JPH0445340Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0445340Y2
JPH0445340Y2 JP1989010841U JP1084189U JPH0445340Y2 JP H0445340 Y2 JPH0445340 Y2 JP H0445340Y2 JP 1989010841 U JP1989010841 U JP 1989010841U JP 1084189 U JP1084189 U JP 1084189U JP H0445340 Y2 JPH0445340 Y2 JP H0445340Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balanced
circuit
input
signal
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1989010841U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02101679U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989010841U priority Critical patent/JPH0445340Y2/ja
Publication of JPH02101679U publication Critical patent/JPH02101679U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0445340Y2 publication Critical patent/JPH0445340Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はテレビドアホン装置に係わり、特に2
線式平衡ケーブルを用いたテレビドアホン装置に
関する。
[従来の技術] 従来、2線式平衡ケーブルを用いて映像信号を
伝送するテレビドアホン装置では、2線式平衡ケ
ーブルに誘起する外来雑音で映像信号にビート妨
害などを惹起する問題があり、特開昭62−257287
号公報の「音声・映像信号の多重化伝送方法」
で、この種の問題に対処する方法が提案されてい
る。
また、2線式平衡ケーブルCBL1,CBL2を用い
て第2図に示すように玄関子機1と室内親機11
および室内親機11と室内増設モニタU1′,U2′,
U3′(説明のため、室内増設モニタを3台とす
る。)を接続するには2線式平衡ケーブルCBL1
CBL2に入出力する信号を平衡信号に変換するた
め例えばトランスで形成された平衡回路MT1
MT2,MT3を玄関子機1と室内親機11に設け、
室内増設モニタU1′,U2′,U3′にはコンデンサ
C1,C2、抵抗R1,R2からなる平衡入力回路M1
M3を設ける。また、最終の位置に設ける室内増
設モニタU3′の平衡入力回路M3には2線式平衡
ケーブルCBL2の特性インピーダンスに等しい抵
抗R0で終端する。室内増設モニタU1′とU2′の点
線に示す抵抗R0は取外され、2線式平衡ケーブ
ルCBL2の特性インピーダンスに影響を与えない
よう抵抗R1とR2で高インピーダンスとなるよう
構成する。なお、コンデンサC1,C2は直流カツ
ト用コンデンサである。
玄関子機1には多重回路2が設けられ、カメラ
3で撮像された映像信号がFM変調器4でFM変
調されて入力される。また、マイク6で生成され
た上り音声信号はアンプ6aを介して多重回路2
へ入力され、多重回路2で分離された下り音声信
号はアンプ5aを経由してスピーカ5へ送出され
る。映像信号で変調された搬送波(以下、単に映
像キヤリヤという)と、上り音声信号とは平衡回
路MT1で平衡信号に変換され2線式平衡ケーブ
ルCBL1へ端子T1,T2を介して送出される。2線
式平衡ケーブルCBL1から端子T1,T2を介して入
力された下り音声信号は平衡回路MT1で平衡信
号から不平衡信号に変換され、多重回路2からア
ンプ5aを介してスピーカ5へ送出される。
室内親機11には多重回路12が設けられ、端
子T3,T4を介して平衡ケーブルCBL1のケーブル
L1とL2を経由して入力される映像キヤリヤおよ
び上り音声信号は平衡回路MT2で平衡から不平
衡信号に変換される。不平衡信号に変換された映
像キヤリヤおよび上り音声信号は多重回路12で
分離され、映像キヤリヤはFM復調器14で復調
されモニタ13へ送出される。上り音声信号はア
ンプ15bを介して送受器16の受話器16bへ
送出される。送受器16の送話器16aで生成さ
れた下り音声信号は、アンプ15aを介して多重
回路12で多重化され、平衡回路MT2で平衡信
号に変換されてから、端子T3,T4を介して2線
式平衡ケーブルCBL1へ送出される。
