JPH04501365A - 白血球付着レセプターβ鎖に対するモノクローナル抗体と、この抗体の製造方法と、その応用 - Google Patents

白血球付着レセプターβ鎖に対するモノクローナル抗体と、この抗体の製造方法と、その応用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、白血球付着レセプターβ鎖上のエピトープに特異なモノクローナル抗 体に関するものであり、これは細胞間白血球付着を抑制するのに用いられる。
従来技術の説明 ヒト免疫不全ウィルス(HIV)は、重大な免疫抑制、感染症および神経障害を 特徴とする死に致る疾患である後天性免疫不全症候群(AIDS)の病因である 。少量の循環リンパ球がこのウィルスに感染するにすぎないが、このウィルスの 受容体(レセプター> CD4を保持するT細胞は著しく失われる。C[14° −T細胞が失われることがAIDSに特有な免疫抑制に大きく係わっていること は明らかである。この旧Vによって誘発される細胞融合の結果生じる融合細胞( syncyt Iua)形成がインビトロでのこのウィルスの主たる細胞変性作 用(cytopathic effect)であるということは知られており、 インビボでのCD4 ”−T細胞の減少を説明するものと考えられている。この CD4は旧Vエンベロープのグリコプロティインgp120との相互作用を通じ て融合細胞形成に重要な役割を果たしている。
CD4受容体はAIDSの病因として大きな役割を果たしていると考えられてい るが、CD4以外の未感染細胞表面上の分子も旧Vに起因する細胞融合に関連し ているということが報告されている。すなわち、先ず、旧V感染細胞の未感染細 胞への融合は未感染細胞表面のCD4密度とは関係がない。さらに、非リンパ様 ヒト細胞にCI]4受容体がトランスフェクションするとその細胞を旧ν感染細 胞と融合させることが可能になるが、CD4をトランスフェクションしたマウス 細胞では、このことは言えない。
さらに、旧V粒子のCD4+細胞への結合に対するAIDS患者からの血清のブ ロック能と、CD4+未感染細胞に対する旧V感染細胞の融合に対する同じ血清 のブロック能には差がある。
CD4はクラス■のMHC−制限(MH(ニーrestr 1cted) T  ヘルパー細胞応答においてクラス■の主たる組織適合性錯体(major hi sto−compatiblility complex、 MHC)分子に直 接作用する。この応答に白血球付着受容体(LAR) LPA−1が関与すると いうことは、抗LAF−1−モノクローナル抗体(mAb)を用いて証明されて いる。gp120とクラス■のMHCとは構造的に類似していることから、CD 4へのgp 120の結合はクラス■のMHC分子とCD4との間の相互作用を 模倣しているということを示唆している。同様なアナロジ−によって、HIVを 媒介とする細胞融合におけるLARの役割を研究した。本発明では、ある種の抗 LPA−1mAbは未感染T細胞の芽細胞が旧Vを媒介とする旧V感染細胞への 融合を完全に阻止するということを示している。このことは、)IIVで誘発さ れる融合細胞形成においてLFA−1がこのウィルスの主たる細胞変性機構に関 係していることを示している。
LPA−1分子はTリンパ球およびB IJンバ球上の他、マクロファージ、胸 腺細胞(thymocyte)、顆粒球<granulocyte)および骨髄 細胞の亜集団−ヒに発現し、175.000 kd br ; CD 1la) と、95.000 kd (β; CD 18)の非共役結合した2つのポリペ プチドによって構成されている。LPA−1のβ鎖は他の2つの白血球抗原:  Mac−1br鎮、165.000 kd、 CD1lb) ;タイプ3型の相 補受容体生、L’euM 5 (α鎮、150,00 Kd、 CD 1lc) :タイプ4型の相補受容体活性に関連する可能性のある分子とに共通している。
これらの3つのαサブユニットは互いに寸法が異なっているが、これら3つのサ ブユニット全てが単一遺伝子または複製遺伝子によってコードされていることを 示す証拠がある。ヒトβ鎖をコードするc DNAは既にクローン化されており 、主構造の50%はインテグリン(integrin)のβ鎖、ひよこ芽細胞( chick fibro−blast) フィブロネクチン受容体と同一である ということが分かっている。これらの研究等により、LFA−1グリコプロテイ ン類の分子は、より大きな類であるアルギニン−グリシン−アスパラギン酸塩( RGD)アトへッション類の一員であることが分かっているしインテグリン(i  ntegr 1ns)として知られている]。
リンホカイトの細胞間相互作用が疾患の原因となるAIDS等の治療に効果のあ る方法は現在では限られている。これらの疾患に対して一般的に投与されている 医薬の使用に際しては厳しい禁忌事項が付けられている。従って、AIDSやそ の他の免疫応答不全疾患におけるリンホカイトの細胞間相互作用を抑止できる治 療薬が強く望まれている。
