JPH0448030Y2 - - Google Patents

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JPH0448030Y2
JPH0448030Y2 JP1987152303U JP15230387U JPH0448030Y2 JP H0448030 Y2 JPH0448030 Y2 JP H0448030Y2 JP 1987152303 U JP1987152303 U JP 1987152303U JP 15230387 U JP15230387 U JP 15230387U JP H0448030 Y2 JPH0448030 Y2 JP H0448030Y2
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circuit
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電話回線に接続される親機と該親機と
無線で交信する子機とを有した無線電話機に関
し、特に保留動作を行なう無線電話機に関する。 (ロ) 従来の技術 電話回線に接続させる親機と携帯できるように
した子機との間で無線によつて信号の授受を行な
い、電話通話を出来るようにした無線電話機にお
いて、一般に親機は決まつた場所に設置して使用
するものであるため、商用電源より動作電源を受
け、子機は内蔵してある二次電池より動作電源を
受けて通話動作を行なうようにしてある。そのた
め、子機は通話動作を行なつてない時には、前記
親機のクレドル上又は充電器の充電面上等に載置
して前記二次電池を充電状態にさせるようにして
ある。斯かる技術としては例えば特開昭58−
177038号公報に記載されたものがある。さらに最
近ではこのような無線電話機に、一般電話機に設
けられているような、保留動作機能が付加された
ものが登場している。斯かる無線電話機では、子
機にて電話通話を行なつている時、子機に設けら
れた保留スイツチを操作すると子機より親機に保
留動作に対応する信号が送信され親機により電話
回線に対しての保留動作が行なわれるようにして
いる。さらに電話回線の保留を解除する時は子機
に設けられた保留解除スイツチを操作し、子機よ
り親機に保留解除に対応する信号が送信され、親
機により電話回線に対しての保留解除動作が行な
われるようにしている。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記のような無線電話機にて行なわれる電話回
線の保留動作は一般に子機に設けた、保留スイツ
チ及び保留解除スイツチの操作により行なわれ
る。そのため、無線電話機の所持者が子機にて通
話を行なつている時保留スイツチを操作し一旦電
話回線を保留状態にすると、該所持者が保留解除
スイツチを操作しない限り該電話回線は保留状態
のままである。よつて該所有者は電話回線に対す
る保留動作に対し二つの操作を行なわなくてはな
らずわずらわしく感じることがしばしばあつた。
さらに電話回線を保留状態にさせる動作では通話
動作を行なうのと同じくらいの電力を消費する。
そのため、二次電池より動作電源を受けて動作し
ている子機では保留状態が長くなると動作電源と
しての供給電圧が低下し、通話動作を行なう時に
支障を来たす恐れがあつた。本考案は斯かる問題
を解決し、有効な保留動作機能を有する無線電話
機を提供するものである。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の無線電話機は、二次電池を動作電源と
して使用する子機に、保留スイツチと該保留スイ
ツチの操作により保留動作信号を発生する保留動
作信号発生回路と、該保留スイツチの操作により
動作状態になり前記二次電池の充電状態が開放さ
れたのを検出する充電動作検出回路と、該充電動
作検出回路の検出出力により保留解除信号を発生
する保留解除信号発生回路とを設け、親機に前記
保留動作信号を検出する保留動作信号検出回路
と、該保留動作信号検出回路の検出出力により、
動作状態になり、前記電話回線に対し保留音声信
号を送出する保留音声信号発生回路と、前記保留
解除信号を検出すると前記保留音声信号発生回路
を不動作状態にする保留解除信号検出回路とを設
