JPH0444287A - フレキシブルプリント基板 - Google Patents

フレキシブルプリント基板

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JPH0444287A
JPH0444287A JP15020990A JP15020990A JPH0444287A JP H0444287 A JPH0444287 A JP H0444287A JP 15020990 A JP15020990 A JP 15020990A JP 15020990 A JP15020990 A JP 15020990A JP H0444287 A JPH0444287 A JP H0444287A
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JP
Japan
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copolymer
composition
ethylene
ethylene copolymer
unsaturated carboxylic
Prior art date
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Application number
JP15020990A
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English (en)
Inventor
Tomohiko Ezaki
江崎 知彦
Kazuhiko Minowa
簑輪 一彦
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱性、接着性および機械的特性(とりわけ
、靭性、剛性)にすぐれたフレキシブルプリント基板に
関する。さらにくわしくは、フタレート系化合物と特定
の二種のエチレン系重合体からなる組成物の架橋物の層
と金属箔とが積層されてなり、耐熱性、接着性および機
械的特性(とりわけ、靭性、剛性)にすぐれたフレキシ
ブルプリント基板に関する。
〔従来の技術〕
フレキシブルプリント基板は、軽量であり、薄く、しか
も可撓性を有するために立体的に実装できる利点から、
電子機器、産業用機器、コンピューターのメモリー搭載
などに利用されている。
従来、フレキシブルプリント基板の絶縁基材としては、
ポリイミド樹脂(PI)、ポリアミド樹i (PA) 
、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PETP)などの
フィルムが知られている。
さらに、ガラスクロスまたはガラス不織布にエポキシ樹
脂を含浸させたフレキシブルプリント基板もよく知られ
ている。
また、(A)少なくともエチレンとα、β−不飽和ジカ
ルボン酸および/またはその無水物とのエチレン系共重
合体ならびに(B)少なくともエチレンとエポキシ基を
含有するエチレン性不飽和モノマーとのエチレン系共重
合体の組成物の架橋物の層と少なくとも金属箔とが積層
されたフレキシブルプリント基板についても提案されて
いる(特開昭62−11289号および、同82−18
3592号ならびに特願昭63〜201578号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の樹脂のうち、PIおよびPAでは、吸水性が大き
いために寸法安定性が悪く、かつ高価である。一方、P
ETPては、耐熱性に難があり、ハンダ耐熱では著しく
劣化する欠点があり、実用上問題がある。
また、ガラスクロスを含浸させたエポキシ樹脂では、可
撓性に難があり、JIS P8115にしたがって測定
するMIT型耐折試験では、2〜3図で破断し、実用上
問題がある。
さらに、前記の二種のエチレン系共重合体との組成物の
架橋物を使う場合では、耐熱性は充分であるが、機械的
強度(特に、剛性)に問題があり、使用に耐えられない
以上のことから、本発明は、これらの欠点(問題点)が
なく、すなわち接着性がすぐれているばかりでなく、機
械的特性(とりわけ、靭性、剛性)についても良好であ
り、しかも耐熱性についてもすぐれているフレキシブル
プリント基板を得ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明にした
がえばこれらの課題は、 (A)  反応性のアリル基を一分子中に少なくとも二
個を有するフタレート系化合物またはその重合物、 (B)  エチレンとα、β−不飽和ジカルボン酸およ
び/またはその無水物、あるいはこれらと不飽和カルボ
ン酸エステルとの共重合体〔以下「エチレン系共重合体
(I)」と云う〕ならびに (C)  エチレンとエポキシ基を含有するエチレン性
不飽和モノマー、あるいはこれらと不飽和カルボン酸エ
ステルおよび/またはビニルエステルとの共重合体〔以
下[エチレン系共重合体(■)」と云う〕 からなる組成物であり、組成物中に占めるフタレート系
化合物および/またはその重合物の組成割合は1〜99
重量%であり、かつエチレン系共重合体(I)中のカル
ボキシル基および/またはその無水物1モルに対するエ
チレン系共重合体(II)中のエポキシ基の割合は0.
