JPH0423502Y2 - - Google Patents

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JPH0423502Y2
JPH0423502Y2 JP1989073317U JP7331789U JPH0423502Y2 JP H0423502 Y2 JPH0423502 Y2 JP H0423502Y2 JP 1989073317 U JP1989073317 U JP 1989073317U JP 7331789 U JP7331789 U JP 7331789U JP H0423502 Y2 JPH0423502 Y2 JP H0423502Y2
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pump
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regulating means
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液体容器本体の上部に内部にエアー
ポンプを収容した蓋体を載置し、さらに該蓋体に
エアーポンプ操作用のポンプ押板と蓋体ロツク用
の蓋ロツク部材とを備えたポンプ注液式液体容器
に関するものである。
(従来技術) 従来の一般的なポンプ注液式液体容器(例えば
実開昭61−180648号公報)においては、蓋体は、
液体容器本体の上部後側においてヒンジ結合され
ているとともに蓋体前部に設けた蓋ロツク部材に
よつてロツク(係止)された状態で設置されてい
る。又、蓋体には、該蓋体内に収容されたエアー
ポンプと、該エアーポンプを操作するポンプ押板
と、該ポンプ押板を作動不能にロツク(係止)し
ておく押板作動規制手段とがそれぞれ設けられて
いる。そして、不使用時には、押板作動規制手段
でポンプ押板をロツクしておくことにより、誤操
作による不用意な注液が起こらないようにしてい
る。
ところが、上記した従来のポンプ注液式液体容
器では、液体容器を転倒させたときに、その衝撃
であるいは蓋ロツク部材が物品に衝突したりして
該蓋ロツク部材のロツクが外れることがあり、そ
のときには蓋体が不用意に開放して内部の液体が
外部に流出するおそれがあつた。尚、上記のよう
な問題点(液体容器転倒時に蓋ロツク部材が不用
意にロツク解除される点)を改善するために、蓋
ロツク部材をロツク解除不能にロツクするために
専用の作動規制手段を設けることも可能である
が、このように蓋ロツク部材ロツク用に別の作動
規制手段を設けた場合には、部品点数が増加する
という問題があるほか、ポンプ押板用の作動規制
手段の操作部と蓋ロツク部材用の作動規制手段の
操作部とが別々の位置にあつてそれらの作動規制
手段の操作を別々の位置で行わなけばならず、各
作動規制手段の操作が面倒であるという問題もあ
る。
又、公知のポンプ注液式液体容器の中には、第
5図に示すように液体注出通路の先端部を構成す
る可動管部104を利用して、ポンプ押板105
をロツク(係止)し得るようにしたものが知られ
ている(実公昭58−25972号公報)。即ち、この公
知のものでは、可動管部104は横向き通路11
9に対してその長さ方向にスライド自在に設けら
れている。又、該可動管部104には、ポンプ押
板105の前壁下端部105aを下方から係合し
得る係止片143が設けられている。そして、可
動管部104の内方押し込み時(実線図示状態)
には、該係止片143がポンプ押板105の前壁
下端部105aの下面近接位置にあつて該ポンプ
押板105を下方から係止するようになつてい
る。尚、逆に鎖線104′で示すように可動部材
の外方引き出し時には、係止片が符号143′で
示すように蓋ロツク161の中間棚部167の下
面に近接するようになつている。ところで、蓋ロ
ツク部材161は、蓋体102の側面から前側に
臨ませた操作部162を水平方向内方に押圧する
ことにより、ロツク解除されるようになつてい
る。又、該蓋ロツク部材161のロツク解除操作
時には、中間棚部167はピン165を中心にし
て水平方向外方に弧回動するようになつている。
ところが、この第5図に示す公知のものでは、
単一の係止片143で、ポンプ押板105と蓋ロ
ツク部材161とをそれぞれ選択的にロツクし得
るように見受けられるが、鎖線104′で示す如