け構成したものである。 (ホ) 作用 本考案の無線電話機は通話動作中、子機の保留
スイツチを操作すると、保留動作信号発生回路及
び充電動作検出回路が動作状態になり、該充電動
作検出回路は二次電池の充電動作の検出状態にな
ると共に、該保留動作信号発生回路は親機に対し
て保留動作信号を送信し、該親機では前記保留動
作信号を保留動作信号検出回路が検出することに
より保留音声信号発生回路が動作状態となり、電
話回線に保留音声信号を送出して、保留動作が行
なわれ、斯かる状態において子機内の二次電池を
充電状態にさせた後、充電状態を開放させると、
前記充電動作検出回路は検出出力を出し、それに
応じ保留解除信号発生回路は動作状態となり、親
機に保留解除信号を送信して、該親機の保留解除
信号検出回路に検出させ、それにより、保留音声
信号発生回路を不動作状態にして、親機を介し、
子機を用いての通話動作が再び出来るようにした
ものである。 (ヘ) 実施例 本考案の無線電話機の一実施例を第1図、第2
図、第3図を用いて説明する。第1図及び第3図
には、無線電話機の子機及び充電器を示し、
第2図には無線電話機の親機を示している。ま
ず第1図及び第3図において、3はアンテナ、4
は該アンテナ3を介し、親機より送信されて来
た信号を受信し、該信号の復調動作を行なう第1
復調回路、5は前記アンテナ3を介し、親機
送信する信号の変調動作を行なう第1変調回路、
6は前記第1復調回路4の出力を増幅する第1増
幅回路、7は該第1増幅回路6の出力を放音する
スピーカ、8は前記第1変調回路5に加えるマイ
クロホン9よりの音声信号の増幅動作を行なう第
2増幅回路、10はキーボードスイツチ11の操
作に対応し、ダイヤル信号を発生するダイヤル信
号発生回路で発生したダイヤル信号を前記第1変
調回路5に加え、前記アンテナ3を介し、親機
へ送信する。12は保留スイツチ13(本一実施
例ではノンロツク式を用いた。)が操作されると
動作状態になり、前記第2増幅回路8を不動作状
態にさせて前記マイクロホン9に加わつた音声信
号が前記第1変調回路5に伝わらないようにした
子機ミユート回路、14は前記子機ミユート回路
12と同様保留スイツチ13の操作に対応して動
作状態になり保留動作信号を発生する保留動作信
号発生回路で発生した保留動作信号は第1変調回
路5に加えられ、アンテナ3を介し親機に送出
される。15は前記保留動作信号発生回路14と
同様、前記保留スイツチ13の操作に対応し動作
状態になる充電動作検出回路で後記する充電入力
端子に充電電圧が一旦加わつた後再び加わらなく
なると検出出力を出すような構成にしてある。1
6は保留解除スイツチ、17は該充電動作検出回
路15より検出出力が出されるか、前記保留解除
スイツチ16が操作されると動作状態になり、保
留解除信号を発生し、該保留解除信号を親機へ送
信する保留解除信号発生回路、18は前記保留ス
イツチ13の操作及び前記充電動作検出回路15
の検出出力により、第1復調回路4及び第1変調
回路5の動作制御を行なうと共に前記保留動作信
号発生回路14及び前記保留解除信号発生回路1
7の動作制御を行なう子機制御回路、19は該子
機制御回路18に対する動作電圧を充電してある
二次電池で電源スイツチ20を介し、該子機制御
回路18に動作電源供給を行なつている。21は
充電入力端子で前記二次電池19に対し充電電圧
を加えるものである。22はモード切替スイツチ
で前記電源スイツチ20を閉結により子機が待
機状態になつている時に操作すると該子機は通
話状態になり、該子機が通話状態にある時操作
すると該子機は待機状態になるようにノンロツ
ク式スイツチを用いた。23は前記モード切替ス
イツチ22の操作により子機を通話状態にする
と子機制御回路18の制御によりパイロツト信号
を発生し、親機に送信するパイロツト信号発生
回路、24は充電器で子機の二次電池19に充
電動作する。25は該充電器24に設けられた充
電出力端子で前記子機の充電入力端子21に接
触すると充電電圧が印加される。該充電器24
商用電源よりの電圧を充電電圧に変換し、充電出
力端子25に印加するようにしている。次に第2
図において、26は親機のアンテナ、27は該
アンテナ26を介し、前記子機より送信されて
