JPH04459A - 多色印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、レーザビームにより各色に対応して感光体上
に照射形成される静電潜像を現像し、重ね合わせること
により多色画像を形成する多色印字装置に関するもので
ある。

［従来の技術］ 第３図に従来の多色印字装置のブロック図を示す。ここ
で５１は感光体、５２は記録の開始点として感光体上に
設けられた開始ホール、５３は光りセンサーで構成され
開始ホール５２を検知するための記録開始センサー、５
４はレーザダイオード、５５はレーザダイオード５４を
駆動するビーム駆動部、５６は６面の平面鏡Ｍ１〜Ｍ６
及びモータ５７で構成される回転多面鏡、５８は光セン
サ−，５９は光センサ５８からの信号に同期して走査開
始パルスを発生する走査開始パルス発生部、６０はホス
トコンピュータからの画像信号と走査開始パルス発生部
５９からの信号に基づき画像信号を出力する画像信号出
力部、６１はＦθレンズ、６２は回転多面鏡５６のモー
タ部５７の回転に同期してタイミングパルスを発生する
タイミングパルス発生部、６３は回転多面鏡５６のモー
タ部５７を制御駆動する回転多面鏡駆動部であり、６４
は一定周期で発振する発振部、６５は発振部６４の信号
とタイミングパルス発生部６２との信号を位相比較する
比較部、６６は比較部６５の信号により回転多面鏡５６
のモータ５７の駆動を行なう駆動部である。

以上の様に構成された走査装置について以下その動作を
第４図のタイミングチャートと共に説明する。

まず駆動部６６に対し外部より起動信号（図示せず）を
入力すると、回転多面鏡５６のモータ５７が回転を開始
し、タイミングパルス発生部６２より回転に同期した信
号が回転多面鏡駆動部６３の比較部６５へ送出される。

また比較部６５ではタイミングパルス発生部６２と発振
部６４からの信号との位相を比較し、差分の信号を駆動
部６６へ送出し、駆動部６６により回転多面鏡５６のモ
ータ５７を回転駆動する。すなわちタイミングパルス発
生部６２からの信号は発振部６４の発振周期に同期する
機制御される為、回転多面鏡は常に等速回転する。

次にビーム駆動部５５よりレーザダイオード５４を駆動
すると回転多面鏡５６の平面鏡Ｍ１にレーザ光が入射し
、回転多面鏡５６の回転に同期して偏向走査される。反
射された走査光が、感光体５１への走査開始の前に設け
られた光センサ−５８を通過した時、走査開始パルス発
生部５９より第４図ａで示す走査開始パルスを発生する
。

また感光体５１の回転により、感光体上の開始ホール５
２が記録開始位置センサー５３を通過したとき第４図す
に示す記録開始位置信号ｂ１が出力される。

走査開始パルスａ及び記録開始位置信号すは、画像信号
出力部６０に入力される。画像信号出力部６０は記録開
始位置信号ｂ１が入力されると、ｔ１時間後に到来する
走査開始信号ａ１のタイミングに同期して第４図Ｃに示
す画像信号をビーム駆動部５５に出力開始する。ビーム
駆動部５５により、レーザダイオード５３を駆動し、記
録の為のビームが発せられる。ビームは、回転多面鏡５
６により走査され、Ｆθレンズ６１を介して、感光体５
１（こ１ライン分記録される。

同様にして回転多面鏡５６が等速回転しているので順次
Ｍ２〜Ｍ６のミラー面で各ライン毎に感光体５１上に記
録され、１画面分の記録を終了する。

さらに多色印字の場合は、別の色のデータを重ね合わせ
る必要がある為、感光体５１を１周させ、前記画像記録
工程と同様にして記録開始位置検知センサー５３にて開
始ホール５２の通過を検知し、記録開始位置信号ｂ２を
画像信号発生部６０へ入力すると、ｔ２時間後に到来す
る走査開始信号ａ２のタイミングに同期して第４　ｍ　
ｃに示す画像信号をビーム駆動部５５に出力開始し、同
様にして２色目の印字を１画面分終了する 以上の様にして、記録色数に応じて各画面を重ね合わせ
た後、用紙（図示せず）に転写し多色印字を行なう。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら上記従来の構成では、記録開始位置信号と
走査開始パルスが非同期であり、画像信号発生部に記録
開始位置信号が到来した後、記録を開始する走査パルス
信号が到来する迄の時間変動を生じる為、多色印字の基
本性能である色の重ね合わせにおいて最大１ライン分の
感光体移動方向での色ズレが発生していると共に、回転
多面鏡の各鏡面の管理がなされていないため各色の同一
ラインの記録において回転多面鏡の面倒れ誤差や、分割
角度誤差による色ズレが発生し、画像を劣化させていた
。