く可動部材を外方に引き出した状態において、蓋
ロツク部材161をロツク解除操作(操作部16
2を内方に押し込む)したときに中間棚部167
が水平方向外方に向けて弧回動するようになり、
係止片143が蓋ロツク部材161に対してロツ
クする作用はほとんど期待できないものと考えら
れる。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来の一般的なポンプ注液
式液体容器及び第5図に示す公知のポンプ注液式
液体容器などの各問題点に鑑み、簡単な構成でも
つてポンプ押板のロツクと蓋ロツク部材のロツク
とを行え且つポンプ押板及び蓋ロツク部材のロツ
ク又はロツク解除操作を一箇所で行えるようにし
たポンプ注液式液体容器を提供することを目的と
するものである。
(目的を達成するための手段) 本考案のポンプ注液式液体容器は、蓋体上面に
エアーポンプ操作用のポンプ押板と蓋体ロツク用
の蓋ロツク部材とをそれぞれ備え、さらに前記蓋
体に、前記ポンプ押板に係脱自在に係合してその
係合時に該ポンプ押板の作動を規制する押板作動
規制手段を設け、しかも該押板作動規制手段に、
前記蓋ロツク部材に係脱自在に係合してその係合
時に該蓋ロツク部材の作動を規制する蓋ロツク部
材作動規制部を設けたことを特徴としている。
(作用) 本考案のポンプ注液式液体容器によれば、ポン
プ押板の作動を規制する押板作動規制手段に蓋ロ
ツク部材作動規制部を設けているので、単一の押
板作動規制手段で蓋ロツク部材の作動も規制で
き、しかも該ポンプ押板及び蓋ロツク部材をロツ
ク又はロツク解除するための各操作を一箇所(押
板作動規制手段の操作部)のみで行える。
(考案の効果) 本考案のポンプ注液式液体容器によれば、ポン
プ押板の作動を規制する押板作動規制手段に、蓋
ロツク部材の作動を規制する蓋ロツク部材作動規
制部を設けているので、単一の押板作動規制手段
を蓋ロツク部材の作動規制用に兼用でき、該押板
作動規制手段を有効利用できる。
又、ポンプ押板と蓋ロツク部材とをそれぞれ作
動規制し得るようにしたものであつても該ポンプ
押板と蓋ロツク部材との各操作が単一箇所(押板
作動規制手段の単一操作部)で行えるので操作箇
所を間違えることがなくなるという効果がある。
(実施例) 第1図ないし第4図を参照して本考案の実施例
を説明すると、第1図ないし第3図には本考案の
第1実施例、第4図には同第2実施例のポンプ注
液式液体容器が示されている。
第1図ないし第3図に示す第1実施例のポンプ
注液式液体容器は、外ケース11上、下部にそれ
ぞれ肩部材12及び底部材13を取付けさらに該
外ケース11内に真空二重瓶製の内容器14を収
容してなる液体容器本体1と、該液体容器本体1
の上部を覆蓋する蓋体2と、該蓋体2内に取付け
られたエアーポンプ8と、内容器14の内外を連
絡する一連の液体注出通路10と、内容器14内
の液量を外部に表示するための液量表示装置7と
を基本部材として構成されている。
肩部材12のほぼ中央部には、内容器14の上
部開口と同心状に位置するようにして給液口15
が形成されている。
給液口15の口縁下面と内容器上部開口の上面
との間には筒部材16が介設されている。
エアーポンプ8は、ポンプ上板81とポンプ下
板82の間に環状のベローズ筒83を介設して構
成されている。
ポンプ下板82の下面には給液口15を開閉す
る栓9が一体的に取付けられていて、蓋体2の開
閉のみによつて給液口15を開閉し得るようにな
つている。
液体注出通路10は、内容器14内に差し込ま
れている液体汲上管18と、内容器14外におい
て横向きに設置されている液体注出管19と、該
液体注出管19の下方に連設されている注口管2
0とを有している。液体汲上管18の上端側及び
液体注出管19の基端側は筒部材16に形成した
穴17を介して連続させている。このポンプ注液
式液体容器では、液体注出通路10を液体容器本
体1に装着したままで内容器14内に注液し得る
ようになつている。
液量表示装置7は、縦長の透明管71の上部を
上部接続管72を介して前記筒部材16内に連続
させ、且つ透明管71の下部を下部接続管73を
介して内容器14の底部開口に連続させた状態で
装着されている。
蓋体2は、その後部を蝶番装置3により液体容
器本体1の上部後側に枢着され、且つ前部を蓋ロ
ツク装置6でロツクして装着されている。蓋体2
の上面は略凸球面状に成形されている。
蝶番装置3は、肩部材12の上面後部に設けた