発明の要旨 免疫応答不全を改善する1つの方法は、白血球付着受容体と結合するモノクロー ナル抗体を用いて細胞間白血球付着を抑止することである。細胞間白血球結合が 抑止されると、細胞から細胞へ感染源の伝播が減り、免疫応答活動が低下する。
本発明者達は、免疫応答不全疾患を改善する手段として、白血球付着受容体上の エピトープに結合して白血球が互いに付着する能力を抑止するモノクローナル抗 体を開発した。このモノクローナル抗体は治療薬または診断薬として用いること ができる。
図面の簡単な説明 図1+mAbによる融合細胞形成抑制効果を示す図。
図2 : H521gGによる融合細胞形成抑制効果の投与量による変化を示す 図。
図3:H52が885細胞ではなく、PIIA芽細胞の位置で融合細胞形成をブ ロックすることを示す図。
図4は、mAbによるgp 120のC8M細胞への結合抑制効果を示す図。
発明の詳細な説明 本発明は、白血球付着受容体β鎖に特異性を有するモノクローナル抗体に関する ものである。このモノクローナル抗体はインビトロおよびインビボでこのβ鎖を 有する抗原を免疫学的に検出するのに極めて有効であり、かつ、このβ鎖を有す る上記受容体を持つ細胞の免疫療法に極めて有効である。
本発明の好ましい1実施態様で開示されたモノクローナル抗体(It 52)は 白血球付着受容体β鎖(Ieukocyte adhesion recept −er β−cha in)上のエピトープに結合する。この特異性によって、 H52モノクローナル抗体およびこの1152の特異性を有する類似のモノクロ ーナル抗体は細胞間付着を抑止するのに用いることができる。従って、H52は AIDSのような免疫応答不全疾患、自己免疫疾患および移植片拒絶反応、移植 片とホストとの拒絶反応の改善に有効である。このN 52は1989年6月1 日以前に、メリーランド州 ロックビルのアメリカン タイプ カルチャアー  コレクション(American Type Cu1ture Co11ect ion。
ATCC)に寄託番号HB 10160で寄託された細胞株(cell 1in e)から得られた抗体から得られたものであり、この抗体の同定特性を有してい る。この細胞株は上記ATCCに30年間寄託されている。
モノクローナル抗体の製造法とその特性決定法モノクローナル抗体を産生ずるハ イブリドーマを製造するのに用いられる方法は周知である [コーラ−(Koh ler)達、ヨーロッパ免疫字詰(European J、 Immz)、第6 号、292頁、1976年]。
その方法を簡単に説明すると、BALB/cマウスをヒトに肺臓付着細胞(sp lenic adhesion cell)で免疫した後、同じタイプの細胞を 補助注射する。4日後にマウスを殺し、マウスのミエローマP3X65 Ag8 と融合した牌細胞を回収する。抗体は、ハイブリドーマをスクリーニングし、陽 性クローンのヒトの*m組織部分に対する反応性をテストして製造する。
本発明は白血球付着受容体β鎖に反応性のあるモノクローナル抗体と、それを製 造するためのハイブリドーマを提供する。
本発明のモノクローナル抗体の反応性を有するモノクローナル抗体産生ハイブリ ドーマの単離は、目的とするモノクローナル抗体の基本反応パターンを決定する 通常のスクリーニング技ローナル抗体が白血球付着受容体β鎖と反応して細胞間 付着を抑止した場合には、そのテストされた抗体と本発明のハイブリドーマによ って産生された抗体は同じである。
逆に、H52が特定の抗原、例えばLPA−1受容体(これとH52は通常反応 性がある)に結合するのを被試験モノクローナル抗体が阻止するか否かを調べる ことによって、不要な実験をしなくても、そのモノクローナル抗体が本発明のモ ノクローナル抗体H52と同じ特異性を有するか否かを決定することで、モノク ローナル抗体を評価することもできる。テストしたモノクローナル抗体が、H5 2による結合減少効果と同じような効果を示す場合のように、H52と競合する 場合には、これら2つのモノクローナル抗体は同じエピトープと結合したと考え ることができる。
あるモノクローナル抗体がH52の特異性を有するか否かを調べる別の方法は、 通常H52と反応性のある抗原(例えばLFA−1受容体)と−緒に852を予 備培養し、テストしたモノクローナル抗体が上記抗原と結合する能力が阻害され るか否かを調べる方法である。テストしたモノクローナル抗体が阻害された場合 には、そのモノクローナル抗体は本発明のモノクローナル抗体と同一のエピトー プ特性を有するといえる。
外来ドナ一種からのモノクローナル抗体を別のホスト受容種でインビボで用いる ことは一般に複雑なことではないが、ドナー抗体上に存在する抗原決定基に対す るホストによる逆免疫反応が現れるという問題が起きる可能性がある。場合によ っては逆免疫反応が激しくなり、ホストでドナー抗体をインビボで用いることが できなくなる。さらに、ホストの逆反応によってドナー抗体の細胞間付着抑制効 果を阻害することもある。ホストで起きる逆免疫反応を無くす1つの方法はキメ ラ抗体を使用する方法である[+ン(Sun)達の「ハイブリドーマ(Hybr idoma) 」5 (supplement 1) : S17.1986年 ;オイ(01)達の[バイオテクニクス(Bio Techniques)J  4(3): 214.1986年)コ。
