JPH0443136Y2 - - Google Patents

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JPH0443136Y2
JPH0443136Y2 JP1985194083U JP19408385U JPH0443136Y2 JP H0443136 Y2 JPH0443136 Y2 JP H0443136Y2 JP 1985194083 U JP1985194083 U JP 1985194083U JP 19408385 U JP19408385 U JP 19408385U JP H0443136 Y2 JPH0443136 Y2 JP H0443136Y2
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JP
Japan
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handle members
clamping
support shaft
skin
cutting blade
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JP1985194083U
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JPS62101418U (ja
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は特に栗の皮の一部を正確かつ強い力
で舌片状に切開して皮全体を剥き易くするために
使用される皮剥き具に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の皮剥き具としては、第5図に示
すように実公昭55−54428号公報に記載のものが
ある。この皮剥き具においては、手首側にある支
点100を軸にしてレバー110が押し下げられ
ると、リンク101が案内溝102を移動しそれ
にともなつて刃を設けたホルダー103も別の案
内溝104を移動し、もつて栗等の果皮の皮剥き
が行えるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、かかる皮剥き具では支点100から
最も遠い位置に皮剥き部を設けているため結局指
の押し下げる力だけでで皮を剥くこととなりたく
さんの栗等を剥くときには指が疲れてしまう。
さらに、案内溝102,104等レバー110
の押し下げに伴う部材の接触部分が多く穀果類の
「あく」が摺動部分に付着したりまた錆びたりす
るとリンク101やホルダー103の動きが悪く
なり、より押し下げ力を要することとなる。
またリンク101を介しての間接的な皮剥きと
なるため微妙な力の入れ具合、例えば栗において
外皮のみ除いて渋皮を残したい場合などその渋皮
を傷つけてしまうこともあり得る。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決したものであつて、
その要旨は、互いに開閉可能な一対の柄部材にそ
れぞれ挾持部を設け、少なくとも一方の挾部の端
縁に切断刃を形成した栗等の皮剥き具において、 前記柄部材をその先端側の支軸により回動可能
に支持し、前記挾持部をこの支軸よりも基端側に
て両柄部材に設けるとともに両柄部材を互いに閉
じたとき、前記両挾持部の端縁間に間隙を残すよ
うにストツパを設けたことにある。
(作用) このように構成すれば、柄部材の先端側の支軸
を支点として挟持部の端縁に形成された切断刃で
栗等を正確に切開でき、その支軸よりも基端側に
挟持部があるため強い力がでる。また、両挟持部
の端縁間のストツパにより、切開した皮は舌片状
に残り、切り落としてしまうことがない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
一対の柄部材1,2は金属製板体3とプラスチ
ツク製把持環4とからなり、金属製板体3の先端
において支軸5により回動可能に支持されて互い
に開閉可能になつている。
前記両柄部材1,2の金属製板体3の相対向す
る内側にはそれぞれ挾持部6,7が設けられ、一
方の挾持部6の端縁に切断刃8が形成されるとと
もに、もう一方の挾持部7の端縁に鋸歯9が形成
されている。前記両柄部材1,2の把持環4の相
対向する内側にはそれぞれストツパ10,11が
設けられ、第1図に示すように両柄部材1,2を
互いに閉じたとき、当接するようになつている。
この当接時、前記切断刃8と鋸歯9とは互いに当
接せず、それらの間に間隙S(本実施例では0.5mm
ぐらい)を残すようになつている。
さて、このように構成された皮剥き具により例
えば栗の皮を剥く場合には、第3図に示すように
両柄部材1,2を互いに開いてその両挾持部6,
7を栗の外面に当てがい、その後両ストツパ1
0,11が当接するまで両柄部材1,2を互いに
閉じる。このとき、栗の外面は鋸歯9により支え
られながら切断刃8により必ず第4図に示すよう
な舌片状に切開される。この切開部分Cは鋸歯9
と切断刃8とが互いに当接しないために絶対に切
り落とされることはなく、どんなに強く両柄部材
1,2を閉じても安心である。そして、舌片状の
切開部分Cを摘みながら下方へ引張ると、残りの
皮全体も容易に剥くことができる。
また、柄部材1,2の先端側の支軸を支点とし
て、把持環4を把持しつつ把持環4のすぐ近辺、
すなわち押圧する手の近くに設けられた切断刃8
と鋸刃9にて栗等を切開できるため、力の加減が
し易くまた、鋸刃9により滑り難くなつているた
め正確に作業ができる。
また、その切開も挟持部6,7が支軸5よりも
基端側に形成されているため、てこの倍力作用で
強い力で行えるのである。
さらに両挟持部6,7の端縁間のストツパによ
り、切開した皮は舌片状に残り、切り落としてし
まうことがない。
なお、前記ストツパ10,11は把持環4以外
に、金属製板体3やその挾持部6,7や支軸5等
に設けてもよい。
考案の効果 要するに本考案によれば、柄部材1,2をその
先端側の支軸5により回動可能に支持し、前記挟
持部6,7をこの支軸5よりも基端側にて両柄部
材1,2に設け、両柄部材1,2を互いに閉じた
とき、両柄部材6,7間に間隙Sを残すようにし
たので、栗等を正確に切開でき、その切開も支軸
よりも基端側に挟持部があるため強い力で行うこ
とができ、また構造が簡単で掃除し易く、不具合
が生じ難く、さらに切開部分Cが必ず舌片状にな
り、残りの皮全体が剥き取り易くなる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る皮剥き具を示す正面
図、第2図は第1図のX−X線断面図、第3図は
同皮剥き具の使用状態を示す正面図、第4図は同
皮剥き具により切開された栗を示す斜視図であ
る。また、第5図は従来例を説明する説明図であ
る。 柄部材……1,2、挾持部……6,7、切断刃
……8、ストツパ……10,11、間隙……S、
切開部分……C。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに開閉可能な一対の柄部材1,2にそれぞ
    れ挾持部6,7を設け、少なくとも一方の挾持部
    6の端縁に切断刃8を形成した栗等の皮剥き具に
    おいて、 前記柄部材1,2をその先端側の支軸5により
    回動可能に支持し、前記挾持部6,7をこの支軸
    5よりも基端側にて両柄部材1,2に設けるとと
    もに両柄部材1,2を互いに閉じたとき、前記両
    挾持部6,7の端縁間に間隙Sを残すように、ス
    トツパ10,11を設けたことを特徴とする栗等
    の皮剥き具。
JP1985194083U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH0443136Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985194083U JPH0443136Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JP1985194083U JPH0443136Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62101418U JPS62101418U (ja) 1987-06-27
JPH0443136Y2 true JPH0443136Y2 (ja) 1992-10-13

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ID=31150721

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JP1985194083U Expired JPH0443136Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554428U (ja) * 1978-10-02 1980-04-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554428U (ja) * 1978-10-02 1980-04-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62101418U (ja) 1987-06-27

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