JPH04507254A - 線維素溶解活性検出用試薬 - Google Patents

線維素溶解活性検出用試薬

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JPH04507254A
JPH04507254A JP2512113A JP51211390A JPH04507254A JP H04507254 A JPH04507254 A JP H04507254A JP 2512113 A JP2512113 A JP 2512113A JP 51211390 A JP51211390 A JP 51211390A JP H04507254 A JPH04507254 A JP H04507254A
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セルマー,ヨハン
トロムホルト,ニエルス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 線維素溶解活性検出用試薬 発明の分野 本発明は、線維素溶解酵素の増加した放出または増加した線維素溶解活性検出用 の診断試薬、ならびにインビボでのこのような酵素または活性の検出方法におけ る試薬の使用に関する。
発明の背景 血栓の発生は非常に複雑な過程である。簡単と言えば、血小板の血管表面への付 着が凝固の全カスケードを開始し、その結果フィブリンで被覆された血小板が凝 集することになる。
連続するフィブリン付着はたぶんこの過程が開始してから24−48時間以内に 停止し、その後血栓が組織され、すなわち平滑筋細胞または線維芽細胞からなる 繊維状組織で結局置き換わるか、または線維素溶解現象が生じるかのいずれかで あろう、後者の場合、組織プラスミノーゲンアクチベーターが内皮から分泌され 血栓上でフィブリンと結合しここでプラスミノーゲンのプラスミンへの転化を触 媒化する。次いで血栓は線維素溶解の結果として消滅する。
新規血栓溶解剤(たとえば組織プラスミノーゲンアクチベーターまたはストレプ トキナーゼ)の開発に関し、迅速で確実な血栓症の診断が必要である。というの はこれらの薬剤は血栓形成の4−6時間以内が最も有効であるからである。(T IMI研究グループ、N、 Engl、 J、 Med、 312.1985.  p、932−936)、これまでのところ、生化学的パラメーターはこの問題 を解決するのにいかなる助けにもならないようである(シイ。
イー、オースチン、 G、 E、 Au5tin+ Arch、 Path、  Lab、 1Iled。
111、1987. p1158−1162)。
血栓症診断のシンチグラフィーが提案されてきた。最初に、診断用に開発された 試薬は、これらの成分が形成時に血栓へ組込まれるという理由で、放射性標識化 血液成分(たとえば、フィブリノーゲンまたは血小板)を基礎とした〔たとえば これらの方法の評論、ケー、ニー、コーン(K、A、 Krohn)およびエル 、シイ、ナイト(L、 C,Knight)、 ”Radio pharmac euticals for Thro@bosis Detection:5e lection、 Preparationand Cr1tical Eva luation”、 Sem1nars in Nuclear Medici ne+Vol、 Vll、 No、3.1977年7月、 p219−228参 照〕。標識化フィブリノーゲンまたは血小板を用いた欠点のいくつかが報告され ている(放射性標識化血小板の場合、ニー、エム、ビーターズ(A、 M、 P eters) ら、Br1tish Medical Journal 293 ,1986年12月13日、 p、1525、標識化血小板の生産は時間がかか りそしてかなりの技術的熟練が必要でありこのためその使用が広がらないという ことを手短かに指摘している〕 ;最も深刻な欠点の1つは、約24時間より古 い血栓における試薬の蓄積がたぶんシンチグラフィー検出を許すには不十分なこ とである(たとえば、ジェイ、エイチ ボウルスマーデヮール284−286に 手短かに指摘されている)。
より最近では、様々な血液成分に対する放射性標識化抗体を血栓症の診断用試薬 として使用することが試みられてきた。
かなりの数の文献に、様々な放射性同位元素で標識化されたモノクローナルまた はポリクローナルアンチフィブリン抗体を使用し、そしてIn−11,1、l− 131またはTc−99mが特に深部静脈血栓症の診断に最も一般的に使用され ることが報告されている。
すなわち、たとえばニス、エフ、ローゼブロー(S、 F。
Rosebrough) ら、Radiology 156.1985年、 p 515−5i7には犬において起こされた静脈血栓の画像形成に対し!−131 標識化モノクローナルアンチフィブリン抗体を使用することが記載されている。
ニス、エフ、ローゼブローら、Radiology162、1987年、 p5 75−577には、成熟血栓の画像形成のためにヒトおよび犬のフィブリンに特 異的なl−131標識化モノクローナル抗体を使用することが記載されており、 1,3および5日目の犬の深部静脈血栓の成功した画像形成が報告されている。
同様に、エル、シイ、ナイト(L、 CoKnight)ら、J、 Nucl、  Med、 29.1988. p、494−502には、動物(ウサギおよび 犬)モデルにおける血管血栓の画像形成にIn−111標識化モノクローナルア ンチフイブリン抗体を使用することが記載されており、ウサギ8匹中5匹におけ る4E!目までの血栓の画像形成および犬8匹中6匹における0、5時間および 24時間の血栓の画像形成を報告している。これらの研究のすべては、これらの 知見に基づいて、標識化モノクローナルアンチフィブリン抗体がヒトの患者にお ける血栓の画像形成にも有効であると結論している。
ヒトにおける深部静脈血栓症の診断の研究は放射性標識化モノクローナルアンチ フィブリン抗体を用いてなされることが、たとえばエム、ユング(M、 Jun g)ら、Eur、 J、 Nucl。
Med、 14(5−6)、 1988. p280−283; エイチ、ジェ イ、アロネン(H,J、 Aronen)ら、Eur、 J、 Nucl、 M ed、 14(5−6)、1988. p−288−290;およびエフ、デギ ータ−(F、 De Geeter) ら、Bur。
J、 Nucl、 Med、 14(5−6)、 1988. p284−28 7に記載されている。