キメラ抗体は、抗体のヘビー(heavy) 111およびライト(right )鎖の各種領域が1つ以上の種からのDNAによってコードされる抗体である。
典型的なキメラ抗体は、所望の抗原特異性の抗体を産生ずるドナ一種に由来する ヘビー鎖(V□)およびライト鎖(■、)の可変領域と、ホスト受容種に由来す るヘビー鎖(C0)およびライト鎮(C4)の可変領域とで構成されている。ド ナー抗体領域の抗原決定基、特に、C,l領域の抗原決定基に対してホスト免疫 系が曝される機会を少なくすることによって、受容種で起きる逆免疫応答の可能 性を小さくすることができると考えられる。従って、例えば、上記ATCCHe  10160から単離したDNAによってコードされたマウスのVH領領域よび VLl領域、ヒトの白血球から単離されたDNAでコードされたCH領領域よび C4領域とによって構成されるキメラ抗体でヒトのインビボ診断薬を製造するこ ともできる。
診断効果または治療効果の観点からは、1つのイソタイプのモノクローナル抗体 が他のイソタイプのモノクローナル抗体よりも好ましい場合がある。例えば、抗 体を原因とする細胞溶解(antibody−mediated cytoly sis)の研究から、ターゲット細胞を溶解させるには、一般に、イソタイプγ −2aおよびr−3の未変成マウスのモノクローナル抗体の方がイソタイプγ− 1の抗体より効果的であることが知られている。この効果の違いは、ターゲット 細胞の細胞溶解破壊に活性に寄与するイソタイプr−2aおよびγ−3の能力に 起因するものと考えられる。
モノクローナル抗体の特定のイソタイプは初期融合から選択することによって直 接製造するか、クラス−スイッチ変異細胞(class−switch var iants)を単離するシブ選択(sib 5elction)法を用いて、別 のイソタイプのモノクローナル抗体を産生ずる親ハイブリドーマから二次的に製 造することができる[ステブルースキイ(Steplewski)達の[米国科 学アカデミ−予稿集(Pro−ceedin);s of the Natio nal Academy of 5cience、 U、S、A、)J、of  1mmunological Methods) J 、74: 307.19 84年]。従って、本発明のモノクローナル抗体には、ATCCHe 1016 0を用いて製造されるモノクローナル抗体H52の特異性を有するタラスースイ ッチ変異体を含むものである。
本発明のモノクロ・−ナル抗体を断片、例えば、Fab およびF(ab’)2 の形で用いる場合、特に、これらの断片を治療目的で用いる場合には、免疫応答 不全の改善が白血球付着受容体を有するこれらの細胞の補体を経由する白血球破 壊に依存するものではないことから、任意のイソタイプを用いることができる。
「免疫応答不全(immune response mediated dis order) 」という用語は、ホストの免疫系が疾患状態に直接または間接的 に関与する不全を表す用語である。免疫応答が関与する疾患の例としては A  ! OS、自己免疫疾患および移植片拒絶反応が挙げられる。ここで、移植片拒 絶反応という用語は、移植片に対するホストの拒絶反応と、ホストに対する移植 片の拒絶反応の両方を意味している。
本発明のモノクローナル抗体はインビボおよびインビトロで免疫診断または免疫 治療を行うのが望ましい全ての動物に使用できる。ここで、「動物」という用語 はヒトおよびヒト以外を含むものである。
本発明で用いる「抗体(ant 1body) Jという用語は、完全な分子の 他に、エピトープ決定基を結合させることが可能なその断片、例えばPabおよ びP (ab’ ) 2を含むものである。
診断での使用 本発明のモノクローナル抗体は、それらを液相で用いるか固体担体に結合させて 用いる免疫測定法(イムノアッセイ)で用いるのに適している。また、この免疫 測定法で用いるモノクローナル抗体は種々の方法で検出できるように標識化する ことができる。本発明のモノクローナル抗体を使用可能な免疫測定法の例として は、直接または間接の競合アッセイまたは非競合アッセイが挙げられる。これら の免疫測定法の例はラジオ イムノアッセイ (RIA)とサンドイッチ(イム ノメトリック)アッセイである。本発明のモノクローナル抗体を用いて抗原を検 出する場合には、生理学的サンプルの免疫組織化学的アッセイを含む免疫測定法 をフォーワード法、リバース法または同時法で用いて行うことができる。
