JPH0447724Y2 - - Google Patents

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JPH0447724Y2
JPH0447724Y2 JP1986185277U JP18527786U JPH0447724Y2 JP H0447724 Y2 JPH0447724 Y2 JP H0447724Y2 JP 1986185277 U JP1986185277 U JP 1986185277U JP 18527786 U JP18527786 U JP 18527786U JP H0447724 Y2 JPH0447724 Y2 JP H0447724Y2
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JP1986185277U
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電子写真方式の画像記録装置に関し、
特にジヤム処理の容易な画像記録装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来のプリンタや電子複写機には、例えば特開
昭56−165154号公報にあるように、装置本体を上
部ユニツトと下部ユニツトに分割し、装置本体側
部に設けた支軸にて両ユニツトが相対的に揺動可
能に装着することで、記録紙の搬送路を開放可能
にしてジヤム紙の除去やメンテナンス作業を容易
にしているものがある。
また、特開昭58−194044号公報には現像系と給
紙系を夫々ユニツト化して装置本体から引き出し
可能に構成しているものがある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記第1の従来技術の場合、給紙部のみの分割
であつたり定着部を残しての分割であり記録紙の
搬送路を全て開放するには至つていなかつた。
また、上記第2の従来技術の場合、給紙ローラ
やヒートローラ等を駆動させるためにユニツト部
と装置本体に特別な駆動系が必要であつた。
本考案は上述の問題点に鑑み為されたもので、
記録紙の全ての搬送路を特別な駆動機構を用いる
ことなく開放できる画像記録装置を提供しようと
するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は装置本体に、潜像担持体と、この潜像
担持体に潜像を形成する手段と、潜像をトナーに
て現像する手段と、記録紙を供給する給紙手段
と、該給紙手段から供給された記録紙にトナー像
を転写する転写手段と、記録紙上のトナー像を定
着する定着手段と、定着後の記録紙を装置本体外
部に排出する排紙手段とが具備されている画像記
録装置において、少なくとも転写手段は潜像担持
体の上側に対向配置され、装置本体は、記録紙の
搬送路に沿つて、少なくとも潜像担持体を含む下
部ユニツトと、複数の上部ユニツトに、分割され
複数の上部ユニツトの個々の側端付近に設けられ
た支軸を中心に、それぞれの上部ユニツトは、下
部ユニツトに対して離間する方向に回動可能であ
ることを特徴とする画像記録装置である。
(ホ) 作用 複数の上部ユニツトが下部ユニツトに対して離
間可能であるので全ての記録紙の搬送路が開放さ
れジヤム処理等が容易にできる。
(ヘ) 実施例 第1図ないし第4図はいずれも本考案の一実施
例としてのLEDプリンタを示し、第1図は内部
構成図、第2図は2つの上部ユニツトを開放した
状態を示す内部構成図、第3図は給紙側の上部ユ
ニツトを開放した状態を示す内部構成図、第4図
は排紙側の上部ユニツトを開放した状態を示す内
部構成図である。
装置本体1には、潜像担持体としての感光体ド
ラム2が回転自在に内装されている。この感光体
ドラム2の下方(図面右下)には、その回転軸3
線と平行な方向(紙面と直角方向)に延在するモ
ノリシツクLEDアレイ4と、このモノリシツク
LEDアレイ4によつて形成された光像を感光体
ドラム2の周側表面に投影結像するための、前記
モノリシツクLEDアレイ4と平行に延在する短
焦点レンズ列5が設けられている。
短焦点レンズ列5の上流側には、感光体ドラム
2を均一にプラス帯電(約600V)するための帯
電用コロトロン6が固設され、又下流側には、帯
電用コロトロン6、LEDアレイ4や短焦点レン
ズ列5により、感光体ドラム2上に形成された静
電潜像トナーにて現像するための現像装置7が設
けられている。
更にこの現像装置7の上流側、感光体ドラム2
