JPH0445144A - 酸素吸収性樹脂組成物 - Google Patents
酸素吸収性樹脂組成物Info
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- JPH0445144A JPH0445144A JP15214990A JP15214990A JPH0445144A JP H0445144 A JPH0445144 A JP H0445144A JP 15214990 A JP15214990 A JP 15214990A JP 15214990 A JP15214990 A JP 15214990A JP H0445144 A JPH0445144 A JP H0445144A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は酸素吸収性樹脂組成物に関する。
さらに詳しくは、大気中の酸素と樹脂の反応により酸素
を吸収する酸素吸収性組成物に関する。
を吸収する酸素吸収性組成物に関する。
（従来の技術）
ポリアミドに金属触媒を混合した樹脂組成物が大気中の
酸素を吸収することは、平成２年特許出願公表第５００
８４６号公報に記載されている。
酸素を吸収することは、平成２年特許出願公表第５００
８４６号公報に記載されている。
ポリアミドは、触媒の存在下に大気中の酸素と反応して
これを吸収する。
これを吸収する。
しかし、ポリアミドの外に、かがる金属触媒により酸素
吸収能力を有する樹脂組成物は知られていない。
吸収能力を有する樹脂組成物は知られていない。
（発明が解決しようとする課題）
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ポ
リアミドに代えてポリ塩化ビニルを使用し、金属触媒と
して特定の金属化合物を用いることにより、−層酸素吸
収能力に優れた樹脂組成物を発見して完成されたもので
ある。
リアミドに代えてポリ塩化ビニルを使用し、金属触媒と
して特定の金属化合物を用いることにより、−層酸素吸
収能力に優れた樹脂組成物を発見して完成されたもので
ある。
（課題を解決するための手段）
すなわち、本発明は、ポリ塩化ビニルと金属化合物の混
合物から成る酸素吸収性樹脂組成物を提供する。
合物から成る酸素吸収性樹脂組成物を提供する。
（発明の詳細な
説明にかかる組成物はポリ塩化ビニル、金属化合物から
成る。
成る。
ポリ塩化ビニルは、金属化合物の存在下で酸素と反応し
てこれを吸収するものである。可塑剤または滑剤などの
公知の添加側を含むものであって良い。
てこれを吸収するものである。可塑剤または滑剤などの
公知の添加側を含むものであって良い。
金属化合物は樹脂と酸素の反応を媒介するものである０
反応の機構は明らかではないが、ポリ塩化ビニルの酸化
を促進しているものと推測できる。
反応の機構は明らかではないが、ポリ塩化ビニルの酸化
を促進しているものと推測できる。
金属化合物に含まれる金属元素としては、遷移金属の外
、アルミニウム、マグネシウム、リチウム等が使用でき
る。遷移金属元素としては、Ｃｏ、Ｆｅ、Ｃｕ、Ｎｉ、
Ｖ、Ｍｎなどが使用できる。
、アルミニウム、マグネシウム、リチウム等が使用でき
る。遷移金属元素としては、Ｃｏ、Ｆｅ、Ｃｕ、Ｎｉ、
Ｖ、Ｍｎなどが使用できる。
金属化合物としては、上記金属元素のハロゲン化物が使
用できる０例えば、塩化物、臭化物、沃化物等である。
用できる０例えば、塩化物、臭化物、沃化物等である。
また、金属化合物は、その他の無機酸塩または有機酸塩
であっても良い、無機酸塩としては、硫酸塩、硝酸塩、
燐酸塩等が例示できる。有機酸塩としては、ステアリン
酸塩、ジメチルジチオカルバミン酸塩、リノール酸塩、
ナフテン酸塩等が例示できる。
であっても良い、無機酸塩としては、硫酸塩、硝酸塩、
燐酸塩等が例示できる。有機酸塩としては、ステアリン
酸塩、ジメチルジチオカルバミン酸塩、リノール酸塩、
ナフテン酸塩等が例示できる。
本発明の組成物は、ポリ塩化ビニル１．０１１部に対し
て、金属化合物１．０Ｘ１０−’重量部以上の混合物か
ら成ることが望ましい、金属化合物は多量に含まれるこ
とが望ましいが、通常ポリ塩化ビニル１．０重量部に対
して１．０Ｘ１０”’重量部以下で十分である。
て、金属化合物１．０Ｘ１０−’重量部以上の混合物か
ら成ることが望ましい、金属化合物は多量に含まれるこ
とが望ましいが、通常ポリ塩化ビニル１．０重量部に対
して１．０Ｘ１０”’重量部以下で十分である。
混合は、例えば周知のプラスチックの押出成形機を使用
して、成形機内部で加熱混合すれば良い。
して、成形機内部で加熱混合すれば良い。
この成形機により押出成形し、切断して、ベレット状の
組成物を得ることができる。このペレット状の組成物は
、例えば、酸素を嫌う内容物と共に、酸素遮断性の容器
内部に配置して、内容物の酸化を防止するために使用で
きる。かかる場合には、ポリ塩化ビニル１．０重量部に