本発明のモノクローナル抗体は種々の担体に結合できる白血球付着因子の検出に 使用できる。周知の担体としてはガラス、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ エチレン、デキストラン、ナイロン、アミラーゼ、天然/変性セルロース、ポリ アクリルアミド、寒天$よびマグネタイト等が挙げられる。担体は本発明の目的 に応じて可溶性でも不溶性でもよい。モノクローナル抗体を結合させるのに適し た他の担体は当業者に公知であり、また、担体は通常の実験によって容易に見出 すことができる。
種々の4Lf&と標識化法が当業者に公知である。本発明で使用可能な標識の例 としては酵素、放射性同位体、蛍光性化合物、化学的発光性化合物および生物学 的発光性化合物が挙げられる。
モノクローナル抗体に結合させるのに適した他のJtflkは当業者に公知であ り、それらの標識を見出すことは通常の実験で行うことができる。また、これら の標識を本発明のモノクローナル抗体へ結合する方法は当業者に公知の標準的な 技術を用いて行うことができる。
本発明のモノクローナル抗体によって検出される白血球付着因子β鎖は、生物液 や組織中に存在するであろう。本発明では検出可能な量の白血球付着因子β鎖を 含んだサンプルなら任意のサンプルを用いることができる。一般にはサンプルは 尿、唾液、脳を髄液、血液、血清等の液体か、組織、***物等の固体また半固体 である。
感度がさらに高い別の検出方法としては、抗体を低分子量ハプテンに結合させ、 次いで、二次反応によってこのハプテンを特異的に検出する方法である。ハプテ ンとしては、例えばアビジンと反応するバイオチンや、特定の抗ハプテン抗体と 反応するジニトロフェニル、ビリドキサルおよびフルオロレセインが一般に用い られる。
本発明で用いる「エピトープ」という用語は、本発明のモノクローナル抗体と特 異的に相互作用することができる任意の決定基を含む用語である。エピトープの 決定基は一般にアミノ酸または糖側鎖等の分子の化学的に活性な表面基で構成さ れ、一般には特定の3次元構造特性と特定の電荷特性とを有している。
本発明のモノクローナル抗体をインビボで抗原の検出に用いる場合には、検出可 能な状態に標識されたモノクローナル抗体を診断に有効な量だけ投与する。「診 断に有効」という用語は検出可能な状態に標識されたモノクローナル抗体の量が 、そのモノクローナル抗体に特異な白血球付着受容体β鎮を有するサイトを検出 することができるのに十分な量で投与されるということを意味している。
投与された検出可能な状態に標識されたモノクローナル抗体の濃度は、白血球付 着受容体を有する細胞への結合がバックグラウンド信号に対して十分に検出可能 な量でなければならない。
また、最大のターゲット対バックグウウンド信号比を得るためには、検出可能な 状態に標識されたモノクローナル抗体を循環系から迅速に取り除くのが望ましい 。
インビボ診断用の検出可能な状態に標識されたモノクローナル抗体の投与量は個 体の年齢、性別および疾患の程度等の因子によって変わるが、この投与量は約0 ,01mg/m2〜約20mg/m”の範囲、好ましくは約0.1mg/m2〜 約10mg/m”の範囲で変えることができる。
インビボ画像診断の場合には、使用可能な検出機器の型式が放射性同位体を選択 する上での主要なファクターであり、所定の検出機器で検出可能な崩壊型を有す る放射性同位体を選択しなければならない。インビボ画像診断の場合の放射性同 位体の選択で重要な他のファクターは、放射性同位体が、ターゲットによって最 大摂取された時に検出可能な程度の長い半減期を有し、しかも、ホストに対する 有害な放射能の量が最小となるようにすることである。理想的には、インビボ画 像診断で用いる放射性同位体は粒子放出が無く、通常のγ線カメラで容易に検出 可能な140〜250 keVの範囲のフォトンを多量に発生させるものである 。
インビボ診断用の放射性同位体は中間官能基を用いることによって免疫グロブリ ンに直接または間接的に結合させることができる。金属イオンとして存在する放 射性同位体を免疫グロブリンに結合されるのにしばしば用いれる中間官能基は二 官能性キレート化剤、例えばジエチレントリアミンペンタ酢酸(口TPA)、エ チレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)および類似の分子である。
本発明のモノクローナル抗体は磁気共鳴画像化(MRI)または電子スピン共鳴 (ESR)等のインビボ診断用の常磁性同位体で標識することもできる。一般に 、診断画像を視覚化するための従来の任意の方法を使用できる。カメラ画像用に は通常T線およびポジトロンを出す放射性同位体が用いられ、MRI用には常磁 性同位体が用いられる。
本発明のモノクローナル抗体は、個人の免疫応答不全疾患の回復過程をモニター するために使用できる。すなわち、白血球数の増減または各種体液中を流れる抗 原の濃度変化を測定することによって、免疫応答不全疾患の改善を特徴とする特 定の治療法が有効か否かを決定することができる。
治療での使用 「改善する」という用語は、治療を受けた動物での免疫応答不全疾患の悪影響が 軽減するということを意味する。「治療に有効」という用語は、使用したモノク ローナル抗体の量が免疫応答に起因する疾患の原因を改善するのに十分な量であ るということを意味する。
