JPH044669Y2 - - Google Patents

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JPH044669Y2
JPH044669Y2 JP6084589U JP6084589U JPH044669Y2 JP H044669 Y2 JPH044669 Y2 JP H044669Y2 JP 6084589 U JP6084589 U JP 6084589U JP 6084589 U JP6084589 U JP 6084589U JP H044669 Y2 JPH044669 Y2 JP H044669Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液体容器本体の上部に蓋体を弧回動
開閉自在に枢着してなる液体容器に関するもので
ある。
(従来技術) 従来の、例えばポンプ注液式液体容器のような
蓋つきの液体容器においては、蓋体は、一般に液
体容器本体の上部後側において蝶番装置で枢着
し、且つ蓋体前部にレバー式の蓋ロツク部材を設
けて装着されている(例えば実開昭63−103539号
公報)。この公知の液体容器においては、蓋ロツ
ク部材は、その操作部(押しボタン部)が蓋体の
前面から外方に突出した状態で枢着されている。
そして、蓋体を開放させるときには、1本の指
(例えば人差指)で蓋ロツク部材の操作部を押圧
してロツク解除し且つそのロツク解除状態を維持
したままで他の指で蓋体の外側面をつかんで上方
に弧回動させるようにして行われていた。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記した公知の蓋つき液体容器で
は、蓋ロツク部材の操作部が蓋体外形面(前面)
より外側に突出しているので、デザイン上、不体
裁であるとともに、該蓋ロツク部材の操作部に他
の部品が接触して不用意にロツク解除されること
があるという問題があるほか、蓋体を開放操作す
る際に、1本の指で蓋ロツク部材をロツク解除さ
せた後、そのロツク解除状態を維持したままで他
の指で蓋体の外側面をつかんで上方に弧回動させ
なければならず、その蓋体開放操作が面倒となる
とともに、蓋体を開放操作する際に少なくとも3
本以上の指を使用する必要がありしかも手を大き
く開かないと蓋体をつかめないので、その蓋体開
放操作がしにくいという問題があつた。
本考案は、上記した従来の液体容器の問題点に
鑑み、外観の体裁を良好にし得るとともに、不用
意な蓋ロツク解除が起こりにくくなり、さらに蓋
体開放操作が容易に行えるようにした液体容器を
提供することを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、蓋体を液体容器本体の上部後側にお
いて弧回動自在に枢着し、且つ蓋体の前部をレバ
ー式の蓋ロツク部材でロツクした液体容器におい
て、前記蓋ロツク部材は、蓋体の前後方向に所定
長さをもつ操作板を有し、さらに該蓋ロツク部材
を前記蓋体に対して前記操作板の前後方向中間部
においてピンで枢着して前記操作板の後端側を押
圧することによりロツク解除し得る如く装着する
とともに、前記蓋ロツク部材のロツク状態におい
ては前記操作板が蓋体外形面と凹凸のない同一連
続面を形成し且つ蓋ロツク部材のロツク解除状態
においては操作板の前端部が蓋体外形面より外側
に突出して該操作板前端部に下方から指を掛け得
る如く構成したことを特徴としている。
(作用) 本考案の液体容器によれば、蓋ロツク部材のロ
ツク状態においては、該蓋ロツク部材の操作板が
蓋体外形面と凹凸のない同一連続面となつている
ので、該操作板に直接他の物品が接触しにくくな
つて蓋ロツク部材が不用意に操作されにくくなる
とともに、蓋体と操作板との間に隙間ができなく
なる。又、蓋ロツク部材における操作板の前後方
向両端部はシーソー状に揺動可能となつており、
しかも操作板の後端側を押圧してロツク解除させ
た状態では該操作板の前端部が蓋体外形面より外
側に突出して該操作板前端部に下方から指を掛け
ることができるようになつているので、例えば親
指で蓋ロツク部材の操作板後端側を押圧した後、
人差指で操作板前端部を下方から支持することに
より、親指を操作板から離しても蓋ロツク部材は
ロツク解除状態に維持されることとなり、その状
態(操作板前端部に指掛けした状態)のままで該
操作板前端部を上方に引き上げれば蓋体を上方に
弧回動させることができる。
(考案の効果) 従つて、本考案の液体容器によれば、蓋ロツク
部材のロツク状態においては該蓋ロツク部材の操
作板が蓋体外形面と凹凸のない同一連続面を形成
しているので、蓋ロツク部材が蓋体外形面から外
方に突出しなくなつてデザイン面が良好となると
ともに、蓋ロツク部材が不用意に操作されにくく
なつて誤作動によるロツク解除が起こりにくくな
り、しかも蓋体と操作板との間に隙間がほとんど
なくなつてその両者の間から蓋体内にホコリが侵
