JPH04505319A - 創傷、切傷および擦傷に対する治療剤のデリバリーとしてのリポソームの使用 - Google Patents

創傷、切傷および擦傷に対する治療剤のデリバリーとしてのリポソームの使用

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JPH04505319A JP2506117A JP50611790A JPH04505319A JP H04505319 A JPH04505319 A JP H04505319A JP 2506117 A JP2506117 A JP 2506117A JP 50611790 A JP50611790 A JP 50611790A JP H04505319 A JPH04505319 A JP H04505319A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 創傷、切傷および擦傷に対する治療剤のデリバリ−としてのリポソームの使用 発明の背景 本発明は、治療治癒剤のデリバリ−を通じて、怪我、外傷、手術あるいは疾病に よって引き起こされる創傷、切傷および擦傷を、その部位で処置するための方法 に関する。特に、本発明は、創傷、切傷または擦傷に特定的に吸着または付着す るリポソームおよびリポソーム−重合体組成物による、角膜または目の表面の創 傷、切傷または擦傷に対する治療薬のデリバリ−に関する。
リポソームは、リン脂質を作る嚢または小庖状二層構造物である。リポソームの 調製および性質、その中へ配合する薬剤およびタンパク質類、および目的の薬剤 のデリバリ−の深い議論のために、その内容が引用によって具体化されているG 、 GregoriadisXLiposomeTechnolog7. Vo l I、IfおよびIll 5CRCPress Inc、、Bocx Rml on、 Florida % 1984を参照のこと。
リポソームの薬物または他の治療剤のためのデリバリ−ベヒクルとしての使用は 知られている。目に対する治療剤のデリバリ−ベヒクルとしてのリポソームもま た知られている。例えば、リポソームを含む適当な賦形剤に含まれるシクロスポ リンの局所的投与による、眼球に発生する外傷または外科的水晶体過敏性内眼球 炎またはブドウ膜炎の処置を開示しているR、 K15vxnの1987年3月 10日に発行された米国特許第4゜649.047号参照のこと。FounHi n他による1986年5月13日に発行された米国特許第4. 588゜578 号には、緑内障のような眼疾病の治療のために局所的に塗布することができるリ ポイド嚢を運ぶ生物活性剤の調製が開示されている。5kula他のAmeri canJournal of Ophtba1molog7. Mo1. 10 3、No、5.1987年5月には、電膜切除が後に続く繊維母細胞の増生を阻 止する方法として、結膜下に注入する、リポソーム中に5−フルオロウラシルを 含むデリバリ−が開示されている。5kDta他は、そのデリバリ−システムを 有利な持続性解放デリバリ−システムとして特徴づけており、遊離の薬物で処理 する従来方法は、たびたびの結膜下への注入を必要としていた。
ある種の型の標的薬物デリバリ−のためのリポソームを目に使用することは前に 記載されている。NoeLey他のJ、Immunol、 、Vol、I36  、No、2 (1986年1月15日)には、試験管内において、角膜細胞に感 染したハルペス・シンプレクス・ウィルス(HS V) (HupesSimp lexマ1rus )を薬物装填リポソームの標的にすることが開示されている 。リポソームに配合される標的特表平4−505319 (3) 成分は、共有的に結合した脂肪族アシル鎖を含むH8VのグリコプロティンDに 対する抗ウイルス性モノクロナール抗体である。この「イムノリポソーム」は、 兎の角膜細胞に感染したH3Vに特定的に結合することを示した。標的薬物デリ バリ−の他の例において、ガラス管で注入されたリポソームが、網膜の細胞に対 する医薬のデリバリ−として用いられた。5tern他のInwes目ga目v e Ophjhx1molog7 and Visual 5cience。
Mol、28、No、 5 (1987年5月)参照のこと。He5th他によ る米国特許第4.755,388号(1988年7月5日)には、目における傷 つけられた組織の細胞収縮および細胞成長を阻止することによる傷跡の形成を防 止するために有用な5−フルオロピリミジン類の如きリポソームカプセル化剤の 使用が開示されている。
Heath外は、リガンドおよび特定の細胞表面を標的にするか、またはリガン ドに結合するためのりセブターを用いるリポソームの種々の共有結合変性物を記 載している。
