JPH0448409Y2 - - Google Patents

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JPH0448409Y2
JPH0448409Y2 JP4520587U JP4520587U JPH0448409Y2 JP H0448409 Y2 JPH0448409 Y2 JP H0448409Y2 JP 4520587 U JP4520587 U JP 4520587U JP 4520587 U JP4520587 U JP 4520587U JP H0448409 Y2 JPH0448409 Y2 JP H0448409Y2
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temperature
electric heating
heat
kotatsu
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は通電することにより発熱する電熱部に
てやぐらこたつ本体内を暖房するやぐらこたつに
関するものである。
従来の技術 従来のやぐらこたつは第5図に示すように通電
することにより発熱する電熱部1をやぐらこたつ
本体2の中央に設け、該電熱部1の内部若しくは
近傍に該電熱部1の温度の変化を抵抗値の変化と
して感知する感熱素子3を設け、該電熱部1に接
続コード4を介して該電熱部1への通電を感熱素
子3の抵抗値の変化に応じて制御する制御回路を
有する制御器5を接続し、該制御器5に電源に接
続する電源プラグ6を一端に有する電源コード7
の他端を接続し、該電源コード7の電源プラグ6
を電源に接続して電熱部1に通電し、該電熱部1
の発熱にてやぐらこたつ本体2内を暖房する構成
にしたものである。
考案が解決しようとする問題点 上記のように構成してなるやぐらこたつであれ
ば、電熱部1の内部若しくは近傍に感熱素子3を
設けるので、該感熱素子3の周囲の温度上昇が上
記電熱部1より遠く離れたやぐらこたつ本体2内
の場所の温度上昇より速く、そのために上記電熱
部1より遠く離れた場所が所定の設定温度に暖房
される前に制御器5の制御回路にて電熱部1への
通電が制御され、上記電熱部1より遠く離れた場
所が所定の設定温度に暖房されるまでに時間がか
かる欠点があり、またその欠点を除去するために
制御器5の制御回路による電熱部1への通電の制
御動作を感熱素子3の抵抗値を変化させて遅らせ
ると、該電熱部1から遠く離れた場所の温度上昇
は速くなつて該電熱部1から遠く離れた場所が所
定の設定温度に暖房されるまでの時間を短縮する
ことができるが、該電熱部1から遠く離れた場所
が所定の設定温度に暖房されるまでに該電熱部1
及び該電熱部1の近傍の温度が異常に高くなり規
格値を越える欠点があつた。
本考案は上記のような欠点を除去したもので、
その目的とする処は電熱部及び電熱部の近傍の温
度が規格値を越えることなく、該電熱部より遠く
離れたやぐらこたつ本体内の場所が所定の設定さ
れた暖房温度に速く暖房され、また使用者のやぐ
らこたつ本体への出入りにて該やぐらこたつ本体
内に冷気が侵入しても該やぐらこたつ本体内の暖
房温度を所定の設定温度に速く上昇させることが
できるやぐらこたつを提供することにある。
問題点を解決するための手段 本考案は通電することにより発熱する電熱部1
1にてやぐらこたつ本体12内を暖房するやぐら
こたつにおいて、該電熱部11の温度の変化を感
知する第1感熱素子13と、該電熱部11による
上記やぐらこたつ本体12内の暖房温度の比較的
温度上昇の緩やかな場所に配設して上記やぐらこ
たつ本体12内の暖房温度の変化を感知する第2
感熱素子15と、該第1感熱素子13及び第2感
熱素子15の入力に基いて上記電熱部11の温度
を通電初期は比較的高い温度で以後上記やぐらこ
たつ12内の温度が設定温度に近づくにつれて
徐々に低くなる如く上記電熱部11への通電を制
御する制御回路とを具備してなる構成にしたもの
である。
作 用 第1感熱素子13にて電熱部11の温度変化を
感知するとともに第2感熱素子15にて該電熱部
11による上記やぐらこたつ本体12内の暖房温
度の比較的温度上昇の緩やかな場所での上記やぐ
らこたつ本体12内の暖房温度の変化を感知し、
該第1感熱素子13及び第2感熱素子15の入力
に基づいて制御回路にて上記電熱部11の温度を
通電初期は比較的高い温度で以後上記やぐらこた
つ12内の温度が設定温度に近づくにつれて徐々
に低くなる如く上記電熱部11への通電を制御
し、該通電部11より遠く離れたやぐらこたつ本
体12内の場所Pが所定の設定された暖房温度に
速く暖房するものである。
実施例 以下本考案のやぐらこたつの一実施例を第1図
乃至第4図とともに説明する。
本考案のやぐらこたつは通電することにより発
熱する電熱部11をやぐらこたつ本体12の中央
に設け、該電熱部11の内部若しくは近傍に該電
熱部11の温度の変化を抵抗値の変化として感知
する第1感熱素子13を設け、該電熱部11によ
る上記やぐらこたつ本体12内の暖房温度の比較
