JPH04501277A - ポリ(エーテルエステル)とポリエステルとのブレンド及びそれから作られた成形品 - Google Patents

ポリ(エーテルエステル)とポリエステルとのブレンド及びそれから作られた成形品

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JPH04501277A
JPH04501277A JP1502650A JP50265089A JPH04501277A JP H04501277 A JPH04501277 A JP H04501277A JP 1502650 A JP1502650 A JP 1502650A JP 50265089 A JP50265089 A JP 50265089A JP H04501277 A JPH04501277 A JP H04501277A
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セイムール,ロバート ウィリアム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ボi ニーールエスール とボ1エスールとのブレンド びそれ1゛れた ノロ 艮丘立! 本発明は、剛性及びノツチ付アイゾツト衝撃強度がポリ(エーテルエステル)単 独の場合に比較して予期されないレベルである可撓性ポリ(エーテルエステル) と硬質ポリエステルとのブレンドに関する0本発明はさらに、このようなブレン ドから作られた成形品に関する。
l豆■!量 本発明のブレンドの特に有利な点は、シート材料の形成に使用する場合に化粧塗 膜及び/または保護塗膜用のキャリヤーとして使用できることである。
本発明によれば、自動車パネル上に必要な保護塗膜及び化粧塗膜を施すために吹 付彩色をする必要性が回避できる。吹付彩色の回避またはその使用程度の実質的 減少は、大気汚染を減少させるという点で環境上有益であるばかりでなく、吹付 彩色操作が半分を越えるペイントが屑材料として無駄になり得るほどペイントを 浪費するため、コストの節約という観点からも有益である。このような目的を達 成する手段は、パネルに接着されるか確実に結合されて保護及び化粧塗膜を提供 できる熱可塑性シート材料の使用による。このような技術は公知であり、たとえ ば、米国特許第3.551,232号に記載されたように自動車用内装パネルの ような目的に使用されてきた。
米国特許第、3,551.232号に記載されたタイプのプロセスを自動車パネ ルに使用することははるかに大きな難問を生じる。
このようなパネルの表面外観は決定的に重要であるので、閉じ込められた空気に よって生じる泡立ちまたはふくれのような問題を回避するだけでなく、多くの点 で吹付彩色表面の品質に等しいかまたはそれに優る保護及び化粧塗膜を施すこと が必要である。さらに、複雑な曲率を有し得る支持体に可撓性シート材料を滑ら かに接着することが非常に困難であり、且つパネルの全表面上に塗膜によって示 される色の純度を均質に保ちながらそうすることはさらに困難であるため、自動 車パネルの場合には特別な問題が生じる。
本発明は、支持体パネルに確実に装着して前記特許に開示されたような保護及び 化粧塗膜を施すことのできるシート材料を提供する。しかしながら、本発明は、 シート材料に望ましい物理学的性質、特に改良された剛性及び衝撃強度を与える 点で改良である。このような用途においては、シート材料は支持パネルとより適 合性があるようにある程度の剛性を有することが望ましい、このことは、全型内 処理(シートを最初に金型内においてその表面に押し付けて置き、次いで流動性 材料を金型内に投入し、そして固化させる)の場合にも、単に支持体パネル上に シートを置いてそれらの間で接着させることによる処理の場合にも当てはまる。
さらに、硬い物体による衝撃時に永久押込み及び/または破損が起きないように 、バンパーのような部品においてはシート材料は良好な衝撃強度を有することが 明らかに望ましい。
本発明は、剛性及び衝撃強さの改良された性質により、前に言及したキャリヤー シートの形成において特に有用なポリ(エーテルエステル)とポリエステルとの ブレンドを提供する。
トランス−1,4−シクロヘキサンジカルボンal、1.4−シクロヘキサンジ メタツール、ポリ(オキシテトラメチレン)クリコール及び分岐剤のポリ(エー テルエステル)ハ米国特許第4.349,469号に開示されている。関係のあ る他の特許としては、米国特許第4,003,882号;第3,261,812 号;第3.023.192号;第4,221,703号;第3.651,014 号及び第4.256.860号が挙げられる。しかしながら、これらの特許はい ずれも、前記可撓性ポリエステルが、本明細書中に記載したある種のポリエステ ルとブレンドした場合に改良された物理学的性質を示すことを示唆していない。
