JP5051855B2 - 自動倉庫 - Google Patents

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Description

本願の発明は、自動倉庫に関し、特に自由度が高く、収納効率が良く、工場スペースの有効活用が可能で、セル生産にも対応可能な自動倉庫に関する。
図6A〜図6Cには、従来の自動倉庫01が図示されている。ここで、図6Aは、同自動倉庫01の平面図、図6Bは、同正面図、図6Cは、同右側面図である。
この自動倉庫01においては、水平方向に並列させられ、多段に積み重ねられた複数の棚050から成る倉庫ユニット010a、010bが一対、それらの間にスタッカクレーンなどから成る搬送装置020を挟んで、対向させられて設置されており、各棚050と搬送装置020との間で保管物の受け渡しが行われるようになっている。複数の棚050の全ては、固定棚として構成されており、搬送装置020は、入庫コンベア030により搬送されて来て投入位置031上に載置された保管物をその載置台025上に保持して、走行レール021上を走行し、保持した保管物を所定の棚050に収容する。また、所定の棚050から保管物をその載置台025上に取り出して、走行レール021上を走行し、これを排出位置041上に載置する。保管物は、ここから出庫コンベア040により搬送されて、自動倉庫01外へと搬出される。
搬送装置020は、駆動手段022の作動により、走行レール021上を往復走行するとともに、その昇降台024が、マスト023に沿って昇降動する。これにより、昇降台024上に固定された載置台025が昇降動する。
このような構成から成る自動倉庫01は、需要に応じた棚数や、多様なワークの保管に柔軟に対応することができるものではなく、また、保管物の分類や管理を、保管部の領域を仕切ることによって行わなければならないので、煩瑣な作業を要するものであった。
従来、自動倉庫の保管部の一部を割いて、そこに台車をセットする類のものとしては、特許文献1、2にそれぞれ記載されたものがある。
特許文献1に記載されたものは、収納棚ユニットの一角に入出庫部を設け、この入出庫部内に、収納対象物を載せた台車が出入り可能に構成している。しかしながら、このものは、入出庫部内に出入り可能な台車を1台限りとしており、複数の台車を収納棚ユニットの保管部の一部を構成するものとして使用するものではない。
また、特許文献2に記載されたものは、縦横に並列させられた複数の収納部を有する保管装置において、その所定高さ位置に複数の作業台を設け、この複数の作業台の横の空間に、制御部を支持する支持体が出退自在になるようにし、この支持体を、台車構成にしたものである。しかしながら、このものは、その支持体が保管対象物を載置・保管する棚として機能するものではなく、ましてや、その支持体を複数用いて保管装置の保管部の一部を構成するものとして使用するものではない。
さらに、特許文献3には、移動式収納棚と移動式ローダ/アンローダとを用いた製造システムが記載されている。このものにおいては、移動式収納棚と移動式ローダ/アンローダとの間に、共通化されたインターフェイスが設けられ、また、移動式ローダ/アンローダと処理装置との間に、共通化されたインターフェイスが設けられている。そして、これにより、余剰なローダ/アンローダを設けることなしに、ワークをより連続的に処理することができるようにしている。しかしながら、このものは、自動倉庫を対象とするものではない。
特開平10−291612号公報 特開平08−085606号公報 特開平05−262406号公報
本願の発明は、従来の自動倉庫が有する前記のような問題点を解決して、保管棚としても機能する複数の台車を使用し、自由度が高く、収納効率が良く、工場スペースの有効活用が可能で、セル生産にも対応可能な自動倉庫を提供することを課題とする。
本願の発明によれば、このような課題は、次のような自動倉庫により解決される。
