像ローラ11への供給に
供された際の残りの残留現像剤が現像ローラ11の表面
から離れず、そのまま現像ローラ11に繰り返し供給さ
れたり、−旦現像ローラ11の表面から掻き取られるに
しても未使用現像側と混合しないでそのままスポンジロ
ーラ13により捕捉されて現像ローラ11に供給される
ようなことが回避される。このためスポンジローラ13
上で現像ローラ11に供給されなかった残留現像剤の持
っているストレスが現像特性に影響することを防止する
ことができる。
現像器ケーシング2と廃トナーケーシング3とは、軸2
1によって揺動可能に連結され、相互間に働かせたハネ
22の付勢によって、感光ドラム4と現像ローラ11と
の双方の軸6.12に設けた位置決めローラ23.24
どうしを圧接させ、感光ト′ラム4と現像ローラ11と
の間に、各部の製作上や組立上の誤差を吸収しながら所
定のギャップを保つようにしである。
現像器ケーシング2の上向きに開口された現像剤を投入
する投入口83にはlff130が装着され、接着や溶
着、ネジ止め等適宜な方法で現像器ケーシング2に固着
されている。この蓋30は廃トナーケーシング3の部分
にまで延びて廃トナーケーシング3を覆い、作像カート
リッジ1としての一体的な取り扱いを容易にしている。
特に蓋30は廃トナーケーシング3に比し重く、大きい
現像器ケーシング2の側に固着して前記一体的取り扱い
のための把持部Hとするので、取り扱い中における作像
カートリッジ1の安定性がよくなり、さらに取り扱い易
いものとなる。なお、蓋30と廃トナーケーシング3と
の間には、位置決めローラ23.24どうしの圧接によ
る廃トナーケーシング3の現像器ケーシング2に対する
必要な揺動を妨げない程度の遊びを設けている。
この作像カートリンジ1は例えば第6図に示すプリンタ
31に装着して用いられる。このプリンタ31は、下部
フレーム32に対し上部フレーム33がヒンジ軸34を
中心に上下に開閉可能とされ、上部フレーム33に作像
カートリッジ1が第6図に示すように装着される。この
装着は上方に開いた上部フレーム33の後方から上部フ
レーム33の両側壁内側に設けた図示しないガイドに沿
って着脱自在に行われる。作像カートリッジ1は上部フ
レーム33が下部フレーム32に対し閉じられたとき、
下部フレーム32側に設けられている転写チャージャ3
6との間にプリントのための通紙バス37を形成し、上
部フレーム33が第6図のように上方に開かれるとその
通紙バス37を開放し、ジャム等のトラブル処理を容易
にする。
上部フレーム33の作像カートリッジ1を装着する部分
の上部にはレーザ・スキャン・ユニット38が設けられ
ている。このレーザ・スキャン・ユニット38はパーソ
ナルコンピュータやイメージリーダ等により与えられる
画像信号に応して変調したレーザ発光源からのレーザ光
39を、ポリゴンミラー等の適宜な走査手段により偏向
して感光ドラム4に向け、感光ドラム4上に画像露光を
行う。この画像露光のために作像カートリッジ1にはM
2Oの一部に感光トラム4への画像露光を可能にする露
光スリット51が設けられ、また作像カートリッジ1内
には画像露光によって静電潜像が形成されるように、感
光ドラム4の画像露光位置の手前に感光ドラム4の表面
を一様に帯電する帯電チャージャ52が設けられている
一方、現像器ケーシング2の連結端開口部の底部縁には
現像ローラ11の周面にまで延びてそれに圧接するシー
ル板25が設けられ、また廃トナーケーシング3の連結
端開口の底部縁には感光ドラム4にまで延びてそれに圧
接するシール板26が設けられている。これによって現
像器ケーシング2および廃トナーケーシング3が形成し
ている作像カートリッジ1の現像割数り扱い空間部は回
りがほぼ密閉状態となるので、現像剤が外部へ飛散する
ようなことを防止することができる。
ところで近時の小型化、軽量化によって作像カートリッ
ジ1を形成する各部材の板厚が薄くなり剛性が低下する
傾向にある。このため作像カートリッジ1を単独で取り
扱う場合、作像カートリッジ1の把持部Hを形成してい
る現像器ケーシング2に作像カートリッジlを把持する
外力が作用して捩れや凹み等の変形が一時的にも生じる
ことがある。この際、現像器ケーシング2の容積が一瞬
小さくなり、前記シールの弱い部分から現像剤が内部空
気に伴って噴き出てしまうことがある。
そこで本実施例ではM2Oに開口84を形成し、それを
半透膜85によって閉じている。半透膜85は空気を通
して現像剤を通さない性質のものを採用している。これ