ユングらはシンチグラフ分析が血栓が10日より古くない場合ふくらはぎ、膝窩 静脈および大腿の確立された深部静脈血栓に有用であるということを結論してい る。アロネンらはシンチグラフィー析の偽似的陽性結果を報告しそして静脈造影 法により陽性結果を確認することが必要であることを結論している。デギーター らはアンチフィブリンシンチグラフィがコントラスト静脈造影法に代わる将来性 を提供するものではないかと考えている。アンチフィブリン抗体はこれらの抗原 性部位が血栓域に位置するという利点を有する。しかしながら、アンチフィブリ ン抗体は循環系において長い半減期を有ししたがって高いバックグラウンド活性 がある。これは標準化アンチフィブリン抗体の使用を非緊急状況へ制限する(た とえば、ゼット、オスター(1,Qster)およびビー、ツム(P、 Sow )、 Aa+erican Journal of Radiology 15 2+ 1989年2月、 p253−260、はまた標識化アンチフィ“プリン 抗体が特に成熟した深部静脈血栓の検出に特に適するであろうことも注目他の文 献には、血栓症の診断に放射性標識化モノクローナル抗血小板抗体を使用するこ とが記載されている。すなわち、ニー、エム、ピータース(A、 M、 Pet ers) ら、Br1tish Medical Journal 293.1 986年、 p1525−1527には、患者における深部静脈血栓の画像形成 することに対しIn−111標識化モノクローナル抗血小板抗体の使用が記載さ れており、抗体は画像形成の陽性結果を得るために血栓の表面へ血小板付着が進 行しなければならないので成熟血栓よりむしろ新しい血栓の画像形成に有用であ ると結論づけている。彼らはまた、腎臓移植拒否反応、人工動服表面における血 小板取り込みおよび動脈ならびに心臓内血栓の画像形成に抗体を使用することを 示唆している。
ニー、ダブリュ、ジェイ、ストウフトル ^、 ’t1. J、 5tuttl eら、Eur、 J、 Nucl、 Med、 14(5−6)、 1988.  p122−125では、深部静脈血栓の画像形成に対しモノクローナル抗血小 板抗体のフラグメントの使用を報告している。同様に、ビイ、ツム(P、 So w)ら、J、 Nucl、 Med、 27.1986. p1315−132 0には、犬において実験的に起こした血栓の画像形成に対しTc−99m標識化 モノクローナル抗血小板抗体フラグメントを使用することが記載されている。彼 らは抗体フラグメントを血液プールを差引くことなく胸腔における血栓の画像形 成に使用されうることおよびこれらは返血管内血栓を検出するために有用である と結論づけている。彼らはさらに抗体フラグメントの標識化が血小板の標識化よ り簡単であることを示唆している。
ゼット、エイチ、オスカー(Z、 H,0ster)およびビイ、ツム、^me rican Journal of Radiology 152.1989年 2月、2゜253−260は、血栓画像形成の目的についての標識化抗血小板抗 体標識化アンチフィブリン抗体の特性を検討している。上記で検討したように1 .長い半減期を有するアンチフィブリン抗体と比較して抗血小板抗体は迅速な血 液クリアランスという利点を有する。これらの抗原部位は循環する血小板上に位 置し、早い段階で出現した血栓へ混入されるべき機会をこれらへ与え、これによ り標的/血液比(すなわち、血栓症部位における活性と血液中のバックグラウン ド活性間の比が増加する。他方、抗血小板抗体の循環する血小板への付着は約2 4時間以上たった血栓を可視化することを困難にする。
血栓の検出に対しならびに悪性腫瘍の位置決め(t−PAの場合)に対する放射 性標識化線維素溶解酵素(たとえば組織プラスミノーゲンアクチベータ−(t− PA)、ウロキナーゼ、ストレプトキナーゼ)またはその前駆体(たとえばプラ スミノーゲン)もまた、血栓のフィブリンまたは他の成分に対するそれらの親和 性のために研究されてきている。すなわち、ジエイ、エイチ、ボウルスマーデワ ール(J、HoPaulsaha−De Waal) ら、前掲、には血栓症検 出のための試薬としてのTc−標識化t−FAの研究が記載されている。彼らは 、全身的に注射した放射性標識化t−PAがたぶん肝臓におけるその迅速なりリ アランスのために有効な結果(すなわち血注射した標識化t−PAは血栓におけ る著しい活性の取込みを示すと結論すけている。他方、ディ、ジェイ、ハナトウ ィッヒ(D、 J、 Hnatowich)ら、Eur、 J、 Nucl、  Med、 13.1987゜p467−473ハ、In−111で標識化したジ エチレントリアミンペンタ酢酸と結合したt−PA複合体を静脈注射することで 、肝臓におけるこの試薬の迅速なりリアランスが観察されるとはいえ、実験的に 起こした犬の血栓の明確な画像形成を見出した。
ニス、エル、カロネン(S、L、 Karonen)ら、J、 Nucl、 M ed。
29、1988. p1194−1199は、放射性標識化複合体t−PAを用 いた悪性腫瘍の場所の突き止めを報告しており、悪性腫瘍組織における!!識化 t−PAの蓄積は腫瘍検出のための標識化t−PAを使用する可能性を暗示して いると結論すけている。
しかしながら、後者の研究(ニス、エル、カロネンら、Eur。
J、 Nucl、 Med、 14(5−6)、 198B、 p610−61 1)は放射性標識化t−PAの大部分が血漿から直ちに排出されることを確認し ている。標識化t−PAを使用する別の欠点は、これが肝臓に蓄積するので、局 部放射能投与量が高くなり過ぎる危険性のために使用する診断試薬の量を減らす 必要があることである。
これとは別に、標識化t−PAは血栓上の付着部位に対するフィブリン沈着の反 応として身体が作るt−PAと競合しなければならない。
標識化ストレプトキナーゼおよびウロキナーゼもまた、チー。ニー、コーンおよ びエル、シイ、ナイト、前掲により調査されたように、血栓画像形成に使用され てきた。彼らもまたこれらの酵素のいずれかを使用する場合の本来的ないくつか の困難性を報告しくp 226参照)、これらがまだしばらくは血栓の場所の突 き止めのために臨床的には使用されないということを結論すけている。放射性標 識化プラスミノーゲンの使用もまたチー。ニー、コーンおよびエル、シイ、ナイ ト、前掲により調査され、これはより古い血栓の画像形成のための潜在的使用が あるという結論である。
本発明の記載 血栓検出のために提案された様々な放射性標識化試薬の存在にもかかわらず、し かしながら線維素溶解酵素に対する抗体を標識化しそして標識化した抗体を増加 した繊維素溶解活性のインビボ検出に使用することは新規であると考えられる。
これらの試薬についてこれまでのところ得られた研究データはこれらの使用が公 知試薬について報告された少な(とも幾つかの欠点を克服するということを示唆 している。