本発明のモノクローナル抗体は、本発明のモノクローナル抗体に反応するエピト ープで白血球付着受容体β鎖を発現する白血球を原因とする免疫応答不全疾患を 有する動物の免疫治療にも使用することができる。この治療で使用する場合のモ ノクローナル抗体の投与量は約10mg/m2〜約2000mg/m2の範囲で 変えることができる。
免疫療法で使用する場合には、本発明のモノクローナル抗体を標識しなくてもよ く、あるいは治療剤によって標識してもよい。これらの治療剤は本発明のモノク ローナル抗体に直接または間接的に結合することができる。間接結合の1つの例 は、スペーサ片を用いる方法である。このスペーサ片は不溶性でも可溶性でもよ く〔ディーナ−(Diener)達「サイエンス (Science) +23 1 : 148.1986年〕、ターゲットサイトでモノクローナル抗体分子か ら医薬を放出させることができるように選択することができる。免疫療法用に本 発明のモノクローナル抗体に結合できる治療剤の例としては医薬、放射性同位体 、レクチン、トクシン等がある。
本発明のモノクローナル抗体とコンジュゲート可能な医薬には、医薬に分類的さ れる化合物、例えばマイトマイシンC1ダウノルビシンおよびビンブラスチン等 が含まれる。
本発明のモノクローナル抗体を放射性同位体とコンジュゲートして免疫療法で用 いる場合には、特定のイソタイプが他のイソタイプより好ましいことがある。こ れは白血球分布とイソタイプの安定性および放出特性等のファクターに依存する 。必要な場合には、上記のインビボ診断法によって白血球分布を調べることもで きる。免疫応答不全疾患によっては、あるエミッタが他のエミッターより好まし い場合がある。一般に、免疫療法ではα粒子とβ粒子を放出する放射性同位体が 好ましい。好ましい放射性同位体は2123i等の飛程が短く、高エネルギーの α線エミッタである。本発明のモノクローナル抗体と結合される治療用放射性同 位体の例としては+2Si、+317 、 !OY、 +!?(:、、2121 3iS2目At、”2Pb、 ”Sc、 IO’PdおよびII@Reが挙げら れる。
レクチンは一般に特定の糖部分に結合する植物材料から単離される蛋白質である 。また、多くのレクチンは細胞と癒着して、リンホカイトを刺激するとこができ る。しかし、リシンは免疫療法で使用されてきた毒性レクチンである。これは、 毒作用をサイト特異的に送るように毒性を有するリシンのα−ペプチド鎖を抗体 分子に結合させて作られる。
トクシンは植物、動物または微生物によって作られる有毒物質であり、量が多い と致死に到ることが多い。ジフテリアトキシンは治療で使用可能なコリネバクテ リウム ジフテリア(Co−rynebacterium diphtheri a)の作る物質である。この毒素はαザブユニットとβサブユニットからなり、 適切な条件で単離することのできる。毒素成分Aを抗体き結合して、本発明のモ ノクローナル抗体に特異性を有する白血球付着因子β鎖を発現させる白血球へサ イト特異的に運ぶのに使用することができる。
本発明のモノクローナル抗体に結合可能な他の治療医薬は公知のものであるか、 当業者が見出すことができる。
本発明のモノクローナル抗体の投与量範囲は免疫応答不全疾患の症状が改善され て所望の効果がでるのに十分な量である。
しかし、この投与量は望ましくない副作用、例えば交差反応、過敏性反応等を引 き起こすような量ではならない。一般に、投与量は患者の年齢、状態、性別、疾 患の程度によって変わり、当業者が適宜決定することができる。投与量は個々の 医師が調節することができる。投与量は約0.1mg/ m2−約2000mg /m2、好ましくは1回当たり約0,1mg/m”〜約500mgの範囲で、− 日一回または数回、数日間投与することができる。
一般に、本発明のモノクローナル抗体を治療医薬とコンジュゲートして投与した 場合には、インビボ診断画像用の場合に比べて、より少ない投与量で使用するこ とができる。
本発明のモノクローナル抗体は、注射または時間をかけたパーフュージョンによ って非経口投与できる。また、本発明のモノクローナル抗体は静脈内、腹膜組織 内、筋肉内、皮下、体腔内または経皮で投与することができる。
非経口投与用調製物は、無菌の水溶液または非水溶液、サスペンション、エマル ジョン等を含む。非水溶媒の例としてはプロピレングリコール、ポリエチレング リコール、オリーブオイル等の植物油とオレイン酸エチル等の注射可能な有機エ ステルが挙げられる。水溶性担体には食塩水または緩衝媒を含む水、アルコール /水溶液、エマルジョンまたはサスペンション等カ含まれる。非経口用賦形剤に は塩化ナトリウム溶液、リンゲル(Ringet)デキストローズ、デキストロ ーズと塩化ナトリウム、乳酸化リンゲル液または固定オイル等が含まれる。静脈 内投与用賦形剤には流体/栄養分を運ぶ補給物、電解質補給物(リンゲルデキス トロースをベースとするもの等)等が含まれる。防腐剤、その他の添加剤、例え ば抗微生物剤、酸化防止剤、キレート化剤および不活性ガス等を添加することも できる。