下蝶番台31と蓋体2の後部に設けた上蝶番台3
2とを蝶番ピン33で枢着して構成されている。
この実施例では、蝶番ピン33は上蝶番台32側
に固定されている。又、下蝶番台31には蝶番ピ
ン33を出し入れするための切欠34が形成され
ていて、蝶番ピン33を切欠34を通して下蝶番
台31に装着又は離脱させることにより、蓋体2
を液体容器本体1に対して着脱し得るようにして
いる。
蓋ロツク装置6は、蓋体2の前部に装着してい
る蓋ロツク部材61と、肩部材12の上面に設け
ている係止受部69とを有している。
蓋ロツク部材61は、前後方向に所定長さ(例
えば4cm程度)をもつ操作板62の下面における
蓋体前後方向のほぼ中間部に下向きに突出する係
止片63を一体成形して構成されている。
他方、蓋体2の前部寄り位置には、蓋ロツク部
材61を装着するための窓穴21が形成されてい
る。この窓穴21の口縁には下向きに突出する壁
部22が形成されている。
そして、前記蓋ロツク部材61は、係止片63
の上部寄り位置をピン65で蓋体前部の窓穴壁部
22を枢着して取付けられている。又、この蓋ロ
ツク部材61はバネ66によつてロツク方向に付
勢されていて、閉蓋状態において蓋ロツク部材6
1の非操作時には係止片63下端の内向き爪64
が肩部材12側の係止受部69に係止されるよう
になつている。
又、蓋ロツク部材61のロツク状態において
は、その操作板62が蓋体2の外形面2aと凹凸
のない同一連続面を構成するようになつている。
このように蓋ロツク部材61の操作板62が蓋体
外形面2aと凹凸のない同一連続面を構成するよ
うにすると、ロツク状態において蓋ロツク部材6
1全体が蓋体外形面2aから外方に突出しなくな
つて、該蓋ロツク部材61の操作板62に他の物
品が接触しにくくなり、蓋ロツク部材61が不用
意にロツク解除されにくくなるとともに、窓穴2
1と操作板62の外周縁との間に隙間がなくなつ
て該窓穴21から蓋体2内にホコリが入らなくな
る。又、蓋体外形面2aと蓋ロツク部材の操作板
62が同一連続面を構成するようにすると、外観
の体裁が良くなつて意匠面で良好となる。
又、この蓋ロツク部材61は、その操作板62
がピン65を中心にして上下にシーソー状に揺動
可能となつている。そして、この蓋ロツク部材6
1は、第3図に示すように操作板62の後端62
a側(蝶番装置3側)を指F1(例えば親指又は人
差指)で下方に押圧すると蓋ロツク部材61が鎖
線61′で示すように操作され、係止片63が外
側に後退してロツク解除されるようになつてい
る。尚、この実施例では、操作板62の後端62
a側が実用新案登録請求の範囲中の操作部となる
ものである。又、第3図において鎖線61′で示
すロツク解除状態では、操作板62′の前端部6
2b′が蓋体外形面2aより外方(上方)に突出す
るようになり、該操作板前端部62b′をロツク解
除操作した指F1とは別の指F2(例えば人差指又は
親指)で下方から引つ掛けることができるように
なつている。従つて、蓋体2を開放操作するとき
には、例えば親指又は人差指のうちのいずれか一
方の指F1で蓋ロツク部材61をロツク解除操作
(操作板後端側62aを押圧)した後、他方の指
F2を操作板62の前端部62bに引つ掛けた状
態でその操作板前端部62bに引つ掛けた指F2
を上方に持ち上げれば、蓋体2全体が鎖線2′で
示すように上方に弧回動して開放されるようにな
る。尚、蓋体開放操作時において、指F2を操作
板前端部62bに引つ掛けた後に、蓋ロツク部材
61をロツク解除操作した指F1を操作板後端側
62aから離した状態で蓋体2を開放操作するこ
とができ、ロツク解除した後には1本の指F2
みで蓋体2を開放することができる。
蓋体2の上部中央部には、エアーポンプ操作用
のポンプ押板5が設置されている。このポンプ押
板5は、逆容器形に成形されていて、蓋体2の上
部中央部に設けた筒壁23内で上下に摺動自在で
且つ水平回転不能なる状態で設置されている。
又、ポンプ押板5には、その側壁51に下端から
上方に向けて切欠溝52,52……(図示例では
周方向に合計4個)が形成されている。
前記蓋ロツク部材61の操作部62a(後端側)
は、ポンプ押板5の側壁51から水平方向に適宜
小間隔(例えば3cm程度の間隔)をもつて近接し
た位置においてポンプ押板5と略同一高さ上に位
置せしめている。
又、蓋体2には、ポンプ押板5に係脱自在に係
