JPH0450817B2 - - Google Patents

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JPH0450817B2
JPH0450817B2 JP1187815A JP18781589A JPH0450817B2 JP H0450817 B2 JPH0450817 B2 JP H0450817B2 JP 1187815 A JP1187815 A JP 1187815A JP 18781589 A JP18781589 A JP 18781589A JP H0450817 B2 JPH0450817 B2 JP H0450817B2
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JP
Japan
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shaped member
container
disc
foamed
state
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1187815A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02232019A (ja
Inventor
Yosha Maeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1187815A priority Critical patent/JPH02232019A/ja
Publication of JPH02232019A publication Critical patent/JPH02232019A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、材料を泡立てる調理器及び調理方
法、特に、生クリーム、牛乳、卵黄及び砂糖等か
らなる材料を泡立ててアイスクリーム生地を生成
するのに好適な調理器及び調理方法に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種調理器として、くし刃状の撹拌翼
の回転中心から上方に向つて摘出用把手を形成
し、把手の側面に、材料の泡立て高さを測定する
目盛を設けたものが実公昭57−27394号公報にて
知られている。
しかしながら、材料は把手の回転による遠心力
によつて、外周へ飛ばされ、再び把手側面に接触
する動作を繰返して脈動する。また、把手側面に
目盛を形成しているので、目印が見にくく、材料
が脈動することと相俟つて、材料が目盛に達した
か否かを判断するのが困難なものである。
また、撹拌翼はくし刃状に形成されているた
め、撹拌翼を回転すると、材料は撹拌翼に押され
て撹拌翼の外周及び上方へ逃げようとする。その
為、材料の上面は撹拌翼の回転に伴なつて大きく
波打ち、上述の理由と相俟つて、より一層材料が
目盛に達したか否かを確認するのが困難であつ
た。
従つて、使用者は勘によって運転を停止して泡
立て状態を確認しなければならず、泡立て過ぎて
失敗することも多いものであつた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、上記欠点に鑑みなされたもので、材
料の泡立て状態を、運転を停止することなく、容
易に確認できる使用勝手の良い調理器及び調理方
法を提供することを課題とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明の調理器は、電動機を内蔵する本体と、
該本体に載置される容器と、該容器内に配設され
前記電動機により回転駆動される撹拌体とを備
え、前記撹拌体は、容器内底面と略平行な円盤状
部材を有するとともに、前記容器内に投入される
所定量の材料が所望の泡立て状態に泡だつた際
に、その回転中心が材料により覆われるよう構成
したことを特徴とする。
また、本発明の調理器は、円盤状部材を有する
容器内に所定量の材料を入れ、前記円盤状部材に
よつて材料を撹拌し泡立てて、材料が所望の泡立
て状態に泡立つた際、前記円盤状部材の回転中心
が材料によつて覆われることによつて材料が所望
の泡立て状態に泡立つたことを表示せしめる。
(ホ) 作用 容器内に所定量の材料を入れ、円盤状部材を回
転すると、材料は空気を混入しながら泡立てが進
行し、体積膨張が行われる。そして、円盤状部材
の回転中心が材料によつて覆われると、材料が所
望の泡立て状態になつたことになる。
この時、円盤状部材によつて材料を撹拌するの
で、材料の波打ちは小さく、また、この円盤状部
材の回転中心が材料によつて覆われた状態では、
材料上面に遠心力が加わらず、従つて、材料の波
打ち、脈動がないために、円盤状部材の回転中心
が材料によつてスムースに覆われるとともに、回
転中心が覆われることにより、材料が所望の泡立
て状態になつたことが一目で確認できる。
(ヘ) 実施例 本発明の一実施例を図面に基づき以下に詳述す
る。
1は電動機(図示せず)を内蔵するミキサ本
体、2は前記本体1上に着脱自在に載置される合
成樹脂製の容器で、上部から下部に亘つて略同径
の内径を有する有底筒状に形成され、底面中央に
設けた軸受3により回転軸4を回転自在に軸支し
ている。前記回転軸4の下部には前記電動機の出
力軸上端のカツプリングに係脱自在に係合するカ
ツプリング5が固着されている。6は前記容器2
底部に垂下形成され、本体1上面に載置するため
の筒状の脚部で、この脚部6は前記カツプリング
5より下方に延設され、容器2のテーブル等への
載置時、カツプリング5がテーブル等に触れない
ようになされている。
7は前記回転軸4の上部に装着され、
10000rpm〜20000rpm程度の高速回転をする合成
樹脂製の撹拌体で、前記容器2の内底面に平行に
近接する円盤状部材8と、この円盤状部材8の回
転中心から上方に向つて一体的に突設した略円錐
状の表示体9とから構成している。前記表示体9
は、容器2内の生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等
からなる所定量の材料が「6〜7分立て」(初期
体積の1.6倍〜2.0倍の体積増加)に泡立つた際、
上面がすりばち状になつた材料の略中心部によつ
て覆われる高さに形成している。
次に、動作について説明する。本体1上に容器
2を載置して回転軸4下部のカツプリング5を電
動機の出力軸上端のカツプリングに連結する。容
器2内に生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からな
る材料を表示体9の上端まで入れ、電動機を駆動
して撹拌体7を10000rpm〜20000rpm程度の高速
で回転すると、撹拌体7の円盤状部材8の回転に
より材料が対流し、第2図イ矢印にて通路を通つ
て空気が材料に連続的に供給されて泡立てを行な
う。
運転初期は、材料の粘度が低いため、第2図イ
に示す如く、材料は円盤状部材8の回転力によつ