すなわち、その自動倉庫は、倉庫ユニットと、搬送装置とを備え、前記倉庫ユニットは、水平方向に並列させられ、一段にてもしくは複数段に積み重ねられてそれぞれ保管物の保管を行う複数の棚を全て収容するものであり、前記搬送装置は、前記複数の棚の各々との間で前記保管物の受け渡しを行うようにされ、自動倉庫内と前記自動倉庫外との間を移動可能であって、かつ、内部に少なくとも1つの棚を備えた台車が、水平方向に複数並列させられ、前記複数の棚の全部が、前記複数の台車が備える棚で構成され、前記倉庫ユニットは、フレーム構造体で構成され、前記フレーム構造体は、その一側面もしくは両側面に開口する格納部を有し、前記格納部に、前記台車が、前記格納部の開口を通って入出庫可能に配置されている自動倉庫において、前記格納部に前記台車がそこを通って入出庫可能にされている前記格納部の開口は、前記フレーム構造体の両側面のうち、前記搬送装置が前記保管物を搬送する側と反対側の側面に開口する開口であることを特徴とする自動倉庫である。
この自動倉庫によれば、需要に応じた棚数の設置や、多様なワークの保管など、自動倉庫の多様な構成に柔軟に対応することができ、自由度及び汎用性が高く、収納効率が良く、工場スペースの有効活用が可能で、セル生産にも対応可能な自動倉庫を提供することができる。
また、その自動倉庫は、倉庫ユニットと、搬送装置とを備え、前記倉庫ユニットは、水平方向に並列させられ、一段にてもしくは複数段に積み重ねられてそれぞれ保管物の保管を行う複数の棚を全て収容するものであり、前記搬送装置は、前記複数の棚の各々との間で前記保管物の受け渡しを行うようにされ、自動倉庫内と前記自動倉庫外との間を移動可能であって、かつ、内部に少なくとも1つの棚を備えた台車が、水平方向に複数並列させられ、前記複数の棚の一部が、前記複数の台車が備える棚で構成され、前記倉庫ユニットは、フレーム構造体で構成され、前記フレーム構造体は、その一側面もしくは両側面に開口する格納部と、前記複数の棚の他部とを有し、前記格納部に、前記台車が、前記格納部の開口を通って入出庫可能に配置されている自動倉庫において、前記格納部に前記台車がそこを通って入出庫可能にされている前記格納部の開口は、前記フレーム構造体の両側面のうち、前記搬送装置が前記保管物を搬送する側と反対側の側面に開口する開口であることを特徴とする自動倉庫であることができる。
この自動倉庫によれば、需要に応じた棚数の設置や、多様なワークの保管など、自動倉庫の多様な構成に柔軟に対応することができ、自由度及び汎用性が高く、収納効率が良く、工場スペースの有効活用が可能で、セル生産にも対応可能な自動倉庫を提供することができる。
また、少量・多品種の保管物を分類し、管理するのに、棚を兼ねた台車毎の分類や管理が可能になり、例えば、所定の種類に分類された保管物を保管するように設定された台車が満杯になった場合、この台車を空の台車と交換することにより、容易に対応することができ、保管処理を継続して行うことができる。また、製品の生産に必要な部品を棚(台車が備える棚以外の棚)から台車毎に自動で用意することができるとともに、品種の変更が発生した場合は、台車に収納されている部品を自動で変更することができ、生産効率を向上させることができる。
ましい実施形態によれば、前記格納部に、情報入出力手段及び情報読取・書込み手段が設けられ、前記台車に、情報読取のための識別部材が設けられている。
の好ましい実施形態によれば、前記台車が備える棚における前記保管物の収納状況を管理する管理手段がさらに設けられ、前記管理手段は、前記台車が備える棚が前記保管物で満杯になったことを検出したときに、前記台車の入れ替え信号を出力し、この棚が満杯の台車を前記格納部から出庫させ、代わりに、棚が空の別の台車を前記格納部に入庫させるようにする。
このように、格納部に設けられる情報入出力手段及び情報読取・書込み手段、台車に付設される識別部材、台車が備える棚に収納される保管物の管理手段を備えることにより、中央の管理コンピュータとの間で情報を遣り取りしながら、台車の入出庫管理、台車が備える棚上の保管物管理を統合的、総合的に行うことができる。
