JPH04502679A - キーボードに取り付け可能な調節自在のクランプを備えたポインティングデバイス - Google Patents

キーボードに取り付け可能な調節自在のクランプを備えたポインティングデバイス

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JPH04502679A
JPH04502679A JP2515653A JP51565390A JPH04502679A JP H04502679 A JPH04502679 A JP H04502679A JP 2515653 A JP2515653 A JP 2515653A JP 51565390 A JP51565390 A JP 51565390A JP H04502679 A JPH04502679 A JP H04502679A
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アッシュマン スチュワート
スチーブン アレン エイチ
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ポール マイケル エム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 キーボードに取り付は可能な調節自在のクランプを備えたポインティングデバイ ス ゛ についての 本願は、1989年10月23日付米国特許出願第07/425,527号の一 部継続出願である。
狭止公団 本発明は、コンピュータにコマンドを入力するポインティングデバイスに関し、 より詳しくは、ラップトツブ形のポータプルコンピュータ又はデスクトップ形コ ンピュータに着脱自在に取り付けることができるトラックボールに関する。
光ユ立宵量 マウス、ジョイスティック、x−yタブレフト、ワイヤベン及びトラックボール のように、コンピュータにコマンドを入力するポインティングデバイスは従来か ら良く知られている。成るポインティングデバイスは、回転自在のボール及び1 つ以上の押しボタンを存している。を子エンコーダがボールの回転を検出しかつ ボールの回転を示す信号を発生して、コンピュータのスクリーン上テノカーソル の運動を制御する。ジョイスティック形のポインティングデバイスは、ジョイス ティックの位置に基づいてカーソルを移動させる。他のポインティングデバイス も同様にしてコマンドをコンピュータに入力する。マウス、ジョイスティック又 はトラックボールのいずれかのボタンを押すと1.ユーザは、カーソルの位置に 基づいてコンピュータにコマンドを人力することができる0例えばボタンを押す と、メニューをプルダウンし、スクリーン上のグラフパターンに始点、終点又は 他の点を創成し、オブジェクトをスクリーン上の別の場所に移動させる等の操作 をすることができる。
回転自在のボールを備えたポインティングデバイスは、一般に、マウス形式又は トラックボール形式の2つのカテゴリにグループ分けすることができる。マウス 形式の装置においては、ハウジングの底部からボールが延びて、テーブルトップ 又は他の作業面に接触する。テーブルトップを横切ってハウジングを移動させる と、ボールが回転して、スクリーン上でカーソルを適当に移動させるm Hos ogoe等の米国特許第4,612.539号明細書の第1図には、従来技術に よるマウス形式の装置が示されている。トラックボール形式のポインティングデ バイスにおいては、回転自在のボールが、テーブルトップ上に配置されたハウジ ング内で上を向いている9回転自在のボールがハウジングの上方に露出していて 、ユーザが手で回転できるようになっている。スクリーン上でのカーソルの位置 に基づいてコンピュータにコマンドを入力するための1つ以上の押しボタンをハ ウジングに設けることもできる。 Kubo等の米国特許第4.786,892 号には、マウス又はトランクボール形式の装置としていずれにも使用できるポイ ンティングデバイスの一例が開示されている。
従来のポインティングデバイス、特にマウス形式又はトランクボール形式のポイ ンティングデバイスは、ランプトップ形すなわちポータプル形コンピュータには 容易に使用できないものである。
ボールを備えたポインティングデバイスでは、しばしば、ボールを転がす作業面 又はトランクボールのハウジングを置く作業面が必要になる。ランプトップ形コ ンピュータは、作業面が与えられない環境でしばしば使用される0例えば、ラッ プトツブ形すなわちポータプル形コンピュータは、飛行機内、又は机をもたない 椅子或いは机から離れた椅子に座って使用されることもある。ポータプル形コン ピュータ及び標準のパーソナルコンピュータのような他のコンピュータも、ポイ ンティングデバイスの作業を容易にする作業面が与えられない環境において使用 されることもある。
主所曵!亡 従って本発明の目的は、作業面がない環境においても操作できるポインティング デバイスを提供することにある。
本発明の他の目的は、コンピュータに取り付けて、ポインティングデバイス用の 支持面を形成することができるポインティングデバイスを提供することにある。
本発明の他の目的は、コンピュータに対するポインティングデバイスの方向(そ の方向が垂直、水平又は他の方向であっても)をユーザが変えること及びi!l 訳することができるポインティングデバイスを提供することにある。
本発明の他の目的は、ポインティングデバイスとコンピュータとの間のカンプリ ングであって、コンピュータとポインティングデバイスとを容易に分離できるカ ンプリングを提供することにあ本発明の他の目的は、ポインティングデバイスに 加えられる過大な力により損傷を受けないように、ポインティングデバイス及び 該ポインティングデバイスが取り付けられるコンピュータを保護することにある 。
本発明の他の目的は、ポインティングデバイスの一部としての複数のボタンであ って、ユーザがいずれかのボタンを選択することによって、選択されたコマンド をコンピュータに入力操作できるボタンを提供することにある。
本発明の上記及び他の目的は、ポインティングデバイスをコンピュータに着脱自 在に取り付けることができるアタッチメント組立体を儒えたポインティングデバ イスを提供することにより達成されることは明らかであろう。コンピュータによ ってポインティングデバイスの全重量が支持されかつポインティングデバイスが 適正に位置決めされるため、ポインティングデバイス用の作業面は不要になる。
アタッチメント組立体はカンプリング組立体及び傾動組立体を備えている。また 、アタッチメント組立体にクランプ組立体を設けることもできる。
本発明のポインティングデバイスは、コンピュータのスクリーン、キーボードそ の他の部分のように、コンピュータの任意の部分に取り付けることができる。ま た、カンプリング組立体によりポインティングデバイスがコンピュータに連結さ れる。このカップリング組立体はコンピュータに直接取り付けることができる。
コンピュータには、カップリング組立体と係合する凹部を設けることができる。
別の方法として、カップリング装置をクランプ組立体に連結し、このクランプ組 立体を、前記凹部が設けられていないコンピュータに直接取り付けるようにして もよい、クランプ組立体には、種々のキーボードのいずれのキーボードにも取り 付けることができる可変幅クランプを設けることができる。また、ユーザは、ク ランプ部材を、キーボード又はコンピュータの右側、前方、左側又は他のどの部 分に取り付けるかを選択することができる。傾動組立体は、コンピュータに対す るポインティングデバイスの方向を変える機能を存している。この傾動組立体は カップリング組立体に連結され、ポインティングデバイスは傾動組立体に取り付 けることができる。クランプ組立体への傾動組立体の連結は枢着により行われる 。ユーザは、ポインティングデバイスを水平位置、垂直位置又は他の位置のいず れの位置にするかを選択できる。
ポインティングデバイス又は該ポインティングデバイスが取り付けられたコンピ ュータが損傷を受けることを防止するため、ポインティングデバイスに過大な力 が加えられたときには、ポインティングデバイスがコンピュータから分離される ようになっている。カンプリング組立体は、コンピュータ又はクランプ組立体に 設けたスロットと係合できる1対のグリップ部材を有している。
これらのグリップ部材は、弾性的に押圧されて、スロットの壁に設けたフランジ とグリップ接触するようになっている。グリップ部材は、弧状の突出部及び弧状 の頂部及び底部を備えていて、ばね力が打ち負かされたときに、グリップ部材が 保持部材から滑らかに分離されるようになっている。
ポインティングデバイスの回転自在のボールは、ハウジングの方向の如何に係わ らず、回転検出エンコーダと接触している状態に保持されている。下方のボール リテーナは、ボールの中心線より下の位置でボールと接触している。上方のポー ルリテーナは、ボールの中心線より上の位置でボールと接触している。上下のリ テーナをこのように位置決めすることによって、トランクボールが水平、垂直又 は他の任意の方向にあっても、ボールの回転を均一に検出することができる。
一実施例においては、ボタンが、ポインティングデバイスの頂部及び側部にオー バーラツプしている。ボタンの頂部を下方に押すか、或いはボタンの側部を内方 に押すことにより、コンピュータにコマンドを入力するためのスイッチが付勢さ れる。ポインティングデバイスは、コンピュータにコマンドを人力するときにユ ーザによって選択的に付勢される4つのボタンを備えている。
S1!」11引W肌 第1図は、従来技術によるポインティングデバイスを示す斜視図である。
第2図は、コンピュータのキーボードの前部に連結された本発明のポインティン グデバイス及びアタッチメント組立体を上方から見た斜視図である。
第3図は、はぼ垂直方向又は水平方向のいずれかの方向に配置されるキーボード の側部に取り付けられた本発明のポインティングデバイスを前方から見た斜視図 である。
第4a図は、キーボードの側部に連結されたアタッチメント組立体を上方から見 た斜視図である。
第4b図は、コンピュータのスクリーンに連結されたアタッチメント組立体の斜 視図である。
第5図は、互いに分離された状態の本発明によるポインティングデバイス及びア タッチメント組立体を前方から見た斜視図である。
第6図は、アタッチメント組立体の分解斜視図である。
第7図は、組み立てられた状態のアタッチメント組立体を示す斜視図である。
第8図は、傾動組立体を固定位置に保持するロック部材を示す斜視図である。
第9図は、コンピュータへの電気的接続部を備えたアタッチメント組立体の他の 実施例を示す斜視図である。
第10図は、キーボードに連結するクランプ組立体の他の実施例を示す斜視図で ある。
第11図は、キーボードに強固に取り付けられたクランプ組立体の他の実施例を 示す斜視図である。
第12a図は、本発明のポインティングデバイスの分解斜視図である。
第12b図は、上方のポールリテーナの他の実施例を示す分解斜視図である。
第12c図は、ハウジング及びボタンの構造の他の実施例を示す分解斜視図であ る。
第12d図は、第12C図の他の実施例の上方のハウジングを示す斜視図である 。
第12e図は、ボタンの構造の他の実施例を示す平面図である。
第13図は、板ばねを備えたポールリテーナを示す斜視図である。
第14図は、発泡形ばねを備えたポールリテーナの他の実施例を示す斜視図であ る。
第15図は、ベアリングを備えたポールリテーナの他の実施例を示す平面図であ る。
第16図は、ハウジング内でのボタン取付は組立体を示す斜視図である。
第17図は、第16図のボタン取付は組立体の部分断面図である。
第18a図は、ボタン取付は組立体の他の実施例を示す部分断面図である。
第18b図は1.ボタン取付は組立体の他の実施例を示す部分断面図である。
第18c図は、ボタン取付は組立体の他の実施例を示す部分断面図である。
第18d図は、ボタン取付は組立体の他の実施例を示す部分断面図である。
第19図は、ボタン配置の他の実施例を示す平面図である。
第20図は、第19図の側面図である。
第21図は、ボタン配置の他の実施例を示す側面図である。
第22図は、ボタン配置の他の実施例を示す側面図である。
第23図は、ボタン配置の他の実施例を示す側面図である。
第24図は、ボタン配置の他の実施例を示す側面図である。
第25図は、第24図の実施例の平面図である。
第26図は、ポインティングデバイスの他の実施例を示す平面図である。
第27図は、第26図のボインテイングデi<イスの側面図である。
第28図は、第26図のポインティングデバイスの正面図である。
第29図は、第26図のポインティングデバイスの底面図である。
第30図は、第26図のポインティングデバイスの部分断面図の部分断面図であ る。
