JP2001264674A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2001264674A
JP2001264674A JP2000075529A JP2000075529A JP2001264674A JP 2001264674 A JP2001264674 A JP 2001264674A JP 2000075529 A JP2000075529 A JP 2000075529A JP 2000075529 A JP2000075529 A JP 2000075529A JP 2001264674 A JP2001264674 A JP 2001264674A
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JP2000075529A
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Akihiro Fujimoto
昭宏 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真方式の画像形成装置において、ディ
ジタルPLL制御を行って副走査方向の書き出し位置を
補正する場合にも、回転ジッタを悪化することなく、画
像印字を行うことができるようにする。 【解決手段】 スキャナモータ19の回転速度を制御す
るための回転基準信号を生成するとともに、水平同期信
号検出部18により検出したスキャナモータ19の回転
位置信号から速度制御部11によりスキャナモータ19
の加速または減速信号を生成し、位相比較部12により
上記回転位置信号と回転基準信号の位相を比較して位相
遅れまたは位相進み信号を生成し、画像印字中は上記加
速または減速信号に基づいてスキャナモータ19の回転
を制御し、非印字中は上記加速または減速信号と上記位
位相遅れまたは位相進み信号とに基づいてスキャナモー
タ19の回転を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ、
カラー複写機等、特に複数のレーザスキャナと感光ドラ
ムを有する電子写真方式の画像形成装置において、光ビ
ームを偏向するためのスキャナモータの回転速度制御を
改善した画像形成装置及びその制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6はカラー印字を行う一般的な電子写
真方式の画像形成装置の概略を示す構成図である。
【0003】図6の装置は、4色すなわち、イエロー
Y,マゼンタM,シアンC,ブラックKの画像形成手段
を備えたカラープリンタを示すものである。同図におい
て、1a,1b,1c,1dは上記各色の静電潜像が形
成される感光ドラム(a,b,c,dは各々K,C,
M,Y用を示す)、2a,2b,2c,2dは画像信号
に応じて各色の露光を行い各々の感光ドラム1a,1
b,1c,1d上に静電潜像を形成するレーザスキャ
ナ、3は用紙を各色の画像形成部に順次搬送する無端状
の搬送ベルトで、転写ベルトを兼ねている。
【0004】4は不図示のモータとギア等でなる駆動手
段に接続され搬送ベルト3を駆動する駆動ローラ、5は
搬送ベルト3の移動に従って回転し搬送ベルト3に一定
の張力を付与する従動ローラ、6a,6bは搬送ベルト
3上に形成された位置ずれ検知用パターンを検出する一
対の光センサで、搬送ベルト3の両サイドに設けられて
いる。
【0005】次に、上記構成のカラープリンタの動作に
ついて説明する。
【0006】PC(パーソナルコンピュータ)からプリ
ントすべきデータがプリンタに送られ、プリンタエンジ
ンの方式の応じた画像形成が終了してプリント可能状態
となると、用紙カセットから用紙が供給され、この用紙
は搬送ベルト3に到達したところで、搬送ベルト3によ
り各色の画像形成部に順次搬送される。この搬送ベルト
3による用紙搬送とタイミングを合せて、各色の画像信
号が各レーザスキャナ2a,2b,2c,2dに送ら
れ、感光ドラム1a,1b,1c,1d上に各々の静電
潜像が形成され、それぞれの現像器でトナーが現像され
る。このトナー像は、不図示の転写部で用紙上に転写さ
れる。
【0007】図6の装置では、Y,M,C,Kの順に順