さらに別の好ましい実施形態によれば、前記台車が備える棚を除く少なくとも1つの棚は、製品の生産に必要な部品を保管し、台車で不足する製品の生産に必要な部品を前記棚から当該台車が備える棚へ供給するようする。
さらに別の好ましい実施形態によれば、前記倉庫ユニットが、前記搬送装置を挟んで並行に2列に設けられている。
さらに別の好ましい実施形態によれば、前記並行に2列に設けられた前記倉庫ユニットのうち、一方の列の倉庫ユニットに配置されている少なくとも1つの棚が、処理済ワークを収納する前記台車が備える棚で構成され、他方の列の倉庫ユニットに配置されている少なくとも1つの棚が、処理待ちワークを収納する前記台車が備える棚で構成されている。
このように、一方の棚と他方の棚とに、処理済ワークを収納する棚と処理待ちワークを収納する棚とを分離することにより、前工程と後工程との間に本自動倉庫を配置して、前工程で処理が行われた処理済ワークを収容する台車の該自動倉庫へのアクセス位置を一方側とし、後工程で必要とされる処理待ちワークを収容する台車の該自動倉庫へのアクセス位置を他方側とすることができ、ワーク搬送のフットプリントが短縮されて、前工程の処理と後工程の処理とを効率的に行うことができる。
前記のとおり、本願の発明の自動倉庫によれば、保管需要に応じた棚数の設置や、多様なワークの保管など、自動倉庫の多様な構成に柔軟に対応することができ、自由度及び汎用性が高く、収納効率が良く、工場スペースの有効活用が可能で、セル生産にも対応可能な自動倉庫を提供することができる。
また、少量・多品種の保管物を分類し、管理するのに、棚を兼ねた台車毎の分類や管理が可能になり、例えば、所定の種類に分類された保管物を保管するように設定された台車が満杯になった場合、この台車を空の台車と交換することにより、容易に対応することができ、保管処理を継続して行うことができる。また、製品の生産に必要な部品を棚から台車毎に自動で用意することができるとともに、品種の変更が発生した場合は、台車に収納されている部品を自動で変更することができ、生産効率を向上させることができる。
また、格納部に設けられる情報入出力手段及び情報読取・書込み手段、台車に付設される識別部材、台車が備える棚に収納される保管物の管理手段を備えることにより、中央の管理コンピュータとの間で情報を遣り取りしながら、台車の入出庫管理、台車が備える棚上の保管物管理を統合的、総合的に行うことができる。
さらに、前工程と後工程との間に本自動倉庫を配置して、前工程で処理が行われた処理済ワークを収容する処理済台車の該自動倉庫へのアクセス位置を一方側とし、後工程で必要とされる処理待ちワークを収容する未処理台車の該自動倉庫へのアクセス位置を他方側とすることができ、ワーク搬送のフットプリントが短縮されて、前工程の処理と後工程の処理とを効率的に行うことができる。
その他、前記したような効果を奏することができる。
本願の発明の一実施例(実施例1)の自動倉庫の平面図である。 同正面図である。 同側面図である。 同自動倉庫を構成する台車の平面図である。 同背面図である。 同側面図である。 本願の発明の他の実施例(実施例3)の自動倉庫の平面図である。 同正面図である。 同側面図である。 実施例3の自動倉庫の変形例の平面図である。 同正面図である。 同側面図である。 実施例1の自動倉庫の詳細を示す平面図である。 同正面図である。 同側面図である。 従来の自動倉庫の平面図である。 同正面図である。 同側面図である。
水平方向に並列させられ、多段に積み重ねられた複数の棚と、該棚との間で保管物の受け渡しを行う搬送装置とを備えて成る自動倉庫において、複数の棚の全部又は一部を複数の台車で構成する。
次に、本願の発明の一実施例(実施例1)について説明する。
図1A〜図1Cは、本実施例1の自動倉庫を示す図であって、図1Aは、その平面図、図1Bは、その正面図、図1Cは、その側面図である。また、図2A〜図2Cは、同自動倉庫を構成する台車を示す図であって、図2Aは、その平面図、図2Bは、その背面図、図2Cは、その側面図である。