第32図は、アタッチメント組立体及びクランプを介してコンピュータに接続さ れた第26図のポインテイングデislイスの斜視図である。
第33図は、ポインティングデバイス、アタッチメント組立体及びコンピュータ を示す分解斜視図である。
第34図は、第33図のポインティングデバイス及びアタッチメント組立体を下 方から見た分解斜視図である。
第35図は、クランプ組立体を備えたアタッチメントm立体に連結された第34 図のポインティングデバイスを示す斜視図である。
第36図は、クランプ組立体を備えていないアタッチメント組立体に連結された ポインティングデバイスを示す斜視図である。
第37図は、クランプ組立体を備えたアタッチメント組立体の斜視図である。
第38a図は、クランプ組立体を備えていないアタッチメント組立体の斜視図で ある。
第38b図は、傾動組立体の断面図である。
第39図は、クランプ組立体の分解斜視図である。
第40図は、第39図のクランプ組立体のA−A&Iに沿う断面図である。
第41図は、第42図のグリップ部材のB−B線に沿う断面図である。
第42図は、第41図のグリップ部材のC−C線に沿う断面図である。
第43図は、ポインティングデバイスをコンピュータに取り付けるアタッチメン ト組立体の他の実施例を示す斜視図である。
第44a図は、第38図のアタッチメン)&ll立体を受け入れる凹部を備えた コンピュータを示す斜視図である。
第44b図は、第44a図のD−D線に沿う断面図である。
第45図は、電気ソケットを備えたコンピュータの凹部を示す斜視図である。
第46図は、クランプ装置の他の実施例を示す斜視図である。
第47図は、クランプ装置の他の実施例を示す斜視図である。
第48図は、クランプ装置の他の実施例を示す斜視図である。
第49図は、クランプ装置の他の実施例を示す斜視図である。
第50図は、クランプ装置の他の実施例を示す斜視図である。
第51図は、コンピュータにポインティングデバイスを連結する他の実施例を示 す斜視図である。
第52図は、クランプ組立体の他の実施例を示す斜視図である。
第53図は、コンピュータに連結された第52図のクランプ組立体を示す斜視図 である。
第54図は、クランプ組立体の他の実施例を示す斜視図である。
皇里曵庇豊星箆皿 第1図には、コンピュータ(図示せず)にコマンドを入力するための従来技術に よるポインティングデバイス10が示されている。第1図のポインティングデバ イス10は、その構造及び作動の点で、Kubo等の米国特許第4,786,8 92号に開示されたポインティングデバイスと同じものである。従来のポインテ ィングデバイス10は、ボール14と、ハウジング12内に配置されたボタン1 6.18.20とを有している。上記米国特許第4,786,892号の第20 図に示されているように、このポインティングデバイス10は、ボール14をハ ウジングの底部から出して、マウス形のポインティングデバイスとして操作する こともできる。また、このポインティングデバイス10は、ボール14をハウジ ングの頂部から出して、トランクボール形のポインティングデバイスとして操作 することもできる(上記米国特許第4,786,892号の第21図、第22図 及び第8欄参照)、このポインティングデバイス10がマウス形モード又はトラ ックボール形モードのいずれのモードで使用される場合であっても、底面22は 、作業テーブルの上面と接触した状態に維持される。
第1図に示すように、ボタン16.18は、ハウジング12の頂面及び側面の両 方にオーバーラツプしている。しかしながら、両ボタン16.18は、上方から 押された場合にのみ、ハウジング内のマイクロスイッチを付勢できるようになっ ている。すなわち、スイッチ(ボタン)16又は18を、側方から内方に押した 場合又は前方から内方に押した場合には、これらのボタン16.18の下にある マイクロスイッチを付勢することはできず、従ってコンピュータに制御信号を送 ることはできない、同様に、ボタン16.18のいかなる部分を引っ張っても、 ハウジング12内のそれぞれのマイクロスイッチを付勢することはできない。マ イクロスイッチを付勢するには、ユーザは、上方から下方に向かってボタン16 、】8を押す必要がある。また、別のボタン20を側方から内方に押すと、該ボ タン20に関連するハウジング12内に配置されたマイクロスイッチが付勢され る。上方から内方にボタン20を押したり、引っ張ったりしても、ハウジング1 2内のマイクロスイッチを付勢することはできない。
第1図に示す従来のポインティングデバイス10は多くの欠点を有している。す なわち、このポインティングデバイス10では作業面を必要とすることである。
また、マイクロスイッチを付勢してコンピュータにコマンドを入力するのに、ユ ーザは、ボタン16.18.20を特定の方向に押さなければならない、また、 ボール14と、スイッチ16.18.20と、ハウジング12の設計との間の構 造的理由から、ユーザは、その手をポインティングデバイス10上の規定された 位置に向けて操作しなければならない。
第2図〜第5図には、本発明によるポインティングデバイス30及びアタッチメ ント組立体32が示されている。ポインティングデバイス30は、アタッチメン ト32を介して、コンピュータ34に着脱自在に取り付けられる。ポインティン グデバイス30及びアタッチメント組立体32の全重量は、コンピュータ34に より支持される。ポインティングデバイス30を支持するための作業面領域は必 要ではない、なぜならば、コンピュータ34がポインティングデバイス3Gの支 持体を構成していて、ポインティングデバイス30は、ユーザが使用できる位置 にコンピュータ34によって保持されるようになっているからである。
本願においては、「コンピュータJなる用語は最も広範囲の概念で使用され、コ ンピュータ又はその周辺機器のあらゆる部分をいうものである。例えば、コンピ ュータなる用語は、主CPU及びディスプレイモニタを保持するハウジングに連 結されるキーボード(キーボードは、コンピュータやランプトップ形コンピュー タに接続される)をも含む充分に広い概念を有している。取付は組立体(アタッ チメント組立体)は、ポインティングデバイスを、コンピュータに含まれるこれ らの全てのコンポーネンツ(構成部品)に連結できる構造を有している。
第4a図及び第6図に示すように、アタッチメント組立体32は、クランプ組立 体35及び傾動組立体37を有している。クランプ組立体35は、クランプバー 36及び支持部材38を備えている。クランプバー36は、ねじ部材40からね じ部材42まで延びている一体の単一ブレード部材で構成することができる。或 いは、クランプバー36は、ねじ部材40.42にそれぞれ連結される別々のク ランプ部材36A、36Bからなる2ブレード形に構成することもできる。クラ ンプ部材36A、36Bは、任意の所望の長さにすることができる。成るキーボ ードについては長いクランプ部材が必要になることもあろう、また、成る場合に は、クランプ部材36A、36Bの長さを互いに異ならせて、選択された箇所に 容易に連結できるようにしてもよい、支持部材38はチャンネル50を有してい る。該チャンネル5oには、ねじ部材40.42のシャンク44が通されて、ク ランプ部材(クランプバー)36のそれぞれのねじ部分52に連結されるように なっている。ねじ部材40,42を回転することにより、クランプ部材36が支 持部材38に向かって引き寄せられ、クランプ部材36と支持部材38との間で 成る部材をクランプできるようになっている。ねじ部材40.42のシャフト( シャンク)44は、クランプ部材36と支持部材3Bとの間に、種々の幅寸法の 物体をクランプできる充分な長さを有している。第2図には、アタッチメント組 立体32が、コンピュータ34の空白キー(スペースバー)に隣接して配置され た前方部材46にクランプされた状態が示されている。また、第3図、第4a図 及び第4b図には、アタッチメント組立体32がコンピュータ34の右側部材4 8にクランプされた状態が示しである。同様に、アタッチメント組立体32は、 所望に応じ、コンピュータ34の左側又は前方部材46とは反対側の上縁部に連 結することもできる。このように、ユーザは、クランプ組立体35をコンピュー タ34の任意の部分に容易に取り付けることができる。
クランプ組立体35は、傾動組立体37をクランプ組立体35に連結°するため のドツキング固定具54を有している。一実施例においては、このドツキング固 定具54はテーバ状の鳩尾状固定具であり、傾動組立体37は、鳩尾状固定具5 4上でスライドできる保合相手のスロット56を有している。別の構成として、 ドツキング固定具54及びこの相手のりセプタクル(スロット)56は、従来知 られている任意のカンプリング組立体にすることができる0例えば、ポインティ ングデバイス30をアタッチメント組立体 32に連結するための後述の2つの 形式の固定具と同様の取付はプレート74を用いることができる。
傾動組立体37は、静止部材58及び枢動部材60を有している。静止部材58 には、該静止部材58をクランプ組立体35に対して固定関係をなして連結する ための前記ドツキング固定具の保合相手となるスロット56が設けられている。
ねじシャフト62が、静止部材58のチャンネル64を通して、枢動部材60の チャンネル66内に差し込まれる。チャンネル部分64内の歯付きインサート6 8が、傾動機構のチャンネル66内の歯付きインサート70と噛み合って、傾動 部材60を、ユーザが選択した所望の位置にロックできるようになっている。チ ャンネル66は、静止部材58の肩部65内の凹部(図示せず)内に延入するプ ランジャ枢着ピン72を存しており、該プランジャ枢着ビン72は、枢動部材6 0を枢動できるように支持している。一実施例においては、第2図〜第5図に示 すように、支持部材38及び静止部材58はそれぞれ単一の一体部材として形成 されていて、クランプ組立体35の各部を構成している。この別の実施例におい ては、枢動部材60は、ねじシャフト62によってクランプ組立体35に連結さ れる。チャンネル64、チャンネル50及び肩部65は、支持部材38との一体 部材の一部を形成する。クランプ組立体35の全体部分は射出成形により形成す ることができる。
ポインティングデバイス30を第3図に実線で示すようにほぼ垂直方向に位置決 めするには、ユーザは、ねしくねじシャフト)62を緩めて傾動部材60を所望 の位置まで上方に回転させ、次に、再びねじ62を締め付けてポインティングデ バイス30を所望の位置にロックする。ポインティングデバイス30は、ピボッ ト(ねじシャフト)620回りで任意の選択位置にロックすることができる。ポ インティングデバイス30は、第3図に破線で示すように、はぼ水平方向に位置 決めすることもできる。或いは、30@、45″、60’等の任意の傾斜位置に ロックすることもできる。所望ならば、ポインティングデバイス30は、垂直位 置を越えて任意の選択位置まで枢動でき、ボールI4がポインティングデバイス 30の下側になるように充分に反転させることもできる。
第2図〜第5図に示した別の実施例においては、枢軸(ねじシャフト)62が、 傾動部材(枢動部材)60のチャンネル66を貫通して、静止部材58の肩部6 5内の凹部に設けられた相手のねじに螺入するようになっている。傾動部材60 は、枢着ねしくねじシャフト)62を締め付け、内部に凹部が設けられた肩部6 5の方向にチャンネル64を引き付けて、チャンネル64と肩部65との間でチ ャンネル66を選択位置にクランプすることによって、選択された位置に保持さ れる。所望ならば、静止部材58に対して傾動部材60が枢動できるようにする 他の枢動及びロック機構すなわちクランプ機構を用いることもできる。
傾動部材60は、ポインティングデバイス30を保持するための取付はプレート 74を備えている。第6図及び第7図の実施例においては、取付はプレート74 は傾動部材60の壁76に対して垂直に延びている。ポインティングデバイス3 0の下面には、プレート74の相手となって該プレート74上でスライドできる スロットが設けられていて、ポインティングデバイス30を傾動部材60に取り 付けることができるようになっている。ポインティングデバイス30は、ねじ、 クランプ、接着剤等により、プレート74上の所定位置にロックされる。第4a 図及び第5図には、取付はプレート74の別の実施例が示しである。この別の実 施例においては、取付はプレート74は、傾動部材60の壁76に並置されるよ うにして延びている。ポインティングデバイス30は、プレート74の相手の連 結部材の関係をなして該プレート74上でスライドできる1対のスロットを有し ている0以上説明した2つの実施例の代わりに、ポインティングデバイス30と アタッチメント組立体35との間には、鳩尾状カンプリング又は舌−溝形カップ リング等の任意の適当なカンプリングを用いることができる。