合して該ポンプ押板の作動を規制するための押板
作動規制手段4が設けられている。この押板作動
規制手段4は、この第1実施例では、蓋体2の筒
壁23の外側を囲繞する筒部42の上部に環状の
外向きフランジ43を一体成形してなる環状部材
が使用されている。又、この押板作動規制手段4
には、外向きフランジ43の上面にツマミ状の操
作部41が上向きに突出形成されている。そし
て、この押板作動規制手段4は、蓋体2内におい
て操作部41を蓋体後部側の上面に設けた円弧穴
25に下方から挿入した状態で、外向きフランジ
43の外周部下面を蓋体内面に設けた係止片(周
方向に複数個ある)24で下方から支持して、操
作部41が円弧穴25の両端に衝合する範囲内で
水平回動可能なる如く装着されている。このよう
に押板作動規制手段4の操作部41を蓋体後部側
に位置せしめると、該押板作動規制手段4の操作
部41と前記蓋ロツク部材61の操作部62aと
の間の間隔が大きくなり、該押板作動規制手段4
又は蓋ロツク部材61を操作する場合に操作部を
間違いにくくなる。
又、押板作動規制手段4は、ポンプ押板5を係
脱自在にロツク(係止)するとともに蓋ロツク部
材61の作動も係脱自在に規制し得るようになつ
ている。即ち、この押板作動規制手段4には、筒
部42の下端において内向きに突出する合計4個
の内向き片44,44……と、外向きフランジ4
3における操作部形成部分の対向位置に切欠45
がそれぞれ形成されている。各内向き片44,4
4……は、ポンプ押板5の係止部となるもので、
該内向き片44,44……上にポンプ押板5の下
端における非切欠部53が対応しているときには
該ポンプ押板5を作動不能に係止し、逆に押板作
動規制手段4を回動させて該内向き片44,44
……をポンプ押板5の切欠溝52,52……の直
下に対応させたときにはポンプ押板5が下動可能
となるようになつている。又、押板作動規制手段
4の外向きフランジ43は、蓋ロツク部材61の
係止部となるもので、その外周部43aが蓋ロツ
ク部材61の操作板62における後側端部(蓋ロ
ツク部材の操作部となる)62aの下面に衝合し
得る位置まで外方に延出されている。そして、外
向きフランジ43の無切欠部46が操作板後側端
部62aの下面に位置しているときには蓋ロツク
部材61を操作不能に係止し、逆に押板作動規制
手段4を回動させて外向きフランジ43に形成し
ている切欠45部分を蓋ロツク部材操作板62の
後端側部62aの下方に対応させれば、該操作板
62の後側端部62aが外向きフランジ43の切
欠45を通つて下動可能となるようになつてい
る。上記の作動規制構造においては、蓋ロツク部
材61の操作部62aとポンプ押板5とが近接位
置にあるので、該操作部62aとポンプ押板5と
を単一の押板作動規制手段4で係止するようにし
たものであつても、該押板作動規制手段4をコン
パクトにできる。又、この第1実施例では、押板
作動規制手段4は、ポンプ押板5及び蓋ロツク部
材操作部62aをそれぞれ下面側から、即ち該ポ
ンプ押板5及び蓋ロツク部材操作部62aの操作
方向とは対向方向からそれぞれ係止し得るように
しているので、該ポンプ押板5及び蓋ロツク部材
61の各ロツク状態においては、それぞれ確実に
ロツクし得るようになる。この第1実施例におい
ては、押板作動規制手段4の操作部41を蓋体2
側の円弧穴25に対して右回転方向に操作してい
る状態(第1図の状態)では、ポンプ押板5がロ
ツク解除され且つ蓋ロツク部材61がロツクされ
た状態となつており、逆に操作部41を左回転方
向に操作した状態(第3図の状態)では、ポンプ
押板5がロツクされ且つ蓋ロツク部材61がロツ
ク解除された状態となるように設定されている。
尚、他の実施例では、押板作動規制手段4により
ポンプ押板5と蓋ロツク部材61とを相互に同時
のロツク又はロツク解除し得るように設定するこ
とも可能である。
この第1実施例のポンプ注液式液体容器では、
押板作動規制手段4により蓋ロツク部材61に対
するロツクを解除した後、該蓋ロツク部材61を
ロツク解除操作するのに続いて蓋体2を全開位置
(第3図における鎖線2′の位置)まで弧回動させ
ると、それだけで給液口15を開放でき、給液作
業が容易に行える。又、閉蓋状態において、押板
作動規制手段4によりポンプ押板5に対するロツ
クを解除した後、該ポンプ押板5を押圧すると、
エアーポンプ8からの加圧空気が内容器14内に