くる信号を受信し、該信号の復調動作を行なう第
2復調回路、28は前記アンテナ26を介し、子
へ送信する信号の変調動作を行なう第2変調
回路、29は前記第2復調回路27の出力を増幅
する第3増幅回路、30は前記第2変調回路28
に加える信号の増幅を行なう第4増幅回路、31
は電話回線、32は該電話回線31に対しての開
閉動作を行なうフツクスイツチ33を介して該電
話回線31に接続し、前記第3増幅回路29の出
力を前記電話回線31に加えたり、前記第4増幅
回路30に前記電話回線31を介しての音声信号
を加えたりするハイブリツド回路、34は前記電
話回線31を介し、送信されてくるリンガー信号
の検出を行なうリンガー信号検出回路、35は該
リンガー信号検出回路34の検出出力を受け、放
音信号発生回路36を制御して、該リンガー信号
に対応する音声信号を発生させ、該音声信号を電
力増幅回路37を介しスピーカ38より放音させ
る動作制御を行なうと共に該親機に設ける各回
路の動作制御を行なう制御回路、39は子機
り送信されるパイロツト信号を検出している間、
該制御回路35を動かしてフツクスイツチ33を
開放状態にさせるパイロツト信号検出回路、40
は前記制御回路35の制御により前記放音信号発
生回路36の出力である音声信号の一部を第2変
調回路28に加えるスイツチ回路、41は前記子
より送信されてくる保留動作信号検出を行な
う保留動作信号検出回路で前記第2復調回路27
の出力より直接検出するようにし、該保留動作信
号検出回路41の検出出力は前記制御回路35に
印加させるようにしてある。42は親機ミユート
回路で前記保留動作信号検出回路41の検出出力
が出されると前記制御回路35の制御により前記
第4増幅回路30を不動作状態にし、前記電話回
線31を介し送信されてくる音声信号が第2変調
回路28に伝わらなくしている。43は前記保留
動作信号検出回路41の保留動作信号の検出動作
に応じ、前記制御回路35の制御を受け、動作状
態になり、保留音声信号を発生する保留音声信号
発生回路で発生した保留音声信号は第3増幅回路
29−ハイブリツド回路32を介し電話回線に送
出される。44は前記子機より送信されてくる
保留解除信号の検出を行なう保留解除信号検出回
路で、前記第2復調回路28の出力より直接検出
し、検出出力を前記制御回路35に印加させ、該
制御回路35により、保留音声信号発生回路43
の動作を不動作状態にさせ、電話回線31を介し
ての通話が行なえるようにする。以上の構成要素
により本考案の無線電話機は構成されている。 次に本考案の無線電話機の動作について説明す
る。まず子機内に設けた二次電池19に対する
充電動作について説明する。子機を充電器24
の充電面上に載置し、充電器24の充電出力端子
25に子機の充電入力端子21を接触させる。
斯かる動作により該充電器24の充電出力端子2
5より子機の充電入力端子21に充電電圧が加
わる。斯かる状態において子機の電源スイツチ
20は開放、いわゆるオフ状態にしてあるとする
と充電入力端子21に加わつた充電電圧は二次電
池19のみに加わり、該二次電池19に充電され
る。さらに前記子機の電源スイツチ20は閉
結、いわゆるオン状態にしてあるとすると、子機
制御回路18に対し動作電圧が加わり、該子機
を待機状態にさせるようにしてあるとすると、充
電入力端子21に加わつた充電電圧は前記子機制
御回路18に動作電圧として閉結された電源スイ
ツチ20を介し供給されると共に、二次電池19
にも加わり、充電される。 次に本考案の無線電話機においての着信及び発
信動作について説明する。着信動作において、子
の電源スイツチ20を閉結させ、該子機
待機状態にしてあるとする。斯かる状態において
電話回線31を介し、リンガー信号が送出されて
来て無線電話機の親機に加わると、該親機
は、前記リンガー信号をリンガー信号検出回路3
4にて検出し、該検出に応じ制御回路35が放音
信号発生回路36を制御してリンガー信号に対応
する音声信号を発生させ、電力増幅回路37にて
増幅させた後親機のスピーカ38より放音させ
ると共に該制御回路35はスイツチ回路40を制
御して動作状態にし前記放音信号発生回路36で
出力される音声信号を第2変調回路28に加えて
変調させ、アンテナ26を介し子機に送信させ