次画像形成される。その後、用紙は搬送ベルト3から分
離され、不図示の定着器で熱によってトナー像が用紙上
に定着され、外部へ排出される。
【0008】ここで、上記のような構成の画像形成装置
の各画像形成部のレーザスキャナにおいては、光ビーム
発生手段と、その光ビームを画像信号によって点灯制御
する光ビーム制御手段と、上記光ビームを感光ドラム上
に偏向走査するスキャナモータと、そのスキャナモータ
を回転駆動するスキャナモータ駆動手段と、上記スキャ
ナモータにより偏向走査された光ビームを所定の位置で
検出して水平同期信号を出力する水平同期信号検出手段
と、スキャナモータの回転基準信号を発生する回転基準
信号発生手段と、スキャナモータの回転位置を検出する
回転位置検出手段を備え、上記回転基準信号と回転位置
検出手段の出力信号に基づいて、各スキャナモータが等
速回転するように各駆動手段を制御する。
【0009】そして、各画像形成部で形成された画像を
用紙上に重ね合わせて転写する。このとき、各画像を用
紙上に正確に重ね合わせて転写するには、各感光ドラム
上の各画像の主走査方向及び副走査方向における画像形
成開始位置が正確に調整されていなければならない。
【0010】主走査方向については、各光ビームの水平
同期信号に基づいて各画像の書き出しタイミングを各画
像形成部毎に調整することによって、各スキャナモータ
の面位相が互いに一致していなくても画像のずれを補正
することができる。
【0011】また副走査方向については、各画像形成部
間の距離を副走査方向の画像ピッチの整数倍に設定し、
各画像書き出しのタイミングを1回の光ビーム走査の周
期毎に調整することによって、1画素ピッチ以下の画像
ずれに調整することができる。しかし、スキャナモータ
の面位相が正確に合っていないと、1画素ピッチ以下の
ずれが発生してしまう。この不具合を解消するため、各
スキャナモータ制御部に供給する回転基準信号を共通に
して、各スキャナモータをPLL制御することが行われ
ている。
【0012】図7にこのようなスキャナモータのディジ
タルPLL制御部のブロック構成を示す。同図中、19
はポリゴンミラーと一体になっているスキャナモータで
あり、回転位置検出手段18はスキャナモータ19の回
転位置を検出し、回転位置信号S2を出力する。速度制
御部11は、その回転位置信号S2に基づいてあらかじ
め定められた期間よりも該位置信号S2の周期が長い期
間だけ/VACC信号S3をL(低)レベルにし、回転
位置信号S2の周期が短い期間だけ/VDEC信号S4
をLレベルにする。
【0013】位相比較部12は、不図示の回転基準信号
発生手段から出力された回転基準信号S1と回転位置信
号S2の位相を比較し、回転位置信号S2が回転基準信
号S1より遅れている期間だけ/lag信号S5をLレ
ベルにし、回転基準信号S1よりも進んでいる期間だけ
/lead信号S6をLレベルにする。ゲート13は、
/VACC信号S3に/lag信号S5を重畳し、/A
CC信号S7を生成する。ゲート14は、/VDED信
号S4に/lead信号S6を重畳し、/DEC信号S
8を生成する。
【0014】チャージポンプ15は、/ACC信号S7
と/DEC信号S8のLowの期間に応じてコンデンサ
16を充放電して、モータ制御電圧S12を生成する。
モータ駆動部17は、モータ制御電圧に基づいてスキャ
ナモータ19を駆動する。そして、上述した動作によ
り、スキャナモータ19は回転基準信号と位相が合った
状態で回転駆動制御される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような画像形成装置にあっては、速度ディスクリの出力
パルスに位相比較手段の出力パルスを重畳することでス
キャナモータのディジタルPLL制御を行うと、速度デ
ィスクリの加速信号、減速信号に位相制御部の出力信号
である位相遅れ・位相進み信号をそれぞれ重畳するため
に、速度制御ループのみでスキャナモータの回転速度制
御するときと比較して回転速度ジッタが大きくなるとい
う問題があった。
【0016】本発明は、上記のような問題点を着目して
なされたもので、ディジタルPLL制御を行って副走査
方向の書き出し位相を補正する場合にも、回転ジッタを
悪化することなく、画像印字を行うことができる画像形
