JPH0445602B2 - - Google Patents
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- JPH0445602B2 JPH0445602B2 JP60054028A JP5402885A JPH0445602B2 JP H0445602 B2 JPH0445602 B2 JP H0445602B2 JP 60054028 A JP60054028 A JP 60054028A JP 5402885 A JP5402885 A JP 5402885A JP H0445602 B2 JPH0445602 B2 JP H0445602B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K41/00—Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
- H02K41/02—Linear motors; Sectional motors
- H02K41/025—Asynchronous motors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61B—RAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B61B13/00—Other railway systems
- B61B13/08—Sliding or levitation systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61B—RAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B61B13/00—Other railway systems
- B61B13/12—Systems with propulsion devices between or alongside the rails, e.g. pneumatic systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Linear Motors (AREA)
- Railway Tracks (AREA)
- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、LIM（リニアインダクシヨンモー
タ）を駆動源とし、工場、倉庫等において使用さ
れるLIM搬送台車における軌道構造に関する。
タ）を駆動源とし、工場、倉庫等において使用さ
れるLIM搬送台車における軌道構造に関する。
「従来の技術」
従来、工場等における荷物の搬送手段として、
第６図イ，ロ，ハに示すような片側式リニアイン
ダクシヨンモータを駆動源とする台車式搬送装置
が知られている。これらの図において、１は搬送
路に沿つて配設された架台、２及び３は架台１の
上面の両側端部に取り付けられた断面Ｌ字状の軌
道である。４及び５は架台１の上面の幅方向中央
部に取り付けられたリニアインダクシヨンモータ
の１次側及び電磁ブレーキの１次側であり、これ
らはステーシヨン（荷物の積み降ろし場）等に対
応して各々配置されている。６は走行輪７…と側
輪８…とを有する台車であり、走行輪７…が軌道
２及び３の水平板部に当接し、側輪８…が軌道２
及び３の垂直板部に当接することにより、台車６
が軌道２及び３に沿つて移動するようになつてい
る。台車６には、リニアインダクシヨンモータの
２次側導体９と、電磁ブレーキの２次側鉄心１０
が取り付けられていると共に、スリツト板１１が
取り付けられている。また、軌道２の所定の距離
を隔てた複数箇所には、スリツト板１１のスリツ
トを検出する透過型フオトセンサからなり、台車
６の速度を検出する速度センサ１２が取り付けら
れ、軌道３の所定の箇所には、反射型フオトセン
サからなり、台車６の位置を検出する位置センサ
１３が取り付けられている。さらに、軌道２及び
３の始端部と終端部には台車６が暴走した場合に
対する安全対策として、台車６の移動を規制する
シヨツクアブソーバ（図示略）等が取り付けられ
ている。このような構成において、台車６は走行
輪７…及び側輪８…によつて搬送方向へ案内され
る。また、リニアインダクシヨンモータの１次側
４が進行磁界を発生し、２次側導体９に推力を与
えることにより、台車６が加速または減速され、
さらに、電磁ブレーキの１次側５が電磁吸引力を
発生し、２次側鉄心１０を吸引することにより、
台車６が停止する。この場合、制御装置（図示