る。その動作に対応し、待機状態にある子機
前記親機より送信されたリンガー信号に対応す
る音声信号をアンテナ3を介して受信し、第1復
調回路4で復調し、第1増幅回路6で増幅して子
のスピーカ7にて放音させる。斯かる状態に
おいてリンガー信号に対応する音声信号の放音に
応答する動作として子機を取り上げてモード切
替スイツチ22を押し下げると、子機の子機制
御回路18は該モード切替スイツチ22の操作に
対応して、第1復調回路4の動作状態を継続さ
せ、さらに、第1変調回路5を動作状態にさせる
と共にパイロツト信号発生回路23を動作状態に
して、該第1変調回路5に対してパイロツト信号
を送出し、該パイロツト信号をアンテナ3を介し
親機に対し送信する。それにより親機では前
記パイロツト信号をアンテナ26で受け、第2復
調回路27で復調して、パイロツト信号検出回路
39にて検出し、制御回路35に対し検出出力を
出す。斯かる動作により制御回路35はフツクス
イツチ33を閉結させて、ハイブリツド回路32
を電話回線31に接続させる。それにより電話回
線31の電圧は低下しオフフツク電圧となり、電
話回線31を介し送信されていたリンガー信号は
送信されなくなり、電話回線31は通話可能状態
となる。斯かる状態において発呼者に対し子機
の所持者が子機のマイクロホン9に対し音声を
発すると、該音声は該マイクロホン9−第2増幅
回路8−第1変調回路5−アンテナ3を介し親機
2に送信される。それにより親機では子機
り送信された音声をアンテナ26−第2復調回路
27−第3増幅回路29−ハイブリツド回路32
−フツクスイツチ33を介し、電話回線31に加
えられ、発呼者に送信される。一方電話回線31
を介し送信されてくる発呼者よりの音声は、電話
回線31よりハイブリツド回路32−第4増幅回
路30−第2変調回路28を介し、アンテナ26
より子機に送信される。それにより子機
は、親機より送信された音声をアンテナ3−第
1復調回路4−第1増幅回路6を介してスピーカ
7に加え、子機の所持者に対し発呼者の音声を
伝えて、発呼者と子機の所持者の間で通話が行
なえる。斯かる状態においても子機のパイロツ
ト信号発生回路23はパイロツト信号を発生し親
に送信している。 次に発信動作において、子機を取り上げ、子
の電源スイツチ20が閉結されている状態
で、モード切替スイツチ22を押し下げて子機制
御回路18の制御により子機を通話可能状態に
させようとすると、斯かる動作に対応し該子機制
御回路18は第1復調回路4及び第1変調回路5
を動作状態にすると共にパロツト信号発生回路2
3を動作状態にして親機にパイロツト信号を送
出させる。一方親機では子機よりのパイロツ
ト信号を受信し、パイロツト信号検出回路39で
検出させ、制御回路35によりフツクスイツチ3
3を閉成させて電話回線31に該フツクスイツチ
33を介しハイブリツド回路32を接続させた通
話可能状態にさせる。斯かる状態において、子機
1のキーボードスイツチ11を操作して、所望の
相手の電話番号に対応するダイヤル信号をダイヤ
ル信号発生回路10より発生させると該ダイヤル
信号は第1変調回路5−アンテナ3−アンテナ2
6−第2復調回路27−第3増幅回路29−ハイ
ブリツド回路32−フツクスイツチ33の経路で
子機より親機を介し電話回線31に送出され
る。斯かる動作により、所望の相手が呼出され、
該相手と子機の所持者は前記着信動作の場合と
同じ動作により通話が行なえる。以上のような動
作により、無線電話機にて電話回線31を介して
の通話動作が可能となる。 次に本考案の目的である保留に関する動作につ
いて説明する。まず前述したような動作により、
無線電話機は子機より親機にパイロツト信号
を出し続けた状態で電話回線31を介しての通話
動作状態が形成されているとする。斯かる状態に
おいて保留動作を行なうため、子機に設けた保
留スイツチ13を操作すると、該保留スイツチ1
3の操作を子機制御回路18は検知し、子機ミユ
ート回路12を動作状態にして第2増幅回路8を
該子機ミユート回路12により不動作状態にさせ
て、第1変調回路5にマイクロホン9により音声
信号が伝わらないようにする。さらに、子機制御
回路18は保留動作信号発生回路14を動作状態
にさせて保留動作信号を発生し、第1変調回路5