によって作像カートリッジ1の取り扱い中に現像器ケー
シング2に前記のような変形が生して容積が縮小し内部
空気が噴き出すようなことがあっても、空気の噴き出し
を抵抗の少ない半透膜85の部分を通して行わせその噴
き出し空気に現像剤が乗じようとしても、半透膜85に
よって阻止し外部への噴き出しを阻止できる。このよう
な構造は廃トナーケーシング3にも必要に応じて適用す
ることができる。
なお現像器ケーシング2、廃トナーケーシング3におけ
るシール板25.26は必要に応じ多段に設けて、現像
ローラ11や感光ドラム4の表面にそれらの回転方向に
多段に圧接させると、シール性がさらに向上する。
現像ローラ11には弾性ブレード41が圧接されている
。弾性ブレード41はウレタンゴム、シリコーンゴム等
のゴムブレードやばね用りん青銅、ばね鋼等の金属ブレ
ードが有用である。弾性ブレード41は現像器ケーシン
グ2の側壁間に架は渡された金属製の支持メンバ42に
上端が接着等によって取付けられ、下端が現像ローラ1
1の表面に圧接されている。
ところで現像ローラ11は長手方向中央側の現像剤担持
領域Xの部分をサンドブラスト加工等による梨地面に形
成され、現像剤の担持に有利なようにされている。そし
て現像剤担持領域Xの両側となる現像ローラ11の両端
部は現像剤非担持領域Yとされ、現像剤担持領域Xに担
持される現像剤が側方に漏れ出るのを防止する領域とし
である。このため現像剤非担持領域Yは平滑面のままと
して現像剤の担持を避けるようにしである(第2図、第
3図)。
このような結果、現像ローラ11の現像剤担持領域Xは
表面に梨地の凹凸が形成され、凸部の部分が生地面から
盛り上がるので、現像剤非担持領域Yよりも若干増径し
ている。これに加え、現像ローラ11の現像剤担持領域
Xはスポンジローラ13から供給される現像剤を担持す
るので、それが弾性ブレード41の圧接によって所定の
層厚に薄層化されるものの、現像ローラ11の現像剤担
持領域X部における径をさらに増大させる。このため現
像ローラ11の現像剤担持領域Xは、現像剤非担持領域
Y部における径との差が幾分あり、現像ローラ11の現
像剤担持領域Xと現像剤非担持領域Yとの間に段差Z(
第3図)を生じることになる。
したがって弾性ブレード41が一様に連続した状態で現
像ローラ11の全長に亙って圧接するだけでは、現像剤
を担持せずしかも小径となっている現像剤非担持領域Y
との間に浮きが生じ、現像剤の前方への漏れ出しの原因
となる。
これを解消するのに本実施例では、現像ローラ11の現
像剤担持領域Xと現像剤非担持領域Yとの境界Kに対向
する弾性ブレード41の部分に、先端から切り込んだ状
態の切込み86を形成している。これによって弾性ブレ
ード41は、現像ローラ11の現像剤担持領域X、現像
剤非担持領域Yの各部分に対向する長手方向中央側とそ
の両側である各部分41a 、41bが切込み86によ
って分断され、その各部41a 、41bが互いの影響
なく独立して現像ローラ11の現像剤担持領域X、現像
剤非担持領域Yに個別に圧接するので、それらの各領域
X、Y間に段差Zがあっても弾性ブレード41の部分4
1bは現像剤担持領域Xで現像剤によって押し退けられ
ている弾性ブレード41の部分41aとは関係なく、現
像剤非担持領域Yの部分に第3図のように密接すること
ができる。したがって弾性ブレード41が現像ローラ1
1の現像剤非担持領域Yにおいて現像ローラ11からの
浮きを生じて現像剤が現像剤非担持領域Yから感光ドラ
ム4側に漏れ出るような不都合を解消することができる
さらに弾性ブレード41の部分41bは支持メンバ42
の両端部に取り付けた押さえ金57によって押さえられ
、浮き上がりをより強く防止されている。現像ローラ1
1と側壁87との間にはシール材88が介装されている
弾性ブレード41はまた、長手方向に長く連続した部分
では連続している範囲の中央部で現像ローラ11への圧
接が他の部分よりも強くなる傾向にあり、現像ローラ1
1上に形成する現像剤の層厚が現像ローラ11の軸線方
向に不均一になり易く、現像特性にムラを生しる原因に
なっている。そこで本実施例ではこれを解消するため、
弾性ブレード41の背面に第1図、第2図に示すような
凹溝81を形成しである。この凹溝81は弾性ブレード
41の幅方向のほぼ中央位置にあり、かつ弾性ブレード
41が長く続く切込み86間の部分41aの両端部を除
く範囲に形成されている。
これによって、弾性ブレード41の長く続く部分41a