したがって、本発明はヒトまたは動物の身体における線維素溶解酵素の増加した 放出または増加した線維素溶解活性のインビボにおける検出のための診断試薬に 間し、該試薬は線維素溶解酵素に対する抗体の結合のインビボでの検出を許す物 質で標識化した線維素溶解酵素に反応性の抗体、または該抗体のフラグメントか らなるものである。
本明細書の内容において、用語“線維素溶解酵素”とは、フィブリンの分解を直 接触媒化する酵素(たとえばプラスミン)もしくはその前駆体(たとえばプラス ミノーゲン)または線維素溶解活性形への酵素前駆体の切断を触媒化する酵素( たとえばt−PAまたはウロキナーゼ)のいずれかを意味するものと理解された い。好ましい線維素溶解酵素はフィブリンに対し親和性を有するもの、すなわち フィブリン自身もしくはフィブリンに付いている成分に結合するものたとえばむ −PA、プラスミン、プラスミノーゲンまたはその類似物質、またはフィブリン に対し親和性を示すように修飾されたもの(たとえば修飾ウロキナーゼ)である 。用語“類似物質”とは、天然配列における1個以上のアミノ酸の追加、置換、 挿入または欠失となる方法でこれをコードするDNA配列を修飾することにより 得られる当該酵素の誘導体として、または同族酵素または起き上がるかもしくは 天然酵素を目指す抗体と反応するものとして定義される。少なくともt−PAに 関しては、幾つかの類似物質を予め記載しであることは注意すべきである。低い フィブリン親和力を有する酵素(たとえば、天然ウロキナーゼ)からフィブリン 親和性を有する線維素溶解酵素を得るために必要な修飾はそれ自体公知の組換え DNA技術により作られる。もちろん、このような類似物質または修飾された酵 素はヒトまたは動物の身体において天然には見出されないが、しかし本発明診断 方法の好ましい実施態様の一部を形成し、これにより類似物質または修飾酵素が 標識化抗体の投与前または投与後に患者へ投与される。このような方法の利点の 1つはたとえば血栓または他のフィブリン沈着の部位での線維素溶解酵素のレベ ルがほとんど十分に増加し、その結果抗体結合物が増加して診断の正確さが向上 することである。
表現“増加した線維素溶解活性”とはフィブリン分解の通常より高いレベルを意 味するものであり、一方用語“線維素溶解酵素の増加した放出”とは、たとえば フィブリンの沈着が起こらずしたがって線維素溶解現象が起こらない弱いイシエ ミー症状と関連した、線維素溶解システムの一部を形成する1・つ以上の酵素の 増加した分泌に関する。
用語“抗体”とは、線維素溶解酵素(または類似物質)に暴露されたヒトもしく は動物またはヒトもしくは動物細胞の反応として形成されるいずれかの物質に関 する。通常のプラクティスによれば、“前記抗体のフラグメント”とは、抗体の Fab’ F (ab’ )zまたはFvフラグメントならびにシングルードメ ント抗体である。
生理学的条件下で、循環する線維素溶解酵素の量は低く、一方血栓症の場合にお けるこれらの酵素の局部濃度は非常に増加しこれは当該線維素溶解酵素のいずれ か1つに対抗する抗体に対する抗原部位が血栓域でほとんど独占的に見出されそ の結果好ましい標的/血液比が得られることを意味する。
これはさらに抗体投与前または投与後に抗体が反応する線維素溶解酵素を投与す ることにより強化される。この方法において、より古い血栓損傷部において当該 線維素溶解酵素のレベルを増加し線維素溶解酵素に対し非結合の抗体を除去しこ れにより短時間の調査の場合のバックグラウンド活性を低下させることもできる 。特に好ましい実施態様において、線維素溶解酵素はt−PAであり、これは投 与されるとただちに循環系から取り除かれ肝臓レセプターと結合する。驚くべき ことに、t−PAまたは上記で定義したようなその類似物質を抗−t、−PA抗 体投与後のいくつかの適当な時点で投与すると、得られたt−PA/抗−t−P A複合体は非複合抗体よりも血漿中の半減期が非常に短かくこれば複合体が遊離 t−PAと同じレセプターへ結合するためであることが見出された。したがって 、この実施態様によれば本発明はさらに診断組成物に関し、該組成物は、別々の 容器中にて、(a)線維素溶解酵素に対する抗体の結合のインビボでの検出を許 す物質で標識化された線維素溶解酵素待にt−PAと反応する抗体、または該抗 体のフラグメント、および(b)抗体が反応する線維素溶解酵素、特にt−PA またはその類似物質 からなるものである。
別の見地において、本発明はヒトまたは動物の身体における線維素溶解酵素の増 加した放出または増加した線維素溶解活性のインビボ検出方法に関し、該方法は 、(a)線維素溶解酵素に対する抗体またはそのフラグメントの結合のインビボ での検出を許す物質で標識化された、線維素溶解酵素と反応する抗体または該抗 体のフラグメントの診断有効量をヒトまたは動物の患者へ投与し、そして(b) 結合した標識化抗体の存在を測定することにより患者における線維素溶解酵素の 増加した放出または増加した線維素溶解活性の位置決めする ことからなる方法である。
この方法の一実施態様において、線維素溶解酵素またはフィブリン親和性を示す ように修飾された酵素は標識化抗体の投与前に患者へ投与される。上述のように 、これはフィブリン沈着部位での酵素のより高濃度を確実にし、それゆえより強 いシンチグラフィー信号(バックグラウンド活性と比較)となり症状のより正確 な診断ができる。これに代わって、線維素溶解酵素またはその類似物質を、上述 したように、抗体の投与後に幾つかの適当な時点で投与してもよい。すなわち、 線維素溶解酵素の投与を、増加した線維素溶解活性の部位における標識化抗体の 適切量の結合を確実にするのに十分な期間経過後に行なってもよく、この線維素 溶解酵素のその後の投与は循環系における残存する抗体の迅速な排出とこれに続 く実質的に減少したバックグラウンド活性をもたらす。この期間は約30分〜約 24時間が適切である。線維素溶解酵素の投与量は一般に治療投与量より低い。
別の見地において、本発明は、線維素溶解酵素に対する抗体またはそのフラグ、 メントの結合のインビボ検出を許す物質で標識化された、線維素溶解酵素と反応 する抗体または該抗体のフラグメントの、ヒトまたは動物の身体における線維素 溶解酵素の増加した放出または増加した線維素溶解活性のインビボ検出用診断試 薬の調製への使用に関する。上記で例示したように、sui素溶解酵素は、t− PA、グラスミン、プラスミノーゲンもしくはその類似物質、またはフィブリン 親和性を有する修飾された線維素溶解酵素からなる群から選択されるのが好まし い。
本発明目的のために抗体を起こさせる特に好ましい線維素溶解醇素は、フィブリ ンに対する高い親和性を示すので、t−PAまたはその類似物質であり、特に天 然t−PAである。
また、血液中のt−PAの量は通常非常に少なく、−力瘤的過程に関連してt− PA濃度は高い。