第4b図に示すように、ポインティングデバイス30は、コンピュータのディス プレイ33に取り付けられる。ディスプレイ33に隣接して取り付けられるとき 、ポインティングデバイス30はほぼ垂直方向に保持される。所望ならば、ポイ ンティングデバイス30の方向は、ユーザがポインティングデバイス30をスク リーン(ディスプレイ)に向かって内方又は後方等に傾動させることにより変化 させることができる。成るランプトップ形コンピュータの場合には、キーボード 、ディスプレイ及び電子部品が単一ハウジング内に収められている。また、他の ラップトツブ−ボード及びディスプレイが、電気コードを介してCPUのハウジ ングに接続されている。各設計において、キーボード及びディスプレイ等はコン ピュータの一部であると考えられている。ネットワークすなわち本体装置環境に ついては、ネットワークに接続されるパーソナルコンビニータすなわち端末機器 、キーボード34、ディスプレイ35及び他の周辺機器も、本発明の目的とする コンピュータの部品(エレメント)であると考えられる。ポインティングデバイ ス30は、クランプ組立体35を介して、椅子のアーム(肘掛け)、電話器、引 出し、ユーザのシャツのボケ7)又はベルト、或いはユーザが便利に操作できる 他の任意の物体に取り付けることができる。
本発明は、例えばユーザの膝の上にコンピュータを支持する場合のように作業面 を利用できないときに、ポインティングデバイスを使用可能にでき、ポータプル コンピュータにとって特にを効なものである。ポインティングデバイス及び取付 は組立体(アタッチメント組立体)の全重量は、コンピュータによって支持され る。ポインティングデバイスはコンピュータがら横方向に延び、ポインティング デバイスを支持するための作業面は不要である。
従って、ポインティングデバイスがキーボードスペースを奪うことがなく、又は コンピュータの制限された設置面積や高さを増大させることにもならず、ポータ プルコンピュータにとって非常に役立つものである。1−ザの選択した位置(通 常はコンピュータの横の位置)にポインティングデバイスを配置(しがも着脱自 在に配置)することによって、操作時の拡大キーボードすなわち作業面をラップ トツブ形コンピュータにを効に付与するけれども、ポインティングデバイスを取 り外すことによってサイズをコンパクトにすることができる。ユーザは、ポイン ティングデバイス 。
30を取り付けることによりコンピュータが占有するスペースを少なくとも部分 的に決定することができる。コンピュータを飛行機の窓際の座席で使用する場合 には、コンピュータの右側は使用できないため、ユーザは、ポインティングデバ イスをスクリーンの頂部又は左側に取り付ける。また、コンピュータは、ユーザ によって、左利き用又は右利き用にアレンジすることができる。従ってユーザに は、数字キーバンド及び便利に配置されたポインティングデバイスを含む標準的 特徴の全てを備えたキーボードが与えられる。更に便利なことは、ポインティン グデバイスは、ユーザが希望するときはいつでも容易にコンピュータに取り付は 又は取り外しできることである。また、ポータプルコンピュータを持ち運ぶとき には、ユーザは、ポインティングデバイス及びアタッチメント組立体を鞄等の入 れ物にしまっておくことができ、コンピュータを使用するときには、アタッチメ ント組立体を介してポインティングデバイスをコンピュータの任意の位置に取り 付けることができる0次にコンピュータを持ち運ぶときには、ポインティングデ バイスを取り外すことができる。
ポインティングデバイスが一旦コンピュータに取り付けられると、ポインティン グデバイスは固定位置においてコンピュータに連結される。この連結は、ポイン ティングデバイスをコンピュータに保持する機械的な連結である。もちろん、− 位置に固定したままポインティングデバイスの方向を変えることができる。幾つ かの実施例においては、アタッチメント組立体が純粋に機械的な連結を行うのみ で、アタッチメント組立体によってはコンピュータとポインティングデバイスと の間に何らの電気的接続がなされないようになっている。他の実施例においては 、アタッチメント組立体の一部において電気的な接続がなされ、アタッチメント 組立体によって何らかの機械的支持と電気的接続とが行われるようになっている (第45図参照)。
別の実施例においては、ポインティングデバイス30又は傾動組立体37が、他 のアタッチメント手段を介して、キーボード、コンピュータのスクリーン等の側 部に連結されるようになっている0例えば、接着剤によりキーボードに連結され る一方の部材と、該一方の部材に滑入される他方の部材とを備えた弾性スナップ 組立体を用いることができる。別の構成として、ベルクロ(登録商標)ファスナ のストリップをキーボードに接着しておき、このベルクロファスナのストリップ に対して着脱自在に取り付けることができる布面をポインティングデバイス30 に固定することができる(この逆の関係に配置してもよい)。所望ならば、ポイ ンティングデバイス30又は傾動組立体37は、マジックチーブ1.接着剤又は 他のクランプ手段を介してコンピュータ34又はコンピュータの他の部分に連結 することもできる。
第9図に示すように、アタッチメント組立体32には、コンピュータの入力ボー トに接続される電気ケーブル76を設けることができる。リセプタクル78がポ インティングデバイス30の入力ジャックに連結されて、ポインティングデバイ ス30とコンピュータ(図示せず)との間を電気的に接続するようになっている 。
別の実施例として、第5図に示すように、ケーブル76をポインティングデバイ ス30に設けておき、このケーブル76を、従来良く知られた方法によりコンピ ュータの接続ポインティングデバイスに接続するように構成することができる。
当業界において知られているように、ポインティングデバイス30は、無線周波 数、赤外線又は他のワイヤレス方法により、コマンドを伝達するように構成する こともできる。
第10[mには、クリップ80の形態をなす別のクランプ組立体35が示されて いる。クリップ80は、該クリップ80をコンピュータ34に固定するためのフ ランジ84を備えた可撓性のあるC字形壁82を有している。クリップ80は1 対の鳩尾状取付は部54を有しており、該取付は部54は、第6図に関して説明 したようにして傾動組立体37を受け入れるようになっている。クリップ80は 可撓性及び弾性のある材料で作られており、ユーザが、上方のフランジ84と下 方の壁86との間を充分に拡げて、クリップ80をコンピュータ34の縁部上で スライドできるようになっている。フランジ84は、コンピュータ34のキーに 設けられた凹部内に挿入されて、クリップ80をコンピュータ34上で確実に保 持できるようになっている。クランプ部材(クランプ組立体)35のクリップの 実施例は一定の幅を有しており、かつ種々の形式のキーボード又はコンピュータ に適合するように注文製造(カスタムメート)される。種々のキーボードに適合 させるには、或いは同一のキーボードでも種々の位置に連結するには種々のサイ ズのクリップ80が必要になる。
第11図には、コンピュータ34の側部から突出している鳩尾状取付は部55が 示されている。第11図の実施例においては、鳩尾状取付は部55は、コンピュ ータ34と一体の単体部材として形成されている。キーボード34には、この鳩 尾状取付は部55を介して傾動組立体37が直接連結される。第11図のカスタ ムキーボードには、ポインティングデバイス30のリセプタクル(図示せず)に 連結されるジャック79が設けられている。別の構成として、キーボードにジャ ック79を設けないで、ポインティングデバイス30をケーブル76を介してコ ンピュータに接続してもよい。キーボードの製造業者は、傾動機m<傾動組立体 )37を受け入れる鳩尾状取付は部55及びジャック79を備えたキーボードを 製造することができる。鳩尾状取付は部55は、単一の取付は部として構成して もよいし、1対の取付は部として構成してもよい。華−取付は部として製造した 場合には、この単一取付は部を、第11図に示すようなアダプタ54を用いて1 対の取付は部に変換することもできる。
第12a[fflに示すように、ポインティングデバイス30のハウジング91 は、上方のハウジング90と、下方のハウジング92とを存している。上方のハ ウジング90には孔94が設けられており、線孔94には、ボール14がユーザ により回転できるように配置される。上方のハウジング90は、ボタン98〜1 01を受け入れる凹部96を備えている。ポインティングデバイス3゜のハウジ ング91内には、上方のボールリテーナ112が配置される。上方のポールリテ ーナ112には孔114が設けてあり、線孔114の直径はボール14の直径よ り小さく、ポインティングデバイス30を反転させたときにボール14が落下し ないようになっている。上方のポールリテーナ112はリング113を有してお り、該リング113には、これをハウジング90内に保持するための支持フラン ジ116が設けられている。上方のポールリテーナ112はボール14の中心線 120より上の位置でボール14に接触しており、ポインティングデバイス30 が垂直方向に傾けられたり反転されてもボール14が落下しないようになってい る。下方のポールリテーナ118は、ボール14の中心線120より下の位置で ボール14に接触して該ボール14を支持するようになっている。下方のポール リテーナ118は、ボール14の回転に応答して信号を発生する回転エンコーダ 119を有している。このエンコーダ119として、従来公知の任意の回転エン コーダを使用することができる。参考として掲示するHosog−oeその他の 米国特許第4,562,314号には、本発明に使用するのに適した回転エンコ ーダが開示されている。
ボール14の中心線120は、ハウジング91の底面に対してほぼ平行に延在す るものとしてハウジング91に対して定められている。ハウジング91が、第3 図に示すようにほぼ垂直方向に配置されるとき、ボール14の中心線120は、 ハウジング91が絶対方向において垂直である場合でも、ハウジング91に対し て同一位置に維持される。従って、中心線120はほぼ垂直又は幾分かの角度を なして配置される。
第12a図に示すように、ポールリテーナ112は支持フランジ116を有して おり、リング113は剛性部材で作られている。
ボール14は、ポインティングデバイス30の方向の如何に係わらず、弾性押圧 部材(支持フランジ)116によりポールリング118及びエンコーダ119に 対して確実に保持されるようになっている。支持フランジ116はかなりの剛性 を有しているが弾性部材であり、これにより、リングI ]、 3をハウジング 90.92及びポインティングデバイス30内の内部構造物にに対して静止位置 に保持し、かつハウジングが反転されたときにはエンコーダ119及びポールリ テーナ118に対してボール14を押し付けることができる。所望ならば、エン コーダ119には、米国特許第4,562,314号又は第4,612,539 号に開示されているようなばねを設けることができ、これにより、エンコーダ1 19をボール14に接触するように押し付けかつ剛性部材116に対して幾分か の弾力性(give)を付与するようにしてもよい。
第12c図及び第12dlNには、ボタン98〜101を取り付ける別の実施例 が示されている。ボタン98〜101は、これらのボタンと一体に延びている片 持ち梁部分300を有している。
片持ち梁部分300は、上下のハウジング90.92のスロ7)304と係合す るタブ302を備えている。スロット304の両側に設けられた直立***部30 8.310は、片持ち梁部分300と接触して、該梁部分300を確実に保持す ると同時に、ボタン98〜101がそれぞれのマイクロスイッチを押し下げるべ く移動できるように、梁部分300を充分に枢動可能に支持している。
タブ302又は梁部分300を保持するのに、別の***部を使用することができ る。ボタン98〜101は、タブ302を、片方のハウジングのスロット304 内に滑入して接触させることによリハウジング91内に取り付けられる。このよ うに、マウスの組立て時に比較的迅速かつ容易にボタンを取り付けることができ るため、製造性及びボタンの信鯨性を向上させることができる。従来技術におい ては、殆どのボタンがヒートステーキング技術(熱へら掛は技術)により取り付 けられているが、この技術は時間を要し、作業者の熟練に軌るものであり、従っ て品質及び信転性の点で問題の多いものである。