入しなくなり、さらに蓋体外面を拭くときに引つ
掛りがなくなつてスムーズに拭くことができる。
又、蓋体を開放操作するに際して、蓋ロツク部材
をロツク解除操作すれば操作板前端部が蓋体外形
面より外側に突出するようになり、1本の指(例
えば親指)でロツク解除操作した後に他の1本の
指(例えば人差指)を蓋体外形面より外側に突出
している操作板前端部に掛けてそのまま上方に引
き上げることによつて蓋体を開放させることがで
き、従来のように蓋体の外側面をつかんで開放さ
せなければならないものに比して蓋体開放操作が
簡単となるなどの効果がある。
(実施例) 第1図ないし第3図を参照して本考案の実施例
を説明すると、この実施例の液体容器はポンプ注
液式に構成されている。
図示のポンプ注液式液体容器は、外ケース11
の上、下部にそれぞれ肩部材12及び底部材13
を取付けさらに該外ケース11内に真空二重瓶製
の内容器14を収容してなる液体容器本体1と、
該液体容器本体1の上部を覆蓋する蓋体2と、該
蓋体2内に取付けられたエアーポンプ8と、内容
器14の内外を連絡する一連の液体注出通路10
と、内容器14内の液量を外部に表示するための
液量表示装置7とを基本部材として構成されてい
る。
肩部材12のほぼ中央部には、内容器14の上
部開口と同心状に位置するようにして給液口15
が形成されている。
給液口15の口縁下面と内容器上部開口の上面
との間には筒部材16が介設されている。
エアーポンプ8は、ポンプ上板81とポンプ下
板82の間に環状のベローズ筒83を介設して構
成されている。
ポンプ下板82の下面には給液口15を開閉す
る栓9が一体的に取付けられていて、蓋体2の開
閉のみによつて給液口15を開閉し得るようにな
つている。
液体注出通路10は、内容器14内に差し込ま
れている液体汲上管18と、内容器14外におい
て横向きに設置されている液体注出管19と、該
液体注出管19の下方に連設されている注口管2
0とを有している。液体汲上管18の上端側及び
液体注出管19の基端側は筒部材16に形成した
穴17を介して連続させている。この液体容器で
は、液体注出通路10を液体容器本体1に装着し
たままで内容器14内に注液し得るようになつて
いる。
液量表示装置7は、縦長の透明管71の上部を
上部接続管72を介して前記筒部材16内に連続
させ、且つ透明管71の下部を下部接続管73を
介して内容器14の底部開口に連続させた状態で
装着されている。
蓋体2は、その後部を蝶番装置3により液体容
器本体1の上部後側に枢着され、且つ前部を蓋ロ
ツク装置6でロツクして装着されている。蓋体2
の上面は略凸球面状に成形されている。
蝶番装置3は、肩部材12の上面後部に設けた
下蝶番台31と蓋体2の後部に設けた上蝶番台3
2とを蝶番ピン33で枢着して構成されている。
この実施例では、蝶番ピン33は上蝶番台32側
に固定されている。又、下蝶番台31には蝶番ピ
ン33を出し入れするための切欠34が形成され
ていて、蝶番ピン33を切欠34を通して下蝶番
台31に装着又は離脱させることにより、蓋体2
を液体容器本体1に対して着脱し得るようにして
いる。
蓋ロツク装置6は、蓋体2の前部に装着してい
る蓋ロツク部材61と、肩部材12の上面に設け
ている係止受部69とを有している。
蓋ロツク部材61は、前後方向に所定長さ(例
えば4cm程度)をもつ操作板62の下面における
蓋体前後方向のほぼ中間部に下向きに突出する係
止片63を一体成形して構成されている。
他方、蓋体2の前部寄り位置には、蓋ロツク部
材61を装着するための窓穴21が形成されてい
る。この窓穴21の口縁には下向きに突出する壁
部22が形成されている。
そして、前記蓋ロツク部材61は、係止片63
の上部寄り位置をピン65で蓋体前部の窓穴壁部
22に枢着して取付けられている。又、この蓋ロ
ツク部材61はバネ66によつてロツク方向に付
勢されていて、閉蓋状態において蓋ロツク部材6
1の非操作時には係止片63下端の内向き爪64
が肩部材12側の係止受部69に係止されるよう
になつている。
又、蓋ロツク部材61のロツク状態(第1図及
び第3図)においては、その操作板62が蓋体2
の外形面2aと凹凸のない同一連続面を構成する
ようになつている。このように蓋ロツク部材61
の操作板62が蓋体外形面2aと凹凸のない同一
連続面を構成するようにすると、ロツク状態にお
いて蓋ロツク部材61全体が蓋体外形面2aから
外方に突出しなくなつて、該蓋ロツク部材61の
操作板62に他の物品が接触しにくくなり、蓋ロ
ツク部材61が不用意にロツク解除されにくくな
るとともに、窓穴21と操作板62の外周縁との
間に隙間がなくなつて該窓穴21から蓋体2内に
ホコリが入らなくなる。又、蓋体外形面2aと蓋
ロツク部材の操作板62が同一連続面を構成する
ようにすると、外観の体裁が良くなつて意匠面で
良好となる。
又、この蓋ロツク部材61は、その操作板62