本発明の診断方法に使用される抗体は、特異的成分だけ、この場合好ましい線維 素溶解酵素だけに閏かう単一特異性抗体が好ましい。単一特異性抗体はポリクロ ーナルおよびモノクローナルの両方ともよい。
ポリクローナル抗体は適当な動物へ当該線維素溶解酵素のほぼ純粋な製剤(その 単一特異性を確実にするために)を注射し次いで最初に採血する6ケ月前までの 間適当な間隔(たとえば2週間から1ケ月まで)で1回以上のブースター注射を 行なう。次いで、この免疫化レジメを続けながら、動物から各ブースター免疫化 後約1週間してから採血し、そしてたとえばハルボエ(Harboe)およびイ ンギルド(Ingild)、5cand、 J、 Imsgun、 2 (Su ppl、 1)、 1973.p161−164に記載されているように、それ 自体公知の方法で血清から抗体を単離する。
しかしながら、より高い特異性および診断の正確性を保証するので、本発明方法 においてモノクローナル抗体(またはその))グメント、たとえばFab’ 、 F (ab’ )2またはFvフラグメント)を使用することが好ましい、モノ クローナル抗体は十分確立された方法たとえばエル、シイ、ビーターセンルら、 Thrombosis and Haemostasis 57(2)+ 19 87+p205−211により得られる。モノクローナル抗体はいずれかの適当 な供給源からのものでよく、したがってネズミ科またはヒトモノクローナル抗体 から選択されてもよいことは注意すべきである。
抗体はまた、抗体またはそのフラグメントをコードするDNA配列を適当な細胞 たとえば微生物、植物、動物またはヒトの細胞へクローニングし、この細胞を当 該抗体またはフラグメントの産生を助ける条件下で培養し、抗体またはそのフラ グメントを培地から回収することにより製造される。クローン化抗体または抗体 のフラグメントを調製するための可能性のある綿密な計画は次のようなところで 検討されている:たとえば、エル、リエッヒマン(L、 Riechsan)ら 、Nature 332、1988年3月24日、 p、323ffはラットの 可変領域とヒトの一定領域のキメラ抗体の調製について記載し;エム、ペター( M、 Better) ら、5cience 240.1988年5月20日、  p1041ffはキメラマウス−ヒトFabフラグメントの調製について記載 し;ニー、シャルラ(A、 5harra)およびニー、ブリクタン(A、 P liicktun)、 5cience 240+ 1988年5月20日、  p103B−1040は抗原結合可変ドメントを含む免疫グロブリンFvフラグ メントのクローニングについて記載し;およびイー、ニス、ワード(E、S、W ard)ら、Nature 34L 19B9年10月12日p544−546 は単離された抗原−結合可変ドメント(“シングルドメント抗体”)のクローニ ングについて記載している。
本発明の目的の診断試薬として使用する特に好ましい抗体は、天然t−PAまた はその類似物質(前記定義のように)と反応するモノクローナル抗体またはその フラグメントである。t−PAに対するモノクローナル抗体は予め別の目的で記 載されており、たとえばエル、シイ、ビータ−センら前掲、ヨーロッパ特許第2 98,783号、ケイ、カルトフト(K。
Kaltoft)ら、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA  79+ 1982年、p3720−3723.エル、ニス、ニールセン(1, S、 N1elsen)ら、The EMBOJournal 2.1983.  pH5−119、エル、ニス、ニールセンら、Biochemistry 2 1.1982. p64]0−6415 、ケイ、ダン(K、 Dano) ら 、J、 Histochelw、 Chtochem、 ao、 1982+  p、1165−1170を参照せよ。
本発明の試薬に使用される抗体は、診断の正確さを向上させるためにほぼ純粋な 形であるのが好ましい。
抗体を標識化するのに使用される物質は放射性同位元素であるのが好ましい。同 位元素は適当に短かい半減期を有しこれにより本発明試薬を投与される患者があ まり高過ぎる放射能投与を受けないようにするものが好ましい。
全体的放射能投与量は比較的短時間で身体から排出される抗体を選択することに より最小限化される。同位元素はこの目的に対し予め提案されたもの、たとえば In−111,Tc−99m、l−131,!−123またはl−125から選 択される。抗体の放射性核種を用いた標識化は一般に抗体の放射性標識化につい て当該技術分野で記載されているように行なわれ、たとえばディ、ジエイ、ハナ トウィッヒら、5cience 220.1983. p613−615 (こ こでは抗体はジエチレントリアミン五酢酸と抱合しその後標識化して放射性核種 の安定な結合を促進する)またはビイ、ニー、ローデス(B、 A。
Rhodes) ら、Tun+or Imaging (ニス、ダブリュ、ブリ ュyヒエルS、 W、 Burchielおよびビイ、ニー、ローデス著)、ニ ューヨーク、マージン パブリッシング、p、111423 (ここでは抗体を 直接放射性核種とインキュベートする)である。
特にTc−’99mを用いた標識化はほとんどヨーロッパ特許第169232号 、同第271806号または同第304780号に記載されているように実施さ れる。これらの放射性同位元素により放出された放射能はT−カウンターまたは シンチレーションカメラ中でそれ自体公知の方法にしたがって測定される。
これに代わって、抗体を標識化するために使用される物質は磁気共鳴画像で使用 される物質である。適当な物質の例は、抗体で被覆された磁気粒子でありそして たとえばニス、シェルダン(S、 Cerdan)ら、Magnetic Re 5onance in Medicine 12、1989. p151−16 3にほとんど記載されているように画像形成するために使用されるもの、または 常磁性原子たとえばC10もしくはガドリニウム(たとえば、ジェイ、シイ、サ ッカビニ(J、C85accavint)ら、Invest、 Radiol、 、 5uppl+ L1988、 ps292−5293である。
本発明の診断試薬は、腸管外、鼻、経腸または直腸投与に適するようになるよう にいずれかの方法で配合される。すなわち、試薬はたとえば注射用製剤、エアロ ゾール製剤、懸濁液、溶液、浣腸剖等の形でよい。試薬は薬剤上許容されうる常 の薬剤プラクティスにしたがって配合される。試薬の投与レベルは通常、標識化 抗体の0.1=10mg、好ましくは0.5〜5mg、たとえば約IBである。