型皿■五里 第1図は、本発明に係るブレンドのキャリヤーシートを用いる仕上げ構造物の断 面図である。
光皿■皿玉 本発明に係るブレンドは、ブレンドを最初にシートの形に成形し、次いで周知の 常法を用いて熱及び圧力の適用にょって熱成形して完成品を形成する熟成形法に おいて特に有用である。また、ブレンド中に比較的硬質のポリエステル(より結 晶性でないポリマー)を存在させることによって、ブレンドがより容易に熱形成 される。ブレンドはまた、常用の射出成形及び押出の用途においても有用である 。
本発明によれば、 (A)(1)本質的に、トランス異性体含量が少なくとも70%の1.4−シク ロヘキサンジカルボン酸からなるジカルボン酸成分、 (2)本質的に (a)1.4−シクロヘキサンジメタツール95〜65モル%、及び (b)分子量500〜1100のポリ(オキシテトラメチレン)グリコール5〜 35モル% からなるグリコール成分、ならびに (B)テレフタル酸80〜100モル%及び炭素数2〜12の少なくとも1種の 脂肪族もしくは脂環式グリコールからの反復単位を有する、1.V、が0.5〜 1.0の比較的硬質のポリエステル を含み且つポリ(エーテルエステル)単独に比較して改良された剛性を有するこ とを特徴とする可撓性ポリ(エーテルエステル)と比較的硬質のポリエステルと のブレンドが提供される。
さらにまた、前記ブレンドは、98〜60重量%の可撓性ポリ(エステルエーテ ル)及び2〜40重量%の比較的硬質のポリエステルを含む場合にはポリ(エー テルエステル)単独に比較して予測できないほど改良されたノツチ付きアイゾツ ト衝撃強度を有することが判明した。
本発明のポリ(エステルエーテル)の二塩基酸成分は本質的に、少なくとも70 %、好ましくは少なくとも80%、最も好ましくは少なくとも85%のトランス 異性体含量を有する1゜4−シクロヘキサンジカルボン酸からなる。
1.4−シクロヘキサンジカルボン酸及び1.4−シクロヘキサンジメタツール はよく知られており、市販されている。
Interscience Publishers出版、Mark、 At1a s及びCernia曙、”Man−Made Fibers: 5cience  and Technology”、 Vol、IIIは85ページに1.4− シクロヘキサンジカルボン酸及び1゜4−シクロヘキサンジメタツールの製造を 記載している。
本発明のポリ(オキシテトラメチレン)グリコール成分は市販されており、公知 手法によって製造される。ポリ(オキシテトラメチレン)グリコールは分子量が 500〜11oo1好マしくは1000 (重量平均)である。ポリ(オキシテ トラメチレン)グリコールは総グリコールモル%に基づき、5〜35モル%、好 ましくは8〜15%の量で使用する。
本発明のポリ(エステルエーテル)は、さらに、少なくとも3個のC0OHまた はOH官能基を有する炭素数3〜6oの多塩基酸もしくは多価アルコール分岐剤 を酸またはグリコール成分に基づき1.5モル%以下含んでなることができる。
多くのこのような酸またはポリオールのエステルも使用できる。
適当な分岐剤としてはトリメリット酸または無水トリメリット酸、トリメシン酸 、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン及び三量体酸が挙げられる。
総酸反応体は100モル%であるべきであり且つ総グリコ・−ル反応体は100 モル%であるべきであることを理解されたい。
酸反応体は、分岐剤が多塩基酸または無水多塩基酸である場合には1.a−シク ロヘキサンジカルボン酸「から本質的になる〜1と述べているが、それは100 モル%の酸の一部として計算するものとする。同様に、グリコール反応体は、分 岐剤がポリオールである場合には1.4−シクロヘキサンジメタツール「から本 質的になる」と述べているが、それは100モル%のグリコールの一部として計 算するものとする。
本発明のポリ(エステルエーテル)は好ましくはフェノール系酸化防止剤を含む 、フェノール系酸化防止剤は立体障害を有し、比較的不揮発性であるのが好まし い。Irganox l0LO酸化防止剤としてGeigy Chemical  Companyから市販されているテトラキス〔メチレン−(3,5−ジーt 、ert−ブチルー4−ヒドロキシヒドロシンナメート)メタン〕が好ましい。
好ましくは、酸化防止剤はコポリエステルエーテルの重量に基づきO01〜1. 0の量で使用する。
最終コポリエステルエーテルのトランス及びシス異性体含量は急速に硬化または 結晶化するポリマーを生ずるように調整する。シス及びトランス異性体含量は当 業者に周知の常法によって測定する。たとえば、米国特許第4,349.469 号を参照されたい。
