JP5051855B2 - 自動倉庫 - Google Patents
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Description
この自動倉庫01においては、水平方向に並列させられ、多段に積み重ねられた複数の棚050から成る倉庫ユニット010a、010bが一対、それらの間にスタッカクレーンなどから成る搬送装置020を挟んで、対向させられて設置されており、各棚050と搬送装置020との間で保管物の受け渡しが行われるようになっている。複数の棚050の全ては、固定棚として構成されており、搬送装置020は、入庫コンベア030により搬送されて来て投入位置031上に載置された保管物をその載置台025上に保持して、走行レール021上を走行し、保持した保管物を所定の棚050に収容する。また、所定の棚050から保管物をその載置台025上に取り出して、走行レール021上を走行し、これを排出位置041上に載置する。保管物は、ここから出庫コンベア040により搬送されて、自動倉庫01外へと搬出される。
このような構成から成る自動倉庫01は、需要に応じた棚数や、多様なワークの保管に柔軟に対応することができるものではなく、また、保管物の分類や管理を、保管部の領域を仕切ることによって行わなければならないので、煩瑣な作業を要するものであった。
特許文献1に記載されたものは、収納棚ユニットの一角に入出庫部を設け、この入出庫部内に、収納対象物を載せた台車が出入り可能に構成している。しかしながら、このものは、入出庫部内に出入り可能な台車を1台限りとしており、複数の台車を収納棚ユニットの保管部の一部を構成するものとして使用するものではない。
すなわち、その自動倉庫は、倉庫ユニットと、搬送装置とを備え、前記倉庫ユニットは、水平方向に並列させられ、一段にてもしくは複数段に積み重ねられてそれぞれ保管物の保管を行う複数の棚を全て収容するものであり、前記搬送装置は、前記複数の棚の各々との間で前記保管物の受け渡しを行うようにされ、自動倉庫内と前記自動倉庫外との間を移動可能であって、かつ、内部に少なくとも1つの棚を備えた台車が、水平方向に複数並列させられ、前記複数の棚の全部が、前記複数の台車が備える棚で構成され、前記倉庫ユニットは、フレーム構造体で構成され、前記フレーム構造体は、その一側面もしくは両側面に開口する格納部を有し、前記格納部に、前記台車が、前記格納部の開口を通って入出庫可能に配置されている自動倉庫において、前記格納部に前記台車がそこを通って入出庫可能にされている前記格納部の開口は、前記フレーム構造体の両側面のうち、前記搬送装置が前記保管物を搬送する側と反対側の側面に開口する開口であることを特徴とする自動倉庫である。
また、少量・多品種の保管物を分類し、管理するのに、棚を兼ねた台車毎の分類や管理が可能になり、例えば、所定の種類に分類された保管物を保管するように設定された台車が満杯になった場合、この台車を空の台車と交換することにより、容易に対応することができ、保管処理を継続して行うことができる。また、製品の生産に必要な部品を棚(台車が備える棚以外の棚)から台車毎に自動で用意することができるとともに、品種の変更が発生した場合は、台車に収納されている部品を自動で変更することができ、生産効率を向上させることができる。
その他、前記したような効果を奏することができる。
図1A〜図1Cは、本実施例1の自動倉庫を示す図であって、図1Aは、その平面図、図1Bは、その正面図、図1Cは、その側面図である。また、図2A〜図2Cは、同自動倉庫を構成する台車を示す図であって、図2Aは、その平面図、図2Bは、その背面図、図2Cは、その側面図である。
本実施例1の自動倉庫1の全体構成は、あらまし、図1A〜図1Cに図示されるように、水平方向に長く、互いに対向するようにして配置された一対の倉庫ユニット10a、10bの間に、搬送装置20が配置されており、これら一対の倉庫ユニット10a、10bの各々に設けられた複数の棚の各々と搬送装置20との間で、保管物の受け渡しが行われるようになっている。
自動倉庫1の複数の棚の全部が、その内部に適数の棚50を有する複数の台車60で構成されているので、需要に応じた棚数の設置や、多様なワークの保管など、自動倉庫の多様な構成に柔軟に対応することができ、自由度及び汎用性が高く、収納効率が良く、工場スペースの有効活用が可能で、セル生産にも対応可能な自動倉庫を提供することができる。
本実施例2の自動倉庫1は、実施例1の自動倉庫1と比較すると、自動倉庫1が有する複数の棚50のうち、一方側に配置されている少なくとも1つの棚50が、処理済ワークを収容する処理済台車60で構成され、他方側に配置されている少なくとも1つの棚50が、処理待ちワークを収容する未処理台車60で構成されている点で相違している。
図3A〜図3Cは、本実施例3の自動倉庫を示す図であって、図3Aは、その平面図、図3Bは、その正面図、図3Cは、その側面図である。
本実施例3の自動倉庫1は、実施例1の自動倉庫1と比較すると、図3A〜図3Cに図示されるように、自動倉庫1に設けられた複数の棚のうちの一部のみが、複数の台車60(より正確には、複数の台車60の各棚50)により構成されている点で異なっている。