本実施例1の自動倉庫は、各種製品の製造・組立工場において使用されるが、特にセル生産方式が採用される工場において使用されて好適なものである。
本実施例1の自動倉庫1の全体構成は、あらまし、図1A〜図1Cに図示されるように、水平方向に長く、互いに対向するようにして配置された一対の倉庫ユニット10a、10bの間に、搬送装置20が配置されており、これら一対の倉庫ユニット10a、10bの各々に設けられた複数の棚の各々と搬送装置20との間で、保管物の受け渡しが行われるようになっている。
自動倉庫1の一方端側には、保管物の投入位置31と排出位置41とが、搬送装置20の移動領域を挟むようにして対向させられて設置されており、投入位置31は、入庫コンベア30に接続され、排出位置41は、出庫コンベア40に接続されている。
搬送装置20は、駆動手段22の作動により、一対の倉庫ユニット10a、10bの間に敷設された走行レール21上を往復走行するとともに、その昇降台24及び該昇降台24上に固定された載置台25が、マスト23に沿って昇降動する。このようにして、載置台25は、保管物の授受のために、所定の目的の位置にまで移動させられる。
そこで、今、入庫コンベア30により保管物が搬送されて来て、投入位置31上に載置されると、搬送装置20は、その保管物をその載置台25上に受け取り保持して、走行レール21上を走行し、保持した保管物を所定の棚50に収容する。また、所定の棚50から保管物をその載置台25上に取り出して、走行レール21上を走行し、これを排出位置41上に載置する。保管物は、ここから出庫コンベア40により搬送されて、自動倉庫1外へと搬出される。
ここで、一対の倉庫ユニット10a、10bの各々は、水平方向に延び、かつ、一側面のみに開口する複数の格納部12を有しユニットの躯体を構成するフレーム構造体11と、複数の台車60とで構成されている。倉庫ユニット10aのフレーム構造体11と倉庫ユニット10bのフレーム構造体11とは、格納部12の背面(開口を有さない側の面)同士を背中合わせにし、かつ、平行に配置される。台車60は、水平方向に1列に並ぶ各格納部12に入庫、出庫自在に配置され、自動倉庫1の内部と外部(製造・組立工場における前工程と後工程等)との間を移動する。各格納部12は、台車60の一対の倉庫ユニット10a、10bの各々へのアクセス位置を構成する。フレーム構造体11は、縦フレーム及び横フレームの組合せで構成される場合もあるし、縦板及び横板の組合せで構成される場合もある。
各台車60には、上下2段に2つの棚50が設けられている。したがって、前記した、一対の倉庫ユニット10a、10bの各々に設けられた複数の棚は、これら複数の台車60の各々に設けられた2つの棚50が台車数分集合させられて、一対の倉庫ユニット10a、10bの各々のアクセス位置に構成されているものである。これより、本自動倉庫1に設けられた複数の棚は、その全部が、複数の台車60(より正確には、複数の台車60の各棚50)により構成されていると言える。各台車60に設けられる棚50の段数は、適宜増設されて良いし、単段の場合もあり得る。
倉庫ユニット10a、10bの各々のフレーム構造体11における台車60の各アクセス位置(格納部12)には、図5(A)〜図5(C)に示すように、情報入出力手段13及び情報読取・書込み手段14がそれぞれ設けられており、台車60に設けられる識別部材(IDタグ等)15の情報を情報読取・書込み手段14によって読み取り、倉庫ユニット10a、10bを制御管理する管理コンピュータ(図示せず)へ読み取った台車情報を送信する。また、台車60の棚50へ新たに保管物を保管した場合には、管理コンピュータから保管物に関する情報が送信され、台車60の識別部材15へ情報読取・書込み手段14により書き込まれる。