成装置及びその制御方法を提供することを目的としてい
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置及びその制御方法は、次のように構成したものであ
る。
【0018】(1)電子写真方式の画像形成装置であっ
て、感光ドラムに光ビームを走査するためのスキャナモ
ータと、このスキャナモータの回転速度を所定の値に制
御するための回転基準信号を出力する回転基準信号発生
手段と、前記スキャナモータの回転位置を検出して回転
位置信号を出力する回転位置検出手段と、その回転位置
信号から前記スキャナモータの加速または減速信号を出
力する速度制御手段と、前記回転位置信号と前記回転基
準信号の位相を比較して位相遅れまたは位相進み信号を
出力する位相制御手段とを備え、画像印字中は前記速度
制御手段からの加速または減速信号に基づいて前記スキ
ャナモータの回転を制御し、非印字中は前記速度制御手
段からの加速または減速信号と前記位相制御手段からの
位相遅れまたは位相進み信号とに基づいて前記スキャナ
モータの回転を制御するようにした。
【0019】(2)上記(1)において、回転位置信号
の周期を測定する周期測定手段を有し、測定された回転
位置信号の周期と目標周期との差が小さくなるように目
標周期を設定するようにした。
【0020】(3)電子写真方式の画像形成装置の制御
方法であって、感光ドラムに光ビームを走査するための
スキャナモータの回転速度を所定の値に制御するための
回転基準信号を生成するとともに、前記スキャナモータ
の回転位置を検出して回転位置信号を求め、その回転位
置信号から前記スキャナモータの加速または減速信号を
生成し、前記回転位置信号と前記回転基準信号の位相を
比較して位相遅れまたは位相進み信号を生成し、画像印
字中は前記加速または減速信号に基づいて前記スキャナ
モータの回転を制御し、非印字中は前記加速または減速
信号と前記位相遅れまたは位相進み信号とに基づいて前
記スキャナモータの回転を制御するようにした。
【0021】(4)上記(3)において、回転位置信号
の周期を測定し、測定された回転位置信号の周期と目標
周期との差が小さくなるように目標周期を設定するよう
にした。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。
【0023】本発明に係る画像形成装置として、ここで
は図6の斜視図に示すように、イエローY、マゼンタ
M、シアンC、ブラックKの4色の画像形成部を有した
4ドラム方式のカラー画像形成装置について説明する。
【0024】(第1の実施例)図1は本発明の第1の実
施例の構成を示すブロック図であり、スキャナモータ制
御部の要部を示している。本実施例では、イエローY、
マゼンタM、シアンC、ブラックKの4色の画像形成部
のそれぞれにレーザスキャナを備えており、図1ではそ
の内の1つのスキャナモータ制御部について示してい
る。
【0025】図1において、11はスキャナモータ19
を等速に回転駆動制御するための加速信号である/VA
CC信号(S3)、減速信号である/VDEC信号(S
4)を発生する速度ディスクリ回路からなる速度制御部
(手段)、12は回転基準信号である/RefBD信号
(S1)と水平同期信号等の回転位置検出信号(S2)
の位相を比較してその位相差に応じた位相遅れを示す/
lag信号(S5)及び位相進みを示す/lead信号
(S6)を発生する位相比較部(手段)、13は上記/
VACC信号及び/lag信号を合成して実際の加速信
号となる/ACC信号(S7)を生成するAND回路、
14は上記/VDED信号及び/lead信号を合成し
て実際の減速信号となるDEC信号(S8)を生成する
AND回路である。
【0026】15は上記/ACC信号、/DEC信号に
基づいてコンデンサ16への充放電を行うためのチャー
ジポンプ、17はコンデンサ16で定められた所定の電
圧に基づいてスキャナモータ19を駆動するモータ駆動
部、18はスキャナモータ19の回転に応じてポリゴン
ミラーで反射された不図示のレーザビームを検出して主
走査方向の書き出し位置の基準となる水平同期信号(以
後/BD信号と呼ぶ)を検出する水平同期信号検出部
(以後BDセンサと呼ぶ)であり、本実施例では、BD
センサ18はスキャナモータ19の回転位置検出手段と