吹き込まれて該内容器14内の液体を一連の液体
注出通路10を通して外部へ注出できる。さらに
押板作動規制手段4は、操作部41をそれぞれ逆
方向に回動操作することにより、ポンプ押板5と
蓋ロツク部材61とを選択的にロツクできるよう
になつており、又、そのロツク切換操作を単一の
操作部41で行えるので、例えばポンプ押板5と
蓋ロツク部材61とにそれぞれ個別にロツク部材
を設ける場合のようにロツク対象部材によつて操
作位置を選択しなければならないという繁雑さが
解消される。尚、この第1実施例では、押板作動
規制手段4は、ポンプ押板5と蓋ロツク部材61
とを選択的にロツク又はロツク解除し得るように
しているが、該ポンプ押板5と蓋ロツク部材61
とを相互に同時にロツク又はロツク解除し得るよ
うにしておけば、不使用時にポンプ押板5と該蓋
ロツク部材61とを同時にロツクすることができ
る。
第4図に示す第2実施例では、ポンプ押板5を
ロツクするための押板作動規制手段4として、蓋
体2に対して前後にスライドするスライド部材が
採用され、該スライド部材に蓋ロツク部材61の
作動規制部を設けている。即ち、この押板作動規
制手段4には、上面にツマミ状の操作部41、後
端側(蝶番側端側)にポンプ押板5の側壁51に
形成した受穴54に係脱自在に係入する係止爪
(後側係止爪という)47、前端側に蓋ロツク部
材操作板62における後部側端部(操作部とな
る)62aの下面に衝合する係止爪(前側係止爪
という)48、をそれぞれ設けている。押板作動
規制手段4の後側係止爪47は、蓋体筒壁に形成
した穴27を貫通して前後方向に出没し得るよう
になつており、操作部41を後側(矢印A側)に
操作したときに後側係止片47がポンプ押板5側
の受穴54内に係入して該ポンプ押板5を下動不
能にロツクし、逆に操作部41を前側(矢印B
側)に操作すると該後側係止片47が鎖線47′
で示すように受穴54から前側に抜け出してポン
プ押板5がロツク解除されるようになつている。
又、前側係止片48は、操作部41を後側(矢印
A側)に移動させている状態では蓋ロツク部材6
1の操作板後側端部62aより後側にあつて該蓋
ロツク部材61がロツク解除状態となり、逆に操
作部41を前側(矢印B側)に操作したときに該
前側係止片48が鎖線48′で示すように操作板
後側端部62aの下面近接位置に位置して蓋ロツ
ク部材61の操作部62aをその下面側からロツ
クするようになつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例にかかるポンプ注
液式液体容器の縦断面図、第2図は第1図の液体
容器の一部分解斜視図、第3図は第1図の液体容
器の状態変化図、第4図は本考案の第2実施例に
かかるポンプ注液式液体容器の一部断面図、第5
図は公知のポンプ注液式液体容器の一部を断面と
した側面図である。 1……液体容器本体、2……蓋体、4……押板
作動規制手段、5……ポンプ押板、6……蓋ロツ
ク装置、8……エアーポンプ、41……操作部、
43……蓋ロツク部材作動規制部、48……蓋ロ
ツク部材作動規制部、61……蓋ロツク部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋体2上面にエアーポンプ操作用のポンプ押板
    5と蓋体ロツク用の蓋ロツク部材61とをそれぞ
    れ備え、さらに前記蓋体2に、前記ポンプ押板5
    に係脱自在に係合してその係合時に該ポンプ押板
    5の作動を規制する押板作動規制手段4を設け、
    しかも該押板作動規制手段4に、前記蓋ロツク部
    材6に係脱自在に係合してその係合時に該蓋ロツ
    ク部材61の作動を規制する蓋ロツク部材作動規
    制部43,48を設けたことを特徴とするポンプ
    注液式液体容器。
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JPS5825972U (ja) * 1981-08-13 1983-02-18 三菱電機株式会社 冷却器の構造

Patent Citations (1)

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JPH0313937U (ja) 1991-02-13

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