ボタン98.99は、単一部材として一体成形され、これにより、単一の射出成 形により2つのボタンを経済的に製造することができる3片持ち梁部分300か ら延びているスロット306がもうけてあり、このため、ボタンが単一梁部分3 00に一体に連結されていても、それぞれのボタンを互いに独立して撓ませ、従 って押し下げることが可能になる。ボタン98〜101の露出部分はハウジング と同じ曲率を有しており、このため、滑らかな連続表面が形成されるようになっ ている。第18d図の断面図に示すようにフランジ部材144が配置されていて 、ボタンを押し下げたときにマイクロスイッチと係合するようになっている。
第12b図は、上方のポールリテーナ112の別の実施例の分解図であり、この ポールリテーナは、金属の板ばね部材(リーフスプリング部材)12工と、ハウ ジング部材123と、ボール接触部材125とを有している。ハウジング部材1 23とポール接触部材125とは、これらの間に保持されるばね121を介して 連結されていて、ばね121がハウジング部材123及びボール接触部材125 を互いに押し拡げるように作用している。ハウジング部材123は上方のハウジ ング90に連結され、ボール接触部材125は、ボール14と保持接触するよう に、ばね121によってボール14に対しばね押圧されている。ボール接触部材 125は、ハウジング内においてばね121上で「浮動」している。すなわち、 ボール接触部材125は、ばね121のみを介してハウジング90に連結されて いる。ばね121の寸法及びばね定数は、ハウジング91の位置の如何に係わら ず、ボール14がエンコーダ119に対して押し付けられて接触し、信号をコー ド化できるように選択される。ハウジングが水平位置にある場合には、ボール1 4が重力によってエンコーダ119と接触した状態に保持されるため、ばね12 1には掻く僅かな力が要求されるに過ぎないか、全く不要である。ハウジング9 1が成る角度に傾斜されるか反転された場合には、ばね121によってボール接 触部材125がボール14に押し付けられ、これにより、ボール14がエンコー ダ119に接触した状態に保持されるため、ユーザはボール14を容易かつ滑ら かに回転することができる。
ポールハウジング部材123は、ボール保持部材(ポールリテーナ)112とし て機能する。ボールハウジング部材123は、スロットと係合するタブによって ハウジング91内に保持される。
ボールハウジング部材123は、該部材123を回転して、タブをスロット内の 開口部に整合させ、タブをハウジング91から滑り出させることによって、容易 にハウジング91から取り出すことができる。次いで、ボール14を取り出すこ とによって、掃除や交換等を行うことができる。
図示した下方のポールリテーナ118はエンコーダ119を備えたものであるが 、ポールリテーナ118は、単に、ボール14の中心線より下でボール14と接 触してボール14を保持できるリング、ロラーベアリングその他の任意のポール リテーナで構成することができる。エンコーダ119は、ポール14上の任意の 位置でボール14と接触する。例えば、エンコーダ119ば、上方のボールリテ ーナ112に隣接させるか、該ポールリテーナ112の一部として構成してもよ い、コード化は、中心線120より上の位置でボール14と接触することにより 行われ、下方の保持部材(ポールリテーナ)118は単なる支持をするに過ぎな い0弾性部材は、ポールリテーナをボールに対して弾性的に押圧してボールと支 持接触させる任意の部材で構成することができる。
金属の板ばね以外にも、図示の発泡ばねやプラスチックばね等の他の種類の弾性 部材を使用することができる。ポールリテーナ112はボール14の下にも配置 することができる。或いは、ボール】4の一方の側に配置して、ポインティング デバイスの方向とは無関係に、ボール14をエンコーダ119に押し付けて接触 させるようにしてもよい。
第12e図には、片持ち梁部分300を備えたボタンの別の実施例が示されてい る。しかしながら、この実施例は、幾つかの点を除き、殆どの点で第12c図及 び第12d図の実施例と同じである。この片持ち梁部分300は、第12C図の 実施例のように梁部分300の端部の全体領域にタブ302が設けられているの ではなく、梁部分300の端部にのみ配置されたタブ302を有している。スロ 7)304は、上方のハウジング90及び下方のハウジング92の***部307 と309との間に形成されている。
直立***部309.3】1は、ボタン100が***部313と協働できるように 、ボタン100を支持しかつ保持している。***部309.311.313は、 上下のハウジング90.92にモールド成形されていて、片持ち梁部分300と 接触しかつハウジング内にボタンを保持して、ボタンがそれぞれのマイクロスイ ッチを押し下げることができるように撓み運動が行えるようにしている。第12 e図の実施例は、第12C図及び第12d図に関して説明したポインティングデ バイスを組み立てる場合と同じ利点を有している。すなわち、ボタンは所定値1 に迅速に滑入して***部により確実に保持され、信鯨できる操作を行うことがで きる。
第13図に示す上方のポールリテーナ112の別の実施例は、モールド成形され た単一部材からなる多段板ばね122を有している。この多段板ばね122は、 弾性的に変形可能な弾力性のある押圧部材である。板ばね122は、下方のボー ル保持部材(ポールリテーナ)118に対してボール14を押圧している1弾性 部材(板ばね)122は、ポインティングデバイスが垂直方向、反転位置又はそ の他の方向にあっても、ボール14がエンコーダ119に対して確実に押圧され るようにしている。
第14図には、弾性部材の別の実施例が示されている。上方のポールリテーナ1 12ば、ボール14に対して押圧力を付与する発泡形のばね124で構成されて いる。このばね124は、第13図に示した板ばね122と同様に機能しかつ作 動する。これらのばね122又は124の代わりに、コイルスプリング、櫛形デ ィスクばね又は他の形式のばねを使用することができる。
第15図に示すように、上方のポールリテーナ112には、中心線120の上方 でボール14と接触する複数のベアリング130を設けることができる。ヘアリ ング130は、リング113の内径部に実質的に摩擦のない表面を形成して、ボ ール14が滑らかかつ容易に回転できるようにしている。ベアリング130は、 第15図に示すように、何らの弾性部材すなわちばねも設けられていない剛性リ ング113を用いることができる。ボール14は、エンコーダ119に対して充 分にきつく保持され、このため、ポインティングデバイス30が垂直方向に位置 していても或いは反転していても、正確なコード化を行うことができる。ベアリ ング130は、固定ベアリング、ローラベアリング又はリング112と共に使用 するのに適した他の任意の形式のベアリングで構成することができる。また、ベ アリング130は、第13図の板ばねのような弾性部材を備えたリング113、 第14図の発泡形のばね等と組み合わせて使用することができる。
第16図及び第17図には、マイクロスイッチ!04.106の付勢を容易にす るボタン98.99用の支持フレーム132が示しである。ボタン98は、ハウ ジング90のコーナの回りで該ハウジングの側面に沿って、該ハウジング90の 頂部から延びている。ボタン98.99は支持フレーム132に取り付けられて いる。支持フレーム132はカンプリング部材136を備えており、該カップリ ング部材136は、プラスチック融着、ヒートステーキング等の従来知られた任 意の適当な方法により固定部138を介してハウジング90の下側に剛接されて いる。ボタン98.99は、それぞれ、シート状金属からなる支持リボン134 .135によって支持されている。ボタン98.99は、ヒートステーキング、 プラスチック融着等の任意の適当な方法により、ストリップ(リボン)134. 135に結合されている。第12a図に最も良く示すように、マイクロスイッチ 104.106.108.110は、ハウジング91内に配置されていて、それ ぞれのボタン98〜101により付勢されるようになっている。マイクロスイッ チ104.106.108及び110は、それぞれ、スイッチエレメント105 .107.109及び111を備えている。
第17図に示すように、ボタン98はハウジング90から間隔を隔てて配置され ていて、押し下げられたときに内方に移動できるようになっている。ボタン98 をその側面142から内方に押すと、支持部材134が弾性的に内方に変形され 、フランジ部材144との接触によりスイッチエレメント105が押し下げられ て、マイクロスイッチ104が付勢される。ボタン98の頂面140を押し下げ ても、マイクロスイッチ104が付勢される。
コーナの近くでボタン98の頂面140を押し下げると、支持部材134が時計 回り方向に回転され、角度変位が生じる。支持部材134が成る角度変位をする と、フランジ部材144がスイッチエレメント105に接触して該スイッチエレ メント105を押し下げ、マイクロスイッチ104を付勢する。このように、ユ ーザは、ボタンの頂面から下方、又は側面から内方のいずれの方向の力を加えて も、マイクロスイッチ104を付勢することができる。
ボタン99は、第17図に示すように、ボタン98の垂直方向下方に配置されて おりかつ該ボタン98の長さに沿って水平方向に延びている。両ボタン98.9 9は互いに上下に間隔を隔てて配置されており、かつハウジング91の外面の回 りで水平方向に延びている。ボタン99をその側面から内方に押せば、マイクロ スイッチ104について説明したのと同じ方法でマイクロスイッチ106が付勢 される。
第18a図は、マイクロスイッチ104.106を付勢する別の構造を示すもの である。この実施例においては、ボタン98.99は、マイクロスイッチ104 .106に物理的に連結されている。マイクロスイッチ104は、ボタン98の フランジ144をマイクロスイッチ104の方向に押すとき、又はマイクロスイ ッチ104から離れる方向に引くときに付勢される。従って、ボタン98の外縁 部142を側方から内方に押すことにより、制御ボタン105が押されて、マイ クロスイッチ104が付勢される。
支持ストリップ134よりもハウジング9Iの中心に近い領域において上縁部1 40を押すと、支持ストリップ134が反時計回り方向に回転され、フランジ1 44は、第18a図に矢印で示すように、角度変位をしてマイクロスイッチ10 4から引き離される。フランジ144がマイクロスイッチ104から引き離され ると、スイッチエレメント105が外方に引っ張られてマイクロスイッチ104 が付勢される。ユーザは、マイクロスイッチ104の付勢が、スイッチエレメン ト105の押し下げにより生じたものか或いは引っ張りにより生じたものかを区 別することはできず、同一の作動信号において両方の結果がコンピュータに送ら れる。
フランジ44をマイクロスイッチ104の方に移動すること又はマイクロスイッ チ104から離れる方向に移動することによってマイクロスイッチ104が作動 されるようにすることの利点は、ボタン98の任意の領域を押しても(例えば、 ボタン98の側方から内方に押しても、頂部から下方に押しても、或いはボタン 98に沿う任意の位置で押しても)、マイクロスイッチ104を付勢できること である。また、ユーザが、ボタン98の側面142を、マイクロスイッチ104 から大きな距離を隔てた位置で押す場合には、フランジ114がスイッチエレメ ント105に向かって押されるのではなく引き離されるであろうけれども、マイ クロスイッチ104はこの場合にも付勢されるであろう、第18a図の実施例に おけるマイクロスイッチ106も、押し下げ又は引っ張りのいずれでも付勢でき るように、上記と同様にボタン99に対して機械的に連結されていて、同様な利 点が得られるようになっている。
第18b図に示す更に別の実施例においては、弾性ラバーマウント200.20 1によって両ボタン98.99がハウジング91に連結されている。ラバーマウ ンl−200は、ボタン98が頂部から下方に押されるとき、側部から内方に押 されるとき、底部から上方に押されるとき、又は引っ張られるときのいずれの場 合でも変形する。弾性マウント200,201については、キーのバウンドを防 止でき、かつボタンをそれらの通常位置に確実に戻すことができる高減衰率をも つゴムが選択される。ボタン98.99は、第18a図に示したものと同様に、 マイクロスイッチに対して物理的に連結されていて、スイッチエレメントが押さ れる場合又は引っ張られる場合のいずれの場合でもマイクロスイッチを付勢でき るようになっている。