本発明はさらに本発明のモノクローナル抗体を含む医薬または薬理組成物の調製 方法を提供する。この医薬は、本発明のモノクローナル抗体に反応する白血球付 着受容体β鎖を発現する白血球に起因する免疫応答不全疾患の治療に用いられる 。
以上、本発明を一般的に説明したが、本発明は以下の実施例の説明からより明ら かになろう。しかし、以下の実施例は本発明を何ら限定するものではない。
実施例1 抗付着モノクローナル因子抗体の調製 雌のBa I b/cマウス(6〜8週齢)に107個のヒトの膵臓付着細胞の リン酸緩衝液を入れた生理食塩水を腹腔内注射した。この処置を14日後と21 日後に再度繰り返した。最後の注射の4日後、免疫されたマウスの1匹から膵臓 を摘出して単細胞サスペンションを調製した。コーラ−(にohler)とミル スティン(Mils−tein)の方法によって、50%ポリエチレングリコー ルを用いてこの牌細胞をBa1b/c由来のP3X 653 Ag 8 ミエロ ーマ細胞に融合させた[[ネーチャア(Nature)J 、256 : 49 5.1976年]。
成長するハイブリドーマコロニーを形成した後、上記細胞からの上澄液を凍結し たヒト膵臓のクライオスタット断面(4μ)丘で、免疫組織化学法により、ヒト 抗原に対する抗体のテストした[ナイム(Naiem)達「免疫法認(J、 I mmun、 Meth、) J 、50.145、1982年コ。H52(H5 2,G1.2)をヒト細胞上での免疫組織化学およびラジオイムノアッセイと、 ヒト細胞からのラジオイムノ沈降法とでスクリーニングして、クローニングおよ び再クローニングした。
PHA芽細胞(PHA−beastlへの8E5細胞の融合に対するmAbの効 果を融合細胞形成アッセーで調べた。81E5とA3.O11細胞とを完全培地 [10%FBS (Hyクローン)と10mM HEPESとを補給したPRM I−1640]中に保持した。8B5細胞株はLAνに感染したA3゜01細胞 株の生存クローンである。8E5細胞は全LAVゲノムの1つのコピーを有して いるが、逆トランスクリプターゼ遺転子内での点突然変異によって非感染ウィル ス粒子を産生ずる。8B5細胞はHIVエンベロープグリコプロティンを発現し 、CD4−陽性PIIA芽細胞およびT細胞株と混合した場合、野生型ウィルス に感染したT細胞の培養中に観察されるのと同じ細胞変性効果を生じる。
完全培地中で、濃度0.25μg/mlのPflA(Wellcome Dia gnostics)の存在下で3日間、末梢血液の単核細胞を培養することによ ってPHA芽細胞を産生じた。この細胞をPBSで3回洗浄し、濃度5X10’ m+で完全培地中に再懸濁させた。mAbは濃度25μg/m 1の精製1gG の形態で用いた。P)IA芽細胞を同じ体積(30μm)のモノクローナル抗体 または片側面積96ウエルのプレート [コスタ−(Costar) ]のウェ ル中で媒質と混合させ、30分間、25℃で培養した。次に、8B5細胞30μ Iを添加し、湿ったCo2培養器内で、37℃で10時間培養した。対照ウェル は、同じ数の非感染A、 301細胞で培養したPHA芽細胞で構成した。アッ セイでは、8E5細胞にPIIA芽細胞およびCD4″′T細胞株を各々混合し た後4〜10時間以内に10〜50個またはそれ以上の融合した細胞からなる融 合細胞または気球様細胞が形成される。培養を続けると急速に融合細胞じ死滅す ることが生体色素排除テストによって調べられた。
HIVを仲介とする細胞融合での効果を調べるために、ヒト白血球抗原に対する mAbをPHA芽細胞と885細胞との共培養に添加した。テストしたmAbは H52、抗CD 1g (LFA−1β); MHM。
24、抗CD lla (LFA−1α); H5A4、抗CD llb (M ac−1α);H5A5、抗CD 45(白血球共通抗原); MIIM、 5 、抗HLA−A、 B、 C) ;Leu3a、抗CD 4である。これらの抗 体は全て1匹61、kイソタイプである。
図1に示すように、H52はLFA−1のβサブユニット (CD−18)上の エピトープに対して融合細胞の形成を完全に抑止した。また、細胞融合はmAb  (MHM、 24)によってLFA−1のαサブユニット(CD 1la)に 対して完全にブロックされた。しかし、極めて少量ながら細胞融合が稀に観察さ れるので、mAb (MtlM、 24)は、mAh H52より効果が低い。