しての機能を果たすものである。20は上記BDセンサ
18から出力された/BD信号を分周(1/m)する分
周器、25,26は上記位相比較部12の出力の有効/
無効を制御するためのゲートである。
【0027】なお、S11は上記ゲートのON/OFF
を制御するための信号であり、S9,S10は上記位相
比較部12の出力S5,S6が上記ゲート25,26で
ON/OFFを制御された後の出力である。
【0028】また、図示していないが本実施例では、静
電潜像を担持するための感光ドラムと、光ビーム発生手
段と、その光ビームを画像信号によって点灯制御する光
ビーム制御手段を有し、スキャナモータ19により光ビ
ームを上記感光ドラム上に偏向走査する。そして、上記
のスキャナモータ19の回転速度を所定の範囲内に制御
するための回転基準信号を発生する回転基準信号発生手
段を有し、水平同期信号検出部18によって得られた回
転位置信号とその回転基準信号の位相を位相比較部12
により比較して位相遅れ、及び位相進み信号を生成し、
スキャナモータ19の加速及び減速信号とその位相遅れ
及び位相進み信号を組み合わせてモータ駆動部17を制
御する制御信号を生成する手段から構成されるスキャナ
モータ制御手段からなる画像形成手段を複数組備えてい
る。
【0029】また、上記スキャナモータ制御手段は、上
記速度制御部11のみでスキャナモータ19を回転制御
するモードと、速度制御部11と位相制御部12を組み
合わせてスキャナモータ19を回転制御するモードとを
切換える制御モード切換え手段を備え、この制御モード
切換え手段で、画像印字中は速度制御部11でスキャナ
モータ19を回転制御し、画像印字を行っていないとき
は速度制御部11と位相制御部12を組み合わせてスキ
ャナモータ19の回転制御を行うように切換えるように
している。
【0030】図2は本実施例の動作を示すタイミングチ
ャートである。次に、このタイミングチャートを用いて
図1のスキャナモータ制御部の動作を説明する。図2の
S1,S2,S3,S7,S9はそれぞれ図1のS1,
S2,S3,S7,S9に対応している。
【0031】速度制御部11は、BDセンサ18からの
/BD信号に基づいて、/BD信号の周期があらかじめ
設定された周期T1よりも長い期間だけ/ACC信号を
LOW(低)レベルにする。また、/BD信号の周期が
T1よりも短い期間だけ/DEC信号をLOWレベルに
する。チャージポンプ15は、/ACC信号がLOWレ
ベルでかつ/DEC信号がHIGH(高)レベルのとき
にコンデンサ16を充電し、/ACC信号がHIGHレ
ベルでかつ/DEC信号がLOWレベルのときにコンデ
ンサ16を放電する。モータ駆動部17は、コンデンサ
16の電圧に基づいてスキャナモータ19を駆動する。
したがって、上述の各動作により、スキャナモータ19
は/BD信号の周期が所定の周期T1となるように回転
駆動される。
【0032】次に、位相比較部12について説明する。
あらかじめ定められた所定の周期となるように設定され
た回転基準信号である/RefBD信号(S1)とBD
センサ18の出力である/BD信号(S2)を分周器2
0でm分周し、(mは自然数)位相比較部12に入力す
る。位相比較部12では、両者の位相を比較して/BD
信号が/RefBD信号よりも位相が遅れている時間だ
け/lag信号をLOWレベルとし、位相が進んでいる
期間だけ/lead信号をLOWレベルとする。
【0033】図2では、スキャナモータ19の回転速度
が所定の回転速度に対して遅いとき、すなわち/VAC
C信号がLOWレベルのときの信号を示している。ま
た、回転基準信号である/RefBDに対して/BD信
号の位相が遅れているときの信号を示している。
【0034】AND回路13は、上記/VACC信号と
/lag信号からチャージポンプ15を制御する/AC
C信号を合成する回路であり、AND回路14は、上記
/VDEC信号と/lead信号からチャージボンプ1
5を制御する/DEC信号を合成する回路である。図2
に示すように、AND回路13により/VACC信号と
/lag信号を加えることにより/ACC信号を合成し
ている。
【0035】そして、上述のように/ACC信号を合成
することにより、速度情報だけではなく位相情報も加味
して/ACC信号を出力することができる。スキャナモ