取付は部材134.135は、ボタン98をその頂部から下方に押す場合又は側 部から内方に押す場合に、ボタン98を変位させることができる適当な任意の部 材で構成することができる。例えば、マイクロスイッチ104に剛接されたボタ ン98を備えた第18図の実施例において、支持部材134は、二次元又は三次 元において弾性変形できる部材で構成することができ、角度変位ができるものに する必要はない。ボタンを頂部から下方に押し下げると、支持部材134が弾性 的に下方に変形し、ボタン98がマイクロスイッチ104から引き離されて、マ イクロスイッチが付勢される。また、ボタン98を側部142から内方に押すと 、スイッチ部材105が押されてマイクロスイッチ104がl−H!される。支 持部材134として使用する材料は、弾力的に弾性変形可能なゴム、プラスチッ クその他のロフトが適している。
ボタンを付勢するのに、頂部から下方又は側部から内方へのいずれの方向からで も操作できることは、ユーザの選択により方向を変えることができるポインティ ングデバイスにとって大きな利点を与えるものである。ユーザが、第3図に破線 で示すような水平位置にポインティングデバイスを維持することを選択する場合 には、ユーザは、ボタンを側部から内方に押してマイクロスイッチ104を付勢 することを好むであろう。しかしながら、垂直な方向を用いる場合には、ユーザ は、ボタンを頂部から下方に向かけて押すことを望むであろうし、このとき、ボ タンの頂部は垂直方向に延びている側部の位置にあり、側部142が頂部のよう に位置している。
第18c図には、ボタンをハウジングに取り付ける更に別の実施例が示しである 。この実施例は、ここに参考として掲示する米国特許第4,613,853号に 開示された公知の従来技術によるステーキング技術である。この従来の方法によ れば、1つ以上のステーキ141が、ハウジング90からボタン98〜101の 孔を通って延びている0次に、ステーキ141の両端部を溶融することによって 拡大させる。ボタンはステーキ141の回りで枢動して充分に移動し、マイクロ スイッチを、頂部から下方に押すか、側部から内方に押すか、或いは底部から上 方に押すべきかを評価する。
第18C図から明らかなように、ボタン98はハウジング90の頂部上でハウジ ング90の側部に沿って延びており、ボタン99はハウジング90の底部上でハ ウジング90の側部に沿って延びている。
第18d図は、第12c図〜第12e図に示したボタンの部分断面図である。上 方のボタン98.100には***部117が設けられていて、ユーザが、その感 覚で、それぞれのボタン及びハウジングの方向を識別できるようになっている。
ボタン98.99は片持ち梁部分300(第18d図には図示せず)を介してハ ウジング91に連結されており、従って、マイクロスイッチ104.106に隣 接する部分においてはハウジングに対して有効に浮動している。一実施例におい ては、ボタンは、頂部から下方又は底部から上方に押すのではなく、側部から内 方に押すことによって付勢されるようになっている。例えば、タブ302を介し てスロット304内に取り付けられた片持ち梁300を備えた実施例においては 、ボタンが、水平軸線の回りではなく垂直軸線の回りで枢動してマイクロスイッ チを押し下げるようになっている。従って、多方向ではなく単一方向のみからボ タンを押すことができるように構成したポインティングデバイス30も、本発明 に適合するものでありかつ本発明の範囲内に含まれるものである。
第19図〜第25図は、ハウジング91の回りでのボタン配置についての別の実 施例を示すものである。第19図に示すように、ボタン98.99は互いに水平 方向に間隔を隔てておりかつハウジング91の頂面及び側面の両方にオーバーラ ツプしている。ユーザは、コンピュータに入力したいコマンドに基づいて、ボタ ン98.99のいずれかを選択的に押し下げる。第20図には、ハウジング91 の頂面及び側面に沿って延びているボタン98と、該ボタン98から水平方向に 間隔を隔ててハウジング91の側面に沿って延びているボタン99が示されてい る。
第21図には、ハウジング91の頂面及び側面に沿って延びているボタン98と 、ハウジング91の側面及び底面に沿って延びているボタン115とが示されて いる。この実施例においては、両ボタン98.115は、互いに垂直方向すなわ ち上下に間隔を隔てており、かつほぼ中央領域から側面に沿ってそれぞれの頂面 及び底面まで延びている。ユーザは、ボタン98をその頂部から下方に向かう方 向又は側部から内方に向かう方向のいずれかの方向から押すことによって付勢す ることができる。ボタン115は、その側部から内方又は底部から上方に向かっ て押すことにより付勢される。もちろん、ハウジング91が第3図に示すように 垂直方向に配置される場合には、絶対位置が変化しても、ハウジング91に対す るボタン98.115の相対位置は同じ状態に保たれる。従って、ユーザが、ハ ウジングのボタンを相対概念において底部から上方に向かって押しているといっ ても、絶対概念においては側部から内方に押していることになる。
第22図には、ハウジング91の頂部及び側部にオーバーラツプしているボタン 98と、該ボタン98がら水平方向後方に間隔を隔てて配置されたボタン99と が示されている。第23図には、ハウジング91の側部及び頂部にオーバーラツ プしているボタン98と、該ボタン98により囲まれたボタン99とが示されて いる。領域(ボタン)98内の円形ボタン99を押すことにより、マイクロスイ ッチ106が付勢される。ボタン98の任意の部分(ボタン99を囲んでいる領 域を含む〕を押すと、マイクロスイッチ104が付勢される。第24図及び第2 5図には、ハウジングの側部から延びていて互いに水平方向に間隔を隔てて配置 された3つのボタン98.117.119が示されている。これらの3つのボタ ン98.117.119はハウジング91の頂部にオーバーランプしてはおらず 、側部から内方に押された場合にのみ付勢されるようになっている。
ポインティングデバイス30には、それぞれのボタン98〜101を、図示の組 み合わせのうちのいずれか1つ又はその変形組み合わせに&11織化したものを 設けることもできる。すなわち、スイッチ93は、コンピュータにコマンドを入 力すべくボール14を押すことにより付勢されるようにしてもよい、使用できる 1つのスイッチは、線形歪みゲージ93である。歪みゲージ93の出力は、ユー ザの手により加えられる下向きの圧力に等しい。
スクリーン上でのカーソルの移動速度は、歪みゲージ93からの出力に基づいて 変えられる。コンピュータのソフトウェアは、この信号に基づいてカーソル速度 を変化させる。ユーザは、歪みゲージ93からの出力に基づいて、所望の応答を 選択する。ユーザは、歪みゲージ93の出力がスクリーン上でのカーソルの移動 に影響を与える限界圧力を選択できるし、或いは何らかの他の出力信号を与える ことができる。圧力を大きくすると、移動速度が比例的に増速(又は減速)され て、カーソルの位置決めを一層迅速(又は正M)に行うことができる0例えば、 ボール14を下方の位置に押すと、ボール14が回転されるときにカーソルが迅 速(又は微細)に移動される。ボール14を標準位置にすると、通常のカーソル 移動が与えられる。別の方法として、ボール14を押すことにより付勢されるス イッチによって、ボタン98〜101の1つにより同じコマンドが入力されるよ うにしてもよい、−か不能にするかをユーザが選択でき、更に別の実施例におい てはスイッチ93を設けないでおく。
4つのボタン98.99.100,101を操作できるようにするか否かは、ユ ーザにより選択される。一般に、ユーザは、ボタン98と99との対、又はボタ ン100と101との対を選択して、コンピュータに入力されたソフトウェアの コマンドによって、コンピュータへの入力を受ける操作ができるようにする。別 の方法として、ポインティングデバイスにディ7ブスイツチ(d−ip 5w1 tches)を設けて、ボタンを種々組み合わせできるようにしてもよい。一般 に、ボタンのうちの1つのボタン98を、成るコマンドを入力させる1次ボタン として選択し、別のボタン99を、カーソルを同一位置にしたまま別のコマンド を人力させる2次ボタンとして選択する。ユーザは、これらの2つのボタンのい ずれを、(操作)可能化した対内での2次ボタン又は1次ボタンにするかを選択 する。また、ユーザは、ボタン100.101を(操作)不能にしてこれらのボ タンを操作できないようにする。従って、マイクロスイッチ108.110が付 勢されても、コンピュータに入力コマンドが伝達されなくなる。ディップスイッ チはマイクロスイッチと直列に接続され、それぞれのマイクロスイッチで出力ビ ンをコンピュータに接続するスイッチを開閉する。また、当業者は、スイッチを ポインティングデバイスにワイヤで接続し、ユーザが上記組み合わせを選択でき るようにしてもよい。
ユーザは、ユーザが希望するポインティングデバイス30の配向位置及びその使 用に基づいて、2対のボタンのうちのいずれのボタンを操作可能にするかを選択 する。ポインティングデバイス30がハウジングの右手の側にあるときには、一 般にユーザは、操作可能対としてボタン98.99を選択するであろう。一方、 ポインティングデバイス30がハウジングの左手の側にあるときには、一般にユ ーザは操作可能対としてボタン対100.101を選択するであろう。
コンピュータの適当なソフトウェアを介して、ユーザには、各ボタンの機能をプ ログラムする広範囲な制御が与えられる。一実施例においては、ユーザは、操作 可能対として上部ボタン98.100の両方を選択し、ハウジングの側部から延 びているボタン99.101を操作不能にする。別の方法として、ユーザは、1 つの対としてボタン99.101を操作可能にし、ボタン98.100を操作不 能にすることもできる。一実施例においては、ユーザは、上方の2つのボタン9 8.100で同一のコマンドを入力できるようにし、かつ側方のボタン99.1 01で互いに同一のコマンド(但しボタン98.100とは異なるコマンド)を 入力できるようにして、4つの全てのボタンを可能にしている。更に別の方法と して、各ボタンにより、異なるコマンドをコンピュータに入力できるようにして もよい6例えば一実施例においては、4つの全てのボタン、3つのみのボタン、 又は幾つかの組み合わせを可能にできる。各ボタンは、ユーザによりソフトウェ アにプログラムされた通り、異なるコマンドをコンピュータに入力する。
各マイクロスイッチは、ユニークに識別できる信号を出力するため、所望ならば 、各ボタンによりユニークなコマンドを人力することができる。従ってユーザは 、コンピュータへのコマンドの人力、ドラッグ機能の実行、メニューの自動的プ ルダウン等をどのボタンで可能にするかを選択できるようになる。ユーザは、単 一の任意のボタン、組み合わせたボタン、又は対をなすボタンを選択することが できる。
第26図〜第36図には、ポインティングデバイス30の別の実施例が示しであ る。ボタン98〜101は、任意の適当な方法によりハウジング91に連結され ている。一実施例においては、ボタン98〜101は、第18c図に示すように 、従来良く知られた方法であるヒートステーキ形ビンにより、ハウジング9Iに 連結されている。ポインティングデバイスのボタン用のヒートステーキ形ビンは 、米国特許第4.613,853号又は本願の第11fflの従来の装置に示さ れているように、現在市販されている多くのポインティングデバイス(例えば、 マイクロソフト社のマウス)に使用されており、それらの構造及び用法は従来良 く知られている。
第26図及び第27図に示すように、ハウジング9■は、前方の側面200及び 後方の側面202を有している。また、ハウジング91は、前方の側面200に 向く方向から見て、右側の側面204及び左側の側面206を有している。前方 の側面200は、傾動組立体37と組み合わされる形状を有しており、図示の実 施例の場合には比較的平らな形状を存している。後方の側面202は、湾曲した 輪郭をもつ弧状をなしており、この形状は、外観上好ましくかつユーザが快適に 使用できるものである。左右の側面204.206は、短い領域において前方の 側面200に対して垂直に延びており、かつ弧状に湾曲していて後方の領域(側 面)202を形成している。
ボール14は、ハウジング91のほぼ中央領域、すなわち、左右の側面からほぼ 等距離で、前後の側面からもほぼ等距離の位置に配置されている。ボール14は 、垂直方向の中心線208と、水平方向の中心線210とを存している。垂直方 向の中心線208は、ハウジング91のほぼ中心に位置している。第26図に示 す実施例においては、水平な中心wA210は前方の側面200に対して平行に 延びておりかつハウジング91のほぼ中央領域に位置しているが、このことは必 ずしも必要な訳ではない。ボール14は、必ずしもハウジング91のいずれの側 面からも中央に位置させる必要はなく、ユーザが容易にアクセスできる任意の便 利な位置に配置することができる。
