JPH04503638A - プラスチックの射出ブロー成形機用調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プラスチックの射出ブロー成形機用調整装置射出ブロー成形機の操作においては 、欠陥のある中空成形品が形成されるおそれを、皆無にすることはできない。寸 法上の欠点のあるものができたり、その他、たとえば、ブロ一工程中に加えられ る圧力体によって、最悪の場合は、中空成形品にかなり大きな孔が開けられて漏 れを生じることもある。さらに、このようなブロー成形機は可動式のブロー成形 用金型を使用しているので、ブロ一工程中における圧力条件の監視に関し、少な からぬ困難性を生じる。

本発明による調整装置は、装置に多額の費用をかけることな〈従来のものより優 れた品質を持つ中空成形品を製造する簡単な方法を提供するものである。

本発明は、請求の範囲に記載の構成により達成されるものであり、すなわち、吹 き出しコアに取付けられ、これと連通ずる圧力測定手段と、この圧力測定手段と 連動するように結合された発信装置と、吹き出しコアから離間して設けられ、発 信装置から測定圧力値に対応する信号を受け、これらを判断してコンベアスイッ チを作動させ、中空成形品が予め決められた大きさの圧力で形成されるようにす る受信装置とを備えている。

本発明によれば、中空成形品を形成している間は、常に圧力が測定されており、 測定された圧力値は、回転している発信手段・・・発信装置・・・から、静止し ている手段・・・受信装置・・・にワイヤレス形式で伝達される。

延伸工程の早過ぎる終了に対する信号も含まれている。受信された信号は、電線 によって電子演算システム（ｅｌｅｃｔ、ｒｏｎｉｃ　ｅｖａｌｕａｔｉｏｎ　 ５ｙｓｔｅｓ＋）に伝達される。圧力信号は１．吹込みステーション毎に数値で 表され、各ステーション毎に棒グラフで示される。

回転部材には、複数のステーションがあるので、圧力信号は、ステーション番号 に対応して発信される。なお、圧力の公称値と、ステーション番号とは、予めセ ント可能である。

圧力センサから出力される電圧は、アナログ−デジタル変換器によって、８ビツ トの言語に変換され、さらに、パラレル−シリアル変換器によって、シリアル信 号に変換される。この信号が増幅されて、赤外線発信ダイオードに印加されるこ とになる。ここで、発信される信号には、圧力信号だけでなく、以下に示す全部 で５つのデータワードも含まれている。

ワード１：同期信号　−発信開始用 ワード２：吹込みステーション番号　−割当用ワード３：圧力値　−公称値との 比較用ワード４：延伸の程度　−最終（ｍｌ＞位置（ｄｅｇｒｅｅ　ｏｆ　ｄｒ ａｗｉｎｇ）ワード５：蓄圧器の実圧力　−充填の監視（Ｉｓｔｓｐａｎｎｕｎ ｇ　ｄｅｓ　Ａｋｋｕｓ）　（Ｌａｄｅｚｕｓｔａｎｄｓ−Ｕｂｅｒｗａｃｈｕ ｎｇ） 発信装置は、常に上記５つのワードを伝達する能力がある。しかし、出力の節約 と伝達の確実性を確保するために、電子演算システムからの一つの信号にのみ対 応してデータの発信がされるようになっている。

開始信号は、電子受信システムから発信装置へのＴＲパ□ルスの送信である。デ ータ発信は、この発信装置からのパルス信号が受信されるまでは動作しない。

圧力を常時測定しているので、受信装置は、回転体の外側のどこに配置されても よいようになっており、ブロ一工程を表したり品質に影響を与える圧力バターン を検知することができる。

上記の工程中、発信装置と受信装置は、お互いに「見えるｊように位置付けられ ていることが必要である。発信装置と受信装置との間の距離は、１５０から３０ ０　ａｍである。

連続するいくつかの吹き出し７ステーシヨンは、（発信装置の内部にある）２つ のＢＣＤスイッチにセットされる。電子発信システムは圧力センサと共に、金属 ハウジング内に設置される。

受信装置は、プラス千ツクハウジングと、（発信装置のスタート信号用の＞ＩＲ 発信器とＩＲ受信器を有するプリント配線盤、及び電子演算システムへの接続用 の多極ソケットとからなる。

受信装置は、発信装置と同じ高さで、可動部材の外側に取付けられる。

受信装置は、吹き込みエアーが切れる位置の前方に取付けられる。この配置によ って、中空成形品内に加わっているシステム系内の圧力が計られ、中空製品が所 定の形状に作られているか、又は次工程以降から排除すべきか否かの判断がなさ れる。