的温度上昇の緩やかな上記やぐらこたつ本体12
の上面周辺の隅部14に上記やぐらこたつ本体1
2内の暖房温度の変化を抵抗値の変化として感知
する第2感熱素子15を設け、該第2感熱素子1
5及び上記第1感熱素子13の入力に基いて上記
電熱部11の温度を通電初期は比較的高い温度で
以後上記やぐらこたつ12内の温度が設定温度に
近づくにつれて徐々に低くなる如く上記電熱部1
1への通電を制御する制御回路を制御器16に内
装し、該制御器16の制御回路に接続コード17
を介して電熱部11を接続するとともに第1感熱
素子13を接続し、該制御器16の制御回路に接
続コード19を介して第2感熱素子15を接続
し、該制御器16の制御回路に電源に接続する電
源プラグ20を一端に有する電源コード21の他
端を接続してなる構成にしたものである。
尚、上記構成において、電熱部11は赤外線ラ
ンプ、電熱線等の発熱体をネツトカバーで覆つて
構成するものであり、また第1感熱素子13及び
第2感熱素子15は温度が上昇するにつれて抵抗
値が減少する負特性サーミスタを使用するもので
あり、そして接続コード17は制御器16の制御
回路のスイツチング素子(後述するソリツドステ
ートリレー)と電熱部(発熱体)11とを接続す
る接続線及び制御器16の制御回路のコンパレー
タ(後述する)の一方の入力端子と第1感熱素子
13とを接続する接続線を一体にして形成してお
くものである。
第2図は本考案のやぐらこたつの制御回路を中
心とした回路構成図であり、その回路構成を説明
すると、電源23に交流を直流の所定の電圧に変
換する電源回路24を接続するとともに電熱部1
1及びスイツチング素子であるソリツドステート
リレー(以下S,S,Rと称す)25の直列回路
を接続し、該電源回路24の第1感熱素子13及
び抵抗26の直列回路を接続するとともに抵抗2
7及び第2感熱素子15の直列回路を接続し、該
抵抗27と第2感熱素子15との接続点に比較器
(コンパレータ)28の+側の入力端子28aを
接続するとともに上記第1感熱素子13と抵抗2
6との接続点に上記比較器28の−側の入力端子
28bを接続し、該比較器28の出力端子28c
をスイツチング素子であるトランジスタ29のベ
ースに抵抗30を介して接続し、該トランジスタ
29のコレクタに上記電源回路24の一方を抵抗
31及びS,S,R25の直列回路を介して接続
するとともにエミツタに上記電源回路24の他方
を接続し、上記電源回路24と抵抗31との接続
点と上記比較器28の出力端子との間に抵抗32
を接続して構成したものである。
尚、上記構成において、S,S,R25はトラ
ンジスタ29のオン動作にてオン動作するととも
に該トランジスタ29のオフ動作にてオフ動作し
て電熱部11への通電をオン・オフ動作させるも
のであり、また比較器28は+側の入力端子28
aの入力電圧Vaが−側の入力端子28bの入力
電圧Vbより高い場合には出力端子28cの出力
電圧Vcの電位は高くてトランジスタ29をオン
動作するとともに+側の入力端子28aの入力電
圧Vaが−側の入力端子28bの入力電圧Vbより
低い場合には出力端子28cの出力電圧Vcの電
位は低くてトランジスタ29をオフ動作するもの
である。
次に上記のように構成してなるやぐらこたつの
動作を説明すると、電源コード21の電源プラグ
20を電源23に接続し、第1感熱素子13にて
電熱部11の温度変化を感知するとともに第2感
熱素子15にて該電熱部11による上記やぐらこ
たつ本体12内の暖房温度の比較的温度上昇の緩
やかな場所での上記やぐらこたつ本体12内の暖
房温度の変化を感知し、該第1感熱素子13及び
第2感熱素子15の入力に基いて制御器16の制
御回路にて上記電熱部11の温度を通電初期は比
較的高い温度で以後上記やぐらこたつ本体12内
の温度が設定温度に近づくにつれて徐々に低くな
る如く上記電源部11への通電を制御し、電熱部
11より遠く離れたやぐらこたつ本体12内の場
所Pが所定の設定温度に速く上昇させることがで
きる。
上記の場合の動作をもう少し詳細に第2図を中
心に説明する。
まず、通電を開始すると、通電当初は第1感熱
素子13及び第2感熱素子15の近傍の温度は低
く従つて該第1感熱素子13及び第2感熱素子1
5の抵抗値は大きくて電源回路24より該第2感
熱素子15と抵抗27との直列回路に流れる電流
Ia及び上記第1感熱素子13と抵抗26との直列
回路に流れる電流Ibは少なく、そのために比較器
28の+側の入力端子28aの電圧Vaは高くて
−側の入力端子28bの電圧Vbは低くなり、該
比較器28の出力端子28cの電位は高くてトラ
ンジスタ29のベース電位が高く、該トランジス
タ29をオン動作してS,S,R25をオン動作
し、電熱部11に通電して該電熱部11を発熱さ
せ、該電熱部11の発熱にてやぐらこたつ本体1
2内を暖房する。そしてやぐらこたつ本体12内
の温度が上昇すると、第1感熱素子13及び第2
感熱素子15の近傍の温度も高くなり、該第1感
熱素子13及び第2感熱素子15の抵抗値が小さ
くなり、電源回路24より該第2感熱素子15と
抵抗27との直列回路に流れる電流Ia及び上記第