LAR群の別の一員であるMac−4(補体受容体、タイプ3、CD 1lb) に対するmAb : t15ARは885細胞のPI(A芽細胞への融合には全 く効果がない。また、mAbを認識する互いに無関係な2つの細胞表面蛋白質、 すなわちMHM、 5、抗−HLA−A、B、 CおよびH5A4と抗白血球共 通抗原(6口45)によっては融合は影響されない。これら2つの抗原はLAR またはPHA芽細胞と同じまたはより高い密度で発現するので、これら2つの抗 原が融合を阻止することができないということは、抗1、AR抗体による阻害は 非特異性の立体構造効果によるものではないことを示1.−Cいる。CD 4へ のgp 126の結合を阻止することが示されたCD 4に対するmAbである Leu 3aは、8E5のPHA芽細胞への融合を完全に抑+)−L、た。Le u3aによる融合抑止とPHA芽細胞および非感染A、 301細胞間融合がな い(図1の対照)というこ2二から、融合にはHIVが介在しでいるとういうこ とが確認された。市販の多くのmAbはgp 120に対して融合を阻止するこ とができないことが゛rツセーで分かっている。PHA芽細胞および8E5細胞 は細胞融合アッセーで1時間以内の混合で極めて大きな集合体を形成した。これ らの集合体は、H52,14HM、24およびLeu 3aによって完全に抑l Fされたが、他のmAbではされなかった。mAbl152による融合細胞形成 抑止効果は、Pi(A芽細胞を突然安置ウィルスに感染させた8E5細胞または 野生型の111V(HTLシー111B)に感染させたCEM−T細胞株と混合 した場合に観察された。
実施例1の記載で産生じたPI(A芽細胞を、精製したH 52または円、M− 2IgGの濃度を種々変えて培養した後、8E5細胞を添加(−だ。PLM−2 はLFA−1を仲介とする機能を阻害しないCD 18に対するIgG、 k、  mAbである。アッセーは実施例1と全く同様に行った。融合細胞をトリパン ブルー(0,1%)を添加した後に但倍率対物レンズ(40X)を用しまた逆相 顕微鏡で数えた。図2に示したデータは、複製ウェルの865細胞10’個当た りの平均融合細胞数である。
H52mAbは、濃度3μg/m1以上で8E5−PHA芽細胞融合を完全に抑 +hが観察され、その効果は投与量に依存法する(図2)、。
mAb H52によるLFA−1媒介性リンパ球付着機能の抑止も同じような投 与量依存性を示す。LPA−1付着機構に関与しないCD 18エピトープに対 するmAbであるP L M −2は全での濃度で融合に影響しない(図2)。
H52で融合が抑止されるレベルを決定するための調査も行った。PIIA芽細 胞と8E5細胞(2,5x 10’)を完全培地中のみまたは精製H52または PLM−2IgGを25μg/ml含む完全培地0.5ml中で氷上で1時間培 養した。細胞をベレット化した後、PBS 10n+1で2回洗浄し、未結合の mAbを除去した。次いで、抗体で被覆されたPHA芽細胞と885細胞とを完 全培地に再懸濁させ、被覆されていない8E5細胞およびPI(A芽細胞と各々 混合した後、実施例1の方法で、10時間、37℃で培養し、上記の方法で融合 細胞形成を観察した。
上記研究により、抗LFA−]抗体によるリンホカイトの相互作用の抑止効果は 、2つの細胞型がLPA−1を発現した場合でも1方向性であるということが分 かった。融合細胞形成に対する抗LFA−1mAbの作用が同じく一方向性であ るかどうかを調べるために、1、FA−1の発現をフロー シトメトリー(fl ow cytometry)で解析し7た。8B5上での発現は芽細胞での発現 よりかなり少ないが、8E5細胞およびPHA芽細胞のいずれもLPA−1を発 現した。
各細胞型をmAb H52または対照mAb PLM−2で予め被覆し、洗浄し て未結合のmAbを除去し、融合細胞形成をアッセイした。
)152で予め被覆されたPIIA芽細胞は融合をほぼ完全に抑止したが、8E 5細胞に同様な処理をしても効果はなかったく図3)。
この結果から、抗LFA−1抗体はPHA芽細胞のレベルでの融合は抑止するが 、[(IVに感染した8E5細胞の融合はブロックしないことう示している。こ のことは、CD4+細胞上のLARは8E5細胞に発現したリガンドと相互作用 すること示唆している。
立体構造効果によって旧Vエンベロープのグリコプロティンgp 120とCD  4との相互作用をブロックする硫酸デキストラン等の非特異剤が旧Vを媒介と する細胞−細胞融合を抑止するということは知られている。従って、CD4+細 胞表面上でのLFA−1へのmAbH52の結合を調べて、H52がgp 12 0のCD4への結合を阻止しているか否かを調べた。
gp 120を精製するために、感染したPIIA芽細胞の培養上澄み液からH IVをヘレット化(110,000xg、 1.5時間)し、PBSで1回洗浄 した。PBS中にウィルスを再懸濁させ、激しく攪拌してgp 120を破断し た後、110.000 X gで遠心分離した。生成した上澄み液を300.0 00ダルトン カットオフのセントリコン(Centr 1con)フィルタを 用いて濃縮した。主としてgp 120とウシ血清アルブミン(BSA、 10 〜30%)とからなる保持タンパク質を標準的なりロロアミンーT方法を用いて 放射沃素化した。
標識したタンパク質(2〜5μCi/g)をBSA濃度の高い(2%)のBSA 中に希釈して’ ” I−BSAの結合を無くした。CD4 ”″−CEM細胞 (5X10’)を完全培地中で、25g/mlのLeu 3a、 H52、PL M−2mAbと一緒に予備培養(実施例1を参照)した後、放射沃素化したgp  120.50ngを添加した。0℃で、1時間培養した後、細胞を2回洗浄し て、結合された放射性標識を測定した。