また、情報入出力手段13は、格納部12の上方部に設けられ、管理コンピュータ又は情報読取・書込み手段14から送信された台車60に収納されている保管物の情報等を受信して表示する表示手段としての機能を有する。さらに、台車60に収納を希望する保管物の情報を情報入出力手段13に入力することで、情報入出力手段13からは台車60に保管を希望する保管物情報が管理コンピュータへ送信される。このように、情報入出力手段13は、台車情報(例えば、台車60の棚50に収納されている保管物の情報)を表示したり、台車60の棚50に収納を希望する保管物の要求情報を入力したり出力したりすることができる。
倉庫ユニット10a、10bの各々のフレーム構造体11における台車60の各格納部12には、また、台車60が格納部12に入庫していることを確認する台車検出手段(検出センサー、図示せず)が設けられている。さらに、各格納部12には、台車60の棚50の収納状況(保管物の有無状況)を検出する検出手段(検出センサー、図示せず)が設けられており、台車60の棚50における保管物の保管状況を監視する。なお、台車60の棚50に収納されている保管物の情報については、保管物自体に個別に無線タグ(RFID)を取り付け、各格納部12に無線タグの情報読取手段をさらに設けて、台車60の棚50に収納されている多数の保管物の情報を一度に読み取って、管理コンピュータへ商品情報を送信するようにしてもよい。
台車60は、図2A〜図2Cに図示されるように、縦に長い直方体形状の箱状本体61の底部の四隅に車輪62をそれぞれ備え、その背面の上下方向略中央部の左右側端部にハンドル63をそれぞれ備え、その内部に上下2段に2つの棚50を備えている。台車60の前面は開放されていて、棚50に保管物を出し入れすることができるようになっている。
したがって、台車60は、作業者がそのハンドル63を把持して、これを任意の方向に押したり引いたりしながら、任意の位置にまで走行させることが可能である。例えば、自動倉庫1において、保管物が満杯に収容された台車60を、作業者がハンドル63を把持して引きながら、自動倉庫1から抜き出し、代わりに、空の台車60を、作業者がハンドル63を把持して押しながら、自動倉庫1の空いたスペースに挿入することができる。このようにして、自動倉庫1の収容余力を常時確保することができる。
本実施例1の自動倉庫1は、前記のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
自動倉庫1の複数の棚の全部が、その内部に適数の棚50を有する複数の台車60で構成されているので、需要に応じた棚数の設置や、多様なワークの保管など、自動倉庫の多様な構成に柔軟に対応することができ、自由度及び汎用性が高く、収納効率が良く、工場スペースの有効活用が可能で、セル生産にも対応可能な自動倉庫を提供することができる。
また、情報入出力手段13、情報読取・書込み手段14、台車60に付設される識別部材15、台車検出手段、台車60の棚50に収納される保管物検出手段、保管物に貼設される無線タグ、その情報読取手段等を設けることにより、管理コンピュータとの間で情報を遣り取りしながら、台車60の入出庫管理、台車60の棚50上の保管物管理を統合的、総合的に行うことができる。
次に、本願の発明の他の実施例(実施例2)について説明する。
本実施例2の自動倉庫1は、実施例1の自動倉庫1と比較すると、自動倉庫1が有する複数の棚50のうち、一方側に配置されている少なくとも1つの棚50が、処理済ワークを収容する処理済台車60で構成され、他方側に配置されている少なくとも1つの棚50が、処理待ちワークを収容する未処理台車60で構成されている点で相違している。
ここで、「一方側」、「他方側」は、隔置された両側の棚50、50の位置関係を示しており、その関係は種々あり得る。例えば、「一方側に配置されている少なくとも1つの棚50」を、倉庫ユニット10a側に設けられた複数の棚50のうちの少なくとも1つの棚50とし、「他方側に配置されている少なくとも1つの棚50」を、倉庫ユニット10b側に設けられた複数の棚50のうちの少なくとも1つの棚50とすることができる。また、例えば、「一方側に配置されている少なくとも1つの棚50」を、倉庫ユニット10aの一方端側に設けられた複数の棚50のうちの少なくとも1つの棚50とし、「他方側に配置されている少なくとも1つの棚50」を、同じく倉庫ユニット10aの他方端側に設けられた複数の棚50のうちの少なくとも1つの棚50とすることができる。