略）が、速度センサ１２及び位置センサ１３の検
出信号に基づいて、リニアインダクシヨンモータ
の１次側４及び電磁ブレーキの１次側５に対する
電力供給を制御することにより、台車６の加速、
減速、停止の制御がなされる。
第６図イ，ロ，ハに示すような片側式リニアイン
ダクシヨンモータを駆動源とする台車式搬送装置
が知られている。これらの図において、１は搬送
路に沿つて配設された架台、２及び３は架台１の
上面の両側端部に取り付けられた断面Ｌ字状の軌
道である。４及び５は架台１の上面の幅方向中央
部に取り付けられたリニアインダクシヨンモータ
の１次側及び電磁ブレーキの１次側であり、これ
らはステーシヨン（荷物の積み降ろし場）等に対
応して各々配置されている。６は走行輪７…と側
輪８…とを有する台車であり、走行輪７…が軌道
２及び３の水平板部に当接し、側輪８…が軌道２
及び３の垂直板部に当接することにより、台車６
が軌道２及び３に沿つて移動するようになつてい
る。台車６には、リニアインダクシヨンモータの
２次側導体９と、電磁ブレーキの２次側鉄心１０
が取り付けられていると共に、スリツト板１１が
取り付けられている。また、軌道２の所定の距離
を隔てた複数箇所には、スリツト板１１のスリツ
トを検出する透過型フオトセンサからなり、台車
６の速度を検出する速度センサ１２が取り付けら
れ、軌道３の所定の箇所には、反射型フオトセン
サからなり、台車６の位置を検出する位置センサ
１３が取り付けられている。さらに、軌道２及び
３の始端部と終端部には台車６が暴走した場合に
対する安全対策として、台車６の移動を規制する
シヨツクアブソーバ（図示略）等が取り付けられ
ている。このような構成において、台車６は走行
輪７…及び側輪８…によつて搬送方向へ案内され
る。また、リニアインダクシヨンモータの１次側
４が進行磁界を発生し、２次側導体９に推力を与
えることにより、台車６が加速または減速され、
さらに、電磁ブレーキの１次側５が電磁吸引力を
発生し、２次側鉄心１０を吸引することにより、
台車６が停止する。この場合、制御装置（図示
略）が、速度センサ１２及び位置センサ１３の検
出信号に基づいて、リニアインダクシヨンモータ
の１次側４及び電磁ブレーキの１次側５に対する
電力供給を制御することにより、台車６の加速、
減速、停止の制御がなされる。
「発明が解決しようとする問題点」
ところで、上述した台車式搬送装置は、リニア
インダクシヨンモータの１次側４及び電磁ブレー
キの１次側５が各々ボルトによつて架台１に取り
付けられていると共に、速度センサ１２及び位置
センサ１３が各々ボルトによつて軌道２及び３に
取り付けられていたため、次に述べるような欠点
があつた。
インダクシヨンモータの１次側４及び電磁ブレー
キの１次側５が各々ボルトによつて架台１に取り
付けられていると共に、速度センサ１２及び位置
センサ１３が各々ボルトによつて軌道２及び３に
取り付けられていたため、次に述べるような欠点
があつた。
搬送路の変更に伴つてステーシヨンの追加や
位置の変更を行う場合、架台１や軌道２，３に
新たにリニアインダクシヨンモータの１次側４
や速度センサ１２等を取り付けるための取付穴
を形成しなければならない。
位置の変更を行う場合、架台１や軌道２，３に
新たにリニアインダクシヨンモータの１次側４
や速度センサ１２等を取り付けるための取付穴
を形成しなければならない。
台車６の走行パターンに対応させて、リニア
インダクシヨンモータの１次側４の設置位置に
対する速度センサ１２及び位置センサ１３の取
付位置を台車６の進行方向に沿つて調整する必
要があるが、この取付位置の調整に手間がかか
る。
インダクシヨンモータの１次側４の設置位置に
対する速度センサ１２及び位置センサ１３の取
付位置を台車６の進行方向に沿つて調整する必
要があるが、この取付位置の調整に手間がかか
る。
架台２及び３と、リニアインダクシヨンモー
タの１次側４と、電磁ブレーキの１次側５と、
速度センサ１２と、位置センサ１３を各々台車
６に対して所定の位置関係となるように配置
し、かつそ位置が常に保持されなければならな
いため、架台１には高い剛性が要求され、従つ
て、上記取付穴の形成及び取付位置の調整が非
常に煩雑である。
タの１次側４と、電磁ブレーキの１次側５と、
速度センサ１２と、位置センサ１３を各々台車
６に対して所定の位置関係となるように配置
し、かつそ位置が常に保持されなければならな
いため、架台１には高い剛性が要求され、従つ
て、上記取付穴の形成及び取付位置の調整が非
常に煩雑である。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、搬送路上の任意の位置に駆動手段（リニアイ