眼の表面に対して治療剤の局所的適用のための生物的付着性リポソームの調製お よび使用もまた記載されている。正に帯電されたリポソームおよび重合体は、目 の表面領域に非特定的に生物的に付着をすることが知られている。FHtger xld外のJo℃rntl of Phttmse7よび5hiola外の0c ularDeliver7 of Vitamin A UsingPosif ive17 Charged Liposomes 、^RVO^nnua1M e!jing Abstract l5sue、第159頁、No、22 (1 9117)参照。
層面 唯−の図面は、角膜の傷に対する本発明のリポソームの吸着を、傷つけられてい ない角膜に対するそれらの相対的な非吸着と比較して示す。
発明の概要 本発明は、損傷部位においてリポソームに治療剤を含むデリバリ−によって傷を 処置する方法に関する。
リポソームは損傷部位に優先的に吸着し、そしてその部位の周囲の健康な組織に 吸着しない。
特に、本発明は、角膜、結膜および電膜のような目の表面の傷に対する、リポソ ーム中に治療剤を含むデリバリ−に関する。リポソームキャリアは目の表面の損 傷部位に殆ど排他的に生物的に吸着するので、遊離の薬物として通常投与される 治療剤の量は非常に減少することができる。その結果、本発明の方法にしたがっ て送達される薬物の治療係数または安全性の限界が改善される。
薬物含有リポソームの目への局所的適用は知られているけれども、従来の送達方 法は、治療剤を角膜、結膜および電膜の如き目の組織バリヤー内に、およびそれ を横切って輸送するのを改善するための手段として用いている。Norle7他 (1986)および5biolj他(1987)により開示されたような、標的 に向けられそして生物的付着性のリポソームは、燐脂質の共有原子価的変性また はリポソーム二層間へのリガンド分子の挿入のいずれかにより、処方されている 。錯体レセプター認識リガンド、または正に帯電された成分の使用は、組織表面 のための標的剤または非特異性生物的付着性成分として案出されている。しかし ながら、従来の技術は、リポソームが、切傷や擦傷の如き角膜の傷に、高度の特 異性をもって優先的に生物的に吸着することが認められてない。本発明は、リポ ソームが損傷部位で付着するが周囲の健康な組織には付着しないという驚くべき 発見に基づくものである。ここで用いるように、用語「傷」は、切傷、掻き傷、 擦傷、あるいは傷害、外傷、外科または疾病等によって引き起こされる組織の損 傷を含む。したがって、傷の処置に有効であることが知られている治療剤は、本 発明によって、無毒性燐脂質/コレステロール・リポソームを用いて障害部位に 特定的に送達することができる。特に、治療剤を含有するリポソームは、目、特 に角膜の傷の処置に有用である。
好ましい実施態様の詳細な説明 本発明において使用することができるリポソームは、損傷部位、特に角膜の損傷 部位に生物的に吸着し、そして毒性、症炎性あるいは抗治癒効果を示さない如何 なるリポソームも包含する。これらのリポソームは、リポイドを含み、そして典 型的には、1またはそれ以上の合成または天然に産する燐脂質50〜90モル% と、コレステロール10〜50モル%(mo1%)を含む。本発明の用途のため のリポソームを処方するために使用することができる燐脂質は、飽和またはモノ エンのいずれかの典型的には炭素14〜18のジアシル鎖を有するホスファチジ ルコリン、ホスファチジルグリセリン、ホスファチジルエタノールアミンまたは ホスファチジルセリンを包含する。リポソームの処方に使用することができる燐 脂質を含む他のリポイド類は、限定されるものではないが、ホスファチジルイノ シトール、スフィンゴミエリン、ホスファチジン酸、セレブロシド、カルシオリ ピンおよびリソホスフォリポイドを包含する。
リポソームは、限定されるものではないが、多層(MLV)、小単層(SUV) 、大単層(LUV)、複層(SPLV)および逆相蒸発(RE V)リポソーム を製造するための処理を含む多数の方法によって製造することができる。G、G +ego+1adis 、 Lip++someTechnolog7:Pre paration oj liposomes、 Vol、 ]、参照。また、 上記したように本発明に有用なリポソーム特表千4−505319 (4) の製造を教示する範囲で引用によって具体化されているPapahxdjopo ulos他による米国特許第4.235゜871参照のこと。
また、本発明によれば、比較的小さな、即ち、直径10ないし500ノナメート ル(nm) 、好ましくは直径1100nのリポソームが、直径500ないし1 0.000nmの、より大きなMLV−型リポソームに比して、最大の損傷部位 カバレジを示すことが分かった。