電子演算システムはブロー成形機の外部に設けられ、フレキシブルな多相ケーブ ルで受信装置に接続される。

装置はマイクロプロセッサにより操作され、これは、受信装置から印加される信 号を変換し、予め決められている公称値と比較し、グラフインクディスプレイ上 に表示する。限界値は、ハウジング内のＢＣＤスイッチに、０．５バ一ル単位の 数値としてセントされている。

測定値が、限界値より低い場合は、電位に依存しない接点に接続された警告手段 により、聴覚的ないし視覚的な警告信号を発することができる。たとえば、もし 、故障によって蓄圧器が再度の供給を阻止された場合にも同様に、外部の警告発 信手段が警告を発する。

ディスプレイへの表示 （ａｌ　数値による公称値 （ｂ）　棒の長さとして示される実際の数値、疑領的アナログ表示（新たな数値 を受信するまで、そのまま表示する。）（ｂ）については、いくつかのステーシ ョンの数値は個別に表示される。ディスプレイでも発信装置と受信装置とを一線 一ヒに配置して表示する。全ての圧力値は、対応するステーション番号と共に表 示可能である。そして各圧力値は、次のサイクルまで表示される。

本発明は、添付した図面に示す例により以下のように説明される。この図面は、 本発明における装置の構成を示す概略図である。

同図において、１０及び１１は、２分割ブロー成形用金型の２つの部分を示し、 これらは、通常、回転式コンヘア等の上に設けられる。このブロー成形用金型の 内部には、空間が形成されており、図の上方に矢符号で示すように吹き出しコア １２から導入路を１３を経て、この空間に圧力体が注入される。普通は、このブ ロー成形金型に注入されるときの圧力は調整されてはいるが、測定されない。特 に、中空成形品が最終的な形状となり、適当な冷却時間をおいた後、ブロー成形 金型から取り外された後等における圧力は測定されない。中空成形品が完全に膨 張した直後に加わる圧力によって、中空成形品が所定の形状になったか否か、又 、所定の品質と強度を備えているか否かを、確実に判断することができる。

本発明によれば、圧力体の注入口に弁１４が設けられ、この弁が、ブロ一工程の 終了後に供給された圧力体を遮断し、同じく符号１４で示した手段に設けた計測 手段に開口する。１４で測定された圧力値は、発信装置１５に伝達される。

発信装置１５から発信された圧力値は、受信装置１６に入力され、ここで適当な 演算がされ、その結果によってコンヘアスイッチ１７を作動させて、欠陥のない 中空成形品をブロー成形用金型１０．１１間から矢符号１８の方向に取り出して 、矢符号１９の方へと送り出し、欠陥のある中空成形品を異なる経路、すなわち 、矢符号２０方向に送り出し、製造工程から排除する。

実験では、正確な体積を持った自立型の中空成形品に対する最低圧力は２９バー ルであった。

この装置では、３３バールの圧力供給も有効である。中空成形品が「良品」であ るか「不良品」であるかを判断する限界圧力値は、２９バールである。システム により２バール「消費」されて低下する（理論値）。

中空成形品の実用性を保つためには、絶対圧力の最低値は、演算手段に入力され るべき公称値である２８バールを下回ってはならない。中空成形品内の静圧は、 系内の漏れの影響を受けて、２５バールにしか達していない。

外形が完全な形状に形成されていない場合は、この中空成形品の体積は小さく、 冷却時間も短くなり、収縮量が大きくなる。このような標準から外れた中空成形 品は、測定システムに検知され、次工程に行く前に、ただちに製造工程から排出 される。

だ 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 圧力体、吹出しコア、及びブロー成形金型とによって予備成形され、生産ライン で更なる工程にかけられて製造される、特に、■等のプラスチックの中空成形品 を形成するための射出ブロー成形装置に使用される調整器において、 吹き出しコア（１２）に接続された圧力測定手段（１４）と、該圧力測定手段（ １４）に接続されてこれと協働する発信装置（１５）と、吹き出しコア（１２） から離間して設けられ、発信装置（１５）から測定圧力に対応する信号を受け、 該信号を判断して中空成形品を所定の圧力で成形するようにコンベアスイッチ（ １７）を作動させる受信装置（１６）とからなることを特徴とする中空成形品を 形成するための射出ブロー成形装置に使用される調整器。