ンダクシヨンモータの１次側等）を設置すること
ができ、その取付作業及び位置調整作業が容易な
LIM搬送台車における軌道構造の提供を目的と
する。
で、搬送路上の任意の位置に駆動手段（リニアイ
ンダクシヨンモータの１次側等）を設置すること
ができ、その取付作業及び位置調整作業が容易な
LIM搬送台車における軌道構造の提供を目的と
する。
「問題点を解決するための手段」
前記目的を達成するため、本発明は、
リニアインダクシヨンモータの２次側導体と電
磁ブレーキの２次側鉄心とが内面に固定された水
平フレームと、該水平フレームの両側より一体成
形され、その内面に複数の走行輪と側輪とが配設
された垂直フレームとから構成され、軌道に沿つ
て走行する台車と、 前記軌道に沿つて適宜間隔で配設された、支持
板にリニアインダクシヨンモータの１次側と電磁
ブレーキの１次側とを固定してなる駆動・停止ユ
ニツトとを備えたLIM搬送台車において、 前記駆動・停止ユニツトを支持する上方水平板
と、 前記上方水平板の両側に各々配設され、前記駆
動・停止ユニツトを固定するための締結手段の一
端部が前記台車の進行方向へ摺動自在に嵌入され
る断面Ｔ字状の溝部と、 前記上方水平板の両側より一体成形され、前記
台車の側輪を案内する垂直案内面を有する垂直板
と、 前記垂直板の両側より一体成形され、前記台車
の走行輪を案内する水平案内面を有する下方水平
板と、 を軌道として一体に形成したことを特徴とする。
磁ブレーキの２次側鉄心とが内面に固定された水
平フレームと、該水平フレームの両側より一体成
形され、その内面に複数の走行輪と側輪とが配設
された垂直フレームとから構成され、軌道に沿つ
て走行する台車と、 前記軌道に沿つて適宜間隔で配設された、支持
板にリニアインダクシヨンモータの１次側と電磁
ブレーキの１次側とを固定してなる駆動・停止ユ
ニツトとを備えたLIM搬送台車において、 前記駆動・停止ユニツトを支持する上方水平板
と、 前記上方水平板の両側に各々配設され、前記駆
動・停止ユニツトを固定するための締結手段の一
端部が前記台車の進行方向へ摺動自在に嵌入され
る断面Ｔ字状の溝部と、 前記上方水平板の両側より一体成形され、前記
台車の側輪を案内する垂直案内面を有する垂直板
と、 前記垂直板の両側より一体成形され、前記台車
の走行輪を案内する水平案内面を有する下方水平
板と、 を軌道として一体に形成したことを特徴とする。
「作用」
本発明によれば、１本の軌道に、駆動・停止ユ
ニツトの支持部、駆動停止ユニツトの取付溝、台
車の走行輪の案内面、台車の側輪の案内面を配設
しているため、軌道が配設される搬送路の変更に
伴い、台車積載荷物の積み降ろし場（ステーシヨ
ン）の追加や位置の変更を行う場合においても、
軌道上の任意の位置に駆動停止ユニツトを設置す
ることができ、これにより駆動停止ユニツトの取
付作業及び位置調整作業を容易に行うことができ
る。
ニツトの支持部、駆動停止ユニツトの取付溝、台
車の走行輪の案内面、台車の側輪の案内面を配設
しているため、軌道が配設される搬送路の変更に
伴い、台車積載荷物の積み降ろし場（ステーシヨ
ン）の追加や位置の変更を行う場合においても、
軌道上の任意の位置に駆動停止ユニツトを設置す
ることができ、これにより駆動停止ユニツトの取
付作業及び位置調整作業を容易に行うことができ
る。
「実施例」
以下、本発明のLIM搬送台車における軌道構
造を適用してなる実施例を図面に基づいて説明す
る。
造を適用してなる実施例を図面に基づいて説明す
る。
第１図は本発明の一実施例を適用したLIM搬
送台車の軌道２０の構成を示す図である。この図
において、軌道２０は、例えば、アルミ合金の押
出成形等により一体に製作されてなるもので、軌
道２０の上端の幅方向両端部には、上方が開口
し、軌道２０の長手方向と平行に延びる断面Ｔ字
状の溝部２１，２２が形成されている。また、両
溝部２１，２２の間には両溝部を支持する上方水
平板部が配設されている。この溝部２１，２２に
はボルト２３の頭部が摺動自在に嵌入され、この
ボルト２３にねじ込まれたナツト２４によつて、
第２図に示すように駆動・停止ユニツト２５が固
定されている。この場合、駆動・停止ユニツト２
５は第３図イ、ロに示すようにリニアインダクシ
ヨンモータの１次側４と電磁ブレーキの１次側５
を共に支持板２６に取り付けてなるものである。
一方、軌道２０の下端の幅方向両端部には、幅方
向へ延びる水平板部２７，２８が形成されてお
り、これら水平板部２７，２８の側端部には上方
が開口し、軌道の長手方向と平行に延びる断面Ｔ
