JPH0450852Y2 - - Google Patents

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JPH0450852Y2
JPH0450852Y2 JP2576790U JP2576790U JPH0450852Y2 JP H0450852 Y2 JPH0450852 Y2 JP H0450852Y2 JP 2576790 U JP2576790 U JP 2576790U JP 2576790 U JP2576790 U JP 2576790U JP H0450852 Y2 JPH0450852 Y2 JP H0450852Y2
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JP
Japan
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plate
fragrance
mesh
forehead
decorative
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JP2576790U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用の分野) この考案は、部屋のような閉鎖空間及び廊下の
ような開放空間に装飾効果を付与すると共に該空
間に芳香を強制的放出するようにした芳香を強制
的に放出する額。
(従来の技術) 従来の芳香容器は水平面に設置するタイプ、ま
たは壁面に吊り掛けするタイプのものはあるが、
いずれも芳香具も芳香の放出は芳香具それ自体の
自発的な芳香の放出によるものであつた。
(考案が解決しようとする課題) 従来の、芳香容器それ自体が美術性又は装飾性
のあるものでないため、それが設置されてある空
間のインテリアの上で美観上のマイナスになるこ
とが多かつた。
また、芳香の放出面積が限られていたため、芳
香の放出量の調節出来る範囲は極めて限られるこ
と、且つ芳香発散領域が芳香具の設置場所の近辺
に集中すること。
この考案は、この芳香を放つ額の設置空間の雰
囲気を良好にすると共に、芳香を強制的に行うと
共にその放出量を大幅に調整できるようにし、し
かも芳香板を適宜に入れ換え出来るようにした芳
香を放つ額を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を解決するために、非メツシユ領域
とメツシユ領域とにより絵とデザイン図形、文字
等よりなる絵柄部を施した装飾性金属薄板を額装
し、この装飾性金属薄板の背部に芳香板を着脱自
在に設けてなる額を形成し、該額内部にロータリ
ーフアンを回転可能に装着してなるものである。
また、芳香板は多孔性板とすることによつて芳
香の発散が一層顕著に行われる。
更に、非メツシユ領域とメツシユ領域とにより
絵、デザイン図形、文字等よりなる絵柄部を施し
た装飾性金属薄板を額装し、この装飾性金属薄板
の背部にメツシユのみからなるメツシユ板を微動
可能に設けると共に、更にこの金属薄板の背部に
芳香板を着脱自在に設けてなる額を形成し、該額
内部にロータリーフアンを回転可能に設けること
も出来る。
(作用) 装飾性金属薄板のみを設けるものでは、額内部
に設置されたロータリーフアン回転させることに
よつて、芳香板の芳香は強制的に額の前面に張着
された装飾性金属薄板のメツシユ領域より強制的
に外部に放出される。
装飾性金属薄板と、その背部にメツシユのみか
らなるメツシユ板を微動可能に設けたものでは、
芳香の放出を以下の三段階にわたつて調整するこ
とが出来る。
まず、額内部に設置されたロータリーフアンを
回転させることによつて、芳香板の芳香は強制的
に額の前面に張着された装飾性金属薄板のメツシ
ユ領域より強制的に外部に放出される。
次に、芳香の強制的な放出を必要としない場合
には、ロータリーフアンの回転を止めればよい。
更に、全く芳香の発散の必要のない時には装飾
性金属薄板の背部に配置されたメツシユ板を微動
させることによつて芳香は額内部に拘束しておく
ことが出来る。
(実施例) 第1図〜第3図に示される実施例では、ステン
レス、銅製、銅板、真鍮等からなる金属製薄板の
両面からエツチングを施してなる両面メツシユ部
2と、片面からエツチングを施してなる片面メツ
シユ部3と、いずれの面にも全くエツチングを施
さない非メツシユ部4とから、金属製薄板に各種
の複雑な又は単純な絵柄部1を施した装飾金属製
薄板5を形成してある。即ち、非常に細かな網目
状のフオトレジスト画像を金属製薄板の表裏同位
