JPH0443334Y2 - - Google Patents

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JPH0443334Y2
JPH0443334Y2 JP17842085U JP17842085U JPH0443334Y2 JP H0443334 Y2 JPH0443334 Y2 JP H0443334Y2 JP 17842085 U JP17842085 U JP 17842085U JP 17842085 U JP17842085 U JP 17842085U JP H0443334 Y2 JPH0443334 Y2 JP H0443334Y2
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recording paper
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shaft
recording
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はロール状記録紙及び折りたたみ記録紙
にカラー記録を行ない得る熱転写記録装置に関す
る。
(ロ) 従来の技術 最近、種々の記録装置においてカラー記録を行
ない得るようになされており、熱転写記録装置に
おいても、特開昭58−140266号公報に見られるよ
うにカラー記録を行ない得るように構成されてい
る。
斯る熱転写記録装置は、複数のカラーインク層
を有するインクシートを用い、各インク層による
記録を順次記録紙上に重ねて行なうものであり、
1つのインク層による熱転写記録が終了する毎に
記録紙は、初期位置に戻される。
一方、熱転写記録装置において、本出願人が出
願した特開昭60−206683号公報に見られるよう
に、ロール状記録紙及び折りたたみ記録紙を選択
的に使用し得る装置がある。
第3図及び第4図は、斯る熱転写記録装置を示
す側面図を示す。
まず、第3図はロール状記録紙の使用状態を示
している。インクシートロール1から引き出され
たインクシート2は、ガイドシヤフト3及び第1
ヘツドガイドシヤフト4を経てサーマルヘツド5
と回動自在なプラテン6との対向間を通り、第2
ヘツドガイドシヤフト7、搬送ローラ8と圧接ロ
ーラ9との対接間及びガイドシヤフト10を経て
巻取ロール11に至る。
一方、一対の保持体108間に装着された記録
紙ロール12の下端側から引き出される記録紙1
3は、ガイドローラ14を経て2枚の板を若干の
隙間をあけて設けられた挿入路15の挿入口15
aから挿入され、第1搬送ローラ16と第1圧接
ローラ17との対接間を通過した後サーマルヘツ
ド5とプラテン6との対接間を通り、更に第2搬
送ローラ18と第2圧接ローラ19との対接間を
経て2枚の板を若干の隙間をあけて設けられた排
出路20の排出口20aに至る。
サーマルヘツド5は一対の板状ブラケツト21
に配設され、プラテン6に対して接離自在であ
る。
板状ブラケツト21は第1枝部22及び第2枝
部23からなる略V字状をしており、各枝部の結
合部が軸24により回動自在に軸支されている。
第1枝部22にはサーマルヘツド5が配設され、
第2枝部23にはカム圧接ローラ25を有するカ
ム圧接シヤフト26が配設されている。また、板
状ブラケツト21は第2枝部23の先端と軸27
との間に張架されたスプリング28によつて軸2
4を中心に時計方向に回動付勢されている。
扇状の偏心カム29を有するカム支持シヤフト
30は、カム圧接シヤフト26の上方にこのシヤ
フトと平行に配設され、カム圧接ローラ25と偏
心カム29とが対向している。
而して、カム支持シヤフト30が図示しない駆
動モータにて適宜に回動されることにより、サー
マルヘツド5はプラテン6に対して接離される。
即ち、偏心カム29がカム支持シヤフト30より
上方に位置せしめられる時、板状ブラケツト21
はスプリング28により軸24を中心に時計方向
に回動付勢され、サーマルヘツド5はプラテン6
に圧接する。一方、偏心カム29がカム支持シヤ
フト30より下方に位置せしめられる時、偏心カ
ム29はカム圧接シヤフト26を押し下げ、従つ
て、板状ブラケツト21はスプリング28の付勢
力に抗して軸24を中心に反時計方向に回動し、
サーマルヘツド5はプラテン6から離隔する。
なお、インクシート2を挟んで対向配置された
ランプ31及びカラーセンサ32は、インクシー
ト2の色を検出するものであり、使用されるイン
クシート2が複数の色インクを有する場合にその
カラー検出信号が使用される。
上記各部品は、一対の固定側板40及びこれら
固定側板の若干内側にこれらと平行であり、かつ
軸41を中心に回動自在に配された一対の可動側
板42に取着されている。
一対の固定側板40には、インクシートロール
1、ガイドシヤフト3、サーマルヘツド5及びこ
の周辺部、搬送ローラ8、ガイドシヤフト10及
び巻取ロール11が取着されている。
一対の可動側板42には、記録紙ロール12、
ガイドローラ14、第1搬送ローラ16、第1圧
接ローラ17、プラテン6、第2搬送ローラ18
及び第2圧接ローラ19が取着されている。
一方、第4図は折りたたみ記録紙の使用状態を
示している。インクシート2の装着は、上述の第
3図と全く同じになされる。
折りたたみ記録紙50を使用する場合、記録紙
ロール12に代えて保持体108間に円筒のガイ
ド軸51が装着される。
折りたたみ記録紙50は、装置後方上部に装着