このようにして構成された自動倉庫1は、これを製品の製造・組立工場における前工程と後工程との間に配置し、前工程で処理が行われた処理済ワークを収容する台車(処理済台車)60の該自動倉庫1へのアクセス位置を一方側とし、一方側へアクセスした台車に収容された処理済ワークを搬送装置20により取り出し、取り出したワーク(後工程に対しては処理待ちワーク)を収容する台車(未処理台車)60の該自動倉庫1へのアクセス位置を他方側とするようにして用いることができる。この未処理台車60は、次いで、所定の後工程へと移送される。
本実施例2の自動倉庫1は、前記のように構成されているので、製品の製造・組立工場における前工程と後工程との間で、部品等ワークの搬送のフットプリントが短縮されて、前工程の処理と後工程の処理とを効率的に行うことができる。また、前工程と後工程とが区切られた室内に分けられて製造・組立工程が構成されている場合には、更に本実施例2の効果が重宝される。
次に、本願の発明のさらに他の実施例(実施例3)について説明する。
図3A〜図3Cは、本実施例3の自動倉庫を示す図であって、図3Aは、その平面図、図3Bは、その正面図、図3Cは、その側面図である。
本実施例3の自動倉庫1は、実施例1の自動倉庫1と比較すると、図3A〜図3Cに図示されるように、自動倉庫1に設けられた複数の棚のうちの一部のみが、複数の台車60(より正確には、複数の台車60の各棚50)により構成されている点で異なっている。
すなわち、一対の倉庫ユニット10a、10bの各々に設けられた複数の棚50は、自動倉庫1の最下部に水平方向に1列に並設された複数の台車60の各々に設けられた2つの棚50の台車数分と、これら複数の台車60より上方の、自動倉庫1のフレーム構造の内部に水平方向に1列に並設され、多段に積み重ねられた複数の棚50とが集合させられて構成されているものである。これより、本実施例3の自動倉庫1に設けられた複数の棚50は、その一部のみが、複数の台車60(より正確には、複数の台車60の各棚50)により構成されていると言える。
ここで、複数の台車60より上方に位置する、自動倉庫1のフレーム構造の内部に水平方向に1列に並設され、多段に積み重ねられた複数の棚50のうちの一部は、バッファ機能を備えた棚として構成することができる。このように構成することにより、自動倉庫1の複数の棚50を構成する台車として、実施例2で説明したような処理済台車60と未処理台車60とが配される場合に、前記バッファ機能を備えた棚50を、未処理台車60から溢れた未処理ワークを一時待機させるための棚として使用することが可能になり、待機ワークの保管管理を同一自動倉庫1内において効率的に行うことができる。また、前工程と後工程との間に発生する処理時間のズレに対しては、それぞれの工程への影響を自動倉庫1により吸収し(いずれかの工程で異常が発生した場合など、例えば、後工程で異常が発生した場合は、前工程で処理された製品を自動倉庫1にバッファさせることで前工程の処理への影響を防止し、前工程で異常が発生した場合は、自動倉庫1によりバッファされている製品を継続して後工程へ供給することにより、後工程の処理への影響を防止できる。)、最適な製造・組立処理を行うことができる。
本実施例3の自動倉庫1は、前記のように構成されているので、多様なワークの保管など、自動倉庫の多様な構成に柔軟に対応することができ、汎用性が高く、収納効率が良く、工場スペースの有効活用が可能で、セル生産にも対応可能な自動倉庫を提供することができる。