本発明の診断試薬は、フィブリンの局所蓄積とその結果局所増加した線維素溶解 に関連するいずれかの症状を診断するのに適することが予想される。すなわち、 試薬は、たとえば血栓症(深部静脈血栓症、冠血栓症、脳血栓症、心血栓症、壁 在血栓症、消化管血栓症、動脈血栓症を含む)、塞栓症(肺塞栓症を含む)、出 血(脳出血、術後出血、消化管出血、血尿、喀血を含む)胃または十二指腸潰瘍 、イシエミー、腫瘍(肺ガン、卵巣ガン、悪性黒色腫、または脳もしくは骨腫瘍 )脈管炎、局所感染症、局所炎症(関節炎を含む)または骨折のような症状を診 断するのに使用される。
図面の簡単な説明 本発明を添付の図面を参照しながら以下の例においてさらに説明する。図におい て、 第1図は、肘静脈における血液サンプリングの部位におけるIn−111標識化 モノクローナル抗−t−PA抗体(t−PA MoAb)の増加した取込みを示 すシンチグラムであり、 第2図および第3図は、試薬注射直後(第2図)および24時間後(第3図)に おける、大腿動脈の動脈切開部位でのIn−111標識化t−PA MoAbの 増加した取込みを示すシンチグラムであり、 第4図は腹部および盲腸の下方中央部における消化管出血部位でのIn−111 標識化t−PA MoAbの増加した取込みを示すシンチグラムであり、 第5図は右ひざ領域での深部静脈血栓症の区域でのln=111標識化t−PA  MoAbの増加した取込みを示すシンチグラムであり、 第6図は、腹部動脈溜の壁在血栓におけるIn−111標識化t−PA MoA bの増加した取込みを示すシンチグラムであり、 第7図は、肺塞栓症の区域におけるIn−1i1標識化t−PA MoAbの増 加した取り込みを示すシンチグラムであり、 第8図は左下腿部における近位の動脈三つ又部の区域においてこの区域の塞栓を 除去するための手術前および手術後1時及び40時間してからのIn−111標 識化t −PA MoAbの増加した取込みを示すシンチグラムであり、第9図 は片側くるぶし骨折領域におけるIn−111標識化t−PA MoAbの増加 した取込みを示すシンチグラムであり、 第10図は左側腸骨静脈の血栓におけるIn−111標識化t−PA MoAb の増加した取込みを示すシンチグラムであり、 第11図は両側卵巣領域、膀胱および横行結腸への腫瘍転移におけるIn−11 1!I識化t−PA MoAbの増加した取込みを示す腹部領域のシンチグラム であり、第12図は虫垂周辺の膿瘍におけるIn−111標識化t−PA Mo Abの増加した取込みを示す後部腹腔領域のシンチグラムであり、 第13図は手首、右足首およびひざにおける関節のリウマチ様関節炎に相当する In−111標識化t −PA MoAbの増加した取込みを示す3つのシンチ グラムであり、第14図は鼻部におけるIn−111標識化t−PA MoAb の増加した取込みを示すシンチグラムであり(鼻粘膜は一般に前立腺および性腺 のように増加した線維素溶解活性を示す)。
第15図は後にt−FAの注射を行なうかまたは行なうことなくIn−111標 識化t−PA MoAbの血漿における全放射能を示すグラフであり、 第16図は後にt−PAの注射を行なうかまたは行なうことな(In−111標 識化t−PA MoAbの免疫反応性部分を示すグラフであり、 第17図はIn−111標識化t−PA MoAb単独およびt−PAとの複合 体のウサギにおける器官分布を示すシンチグラムであり、 第18図はt−FA注射前および注射後のIn−111標識化t−PA MoA bのヒト血漿における全放射能を示すグラフであり、 第19図はt−PA注射後のIn−111標識化t−PAMoAbのヒト器官分 布における変化を示すグラフであり、第20図は最初に右足の血管床におけるI n−111標識化t−PA MoAbの増加した蓄積を示しくA)、およびt− PA注射後の局部的血栓域(右足の頂上)を明らかにする(B)下腿部の2つの シンチグラムである。
以下の例は本発明を単に説明することを意図するだけで、その範囲を何ら制限す るものではない。
例1 t−PAに対するモノクローナル抗体の製造t、 −P A抗原の精製 マウスの免疫化に使用されるt−PAを、リジケン、ディ。
シイ、(Rijken、 D、 C,)およびコーレン、ディ、(Collen 、 D)+J、 Biol、 Che+m、 256.1981. p、703 5−41に記載のように精製した。銀汚染された5DS−ポリアクリルアミドゲ ル電気泳動により測定されたように精製された物質は〉95%純度のt−PAを 含んでいた。
t−PAを用いたAKRマウスの免疫化上記したように得られた精製t−PAを 、0.01%(V/ v )ツイーン80を含む0.15M Naclに対し透 析し、濃度を10Mg/mlに調整した。
AKRマウスを2週間毎に3回免疫化した。最初の2回の免疫感作に対しては、 各マウスに、フロイントの不完全アジュバント50μmで乳化したt−PA50 μ1(t−PA5μg/マウスに相当)で皮下注射を行なった。最後の免疫感作 は最初の二つと同じであるが、しかし皮下よりむしろ腹腔内投与であった。2ケ 月後にマウスはいかなるフロインドアジュバントを使うこともな(t−PA90 μlの静脈ブースター注射を受けた。
細胞融合および細胞の培養 静脈内t−PAブースターを行なって3日後、肺臓を摘出し、肺臓を注意深く解 剖しそして粉砕することにより肺細胞懸濁液を調製した。得られた牌細胞は、ビ ータ−セン、エル。
シイ、Petersen+ L、 C,ら、Thrombosis and H aemostasis 57(2)、 1987. pp、205−211に記 載のように細胞融合について使用した。簡単に言えば、牌細胞を、ポリエチレン グリコール溶液の存在下にX63−Ag8−6.5.3、ミエローマ細胞と融合 させた。融合後、10個の96=井戸型ミクロタイター細胞プレートに播種した 。抗原としてt−PAを用いた酵素連結イムノソルベントアッセイにより2週間 増殖後にハイブリドーマ上澄液をスクリーンした。陽性クローンを限界希釈法を 用いて数回再クローン化しモノクローナル性を確実にした。次いで細胞系を、2 %BMS (ギブコGibco。
英国)とともにRPM11640 (ギブコ、英国)からなる培地中NUNCか らの“細胞工場”にて大規模に増殖した。
モノクローナル抗体の精製 ハイブリドーマ上澄液を濃縮した。pHを8.3に調節し、その後モノクローナ ル抗体をプロティンAゲル上に吸着させることにより4°Cにてモノクローナル 抗体を精製した。溶出をクエン酸緩衝液pH4,5で行なった。
F(ab)zフラグメントの製造 精製されたモノクローナル抗体(サブクラス)tgc、)を、37°Cにて16 時間酵素/基質化1 : 100.pH4,30にてペプシンで消化させた。固 形トリスで反応混合物のpoをpH8,5に調節することにより反応を停止させ た。ウルトロゲル(Ultrogel)AcA44カラム中で未消化igGおよ び低分子量生成物からF(ab)zを分離した。抗体の精製、ペプシン消化およ びF(ab)zの精製を銀汚染5Ds−ゲル中でモニターした。