本発明の好ましいリポソーム組成物は、ホスファチジルコリン(50モル%); 負帯電ホスファチジルグリセリン(30モル%);それら両者の燐脂質は1−位 にパルミチン酸、および2−位にオレイン酸のアシル基を含むものであり;およ びコレステロール(20モル%)よりなる。最大の損傷カバレジのために好まし いリポソームは、直径20ないし200nm、好ましくは1100nより以下で ある。1100nより以下のリポソームの製造は、MLVリポソームをマイクロ フルイダイザーR(Mic+olluidixer) (Micro−11ui dics、 Corp、、 Newton、 Mass、)を通すことによって 行われ、そしてそれらのサイズは典型的には約30%より以下に変更される。
飽和アシル鎖を持つホスファチジルコリンで構成した時、本発明のリポソームは 、約35および42℃の間の、好ましくは37℃の体温に近い温度の水性液−結 晶相転移点を持つ。モノエン含有アシル基を持つホスファチジルコリンで構成さ れる本発明のリポソームは、0℃より低い相転移を示す。
本発明は、燐脂質または燐脂質/コレステロール含有リポソームにのみ限定され るものではなく、重合体を含有する燐脂質/コレステロール・リポソームもまた 包含する。これらのリポソーム−重合体の組み合わせは、高い粘度を持つ処方を 提供する。リポソームを囲んで高い粘度を付与し、そして眼の組織と両立できる どの様な重合体でも使用することができる。重合体(類)は、約5cps及び1 00cpsの間、好ましくは約15cps及び200cpsの間の粘度を持つ組 成物を提供するために添加される。本発明の方法に使用することができる重合体 の例としては、多糖類(例えば、アルギネート、デンプン、ヒドロキシプロピル メチルセルロース及びヒドロキシエチルセルロースの如き変性セルロース)、ゼ ラチン、アルブミン、カゼイン、キトサン及びコラーゲンの如き天然重合体があ げられる。さらに、使用することができる合成重合体としては、ポリラクチドグ リコリド共重合体、ポリラクチド、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリ エステルアミド、ポリオルトエステル、ポリメタクリレート、ポリビニルアルコ ール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリエチレングリコール及び重 合性アミノ酸があげられる。それらの粘調なマトリックスにおけるリポソームは 、目において処方をより長く保持し、そしてそれ故により長時間の間、損傷部位 へのリポソームの生物的吸着が付与される。リポソーム処方における重合体の百 分率は、重合体それ自身によって決まるが、一般に、重合体の濃度は約0゜25 〜3.0重量%の範囲であることができる。
損傷部位で生物的に吸着するリポソームまたはリポソーム/重合体において、損 傷部位に送達させることができる治療剤は、傷害、外傷、外科、及び/または疾 病に起因する傷、切傷および擦傷の処置に有用な全ての治療剤があげられる。そ の様な治療剤は、限定されるものではないが、代表的には、成長因子、ステロイ ド、抗酸化剤、非ステロイド性抗症炎剤、抗生物質、免疫調整剤、抗アレルギー 剤およびフィブロネクチンおよびラミニンのような基膜(bxsement m embranes)を組み立てる化合物を包含する。その他の薬剤は、「生物学 的応答変性剤」 (すなわち、それぞれ所有する生物学的応答を伴う作用のメカ ニズムを有する薬剤)を包含する。引用によって具体化されている旧dham。
Biologicxl Re5ponse Modifiers 5Chxpj er I 。
Torrence (Ed、 )^csdemtc Press s 1985 、を参照のこと。
本発明によれば、傷の処理のための治療剤または薬物を含むリポソームは、目に 局部的に塗布される。当業者により理解されるように、投与、1以上の治療剤が 使用されるときの連続投与、および本発明のリポソームにおける治療剤の濃度は 、多数のファクターに依存する。これらのファクターとしては、特種の治療剤ま たは使用される薬剤、傷の性質、および、処置される傷の範囲と型、患者の病歴 および炎症或いは水腫等のような傷に連動する症候を含む種々の臨床ファクター を含むことができる。リポソームにおける特定の治療剤の選択、それらの濃度お よび目への連続的送達は、上記の記載に導かれて、熟練臨床家により行われるで あろう。さらに、リポソーム型の処方は、特に損傷部位で生物的に吸着および/ または生物的に付着するから、遊離の薬剤として通常投与される治療剤の量およ び頻度は減少する。代表的には、本発明によりリポソームに付与される治療剤の 量は、水性滴、軟膏または懸濁剤のような他の方法で投与される投与量の約2/ 3まで減少することができる。