また、少量・多品種の保管物を分類し、管理するのに、棚50を兼ねた台車60毎の分類や管理が可能になり、例えば、所定の種類に分類された保管物を保管するように設定された台車60の収納が満杯になった場合、この台車60を空の台車60と交換することにより、保管動作を中断させることなく連続して動作することが可能となる。また、作業者により容易に台車交換に関する作業に対応することができる。また、本実施例3の自動倉庫1を複数の組立作業工程からなる各種生産形態(セル生産やライン生産等)の製品組立設備の周辺に配置することで、製品の生産に必要な部品を予め、もしくは、必要に応じて入庫コンベア30から自動倉庫1に入庫し棚50へ保管しておくことで、作業工程毎に必要な部品を棚50(台車60により構成されない通常の棚50)から台車60毎に自動で用意し、作業工程へ運搬することができ、部品の管理を一括で行いつつ、一つの製品に必要な部品のみを一台の台車60に収納して管理し作業工程へ運搬することができるので、確実な作業を行うことができるとともに、生産効率を向上させることができる。
また、自動倉庫1の複数の棚50の一部を構成する台車として、処理済台車60と未処理台車60とが配される場合には、複数の台車60より上方の複数の棚50のうちの一部をバッファ機能を備えた棚として、未処理台車60から溢れた未処理ワークを一時待機させるために使用することができ、待機ワークの保管管理を同一自動倉庫1内において効率的に行うことができる。また、前工程と後工程との間に発生する処理時間のズレに対しては、それぞれの工程への影響をバッファ機能を備えた自動倉庫1により吸収し、最適な製造・組立処理を行うことができる。また、後工程で異なる処理を行う処理工程の近くに、各処理が必要なワークを収納した台車60を待機させておくことができるので、先に処理を行っているワークの処理が完了した時点で即時に未処理ワークを処理工程へ送ることができる。
図4A〜図4Cには、本実施例3の自動倉庫1の変形例が図示されている。
この変形例においては、実施例3の自動倉庫1において、その最下部に水平方向に1列に並設されていた複数の台車60のうちの一部(図4A、図4Bにおいて、倉庫ユニット10aの右方端側から4台、倉庫ユニット10bの左方端側から6台)が除去されている。そして、このようにして一部の台車60が除去されて空いた空間には、自動倉庫1のフレーム構造を利用して、その内部に水平方向に1列に並設され、多段に積み重ねられた複数の棚50が設けられている。
この変形例においても、実施例3の自動倉庫1と同様の効果を奏することができる。
さらに、入庫コンベア30や出庫コンベア40は、なくてもよく、また、図4Aに示されるように、入庫コンベア30’や出庫コンベア40’が加えられて、入庫・出庫それぞれのコンベアが複数構成されていてもよい。
また、前工程と後工程との間に自動倉庫1を構成するだけでなく、図4Aに示されるように、自動倉庫1を仕切り部材で仕切られた複数の異なる工程や処理室等の仕切られた部屋に跨るように構成してもよく、このように自動倉庫1を構成することで、保管管理を更に柔軟に効率的に行うことができる。
本願の発明は、以上の実施例及び変形例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において、さらに種々の変形が可能である。
例えば、以上の実施例及び変形例では、台車60は、自動倉庫1の最下部(最下部のフロア)に配置されたが、これに限定されず、自動倉庫1の内外に連なるフロアが複数段(複数階のフロア)に設けられる場合には、最下部より上段のフロアに適宜配置されても良い。なお搬送装置20は、複数階のフロアに跨って各フロアの棚または台車との間で保管物の搬送を行う。
1…自動倉庫、10a、10b…一対の倉庫ユニット、11…フレーム構造体、12…格納部、13…情報入出力手段、14…情報読取・書込み手段、15…識別部材、20…搬送装置、21…走行レール、22…駆動手段、23…マスト、24…昇降台、25…載置台、30…入庫コンベア、31…投入位置、40…出庫コンベア、41…排出位置、50…棚、60…台車、61…本体、62…車輪、63…ハンドル。

Claims (7)