本発明に使用するポリエステルは本質的にテレフタル酸からなる酸成分を用いて 常法によって製造できる。微小量の他の常用のジカルボン酸(10%以下)、た とえば、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸または炭素数4〜12の脂肪族 ジカルボン酸を使用できる。炭素数2〜12の常用の共重合体用のグリ1−ルま たはグリコ・−ル組合せを使用できる。好ましいグリコールはエチレングリコー ル、1,4−ブタンジオール及び1,4−シクロヘキサンジメタツールならびに それらの組合せである。特に好ましいグリコ・−ルはエチレングリコール及び1 ,4−シクロヘキサンジメタツールならびにそれらの組合せである。ポリエステ ルのI 、 V。は0.5〜1.0である。
可撓性ポリ(工・−チルエステル)及び硬質ポリエステルは、たとえば、押出機 を用いる溶融ブレンドのよ・うな常用のプラスチック溶融混合法によ5.て混ぜ ることができる。ブレンドが射出成形品、たとえば、フェーシア及び管ならびに 熱成形品用シート材料において有用である。
前記ブレンドから製造したシート材料は、第1図に示したようにして使用できる 。キャリヤーシートは前記ブレンドから製造する。最初に、化粧及び/または保 護塗膜が施され、それは便宜上適当な点である。所望ならば、保f!L塗膜とし てまたはガラスを提供するために使用できる任意のトップ」・−トを使用できる 。塗膜は当業者に知られた常用の手段によって適用できる。積層シート材料の形 成時に、前述したように全型内処理または単純な接着によって支持体パネルに適 用できる。所望ならば、支持体の組成に依存して、接着を促進するために接着剤 または接合層(t、ie 1ayer)を使用できる。
発明をよりよく理解するために以下の例を記載する。例中において、ポリマー「 X」は1.V、が1.23で且つ1.4−シクロヘキサンジカルボン酸(トラン ス含量90%)99.5モル% 無水トリメリット酸0.5モル% 1.4−シクロヘキサンジメタツール91.1モル%分子量1000のポリ(オ キシテトラメチレン)グリコール8.9モル% からなる反復単位を有するものとして記載する。
ポリマー「Y」は1.V、が0.75テ且つテレフタル酸100モル% 1.4−シクロヘキサンジメタツール68モル%エチレングリコール32モル% からなる反復単位を有するポリエステルとして記載する。
ボ!J?−rZJは1.V、が0.75テ且つテレフタル酸100モル% エチレングリコール69モル% 1.4−シクロヘキサンジメタツール31モル%からなるポリエステルとして記 載する。
■ 例1 ペレ゛ットを混合してから一部スクリユー押出機上で配合することによってポリ マーXを種々の比でポリマーYとブレンドする。得られるブレンドを試験片に射 出成形する。意外にも、ASTM D790に従って測定したブレンドの曲げ弾 性率は期待値よりも高いことが判明した。ブレンドについて実際に得られた値は 期待値以上であることが観察されるであろう。
別の意外な結果は23°Cにおけるノツチ付きアイゾツト衝撃強度(ASTM  D256)である。以下の表1に示すように、ポリマーXの衝撃強度は、さらに 少量のポリマーYの添加によって実質的に増大される。
19.000 1.336 9.6 51310 27.000 1.89B  11.0 58725 48.000 3,375 13.7 73235 9 2.000 6.468 22.6 1.207例2 ポリマーX及びポリマーZから同様なブレンドを製造した。
曲げ弾性率はまた、予測できないほど高い。表2はノツチ付アイゾツト衝撃強度 の意外な増加がさらに得られることを示l−又 19.000 1.336 9.6 51310 28.000 1.969  10.3 55025 72.000 5,062 14.3 76435 1 10.000 7.734 16.3 870例3 この例においては、可撓性ポリエーテルエステルを比較的硬質のポリエステルと ブレンドし、曲げ弾性率を測定する。
可撓性ポリエーテルエステルはポリマーXであり、比較的硬質のポリエステルは 1.V、 0.70のポリエチレンテレフタレートである。
100 0 20.000 1.40680 20 107.000 7.52 360 40 129.000 9,07040 60 1?6.000 12 .37520 80 306.000 21.5150 100 390.00 0 27.420例4 可撓性ポリエーテルエステルを以下の表に示すように比較的硬質のポリエステル とブレンドし、曲げ弾性率を測定する。
可撓性ポリエーテルエステルはポリマーXであり、比較的硬質のポリエステルは 1.V、 0.75のテレフタル酸、1,4−シクロヘキサンジメタツール68 モル%及びエチレングリコール32モル%のポリエステルである。