インジウムを用いたF(ab)、の標識化精製されたF(ab)zを、ハナトウ ィッヒの方法(J。
Immun、 Methods、 65.147−157 (1983)にほぼ したがって、インジウムで標識化した。抱合体の免疫反応性は、EL I SA によりそして抗原としてt−PAを用いたイムノソルベント法で確認された。放 射化学純度はHPLCにより確認された。
例2 症例 すべての患者に例1で記載したように調製したIn−111標識化抗−t−PA  MoAb ll1gを放射性投与1100MBqにて注射したが、ただしケー スBでは放射性投与量は50 MBqであった。シンチグラフ検査をスターシス テム(StarSystem) 2コンピユーターに接続したGEスターカムシ ンチグラフイック カメラ(Starcam scintigraphic c amera)を用いて行ない、抗体を注射すると直ちに開始した。
検査を実施している全期間にわたって何らの乱れも見られなかった。
A、血液サンプルを、50歳の男性から台材静脈から採血し、3時間後に標識化 抗体を注射した。シンチグラフィ検査の最初の8時間、血液サンプリングの目的 で台材静脈中のより末梢部に小さな静脈カテーテルを入れた。抗体注射後24時 間してからサンプリング部位における標識化抗体の取込み増加がシンチグラム上 に見られ、これは標識化抗体が血管損傷域を検出するのに使用されうろことを示 す。
B、5c@長さの動脈切開術を介して重症の動脈硬化症の50歳の男性の左動脈 大腿部コムユニスにおいて血栓性動脈内膜除去手術を施こした。20時間後、標 識化抗体を注射した。
シンチグラフィー検査において、動脈切開部に沿って抗体の即時の取込み増加が 観察された(第2図)。注射後24時間してから、手術で損なわれた血管の微小 血栓症に対応する手術の全領域で抗体の取込み増加が観察された(第3図)。
0.61歳の男性は、重症の消化管出血のためここ二年にわたって数回病院へ入 院してきた。出血部位を注意深く捜すにもかかわらず見つからなかった。患者は 5日間の出血の後で再び入院しこれは入院後も続いた。標識化した抗体t −P A MoAbを注射し、2.5時間後に腹腔のより低い中心部で増加した血栓溶 解活性を検出した(第4図)。血栓溶解活性はこの領域で増加が続き、そして6 時間のシンチグラフィ検査後も活性が盲腸においても検出された。この時点で、 最初に観察された区域において局部的に増加する活性がいまだに検出可能であっ た。患者を手術すると、回盲部から50CII+切除したところにカルシノイド ポリープが見られ、すなわちここは増加した局部活性が検出されたところであっ た。それ以来消化管の出血は見られなかった。
D、患者は78歳の男性で、彼はシンチグラフィー検査を受ける二週間前に交通 事故に巻きこまれた。彼は背中の痛みのために全期間にわたって動けなかった。
シンチグラフィ検査の一日前にコントラスト静脈造影法を行なった。標識化抗体 注射後20時間目の検査により、右足において非常に増加した線維素溶解活性が 見られ(第5図)、これは静脈造影法により観察された血栓閉塞部位の近く、す なわちひざに遠位的な片側静脈およびひざのすぐ上の大腿部静脈の遠位部に適合 した。
E、壁在血栓で被覆された腹部大動脈の動脈瘤を有する81歳の男性に標識化抗 体を注射し、シンチグラフィ検査を開始してから20時間後にこの症状のために 患者を手術した。
増加した線維素溶解活性が壁在血栓の部位で観察された(第6図)。手術の間に この区域から採った血管のサンプルによれば、高度の動脈硬化症を有するがしか し血栓を形成しない大動脈区域と比較して壁在血栓の区域において標識化抗体の 60%高い取り込みが見られた。
F、69歳の男性が呼吸器系疾患のために病院へ入院した。
血流と換気の組合せシンチグラムは慢性閉塞性肺疾患と組合せた小さな肺塞栓を 明らかにした。標識化抗体注射後24時間してからのシンチグラフ検査によれば 右肺における閉塞域での抗体の増加した取込みが示された(第7図)。
0.5日間左下肢に軽い痛みがある81歳の女性が入院し、この時点で痛みがひ どくそして足先における初期の知覚力低下が見られた。大腿部における閉塞を診 断しそして手術により除いた。標識化抗体の注射に続いて行なった手術前のシン チグラフ検査によると、左下腿近位の動脈三叉部域における抗体の不規則な取込 み増加が見られた(第8図)足先における拡散増加した活性もまた観察され、こ れはt−PAの増加した局所放出を示す。シンチグラフ検査は術後まで続けられ 、術後48時間以内に正常化がシンチグラムにおいて観察された。患者は後遺症 もなく回復した。
H881歳の女性が右足の側方くるぶし骨折で病院へ入院し、1日後に標識化抗 体を注射した。シンチグラフ検査によれば骨折部分における抗体の取り込みが増 加することを示した(第9図)。
1.32歳の女性が左足のひどい浮腫のために入院した。
鋭敏コントラスト静脈造影法により左腸骨静脈の血栓症の徴候が明らかになった 。標識化抗体注射後24時間してからのシンチグラフィにより左腸骨静脈区域全 体に高い局所活性を示した(第10図)。
5.72歳の女性が悪性卵巣腫瘍の疑いで入院した。術前の超音波検査により右 卵巣の疑わしい変化および腹腔向上部における2X2X2cm腫瘍塊がわかった 。標識化抗体注射後24時間してからのシンチグラフィにより、膀胱、両側の卵 巣部分および腹腔上部の一部に局所活性蓄積がみられた(第11図)。手術の間 に卵巣腫瘍診断は膀胱を含み両側卵巣腫瘍とそして横行結腸へ遠方移転とを確認 した。
K、38歳男性は、熱と腹腔の右下部にある若干の痛みのために病院へ入院した 。超音波検査は右下方の腹腔領域における局限化した均質の塊りを明らかにし、 これは虫垂周囲の膿瘍と一致する。標識化抗体の注射後27時間してから得られ た背後シンチグラム局部感染を示す同じ区域での局部活性蓄積を示し、これは超 音波による所見を支持した(第12図)。
L、数年の間重いリウマチ様関節炎を患らった60歳の男性が病気の再発で入院 した。標識化抗体注射後24時間してからのシンチグラフィにより病気の急性状 態に関係する関節における増加した活性が示された(第13図)。
これらの結果により、放射性標識化抗−t−PA MoAbは、たぶん本来的に 高い線維素溶解活性を有する組織たとえば前立腺、性腺および鼻粘膜を除いて、 身体のたくさんの異なった部分における線維素溶解活性の増加を伴なう様々な疾 患の診断に使用されうることが示される(第14図)。MoAbは高い免疫特異 性と感受性を示す。肝臓における抗体の取り込みは最初の4時間低かったがこれ は放射性標識化t−FA自体の使用と対照的に、肝臓摘出およびそれに続く肝臓 での放射能の局所高濃度が問題ではないということを意味する。抗体注射後最初 の数分間、血栓領域での取込みが著しくその後バンクグラウンド活性が数時間ま での間増加した。