の回転軸3よりも上側(図面左上)に、現像装置
7にて現像されたトナー像を記録紙に転写する転
写用コロトロン8が、感光体ドラム2と対向配置
して設けられている。
転写用コロトロン8で記録紙に転写しきれなか
つた感光体ドラム2を残留するトナーはクリーニ
ング装置9で除去され、残留電荷もイレースラン
プ10にて除去される。
記録紙は、装置本体1上部に着脱可能に設けら
れた給紙カセツト11に積載収納され、ばね12
の押圧力を受けるプレート13にて記録紙は給紙
ローラ14にて押圧されている。
給紙ローラ14にて供給された記録紙は、モー
タに連結された駆動ローラ15およびこの駆動ロ
ーラ15に圧接する回転自在の従動ローラ16か
らなるレジスタローラ対15,16にてタイミン
グをとつたあと、搬送ローラ対17,18を介し
て転写位置に搬送される。
トナー像の転写された記録紙は、分離ベルト1
9により感光体ドラム2から分離され、前記搬送
ローラ対17,18で更に定着部まで搬送され
る。転写位置から定着部までの間には、搬送ベル
ト20が設けられ、この搬送ベルト20の背面か
らは、未定着のトナー像が擦れて乱れないように
吸引フアン21で記録紙を軽く吸引している。
定着装置は、内部に800W程度のハロゲンラン
プが内装され、回転駆動するヒートローラ22
と、このヒートローラ22に圧接する加圧ローラ
23で構成される。なお、ヒートローラ22の下
部にはシリコンオイルが含浸されているフエルト
24が押圧されている。
定着ローラ対22,23で加熱加圧され、トナ
ー像の定着がされた記録紙は、排紙ローラ対2
5,26により、排紙トレイ27へ排出される。
さて、装置本体1は給紙ローラ14から排紙ロ
ーラ対25,26までの記録紙搬送経路に沿つて
下部ユニツトU1と第1、第2上部ユニツトU2
U3に分割されている。下部ユニツトU1には感光
体ドラム2や、現像装置7やクリーニング装置
9、更にはレジスタローラのうち駆動ローラ1
5、搬送ローラ対の駆動側のローラ17、ヒート
ローラ22及び排紙ローラ対の駆動側のローラ2
5を含み、第1上部ユニツトU2には、転写用コ
ロトロン8、加圧ローラ23、搬紙ローラ対の従
動側のローラ26を含み、第2上部ユニツトU3
にはレジスタローラ対のうちの従動ローラ16、
搬送ローラ対の従動側のローラ18を含んでい
る。
支軸28,29を中心に第1、第2上部ユニツ
トU2,U3は第2図ないし第4図に示す如く下部
ユニツトU1から搬送路を境として離間する。
そして第2図に示す状態では記録紙の搬送路が
全て開放されジヤム処理が容易に行なえる。
なお、上部ユニツトを2分割し支軸を2カ所と
したため、一カ所に加わる負加も少なく回動する
上部ユニツトのバランスをとりやすく、しかも回
動機構も簡単なものですむ。
また、給紙側でジヤムした場合、給紙側の第2
上部ユニツトU3のみを開放すればよく全体を開
放する場合に比べて潜像担持体等を露出する必要
がなく内部保護効果に優れる。
第5図は第1図ないし第4図の第2上部ユニツ
トU3のロツク機構を示し、解除レバー34、支
軸31、バネ33は上部ユニツトU3に設けられ
フツク掛け部材35のみが下部ユニツトU1に設
けられている。解除レバー34を矢印方向に引き
上げることによりロツクが解除され上部ユニツト
U3は支軸29を中心に回動可能になる。第1上
部ユニツトU2のロツク機構も支軸30を含んで
構成され同様に動作する。
なお、本考案実施例の場合、2つの上部ユニツ
トにより構成したが3つ以上の上部ユニツトによ
り構成してもよい。
ト 考案の効果 本考案は、以上の説明から明らかなように転写
手段を感光体の上方に設けているので、搬送路に
沿つて上部ユニツトと下部ユニツトに分割する
と、下部ユニツト側に感光体を含ませることがで
き、この感光体に隣接配置される現像装置やクリ
ーニング装置も下部ユニツト側に含ませられるの
で、上部ユニツトの軽量化がされる。このため上
部ユニツトを装置本体の姿勢を不安定とすること
なく、大きく揺動させて搬送路を大きく開放する
ことができる。よつてジヤム処理が容易である。
さらに、複数の上部ユニツトは、転写手段上方付
近で分割されるので、給紙から転写までの間で用
紙がジヤムを起こした場合、転写手段を含まない
上部ユニツトを開放するだけでジヤム処理が行え
る。また転写手段は感光体の上側に対向配置され
ているため、転写手段を含まない上部ユニツトを
開放する際には、感光体にほとんど光を照射する
こと無くジヤム処理が行える。従つて、感光体の