次の実施例は、リポソームおよび治療剤を含むリポソームが角膜の傷に結合する ことに関する。実施例はリポソームの損傷部位への優先的結合を説明するが、そ れらは決して限定されるものではない。
特表千4−505319 (5) 成分 濃度 ホスファチジルコリン 2.28mg/mlホスファチジルグリセリン 1.3 5mg/mlコレステロール 0.46mg/ml ジオクタデシルーテトラメチルー インドカルボシアニン(染料) 0.11mg/ml調製 クロロホルム中の燐脂質のそれぞれ、およびコレステロール(ホスファチジルコ リン22.8mg、ホスファチジルグリセリン13.5mg、コレステロール4 .6mg)をガラス容器に添加した。蛍光染料(0゜11mg)を次いでメタノ ール中の成分として加えた。
次いで溶媒を窒素の下で蒸発させた。次いで、リポイド蛍光染料膜を、0.9m Mのカルシウムおよび0゜49mMのマグネシウムを含むDulbecco燐酸 塩緩衝食塩水(10m l)で再水和した。pHを希釈水酸化ナトリウムで7. 4に調整した。この水和で、多層リポソームの自発的生成が行われた。
新たに解剖された兎の角膜をBSS PlusR(Alcon Liboral ories、Inc、)で洗浄した。角膜をプラスチック培養皿に置き、そして 、メスの刃を用いて上皮表面を通して切るか、または普通に擦るかのいずれかを 行った。切ったりまたは擦った直後、蛍光標識リポソーム処方の1μlを角膜表 面に塗布した。0゜5分後、各膜をCO培養器中で37℃において5mR 1のBSS Plus でロータリーシェーカーを用いて3回洗浄した。
機械化されたプラスチックフローセルに取り付けられた二枚のガラスカバー片に よって作られたチャンバー内において、角膜を蛍光顕微鏡を用いて観察すること によって各角膜を調べた。フローセルは、内部に4つの1cmの穴が下の相を観 察するために開けられているプラスチックブロック(11,5x11.5cmX 1.2cm)よりなる。2.5X2.5cm及び深さ2.5mmの凹部領域が、 各穴の上及び周りに機械的に作られ、そして18X18mmのカバー片を、凹部 領域内で、ブロックにシリコーングリースによって接着した。シリコーングリー スを用いて棚に接着させた25X25mmのカバー片を収容するために、深さQ 、3mmの薄く浅い挿入機を2.5X2.5cmの凹部領域に機械的に作った。
ブロックの二つの向かい合った端部の上に、1つの端に2つの、4つの溝を機械 的に作成して、注射針が置けるようにし、各先端が、2.5cmX2.5crn x2.5mmの凹部チャンノく−のそれぞれの一つに丁度入るようにした。各注 射針は、ブロックに固定されたスクリュー洗浄器で適当に保持した。潅流は、注 射針を通してチャンバーに入る。
ブロックの中央に、チャンバーと流体が連結する二つの長い溝(8,5cmXl  am及び深さ0.5cm)が、潅流を集めるための注射針を保持する溝に垂直 に機械的に作られた。試験の間、フローセルはねじで顕微鏡の載物台に固定した 。
各傷ついた角膜を、フローセルの一つのチャンバーにおける18x18mmのカ バー片の上に順次置き、そして25X25mmの上部カバー片でカバーした。
試験の間、角膜には、BSS PlusRを常時ふりまき、そして温度を37℃ に維持した。角膜表面に存在する蛍光標識リポソームのテレビ像が1134倍の 倍率で記録された。像は黒と白で現われ、白領域は標識リポソームが位置する領 域を表わした。像の黒領域は、標識リポソームが存在しない領域を表わした。こ れらの像の観察によって、標識リポソームは、実質的に、切ったりまたは擦られ た部位のみに位置することが分かった。角膜の切られないまたは擦られない領域 には、標識リポソームは実質上殆ど付着しなかった。
傷つかないまたは「正常な」角膜が標識リポソームで処理され、そして上記方法 にしたがって洗浄された時、どの標識リポソームも角膜に付着することが観察さ れなかった。
次いで、像が、生物的に吸着されたリポソームを表わす白領域(即ち、ハイライ ト写真部(highlightedpixels) )について定量された。こ れらの結果は、5つの異なる像についての平均の、平均+/−標準誤差をもって 図示するように、角膜表面積(μm2)として示した。
図において、切られないまたは擦られない正常な角膜には標識リポソームは実質 的に付着しないが、標識リポソームが、切られた角膜には約50μm2、そして 擦られた角膜には60μm2付着したことが分かる。
それ故に、本発明により使用されるリポソームは、それらが損傷部位に優先的に 付着し、そして傷付かない部位に付着しないので、傷処理剤を傷に送達するため に用いることができる。