−アンテナ3を介し親機に送信する。この時充
電動作検出回路15も子機制御回路18の制御に
より動作状態となる。斯かる状態においても子機
1は親機に対しパイロツト信号を出し続けてい
る。さらに斯かる状態において親機では子機
の保留動作信号発生回路17よりの保留動作信号
をアンテナ26で受け、第2復調回路27で復調
した後、保留動作検出回路41にて検出される。
斯かる検出により、該保留動作検出回路41は検
出出力を制御回路35に対し加え、該制御回路3
5により親機ミユート回路42は動作状態にな
り、第4増幅回路30を不動作状態にさせ、電話
回線31より送信されてくる音声信号が第2変調
回路28に加わらないようにする。さらに前記制
御回路35は親機ミユート回路42と同時に保留
音声信号発生回路43をも制御して動作状態にさ
せ保留音声信号の発生動作をさせて、該発生した
保留音声信号を第3増幅回路29にて増幅した
後、ハイブリツド回路32−フツクスイツチ33
を介し電話回線31に送信し、通話相手に送り、
電話回線31に対し無線電話機を保留状態にした
ことを伝える。斯かる状態において、子機を第
1図、第3図に示した如く、充電器24の充電面
上に充電入力端子21と充電出力端子25とが接
触するように載置したとすると、充電器24の充
電出力端子25に加わつていた電圧は子機の充
電入力端子21に加わり、閉結状態にある電源ス
イツチ20を介し、子機制御回路18に動作電圧
として加わると共に、二次電池19に充電されて
いく。斯かる状態において充電動作検出回路15
は子機の充電入力端子21に電圧が加わつてい
ることを検出するが何ら出力は出さないため、子
には何ら変化は生じず充電器24の充電面上
に置いたままでも子機は置く前の状態と相も変
わらず子機ミユート回路12により第2増幅回路
8が不動作状態になつている。さらに子機22
子機より何ら信号が送信されてこないので相変
らず親機ミユート回路42により第4増幅回路3
0は不動作状態にされていると共に、保留音声信
号発生回路43は動作状態にあり保留音声信号を
電話回線31に送信している。そのため子機
び親機とも電話回線31に対し保留状態になつ
ている。なお、斯かる状態においても子機は親
に対してパイロツト信号を出している。さら
に斯かる状態において、子機を充電器24より
離したとすると、子機の充電入力端子21に充
電器24の充電出力端子25よりの電圧が加わら
なくなるため、子機制御回路18は前記充電動作
していた二次電池19より動作電圧を受けるよう
になる。さらに、子機の充電入力端子21に加
わつていた電圧が加わらなくなつたことを充電動
作検出回路15が検出するため、該充電動作検出
回路15は子機制御回路18に対し検出出力を出
す。斯かる動作により子機制御回路18は子機ミ
ユート回路12を不動作状態にして第2増幅回路
8を介しマイクロホン9より送信される音声信号
が第1変調回路5に伝えられるようにする。さら
に、子機制御回路18は子機ミユート回路12を
制御すると同時に保留解除信号発生回路17を動
作状態にして保留解除信号を発生させ、親機
送信する。斯かる状態においても子機は継続し
て親機にパイロツト信号を送信している。その
ため斯かる状態において親機は子機よりの保
留解除信号をアンテナ26を介して受信し、第2
復調回路27で復調した後、保留解除信号検出回
路44で検出させ、該保留解除信号検出回路44
の検出出力を制御回路35に加え、該制御回路3
5により親機ミユート回路42を不動作状態にし
て、電話回線31を介して送信されてくる音声信
号が第4増幅回路30を介して第2変調回路28
に加わるようになると共に保留音声信号発生回路
43も制御回路35により不動作状態になり、前
記子機、親機ともに保留状態が解除されて、
通話可能状態になり、子機の所持者は親機
接続されている電話回線31を介し、保留操作す
る前の通話相手と再び通話ができる。斯かる状態
において通話を終了する時には、子機のモード
切替スイツチ22を押し下げ操作し、子機制御回
路18を待機状態にさせることにより、子機
り親機に対し保留状態及び通話状態に常に送信
していたパイロツト信号の送信動作は停止する。
それと共に子機は子機制御回路18の制御によ
り第1復調回路4しか動作していない状態にな