されたガイド板60により、装置外部から内部へ
導かれる。
ガイド板60は、メイン板61及び押え板62
から構成されている。メイン板61はその両側を
折曲された側板63を有し、斯る側板63は、一
端がメイン板61の前端部より突出した状態であ
ると共に先端が下方へ垂下され、L字状アーム6
4となつている。更にアーム64の先端には鉤部
65が形成されている。押え板62はその後方両
端の突起66が側板63に設けられた階段状の切
欠67に回動自在に係合され、また後方両端に係
止部68が設けられ、係止部68が側板63に当
接することにより押え板62の時計方向の可動を
規制し、押え板62が立つた状態に保持できる。
そして、ガイド板60は、メイン板61を立てた
状態で、シヤフト52にL字状アーム64の先端
の鉤部65を当接せしめ、斯る状態のままメイン
板61を時計方向に可動することにより、メイン
板61がセツトされる。
而して、押え板62を立てた状態で折たたみ記
録紙50をメイン板61と押え板62との間に挿
入し、その後押え板62を反時計方向に回動する
ことにより、折りたたみ記録紙50は側板63に
より斜行が防止され、また押え板62により上方
へ湾曲することなく前方へ案内される。
こうして、装置内部へ導かれた折りたたみ記録
紙50は、ガイド軸51の上面を通つた後、既述
の記録紙ロール12から引き出された記録紙13
と同じ経路に装着される。
なお、円柱状のガイド軸53は、その下面が折
りたたみ記録紙50と当接するように、両端の突
起54を保持体108の上部後方の切欠109に
乗せた状態で装着されている。
而して、サーマルヘツド5とプラテン6とを圧
接せしめた状態で、インクシート2及び記録紙1
3(または折りたたみ記録紙50)を同時に図中
左方向へ搬送しつつ、サーマルヘツド5を発熱駆
動することによつて、記録紙13(または、折り
たたみ記録紙50)にインクシート2の1つのイ
ンク層による熱転写記録がなされる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところで、上述した熱転写記録装置により、カ
ラー記録を行なわんとする場合、1つのインク層
による記録終了後、記録紙13(または折りたた
み記録紙50)を図中右方向へ搬送して初期の状
態へ戻す必要がある。
この時、第3図に示すように、記録紙ロール1
2を使用した場合には、このロール12を図中反
時計方向に回動して記録紙13をロール12に巻
き戻すことになり、第4図に示すように、折りた
たみ記録紙50を使用した場合には、ガイド軸5
1を図中時計方向に回動して折りたたみ記録紙5
0を戻すことになる。即ち、記録紙13又は折り
たたみ記録紙50を巻き戻す際に、使用する記録
紙に応じて記録紙ロール12及びガイド軸50を
夫々異なる方向へ回動するための駆動系が必要と
なる。
そこで、本考案の目的は、斯る異なる方向への
回動を簡単な構成にて行なうことにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、記録紙ロールまたは折りたたみ記録
紙を搬送するガイド軸を回動する回転体に回動力
を伝達すべく張架された伝達ベルトの張架状態
を、上記記録紙ロールと折りたたみ記録紙との種
類に応じて、伝達ベルトを平行掛け又はたすき掛
けに変更可能にすると共に、平行掛けの際に伝達
ベルトの外周面を押圧するプーリを配したことを
特徴とする。
(ホ) 作用 本考案によれば、伝達ベルトの張架状態を、平
行掛け又はたすき掛けに変更するだけで、回転体
の回転方向を任意に設定でき、平行掛けの際に伝
達ベルトの外周面をプーリによつて押圧する。
(ヘ) 実施例 第1図及び第2図は、夫々記録紙ロール12及
び折りたたみ記録紙50を使用した場合の記録紙
ロール12及びガイド軸50の回動駆動機構部を
示す斜視図である。
両図において記録を行う際に図示しない駆動モ
ータにて図中反時計方向に回動される駆動軸10
0には、ギヤプーリ101が取着されており、こ
のギヤプーリ101と可動側板42に回動自在に
設けられたギヤプーリ102との間に、ギヤベル
ト103が張架されている。更に、ギヤプーリ1
02と一体に形成されたギヤプーリ(図に現われ
ていない)と回転軸104に取着されたギヤプー
リ105との間に、ギヤベルト106が張架され
ている。
ここで、ギヤベルト106は、自由に張架状態
を平行掛け又はたすき掛けに変更できるようにな
つており、第1図においては、平行状態で張架さ
れており、第2図においては、途中で交差する状
態で張架されている。即ち、ギヤベルト106を
第1図の平行掛けから、第2図のたすき掛けにす
るには、補助プーリ107を取り外した後、操作
者がギヤベルト106をギヤプーリ105から外
し、そのギヤベルト106をたすき状態に変え
て、再度ギヤプーリ105に掛ける。なお、ギヤ
プーリ102とギヤプーリ105との中心間距離
はギヤベルト106の掛け方に拘らずに常に等し
いため、そのギヤベルト106を平行掛けにする
場合には、たすき掛けの場合に比べてギヤベルト
106の張力が緩んでしまう。従つて、ギヤベル
ト106を平行掛けの際には、ギヤベルト106
の外周面を押圧することによつて上記ベルト10
6に張力を印加する補助プーリ107を可動側板
42に取着自在に配する。
また、図に現われていないが、回転軸104の
先端は、保持体108より内方へ突出し、斯る先
端が記録紙ロール12またはガイド軸51を保持
すると共にこれらに回動力を伝達し得るように構