室内親機11と、室内増設モニタU1′,U2′,
U3′とは室内増設モニタU3′の平衡入力回路M3
設けた抵抗R0で終端された2線式平衡ケーブル
CBL2で接続される。室内親機11の端子T5とT6
はそれぞれ2線式平衡ケーブルCBL2のケーブル
L3,L4と接続され、室内増設モニタU1′,U2′,
U3′のピンP1……、P2……は2線式平衡ケーブル
CBL2のケーブルL3とL4に接続される。
この室内親機11の多重回路12から平衡回路
MT2を介してアンプ15cへ送出される映像キ
ヤリヤは、平衡回路MT3を介して端子T5,T6
ら2線式平衡ケーブルCBL2のケーブルL3とL4
送出される。室内増設モニタU1′,U2′,U3′の
平衡入力回路M1〜M3に入力された前記映像キヤ
リヤはピンP3,P4……から差動増幅器OP1……に
入力される。差動増幅器OP1……では平衡信号を
不平衡信号に変換し、不平衡化された映像キヤリ
ヤをFM復調器14a……で復調しモニタ13a
……に送出する。
[考案が解決しようとする課題] 上記構成のテレビドアホン装置では放送電波等
の妨害電波があると2線式平衡ケーブルCBL1
CBL2のケーブルL1,L2およびL3,L4と大地間に
妨害信号が誘起される。特に、2線式平衡ケーブ
ルCBL2に接続された平衡入力回路M1〜M2は特
性インピーダンスに等しい抵抗R0に影響を与え
ないように入力インピーダンスを高くするための
抵抗R1,R2……が設けてあるので大地間とケー
ブルL3の妨害信号V1とケーブルL4の妨害信号V2
が高レベルとなり妨害信号V1と妨害信号V2の差
の誘起電圧V3が無視出来ない程度のレベルとな
り映像信号を妨害する等の難点がある。この原因
は,2線式平衡ケーブルCBL2のケーブルL3とL4
と大地とのインピーダンスZ1とZ2、ケーブルL3
とL4に誘起する妨害信号V1,V2が等しくなるが、
回路アースGと大地インピーダンスZ4は非対象で
あるからである。
[考案の目的] 本考案によるテレビドアホン装置は上述した難
点に鑑みなされたもので、妨害電波による影響を
受けないようなされたテレビドアホン装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 以上の目的を達成するため本考案によるテレビ
ドアホン装置は、玄関子機と、玄関子機から映像
信号を入力される室内親機と、室内親機の出力端
と室内増設モニタの入力端との間を接続する2線
式平衡ケーブルと、2線式平衡ケーブルの入力端
に接続された平衡入力回路と、平衡入力回路に接
続された平衡形フイルタとで構成される。
[実施例] 以下、本考案によるテレビドアホン装置の一実
施例を第1図に従つて詳述する。
第1図と第2図で同一のものには同一符号を付
してあるから説明を省略する。
第1図において、1は玄関子機を示す。この玄
関子機1の端子T1とT2および室内親機11の端
子T3とT4は2線式平衡ケーブルCBL1のケーブル
L1とL2へそれぞれ接続される。
玄関子機1および室内親機11の多重回路2,
12にはトランスで形成された平衡回路MT1
MT2が設けられている。玄関子機1の端子T1
T2および室内親機11の端子T3,T4から2線式
平衡ケーブルCBL1に入出力する映像キヤリヤ、
上り音声信号、下り音声信号は、平衡回路MT1
MT2で平衡信号に変換される。
玄関子機1にはカメラ3、FM変調器4が設け
られ、カメラ3で撮像された不平衡の映像信号は
FM変調器4でFM変調され多重回路2へ入力さ
れる。多重回路2で、マイク6およびアンプ6a
を経由した上り音声信号は多重化され、平衡回路
MT1で平衡信号に変換され端子T1,T2から2線
式平衡ケーブルCBL1のケーブルL1,L2へ送出さ
れる。端子T1,T2から平衡回路MT1へ入力され
た下り音声信号は平衡回路MT1で不平衡信号に
変換され、多重回路2で分離してからアンプ5a
を経由してスピーカ5へ出力される。
室内親機11には多重回路12が設けられ、端
子T3,T4を介して2線式平衡ケーブルCBL1のケ
ーブルL1とL2を経由して入力される映像キヤリ
ヤおよび上り音声信号は平衡回路MT2で平衡か
ら不平衡信号に変換される。不平衡信号に変換さ
れた映像キヤリヤおよび上り音声信号は多重回路
12で分離され、映像キヤリヤはFM復調器14
で復調されてモニタ13へ送出される。上り音声
信号はアンプ15bを介して送受器16の受話器
16bへ送出される。送受器16の送話器16a
で生成された下り音声信号は、アンプ15aを介
して多重回路12で多重化され、平衡回路MT2
で平衡信号に変換されてから、端子T3,T4を介
して2線式平衡ケーブルCBL1へ送出される。
この室内親機11の多重回路12から平衡回路
MT2を介してアンプ15cへ送出される映像キ
ヤリヤは平衡回路MT3を介して端子T5,T6へ送