字状の溝部２９，３０が形成されている。溝部２
９にはボルト２３と同様にボルト（図示略）が嵌
入され、第２図に示すように速度センサ１２を支
持する支持板３２（第４図参照）がナツト３１に
よつて固定されている。また、溝部３０にはボル
ト（図示略）が嵌入され、位置センサ１３を支持
する支持板３３がナツト３４によつて固定されて
いる。さらに、軌道２０の始端部及び終端部に
は、第５図に示すようなシヨツクアブソーバ３５
が取付ブラケツト３８を介して取り付けられてい
る。この場合も、シヨツクアブソーバ３５は軌道
２０の溝部２１，２２に嵌入されたボルト３６と
ナツト３７によつて固定されている。また、軌道
２０の両側面には、側輪８…が当接する垂直な案
内面２０ａ，２０ｂが形成され、水平板部２７，
２８の上面には、走行輪７…が当接する水平な案
内面２７ａ，２８ａが形成されている。
送台車の軌道２０の構成を示す図である。この図
において、軌道２０は、例えば、アルミ合金の押
出成形等により一体に製作されてなるもので、軌
道２０の上端の幅方向両端部には、上方が開口
し、軌道２０の長手方向と平行に延びる断面Ｔ字
状の溝部２１，２２が形成されている。また、両
溝部２１，２２の間には両溝部を支持する上方水
平板部が配設されている。この溝部２１，２２に
はボルト２３の頭部が摺動自在に嵌入され、この
ボルト２３にねじ込まれたナツト２４によつて、
第２図に示すように駆動・停止ユニツト２５が固
定されている。この場合、駆動・停止ユニツト２
５は第３図イ、ロに示すようにリニアインダクシ
ヨンモータの１次側４と電磁ブレーキの１次側５
を共に支持板２６に取り付けてなるものである。
一方、軌道２０の下端の幅方向両端部には、幅方
向へ延びる水平板部２７，２８が形成されてお
り、これら水平板部２７，２８の側端部には上方
が開口し、軌道の長手方向と平行に延びる断面Ｔ
字状の溝部２９，３０が形成されている。溝部２
９にはボルト２３と同様にボルト（図示略）が嵌
入され、第２図に示すように速度センサ１２を支
持する支持板３２（第４図参照）がナツト３１に
よつて固定されている。また、溝部３０にはボル
ト（図示略）が嵌入され、位置センサ１３を支持
する支持板３３がナツト３４によつて固定されて
いる。さらに、軌道２０の始端部及び終端部に
は、第５図に示すようなシヨツクアブソーバ３５
が取付ブラケツト３８を介して取り付けられてい
る。この場合も、シヨツクアブソーバ３５は軌道
２０の溝部２１，２２に嵌入されたボルト３６と
ナツト３７によつて固定されている。また、軌道
２０の両側面には、側輪８…が当接する垂直な案
内面２０ａ，２０ｂが形成され、水平板部２７，
２８の上面には、走行輪７…が当接する水平な案
内面２７ａ，２８ａが形成されている。
上述した一実施例によれば、軌道２０に形成さ
れた溝部２１，２２，２９，３０に嵌入したボル
トとナツトによつて、駆動・停止ユニツト２５、
速度センサ１２及び位置センサ１３等を固定する
ため、これらを軌道２０上の任意の位置に配置し
固定することができ、これにより、搬送路の変更
に伴つてステーシヨンの追加や位置の変更を行う
場合、軌道２０に何等機械加工を施すことなく取
付作業や取付位置の調整作業を行うことができ、
従つて、各ステーシヨンに設置された作業機械
（例えば、加工機、組み立て機、試験機等）に対
する位置の微調整を、調整範囲の制限を受けるこ
となく行うことが可能である。また、従来、架台
１に各々別個に取り付けられていた断面Ｌ字状の
２本の軌道２，３が１本の軌道２０となるため、
軌道幅の調整が必要なくなり、さらに、駆動・停
止ユニツト２５等が軌道２０に固定されるため、
これらと台車６との間の間隙調整も不要になる。
加えて、リニアインダクシヨンモータの１次側４
及び電磁ブレーキの１次側５と台車６との間に作
用する電磁吸引力が架台１に及ばないため、架台
１は軌道２０と台車６などの重量を支えるだけの
剛性を有していればよく、加工精度も低いもので
よい。
れた溝部２１，２２，２９，３０に嵌入したボル
トとナツトによつて、駆動・停止ユニツト２５、
速度センサ１２及び位置センサ１３等を固定する
ため、これらを軌道２０上の任意の位置に配置し
固定することができ、これにより、搬送路の変更
に伴つてステーシヨンの追加や位置の変更を行う
場合、軌道２０に何等機械加工を施すことなく取
付作業や取付位置の調整作業を行うことができ、
従つて、各ステーシヨンに設置された作業機械
（例えば、加工機、組み立て機、試験機等）に対
する位置の微調整を、調整範囲の制限を受けるこ
となく行うことが可能である。また、従来、架台
１に各々別個に取り付けられていた断面Ｌ字状の