置に形成せしめ、表面及び裏面の両面から同時的
にエツチングした場合網目状に透通した両面メツ
シユ部2を形成する。また、片面にのみ細かな網
目状のフオトレジスト画像を形成させた場合には
片側面にのみ網目画像が、他側面にはエツチング
が施されていない片面メツシユ部3が形成され
る。また、表面及び裏面になんらエツチングが施
されていない金属製薄板面、即ち非メツシユ部4
となる。
金属製薄板に表現された各種の絵柄部1は、デ
ザイン画、絵画的な模様、書道文字、デザイン文
字等々が含まれる。
この装飾金属製薄板5を額6の前面に不動状に
額装すると共に、この額6には装飾金属製薄板5
の背部に香料を含浸させてなる芳香板7を自在に
装填し得る挿通空隙部8を形成し、この挿通空隙
部8に芳香板7を挿通自在に配設してある。
芳香板7には前面から後面に貫通する多数の通
風孔9を穿設してある。
なお、10は挿通空隙部8の下辺に開閉自在に
設けた下蓋である。挿通空隙部8の後部は背板1
1により芳香が後方に逃げないように閉鎖されて
いる。額6の上部空間12を設け該空間部に低速
回転性のロータリーフアン13を回転可能に設置
してあるものである。また、額6の上部空間12
は芳香板7を自在に装填し得る収容部14と通孔
15を介して連通している。従つて、ロータリー
フアン13を回転させて生じた風は芳香板7の表
面から芳香をのせて両面メツシユ部2を通じて強
制的に外部へ香りを拡散しようとする。16は空
気取り入れ孔である。17はロータリーフアン1
3を回転させる乾電池のような動力源である。
ロータリーフアン13を保護する保護枠18は
第1図想像線で示すように開閉可能となつてい
る。
第4図〜第7図に示される実施例では、芳香剤
の放出量を調整するために、前記の実施例のよう
なステンレス、銅、真鍮のような金属製薄板にエ
ツチング手段により両面メツシユ部22と、片面
メツシユ部23と、全くエツチングを施さない非
メシユ部24とから、各種の絵柄部21を形成さ
せてなる装飾金属製薄板25を額26の前方に不
動に額装し、更にその背部に金属製薄板のほぼ全
面に両面メツシユを施したメツシユ板27を水平
方向に微動可能に装着してあるものである。
装飾金属製薄板25における両面メツシユ部2
2の各通孔部28のピツチと、その背後に装着さ
れているメツシユ板27に設けられた各透孔29
のピツチを等間隔に設けてあるので、後方のメツ
シユ板27を透孔29分を一ピツチ分を水平芳香
にずらせることにより装飾金属製薄板25の各通
孔部28の全部または一部を自由に閉鎖又は開口
させることが出来る。メツシユ板27を微動を容
易にするべく、メツシユ板27と一体に形成させ
た摘み部30を第7図のように額26の下蓋31
に穿設された溝孔32より臨出させてある。この
場合においても、メツシユ板27の後方と背板3
3との間には芳香板34を挿通するための間隙部
35が形成されている。この芳香板34は多数の
通風孔31が穿設されている。芳香板34の芳香
が背板33により後方に逃げないように閉鎖され
ている。更に、前記間隙部35の下部には開閉自
在に設けた下蓋36を形成せしめてある。額26
の上部収容空間37を設け該空間部に低速回転性
のロータリーフアン38を回転可能に設置してあ
るものである。39は開閉蓋である。上部収納空
間37は空気取り入れ孔40を介して芳香板34
の収納されている間隙部35と連通している。
(効果) この考案は、上述のように、非メツシユ領域と
メツシユ領域とにより絵、デザイン図形、文字等
を施された装飾性金属薄板を額装し、この装飾性
金属薄板の背部に芳香板を着脱自在に設けてある
ので、芳香が額のほぼ全面より発散させることが
でき、従つて額を掛けてある壁面周辺の美的効果
と同時に芳香により臭い消し効果を充分果たすこ
とが出来る。又、芳香板は適宜に着脱自在として
あるのから、芳香がなくなれば新しい芳香板を取
り替えることにより常に新鮮な芳香を発散させる
ことが出来る。しかも、額として壁面に吊り掛け
て使用するので従来の芳香具のように特定の平面
の設置場所が必要でなくなる効果がある。
額内部にロータリーフアンを回転可能に装着し
てあるので装飾性金属薄板の背部に設置されてい
る芳香板の匂いがロータリーフアンの送風によつ
て装飾性金属薄板の透孔から短時間で外部へ強制
的に排出する効果がある。
装飾性金属薄板と、その背部にメツシユのみか
らなるメツシユ板を微動可能に設けたものでは、
まず、額内部に設置されたロータリーフアンを回
転させることによつて、芳香板の芳香は強制的に
額の前面に張着された装飾性金属板のメツシユ領
域より強制的に外部に放出される。
次に、芳香の強制的な放出を必要としない場合