実施例2 下記の組成物は、損傷角膜の上皮再生を増進するために目に局所的に塗布するこ とができる。
成分 濃度 ホスファチジルコリン 23mg/mlホスファチジルグリセリン 14mg/ mlコレステロール 5mg/m1 表皮成長因子(EGF) 10 u g/m 1調製 組成物10m1の調製のために、燐脂質およびコレステロールをガラス容器に凍 結真空乾燥粉末として秤量しくホスファチジルコリン230mg、ホスファチジ ルグリセリン140mg、コレステロール50mg)特表千4−505319  (6) 次いで1mlのt−ブタノールを加える。混合物を次いで40℃のウォーターバ ス中で緩やかに混合することによって溶解し、無菌濾過し、そして次いで凍結乾 燥してt−ブタノールを除去する。凍結乾燥リポイド粉末は、次いで0.49m Mのカルシウムおよび0゜49mMのマグネシウムを含むダルベツコ(Dulb ecco)の燐酸塩緩衝食塩水(10m l)に溶解した無菌EGF100μg で再水和する。この水和で、EGFを含む多層リポソームの自発的生成が行われ る。リポソームにおけるEGFの捕獲を最大にするために、処方は2度凍結乾燥 し、次いで使用の前に10m1の無菌脱イオン水で再水和する。
実施例3 下記のものは、角膜の傷の処置のために治療剤を添加できるリポソーム/重合体 処方の例である。
オレオイル−ホスファチ ジルコリン 2.3mg/ml処方 1−バルミトイル−2− オレオイル−ホスファチ ジルグリセリン 1.35mg/ml処方コレステロール 0.46mg/ml 処方ゼラチン 25mg/ml処方 調製 燐脂質およびコレステロールをガラス容器に凍結真空乾燥粉末としてガラス容器 内に秤量し、次いで第3ブタノールを添加する(約4ml/全リポイド4mg) 。第3ブタノールに溶解する親脂性薬物および治療剤を、この時点で、傷の処置 のために有効な濃度で添加することができる。混合物は、次いで40℃のウォー ターバス中で緩やかに混合することによって完全に溶解し、次いで凍結乾燥して 第3ブタノールを除去する。
親脂性粉末は、0.9mMのカルシウムおよび0.49mMのマグネシウムを含 むダルベツコ(Dulbecco)の燐酸塩緩衝食塩水で再水和する。pHを希 水酸化ナトリウムで7.4に調製する。成長因子の如き水溶性薬物および治療剤 は、この時点で、傷の処置のために有効な濃度で添加することができる。薬物ま たは治療剤を含有する多層リポソームは、回転ウォーターバスにおいて40℃で 培養および混合することにより形成した。水溶性薬物および治療剤の捕獲を最大 にするために、溶液を再び凍結乾燥し、再び乾燥し、水で再水和し、次いで回転 ウォーターバスにおいて40℃でさらに培養および混合した。もしもより小さな 単層リポソームが望まれるならば、多層リポソームを、所望の割合のより小さな リポソームが得られるまで、繰り返しマイクoフルイダイザーR(Mic+o山 1dics、 Corp、)に通した。当業者により認められるように、幾つか のリポソーム処方、例えば、蛋白質を含む幾つかのものは、蛋白質の変性のため に、マイクロフルイダイザーを通過させるべきではない。最後の工程として、粉 末化ゼラチン(Swine、5kin !7pe 1、Sigma Chemi cxlCo、、St、 Louis、 MO,)を添加して、25mg/mlの 濃度の処方にした。混合物は、次いで温和に加熱し、そして40℃においてゼラ チンが溶解するまで混合した。
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Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.傷に吸着するリポゾーム中に有効量の治療剤を含有する組成物を冒された目 に局所的に塗布することよりなる処置のための治療剤で目の傷を処置する方法。
  2. 2.リボソームが、約50〜90モル%の合成または天然に産する燐脂質および 約10〜50モル%のコレステロールよりなる請求の範囲第1項の方法。
  3. 3.燐脂質が、飽和または1個の不飽和結合を含む炭素14ないし18のアシル 鎖を持つホスファチジルコリン、ホスファチジルグリセリン、ホスファチジルエ タノールアミンおよびホスファチジルセリンよりなる群から選択される請求の範 囲第1項の方法。
  4. 4.リボソームが、約50モル%のホスファチジルコリン、約30モル%のホス ファチジルグリセリンおよび約20モル%のコレステロールよりなる請求の範囲 第2項の方法。
  5. 5.リボソームが、直径約10ないし10,000nmである請求の範囲第4項 の方法。