100 0 20.000 1.40680 20 46.000 3,234 60 40 100.000 7.03140 60 260.000 18. 28020 80 224.000 15.7500 100 269.000  18.913例5 可撓性ポリエーテルエステルを以下の表に示したように比較的硬質のポリエステ ルとブレンドし、性質を測定する。可撓性ポリエーテルエステルは、無水トリメ リット酸を省いた以外はポリマーXと同一である。比較的硬質のポリエステルは ポリマーYである。括弧内に示したデータは比較のための予測値であり、本発明 に係るブレンドの弾性が予測されるより高いことが示される。
*各側において、上の数はpsi、下の数はkg/C1aの単位である。
例6 以下の表に示すように可撓性ポリエーテルエステルを比較的硬質のポリエステル とブレンドし、性質を測定する。可撓性ポリエーテルエステルは、1.4−シク ロヘキサンジメタツールの濃度が70モル%であり且つポリ(オキシテトラメチ レングリコール)の濃度が30モル%である以外はポリマーXと同一である。比 較的硬質のポリエステルはポリエステルYである。
*各側において、上の数はpsi、下の数はkg/dの単位である。
例7 1.4−シクロヘキサンジメタツールの濃度が80モル%であり且つポリ(オキ シテトラメチレングリコール)の濃度が20モル%である以外は例6を繰り返す 。
*各側において、上の数はpsi 、下の数はkg/dの単位である。
例8 ポリマーX及びポリマーZを用いて前記例と同様にして別のブレンドを製造する 。この例において、ポリエステルはテレフタル酸ジメチルを用いるよりはむしろ 、テレフタル酸の直接エステル化によって製造する(工、v、 =0.75)。
100 0 19.000 (19,000) 9.6 5131.335 ( 1,335) 80 20 44.000 (34,000) 13.1 7003.094  (2,390) 60 40 120.000 (56,000) 17.5 9358.437  (3,937) *各側において、上の数はpsi 、下の数はkg/dの単位である。
例9 比較的硬質のポリエステルをテレフタル酸100モル%、1゜4−ブタノール8 0モル%及び1,4−シクロヘキサンジメタツール20モル%から誘導する以外 は例8を繰り返す(t、V、=0.75)。
100 0 19.000 (19,000) 9.6 5131.335 ( 1,335) 80 20 44.000 (34,100) 13.7 7323.094  (2,398) 60 40 122.000 (56,200) 18.2 9728.578  (3,951) *各側において、上の数はpsi 、下の数はkg/ciの単位である。
例10 前記ポリマーブレンドを各々、シートの形に押出し、ロール塗布によってペイン ト層を施し、そして乾燥させる。次いで、シートのペイントと反対側に接着剤を 塗って、熟成形法によってパネルにシートを接着させる。熱成形操作の間に、最 初にシートを加熱して軟質状態にし、空気圧差を使用してポリプロピレンの支持 パネルに巻き付ける。前記全型内処理法を用いて実験を繰り返す、これらの実験 において、キャリヤーシートの剛性は支持パネルの剛性と適合する。耐衝撃性( その値は前記例に記載しである)は、亀裂抵抗、押し込み抵抗及びエネルギー吸 収が重要である自動車のバンパーのような使用法に適当である。
成分またはブレンドに常用の添加剤を使用できる。このような添加剤としては着 色剤、安定剤、可塑剤、難燃剤、接着促進剤などが挙げられる。
本明細書中で使用するインヘレント粘度(1,V、)は60重量%のフェノール 及び40重量%のテトラクロロエタンからなる溶媒100 d当りコポリエステ ル0.50 gを用いて25℃において測定する。
本明細書中で使用する曲げ弾性率及びノツチ付アイゾツト衝撃強度試験は各々、 ASTM 0790及びASTM D256による。
特に断わりのない限り、全ての部、百分率、比などは重量に基づく。
発明を特にその好ましい実施m様に関して記載したが、発明の精神及び範囲内に おいて変更及び改良が可能なことを理解されたい。
Fig、 1 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成2年8月3日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.可撓性ポリ(エーテルエステル)と比較的硬質のポリエステルとのブレンド を含んでなる組成物であって、該ブレンドが (A)(1)本質的に、トランス異性体含量が少なくとも70%の1,4−シク ロヘキサンジカルボン酸からなるジカルボン酸成分、 (2)本質的に (a)1,4−シクロヘキサンジメタノール95〜65モル%、及び (b)分子量500〜1100のポリ(オキシテトラメチレン)グリコール5〜 35モル% からなるグリコール成分、 からの反復単位を含む、I.V.