1〜20モル%である樹脂物の実質的に架橋されてなる
層と金属箔とが積層されてなるフレキシブルプリント基
板、 によって解決することができる。以下、本発明を具体的
に説明する。
(A)  フタレート系化合物およびその重合物本発明
において使われるフタレート系化合物およびその重合物
のうち、フタレート系化合物はジアリルオルソフタレー
ト(DAP) 、ジアリルイソフタレート(DA I 
P)およびジアリルテレフタレート(DATP)である
また、その重合物は、これらのフタレート系化合物のう
ち、一種のみを重合することによって得られる単独重合
物およびこれらのフタレート系化合物のうち、少なくと
も二種を共重合することによって得られる共重合物であ
る。
これらの重合物はいずれも溶液重合法および塊状重合法
のいずれかの方法によって製造することができる。なお
、重合触媒としては後記のラジカル発生剤が好んで用い
られる。
該重合物は常温において実質的に液状であり、その分子
量は通常30,000以下であり、特に3.000〜2
0.000のものが好ましい。
(B)  エチレン系共重合体(I) また、本発明において用いられるエチレン系共重合体(
I)はエチレンと「α、β−不飽和ジカルボン酸および
/またはその無水物」 〔以下「不飽和ジカルボン酸成
分」と云う〕との共重合体ならびにこれら(すなわち、
エチレンと不飽和ジカルボン酸成分)と不飽和カルボン
酸エステルとの多元共重合体である。
不飽和ジカルボン酸成分のうち、α、β−不飽和ジカル
ボン酸の炭素数は通常多くとも20個であり、とりわけ
4〜16個のものが好適である。該ジカルボン酸の代表
例としては、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シト
ラコン酸、3.6−エンドメチレン−2,3,4,6−
チトラヒドローシスーフタル酸があげられる。
本発明の不飽和ジカルボン酸成分のうち、前記α、β−
不飽和ジカルボン酸、の無水物が好ましく、なかでも無
水マレイン酸が好適である。
また、不飽和カルボン酸エステルの炭素数は一般には4
〜40個であり、4〜30個のものが望ましく、とりわ
け4〜20個のものが好適である。
好適な不飽和カルボン酸エステルの代表例としては、メ
チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、ブチルアクリレート、および2−メチルへキシルア
クリレートがあげられ、なかでもメチルメタクリレート
が最適である。
本発明のエチレン系共重合体(I)の不飽和ジカルボン
酸成分の共重合割合は通常0,1〜20モル%であり、
0.1〜15モル%が好ましく、特に0.1−10モル
%が好適である。不飽和ジカルボン酸成分の共重合割合
が0.1モル%未満のエチレン系共重合体(I)を用い
ると、後記のエチレン系共重合体(If)との架橋密度
が低くなり、得られる組成物の耐熱性が不充分となる。
一方、20モル%を超えたエチレン系共重合体(I)を
使うならば、重合体を製造することが難しく、安定した
生産が困難となるばかりでなく、かりに得られたとして
も、酸無水物基による空気中の水分の吸収が多くなり、
組成物を混練りなどで製造するさい、また得られる成形
する時に発泡などが生じるために好ましくない。また、
不飽和カルボン酸エステルの共重合割合は一般には、多
くとも50モル%であり、45モル%以下が望ましく、
とりわけ40モル%以下が好適である。不飽和カルボン
酸エステルの共重合割合が50モル%を超えたエチレン
系共重合体(I)を使用すると、本発明の特徴を発現す
ることができるが、製造上および経済上好ましくない。
該エチレン系共重合体(I)のメルトフローインデック
ス(JIS K7210にしたがい、第1表の条件が4
で測定、以下rM、1.Jと云う〕は成形性、機械的強
度などの点から一般には0.5〜500g/10分であ
り、1.0〜500g/10分が望ましく、とりわけ5
.0〜400g/10分が好適である。
(C)  エチレン系共重合体(II)さらに、本発明
において使用されるエチレン系共重合体(II)はエチ
レンとエポキシ基を含有するエチレン性不飽和モノマー
、あるいはこれらと前記不飽和カルボン酸エステルおよ
び/またはビニルエステルとの共重合体である。
該エチレン系共重合体(I[)のコモノマー成分である
エポキシ基を含有するエチレン性不飽和モノマーの代表
例の一般式は下式〔(I)式および(II)式〕で示さ
れる R−0−CH2−CぐうCH2 (II) 該不飽和モノマーの代表例としては、グリシジル(メタ
)クリルート、アリルグリンジルエーテル、メタクリル
グリシジルエーテルがあげられる。また、コモノマー成
分であるビニルエステルの代表例としては、炭素数は一
般には多くとも20個のものが好ましく、特に4〜18
個のものが好適である。好適なビニルエステルとしては
