JPH04501710A - 新規なペンタペプチドおよびその製造方法 - Google Patents

新規なペンタペプチドおよびその製造方法

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JPH04501710A
JPH04501710A JP1509645A JP50964589A JPH04501710A JP H04501710 A JPH04501710 A JP H04501710A JP 1509645 A JP1509645 A JP 1509645A JP 50964589 A JP50964589 A JP 50964589A JP H04501710 A JPH04501710 A JP H04501710A
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レイケルト,カール―ルドヴィッグ
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ハフスルンド ナイコメド バイオレグ アクチスカベット
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規なペンタペプチドおよびその製造方法本発明は、再生肝におけるDNA合成 および***速度に対し、ならびにインビトロおよびインビボで、悪性肝腫瘍細胞 ラインにおけるDNA合成および増殖に対し、抑制作用を示す、新規なペンタペ プチドに関するものである。
従って、このペンタペプチドは、肝臓癌におけるような、望ましくない細胞増殖 を有する、哺乳動物、特に人間における肝臓疾患の処置に使用することができる 。このペプチドはまた、正常な肝細胞に対しても作用し、従って、肝細胞の増殖 の制御が望まれるその他の場合にも使用することができる。
Wo 87100180(PCT/N086100041)に記載されているよ うに、細胞増殖抑制活性を存する、従来から既知の、ペンタペプチドが存在する 。この特許に記載のペンタペプチドは、扁平上皮における細胞増殖を抑制し、従 って、表皮における望ましくない細胞増殖の処置に適している。しかしながら、 この活性は選択的であり、従って、この従来から既知のペンタペプチドは、その 他の臓器における望ましくない細胞増殖の抑制に関しては均等に活性ではない。
rPurification and characterization o f a growthinhibitory hepatic peptide 、A preliminary note Jと題する、Virchows A rch B (1987) 、54 : 152〜154中のJan Er1k  Paulsen、 Karl−L、 Re1cheltおよびAnne K、  Petersen による論文には、マウス肝臓から単離されたペンタペプチ ドが、再生マウス肝におけるDNA合成および***速度を抑制するように見える ことが記載されている。マウス肝臓から単離されたペプチドで処置した後に、対 照と比較して、部分肝切除の後のDNA合成および***速度が強力に減少された ことが見い出されている。
この論文には、問題のペンタペプチドが多分、N−末端ピログルタメートを存す るということを除いては、そこに含まれているアミノ酸およびその配列に関して 、何ら記載されていない。膨大な実験の後に、我々は、充分に同定された構造を 有する数種の新規なペンタペプチドを見い出した。
すなわち、本発明によって、下記の一般式で示される新規なペンタペプチドがこ こに提供される:工 (式中、Zは、CH,またはCOであり、Yは、HまたはOHであり、そして XI、X!およびX3は、それぞれ独立して、OHまたはNH!である、ただし X2およびX3は、両方ともに、NH2であることはない)。
これらの化合物は、ペプチド類の製造に適するいずれの方法によっても製造する ことができる。その製造の最後の工程で、ペプチドは、通常、保護されている形 態で存在し、その製法の最終工程のうちの1つまたは2つ以上で、これらの保護 基(アミノ、アミド、ヒドロキシルおよび(または)カルボキシル)を脱離させ る。特に適当な方法は、固相法と称される方法であり、この方法はオリゴペプチ ド類およびそれらの類縁体を迅速な方法で、かつまた良好な収率で製造するのに 適するものと考えられている。この方法では、成長性のペプチド鎖を固体ポリマ ー支持体に結合させて保持し、このポリマーにC−末端アミノ酸を結合すること によって、合成を開始する。