ータ19の/BD信号の位相が/RefBD信号の位相
に一致すると、/lag信号はHIGHレベルになり、
スキャナモータ19は速度及び位相を所定の状態に合わ
せて回転する。
【0036】図3は第1の実施例でのスキャナモータ1
9のPLL制御を行うタイミングを示す図であり、S1
3はプリント開始を示す/TOP信号を示している。不
図示のビデオコントローラが/TOP信号S13に同期
して画像データを出力すると、画像形成装置はその画像
データに基づいて不図示のレーザダイオードの点灯を制
御し、画像印字を行う。S14は画像形成装置の印字状
態を示す信号である。また、S15はスキャナモータ1
9の制御状態を示す信号である。
【0037】図3は連続印字を行っている場合のプリン
トシーケンスを示しており、信号S14中の斜線部は画
像印字が終わってから次のページの/TOP信号がくる
までの期間(紙間と呼ぶ)を示している。この紙間には
レーザは消灯している。
【0038】第1の実施例では、画像印字中(信号S1
4中の白抜き部の期間)は信号S15中の縦線部に示す
ように速度制御のみを行い、画像印字を行っていない非
印字中(信号S15中の横線部の期間)のみ速度制御に
ディジタルPLL制御を併用する。この紙間でのディジ
タルPLL制御で、各スキャナモータ19のポリゴンの
面位相を所定の位相に制御することができる。その後、
画像印字中は速度制御のみを行うことで、ジッタが悪化
することなく、画像印字を行うことができる。
【0039】このときのディジタルPLL制御のON/
OFFは、図示しないがエンジンコントローラ部により
信号S11をLOWレベルあるいはHIGHレベルに設
定することで実現することができる。つまり、スキャナ
モータ19を起動するときに信号S11はLowレベル
としてディジタルPLL制御を併用し、/TOP信号を
検出した後に信号S11をHIGHレベルに設定するこ
とで速度制御のみでスキャナモータ19を制御する。そ
の後、画像データの出力が終わるタイミングで再び信号
S11をLOWレベルにすることで、ディジタルPLL
制御を併用する。以後この動作を繰り返す。
【0040】上述のスキャナモータ制御部をイエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックのそれそれのスキャナモー
タ制御部に適用して、/RefBD信号を共通の信号と
することで、各スキャナモータ19のポリゴンの面位相
を備えて回転駆動制御することができ、ディジタルPL
L制御を行う場合にもジッタを悪化することなく、各画
像形成部間で副走査方向の画像ずれをなくすことができ
る。また、周期が同じで位相が異なる信号を各色の/R
efBD信号として供給し、ポリゴンの面位相をずらす
ことで副走査方向の色ずれを補正するようにしても良
い。
【0041】画像印字中はディジタルPLL制御がかか
っていないので、各色のスキャナモータ19の回転速度
は個々のスキャナモータ19の定常速度偏差分だけ異な
る。しかし、その偏差はわずかなので、1ページを印字
している間にずれる位相はわずかである。各ページの画
像信号を開始する前に必ずディジタルPLL制御を行う
ので、各スキャナモータ19のポリゴンの面位相はほぼ
一定に保たれる。
【0042】(第2の実施例)本発明の第2の実施例に
ついて説明する。本実施例においても、4色の画像形成
部を有する4ドラム方式のカラー画像形成装置であり、
そのうち図4はスキャナモータ制御部に関わる構成を示
している。図4は4色のレーザスキャナのうちの1つの
スキャナモータ制御部について示しており、図1の第1
の実施例に示すものと同じ動作を有するものに関しては
図1と同じ番号で示してあり。各部の詳細な動作につい
ては、第1の実施例と同様であるので説明を省略する。
【0043】本実施例では、第1の実施例のスキャナモ
ータ制御部に加えて周期設定部22を備えている。この
周期設定部22は、回転位置検出器であるBDセンサ1
8からの回転位置信号S2の周期を測定する周期測定手
段となっている。スキャナモータ19に回転速度偏差が
あり、実際の測定値と目標としている周期に差がある場
合は、周期設定部22はその差をなくすように速度ディ
スクリの設定値を変更する。
【0044】図5は第2の実施例でのスキャナモータ1