  6. 6.リボソームが、直径約10ないし10,000nmである請求の範囲第1項 の方法。
  7. 7.リボソームが、直径約20ないし500nmである請求の範囲第6項の方法 。
  8. 8.組成物が、さらに約5cpsおよび1000cPSの間の粘度を持つに十分 な量の重合体を含有することよりなる請求の範囲第1項の方法。
  9. 9.組成物において、リボソームが、約50〜90モル%の合成または天然に産 する燐脂質および約10〜50モル%のコレステロールを含み、重合体の濃度が 約0.25〜3.0重量%の間にある請求の範囲第8項の方法。
  10. 10.重合体が、多糖類、ゼラチン、アルブミン、カゼイン、キトサン、コラー ゲン、ポリラクチド、ポリラクチドグリコリド共重合体、ポリオルトエステル、 ポリメタクリレート、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリビニルピロ リドン、ポリヒドロキシェチルメタクリレート、ポリエステルアミド、ポリエチ レングリコールおよび重合性アミノ酸よりなる群から選択される請求の範囲第8 項の方法。
  11. 11.重合体がゼラチンである請求の範囲第10項の方法。
  12. 12.傷の治癒を増進するのに十分な量の薬物を含み、該薬物が、吸着により傷 に選択的に結合するように適合させたリボソーム中に含まれるような製薬組成物 を、傷に局所的に塗布することよりなる、外科によって生じた目の傷を処置して 、傷の治癒を増進する方法。
  13. 13.リボソームが、約50〜90モル%の合成または天然に産する燐脂質およ び約10〜50モル%のコレステロールよりなる請求の範囲第12項の方法。
  14. 14.燐脂質が、飽和または1個の不飽和結合を含む炭素14ないし18のアシ ル鎖を持つホスファチジルコリン、ホスファチジルグリセリン、ホスファチジル エタノールアミンおよびホスファチジルセリンよりなる群から選択される請求の 範囲第13項の方法。
  15. 15.リボソームが、直径約10ないし10,000nmである請求の範囲第1 2項の方法。
  16. 16.リボソームが、直径約20ないし500nmである請求の範囲第12項の 方法。
  17. 17.薬物がEGFである請求の範囲第12項に記載の方法。
  18. 18.所望の治療効果が得られるに十分な量の薬物を含有し、吸着によって眼の 損傷部位に結合するための親和性を有するリボソームを含む眼薬組成物を、目に 局所的に塗布することよりなる、目の損傷部位に薬物を選択的に送達する方法。
  19. 19.リボソームが、約50〜90モル%の合成または天然に産する燐脂質およ び約10〜50モル%のコレステロールよりなる請求の範囲第18項の方法。
  20. 20.燐脂質が、飽和または1個の不飽和結合を含む炭素14ないし18のアシ ル鎖を持つホスファチジルコリン、ホスファチジルグリセリン、ホスファチジル エタノールアミンおよびホスファチジルセリンよりなる群から選択される請求の 範囲第19項の方法。
  21. 21.リボソームが、約50モル%のホスファチジルコリン、約30モル%のホ スファチジルグリセリンおよび約20モル%のコレステロールよりなる請求の範 囲第19項の方法。
  22. 22.リボソームが、直径約20ないし500nmである請求の範囲第21項の 方法。
  23. 23.リボソームが、直径約10ないし10,000nmである請求の範囲第1 8項の方法。
  24. 24.リボソームが、直径約20ないし500nmである請求の範囲第23項の 方法。
  25. 25.選択されたものである請求の範囲第1項の局所的眼用組成物。
  26. 26.組成物において、リボソームが、約50〜90モル%の合成または天然に 産する燐脂質および約10〜50モル%のコレステロールを含み、重合体の濃度 が約0.25〜3.0重量%の間にある請求の範囲第25項の方法。
  27. 27.重合体が、多糖類、ゼラチン、アルブミン、カゼイン、キトサン、コラー ゲン、ポリラクチド、ポリラクチドグリコリド共重合体、ポリオルトエステル、 ポリメタクリレート、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリビニルピロ リドン、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリエステルアミド、ポリエチ レングリコールおよび重合性アミノ酸よりなる群から選択される請求の範囲第2 5項の方法。
  28. 28.重合体がゼラチンである請求の範囲第27項の方法。
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