成されている。
而して、斯る構成において、駆動軸100が図
示しない駆動モータにより時計方向に回動される
と、第1図にあつては、この回動力がそのままの
状態でギヤベルト103及び106を介して回転
軸104に伝達されて記録紙ロール12は第1図
中時計方向に回動され、記録紙13は巻き戻され
ることになる。一方、第2図にあつては、駆動軸
100の回動力は、ギヤベルト106により逆転
されて回転軸104に伝達されてガイド軸51は
第2図中反時計方向に回動され、折りたたみ記録
紙50は戻される。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、記録紙ロールと折りたたみ記
録紙との種類に応じて操作者の手操作によつて平
行掛け又はたすき掛けに変更可能な伝達ベルト
を、記録紙ロール又はガイド軸を保持して回動さ
せる回転体に配すると共に、その伝達ベルトを平
行掛けにする際には、その伝達ベルトの外周面を
押圧し、その伝達ベルトに張力を印加するプーリ
を配したので、伝達ベルトの掛け方に拘らず、そ
の伝達ベルトに対して常に一定の張力を付与する
ことができる。
また、記録紙ロールの記録紙又は折りたたみ記
録紙の巻き戻しに際して、上記記録紙ロール又は
ガイド軸を夫々異なる方向へ回動させるための駆
動系を設ける必要がなくなり、非常に簡単な構成
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
第1図は記録紙ロールを使用した状態を示す要部
斜視図、第2図は折りたたみ記録紙を使用した状
態を示す要部斜視図である。第3図及び第4図は
好適な例を示し、第3図は記録紙ロールを使用し
た状態を示す側面図、第4図は折りたたみ記録紙
を使用した状態を示す側面図である。 12……記録紙ロール、13……記録紙、50
……折りたたみ記録紙、51……ガイド軸、10
0……駆動軸、104……回転軸、106……ギ
ヤベルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 記録紙ロールまたはガイド軸を保持してこれら
    を回動せしめる回転体と、プラテンと、該プラテ
    ンに対向して設けられたサーマルヘツドとを備
    え、上記回転体に上記記録紙ロールを装着し、こ
    の記録紙ロールから引き出される記録紙を上記プ
    ラテンとサーマルヘツドとの対向間に供給するこ
    とによつてこの記録紙への記録を可能とし、また
    上記回転体に上記ガイド軸を装着し、折りたたみ
    記録紙をこのガイド軸の外表面に当接せしめた後
    に上記プラテンとサーマルヘツドとの対向間に供
    給することによつて折りたたみ記録紙への記録を
    可能とした熱転写記録装置において、 上記回転体が上記記録紙ロール又は折りたたみ
    記録紙を上記プラテンとサーマルヘツドとの対向
    間へ供給する方向と反対方向に回転されるよう
    に、上記回転体に上記回動力を伝達すべく張架さ
    れると共に、上記記録紙ロールと折りたたみ記録
    紙との種類に応じて操作者の手操作によつて平行
    掛け又はたすき掛けに変更可能に配された伝達ベ
    ルトと、該伝達ベルトを平行掛けにした際に、た
    すき掛けの場合と同様な張架状態となるように上
    記伝達ベルトの外周面を押圧することによつて上
    記伝達ベルトに張力を印加するプーリと、を具備
    したことを特徴とする熱転写記録装置。
JP17842085U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH0443334Y2 (ja)

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JP17842085U JPH0443334Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17842085U JPH0443334Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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Publication Number Publication Date
JPS6285441U JPS6285441U (ja) 1987-05-30
JPH0443334Y2 true JPH0443334Y2 (ja) 1992-10-13

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ID=31120532

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JP17842085U Expired JPH0443334Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2792031B2 (ja) * 1988-04-30 1998-08-27 セイコーエプソン株式会社 プリンタの紙送り装置

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JPS6285441U (ja) 1987-05-30

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