次いで標的物/血液比が向上し線維素溶解活性増加領域の鮮明なシンチグラフ画 像が得られた。
例3 生物学的バックグラウンド差引き一動物研究モツクローナル抗体 モノクローナル抗体を例1に記載のように調製した。F(ab)zフラグメント を、例1に記載のようにIn−111で放射性標識化した。標識化抗体の放射化 学純度はHPLCで測定したように93%であった。標識化抗体の免疫化学純度 は、セファロース登録商標(ファルマシアエービーPharmacia AB、 スウェーデン)カラムに連結したt−PAへ結合しうる抗体放射能のパーセント として測定された。抱合体の免疫化学純度は放射化学純度より低かった。という のは標識化抗体の幾つかは免疫学的に非反応性であるからである。抗体の免疫学 的純度は91%であった。
−PA 実験に使用したt−PAは、ベーリンガー インゲルハイム社製のアクチライズ (Actilyse)登録商標であった。
実験計画 二匹のウサギに抗体を例2で言及したヒトの研究に匹適する投与量/kgおよび 比放射能にて静脈注射した。
ウサギ1は1=0分で抗体を受けた。続いてのt−PA投与はされなかった。ウ サギ2は1=0分で抗体を受けた。t=120分にてウサギ2は1分間にわたっ てt−PAの静脈注射を受けた。t−PAの注射量は投与された抗体の3%モル 濃度であった。
血漿活性 血液サンプルを抗体注射後t=0.10,20.40.60分と2.4,6.1 2および24時間後に採取した。ウサギ2において、追加のサンプルをt−PA 注射後5,10゜20.40および60分してから採取した。
各サンプルにおいて、全血漿活性をカウントし、回帰分析(フリーランス プラ ス ベール Freelance Plus ver 3.01登録商標)によ りこれらのデータを指数曲線に調整しそして全部の生物学的半減期を計算した。
与えられげた曲線のすべては物理的崩壊について正しかった。結果を第15図に 示す。
抗体のT2は10.3時間であった。
t=2時間でt−FAを加えた場合血漿活性において著しい低下が観察された。
10分以内に92%の減少が見られた。
血漿における放射性標識化免疫反応性抗体の生物学的半減期はt、 −P A結 合活性の半減期として測定された。結果を第16図に示す。
t=2時間においてt−PAの注射をしてから10分以内に、血漿から免疫反応 抗体活性の99%以上が排出された。
この排出の半減期は1分間である。活性における若干の増加−1,6%まで−が 最初の排出後1時間で見られる。これは疑いもなく脈管外抗体プールの再分布に より引き起こされる。
全身活性 24時間後にウサギをと殺した。ウサギの全身シンチグラムを得た。結果を第1 7図に示す、t−PAと複合化しない抗体は主にひざに位置し、一方t−PAと 複合化した抗体はほとんど例外なく肝臓に見い出された。
これらの実験から、t−PA/抗−t−PA MoAb?j[合体は抗−t−P A単独よりむしろ器官においてほとんど短かい半減期を有することが明らかであ る。さらに、実験によればインビボでの迅速なt−PA/抗−t−PA MoA bクリアランスを利用することができることがわかる。この研究の結果は肝臓の t−PAレセプターが抗体クリアランスにおけるこの増加に対し責任があること を示唆する。
全放射能における減衰は、全血漿活性が目標/血液比を決定するであろう点で、 画像に対する実質的パラメーターである。t−PA結合放射能における減少はレ セプター排出経路のインビボ効率に対する測定値である。全放射能における低下 は、抱合体が100%免疫化学活性でない場合t−PA結合放射能における減少 より少ないであろう。
例4 生物学的バックグラウンド差引き一ヒト研究77歳の女性が右足の著しい浮腫の ため入院した。短時間のコントラスト静脈造影法により右足の側方下腿静脈の1 つに血栓症の徴候を暴露した。シンチグラフィは例1に記載したように調製され た放射性標識化モノクローナル抗体を用いて実施された。放射化学純度はわずか に67%であった。
放射性標識化抗体の注射後1時間してからt−PA(アクチライズActily se登録商標ベーリンガー インゲルハイム)5mgを注射した。
血漿活性 t−PA注射後に血液サンプルを一定の間隔で採取した。
各サンプルについて、全血漿放射能を井戸型γカウンターで計測しそして時間に 対しプロットした(第18図)。指数関数回帰分析をフリーランス プラス ベ ール(FreelancePlus ver) 3. 01登録商標において実 施した。初期相のT1/2は4.8時間であった。t−PA注射後血漿活性の実 質的低下が見られた。17分以内に50%の減少が見られた。
シンチグラフィ 生物分布 t−PA注射の間に、肝臓および心臓部の動的捕捉を各々15秒間続く60フレ ームのガンマ−カメラにて行なった。
血液(心臓部)および肝臓の活動を計算しそして時間に対しプロットした。注射 に続く循環血液活性から拘束された肝臓活性への分布のシフトが第19図に明ら かに示されている。
血栓検出 最初に、下肢におけるうっ血の徴候が明らかになった。しかしながら、血栓の正 確な位置を検知することはできなかった。t−PA注射後、膨張した血管床にお ける活性が減り、そして血栓領域が検知された(第20図)。
生物学的バックグラウンドを差引くと画像技術が向上しこれにより数時間以内に 血栓症を検知することが可能であることが明らかである。
Fig、 1 Fig、 2 Fig、 3 2172時間 4時間。
Fig、 6 Fig、 7 Fig、 8 ′ムべν j5岬 Fig、 9 Fig、 10 )”i9.11 Fig、 14 Fig、 15 寸 へ く 錫 へ ゛ − 啼 = 傾 ■ ソ M −巨 倫 金 回 へ 駆 門 n g CXJ−” 1 − rL = 5 電 : 與 ソ 鼾 吊 Fig、 16 ウサギ 頭 抗体 抗体士・1・−r5 Fig、 17 Fil、 18 Fig、 19 T−PA注射前 T−PA注射後 大腿部−前面図 Fig、 20 国際調査報告 1m*nn+ll*a噸^*mvc*+−e−soPCT/DK9010021 0国際調査報告

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.線維素溶解酵素と抗体の結合のインビボでの検知を許す物質で標識化された 、線維素溶解酵素と反応性抗体または該抗体のフラグメントからなる薬剤である 、ヒトまたは動物の身体における線維素溶解酵素の増加した放出または増加した 線維素溶解活性のインビボ検出のための診断試薬。