はその長手方向の中央部での屈曲剛性が凹溝81のため
に弱められ、現像ローラ11への圧接力が減少し、弾性
ブレード41における長く続く部分41a全体の現像ロ
ーラ11への圧接力が均等になる。この意味で凹溝81
は弾性ブレード41が長く続く全域に単に形成するだけ
でも有効である。したがって現像ローラ11の現像剤担
持領域X全域に均一な層厚で現像剤の薄層を形成するこ
とができ、現像ローラ11の現像剤担持領域X全域で均
一な現像特性を望める。
また、弾性ブレード41の凹溝81部には応力の集中が
生して他の部分での応力の均等化を図ることによっても
現像ローラ11への圧接力を均一化することもできる。
また弾性ブレード41はポリエチレンテレフタレート(
PET)のようなシートから打ち抜きにより形成したも
のとすれば、ウレタンフオームのような成形品を採用す
るような場合に比しコストが低減する。この場合PET
は腰の強い材料であるから現像ローラ11を傷めたりビ
ビリを発生させないと言った理由で、先端のエツジでの
接触を避けるため、いわゆる腹部で現像ローラ11に圧
接するのが好適である。
さらに弾性ブレード41が絶縁材料であることによって
、現像剤の弾性ブレード41との間での摩擦帯電を高め
、全体の帯電状態を充分に安定させることができる。こ
の意味で現像ローラ11の表面に絶縁性材料によるコー
ティング層を形成するとさらに帯電特性を向上すること
ができる。また絶縁コート層はサンドブラスト加工によ
らず樹脂成形時に梨地面を形成することができるのでそ
の分境像ローラ11のコストが低減するし、電界が拡散
していない領域に現像剤を搬送することができるととも
に、現像ローラ11と感光ドラム4との間のギャップを
放電限界を越えて擬似的に短縮することができるので、
現像における解像度が向上する。
さらに他の例として弾性ブレード41に代えて絶縁性弾
性ローラを用いることができ、この場合現像ローラ11
との相対速度をどのようにも設定することができる。こ
れによって帯電特性を種々に調節することができるし、
弾性ローラを現像ローラ11に対し従方向に回転させる
か、あるいは逆方向に回転させるかによって、現像ロー
ラ11上の現像剤の表面層を積極的に現像に供するか、
現像に供され難くするかといった選択が可能となる。こ
のような選択は現像剤や現像剤供給機構、感光ドラム4
等の種類と言った各種作像条件に対応したり、特別な要
求に応じる場合に有益である。
また現像ローラ11の駆動系に変速機構を設け、作像す
る画像の種類、例えば線画やドツト画と言った再現性の
悪い画像を形成する際、現像ローラ11の回転速度を上
げて現像剤の供給量を増大させるようにすると、線画や
ドツト画であっても再現性が向上する。
本実施例では感光トラム4が極く小径に設計しであるこ
とに対応し、帯電チャージャ52の構成を工夫しである
。極く小径の感光ドラム4は、帯電チャージャ52とは
湾曲度のきつい曲面で対向することになり、高速化の影
響もあって安定した帯電が行われ難い。そこで帯電チャ
ージャ52はグリッド部53のメソシュを感光ドラム4
の回転方向上流側から下流側に次第に細かくなるように
しである(第1図、第4図)。これにより帯電チャージ
ャ52としては、回転する感光ドラム4に対し最初はグ
リッドのないコロトロン型チャージャかそれに近い帯電
特性を発揮して帯電性を確保し、またこれに続いてグリ
ッドのあるスコロトロン型のチャージャとしての帯電特
性を発揮して帯電の制御性を確保するようにしている。
これにより帯電性と帯電の制御性との双方を確保して安
定した帯電を達成することができる。
帯電チャージャ52は小型化のために1つに形成しであ
るが、コロトロン型のチャージャと、スコロトロン型の
チャージャとの2つを設置するようにしてもよい。また
メツシュの大きさの変化は連続的でも不連続的でもよい
。帯電チャージャ52は小型化のためにグリッド部53
と放電安定フレーム54とを金属板によって一体に形成
しである。コロナワイヤ55は現像器ケーシング2の両
側壁に取り付けた樹脂ブロック56間に架設してあり、
この樹脂ブロック56に放電安定フレーム54の端部を
保持している。
なおコロナワイヤ55は線径が80μ程度と極く細いた
めに伸びや切断の問題があり、架設時の取り扱いが面倒
な上、使用により汚れが生じた場合の掃除等のメンテナ
ンスも厄介である。そこで図示しない樹脂台に金属板を
インサート成形等によって埋設し、この埋設した金属板
の一部を露出させることでコロナワイヤの代わりに用い