  1. 倉庫ユニットと、搬送装置とを備え、
    前記倉庫ユニットは、水平方向に並列させられ、一段にてもしくは複数段に積み重ねられてそれぞれ保管物の保管を行う複数の棚を全て収容するものであり、
    前記搬送装置は、前記複数の棚の各々との間で前記保管物の受け渡しを行うようにされ、
    動倉庫内と前記自動倉庫外との間を移動可能であって、かつ、内部に少なくとも1つの棚を備えた台車が、水平方向に複数並列させられ、
    前記複数の棚の全部が、前記複数の台車が備える棚で構成され、
    前記倉庫ユニットは、フレーム構造体で構成され、
    前記フレーム構造体は、その一側面もしくは両側面に開口する格納部を有し、
    前記格納部に、前記台車が、前記格納部の開口を通って入出庫可能に配置されている自動倉庫において、
    前記格納部に前記台車がそこを通って入出庫可能にされている前記格納部の開口は、前記フレーム構造体の両側面のうち、前記搬送装置が前記保管物を搬送する側と反対側の側面に開口する開口である
    ことを特徴とする自動倉庫。
  2. 倉庫ユニットと、搬送装置とを備え、
    前記倉庫ユニットは、水平方向に並列させられ、一段にてもしくは複数段に積み重ねられてそれぞれ保管物の保管を行う複数の棚を全て収容するものであり、
    前記搬送装置は、前記複数の棚の各々との間で前記保管物の受け渡しを行うようにされ、
    動倉庫内と前記自動倉庫外との間を移動可能であって、かつ、内部に少なくとも1つの棚を備えた台車が、水平方向に複数並列させられ、
    前記複数の棚の一部が、前記複数の台車が備える棚で構成され、
    前記倉庫ユニットは、フレーム構造体で構成され、
    前記フレーム構造体は、その一側面もしくは両側面に開口する格納部と、前記複数の棚の他部とを有し、
    前記格納部に、前記台車が、前記格納部の開口を通って入出庫可能に配置されている自動倉庫において、
    前記格納部に前記台車がそこを通って入出庫可能にされている前記格納部の開口は、前記フレーム構造体の両側面のうち、前記搬送装置が前記保管物を搬送する側と反対側の側面に開口する開口である
    ことを特徴とする自動倉庫。
  3. 前記格納部に、情報入出力手段及び情報読取・書込み手段が設けられ、
    前記台車に、情報読取のための識別部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動倉庫。
  4. 前記台車が備える棚における前記保管物の収納状況を管理する管理手段がさらに設けられ、
    前記管理手段は、前記台車が備える棚が前記保管物で満杯になったことを検出したときに、前記台車の入れ替え信号を出力し、この棚が満杯の台車を前記格納部から出庫させ、代わりに、棚が空の別の台車を前記格納部に入庫させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の自動倉庫。
  5. 前記台車が備える棚を除く少なくとも1つの棚は、製品の生産に必要な部品を保管し、台車で不足する製品の生産に必要な部品を前記棚から当該台車が備える棚へ供給することを特徴とする請求項2に記載の自動倉庫。
  6. 前記倉庫ユニットが、前記搬送装置を挟んで並行に2列に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の自動倉庫。
  7. 前記並行に2列に設けられた前記倉庫ユニットのうち、一方の列の倉庫ユニットに配置されている少なくとも1つの棚が、処理済ワークを収納する前記台車が備える棚で構成され、
    他方の列の倉庫ユニットに配置されている少なくとも1つの棚が、処理待ちワークを収納する前記台車が備える棚で構成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の自動倉庫。
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