出される。
また、室内親機11の端子T5とT6は2線式平
衡ケーブルCBL2のケーブルL3とL4へ接続され、
この2線式平衡ケーブルCBL2のL3,L4はバスケ
ーブルとされ、室内増設モニタU1,U2,U3(説
明のため室内増設モニタを3台とする)に設けた
平衡入力回路M1〜M3のピンP1,P2……にそれぞ
れ接続される。
平衡入力回路M1〜M3は直流カツト用のコンデ
ンサC1とC2を有し、特性インピーダンスに影響
を与えないよう抵抗R1とR2が入力側に対し直列
に設けられ入力側が高インピーダンスとなるよう
構成される。最終の室内増設モニタU3の平衡入
力回路M3のピンP1とP2との間は特性インピーダ
ンスに等しい抵抗R0で終端される。最終でない
室内増設モニタU1とU2の平衡入力回路M1とM2
は点線に示すように抵抗R0を設けない。平衡入
力回路M1〜M3のコンデンサC1とC2および抵抗
R1とR2はC1=C2、R1=R2に設定される。
平衡入力回路M1〜M3の出側のピンP3とP4は平
衡形フイルタBF1〜BF3の一方並びに他方の入力
側と接続される。平衡入力回路M1〜M3の一方の
入力側と他方の入力側には直列接続された抵抗
R3とR4が接続される。また、一方の入力側とピ
ンP5および他方の入力側とピンP6との間に直列
接続したコンデンサC3,C5,C7およびコンデン
サC4,C6,C8が設けられる。また、コンデンサ
C3とC6の接続点とコンデンサC4とC5の接続点は
コイルL1で結線される。
更に、コンデンサC5とC7の接続点とコンデン
サC6とC8の接続点は直列接続された抵抗R5とR6
で結線される。
抵抗R3とR4の接続点、コイルL1の中点および
抵抗R5とR6の接続点は回路アースGと結線され
る。
この構成の平衡形フイルタBF1〜BF3の容量と
抵抗値はR3=R4、R5=R6、C3=C4、C5=C6、C7
=C8とする。なおコンデンサC7とC8は直流カツ
ト用のコンデンサである。
平衡形フイルタBF1〜BF3のピンP5とP6……は
差動増幅器OP1〜OP3の入力側と接続される。差
動増幅器OP1〜OP3は平衡信号を不平衡信号に変
換する回路である。差動増幅器OP1〜OP3のアー
スは回路アースGと接続され、差動増幅器OP1
OP3から出力される不平衡の映像キヤリヤはFM
復調器14a〜14cを介してモニタ13a〜1
3cへ送出される。
一般に回路アースGは対地気インピーダンス1
7a〜17cが接続されていると考えられる。
[考案の作用] この構成のテレビドアホン装置によれば、平衡
形フイルタBF1,BF2,BF3および大地とのイン
ピーダンスZ4は回路アースGに対して対象となつ
ているため、2線式平衡ケーブルCBL2のケーブ
ルL3,L4と大地とのインピーダンスZ1とZ2が等
しくなる。このため、妨害電波による妨害電圧
V1とV2が等しくなり特性インピーダンスZ3に対
する誘起電圧V3は発生しない。一般に差動増幅
器OP1〜OP3には同相信号除去能力があるが、実
際の回路では同相信号が除去されないレベルがあ
る。本考案による平衡形フイルタBF1〜BF3
は、この同相信号を除去する。
なお、上記の実施例における平衡形フイルタ
BF1〜BF3は2線式平衡ケーブルCBL1の入出力
端に設けてもよい。
[考案の効果] 本考案によるテレビドアホン装置は、玄関子機
と、前記玄関子機から映像信号を入力される室内
親機と、前記室内親機の出力端と室内増設モニタ
の入力端との間を接続する2線式平衡ケーブル
と、前記2線式平衡ケーブルの入力端に接続され
た平衡入力回路と、前記平衡入力回路に接続され
た平衡形フイルタとで構成してあるから、2線式
平衡ケーブルに接続される回路アースの中点を大
地間に接続し、2線式平衡ケーブルに誘起する防
害電波を確実に除去できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるテレビドアホン装置の一
実施例を示すブロツク図、第2図は従来のテレビ
ドアホン装置のブロツク図である。 1……玄関子機、11……室内親機、U1,U2
U3……室内増設モニタ、CBL2……2線式平衡ケ
ーブル、M1〜M3……平衡入力回路、BF1〜BF3
……平衡形フイルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 玄関子機1と、前記玄関子機から映像信号を入
    力される室内親機11と、前記室内親機の出力端
    と室内増設モニタU1,U2,U3の入力端との間を
    接続する2線式平衡ケーブルCBL2と、前記2線
    式平衡ケーブルの入力端に接続された平衡入力回
    路M1〜M3と、前記平衡入力回路に接続された平
    衡形フイルタBF1〜BF3とを設けたことを特徴と
    するテレビドアホン装置。