る。一方、親機は前記パイロツト信号の受信が
出来なくなつたのと同時に、制御回路35により
フツクスイツチ33が制御されて開放状態にな
り、電話回線31より切り離されて、待機状態と
なる。 さらに上記のように無線電話機が保留状態にな
つている時、子機に設けた保留解除スイツチ1
6を操作すると子機制御回路18は、前記した充
電動作検出回路15の検出出力を受けた場合と同
じように子機ミユート回路12を不動作状態にさ
せてマイクロホン9を介しての音声信号を親機
に送信できるようになると共に保留解除信号発生
回路17を動作状態にさせて保留解除信号を親機
2に送信させる。それにより、親機も前述した
動作と同じ動作を行ない、制御回路35により親
機ミユート回路42及び保留音声信号発生回路4
3は不動作状態にさせられ、電話回線31を介し
送信される音声信号が子機に送信されるように
する。斯かる動作により無線電話機の保留状態は
解除され、通話状態に戻る。 以上のような動作を本考案の無線電話機はでき
る。尚本一実施例において保留動作信号発生回路
14及び保留解除信号発生回路17の出力信号と
してデジタル信号、アナログ信号のどちらの信号
を用いても各検出回路が検出出来るなら問題はな
い。さらに本一実施例の動作において、子機ミユ
ート回路12は子機制御回路18の制御により、
第2増幅回路8を不動作にするようにしたが第2
増幅回路8を不動作にするのではなく、マイクロ
ホン9よりの音声信号をバイアスして第2増幅回
路8に加わらなくてもよい。同様に親機ミユート
回路42についても第4増幅回路30を不動作に
するのではなく、電話回線31よりの音声信号を
バイアスして第4増幅回路30に加わらなくして
もよい。さらに本考案においていつている充電器
24は、子機に対し充電動作を行なうものであ
り、大きくいつて子機に対し充電させる機能を
有しているものはすべて充電器24に含まれるも
のと考える。 (ト) 考案の効果 本考案の無線電話機は保留動作中子機の二次電
池を充電状態にさせることが出来ると共に、該二
次電池を保留動作により消費させなくて済むよう
になつた。さらに、二次電池の充電状態が開放さ
れたことにより、子機の充電動作検出回路は検出
出力を出し、子機の保留解除を行なうと共に親機
に保留解除信号を送信して該親機の保留解除も行
なつて、通話状態に戻させるようにしたため、操
作性が良くなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の無線電話機の一実施例での子
機を示す構成図、第2図は本考案の無線電話機の
一実施例での親機を示す構成図、第3図は本考案
の無線電話機の一実施例での子機及び充電器の外
観構成を示す斜視図である。 主な図番の説明、12……子機ミユート回路、
14……保留動作信号発生回路、15……充電動
作検出回路、17……保留解除信号発生回路、1
9……二次電池、24……充電器、41……保留
動作信号検出回路、42……親機ミユート回路、
43……保留音声信号発生回路、44……保留解
除信号検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話回線に接続される親機と該親機と無線にて
    交信動作を行なう子機とを有し、該子機内に二次
    電池を設けた無線電話機において、前記子機に、
    保留スイツチと該保留スイツチの操作により保留
    動作信号を発生する保留動作信号発生回路と、該
    保留スイツチの操作により動作状態になり前記二
    次電池の充電状態が開放されたのを検出する充電
    動作検出回路と、該充電動作検出回路の検出出力
    により保留解除信号を発生する保留解除信号発生
    回路とを設け、親機に前記保留動作信号を検出す
    る保留動作信号検出回路と、該保留動作信号検出
    回路の検出出力により、動作状態になり、前記電
    話回線に対し保留音声信号を送出する保留音声信
    号発生回路と、前記保留解除信号を検出すると前
    記保留音声信号発生回路を不動作状態にする保留
    解除信号検出回路とを設けたことを特徴とする無
    線電話機。
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