、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルブチレート
があげられ、なかでも酢酸ビニルが最適である。
本発明のエチレン系共重合体(If)のエポキシ基を含
有するエチレン性不飽和モノマーの共重合割合は通常0
.2〜20モル%であり、0.2〜15モル%が望まし
く、とりわけ0.5〜15モル%が好適である。該共重
合体のエポキシ基を含有するエチレン性不飽和モノマー
の共重合割合が0,2モル%未満ては、前記のエチレン
系共重合体(I)との架橋密度が低くなり、得られる組
成物の耐熱性が不充分となる。一方、20モル%を超え
ると、本発明の特徴を発現するが、該共重合体の製造が
難しく、経済的に問題かある。また、不飽和カルボン酸
エステルおよびビニルエステルの共重合割合はそれらの
合計量として一般には多くとも50モル%であり、45
モル%以下が好ましく、特に40モル%以下が好適です
。不飽和カルボン酸エステルおよびビニルエステルの共
重合割合がそれらの合計量として50モル%を超えると
、製造が難しくなる。
該エチレン系共重合体(II)のM、I、は前記のエチ
レン系共重合体(I)の場合と同じ理由で通常0.5〜
50[1g/10分てあり、J、0〜500g/lO分
が望ましく、とりわけ5.0〜400に/10分のもの
が好適である。
本発明の樹脂組成物を製造するにあたり、得られる組成
物の架橋密度を高め、耐熱性、機械的特性を向上するた
めに後記のラジカル開始剤をさらに配合してもよい。
(D)  ラジカル開始剤 該ラジカル開始剤は一般にラジカル重合開始剤として、
さらにゴムや重合体の架橋剤として広く用いられている
ものであり、有機過酸化物が好んで使用される。なかで
も1分間の半減期が120℃以上のものが好ましく、特
にHO〜200℃のものが好適である。好ましい有機過
酸化物の代表例としては、ベンゾイルパーオキサイドの
ごときジアシルパーオキサイド、1.1−ビス−第三級
−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘ
キサンのごときケトンパーオキシド、ジクミルパーオキ
シドのごときジアルキルパーオキシド、2.5−ジメチ
ルヘキサン−2,5−ハイドロパーオキシドのごときハ
イドロパーオキシドおよび2.5−ジメチル−2,5−
ジベンゾイルパーオキシヘキサンのごときバーオキンエ
ステルかあCデられる。
(E)組成割合 本発明の組成物において、組成物中に占めるフタレート
系化合物および/またはその重合物の組成割合は1〜9
9重−%であり、2〜98重量%が望ましく、とりわけ
5〜95重−%が好適である。組成物中に占めるフタレ
ート系化合物および/またはその重合物の組成割合が1
重量%未満では、剛性が充分な組成物を得ることができ
ない。一方、99重量%を超える場合では、満足すべき
接着性および柔軟性を有する組成物を得ることができな
い。
また、エチレン系共重合体(I)中のカルボキシル基お
よび/またはその無水物基1モルに対するエチレン系共
重合体(U)のエポキシ基の割合は01〜20モルであ
り、0.2〜15モルが好ましく、特に0.5〜2モル
が好適である。エチレン系共重合体(II)のカルボキ
シル基および/またはその無水物基1モルに対するエチ
レン系共重合体(II)のエポキシ基の割合が下限未満
でも、上限を超えても得られる組成物の架橋密度が低く
、充分な耐熱性を有する組成物が得られない。
(F)  組成物の製造 本発明の組成物を製造するには、フタレート系化合物お
よび/またはその重合物、エチレン系共重合体(I)な
らびにエチレン系共重合体、あるいはこれらとラジカル
開始剤を均一に混合すればよい。このさい、組成成分の
一部をあらかじめ混合させ〔たとえば、エチレン系共重
合体(I)とエチレン系共重合体(II)を混合する〕
、この混合物に残りの組成成分を混合してもよい。
本発明の組成物を製造するために混合する方法としては
、ポリオレフィン系樹脂の分野において通常行なわれて
いるヘンシェルミキサーのごとき混合機を使ってトライ
ブレンドでもよく、バンバリーミキサ−、ニーダ−5単
軸押出機、二軸押出機、ロールミルなどの混合機を用い
てエチレン系共重合体(I)、エチレン系共重合体(I
I)ならびにフタレート系化合物および/またはその重
合物のいずれもが溶融する温度で混合することができる
。また、押出機の先端にスタティクミキサーなどを用い
ることにより、より一層均−な混合物を製造することが
できる。さらに、あらかじめトライブレンドし、得られ
る混合物を溶融状態で混練することによってより一層均
−な混合物を製造することができる。
なお、溶融状態で混線するさい、各組成成分が実質的に
架橋しない条件下で行なうことが必要である。かりに混
練するさいに架橋が起こると、均一な組成物を得ること
ができない、そのために組成物を成形加工するときの成
形性を悪くするばかりでなく、目的の成形品の形状や成