が0.8〜1.5の可撓性ポリ(エーテルエス テル)98.2重量%、ならびに(B)テレフタル酸80〜100モル%及び炭 素数2〜12の少なくとも1種の脂肪族もしくは脂環式グリコールからの反復単 位を有する、I.V.が0.5〜1.0の比較的硬質のポリエステル2〜98重 量% を含むことを特徴とし、該ブレンドがポリ(エーテルエステル)単独に比較して 改良された剛性及びノッチ付アイゾッド衝撃強度を有する組成物。 2.1.5モル%以下の量の、少なくとも3個のカルボキシルまたはヒドロキシ ル基を有する多官能価分岐剤を有することを特徴とする請求の範囲第1項に係る 組成物。 3.前記硬質ポリエステルが本質的に、テレフタル酸の反復単位ならびにエチレ ングリコール、1,4−ブタンジオール及び1,4−シクロヘキサンジメタノー ルから選ばれた少なくとも1種のグリコールからの反復単位からなることを特徴 とする請求の範囲第1項に係る組成物。 4.可撓性ポリ(エーテルエステル)と比較的硬質のポリエステルとのブレンド を含んでなる組成物であって、該ブレンドが (A)(1)本質的に、トランス異性体含量が少なくとも70%の1,4−シク ロヘキサンジカルボン酸からなるジカルボン酸成分、 (2)本質的に (a)1,4−シクロヘキサンジメタノール95〜65モル%、及び (b)分子量900〜1050のポリ(オキシテトラメチレン)グリコール5〜 35モル% からなるグリコール成分 からの反復単位を含む、I.V.が0.8〜1.5の可撓性ポリ(エーテルエス テル)98〜60重量%、ならびに(B)本質的に、テレフタル酸の反復単位並 びにエチレングリコール、1,4−ブタンジオール及び1,4−シクロヘキサン ジメタノールから選ばれた少なくとも1種のグリコールからの反復単位からなる 比較的硬質のポリエステル2〜40重量% を含むことを特徴とし、該ブレンドがポリ(エーテルエステル)単独に比較して 改良された剛性及びノッチ付アイゾッド衝撃強度を有する組成物。 5.請求の範囲第1項の組成物を含むことを特徴とする熱成形品。 6.請求の範囲第4項の組成物を含むことを特徴とする熱成形品。 7.請求の範囲第1項の組成物として特徴付けられる射出成形品。 8.請求の範囲第4項の組成物として特徴付けられる射出成形品。 9.その一面に塗膜を有するキャリヤーシートを含んでなる支持パネルに付着す るように変性されたシート材料であって、該キャリヤーシートが請求の範囲第1 項の組成物を含んでなることを特徴とするシート材料。 10.可撓性ポリ(エーテルエステル)と比較的硬質のポリエステルとのブレン ドを含んでなる組成物であって、該ブレンドが (A)(1)本質的に、トランス異性体含量が少なくとも70%の1,4−シク ロヘキサンジカルボン酸からなるジカルボン酸成分、 (2)本質的に (a)1,4−シクロヘキサンジメタノール95〜65モル%、及び (b)分子量900〜1050のポリ(オキシテトラメチレン)グリコール5〜 35モル% からなるグリコール成分 からの反復単位を含む、I.V.が0.8〜1.5の可撓性ポリ(エーテルエス テル)98〜60重量%、ならびに(B)本質的に、テレフタル酸の反復単位並 びにエチレングリコール、1,4−ブタンジオール及び1,4−シクロヘキサン ジメタノールから選ばれた少なくとも1種のグリコールからの反復単位からなる 比較的硬質のポリエステル2〜40重量% を含むことを特徴とし、該ブレンドがポリ(エーテルエステル)単独に比較して 改良された剛性及びノッチ付アイゾッド衝撃強度を有する組成物。 11.請求の範囲第9項に係るシート材料が接着されていることを特徴とする支 持体。 12.可撓性ポリ(エーテルエステル)と比較的硬質のポリエステルとのブレン ドを含んでなる組成物であって、該ブレンドが (A)(1)本質的に、トランス異性体含量が少なくとも70%の1,4−シク ロヘキサンジカルボン酸からなるジカルボン酸成分、 (2)本質的に (a)1,4−シクロヘキサンジメタノール95〜65モル%、及び (b)分子量900〜1050のポリ(オキシテトラメチレン)グリコール5〜 35モル% からなるグリコール成分 からの反復単位を含む、I.V.が0.8〜1.5の可撓性ポリ(エーテルエス テル)98〜60重量%、ならびに(B)本質的に、テレフタル酸の反復単位並 びにエチレングリコール、1,4−ブタンジオール及び1,4−シクロヘキサン ジメタノールから選ばれた少なくとも1種のグリコールからの反復単位からなる 比較的硬質のポリエステル2〜40量量% を含むことを特徴とし、該ブレンドがポリ(エーテルエステル)単独に比較して 改良された剛性及びノッチ付アイゾッド衝撃強度を有する組成物。
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