がピン65を中心にして上下にシーソー状に揺動
可能となつている。そして、この蓋ロツク部材6
1は、第2図に示すように操作板62の後端62
a側(蝶番装置3側)を指F1(例えば親指又は人
差指)で下方に押圧すると係止片63が外側に後
退してロツク解除されるようになつている。又、
第2図に示すロツク解除状態では、操作板62の
前端部62bが蓋体外形面2aより外方(上方)
に突出するようになり、該操作板前端部62bを
ロツク解除操作した指F1とは別の指F2(例えば人
差指又は親指)で下方から引つ掛けることができ
るようになつている。従つて、蓋体2を開放操作
するときには、例えば親指又は人差指のうちのい
ずれか一方の指F1で蓋ロツク部材61をロツク
解除操作(操作板後端側62aを押圧する)した
後、他方の指F2を操作板62の前端部62bに
引つ掛けた状態でその操作板前端部62bに引つ
掛けた指F2を上方に持ち上げれば、蓋体2全体
が上方に弧回動して開放されるようになつてい
る。尚、蓋体開放操作時において、指F2を操作
板前端部62bに引つ掛けた後に、蓋ロツク部材
61をロツク解除操作した指F1を操作板後端側
62aから離した状態で蓋体2を開放操作するこ
とができ、ロツク解除した後には1本の指F2
みで蓋体2を開放することができる。このよう
に、この液体容器では、自然状態において蓋ロツ
ク部材61の操作板62が蓋体外形面と同一連続
面を構成するようにしたものであつても、蓋ロツ
ク部材61をロツク解除操作することにより該蓋
ロツク部材61の一部(操作板前端部62b)が
蓋体外方(上方)に突出してその突出部分を蓋体
開放操作用の指掛け部として利用することがで
き、さらに、少ない指本数でしかも小範囲の場所
のみで操作することができるので、蓋体開放操作
が簡単に行えるようになる。
この実施例のポンプ注液式液体容器では、蓋体
2を全開位置(第2図における鎖線2′の位置)
まで弧回動させると、それだけで給液口15を開
放できるので、給液作業が容易に行える。又、閉
蓋状態において、蓋体上部に設けたポンプ押板2
3を押圧すると、エアーポンプ8から加圧空気が
内容器14内に吹き込まれて該内容器14内の液
体を一連の液体注出通路10を通して外部へ注出
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる液体容器の縦
断面図、第2図は第1図の液体容器の開蓋方法説
明図、第3図は第1図の液体容器の正面図であ
る。 1……液体容器本体、2……蓋体、2a……蓋
体外形面、3……蝶番装置、6……蓋ロツク装
置、21……窓穴、61……蓋ロツク部材、62
……操作板、62a……操作板後端側、62b…
…操作板前端部、63……係止片、65……ピ
ン、69……係止受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋体2を液体容器本体1の上部後側において弧
    回動自在に枢着し、且つ蓋体2の前部をレバー式
    の蓋ロツク部材61でロツクした液体容器であつ
    て、前記蓋ロツク部材61は、蓋体2の前後方向
    に所定長さをもつ操作板62を有し、さらに該蓋
    ロツク部材61を前記蓋体2に対して前記操作板
    62の前後方向中間部においてピン65で枢着し
    て前記操作板62の後端62a側を押圧すること
    によりロツク解除し得る如く装着するとともに、
    前記蓋ロツク部材61のロツク状態においては前
    記操作板62が蓋体外形面2aと凹凸のない同一
    連続面を形成し且つ蓋ロツク部材61のロツク解
    除状態においては操作板62の前端部62bが蓋
    体外形面2aより外側に突出して該操作板前端部
    62bに下方から指を掛け得る如く構成したこと
    を特徴とする液体容器。
JP6084589U 1989-05-24 1989-05-24 Expired JPH044669Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6084589U JPH044669Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24

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JP6084589U JPH044669Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24

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JPH03937U JPH03937U (ja) 1991-01-08
JPH044669Y2 true JPH044669Y2 (ja) 1992-02-12

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