対して金属化合物１．０Ｘ１０−”重量部以上の混合物
が好ましい。
組成物を得ることができる。このペレット状の組成物は
、例えば、酸素を嫌う内容物と共に、酸素遮断性の容器
内部に配置して、内容物の酸化を防止するために使用で
きる。かかる場合には、ポリ塩化ビニル１．０重量部に
対して金属化合物１．０Ｘ１０−”重量部以上の混合物
が好ましい。
急速かつ大量に酸素を吸収するからである。 また、本
発明の組成物は、周知のプラスチックの成形方法で成形
して、容器あるいは包装材料を構成することができる０
例えば、押出成形によるフィルム状、シート状の包装材
料である。この包装材料は、袋等の製造に用いる外に、
容器の蓋等として使用することができる。バイブ状に押
出成形して、その両端を切断し、金属製の蓋等を装着す
ることにより、容器を製造することもできる。また、射
出成形法や中空成形法により容器を製造することもでき
る。あるいは、−旦フィルム状またはシート状に成形し
た後、真空成形や圧空成形、プラグ成形等の絞り成形法
により、カップ状、トレー状の容器とすることもできる
。容器、包装材料とする場合も金属化合物の混合量が多
いことが望ましいが、成形機の負担が大きかったり、得
られた容器や包装材料の強度等が劣ったりすることがあ
るから、その成形方法に応して金属化合物の混合量を調
整する必要がある。
発明の組成物は、周知のプラスチックの成形方法で成形
して、容器あるいは包装材料を構成することができる０
例えば、押出成形によるフィルム状、シート状の包装材
料である。この包装材料は、袋等の製造に用いる外に、
容器の蓋等として使用することができる。バイブ状に押
出成形して、その両端を切断し、金属製の蓋等を装着す
ることにより、容器を製造することもできる。また、射
出成形法や中空成形法により容器を製造することもでき
る。あるいは、−旦フィルム状またはシート状に成形し
た後、真空成形や圧空成形、プラグ成形等の絞り成形法
により、カップ状、トレー状の容器とすることもできる
。容器、包装材料とする場合も金属化合物の混合量が多
いことが望ましいが、成形機の負担が大きかったり、得
られた容器や包装材料の強度等が劣ったりすることがあ
るから、その成形方法に応して金属化合物の混合量を調
整する必要がある。
なお、容器もしくは包装材料を構成する場合は、その外
側または内側に他の樹脂層を設けて多層構造とすること
ができる。他の樹脂層としては、ポリエチレンやポリプ
ロピレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミ
ド、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等が使用で
きる。
側または内側に他の樹脂層を設けて多層構造とすること
ができる。他の樹脂層としては、ポリエチレンやポリプ
ロピレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミ
ド、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等が使用で
きる。
（実施例）
ポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）９７．５重量部、塩化アルミ
ニウム２．５重量部を押出成形機に供給し、成形機内部
で溶融状態で混合し、棒状に押出した後、切断して本件
発明の組成物を製造した。
ニウム２．５重量部を押出成形機に供給し、成形機内部
で溶融状態で混合し、棒状に押出した後、切断して本件
発明の組成物を製造した。
この組成物５０ｇを、内容量５００ｃｃの酸素遮断性の
袋内部に密封し、５５℃に保存して、袋内部の酸素濃度
の変化を経時的に測定した。この結果を第１図に示す。
袋内部に密封し、５５℃に保存して、袋内部の酸素濃度
の変化を経時的に測定した。この結果を第１図に示す。
なお、比較のため、■ポリ塩化ビニル９９．７５重量部
と塩化アルミニウム０．２５重量部から成る組成物、■
ポリメタキシリレンアジパミド（Ｎ）’）９５．０重量
％とステアリン酸コバルト（二価）５．０重置％から成
る組成物についても同様に実験を行った。この結果を、
合わせて第１図に示す。
と塩化アルミニウム０．２５重量部から成る組成物、■
ポリメタキシリレンアジパミド（Ｎ）’）９５．０重量
％とステアリン酸コバルト（二価）５．０重置％から成
る組成物についても同様に実験を行った。この結果を、
合わせて第１図に示す。
（効果）
第１図から分かるように、本発明の組成物は、急速な酸
素吸収速度を有し、ポリアミドに金属触媒を混合したも
のに比べても飛躍的にその酸素吸収能力が向上している
。このため、容器等の包装体内部に配置して酸素を除去
したり、あるいは容器、包装材料を構成して外部酸素の
侵入を遮断することができる。
素吸収速度を有し、ポリアミドに金属触媒を混合したも