バックグラウンド結合は、標識されていないgP 120を200倍の過剰濃度 にして細胞を予備培養しで測定した。前記の結果と同じく、Leu 3a mA b (抗−CD 4)で予め被覆された細胞はgp 120と結合しなかったが 、mAb )l 52または対照1IIAbのPLM−2で予め被覆した細胞は gp 120への結合に対して抑止効果を全く示さなかった。この結果から、g p 120のC04に対する結合はこのmAbによってブロックされていないの で、mAb H52による融合細胞形成の抑止はHIV受容体機能との干渉によ るものではないということが分かった。
上記、本発明を完全に説明したが、本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り、当 業者が種々の変更および修正が可能であるということは明らかである。
FIG、1 第2図 抗体濃度(μc+/ml) 第3図 予備被覆抗体 第4図 抑止抗体 国際調査報告 一一階−−^m、−k KT八へf190/5Q979−1−−^□1にπl墓 頭102979

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.白血球付着受容体β鎖と反応性するモノクローナル抗体を分泌し、このモノ クローナル抗体が細胞間白血球付着を抑止することができる連続ハイブリドーマ 細胞株。
  2. 2.上記受容体がLFA−1、Mac−1およびLeuM5からなる群の中から 選択される請求項1に記載のハイブリドーマ。
  3. 3.上記ハイブリドーマがATCC寄託番号HB10160細胞株およびそのイ ンタイプスイッチ変種である請求項1に記載のハイブリドーマ。
  4. 4.β鎖モノクローナル抗体が細胞間白血球付着を抑止する白血球付着受容体と 反応性するモノクローナル抗体。
  5. 5.上記受容体がLFA−1、Mac−1およびLeuM5からなる群の中から 選択される請求項4に記載のモノクローナル抗体。
  6. 6.ATCC寄託番号HB10160細胞株のハイブリドーマから製造されたモ ノクローナル抗体の特異性を有する請求項4に記載のモノクローナル抗体。
  7. 7.ATCC寄託番号HB10160細胞株のハイブリドーマから製造されたモ ノクローナル抗体。
  8. 8.白血球付着受容体β鎖のエピトープに結合して細胞間白血球付着を抑止する モノクローナル抗体を治療に有効な量だけ動物に投与することからなる動物の免 疫応答不全疾患を改善する方法。
  9. 9.上記受容体がLFA−1、Mac−1およびLeuM5からなる群の中から 選択される請求項8に記載の方法。
  10. 10.上記疾患がAIDS、自己免疫疾患および移植片拒絶反応からなる群の中 から選択される請求項8に記載の方法。
  11. 11.上記モノクローナル抗体がATCC寄託番号HB10160細胞株から製 造されたモノクローナル抗体の特異性を有する請求項8に記載の方法。
  12. 12.上記モノクローナル抗体がATCC寄託番号HB10160のハイブリド ーマ細胞株から製造される請求項8に記載の方法。
  13. 13.上記投与が非経口である請求項8に記載の方法。
  14. 14.上記非経口投与が皮下、筋肉内、腹腔内、体腔内、経皮または静脈内注射 である請求項13に記載の方法。
  15. 15.上記投与が投与1回当たり約0.01mg/kgから約2000mg/k gの範囲である請求項8に記載の方法。
  16. 16.上記モノクローナル抗体が治療用に標識される請求項8に記載の方法。
  17. 17.上記治療用標識が放射性同位体、医薬、レクチンおよびトクシンからなる 群の中から選択される請求項16に記載の方法。
  18. 18.モノクローナル抗体H52およびそのインタイプのスイッチ変種の特異性 を有する検出可能な状態に標識されたモノクローナル抗体またはその断片を、診 断上に有効な量だけ、病因を含むと思われる原因源と接触させ、この原因源に上 記抗体が結合したか否かを調べることからなる白血球付着受容体の検出方法。
  19. 19.上記モノクローナルがATCC寄託番号HB10160のハイブリドーマ 細胞株から製造される請求項18に記載の方法。
  20. 20.検出をインビボで行う請求項18に記載の方法。
  21. 21.上記の検出可能な標識が放射性同位体および常磁性体からなる群の中から 選択される請求項20に記載の方法。
  22. 22.検出をインビトロで行う請求項18に記載の方法。
  23. 23.上記の検出可能な標識が放射性同位体、蛍光化合物、コロイダル金属、化 学発光性化合物、生物発光性化合物および酵素からなる群の中から選択される請 求項22に記載の方法。
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