9のディジタルPLL制御を行うタイミングを示す図で
あり、S13はプリント開始を示す/TOP信号であ
る。不図示のビデオコントローラが/TOP信号S13
に同期して画像データを出力すると、画像形成装置はそ
の画像データに基づいて不図示のレーザダイオードの点
灯を制御し、画像印字を行う。S14は画像形成装置の
印字状態を示す信号である。また、S15はスキャナモ
ータ19の制御状態を示す信号である。
【0045】図5は連続印字を行っている場合のプリン
トシーケンスを示しており、信号S14の中の右上りの
斜線部は画像印字が終わってから次のページの/TOP
信号がくるまでの期間(紙間)を示している。この紙間
にはレーザ消灯している。
【0046】第2の実施例では、画像印字を行う前(信
号S14の右下がり斜線部の期間)は信号S15の横線
部に示すように速度制御にディジタルPLL制御を併用
してスキャナモータ19を起動する。その後、画像印字
中(信号S14の白抜き部の期間)及び紙間(信号S1
4の右上り斜線部の期間)では速度制御のみを行う。こ
の起動時のPLL制御でスキャナモータ19のポリゴン
の面位相を所定の位相に制御することができる。その後
は速度制御のみを行うことで、ジッタを悪化させること
なく、画像印字を行うことができる。
【0047】このときのディジタルPLLの制御のON
/OFFは、図示しないがエンジンコントローラ部によ
り信号S11をLOWレベルあるいはHIGHレベルに
設定することで実現することができる。つまり、スキャ
ナモータ19を起動するときに信号S11をLOWレベ
ルとし、速度制御とディジタルPLL制御を併用して、
/TOP信号を検出した後に信号S11をHIGHレベ
ルに設定することで、速度制御のみのでスキャナモータ
19を制御する。
【0048】上述のスキャナモータ制御部をイエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれのスキャナモー
タ制御部に適用して、/RefBD信号を共通の信号と
することで、各スキャナモータ19のポリゴンの面位相
を揃えて回転駆動制御することができ、ディジタルPL
L制御を行う場合にもジッタを悪化することなく、各画
像形成部間で副走査方向の画像ずれをなくすことができ
る。また、周期が同じで位相が異なる信号を各色に/R
efBD信号として供給し、これを用いてポリゴンの面
位相をずらすことにより副走査方向の色ずれを補正する
ようにしても良い。
【0049】このときの各スキャナモータ19の周期設
定値は、各スキャナモータ19の周期設定部22にて各
スキャナモータ19に最適な値に設定されていて、各ス
キャナモータ間での回転速度偏差は小さい。よって、連
続印字をしても副走査方向の色ずれは小さいまま画像印
字を行うことができる。
【0050】(第3の実施例)本発明の第3の実施例に
ついて説明する。本実施例においても、4色の画像形成
部を有する4ドラム方式のカラー画像形成装置であり、
本実施例のスキャナモータ制御部は第2の実施例と同じ
構成であるので、図4を用いて説明する。図4は4色の
レーザスキャナのうちの1つのスキャナモータ制御部に
ついて示しており、各部の詳細な動作については第2の
実施例と同様であるので説明を省略する。
【0051】本実施例では、第2の実施例のスキャナモ
ータ制御部に加えて、PLL制御のON/OFFを制御
するための信号S11をプリントシーケンスに基づいて
制御する。
【0052】図3のタイミングチャートは本実施例での
スキャナモータ19のディジタルPLL制御行うタイミ
ングを示しており、第1の実施例を説明するときに用い
たものと同一である。S13はプリント開始を示す/T
OP信号である。不図示のビデオコントローラが/TO
P信号S13に同期して画像データを出力すると、画像
形成装置はその画像データに基づいて不図示のレーザダ
イオードの点灯を制御し、画像印字を行う。S14は画
像形成装置の印字状態を示す信号である。また、S15
はスキャナモータ19の制御状態を示す信号である。
【0053】図3は連続印字を行っている場合のプリン
トシーケンスを示しており、信号S14中の斜線部は画
像印字が終わってから次のページの/TOP信号がくる
までの期間(紙間)を示してある。この紙間にはレーザ