形物を架橋したさい耐熱性などを低下させることになる
ために好ましくない。そのため、溶融状態で混合する場
合には、各組成成分の粘度にもよるが、25℃(室温)
ないし150℃の温度範囲で実施することが好ましく、
とりわけ25℃〜140℃が好適である。
また、各組成成分の総和の粘度が大きく異なる場合には
均一な組成物を得ることが難しい。そのために粘度比が
なるべく1に近くなるものを選ぶ必要がある。
さらに、必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電
防止剤、電気特性改良剤、難燃化剤、加工性改良剤、顔
料などの添加剤、タルク、マイカ、炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、ケイ酸カルシウムなどの無機充填剤を適当
量配合することもできる。
(G)金属箔 本発明において用いられる金属箔としては、銅(電解銅
も含む)箔、アルミニウムまたはアルミニウムを主成分
とする合金の箔、ステンレススチール箔などの導電体と
なりうるちのならなんでもよい、金属箔の厚さは、一般
には5〜200趨(好ましくは、5〜100虜)である
()l)  フレキシブルプリント基板およびその製造
方法 本発明のフレキシブルプリント基板は前記金属箔と前記
組成物またはその肉薄物をプレス成形してもよく、あら
かじめ肉薄物を成形し、加熱圧着してもよい。さらに、
金属箔と組成物とをいわゆるドライラミネート法で加熱
圧着してもよい。
該肉薄物は本質的に架橋していないことが必要である。
架橋していない目安として「沸騰キシレン中に8時間入
れ、キシレン不溶分」 〔以下「抽出残漬」と云う〕が
通常20%以下(好ましくは、15%以下、好適には1
0%以下)である。
本発明のフレキシブルプリント基板を製造するには組成
物または肉薄物が実質的に架橋することが必要である。
架橋方法としては、加熱方法および電子線照射方法が一
般的である。
加熱方法で製造するさい、使われるエチレン系共重合体
(I);エチレン系共重合体(II)およびフタレート
系化合物の種類およびその組成割合ならびにラジカル開
始剤の使用の有無によって異なるが、加熱温度が100
〜160℃の範囲では10〜20分、 160℃〜24
0℃の範囲では0.5〜10分、240〜4(I0℃の
範囲では0.1〜5分が一般的である。また、熱圧着す
るさい、あらかじめ金属箔と組成物またはその肉薄物を
仮接着させ(通常、120〜250℃)、ついて前記の
温度範囲で加熱させて接着させながら架橋させてもよい
このようにして架橋された肉薄物の抽出残渣は少なくと
も70%であり、75%以上が望ましく、とりわけ80
%以上が好適である。
該フレキシブルプリント基板中の肉薄物の厚さは得られ
る基板の取扱い上の点から、通常10〜250m(好ま
しくは、lO〜200即)である。
〔実施例および比較例〕
以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、耐熱性は300℃
のハンダ浴にサンプル(厚さ 100m、2.5X2.
5c+++)をのせ、3分間後の変形を肉眼で観察した
。また、接着性は得られるフレキシブルプリント基板の
T型剥離強度(JIS K6654)で示した。
なお、実施例および比較例において使用した工チレン系
共重合体(I)およびエチレン系共重合体(II)の物
性、製造方法などを下記に示す。
〔(^)エチレン系共重合体(I)〕
エチレン系共重合体(I)として、高圧法低密度ポリエ
チレンの製造設備を使用してエチレン、無水マレイン酸
およびメチルメタクリレートを共重合させることによっ
て得られた無水マレイン酸の共重合割合が3.0モル%
であり、メチルメタクリレートの共重合割合が37.0
モル%であり、かつM、1.が2.5g/10分である
エチレン−無水マレイン酸−メチルメタクリレート三元
共重合体〔以下r P E (A)Jと云う〕、同様に
して共重合させることによって得られた無水マレイン酸
の共重合割合が0.8モル%であり、メチルメタクリレ
ートの共重合割合が2,5モル%であり、かつM、I、
が17 g / 10分であるエチレン−無水マレイン
酸−メチルメタクリレート三元共重合体〔以下r P 
E (B)Jと云う〕ならびに同様にしてエチレンとア
クリル酸とを共重合させることによって製造したアクリ
ル酸の共重合割合か3.4モル%てあり、かつM、I、
が8.2g/10分であるエチレン−アクリル酸共重合
体C以下rPE(の」と云う〕を使った。
〔(B)エチレン系共重合体(■)〕
また、エチレン系共重合体(II)として、高圧法低密
度ポリエチレンの製造設備を使用してエチレンおよびグ
リシジルメタクリレートまたはこれらと酢酸ビニルを共
重合させることによって得られたグリシジルメタクリレ
ートの共重合割合が2.5モル%であり、かつM、1.