ポリマー支持体に結合させる、最も慣用のアミノ酸は、現時点で市販されている 。次いで、次の順番のアミノ酸を、このポリマー結合アミノ酸に、保護基脱離、 洗浄およびカップリングよりなる反復サイクルによって、カップリングさせる。
この方法で、完全ペプチドがポリマー結合形態で形成される。完全形成が終了し た時点で、最終生成物を、適当な試薬によって、ポリマーから分離する。同時的 に、または後で、残りの保護基をまた、分離する。
液相ペプチド合成においては、ペプチド鎖はC−末端アミノ酸を用いて開始する 。α−アミノ基を除く全部の側鎖は通常、この全合成期間中に使用される条件の 下に安定である適当な保護基で保護する。α−アミノ基は自由反応性であるか、 あるいは容易に分離できる有機または無機の塩によって、半分程度に保護する。
このC−末端アミノ酸(またはペプチド)の溶液に、この成長ペプチド鎖にカッ プリングさせる、次の順番のアミノ酸を攪拌しながら加える。この次の順番のア ミノ酸の反応性側鎖は、α−カルボキシ基を除いて、いずれも通常、この全合成 期間中に使用される条件の下に安定である適当な保護基によって適当に保護する 。このα−カルボキシ基は、いずれか適当な方法によって予め活性化するか、あ るいはC−末端アミノ酸(またはペプチド)の遊離アミノ基にカップリングさせ るためのいずれか適当な方法によって、その場で活性化する。C−末端アミノ酸 (またはペプチドが、有機または無機の塩によって、半分程度に保護されている 場合には、1当量の適当な塩基を添加し、遊離のα−アミノ官能性基を得る。
その場で活性化する場合には、DCC,EEDQ、混合酸無水物、BOP、アミ ノなどのような適当な活性化方法をいずれも使用することができる。
この予備活性化剤は、対称性酸無水物、活性エステルなどである。
予備活性化されているおよびその場で活性化された、カルボン酸のカップリング は両方ともに、反応を加速するか、あるいはラセミ化を抑制/防止する、成る種 の化学化合物の添加によって、補助することができる。このような添加剤は、ヒ ドロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシ−スクシンイミドなどのような化 合物であることができる。
生成するペプチドは、液−液抽出または沈殿などの適当な方法のいずれによって も、反応混合物から単離される。この粗生成物は通常、さらに精製することなく 使用し、純度/同定試験は通常、TLCにより行なう。本発明の新規ペプチドの N−末端α−アミノ基の保護基は、その末端N−保護基を選択的に、かつまた定 量的に分離することかでき、他の(側鎖の)保護基はそのまま残す試薬によって 、分離することができる。
この遊離のα−アミノ基を有するが、保護されているペプチドは、この場合に、 成長性ペプチド鎖のC−末端部分に相当し、この成長性ペプチド鎖のN−末端に 付加する次の順番のアミノ酸の添加を反復して行なうことによって全合成を行な う。
この方法を、目的の完全ペプチドの保護誘導体か得られるまで、反復して行なう 。
このペプチドの保護誘導体を、その保護基を全て、永久的に分離除去することが できる試薬で処理することによって、遊離のペプチドを製造する。このような反 応/試薬の例を以下に示す: 中位の酸安定性の保護基に対してTFA。
ベンジル系保護基に対して、パラジウム/炭素上における水素添加分解、 非常に酸安定性の保護基に対して、液状HF。
従って、本発明のペンタペプチドの一部分であることができるアミノ酸単位は、 C−末端から数えて、下記の通りである; 1)アスパラギン酸 (Asp) X” =X’ =QHβ−アスパラギン ( β−Asn) X” =NHz 、X” =OHα−アスパラギン (α−As n) X2=O)L X” =NLハ アラニン (A1 a) Y=H セリン (Set) Y=OH 3) グリシン (Gly) 4) グルタミン酸 (Glu) X’ =OHグルタミン (Gln) X’  =NHt5) ピログルタミン酸 (pGI u) Z=COプロリン (P ro) Z=CH。
一般に、アミノ酸はいずれも、それらのL形で使用されるが、アラニンの場合に は、そのD−形も適当に使用することができる。
2種の式Iで示される化合物に関して、インビトロおよびインビボでさらに試験 した。これらの化合物は下記の化合物である: A:pGlu−Gin−Gly−3er−β−Asn(Z=CO,y”0HSX ’ =NHt、X” =NH2、X” =OH) B : pGlu−Glu−Gly−3er−β−Asn(Z”Co、Y =  OHSX ’ = OHlX” =NH! 、X” =OH) (アミノ酸はいずれも、L−配置である)次表は、化合物Aが、70%肝切除し たマウスにおいて、肝重量の再生による増加を如何に抑制したかを示している。