て飛ばされ、表示体9は露出した状態となる。
泡立てが進行すると、材料の粘度が増加し、第
2図ロに示す如く、円盤状部材8の回転力による
対流が抑えられ、表示体9の根元が材料によつて
徐々に覆われ始める。
更に泡立てが進行すると、材料の粘度が増加
し、円盤状部材8の回転力による材料の対流が著
しく低下し、第2図ハに示す如く、材料の上面が
すりばち状になり、円盤状部材8の回転中心であ
る表示体9の上端が材料の中央部によつて覆われ
る。この時が所謂「6〜7分立て」の状態で、材
料が初期体積の1.6倍〜2.0倍に泡立つたアイスク
リーム生地として最適とされている状態である。
この状態では、材料を円盤状部材8によつて撹拌
しているので、材料の波打ちは小さく、また、表
示体8を材料が覆つているので、表示体8の遠心
力は材料上面に加わらず、材料の脈動がないた
め、表示体8は、材料が「6〜7分立て」の泡立
て状態に泡立つた際に、材料によつてスムースに
覆われるとともに、材料の脈動がないため、表示
体8が覆われた状態が維持され、材料が所望の泡
立て状態になつたことを一目で確認できる。
尚、容器2の内径107mm、容器2の高さ90mm、
円盤状部材8の外径33mm、円盤状部材8の厚さ3
mm、容器2内底面から表示体9の上端までの高さ
37mm、撹拌体7の回転数12000rpmとして実験し
たところ、生クリームの種類等によつて多少の相
違があるが、3分程度でアイスクリーム生地を生
成できた。この実験装置に依れば、材料が「6〜
7分立て」に泡立つた状態では撹拌力が著しく低
下し、撹拌体7を回転し過ぎても、それ以上泡立
つのを阻止でき、泡が分解するといつた不都合は
ない。
更に、容器2、撹拌体7等からなるアタツチメ
ントをジユーサ専用の本体、或いはジユーサミキ
サ専用の本体1′に装着することが考えられるが、
機種によつて電動機の出力軸上端に設けられたカ
ツプリングの高さが異なるため、そのまま使用す
ることができない。そこで、第3図に示す如く、
カツプリングの高さに合わせたスカート10を容
器2底面から垂下形成したボス11にネジ12止
めし、スカート10を機種に応じて交換すること
で容器2、軸受3、回転軸4及び撹拌体7を複数
の機種の兼用することができる。
(ト) 発明の効果 本発明の特許請求の範囲第1項記載の調理器に
依れば、円盤状部材の回転によつて材料を撹拌し
ているので、材料の波打ちは小さく、従つて、材
料が所望の泡立て状態に泡立つた際材料が円盤状
部材の回転中心をスムースに覆うとともに、材料
の脈動がないため、円盤状部材が覆われた状態が
維持され、材料が所望の泡立て状態になつたこと
を一目で確認できる。従つて、運転を停止するこ
となく、材料の泡立て状態を容易に判別すること
ができる等の効果を奏する。
本発明の特許請求の範囲第2項記載の調理方法
に依れば、円盤状部材の回転によつて材料が撹拌
されるので、材料の波打ちは小さく、また円盤状
部材の回転中心が材料によつて覆われることで材
料が所望の泡立て状態に泡だつたことを表示する
ので、この状態では材料に円盤状部材の遠心力が
加わらず、材料の波打ち、脈動が小さい。従つ
て、材料が所望の泡立て状態に泡立つた際、材料
が円盤状部材の回転中心をスムースに覆うととも
に、材料の脈動がないため、円盤状部材が覆われ
た状態が維持され、材料が所望の泡立て状態にな
つたことを一目で確認でき、材料の泡立て状態を
明確に且容易に判別できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示し、第1図
は一部破断側面図、第2図イ,ロ,ハは作用を説
明する要部断面図、第3図は他の本体に装着した
一部破断側面図である。 2……容器、7……撹拌体、8……円盤状部
材、9……表示体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電動機を内蔵する本体と、該本体に載置され
    る容器と、該容器内に配設され前記電動機により
    回転駆動される撹拌体とを備え、前記撹拌体は、
    容器内底面と略平行な円盤状部材を有するととも
    に、前記容器内に投入される所定量の材料が所望
    の泡立て状態に泡だつた際に、その回転中心が材
    料により覆われるよう構成したことを特徴とする
    調理器。 2 円盤状部材を有する容器内に所定量の材料を
    入れ、前記円盤状部材によつて材料を撹拌し泡立
    て、材料が所望の泡立て状態に泡立つた際、前記
    円盤状部材の回転中心が材料によつて覆われるこ
    とによつて材料が所望の泡立て状態に泡立つたこ
    とを表示する調理方法。
JP1187815A 1989-07-20 1989-07-20 調理器及び調理方法 Granted JPH02232019A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1187815A JPH02232019A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 調理器及び調理方法

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JP1187815A JPH02232019A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 調理器及び調理方法

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JP62006557A Division JPS63174628A (ja) 1987-01-14 1987-01-14 調理器

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Publication Number Publication Date
JPH02232019A JPH02232019A (ja) 1990-09-14
JPH0450817B2 true JPH0450817B2 (ja) 1992-08-17

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ID=16212726

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JP1187815A Granted JPH02232019A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 調理器及び調理方法

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JP (1) JPH02232019A (ja)

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JPH02232019A (ja) 1990-09-14

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