光による老化を最小限に押さえることができる。
また上部ユニツトの一つは、転写手段、定着手
段を一体にしたユニツトであるので、上部ユニツ
トにおいて一番位置制度が要求される転写工程
と、定着工程でトラブルを起こすことがない。従
つて良好な転写と定着が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はいずれも本考案の一実施
例を示し、第1図は内部構成図、第2図は2つの
上部ユニツトを開放した状態を示す内部構成図、
第3図は給紙側の上部ユニツトを開放した状態を
示す内部構成図、第4図は排紙側の上部ユニツト
を開放した状態を示す内部構成図、第5図は上部
ユニツトのロツク機構の構成図である。 1……装置本体、2……感光体ドラム、4……
モノリシツクLEDアレイ、5……短焦点レンズ
列、6……帯電用コロトロン、7……現像装置、
8……転写用コロトロン、11……給紙カセツ
ト、14……給紙ローラ、15……駆動ローラ、
16……従動ローラ、17,18……搬送ローラ
対、22……ヒートローラ、23……加圧ロー
ラ、25,26……排紙ローラ対、28,29…
…支軸、U1……下部ユニツト、U2,U3……上部
ユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装置本体に、感光体と、この感光体に潜像を形
    成する手段と、潜像をトナーにて現像する手段
    と、記録紙を供給する給紙手段と、該給紙手段か
    ら供給された記録紙にトナー像を転写する転写手
    段と、記録紙上のトナー像を定着する定着手段
    と、定着後の記録紙を装置本体外部に排出する排
    紙手段とが具備されている画像記録装置におい
    て、 転写手段は感光体の上側に対向配置され、装置
    本体は、記録紙の搬送路に沿つて、感光体を含む
    下部ユニツトと、複数の上部ユニツトに分割さ
    れ、複数の上部ユニツトの個々の側端付近に設け
    られた支軸を中心に、上部ユニツトのそれぞれ
    は、下部ユニツトに対して離間する方向に回動可
    能であり、 前記複数の上部ユニツトは、前記転写手段上方
    付近で分割され、上部ユニツトの一つは、前記転
    写手段、前記定着手段を一体にしたユニツトであ
    ることを特徴とする画像記録装置。
JP1986185277U 1986-12-01 1986-12-01 Expired JPH0447724Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986185277U JPH0447724Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

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JP1986185277U JPH0447724Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

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Publication Number Publication Date
JPS6390240U JPS6390240U (ja) 1988-06-11
JPH0447724Y2 true JPH0447724Y2 (ja) 1992-11-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58198060A (ja) * 1982-05-14 1983-11-17 Hitachi Ltd 記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61173946U (ja) * 1985-04-15 1986-10-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58198060A (ja) * 1982-05-14 1983-11-17 Hitachi Ltd 記録装置

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JPS6390240U (ja) 1988-06-11

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