２本の軌道２，３が１本の軌道２０となるため、
軌道幅の調整が必要なくなり、さらに、駆動・停
止ユニツト２５等が軌道２０に固定されるため、
これらと台車６との間の間隙調整も不要になる。
加えて、リニアインダクシヨンモータの１次側４
及び電磁ブレーキの１次側５と台車６との間に作
用する電磁吸引力が架台１に及ばないため、架台
１は軌道２０と台車６などの重量を支えるだけの
剛性を有していればよく、加工精度も低いもので
よい。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、リニア
インダクシヨンモータの２次側導体と電磁ブレー
キの２次側鉄心とが内面に固定された水平フレー
ムと、該水平フレームの両側より一体成形され、
その内面に複数の走行輪と側輪とが配設された垂
直フレームとから構成され、軌道に沿つて走行す
る台車と、前記軌道に沿つて適宜間隔で配設され
た、支持板にリニアインダクシヨンモータの１次
側と電磁ブレーキの１次側とを固定してなる駆
動・停止ユニツトとを備えたLIM搬送台車にお
いて、前記駆動・停止ユニツトを支持する上方水
平板と、前記上方水平板の両側に各々配設され、
前記駆動・停止ユニツトを固定するための締結手
段の一端部が前記台車の進行方向へ摺動自在に嵌
入される断面Ｔ字状の溝部と、前記上方水平板の
両側より一体成形され、前記台車の側輪を案内す
る垂直案内面を有する垂直板と、前記垂直板の両
側より一体成形され、前記台車の走行輪を案内す
る水平案内面を有する下方水平板とを軌道として
一体に形成する構成であるため、下記の効果を奏
する。
インダクシヨンモータの２次側導体と電磁ブレー
キの２次側鉄心とが内面に固定された水平フレー
ムと、該水平フレームの両側より一体成形され、
その内面に複数の走行輪と側輪とが配設された垂
直フレームとから構成され、軌道に沿つて走行す
る台車と、前記軌道に沿つて適宜間隔で配設され
た、支持板にリニアインダクシヨンモータの１次
側と電磁ブレーキの１次側とを固定してなる駆
動・停止ユニツトとを備えたLIM搬送台車にお
いて、前記駆動・停止ユニツトを支持する上方水
平板と、前記上方水平板の両側に各々配設され、
前記駆動・停止ユニツトを固定するための締結手
段の一端部が前記台車の進行方向へ摺動自在に嵌
入される断面Ｔ字状の溝部と、前記上方水平板の
両側より一体成形され、前記台車の側輪を案内す
る垂直案内面を有する垂直板と、前記垂直板の両
側より一体成形され、前記台車の走行輪を案内す
る水平案内面を有する下方水平板とを軌道として
一体に形成する構成であるため、下記の効果を奏
する。
１本の軌道に、駆動・停止ユニツトの支持部、
駆動停止ユニツトの取付溝、台車の走行輪の案内
面、台車の側輪の案内面を配設しているため、軌
道が配設される搬送路の変更に伴い、台車積載荷
物の積み降ろし場（ステーシヨン）の追加や位置
の変更を行う場合においても、軌道上の任意の位
置に駆動停止ユニツトを設置することができ、こ
れにより駆動停止ユニツトの取付作業及び位置調
整作業を容易に行うことができる。
駆動停止ユニツトの取付溝、台車の走行輪の案内
面、台車の側輪の案内面を配設しているため、軌
道が配設される搬送路の変更に伴い、台車積載荷
物の積み降ろし場（ステーシヨン）の追加や位置
の変更を行う場合においても、軌道上の任意の位
置に駆動停止ユニツトを設置することができ、こ
れにより駆動停止ユニツトの取付作業及び位置調
整作業を容易に行うことができる。
第１図はこの発明の一実施例の構成を示す断面
図、第２図は同実施例を適用した台車式搬送装置
の構成を示す断面図、第３図イ及びロは同実施例
において用いられる駆動・停止ユニツト２５の構
成を示す平面図及び正面図、第４図は同実施例に
おける速度センサ１２の取付例を示す斜視図、第
５図は同実施例におけるシヨツクアブソーバ３５
の取付例を示す側面図、第６図イ，ロ，ハは従来
の台車式搬送装置の構成を示す平面図、断面図及
び側面図である。 ６……台車、７……走行輪、８……側輪、２０
……軌道、２０ａ，２０ｂ……案内面、２１，２
２……溝部、２３……ボルト（締結手段）、２４
……ナツト、２５……駆動・停止ユニツト（駆動
手段）、２７，２８……水平板部、２７ａ，２８
ａ……案内面、２９，３０……溝部。
図、第２図は同実施例を適用した台車式搬送装置
の構成を示す断面図、第３図イ及びロは同実施例
において用いられる駆動・停止ユニツト２５の構
成を示す平面図及び正面図、第４図は同実施例に
おける速度センサ１２の取付例を示す斜視図、第
５図は同実施例におけるシヨツクアブソーバ３５