1感熱素子13と抵抗26との直列回路に流れる
電流Ibが多く、そのために比較器28の+側の入
力端子28aの電圧Vaは低くて−側の入力端子
28bの電圧Vbは高くなり、該比較器28の出
力端子28cの電位は低くなつてトランジスタ2
9はオフ動作になり、S,S,R25をオフ動作
にして電熱部11への通電を遮断して該電熱部1
1の発熱を停止させ、該電熱部11によるやぐら
こたつ本体12内の暖房を停止する。そしてやぐ
らこたつ本体12内の温度が所定値より下降する
と、第1感熱素子13及び第2感熱素子15の近
傍の温度も低くなり、該第1感熱素子13及び第
2感熱素子15の抵抗値が大きくなり、電源回路
24より該第2感熱素子15と抵抗27との直列
回路に流れる電流Ia及び上記第1感熱素子13と
抵抗26との直列回路に流れる電流Ibが少なく、
そのために比較器28の+側の入力端子28aの
電圧Vaは高くて−側の入力端子28bの電圧Vb
は低くなり、該比較器28の出力端子28cの電
位は高くてトランジスタ29のベース電位が高
く、該トランジスタ29をオン動作してS,S,
R25をオン動作し、電熱部11に通電して該電
熱部11を発熱させ、該電熱部11の発熱にてや
ぐらこたつ本体12内を暖房する。
以後上記のような動作を繰り返えしてやぐらこ
たつ本体12内を所定の暖房温度(抵抗26にて
設定された暖房温度)に保持する。
上記の場合、第2感熱素子15はやぐらこたつ
本体21の上面周辺の隅部14に設けてあるの
で、この付近の温度上昇は電熱部12の温度上昇
に比べて比較的緩やかであり、従つて上記第2感
熱素子15の抵抗変化も緩やかになり、比較器2
8の+側の入力端子28aの入力電圧Vaは第3
図に示すように該比較器28の−側の入力端子2
8bと比べて緩やかに変化し、該比較器28の+
側の入力端子28aの入力電圧Vaと−側の入力
端子28bの入力電圧Vbとの関係がVa<Vb又
はVa>Vbとなる電圧をVdとすると、通電当初
はVaが高いためVdも高くなり、電熱部11の温
度Aは比較的高い温度になるが、第2感熱素子1
5の周囲温度Bが上昇するに伴いVaが低くなる
ためVbも低い値でVa>Vb又はVa<Vbとなり、
第1感熱素子13の周囲温度即ち電熱部11の温
度上昇Aは抑えられ徐々に低くなる。
第4図は電熱部11と第2感熱素子の周囲温度
の変化を示す温度特性図である。第2図の抵抗2
6を可変抵抗にすることによりやぐらこたつ本体
12内の暖房温度を可変することができる。
考案の効果 本考案のやぐらこたつは上記のような構成であ
るから、電熱部及び電熱部の近傍の温度が規格値
を越えることなく、該電熱部より遠く離れたやぐ
らこたつ本体内の場所が所定の設定された暖房温
度に速く暖房することができ、また使用者のやぐ
らこたつ本体への出入にて該やぐらこたつ本体内
に冷気が侵入しても該やぐらこたつ本体内の暖房
温度を所定の設定温度に速く上昇させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のやぐらこたつの一実施例を示
す概略正面構成図、第2図は本考案のやぐらこた
つの制御回路を中心とした回路構成図、第3図は
第2図の第1感熱素子及び第2感熱素子の電圧変
化特性図、第4図は電熱部と第2感熱素子の周囲
温度の変化を示す温度特性図、第5図は従来のや
ぐらこたつの一実施例を示す概略正面構成図であ
る。 図面中、11は電熱部、12はやぐらこたつ本
体、13は第1感熱素子、15は第2感熱素子を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通電することにより発熱する電熱部にてやぐら
    こたつ本体内を暖房するやぐらこたつにおいて、
    該電熱部の温度の変化を感知する第1感熱素子
    と、該電熱部による上記やぐらこたつ本体内の暖
    房温度の比較的温度上昇の緩やかな場所に設けて
    上記やぐらこたつ本体内の暖房温度の変化を感知
    する第2感熱素子と、該第1感熱素子及び第2感
    熱素子の入力に基いて上記電熱部の温度を通電初
    期は比較的高い温度で以後上記やぐらこたつ内の
    温度が設定温度に近づくにつれて徐々に低くなる
    如く上記電熱部への通電を制御する制御回路とを
    具備してなることを特徴とするやぐらこたつ。
JP4520587U 1987-03-26 1987-03-26 Expired JPH0448409Y2 (ja)

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JP2604027B2 (ja) * 1989-01-26 1997-04-23 株式会社東芝 電気調理器
JP2645124B2 (ja) * 1989-01-27 1997-08-25 株式会社東芝 電気調理器
JP2603054B2 (ja) * 1994-10-28 1997-04-23 株式会社東芝 電気調理器

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