ることが考えられる。この場合コストの低減が図れると
共に、コロナ電極部の強度が向上するので組付けや清掃
時の取り扱いが容易となる。また別の方法として樹脂台
の表面に所定の金属材料を線状にプリントしてコロナワ
イヤの代替物とすることもできる。この場合も前記改良
と同様な作用効果が期待できる。
また、放電安定フレーム54は樹脂ハウジングの内面に
金属鍍金を施して形成することもできる。この場合樹脂
ハウジングは、前記蓋30等の既設部材の一部に一体形
成することができ、構造の簡略化が可能である。
転写チャージャ36は上部フレーム33が下部フレーム
32上に閉じられたとき、作像カートリッジlの感光ド
ラム4と一定のギャップをもって対向し、通紙パス37
を搬送されてくる転写紙91の裏側から働いて感光ドラ
ム4上に形成されている現像後のトナー像を転写紙91
上に転写させる。
なお転写チャージャ36の場合もコロナワイヤについて
帯電チャージャ52と同様の改良を行うこともできる。
通紙バス37の転写部の手前には、第6図に示すように
タイミングローラ対61が設けられている。このタイミ
ングローラ対61は給紙カセット92からピックアップ
ローラ93によってピンクアップされ給送されてくる転
写紙91を停止状態にて一部受は止め、その後所定のタ
イミングで転写紙91を給送し、感光ドラム4上に形成
されるトナー像と先端合わせを行って転写に供する。
転写部の後方には定着ローラ対62が設けられ、転写後
送り付けられてくる転写シートに熱定着処理を施す。
感光ドラム4の転写後の表面は、クリーニングプレー1
” 7によってクリーニングされて残留トナーを除去さ
れる。
下部フレーム°32の転写チャージャ36の直く後には
イレーザランプ63が設けられ、感光ドラム4の転写後
の表面に通紙中の転写紙91を透してイレース光を照射
し、感光ドラム4表面の残留電荷を除去する。このイレ
ーザランプ63の近傍には光ファイバ65の受光端65
aが感光ドラム4に向けて位置させられている。この光
ファイハロ5は感光ドラム4上に形成されるトナー像が
イレーザランプ63により照明されたときの反射光を適
宜な位置に設けられる濃度センサ64に導くようになっ
ている。これによって濃度センサ64はイレーザランプ
63を被検画像の照明に共用してトナー像の濃度を検出
することができ、イレーザランプ63の共用と光ファイ
バ65の使用とによって転写部まわりに特別なスペース
を必要としないでトナー像の濃度を検出することができ
るし、イレーザランプ63を共用する点でコストも低減
する。
トナー像の検出濃度は制御系に送ることにより、現像剤
の不足や劣化の状態を判別し、作像カートリッジ1の寿
命による使用限界等の警告やプリント停止の措置をとる
ことができる。
なおイレーザランプ63は、転写チャージャ36の放電
安定フレーム内に設置するとさらに省スペースを図るこ
とができる。
またクリーニングブレード7を透明の樹脂材料で形成し
てそれをライトガイドとして利用し、イレーザ光を感光
ドラム40表面に照射することができる。このようなイ
レース方式によるとイレーザランプ63の設置箇所の選
択の自由度が増大する。さらにクリーニングブレート7
も弾性ブレード41と同様に、圧接力を均一化するため
の凹溝を背部に形成することもできる。そしてこの場合
ブレードの共振周波数を簡単に選択することができる。
さらに、PETシートから打ち抜き形成したものにして
コストの低減を図ることもできる。また凹溝はローラメ
ンバに先端が圧接されるその他の弾性ブレードに適用し
て有効である。
廃トナーケーシング3には第5図に示すように、駆動系
に連動する未使用検出機構71が設けられている。この
未使用検出機構71は駆動系の1つの軸、例えば廃トナ
ー掻き込み用のバドル80回転輪72に設けたギヤ73
に検出ギヤ74を噛み合わせる。検出ギヤ74は外周の
一部にだけ歯75を持ち、外周の他の部分は一部に凹部
76を有するカム面77とされている。廃トナーケーシ
ング3にはまた前記カム面77に対向する検出ビン78
が進退自在に保持され、この検出ビン78がばね79に
よってカム面77に当接されている。二〇当接位置は作
像カートリッジ1が未使用の場合、つまり駆動系が一度
も動作されず、現像剤が全く消費されない状態の場合に
、カム面77の凹部76から駆動方向下流側に所定量能
れた位置である。
作像カートリッジIがプリンタ31に装着されて1度で
も駆動が掛り使用されると、その駆動に連動するギヤ7