ボタン98〜101は、ボール14の水平中心線210にオーバーラツプする位 置から、咳中心線210の後方の位置まで延在している。このように、ボール9 8〜101を、ボール14の水平中心線210とほぼ整合する位置(又は該中心 線210より前方の位置)から、該中心線210の後方の位置にかけて延在する ように配置することによって、ユーザが選択したポインティングデバイスの位置 の如何に係わらず、ボタンを押すべくユーザが極めて容易にボタンにアクセスで きるようになる。
ボタン98〜101は、弧状ハウジング91の外側領域の回りで周方向に配置さ れている。ボタン98.100の各々は、ツレぞれ、ハウジング91の上方の表 面上を延びている表面領域212と、ハウジング91の側面に沿って延びている 側面領域214とを有している。同様に、ボタン99.101は、ハウジング9 1の底部に沿って延びている底面領域216と、ハウジング91の側面に沿って 延びている側面領域218とを有している。従って、これらのボタンは一重項面 と底面とがそれぞれオーバーラツプしている。また、これらのボタンは、ハウジ ング91の弧状の周面形状とほぼ同じ曲率半径をもつ弧状をなしている。これら のボタン及びハウジングの輪郭は、互いに一致する全体として滑らかな形状を有 している。一実施例においては、ボタンの輪郭とハウジングの輪郭とが同心状を なしているが、必ずしもそうする必要はない。
これらのボタンは、側部から押した場合でも或いは頂部から押した場合でも、そ れぞれのマイクロスイッチ108.104を押すことができるように、ハウジン グ91内に取り付けられている。
ボタンをハウジングに連結する従来のヒートステーキ技術によって、ボタンに充 分な可撓性が付与され、これにより、第26図及び第27図に示す形状にしたと き、ボタンをその頂部又は側部のいずれの方向から押す場合でも、ボタンの下に 配置されたマイクロスイッチを付勢することができる。
ハウジング91の底部には、受入れ部材220及び支持脚222が設けられてい る。保持部材224も支持脚として機能する。保持部材224及び凹みスロット 226の形状は、第34図に関連してより詳細に説明するけれども、傾動組立体 に一致している。
後方の支持脚222は保持部材224と同じ高さを有しており、このため、所望 ならば、ポインティングデバイスを作業面上に平らに置くことができる。更に、 ハウジングの重量の全体を傾動組立体(従って、コンピュータ)によって支持さ せることができ、この点に関しては後で詳述する。
第30図には、ハウジング部材123、ばね部材121及びボール接触部材12 5を備えたボール保持組立体112が示されている。ハウジング部材123は、 従来の任意の方法により、ハウジング91の上半部に連結されている。ハウジン グ部材123の上面は、凹状になってボール14に隣接しており、ハウジング( 上方のハウジング)91の上面129より低い凹状領域127を形成している。
このような凹状領域127を設けることにより、ボール14をより多く露出させ ることができ、従って、ユーザによるボール14の操作が一層容易になる。
ボール接触部材125は、中心vA120の直ぐ上の位置でボール14に連結さ れている。このポール接触部材125は、ハウジング91を反転させたときに、 ボール14がハウジング91から出ることを防止するためのものである。第31 図及び第32図には、凹部(凹状領域)についての別の形状が示しである。凹部 としては、第30図に示す凹状領域127、第31図に示す段状凹部127又は 第32図に示す傾斜状凹部以外の種々の形状を用いることができる。
ハウジング部材123を設けることによって、ボール14の形状、直径及び露出 表面積とは無関係にハウジング91の形状を選択できるという大きな利点が得ら れる。ハウジング91は、その輪郭及び形状がユーザの手になじむことができ、 従って、ユーザが、ボタンの操作、ポインティングデバイスの任意の方向への傾 動及びコンピュータへの取付けを容易に行い得るように設計される。ボールハウ ジング部材123ば、上方のハウジング90に対して着脱自在に取り付けること ができる別部材として構成されている。ボールハウジング部材123としては、 所望のボールサイズ及び露出表面積の大きさに基づいて、特定のものが選択され る。
一実施例においては、ボールハウジング部材123には凹状表面が設けられてお り、これにより、ボール接触部材】25をボール14の中心線120の直ぐ上に 配置できるようにして、ボール14の大きな表面積が露出されるようにしている 。例えば、より小径のボールのように異なるサイズのボール14を使用したい場 合には、ハウジング90は取り換えないで、小径の孔を備えた新しいハウジング 部材123をハウジング90内に取り付けることにより、選択されたボール14 のサイズに適合させる。所望ならば、ハウジング部材123を全体として平らな ものにすることができ、更には凸状表面をもつものにすることもできる。しかし ながら、このようなものは全体として好ましいものではない。
第33図は、ポインティングデバイス30をコンピュータ34に連結するための アタッチメント組立体32の分解図である。アタッチメント組立体32は、傾動 組立体37及びカンプリング組立体230を有している。ポインティングデバイ ス30は傾動組立体37に連結され、該傾動組立体37は、カップリング組立体 230を介してコンピュータ34に連結される。傾動組立体37は、支持部材2 24と保合できる形状をもつ取付はプレート74を備えている。この取付はプレ ート74の突出部232が、凹部(凹みスロット、第29図)226内に嵌入さ れ、ポインティングデバイス30を取付はプレート74に確実に保持できるよう になっている。突出部232は取付はプレート74に対して弾性的に取り付けら れ、ポインティングデバイス30をアタッチメント組立体32から離れる方向に 真っ直ぐ後方に引っ張ると、ボインティングデバイス30が取付はプレート74 上で容易にスライドして外れるようになっている。第34図の実施例においては 、一体の取付はプレート74の突出部232の両側に2つのスロット234を設 けることにより、突出部232が弾性的に押されるようにし、突出部が連結され る舌部236が僅かに押し下げられて凹みスロット226から突出部232を取 り外すことができるようになっている。取付はプレート74に対してポインティ ングデバイス30をIF脱自在に連結するのに、他の技術を用いることもできる 。
第33図に示すように、傾動部材60はチューブ238で構成されており、該チ ューブ238の各端部には凹部が設けられている。チューブ23B内には、シャ フト部分243、凹部245、端部247及び頭部295を備えたロック部材2 41が配置される。チューブ238の各端部に設けられた凹部には、ロック部材 241の***部及び溝と係合する***部及び溝が設けられている(第38b図に は、チューブ23Bの***部及び溝が示されている)60フク部材241のシャ フト部分243に設けられたこれらの***部及び溝は、チューブ238のそれぞ れの溝及び***部と噛み合って、枢動部材(傾動部材)60をカンプリング組立 体230において確実に保持できるようにする。
カップリング組立体230は、傾動部材60を容易に回転できるようにしかつコ ンピュータ34へのカップリングを形成しているカップリングハウジング244 を備えている。このカップリングハウジング244の上部にはタブ246が設け られており、該タブ246には孔248と凹部251とが形成されている。ロッ ク部材241及びカンプリングハウジング244内には、ロッド242及び頭部 250を備えたアクチュエータ240が配置される。ロッド242は、カップリ ングハウジング244の孔248に通され、ロック部材241の端部247に隣 接して形成された凹部245内に挿入される。ロック部材241は、ばね253 によって外方に押圧されて、その頭部295がカップリングハウジング244の タブ246の凹部251に押しつけられ、該凹部251と保持接触する。タブ2 46の凹部251の壁がロック部材241の頭部295に当接して、ロック部材 241を固定位置に確実に保持できるようになっている。この状態において、傾 動部材60は所定位置にロックされたことになり、その位置すなわち方向を変え ることはできない。ロック部材241のシャフト部分243に設けられた***部 は、頭部295と一緒にタブ246の凹部251内でロックされ、11J!動部 材εOを所定位置に保持する。
ユーザが、ポインティングデバイス30をコンピュータ34に剛接したままの状 態で、ポインティングデバイス30の方向を変えたい場合には、先ず1頃動部材 εOを回転させる。傾動部材60を回転させるには、ユーザは、アクチュエータ 240の両ボタン(両頭部)250を同時に押すことにより両アクチュエータ2 40を押し込む、これにより、アクチュエータ240のロッド242が押し込ま れてロック部材241の後壁(端部)247に当接する。この操作により、ロッ ク部材241がばね253を圧縮しつつチューブ238内に押し込まれ、その頭 部295と、連結ハウジング244のタブ246に設けられたロック凹部251 との接触が解除される。これにより、ロック部材241、従ってそのシャフト部 分238及び傾動部材60は、連結ハウジング230に対して自由に回転できる 状態にある0次に、ユーザは、ボタン250を押り込んだままにして、選択した 方向にポインティングデバイス30を回転する。傾動部材60及び該傾動部材6 0に連結されたポインティングデバイス30は、垂直方向及び反転方向又はこれ らの方向間の任意の位置を含む任意の選択位置に回転することができる。傾動部 材60は、全運動範囲に亘って自由に回転することができ、傾動部材60がカン プリングハウジング244に当接すると、傾動部材60の回転が制限される。
ユーザは、任意の選択位置すなわち選択方向にポインティングデバイス30をロ ックすることができる。ポインティングデバイス30が所望の位置に配向される と、ユーザはボタン250を解放して、これらのボタン250がチューブ238 の外に出るようにする。これにより、もはやロック部材241をチューブ238 内に押し込む力が作用しなくなるため、ロック部材241はばね253によって 外方に押し出される。これにより、ロック部材241の頭部295がカップリン グハウジング244の凹部251と接触し、ロック部材241は、カンプリング ハウジング244に対してロックされ、1つの固定位置に確実に保持される。こ のようにして、ポインティングデバイス30はユーザの選択した方向に確実に保 持され、ユーザが再びアクチュエータ240のボタン250を押してポインティ ングデバイス30の方向を変えようとするまで、この位置に保持される。
許容ロック位置の数は、カップリングハウジング244のタブ246に設けられ た凹部251及びロック部材241の頭部295における辺の形状及び数に基づ いて定められる。図示の実施例においては、ロック部材241の頭部295は6 つの辺を有しており、カンプリングハウジング244のタブ246の凹部251 は12の辺を有している。従って、ロック部材241は、306毎に多数の位置 でロックすることができる。これらの頭部295及び凹部251の辺の数及び位 置は、傾動部材60を任意の所望の角度に配置できるように選択される。例えば 、頭部295及び凹部251は正方形にしてもよいし、辺の数を8.1O120 その他の種々の数に定めることができる。種々の辺の数及び位置によって、傾動 部材60をロックできる位置の数及び角度が決定される。
カンプリングハウジング244は、1対のグリップ部材256を備えている。グ リップ部材256は、該グリップ部材256及びカンプリングハウジング244 に通される1対のロッド258によってカップリングハウジング244に保持さ れる。グリップ部材256同士の間にはばね部材260が配置され、グリップ部 材256は弾性的に外方に押圧されるようになっている0図示の実施例において は、ばね部材260は、それぞれのロッド258に1つずつ配置される2つの別 々のばねで構成されているけれども、ばね部材260の代わりに、単一のばね又 は種々の弾性押圧部材を使用することができる。グリップ部材256は、コンピ ュータ34に直接連結される。
第44a図に示すように、コンピュータ34は凹部264を備えている。この凹 部264は、グリップ部材256と保合できる1対のフランジ266を備えてい る。フランジ266は保持領域及び弧状領域を備えている。第44b図は、第4 4a図のD−D線に沿う断面図であり、凹部264の内部形状を示すものである 。