には、ロータリーフアンの回転を止めればよい。
更に、全く芳香の発散の必要のない時には装飾
性金属薄板の背部に配置されたメツシユ板を微動
させることによつて芳香は額内部に拘束しておく
ことによつて、芳香板に含まれた芳香の無駄な放
出を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例で、第1図は芳香を放
つ額の断面図、第2図は平面図、第3図は装飾性
金属薄板の拡大断面図、第4図は他の実施例を示
す断面図、第5図は装飾性金属薄板の通孔部とメ
ツシユ板の透孔とが一致した状態を示した一部拡
大断面図、第6図は装飾性金属薄板の通孔部がメ
ツシユ板により閉鎖した状態を示した一部拡大断
面図、第7図は部分底面図である。 1……絵柄部、2……両面メツシユ部、3……
片面メツシユ部、4……非メツシユ部、5……装
飾金属製薄板、6……額、7……芳香板、13…
…ロータリーフアン、21……絵柄部、22……
両面メツシユ部、23……片面メツシユ部、24
……非メツシユ部、25……装飾金属製薄板、2
6……額、27……メツシユ板、34……芳香
板、38……ロータリーフアン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 非メツシユ領域とメツシユ領域とにより絵と
    デザイン図形、文字等よりなる絵柄部を施した
    装飾性金属薄板を額装し、この装飾性金属薄板
    の背部に芳香板を着脱自在に設けてなる額を形
    成し、該額内部にロータリーフアンを回転可能
    に装着することを特徴とする芳香を強制的に放
    出する額。 (2) 芳香板は多孔性板である請求項1の芳香を強
    制的に放出する額。 (3) 非メツシユ領域とメツシユ領域とにより絵、
    デザイン図形、文字等よりなる絵柄部を施した
    装飾性金属薄板を額装し、この装飾性金属薄板
    の背部にメツシユのみからなるメツシユ板を微
    動可能に設けると共に、更にこの金属薄板の背
    部に芳香板を着脱自在に設けてなる額を形成
    し、該額内部にロータリーフアンを回転可能に
    設けることを特徴とする芳香を強制的に放出す
    る額。
JP2576790U 1990-03-14 1990-03-14 Expired JPH0450852Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2576790U JPH0450852Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2576790U JPH0450852Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14

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Publication Number Publication Date
JPH03116161U JPH03116161U (ja) 1991-12-02
JPH0450852Y2 true JPH0450852Y2 (ja) 1992-12-01

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ID=31528690

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JP2576790U Expired JPH0450852Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14

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JP (1) JPH0450852Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5317706B2 (ja) * 2007-02-02 2013-10-16 明 伴野 表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5317706B2 (ja) * 2007-02-02 2013-10-16 明 伴野 表示装置

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JPH03116161U (ja) 1991-12-02

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