3によって検出ギヤ74が回転される。使用のための駆
動量に比し掻く小さな回転量によってカム面77の凹部
76が検出ビン78に対向する。この対向位置で検出ビ
ン7Bばばね79の付勢によって凹部76に嵌まり込む
そして検出ビン78は作像カートリッジ1の未使用状態
で廃トナーケーシング3の外部に突出しており、作像カ
ートリッジ1が上部フレーム33に装着されたとき、上
部フレーム33に設けられているスイッチ94が検出ビ
ン78によって押動され、その作像カートリッジ1が未
使用であることを自動的に検出する。この検出信号はプ
リンタ31の制御系に送られ、作像カートリッジ1を使
用したプリント枚数のカウント開始と、このカウントに
よる所定枚数以上の使用に対する制限や警告を行う。ま
た逆に装着に係る作像カートリッジ1が既に使用された
ものであった場合、検出ビン78は廃トナーケーシング
3側に後退しているので、作像カートリッジ1が上部フ
レーム33に装着されてもスイッチ94を押動すること
はできない。したがって未使用作像カートリッジlが装
着された場合のような措置が行われることはない。
もっとも使用状態の検出を必要時点で行うこともできる
。例えば500枚等の所定枚数分使用した時点を検出し
てこれを使用開始信号とすることにより、500枚まで
のテスト使用に対応できる。この場合減速機構を採用す
るとよい。さらに作像カートリッジlが使用限界枚数の
プリントに供された時点を検出してそれ以上の使用を警
告すると言ったこともできる。
発明の効果 本願筒1の発明によれば、弾性ブレードはその幅方向の
中央部位置に、弾性ブレードの長手方向に向く凹溝が形
成されていて、ローラの表面に圧接され幅方向に屈曲さ
れることによる応力が前記凹溝部に集中し、弾性ブレー
ドの先端部のローラへの圧接力を均等化させるので、弾
性ブレードをローラに圧接させて行う現像剤の薄層化や
クリーニングと云った作業をローラの長手方向全域にお
いて均一に達成することができ、しかも弾性ブレードの
形状の改良だけであるので構造が複雑化したすせずコス
ト上昇の原因とはならない。
本願筒2の発明によれば、凹溝が弾性ブレードの長手方
向両端部を残して形成され、弾性ブレードの特に長手方
向中央部での屈曲剛性を弱めるので、弾性ブレードの長
手方向中央部所定範囲のローラへの圧接力を積極的に軽
減し、弾性ブレードの長手方向全域でのローラへの圧接
力をより確実に均等化することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのローラのブレード圧
接構造を持った作像カートリッジの拡大断面図、第2図
は現像ローラ部を示す斜視図、第3図は現像ローラ部の
一部の拡大正面図、第4図は帯電チャージ十の一部拡大
断面図、第5図は作像カートリッジの未使用検出機構部
を示す廃トナーケーシング一部の断面図、第6図は第1
図の作像カートリッジが使用されるプリンタの概略構成
を示す断面図である。 1 感光ドラム クリーニングブレード 現像ローラ 1 1 弾性ブレード 凹溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ローラの外周面にそれと平行に配した弾性ブレー
    ドを圧接させるローラのブレード圧接構造において、 前記弾性ブレードの幅方向の中央部位置に 、弾性ブレードの長手方向に向く凹溝を形成したことを
    特徴とするローラのブレード圧接構造。
  2. (2)凹溝はブレードの長手方向両端部を残して形成さ
    れている請求項1記載のローラのブレード圧接構造。
JP6172790A 1990-03-12 1990-03-12 ローラのブレード圧接構造 Pending JPH03260684A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128080A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Canon Inc 帯電部材および画像形成装置

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JP2012128080A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Canon Inc 帯電部材および画像形成装置

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