化合物Aは、塩類溶液として、毎日、午前12時に注入した。対照は、塩類溶液 だけで処置した。
4 1 101±7 4 10 79±6 0.005 4 100 77±5 0.0025 このペプチドはまた、Morris移植可能肝癌細胞からのクローン株であるM H,C,のインビトロDNA合成および増殖を抑制することがまた見い出された 。
特表平4−501710 (4) 化合物Bを、70%肝切除したマウスに与え投与後の5時間、その***速度を測 定した。下記の表から明らかなように、***速度は、対照の***速度の約40% であった: 0(対照) 100 1 52±9 <0.0025 10 39±11 <0.0005 100 37±9 <0.0005 CC1,中毒の48時間後に、同一ペプチドBで処置して、4時間後に、***速 度は対照の速度の約50%に減少されたことかまた見い出された。
0(対照) 100 1 90±13 10 49±10 <0.025 100 74±12 ±SD ペプチドBは、投与して72時間後に、インビトロラット肝癌細胞の総数を対照 に対して約70%減少させた。これは、次表から明白である: 0(対照) 100 −14 79±6 <0.005 −11 71±5 <0. 0025 −8 80±7 <0. 025 悪性肝癌細胞ラインに対する化合物Bの活性をインビボで試験するために、1群 8匹の動物の4群を使用し、動物に予め定められた数の腫瘍細胞を静脈内注入し 、次いで動物を、3種の異なる濃度の化合物Bで処置した。
この実験において、肺への転移拡散を観察し、処置群において、格別の減少が見 い出された。
実験 30日令の雌のBuffaloラットにおいて、ペプチドBを注入した直後に、 104ラツト肝癌細胞(MHIC+)を尾静脈から注入した。これらのラットに 、次いで実験の間、3回/週で、被験ペプチドを腹腔内投与した(全部で12回 の投与)。実験を開始してから4週間後に、肝癌細胞を注入した動物から、腫瘍 を有する肺の重量を測定した(含水重量)。
結果 ペプチドBは、肺の重量(肺+腫瘍)を、対照の約40%に減少させる。この腫 瘍の減少は、正常な肺の重量を引き算すると、さらに大きくさえなる。この試験 結果を次表に示す: 0(対照) 100 2 55±37 <0.01 20 54±24 <0.005 200 42±B <o、 ooos 正常な肺組織の重量を考慮し、測定重量から引き算すると、腫瘍の重量が見い出 される。これを対照の%として計算して、次表に示す: ペプチドB、 pmole/動物 対照に対する腫瘍重量%上記性質から、式I で示される新規なペンタペプチドは、肝癌の処置に特に適しており、通常の非経 口投与用製剤に配合することができる。適当な投薬量は、使用するペプチド、患 者および投与経路ならびに組成物の形態に依存するが、上記例で使用されている 投与量は相応する投与量を示している。
式Iで示されるペプチドの製造を次側でさらに説明する: Merr if ie Id に従う、固相法を使用し、ペプチドを製造した。
既知量の樹脂支持体を反応容器に入れ、下記の溶剤150m1と指定の順序で混 合した。別設の記載がないかぎり、洗浄はいずれも1分間行なった。使用したア ミノ酸はいずれも、L−配置であった。Asnはβ−Asnである。
1、塩化メチレン−3回 2、 塩化メチレン中の40%四フッ化酢酸3、 塩化メチL/ン中の40%四 フッ化酢酸−30分−1回 4、 塩化メチレン−1回 5、 エタノール−1回 6、塩化メチレン−2回 7、 塩化メチレン中の10%トリエチルアミン−1回8、 塩化メチレン中の 10%トリエチルアミン−1θ分−1回 9、 塩化メチレン−3回 10、アミノ酸とのカップリング。
アミノ酸はそれぞれ、カルボキシル末端アミノ酸から出発して、順にカップリン グさせた。使用樹脂にもとづく過剰量のBocアミノ酸およびDCCを等しい量 で加えた。各カップリングの後毎に、樹脂をKaiser試験により検査し、反 応の完了を確認した。保護基の分離は、40%TFAを用いて行い、これはまた 、Kaiser試験によっで制御した。この合成は、最後のアミノ酸のカップリ ングが成功した場合に、完了したものと考えた。
pGlu−Gin−Gly−3er−Asnの合成には、次の出発物質を使用し た。