この変形例においては、実施例3の自動倉庫1において、その最下部に水平方向に1列に並設されていた複数の台車60のうちの一部(図4A、図4Bにおいて、倉庫ユニット10aの右方端側から4台、倉庫ユニット10bの左方端側から6台)が除去されている。そして、このようにして一部の台車60が除去されて空いた空間には、自動倉庫1のフレーム構造を利用して、その内部に水平方向に1列に並設され、多段に積み重ねられた複数の棚50が設けられている。
この変形例においても、実施例3の自動倉庫1と同様の効果を奏することができる。
さらに、入庫コンベア30や出庫コンベア40は、なくてもよく、また、図4Aに示されるように、入庫コンベア30’や出庫コンベア40’が加えられて、入庫・出庫それぞれのコンベアが複数構成されていてもよい。
また、前工程と後工程との間に自動倉庫1を構成するだけでなく、図4Aに示されるように、自動倉庫1を仕切り部材で仕切られた複数の異なる工程や処理室等の仕切られた部屋に跨るように構成してもよく、このように自動倉庫1を構成することで、保管管理を更に柔軟に効率的に行うことができる。
例えば、以上の実施例及び変形例では、台車60は、自動倉庫1の最下部(最下部のフロア)に配置されたが、これに限定されず、自動倉庫1の内外に連なるフロアが複数段(複数階のフロア)に設けられる場合には、最下部より上段のフロアに適宜配置されても良い。なお搬送装置20は、複数階のフロアに跨って各フロアの棚または台車との間で保管物の搬送を行う。
Claims (7)
- 倉庫ユニットと、搬送装置とを備え、
前記倉庫ユニットは、水平方向に並列させられ、一段にてもしくは複数段に積み重ねられてそれぞれ保管物の保管を行う複数の棚を全て収容するものであり、
前記搬送装置は、前記複数の棚の各々との間で前記保管物の受け渡しを行うようにされ、
自動倉庫内と前記自動倉庫外との間を移動可能であって、かつ、内部に少なくとも1つの棚を備えた台車が、水平方向に複数並列させられ、
前記複数の棚の全部が、前記複数の台車が備える棚で構成され、
前記倉庫ユニットは、フレーム構造体で構成され、
前記フレーム構造体は、その一側面もしくは両側面に開口する格納部を有し、
前記格納部に、前記台車が、前記格納部の開口を通って入出庫可能に配置されている自動倉庫において、
前記格納部に前記台車がそこを通って入出庫可能にされている前記格納部の開口は、前記フレーム構造体の両側面のうち、前記搬送装置が前記保管物を搬送する側と反対側の側面に開口する開口である
ことを特徴とする自動倉庫。 - 倉庫ユニットと、搬送装置とを備え、
前記倉庫ユニットは、水平方向に並列させられ、一段にてもしくは複数段に積み重ねられてそれぞれ保管物の保管を行う複数の棚を全て収容するものであり、
前記搬送装置は、前記複数の棚の各々との間で前記保管物の受け渡しを行うようにされ、
自動倉庫内と前記自動倉庫外との間を移動可能であって、かつ、内部に少なくとも1つの棚を備えた台車が、水平方向に複数並列させられ、
前記複数の棚の一部が、前記複数の台車が備える棚で構成され、
前記倉庫ユニットは、フレーム構造体で構成され、
前記フレーム構造体は、その一側面もしくは両側面に開口する格納部と、前記複数の棚の他部とを有し、
前記格納部に、前記台車が、前記格納部の開口を通って入出庫可能に配置されている自動倉庫において、
前記格納部に前記台車がそこを通って入出庫可能にされている前記格納部の開口は、前記フレーム構造体の両側面のうち、前記搬送装置が前記保管物を搬送する側と反対側の側面に開口する開口である
ことを特徴とする自動倉庫。 - 前記格納部に、情報入出力手段及び情報読取・書込み手段が設けられ、
前記台車に、情報読取のための識別部材が設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動倉庫。 - 前記台車が備える棚における前記保管物の収納状況を管理する管理手段がさらに設けられ、
前記管理手段は、前記台車が備える棚が前記保管物で満杯になったことを検出したときに、前記台車の入れ替え信号を出力し、この棚が満杯の台車を前記格納部から出庫させ、代わりに、棚が空の別の台車を前記格納部に入庫させる
ことを特徴とする請求項3に記載の自動倉庫。 - 前記台車が備える棚を除く少なくとも1つの棚は、製品の生産に必要な部品を保管し、台車で不足する製品の生産に必要な部品を前記棚から当該台車が備える棚へ供給することを特徴とする請求項2に記載の自動倉庫。
- 前記倉庫ユニットが、前記搬送装置を挟んで並行に2列に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の自動倉庫。
- 前記並行に2列に設けられた前記倉庫ユニットのうち、一方の列の倉庫ユニットに配置されている少なくとも1つの棚が、処理済ワークを収納する前記台車が備える棚で構成され、
他方の列の倉庫ユニットに配置されている少なくとも1つの棚が、処理待ちワークを収納する前記台車が備える棚で構成されている
ことを特徴とする請求項6に記載の自動倉庫。
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