が3.1g/10分であるエチレン−グリシジルメタク
リレート共重合体[以下r P E (I)Jと云う〕
ならびにグリシジルメタクリレートの共重合割合が2.
3モル%であり、酢酸ビニルの共重合割合が1.9モル
%であり、かつM、I、が6.8g/lo分であるエチ
レン−グリシジルメタクリレート−酢酸ビニル三元共重
合体〔以下rPE(2)Jと云う〕を用いた。
〔(C)フタレート系化合物〕
さらに、フタレート系化合物として、20℃における粘
度が90cpsであるジアリルフタレートの高分子物質
〔モノマー含有量3.5重量%、以下rDAPJと云う
〕を使用した。
実施例1〜10、比較例1〜7 第1表にそれぞれの種類および配合量が示されているエ
チレン系共重合体(I)およびエチレン系共重合体(I
I)ならびに第1表に配合量が示されるフタレート系化
合物(DAP)および2゜0重量部のジクミルパーオキ
サイド(ラジカル開始剤として)あらかじめヘンシェル
ミキサーを使って5分間トライブレンドを行なった。得
られた各混合物をブラベンダーを用いて100”cにお
いて40回転/分で10分間溶融混練を行なって組成物
を製造した。なお、各混合物中のエチレン系共重合体(
If)中のエポキシ1X、1モルに対するエチレン系共
重合体(I)中のカルボキシル基または酸無水物基の割
合を第1表に示す。
得られた組成物をプレス機を使用し、電解銅(厚す35
6) ト200℃l: オL’ で100kg/ cj
(ゲージ圧)の条件下で架橋しながら接着を行ない、架
橋物の厚さが1(I0−であるフレキシブルプリント基
板を作成し、耐熱性、接着性および引張破断強度の測定
およびrfiiを行なった。さらに、抽出残渣の測定を
行なった。それらの結果を第2表に示す。
第 表 (その1) 第 表 (その2) 以上の結果、とりわけ第2表から、比較例で示されるフ
レキシブルプリント基板で1よ、機械的強度が強い場合
でも、接着性および耐熱性の(Iずれも劣り、実用的で
ないことが明らかである。
〔発明の効果〕
本発明のフレキシブルプリント基板は下記のごとき効果
を発揮する。
(I)耐熱性かすぐれている。
(2)金属との接着性が良好である。
(3)機械的強度(とりわけ、靭性および剛性)がすぐ
れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)反応性のアリル基を一分子中に少なくとも二個を
    有するフタレート系化合物および/またはその重合物、 (B)エチレンとα,β−不飽和ジカルボン酸および/
    またはその無水物、あるいはこれらと不飽和カルボン酸
    エステルとの共重合体( I )ならびに (C)エチレンとエポキシ基を含有するエチレン性不飽
    和モノマー、あるいはこれらと不飽和カルボン酸エステ
    ルおよび/またはビニルエステルとの共重合体(II) からなる組成物であり、組成物中に占めるフタレート系
    化合物および/またはその重合物の組成割合は1〜99
    重量%であり、かつ共重合体( I )中のカルボキシル
    基および/またはその無水物1モルに対する共重合体(
    II)中のエポキシ基の割合は0.1〜20モルである樹
    脂組成物の実質的に架橋してなる層と金属箔とが積層さ
    れてなるフレキシブルプリント基板。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996007683A1 (en) * 1994-09-08 1996-03-14 Akzo Nobel N.V. Allyl-containing epoxy resin composition comprising a copolymer of an ethylenically unsaturated anhydride and a vinyl compound

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