1、 バラ−メチル−ベンズヒドリルアミン樹脂2、Boc−Asn−a−0− ベンジル3、BoC−8et(Bzl) 4、Boc−Gly 5、Boc−Gin (Xan) 6、p−Glu pGlu−Glu−Gly−3er−Asnの合成には、Boc−Gin (X an)の代りに、Boc−Glu (OcHex)を使用する。
pGlu−Gin−Gly−3er−Aspの合成には、次の出発物質を使用し た。
1、Boc−Asp(OBzl)−樹脂2、Boc−3et(Bzl) 3、Boc−Gly 4、Boc−Gin (Xan) 5、pGlu pGlu−Glu−Gly−3er−Aspの製造には、Boc−Gin (X an)の代りに、Boc−Glu (OcHex)を使用する。
HF−分解 樹脂に結合したペプチドをKel−F−容器に入れ、0°Cに冷却した。スキャ ベンジャ−として、アニソールを加え、この系に液状フッ化水素を導入し、次い で45分間、樹脂と混合した。供給元により指示されている標準処理の後に、フ ッ化水素を減圧の下に蒸発させた。この樹脂をエーテルで抽出し、スキャベンジ ャ−および親油性副生成物を除去した。粗製のペプチドを酢酸および水中に抽出 した。
精製: 上記ペプチドの精製は、下記のとおりに行なった:1、 開口ガラスカラムに、 アセトニトリルで洗浄したc−is樹脂を詰めた。
2、このカラムを、0.1%TFAである緩衝液A300〜10100Oで予備 処理した。
3、 ペプチドを溶解し、このカラムの上部に加えた。
4、 線型勾配溶出を、40分間の間に、0%β−緩衝から始めて、100%B まで行なった。この緩衝液Bは、緩衝液A中の60%アセトニトリルよりなる。
5、 ペプチドはTLCにより検出した。TLCはHP L Cで行ない、最も 純粋なフラクションを採取し、次いで凍結乾燥させた。
用語の説明: DCC=CCニジシクロルカルボジイミドBzl=ベンジル Xan=キサンチル TFA=三フッ化酢酸 0cHex=シクロへキシルオキシ Boc=t−ブトキシカルボニル EEDQ=N−(エチルオキシカルボニル−2−エチルオキシ)−1−ジヒドロ キノリン BOP=ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス−(ジメチルアミノ) ホスホニウム−ヘキサフルオロホスフェート。
分析: 1)pGIu−Gin−Gly−3er−Asn (分子量515.44)の分 析: 薄層クロマトグラフィ: シリカFII (nBuOH:Pyr :HOAc :Ht O15:15:3 :12) o −トルイジン結果:独特の下方スポットおよび無視できる上方ス ポットを伴なう主要スポット。Rf=0.28シリカ 1 : 1 : l :  1 (nBuOH:EtOAc :HOAc : H,O) o−トルイジン 結果:無視できる上方スポットおよび無視できる下方スポットを伴なう主要スポ ット。Rf=0.22電気泳動: What+++an 3MM、 pH3,5(Pyr :アセトン):1500 V、1時間、 0−トルイジン結果:無視できる下方スポットとともに、アノー ドに向って移動する主要スポット。Rf=対照としてピクリン酸を用いて、0. 25゜ アミノ酸分析 ペプチド91.1%のうちの% 理論値 実測値 Asp 1 1.09 Set 1. 0.92 Glu 2 2.01 cty l O,98 2)pGlu−Glu−Gly−3er−Asn (分子量516.42)の分 析 薄層クロマトグラフィ: シリカゲルF、(nBuOH:Pyr:HOAc:H2O,15:15:3:1 2) o−トルイジン シリカゲル 1:1:l:1 (nBuOH:EtOAc: HOAc:H2O ) 0−トルイジン 結果二F、:無視できる下方スポットを伴なう主要スポット、Rf=0. 44 1:1:l:1:無視できる上方スポットを伴なう主要スポット、Rf=0.3 9 電気泳動: Whatman 3MM、pH1,9(HCOOH:アセトン);tooov、 i時間、 0−トルイジン結果ニアノードの方向に移動する1つのスポット、R f=対照としてピクリン酸を用いて、0.40アミノ酸分析: ベブチド90.1%のうちの% 理論値 実測値 Asp 1 0.94 Set 1 0.95 Glu 2 2.08 Guy 1 0.98 3)pGlu−Gin−Gly−3er−Asp (分子ff1516.19) の分析: 薄層クロマトグラフィ: シリカF、(nBuOH: Pyr :HOAC:H20,15:15:3:1 2) O−トルイジン結果:弱い上方スポットおよび無視できる下方スポットを 伴なう主要スポット。