JP1989010841U 1989-02-01 1989-02-01 Expired JPH0445340Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989010841U JPH0445340Y2 (ja) 1989-02-01 1989-02-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989010841U JPH0445340Y2 (ja) 1989-02-01 1989-02-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02101679U JPH02101679U (ja) 1990-08-13
JPH0445340Y2 true JPH0445340Y2 (ja) 1992-10-26

Family

ID=31218856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989010841U Expired JPH0445340Y2 (ja) 1989-02-01 1989-02-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0445340Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58141086A (ja) * 1982-02-15 1983-08-22 Matsushita Electric Works Ltd テレビインタ−ホンシステム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5256526U (ja) * 1975-10-22 1977-04-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58141086A (ja) * 1982-02-15 1983-08-22 Matsushita Electric Works Ltd テレビインタ−ホンシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02101679U (ja) 1990-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1170189A (en) Microphone output transmission circuit
JP4310383B2 (ja) 差動オーディオ線受信器
US4536888A (en) Voice communication instrument system with line-powered receiver conditioning circuit
US4496859A (en) Notch filter system
US6265951B1 (en) Method and apparatus for equalizing channel characteristics in a computer extension system
JPH0445340Y2 (ja)
JPH02202288A (ja) テレビドアホン装置
US4288661A (en) Interface circuitry for acoustic coupler compensation
JPS598977B2 (ja) 時分割式のエレクトロニクス電話通信システム
CN113132860B (zh) 抗接地回路噪声电路、***及非平衡音频设备
EP0637189A2 (en) Audio signal processing circuit
EP1089450B1 (en) Telephone line interface circuit
JP2993322B2 (ja) テレビドアホン装置
JPS63300686A (ja) 平衡二線式通信ケ−ブルによる映像音声制御電力多重化伝送装置
CN213938304U (zh) 音频信号传输装置
JPS623954Y2 (ja)
EP1111865A2 (en) Directional receiver coupling arrangement with frequency selectivity and gain control for DSL
KR0183639B1 (ko) 2선식 비디오 도어폰장치
JPS6139774B2 (ja)
JPH0526845Y2 (ja)
JP3023846U (ja) 帯域外信号分離および重畳回路
JPS61252721A (ja) プリエンフアシス装置
JPH01216630A (ja) ノイズ除去回路
JPH04320199A (ja) 音響再生装置
CN112601156A (zh) 音频信号传输装置