各フランジ266は、保持領域268及び弧状領域270を備えている。グリッ プ部材256は、第41図に示すように、凹部264内に延入して、保持領域2 68と接触する。アタッチメント組立体32及びポインティングデバイス30の 全重量がグリップ部材256によって支持され、ポインティングデバイス30は 、コンピュータ34の固定位置に保持される。グリップ部材256はばね260 によって外方に押されていて、フランジ266の保持領域268に当接するよう になっている。ポインティングデバイス30は、フランジ266と接触する、カ ンプリング組立体230のグリップ部材256を介して、コンビエータ34に固 定される。
ポインティングデバイス30は、該ポインティングデバイス30とコンピュータ 34とを分離させるに充分な大きさの力が加えられた場合には、コンピュータ3 4から取り外される。グリップ部材256は、ばね260によって押圧されて、 フランジ266と保持接触している。ばね260は、グリップ部材256を外方 に確実に押し拡げて、フランジ266に対して強く保持接触させるのに充分な強 さを有している。ポインティングデバイス3oが過大な力による衝撃を受けた場 合には、ばね260が圧縮され、このため、グリップ部材256がフランジ26 6及びポインティングデバイス30から分離され、従ってコンピュータ34から も分離される。
グリジブ部材256は、ポインティングデバイス30を多くの異なる方向に容易 に解放できる形状を存している。第41図及び第42図に示すように、グリップ 部材256は、フランジ266と係合する突出部272を備えており、この突出 部272は丸められている。ポインティングデバイス30に対して、グリップ部 材256を凹部264から引っ張り出す方向の力が加えられても、突出部272 は、フランツ266の保持部268に当接してカップリング組立体230をコン ピュータ34に連結された状態に保持する。しかしながら、この加えられた力が 過大な力(すなわち、ポインティングデバイス30又はコンピュータ34を壊し てしまう程の力)であるときには、この力はフランジ266上の突出部272に 加えられる。力が増大すると、突出部272が押されて保持領域268を乗り越 えることができるように、突出部272は幾分丸められている。このとき、ばね 260の力が打ち負かされて、グリップ部材256が内方に移動できるようにな り、従って、突出部272が保持領域268を乗り越えて、弧状領域270に至 る。突出部272及び弧状領域270の両方が弧状になっているため、突出部2 72は弧状領域270を滑らかに乗り上げ、従って、滑らかな単一運動によって 両者が容易に分離される。このようにして、突出部272がフランジ266を乗 り越えて、グリップ部材256がコンピュータ34から解放され、ポインティン グデバイス30がコンピュータ34から分離される。突出部272が弧状領域2 70を通過しても、グリップ部材256は、ばね260により連続して外方に押 された状態にある。グリップ部材256は、ばね260によって継続して外方に 押されていて、グリップ部材256の突出部272が弧状部分270の背側に接 触するように押し付ける。これは分離力として、グリジブ部材256をコンピュ ータ34から押し離すように作用する。
過大な力とみなされる力(すなわち、コンピュータからポインティングデバイス を分離させるに充分な力)は、種々のパラメータを変えることにより選択するこ とができる。分離に要する力は、コンピュータのハウジング、キーボード又はポ インティングデバイスにこの力と同じ衝撃力が作用したときに、これらを破壊す るのに要する力より小さい力に選択される。フランジ266の形状及び高さは、 コンピュータ34からのグリップ部材256の分離を比較的容易に(又は比較的 困難に)行えるようにするかによって選択される。同様に、突出部272の形状 についても、弧状、平坦又は他の形状にするかを選択して、コンピュータ34か らの所望の分離抵抗が得られるようにする。ばね260の強さも、グリップ部材 256をコンピュータ34と強く接触した状態に保持するのに要する力が得られ るように選択するが、ポインティングデバイス30又はコンピュータ34を破壊 するのに要する力よりも幾分小さな力によってグリップ部材256を押すように 選択される。
当業者ならば、フランジ266、突出部272、グリジブ部材256、ばね26 0の強さについての設計を変更して、任意の所望の値の分離力を選択することが できる。この力は、通常の操作時及び使用時においてはポインティングデバイス 30をコンピュータ34に確実に連結した状態に充分維持できる大きさの力であ ることが好ましいけれども、コンピュータやカンプリングハウジングが壊れる程 の力が作用した場合には、これらを互いに分離でき、従ってこれらが壊れないよ うにする。
例えば第32図に示すように、クランプは、コンピュータのキーボードの縁部に おける薄い***部350に連結され、クランプブレード(クランプバー)36に 過大な力が作用したときには、この***部350が壊れるように構成する。必要 な分離力が大きいと、***部350は破壊されるであろう。しかしながら、極め て容易な解放が行えるようにグリップブレード256又はフランジ266の形状 を選択した場合には、ポインティングデバイス30は、クランプを***部350 上に残したまま、***部350が破壊される前にコンビエータ34から分離され るであろう。
上記の容易解放機構は、ユーザがいつでもコンピュータからポインティングデバ イス30を取り外すことを選択する方法として使用できるであろう、前述のよう に、ポインティングデバイス30は、装着形の取付は部材(+ounted f itting +sember) 60を介してコンピュータに連結される。ユ ーザは、傾動組立体37からポインティングデバイス30を取り外し、傾動組立 体37をコンピュータ34に連結されたままにしておくことができる。或いは、 コンパクトコンピュータを保管するのに通常好まれているように、ユーザは、容 易に解放できる取付は機構を用いて、カップリング組立体の全体をコンピュータ から引っ張ることにより、コンピュータから取り外すこともできる。このように して、ポインティングデバイス30は、傾動組立体に連結されたまま、コンビ二 一夕から取り外される。従って、容易解放機構によれば、安全装置であることに 加え、ポインティングデバイス30の便利な取付は及び取り外しを行うことがで きる。
第41図及び第42図に示すように、グリ、プ部材256は、コンピュータに対 して直接上向き又は下向きの力をポインティングデバイスに加えるときに、グリ ップ部材256を容易に分離できる形状を有している。グリップ部材256は、 そのそれぞれ上下の面に、弧状面274.276を有している。ポインティング デバイス30を上方から打つとき、力は下向きに加えられ、弧状面274はグリ ップ部材256が外方に回転することを可能にして、突出部272がフランジ2 66を乗り越えてコンピュータ34から分離されるときに、コンピュータから離 れる。同様に、弧状面276は、ポインティングデバイス30が下面から打たれ て上向きの力を受けるときに、グリップ部材256がコンピュータ34から分離 できるようにする。従って、グリップ部材256は、任意の方向、すなわち上方 、下方、左方、右方又はこれらの組み合わせ方向の過大な力が加えられたときに 、コンピュータ34から解放される形状を有している。
第45図に示す別の実施例においては、コンピュータ34には、その凹部276 内又は凹部276に隣接する箇所において電気ソケット291が設けてあり、該 電気ソケット291がポインティングデバイス30からの電気カップリングを受 け入れるようになっている。ポインティングデバイス30には、アタッチメント 組立体を介してこの電気ソケット291に直接差し込むことができる形状の電気 接続部(図示せず)が設けられている。この電気接続部はまた、ポインティング デバイスの機械的支持体をも構成している。更に別の実施例においては、ポイン ティングデバイスが、従来技術において提供されているものと同様に機械的な支 持体を構成しない電気ケーブルによってコンピュータに接続されるようになって いる。
成るコンピュータ34の場合には、グリップ部材256を受け入れるように特別 設計された凹部264が設けられていない。係合凹部276が設けられていない コンピュータの場合には、クランプ組立体35を設ける。クランプ組立体35は クランプ手段36を備えており、このクランプ手段36は、一体の単一ブレード 部材で構成してもよいし、或いは第6図に示したように、1対の別々のクランプ 部材36a、36bで構成してもよい。第35図〜第44図の実施例に示すクラ ンプ組立体35は、第6図に関して説明したクランプ組立体と同様なものである が、孔278がグリップ部材256を受け入れることができるようになっている 点で異なっている。孔278の形状及びサイズは、コンピュータ34の凹部26 4の形状及びサイズと同しである。孔278は、それぞれ保持領域268及び弧 状領域270を備えたフランジ266を有している。クランプ部材256は、コ ンピュータ34の凹部264にクランプ部材25Gを連結することに関し前述し た方法と同様にして、孔27Bに着脱自在に連結される。
ポインティングデバイス30は、第33図及び第41図〜第44a図に関連して 前に述べたと同じ方法で、クランプ組立体35に着脱自在に連結される。クラン プ組立体35は、第44図に示すようにしてコンピュータ34に確実に連結され る。カンプリング組立体230は、前述と同様な方法で、クランプ組立体35に 連結される。クランプバー36がコンピュータ34を壊してしまうような過大な 力がポインティングデバイス30に加えられると、グリップ部材256は、コン ピュータ34又はポインティングデバイス30が壊れる前に、クランプ組立体3 5から外れるようになっている。
成る実施例においては、カンプリング組立体230と係合できる凹部264が、 コンピュータ34に設けられている。しかしながら、成るコンピュータモデル( 特に、現在使用されている古いモデル)には、カンプリング組立体230を受け 入れることができる凹部264は設けられていない、従って、そのようなコンピ ュータに取り付けるために、クランプ組立体35が提供される。
クランプ組立体は、第6図に関連して説明したものと同じ形式のものでよい。
第43図には、コンピュータ34にポインティングデバイス30を取り付ける別 の方法が示しである。ポインティングデバイス30は、ヒンジ269を介してコ ンピュータ34に直接連結される。この実施例においては、ポインティングデバ イス30は、常にコンピュータ34に連結されている。ポインティングデバイス 30は、コンピュータ内に収納されて、コンピュータをポータプルなものにでき るようになっている(一般に、収納するときにはポインティングデバイスが取り 外されて、凹部271のような凹部内に収納される)。ポインティングデバイス 30を使用する場合には、ユーザは、ポインティングデバイス30を上方及び外 方に持ち上げて凹部271から取り外し、コンピュータ34に対するポインティ ングデバイス30の方向を変え、ポインティングデバイスを使用したい方向に配 置する。ヒンジ269には、前述と同様の解放機構を設けてユーザが容易に取り 外しできるようにしてもよいが、これは必ずしも必要な訳ではない。ヒンジ26 9は、本願において詳細に説明したものと同様なアタッチメント組立体を備えて いて、ユーザが、ポインティングデバイス30の垂直配向を選択できるようにな っている。従ってユーザは、この実施例においても、他の実施例と同様に、ポイ ンティングデバイス30の垂直配向を選択しかつ変えることができ、このため、 便利な使用が可能になり、或いはコンピュータ内に収容することも可能になる。
ポインティングデバイス30は、種々の方向で、凹部271内に保管することが できる。例えば、ポインティングデバイス30はコンピュータ34の下に置いて もよいし、放り出しておいてもよい。また、コンピュータ34の頂部の上に置い てもよいし、放り上げておいてもよい。更に、コンビエータの内部、頂部又は下 に置いてもよい、また、ポインティングデバイスをほぼ水平方向にスライドさせ て所定位置に置き、次に、ユーザが所望の垂直方向に配置することもできる。