１課題を解決する為の手段］ この課題を解決するために本発明は、感光体が所定の位
置に来たことを検出する第１の検出手段と、回転多面鏡
の所定の回転位置を検出する第２の検出手段とを設け、
これらの検出手段に検出時刻に応じて回転多面鏡の回転
速度を制御する構成でなる。

［作用１ 本発明は上記構成により、感光体の潜像形成位置が来る
までの時間にこの潜像形成位置において回転多面鏡の所
定の面によって走査されたレーザ光によって画像が形成
される。

［実施例］ 以下に本発明の一実施例における多色印字装置について
詳細に説明する。

第１図は本発明における多色印字装置の構成図、第２図
は、タイミングチャートである。ここで、ｌは感光体、
２は感光体上に設けられた基準位置ホール、３は、光セ
ンサーで構成され基準位置２を検知する為の基準位置検
知センサー、４はレーザダイオード、５はレーザダイオ
ード４を駆動するビーム駆動部、６は平面鏡Ｍ１〜Ｍ６
及びモータ７で構成される回転多面鏡、８は光センサ−
９は光センサ−８からの信号に同期して走査開始パルス
を発生する走査開始パルス発生部、１０は基準位置検知
センサーからの信号到来以降の走査開始パルス発生部９
からの信号を一定カウントし、記録開始信号を出力する
記録開始信号発生部、１１はホストコンピュータ（図示
せず）からの画像信号と記録開始信号発生部１０からの
信号に基づき画像信号を出力する画像信号出力部、１２
はＦθレンズ、１３は分周回路１４より構成され走査開
始パルス発生部９からの信号を分周することにより回転
多面鏡６の回転面を選択する回転多面鏡選択部、１５は
基準位置検知センサー３と回転多面鏡選択部１４との位
相を比較し、その差分を出力する比較部、１６は回転多
面鏡６のモータ部７の回転に同期してタイミングパルス
を発生するタイミングパルス発生部、１７はタイミング
パルス発生部１６を比較部１５の信号によりタイミング
パルスを補正するタイミングパルス補正部、１８は回転
多面鏡６のモータ部７を制御駆動する回転多面鏡駆動制
御部であり、１９は一定周期で発振する発振部、２０は
発振部１９の信号とタイミングパルス補正部１７との信
号を位相比較する比較部、２１は比較部１４の出力信号
により回転多面鏡６のモータ部７を駆動する駆動部であ
る。

以上の様に構成された走査装置について以下その動作を
第２図のタイミングチャートと共に説明する。

まず回転多面鏡駆動制御部１３の駆動部２１に対し外部
より起動信号（図示せず）を入力すると、回転多面鏡６
のモータ７が回転を開始し、　タイミングパルス発生部
１６より回転に同期した信号が回転多面鏡駆動制御部１
８のタイミングパルス補正部１７へ送出される。またビ
ーム駆動部５よりレーザダイオード４を駆動すると回転
多面鏡６の平面鏡Ｍ１にレーザ光が入射し、回転多面鏡
６の回転に同期して偏向走査される。反射された走査光
が、感光体１への走査開始の前に設けられた光センサ−
８を通過した時、光センサ−８に同期して走査開始パル
ス発生部９より第２図ａで示す走査開始パルスを発生す
る。走査開始パルス発生部９からの信号は回転多面鏡選
択部１３の分周回路１４に入力され回転多面鏡６の鏡面
数で分周され第２図すで示す信号が出力される。また感
光体１の回転により、感光体上の基準位置ホール２が基
準位置検知センサー３を通過したとき第４図Ｃに示す基
準位置信号ｃ１が出力される。

走査開始パルスａ及び回転多面鏡選択信号すは、比較部
１５に入力され、ｔｌで示す時間差を比較し、差分の信
号をタイミングパルス補正部１７へ送出し、前記タイミ
ングパルス発生部１６からのパルスを比較部１５の出力
に応じて周波数補正する。

また発振部１９からの信号とタイミングパルス補正部１
７からの信号は、比較部２０によりさらに位相を比較し
、差分の信号を駆動部２１へ送出し、駆動部２１により
非印字領域において回転多面鏡５６のモータ５７の回転
を駆動制御する。