の取付例を示す側面図、第６図イ，ロ，ハは従来
の台車式搬送装置の構成を示す平面図、断面図及
び側面図である。 ６……台車、７……走行輪、８……側輪、２０
……軌道、２０ａ，２０ｂ……案内面、２１，２
２……溝部、２３……ボルト（締結手段）、２４
……ナツト、２５……駆動・停止ユニツト（駆動
手段）、２７，２８……水平板部、２７ａ，２８
ａ……案内面、２９，３０……溝部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ リニアインダクシヨンモータの２次側導体と
電磁ブレーキの２次側鉄心とが内面に固定された
水平フレームと、該水平フレームの両側より一体
成形され、その内面に複数の走行輪と側輪とが配
設された垂直フレームとから構成され、軌道に沿
つて走行する台車と、 前記軌道に沿つて適宜間隔で配設された、支持
板にリニアインダクシヨンモータの１次側と電磁
ブレーキの１次側とを固定してなる駆動・停止ユ
ニツトとを備えたLIM搬送台車において、 前記駆動・停止ユニツトを支持する上方水平板
と、 前記上方水平板の両側に各々配設され、前記駆
動・停止ユニツトを固定するための締結手段の一
端部が前記台車の進行方向へ摺動自在に嵌入され
る断面Ｔ字状の溝部と、 前記上方水平板の両側より一体成形され、前記
台車の側輪を案内する垂直案内面を有する垂直板
と、 前記垂直板の両側より一体成形され、前記台車
の走行輪を案内する水平案内面を有する下方水平
板と、 を軌道として一体に形成したことを特徴とする
LIM搬送台車における軌道構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60054028A JPS61211402A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | Ｌｉｍ搬送台車における軌道構造 |
| DE8686301951T DE3673197D1 (de) | 1985-03-18 | 1986-03-18 | Vorrichtung fuer transportwagen. |
| DE1986301951 DE195644T1 (de) | 1985-03-18 | 1986-03-18 | Vorrichtung fuer transportwagen. |
| EP19860301951 EP0195644B1 (en) | 1985-03-18 | 1986-03-18 | Truck apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60054028A JPS61211402A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | Ｌｉｍ搬送台車における軌道構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61211402A JPS61211402A (ja) | 1986-09-19 |
| JPH0445602B2 true JPH0445602B2 (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=12959127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60054028A Granted JPS61211402A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | Ｌｉｍ搬送台車における軌道構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0195644B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61211402A (ja) |
| DE (2) | DE3673197D1 (ja) |
Families Citing this family (9)
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|---|---|---|---|---|
| JPS6392204A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-22 | Daifuku Co Ltd | 搬送設備 |
| US4718621A (en) * | 1986-10-24 | 1988-01-12 | Shinko Electric Co., Ltd. | Automatic transportation system |