のに比べても飛躍的にその酸素吸収能力が向上している
。このため、容器等の包装体内部に配置して酸素を除去
したり、あるいは容器、包装材料を構成して外部酸素の
侵入を遮断することができる。
第１図は本発明の組成物及び比較例の組成物の酸素吸収
能力を示すグラフ。
能力を示すグラフ。
Claims (1)
- （１）ポリ塩化ビニルと金属化合物の混合物から成る酸
素吸収性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15214990A JPH0445144A (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 酸素吸収性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15214990A JPH0445144A (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 酸素吸収性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0445144A true JPH0445144A (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=15534107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15214990A Pending JPH0445144A (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 酸素吸収性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0445144A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5934494A (en) * | 1993-11-19 | 1999-08-10 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Packing for lid |
| JP2001106920A (ja) * | 1999-03-03 | 2001-04-17 | Kuraray Co Ltd | ガスバリア性樹脂組成物 |
| US6599598B1 (en) | 1999-03-03 | 2003-07-29 | Kuraray Co., Ltd. | Oxygen absorptive resin composition |
| US6759107B1 (en) | 1999-07-08 | 2004-07-06 | Kuraray Co., Ltd. | Oxygen absorbing compositions and articles |
| US6822031B2 (en) | 2000-09-01 | 2004-11-23 | Kuraray Co., Ltd. | Resin composition and a multilayered container |
-
1990
- 1990-06-11 JP JP15214990A patent/JPH0445144A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5934494A (en) * | 1993-11-19 | 1999-08-10 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Packing for lid |
| JP2001106920A (ja) * | 1999-03-03 | 2001-04-17 | Kuraray Co Ltd | ガスバリア性樹脂組成物 |
| US6599598B1 (en) | 1999-03-03 | 2003-07-29 | Kuraray Co., Ltd. | Oxygen absorptive resin composition |
| US6960376B2 (en) | 1999-03-03 | 2005-11-01 | Kuraray Co., Ltd. | Oxygen absorptive resin composition |
| US6759107B1 (en) | 1999-07-08 | 2004-07-06 | Kuraray Co., Ltd. | Oxygen absorbing compositions and articles |
| US6822031B2 (en) | 2000-09-01 | 2004-11-23 | Kuraray Co., Ltd. | Resin composition and a multilayered container |
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