Rt”0.27シリカゲル 1 : 1 : 1 : 1  (nBuOH:EtOAc:HOAC:H20) o−トルイジン結果:無視 できる上方スポットおよび無視できる下方スポットを伴なう主要スポット。R2 =0.32アミノ酸分析: ペプチド87.4%のうちの% 理論値 実測値 Asp 1 0.98 Set 1 0.91 Glu 2 2.06 Gly l O,97 4) pGlu−Glu−Gly−3er−Asp (分子量517.18)の 分析: 薄層クロマトグラフィ: シリカF、(nBuOH:Pyr :HOAc :Hz 0115:15:3: 12) o−)ルイジン結果:無視できる上方スポットおよび無視できる下方ス ポラ トを伴なう主要スポット。Rf=0.22シリカ 1 : 1 : 1  : l (nBuOH:EtOAc :HOAc : H20) o−)ルイジ ン結果:無視できる下方スポットを有する主要スポット。
Rf=0. 34 アミノ酸分析: ペプチド90.7%のうちの% 理論値 実測値 Asp 1 1.00 Set 1 0.89 pG1u−Glu−Gly−3er−Asp保護されている中間体の最近精製を 含む活性エステル法によって、上記ペンタペプチドを溶液中で製造する。
下記の反応剤はいずれも、市販化合物である:As p (OBz 1) 2 Boc−3e t (Bz 1)−0SuBo c−G ] y−O8u Boc−Glu (7−OBz 1)−0SuCbz−pGlu−O3u Boc−Ser (Bzl) −0Su (1,2当量)を最小量のDMFに溶 解し、最小量のDMF中のAsp (OBz 1)2 (1当量)の攪拌溶液に 滴下して加える。この反応は、TLC/ニンヒドリンで追跡する。
陰性のニンヒドリン試験は、アミン化合物が全て、消費されたことを示す。
溶媒を減圧で蒸発させる;残留物はCH2Cl2中に溶解し、次いで下記の抽出 剤で抽出する:0.05N H,SO,(2回) IM NaHCOs (2回) Brine (1回) H,O(1回) M g S OJ上で乾燥させ、濾過し、次いて溶剤を減圧で蒸発させた後に、 残留物を最小量のCH* C12中に溶解し、次いでエーテル/石油エーテルと すりまぜ、+4℃で一夜にわたり保存する。沈殿を採取し、次いで冷いエーテル /石油エーテルで洗浄し、次いで減圧の下に乾燥させる。組数率:95%。
粗製のAを、氷冷cr−ttclt中に溶解し、等容量のTFAで稀釈する。反 応はTLCで追跡する。30分後に、溶媒を減圧で蒸発させ、残留物をCHzC Iz中に再懸濁し、次いで減圧で蒸発乾燥させる。この粗製生成物は、さらに精 製することなく使用する。
Boc−Gly−O8u (1,2当量)を最小量のDMFに溶解し、最小量の DMF中のB(1当量)およびNEM(1当量)の攪拌溶液に滴下して加える。
反応はTLC/ニンヒドリンにより追跡する。2時間後に、Boc−Gay−O 8u O,2当量をさらに加え、攪拌を一夜にわたり継続する。
この反応混合物は、この時点で、TLCでニンヒドリン陰性である。この粗生成 物をAにおいて記載の方法を同一の方法によって仕上げ処理する。エーテル/石 油エーテルとすりまぜた後に、この粗生成物は、さらに精製することなく使用す る。
組数率・85% Gly−3et (Bzl)− 粗生成物CをCH2Clz /TFA (1: 1)の水***液で30分間処理 する。TLCは、完全なCの消費を示す。溶媒を減圧で蒸発させ、残留物をMe OH中に再溶解し、次いで減圧で蒸発乾燥させる。粗生成物りは、さらに精製す ることなく使用する。
Boc−Glu (7−OBzl)−0su (1,3当量)を最小量のDMF に溶解し、最小量のDMF中のD(1当量)およびNEM(1当量)の攪拌溶液 に加える。反応は、TLC/ニンヒドリンで追跡する。
溶媒を減圧で蒸発させ、粗生成物をAに関して記載した方法で仕上げ処理する。
組数率=90%。
この粗生成物は、さらに精製することなく、使用する。
粗生成物EをCH2Cit /TFA (1: 1)の水***液で、30分間処 理する。TLCは、完全なEの消費を示す。溶媒を減圧で蒸発させる;残留物を M e OH中に再溶解し、次いで減圧で蒸発乾燥させる。この粗生成物Fは、 さらに精製することなく、使用する。
Cbz−pGfu−Glu (7−OBz ])−Gly −Cbz−pGIu −O3u (1,3当量)を最小量のDMFに溶解し、最小量のDMF中のF( 1当量)およびNEM(1当量)の溶液に、滴下して加える。反応は、TLC/ ニンヒドリンにより追跡し、攪拌は、−夜にわたり継続する。