| EP0265570B1 (en) | 1986-10-31 | 1990-02-14 | Shinko Electric Co. Ltd. | Automatic transportation system |
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| US5551350A (en) * | 1993-10-07 | 1996-09-03 | Daifuku Co., Ltd. | Transporting system driven by linear motor having inductive power supply |
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| CA2762705A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-22 | Bombardier Transportation Gmbh | A support structure for a secondary lim rail portion |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5166604A (ja) * | 1974-10-17 | 1976-06-09 | Blaser Rene | |
| JPS609358A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-18 | Takahashi Yoshiteru | 半導体リニアモ−タ |
Family Cites Families (4)
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|---|---|---|---|---|
| US3834316A (en) * | 1972-03-09 | 1974-09-10 | Jung A Lokomotivfab Gmbh | Two rail suspension railway with a linear motor |
| DE2908199A1 (de) * | 1979-03-02 | 1980-09-11 | Blaser Hebe Foerderanlagen | Linearmotor |
| JPS5794534U (ja) * | 1980-12-02 | 1982-06-10 | ||
| JPS5929561A (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-16 | 株式会社日立製作所 | リニアモ−タ駆動車両用台車 |
-
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- 1985-03-18 JP JP60054028A patent/JPS61211402A/ja active Granted
-
1986
- 1986-03-18 DE DE8686301951T patent/DE3673197D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-03-18 DE DE1986301951 patent/DE195644T1/de active Pending
- 1986-03-18 EP EP19860301951 patent/EP0195644B1/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5166604A (ja) * | 1974-10-17 | 1976-06-09 | Blaser Rene | |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0195644B1 (en) | 1990-08-08 |
| DE3673197D1 (de) | 1990-09-13 |
| EP0195644A1 (en) | 1986-09-24 |
| DE195644T1 (de) | 1987-07-02 |
| JPS61211402A (ja) | 1986-09-19 |
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Legal Events
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