は消灯している。
【0054】第3の実施例では、画像印字中(信号S1
4の白抜き部の期間)は信号S15中の斜線部に示すよ
うにした速度制御のみを行い、画像印字を行っていない
とき(信号S15中の横線部の期間)のみ速度制御にデ
ィジタルPLL制御を併用する。この紙間でのディジタ
ルPLL制御で各スキャナモータ19のポリゴンの面位
相を所定の位相に制御することができる。その後、画像
印字中は速度制御のみを行うことで、回転速度のジッタ
を悪化させることなく、画像印字を行うことができる。
【0055】このときディジタルPLL制御のON/O
FFは、図示しないが、エンジンコントローラ部により
信号S11をLOWレベルあるはHIGHレベルに設定
することで実現することができる。つまり、スキャナモ
ータ19を起動するときに信号S11をLOWレベルに
してPLL制御を行い、/TOP信号を検出した後に信
号S11をHIGHレベルに設定することで、速度制御
のみでスキャナモータ19を制御する。その後、画像デ
ータの出力が終わるタイミングで再び信号S11をLO
Wレベルにすることで、速度制御にディジタルPLL制
御を併用する。以後、この動作を繰り返す。
【0056】上述のスキャナモータ制御部をイエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれのスキャナモー
タ制御部に適用して、/RefBD信号を共通すること
で、各スキャナモータ19のポリゴンの面位相を揃えて
回転駆動制御することができ、ディジタルPLL制御を
行う場合にも回転速度ジッタを悪化させることなく、各
画像形成部間での副走査方向の画像ずれをなくすことが
できる。また、周期が同じで位相が異なる信号を各色の
/RefBD信号として供給し、これを用いてポリゴン
の面位相をずらすことにより副走査方向の色ずれを補正
するようにしても良い。
【0057】画像印紙中はディジタルPLL制御がかか
っていないので、各色のスキャナモータ19の回転速度
はわずかに異なる。しかし、このときの各スキャナモー
タ19の周期設定値は、各スキャナモータ19の周期設
定部22にて各々のスキャナモータ19に最適な値に設
定されていて、各スキャナモータ間の回転速度偏差は小
さい。よって、1ページを印字している間にずれる位相
はわずかである。各ページの画像印字を開始する前に必
ずディジタルPLL制御を行うので、各スキャナモータ
19のポリゴンの面位相はほぼ一定に保たれる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジタルPLL制御を行って副走査方向の書き出し位
置を補正する場合にも、回転速度ジッタを悪化すること
なく、画像印字を行うことができる。
【0059】また、本発明によれば、各色のスキャナモ
ータ制御部の速度設定値を独立に設定することで、ディ
ジタルPLL制御を行って副走査方向の書き出し位置を
補正する場合にも、回転速度ジッタを悪化することな
く、画像印字を行うことができる。
【0060】また、本発明によれば、各色のスキャナモ
ータ制御部の速度設定値を独立に設定し、かつ紙間でデ
ィジタルPLL制御を行うことにより、ディジタルPL
L制御を行って副走査方向の書き出し位置を補正する場
合にも、回転速度ジッタを悪化することなく、画像印字
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
【図2】 第1の実施例の動作を示すタイミングチャー
【図3】 第1及び第3実施例の動作を示すタイミング
チャート
【図4】 本発明の第2及び第3実施例の構成を示すブ
ロック図
【図5】 第2の実施例の動作を示すタイミングチャー
【図6】 画像形成装置の概略構成を示す斜視図