溶媒を減圧で蒸発させ、粗生成物をAに関して記載のとおりに仕上げ処理する。
この粗生成物を、溶剤として、CHCl s / M e OHを用いるフラッ シュ クロマトグラフィにより精製する。
Aからの総数率:33%。
pGIu−C;Iu−Gly−3er−Asp (H)精製生成物GをMeOH 中に溶解し、次いでlO%Pd/Cおよびアンモニウム ホーメート(5当量) を加える。反応は、TLCにより追跡し、45分後に、出発物質は全体的に消費 され、そしてTLCはU V z 54で陰性である。触媒を濾別し、溶媒を減 圧で蒸発させる。
凍結乾燥により、アンモニウム ホーメートを除去し、粗生成物を精製し、化合 物4であると同定された。
追加の用語の説明: DMF=ジメチルホルムアミド Cbz=カルボベンゾキシ Su =スクシンイミド NEM=N−エチル モルホリン 国際調査報告 国際調査報告 No 8900093 SA 30998

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Zは、CH2またはCOであり、Yは、HまたはOHであり、そして X1,X2およびX3は、それぞれ独立して、OHまたはNH2である、ただし 、X2およびX3が両方ともにNH2であることはない) を有することを特徴とする、新規ペンタペプチド。
  2. 2.ZがCOであり、YがOHであり、X1がOHであり、X2がNH2であり 、そしてX2がOHであることを特徴とする、請求項1に記載のペンタペプチド 。
  3. 3.ZがCOであり、YがOHであり、X1がOHであり、X2がOHであり、 そしてX3がOHであることを特徴とする、請求項1に記載のペンタペプチド。
  4. 4.活性成分として、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Zは、CH2またはCOであり、Yは、HまたはOHであり、そして X1,X2およびX3は、それぞれ独立して、OHまたはNH2である、ただし X2およびX3が両方ともにNH2であることはない) で示される化合物を含有することを特徴とする、コントロールされていない細胞 増殖を抑制する組成物。
  5. 5.式Iにおいて、ZがCOであり、YがOHであり、XIがOHであり、X2 がNH2であり、そしてX3がOHである化合物を含有することを特徴とする、 請求項4に記載の組成物。
  6. 6.式Iにおいて、ZがCOであり、YがOHであり、X1がOHであり、X2 がOHであり、そしてX3がOHである化合物を含有することを特徴とする、請 求項4に記載の組成物。
  7. 7.肝細胞のコントロールされていない増殖を抑制する方法であって、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Zは、CH2またはCOであり、Yは、HまたはOHであり、そして X1,X2およびX3は、それぞれ独立して、OHまたはNH2である、ただし X2およびX3が両方ともに、NH2であることはない) で示されるペンタペプチドを投与することを特徴とする方法。
  8. 8.ペンタペプチドが式Iを有し、式Iにおいて、ZがCOであり、YがOHで あり、X1がOHであり、X2がOHまたはNH2であり、そしてX3がOHで あることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 9.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Zは、CH2またはCOであり、Yは、HまたはOHであり、そして X1,X2およびX3は、それぞれ独立して、OHまたはNH2である、ただし X2およびX3は両方ともに、NH2であることはない) で示されるペンタペプチドの製造方法であって、その保護されている誘導体から 保護基を脱離させることを特徴とする製造方法。
  10. 10.C末端アミノ酸を先ず、固体支持体に結合させ、次いでそこに、引続くア ミノ酸を所望の配列でカップリングさせる固体相ペプチド合成によって、ペンタ ペプチドを、場合により保護されている形態で構築し、次いでその保護基を脱離 させることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
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