すなわち回転多面鏡選択部１３の信号と基準位置検知セ
ンサー３との信号を同期する様回転多面鏡の回転を制御
する。

また基準位置検知センサー３からの基準位置信号と走査
開始パルス発生部９の走査パルスは、記録開始信号発生
部１０へ入力され、基準位置信号到来以降の走査開始パ
ルスを一定数カウントし、第２図ｄの記録開始信号ｄ１
を画像信号発生部１１へ出力する。

画像信号出力部１１は記録開始位置信号ｄ１が入力され
ると、第４図ｅに示す画像信号ｅ１をビーム駆動部５に
出力開始する。ビーム駆動部５により、レーザダイオー
ド４を駆動し、記録の為のビームが発せられる。ビーム
は、回転多面鏡６の鏡面Ｍ１〜Ｍ６により順次走査され
、Ｆθレンズ１２を介して、感光体１に１ライン毎に記
録され、１画面分の記録を終了する。

さらに多色印字の場合は、別の色のデータを重ね合わせ
る必要がある為、感光体１を１周回転させ、前記画像記
録工程と同様にして基準位置検知センサー３にて基準位
置ホール２の通過により基準位置検知信号Ｃ２を検知し
、基準位置信号Ｃ２と回転多面鏡選択部１３からの信号
ｂ２との時間差により回転多面鏡６の回転数補正を行な
い、次に記録開始信号発生部１０より記録開始信号ｄ２
を画像信号出力部１１へ入力することにより、第４図ｅ
に示す画像信号をビーム駆動部５に出力開始し、同様に
して２色目の印字を１画面分終了する。

以上の様にして、記録色数に応じて各画面を重ね合わせ
現像後、用紙に転写し多色印字を行なう。

以上の様に本実施例によれば、回転多面鏡の回転面を検
出選択する回転多面鏡選択部と、感光体上に設けた基準
位置検出部と、前記基準位置検出部よりの検知信号と回
転多面鏡検知部からの検知信号の時間差を比較し、各色
重ね合わせの為、感光体への記録開始時期を常に前記回
転多面鏡の同一面で駆動制御する為の駆動制御手段を設
けた為、各色の記録開始位置において回転多面鏡の同一
面で常に記録を行なうことができ、記録体への色重ね精
度を向上し、高品質の多色画像を得ることができる。

なお本実施例では、感光体上で多色のトナー像を多重形
成する方式であるため、感光体上に基準位置ホールを設
けたが、感光体上で順次具なる色によるトナー像を形成
し、その各色のトナー像を転写体上に多重転写する方式
では、基準位置ホールを転写体上に設けても同様の効果
となる。

［発明の効果］ 以上のように本発明は、感光体の所定の位置を検出する
手段と、回転多面鏡の所定の回転位置を検出する手段と
を設け、これらの手段の検出時刻の差に応じて回転多面
鏡の回転速度を制御するようにしたので、感光体への潜
像形成のためのレーザ光を走査させる回転多面鏡の所定
の面によって潜像の形成が開始され、回転多面鏡の各面
の面振れの差があっても重ね印字時の各色の各走査線の
走査面が同一になり、色ずれが少な（できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における多色印字装置の構成
図、第２図は本発明の一実施例における多色印字装置の
タイミングチャート、第３図は従来の多色印字装置の構
成図、第４図は従来の多色印字装置のタイミングチャー
トである。 置検知センサー、４・・・レーザダイオード、５・・・
ビーム駆動部、６・・・回転多面鏡、７・・・モータ、
８・・・光センサ−，９・・・走査開始パルス発生部、
１０・・・記録開始信号発生部、１１・・・画像信号出
力部、１３・・・回転多面鏡選択部、１４・・・分周回
路、１５・・・比較部１６・・・タイミングパルス発生
部、１７・・・タイミングパルス補正部、１８・・・回
転多面鏡駆動制御部、１９・・・発振部、２０・・・比
較部、２１・・・駆動部 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名１・・・感
光体、２・・・基準位置ホール、３・・・基準位匹 鍬 区

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）回転する感光体と、 レーザ光を発生する発光手段と、 前記発光手段からのレーザ光を前記感光体の回転方向に
   直交する方向に走査させる回転多面鏡と、前記感光体が
   所定の位置に来たことを検出する第１の検出手段と、 前記回転多面鏡の所定の回転位置を検出する第２の検出
   手段と、 前記第１の検出手段の検出時刻と前記第２の検出手段の
   検出時刻との時間差に応じて前記回転多面鏡の回転速度
   を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする多色印字装置。 ２）前記制御手段は各色での感光体への走査開始時期を
   常に前記回転多面鏡の同一面で行なう様、回転多面鏡の
   回転を駆動制御することを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の多色印字装置。