【図7】 従来例の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d 感光ドラム 2a,2b,2c,2d レーザスキャナ 11 速度制御部 12 位相比較部 13 AND回路 14 AND回路 15 チャージポンプ 17 モータ駆動部 18 水平周期信号検出部(回転位置検出手段) 19 スキャナモータ 22 周期設定部(周期測定部) 25 ゲート 26 ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 5/00 301 G03G 21/00 372 9A001 H04N 1/113 H04N 1/04 104A Fターム(参考) 2C362 BA32 BA33 BA34 2H027 DA16 DA50 EB04 ED06 EE01 EE03 EE04 ZA07 2H045 AA01 AA53 AA56 CA88 CA98 5C072 AA03 BA15 HA02 HA13 HB08 HB11 HB16 5H550 AA10 AA14 AA15 GG04 GG07 GG08 JJ23 JJ30 LL01 LL35 LL60 9A001 BB04 BB06 HH23 HH34 JZ35 KK29 KK32 KK42

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式の画像形成装置であって、
    感光ドラムに光ビームを走査するためのスキャナモータ
    と、このスキャナモータの回転速度を所定の値に制御す
    るための回転基準信号を出力する回転基準信号発生手段
    と、前記スキャナモータの回転位置を検出して回転位置
    信号を出力する回転位置検出手段と、その回転位置信号
    から前記スキャナモータの加速または減速信号を出力す
    る速度制御手段と、前記回転位置信号と前記回転基準信
    号の位相を比較して位相遅れまたは位相進み信号を出力
    する位相制御手段とを備え、画像印字中は前記速度制御
    手段からの加速または減速信号に基づいて前記スキャナ
    モータの回転を制御し、非印字中は前記速度制御手段か
    らの加速または減速信号と前記位相制御手段からの位相
    遅れまたは位相進み信号とに基づいて前記スキャナモー
    タの回転を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 回転位置信号の周期を測定する周期測定
    手段を有し、測定された回転位置信号の周期と目標周期
    との差が小さくなるように目標周期を設定することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 電子写真方式の画像形成装置の制御方法
    であって、感光ドラムに光ビームを走査するためのスキ
    ャナモータの回転速度を所定の値に制御するための回転
    基準信号を生成するとともに、前記スキャナモータの回
    転位置を検出して回転位置信号を求め、その回転位置信
    号から前記スキャナモータの加速または減速信号を生成
    し、前記回転位置信号と前記回転基準信号の位相を比較
    して位相遅れまたは位相進み信号を生成し、画像印字中
    は前記加速または減速信号に基づいて前記スキャナモー
    タの回転を制御し、非印字中は前記加速または減速信号
    と前記位相遅れまたは位相進み信号とに基づいて前記ス
    キャナモータの回転を制御するようにしたことを特徴と
    する画像形成装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 回転位置信号の周期を測定し、測定され
    た回転位置信号の周期と目標周期との差が小さくなるよ
    うに目標周期を設定するようにしたことを特徴とする請
    求項3記載の画像形成装置の制御方法。
JP2000075529A 2000-03-17 2000-03-17 画像形成装置及びその制御方法 Withdrawn JP2001264674A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7830576B2 (en) 2007-02-19 2010-11-09 Canon Kabushiki Kaisha Scanning optical apparatus and method, and image forming apparatus
CN110445449A (zh) * 2018-05-03 2019-11-12 Ls产电株式会社 可编程逻辑控制器的马达驱动控制方法

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