  2. 2.線維素溶解酵素が組織プラスミノーゲンアクチベーター(t−PA)、プラ スミン、プラスミノーゲンもしくはその類似物質、またはフィブリンに対する親 和性を有する修飾された線維素溶解酵素(たとえば修飾ウロキナーゼ)からなる 群から選択される請求の範囲第1項記載の診断試薬。
  3. 3.線維素溶解酵素がt−PAまたはその類似物質である請求の範囲第2項記載 の診断試薬。
  4. 4.線維素溶解酵素が天然t−PAである請求の範囲第3項記載の診断試薬。
  5. 5.抗体が単一特異性抗体またはそのフラグメントである請求の範囲第1項記載 の診断試薬。
  6. 6.抗体がモノクローナル抗体またはそのフラグメントである請求の範囲第1項 記載の診断試薬。
  7. 7.モノクローナル抗体がt−PAと反応性のものであるかまたはその類似物質 である請求の範囲第6項記載の診断試薬。
  8. 8.抗体を標識化するために使用される物質が放射性同位元素である請求の範囲 第1項記載の診断試薬。
  9. 9.放射性同位元素をIn−111、Tc−99m、I−131、I−123お よびI−125からなる群から選択する請求の範囲第8項記載の診断試薬。
  10. 10.腸管外、経鼻、経腸または直腸投与、たとえば注射製剤、エアロゾール製 剤、懸濁液、浣腸に適する剤型である請求の範囲第1項〜第9項のいずれか1に 記載の診断試薬。
  11. 11.(a)線維素溶解酵素に対する抗体の結合のインビボでの検出を許す物質 で標識化された線維素溶解酵素と反応性の抗体または該抗体のフラグメント、お よび(b)抗体が反応する線維素溶解酵素とを別々の容器に入れてなる診断組成 物。
  12. 12.線維素溶解酵素がt−PAまたはその類似物質である請求の範囲第11項 記載の組成物。
  13. 13.(a)抗体またはそのフラグメントの線維素溶解酵素に対する結合のイン ビボでの検出を許す物質で標識化した線維素溶解酵素と反応する抗体または該抗 体のフラグメントの診断有効量を、被験者または被験動物へ投与し、そして(b )結合して標識化抗体の存在を測定することにより被験者における線維素溶解酵 素の増加した放出または増加した線維素溶解活性の位置決めすることからなる、 ヒトまたは動物の身体における線維素溶解酵素の増加した放出または増加した線 維素溶解活性のインビボ検出方法。
  14. 14.線維素溶解酵素が、組織プラスミノーゲンアクチベーター(t−PA)、 プラスミン、プラスミノーゲンもしくはその類似物質、またはフィブリンに対す る親和性を有する修飾された線維素溶解酵素からなる群から選択される請求の範 囲第13項に記載の方法。
  15. 15.線維素溶解酵素がt−PAまたはその類似物質である請求の範囲第14項 記載の方法。
  16. 16.線維素溶解酵素が天然t−PAである請求の範囲第15項記載の方法。
  17. 17.抗体が単一特異性抗体またはそのフラグメントである請求の範囲第13項 記載の方法。
  18. 18.抗体がモノクローナル抗体またはそのフラグメントである請求の範囲第1 3項記載の方法。
  19. 19.モノクローナル抗体がt−PAと反応するものまたはその類似物質である 請求の範囲第18項記載の方法。
  20. 20.抗体を標識化するのに使用される物質が放射性同位元素である請求の範囲 第13項記載の方法。
  21. 21.放射性同位元素がIn−111、Tc−99m、I−131、I−123 およびI−125からなる群から選択される請求の範囲第20項記載の方法。
  22. 22.線維素溶解酵素を請求の範囲第11項記載の方法の工程(a)の前または 後で患者へ投与する請求の範囲第13項〜第21項のいずれか1に記載の方法。
  23. 23.線維素溶解酵素が組織プラスミノーゲンアクチベーター(t−PA)、プ ラスミン、プラスミノーゲンまたはその類似物質からなる群から選択されるか、 またはフィブリンに対する親和性を有する修飾された線維素溶解酵素である請求 の範囲第22項記載の方法。
  24. 24.抗体を、腸管外、経鼻、経腸または直腸用製剤たとえば注射製剤、エアロ ゾール製剤、懸濁液、浣腸等の形で投与する請求の範囲第13項〜第23項のい ずれか1に記載の方法。
  25. 25.検出されるべき増加した線維素溶解活性が血栓症(深部静脈血栓症、冠血 管血栓症、脳血栓症、心血栓症、壁在血栓症、消化管血栓症、動脈血栓症を含む )、塞栓症(肺塞栓症を含む)、出血(脳出血、術後出血、消化管出血、血尿、 喀血を含む)、胃または十二指腸潰瘍、イシエミー、腫傷(肺ガン、卵巣ガン、 悪性黒色腫または脳腫瘍もしくは骨腫瘍を含む)、脈管炎、局所感染症、局所炎 症症状(関節炎を含む)または骨折に伴なわれる請求の範囲第13項〜第23項 のいずれか1に記載の方法。
  26. 26.ヒトまたは動物の身体における線維素溶解酵素の増加した放出または増加 した線維素溶解活性のインビボでの検出のための診断試薬の調製のための、線維 素溶解酵素に対する抗体またはそのフラグメントのインビボの検出を許す物質で 標識化された線維素溶解酵素と反応する抗体または該抗体のフラグメントの使用 。
  27. 27.線維素溶解酵素が組織プラスミノーゲンアクチベーター(t−PA)、プ ラスミン、プラスミノーゲンもしくはその類似物質またはフィブリンに対する親 和性を有する修飾された線維素溶解酵素からなる群から選択される請求の範囲第 26項記載の使用。
  28. 28.線維素溶解酵素がt−PAまたはその類似物質である請求の範囲第27項 記載の使用。
  29. 29.線維素溶解酵素が天然t−PAである請求の範囲第28項記載の使用。
  30. 30.抗体が単一特異性抗体またはそのフラグメントである請求の範囲第26項 記載の使用。
  31. 31.抗体がモノクローナル抗体またはそのフラグメントである請求の範囲第2 6項記載の使用。
  32. 32.モノクローナル抗体がt−PAと反応するものまたはその類似物質である 請求の範囲第31項記載の使用。
  33. 33.抗体を標識化するのに使用する物質が放射性同位元素である請求の範囲第 26項記載の使用。
  34. 34.放射性同位元素がIn−111、Tc−99m、I−131、I−123 およびI−125からなる群から選択される請求の範囲第33項記載の使用。
  35. 35.抗体が、腸管外、経鼻、経腸または直腸配合物たとえば注射用配合物、エ アロゾール配合物、懸濁液、浣腸等として処方される請求の範囲第26項〜第3 4項のいずれか1に記載の使用。
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