第46図〜第50図には、コンピュータ34にカップリング組立体を取り付ける ためのクランプ組立体の別の実施例が示しである。第46図に示すように、クラ ンプ組立体はC字形クランプ部材で構成されており、該クランプ部材は、上方の フランジ84と、このクランプ組立体をキーボードにクリップ止めするための下 方のフランジ86とを備えている。別の構成として、クランプ組立体35の下方 のフランジ280上に接着部材282を設け、クランプ部材35をコンピュータ 34に接着部めするようにしてもよい。ユーザは、接着ストリップ282から保 護層を除去し、クランプ部材35をコンピュータにくっつけることによりクラン プ部材35を任意の所望の位置に取り付けることができる(このような接着スト リップは従来良く知られている)。更に別の実施例は、第48図に示すように、 下方のフランジ280に、コンピュータの特定部分に連結するための鳩尾状スロ ット284を設けたものである。更に別の実施例は、第49図に示すように、下 方のフランジ280に孔286を設け、この孔286にねじ緊締具288を通す ことにより、クランプ部材35をコンピュータ34に螺着するものである。更に 別の実施例は、第50図に示すように、クランプ部材35に、水平方向に延びる 鳩尾状のスロワ+−290を設け、該スロット290をコンピュータの相手フラ ンジ又は他の周辺部に連結するものである。各クランプ組立体35ば、コンピュ ータに隣接して配置される周辺装置に連結できる形状にしてもよいし、所望なら ば、コンピュータ自体より周辺装置に連結できる形状にしてもよい。第51図に は、第43図の実施例と同様な実施例が示されているが、この実施例は、第33 図に関して説明したように構成されたボタン250を備えた傾動組立体60が、 ポインティングデバイス30の方向をユーザが広範囲に選択位置を変化できるよ うに構成されている点で第33図の実施例のもとは異なっている。
第52図及び第53図には、ポインティングデバイス30をコンピュータ34に 連結する別のクランプ組立体35が示されている。このクランプ組立体35ば、 第53図に示すようにしてキ−ボードの側部に嵌着できる保持部材301を備え ている。保持部材301の幅は、特定のコンピュータの形状と保合できるように 選択される0本体部分303には、前述のように作動するフランジ266を備え た孔278が設けである。
第54図には、本体部材320とカンプリング部材305との2部分からなるク ランプ組立体35が示されている。カンプリング部材305は、特定のコンピュ ータに組み合わされるように選択された幅を備えた保持部材301を有している 。カップリングアーム317が本体部材320の凹部321内に延入して、一体 のクランプ組立体を形成するようになっている。カップリングアーム317のフ ランジ319が、孔321の内部で解放自在にロックされ、種々の幅の保持部材 301をもつ種々のカップリング部材を同一の本体部材310と組み合わせるこ とができるようになっている。従って、ユーザは、そのコンピュータと最も良く 適合するカンプリング部材305を選択することにより、標準形の本体部材32 0をもちいて、確実な嵌合を得ることができる。
以上、ポインティングデバイス30、アタッチメント組立体32、ボタン支持部 材132等についての複数の実施例を図示しかつ説明した。これらの各実施例は 、図示した他の実施例と組み合わせて使用することができる。図示はしないけれ ども、ポインティングデバイス30は、本発明の一実施例におけるジョイスティ ックである。所望ならば、ポインティングデバイスを他のコンピュータ入力装置 に代えることができる。本発明と同し原理で作動して同じ機能を呈する全ての組 み合わせ及び二次組み合わせは、本発明の範囲に包含されるものである。
FjClure 2 FiCILlre 5 Fjgure7Rgure8 Figure 15 Figure 12d Figure 16 Figure 17 Figure 18a Figure 18bFigure 18c Figu re 18dFigure 19 Figure 20 Figure 21 115Figure 22 Fig ure 23Figure 2B Figure 30 Rgure st Figure 32 Figure 34 Figure 35 Figure 36 FjCJure 37 Figure 38b FjCJL!re 41 Rgure 42 Figure 43 Figure 46 Figure 47Figure51 Figure 52 国際調査報告

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.連結されるポインティングデバイス組立体を機械的に保持するためのスロッ トが設けられたコンピュータおいて、コンピュータハウジング部材と、 該コンピュータハウジング部材の凹部とを有しており、該凹部が、前記コンピュ ータハウジング部材の側壁から前記凹部へと延びている1対のフランジを備えて おり、該フランジが、前記凹部内でポインティングデバイス組立体を機械的に保 持して該ポインティングデバイス組立体を前記コンピュータに連結することを特 徴とするコンピュータ。
  2. 2.前記凹部が前記コンピュータハウジングの一部である後壁を備えており、前 記凹部の全ての壁が電気的な絶縁体で形成されておりかつ前記凹部には電気的な 接続部材が全く存在せず、前記コンピュータの別の位置には前記ポインティング デバイス組立体への電気的な接続ポートが設けられており、前記コンピュータヘ の前記ポインティングデバイス組立体の電気的接続を、前記コンピュータの前記 凹部とは別の位置で行うことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンピュー タ。
  3. 3.前記凹部が、前記壁の1つに沿って配置された電気接続部材を備えているこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンピュータ。
  4. 4.前記凹部が後壁を備えており、前記フランジが、前記凹部の前記後壁に面し ている保持領域であって前記ポインティングデバイス組立体を前記コンピュータ に機械的に連結して保持できる強固な面を形成している保持領域を備えており、 前記ポインティングデバイス組立体の全重量が前記コンピュータにより支持され ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンピュータ。
  5. 5.コンピュータにコマンドを入力するためのコンピュータコマンド装置におい て、 ハウジングと、 該ハウジング内のポインティングデバイスと、前記ハウジングを前記コンピュー タに連結するアタッチメント組立体とを有しており、該アタッチメント組立体が 容易に解放できる取付け手段を備えていて、前記ハウジングに過大な力が加えら れたときに、該ハウジングが前記コンピュータから容易に分離できるようにして 、分離時に前記コンピュータ又は前記ハウジングが損傷を受けないようにしたこ とを特徴とするコンピュータコマンド装置。
  6. 6.前記取付け手段が、保持部材と係合して前記ハウジングを前記コンピュータ に弾性的に連結する弾性グリップ部材を備えていることを特徴とする請求の範囲 第5項に記載のコンピュータコマンド装置。
  7. 7.前記保持部材が、通常の使用時には前記グリップ部材を所定位置に確実に保 持するけれども、過大な力が加えられたときには前記グリップ部材が前記保持部 材から分離できるようにする係合フランジを備えていることを特徴とする請求の 範囲第5項に記載のコンピュータコマンド装置。
  8. 8.前記係合フランジが保持領域及び弧状領域を備えており、これらの保持領域 及び弧状領域が、前記グリップ部材を前記フランジ上に保持するけれども、圧力 が加えられたときには、前記グリップ部材が滑らかにスライドして前記保持部材 から離れ、前記弧状領域を乗り越えて押し出されるように構成したことを特徴と する請求の範囲第7項に記載のコンピュータコマンド装置。
  9. 9.前記弾性グリップ部材が前記保持部材の方向にばね押圧されていて、前記保 持部材を確実にグリップするけれども、前記ばねの力に打ち勝つ大きさの力が加 えられたときには前記保持部材から解放できることを特徴とする請求の範囲第5 項に記載のコンピュータコマンド装置。
  10. 10.前記保持部材が前記コンピュータとの一体部材であることを特徴とする請 求の範囲第5項に記載のコンピュータコマンド装置。
  11. 11.前記保持部材が前記コンピュータに着脱自在に取り付けられることを特徴 とする請求の範囲第5項に記載のコンピュータコマンド装置。
  12. 12.前記コンピュータコマンド装置の全重量が前記ハウジングによって支持さ れ、前記コンピュータコマンド装置がコンピュータによって作業面の上方に支持 され、別の作業面を必要としないことを特徴とする請求の範囲第5項に記載のコ ンピュータコマンド装置。
  13. 13.ポインティングデバイスをコンピュータに着脱自在に取り付けるためのア タッチメント組立体において、前記コンピュータに機械的に連結するグリップ手 段と、ポインティングデバイスを前記グリップ手段に機械的に連結するカップリ ング手段とを有しており、前記ポインティングデバイスの重量が前記コンピュー タによって支持されるようにしたことを特徴とするアタッチメント組立体。
  14. 14.前記グリップ手段が容易解放手段を備えていて、前記ポインティングデバ イスに過大な力が加えられたときに、前記ポインティングデバイスが前記コンピ ュータから分離されるようにしたことを特徴とする請求の範囲第13項に記載の アタッチメント組立体。
  15. 15.コンピュータの一部としてのキーボードを備えているコンピュータにコマ ンドを入力するためのコンピュータコマンド装置において、 ハウジングと、 該ハウジング内に配置されていて前記コンピュータヘのコマンドとして翻訳でき る電気信号を発生させることができるポインティングデバイス手段と、 前記ハウジングに連結されるアタッチメント組立体とを有しており、該アタッチ メント組立体が前記コンピュータに着脱自在に取り付けられて、前記ハウジング の重量が前記コンピュータにより支持されるようにしたことを特徴とするコンピ ュータコマンド装置。
  16. 16.前記ポインティングデバイスが、前記ハウジングの頂面から側面まで延び ているボタンを備えており、該ボタンは、その頂面及び側面が弧状をなしており 、 前記ハウジングには第2ボタンが連結されており、該第2ボタンが前記第1ボタ ンの直ぐ下に配置されており、前記第2ボタンが前記ハウジングの底面から側面 まで延びており、前記第2ボタンはその底面及び側面が弧状をなしていることを 特徴とする請求の範囲第15項に記載のコンピュータコマンド装置。 16.前記ポインティングデバイスが、前記ハウジングの頂面から側面まで延び ているボタンを備えており、該ボタンは、その頂面及び側面が弧状をなしており 、 前記ハウジングには第2ボタンが連結されており、該第2ボタンが前記第1ボタ ンの直ぐ下に配置されており、前記第2ボタンが前記ハウジングの底面から側面 まで延びており、前記第2ボタンはその底面及び側面が弧状をなしていることを 特徴とする請求の範囲第15項に記載のコンピュータコマンド装置。
  17. 17.前記ハウジングが、前記ボールを直接包囲している凹状領域を備えていて 、前記ボールの大きな表面積を露出させるようにしたことを特徴とする請求の範 囲第15項に記載のコンピュータコマンド装置。
  18. 18.前記ハウジングが、該ハウジングの頂面に連結されるボールハウジング部 材を備えており、該ボールハウジング部材が凹状領域を備えていることを特徴と する請求の範囲第17項に記載のコンピュータコマンド装置。
  19. 19.前記ハウジングを前記コンピュータに機械的に連結するカップリング手段 を更に有しており、前記ハウジングの全重量が前記コンピュータにより支持され 、前記ハウジングが前記コンピュータにより作業面の上方に支持され、別の作業 面を必要としないことを特徴とする請求の範囲第15項に記載のコンピュータコ マンド装置。
  20. 20.コンピュータとポインティングデバイスとの組み合わせにおいて、 スクリーンを備えたコンピュータと、 該コンピュータに機械的に連結されたポインティングデバイスと、 該ポインティングデバイスを前記コンピュータに機械的に連結して、前記ポイン ティングデバイスの全重量を前記コンピュータに支持させる取付け手段とを有し ていることを特徴とするコンピュータとポインティングデバイスとの組み合わせ 。
  21. 21.前記取付け手段が更に着脱自在のカップリング手段を備えていて、前記ポ インティングデバイスを前記コンピュータから取り外しできることを特徴とする 請求の範囲第20項に記載のコンピュータとポインティングデバイスとの組み合 わせ。
  22. 22.前記コンピュータが、該コンピュータに連結された前記ポインティングデ バイスを機械的に保持する凹部を備えていることを特徴とする請求の範囲第20 項に記載のコンピュータとポインティングデバイスとの組み合わせ。
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