JPH0442903Y2 - - Google Patents

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JPH0442903Y2
JPH0442903Y2 JP1155986U JP1155986U JPH0442903Y2 JP H0442903 Y2 JPH0442903 Y2 JP H0442903Y2 JP 1155986 U JP1155986 U JP 1155986U JP 1155986 U JP1155986 U JP 1155986U JP H0442903 Y2 JPH0442903 Y2 JP H0442903Y2
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block
lead wire
primary
resin layer
coil
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JP1155986U
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  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は内燃機関点火用等のモールド点火コ
イルに関する。
(従来の技術) 第4図に示す様に、一端が1次端子1a、他端
をリード線接続部1bとする二つの金属の接片
1,1を、1次端子が上面から、リード線接続部
が下部から夫々突出する様に合成樹脂で成形した
ブロツク2中に一体に固定し、上記ブロツク2の
下部と、1次、2次両コイル3,4を内部に収容
した合成樹脂のケース5中に熱硬化性樹脂を注型
し、硬化させて上記ブロツク2の下部を樹脂層6
で固定すると共に、前記両コイル3,4を樹脂層
6中に埋没したモールド点火コイルは従来から公
知である。
(考案が解決しようとする問題点) 樹脂を注型するには、それに先立つて一方の接
片1のリード線接続部1bには1次コイルの巻始
め側のリード線を巻付けて半田付けし、他方の接
片の接続部には1次コイルの巻終り側のリード
線、場合によつては2次コイルの巻始め側のリー
ド線も巻付けて半田付けするが、その際、第4図
に示す様にブロツク2の下面をケース5から上に
離す距離lが短かいと各リード線7を手で夫々の
接続部1bに巻付けるのが行いにくゝ、逆にその
距離lを長くすると巻付け易いが、リード線も当
然に長いためケース5内に下部を入れて樹脂を注
型すると、弛んだリード線が2次コイルに接触し
たり、リード線の一部が樹脂層6の上面から外に
露出したりし、絶縁不良の製品が生じることがあ
る。
又、注型中は上記ブロツク2を治具で保持し、
ケースに対し位置決めして置かねばならず、この
治具が樹脂の注入の邪魔になるので作業性が良く
ない。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は1次コイルのボビンの樹脂層中
に埋まる上部に、前記ブロツクを起伏可能に保持
する保持部を設けたことを特徴とする。
(作用) 注型前、リード線を各接片の接続部に巻付けて
半田付けするには上記接続部が上を向く様に倒し
て1次ボビンに保持し、その作業が終つたら起し
て1次端子を上に向かせ、その状態で注型を行
い、ブロツクの下部を1次ボビンに保持したまゝ
注型して硬化した樹脂で固定する。
(実施例) 図示の実施例において、1次ボビン3′は合成
樹脂の成形品で、樹脂層6中に埋められる上部に
鍔7′から一側に張出した一体の棚片8を有し、
棚片8の基部上面には対立して短かく立つ挟圧片
9,9が設けられ、この棚片8と挟圧片9,9で
保持部を構成する。
ブロツク2は二つの接続部1b,1bが突出す
る側面とは反対の側面下部から突出する突出部
2′によつてほゞL型に形成され、上記突出部
2′の下隅には前記挟圧片9,9で挟まれる突起
10を有する。
従つて、突起10を挟圧片9,9の間に割込ま
せて棚片8上にブロツク2を保持し、各リード線
7を各接続部1b,1bに接続する際は第2図に
示す様に接続部1b,1bを上に向け、リード線
7をほゞ張つた状態にして各接続部1b,1bに
巻付け、半田付けを行う。
巻付け、半田付けを容易にするためには、図示
の如く接続後1b,1bを横向きに折曲げたり、
延長したりしてブロツクの両脇の外に延出させる
とよい。尚、半田付けは手作業でも、デイツプ式
でもよいが、品質、作業性の面でデイツプ式が有
利である。
そして、半田付けが終つたら、第2図の矢印の
様に挟圧片9,9で挟まれている突起10を支点
にブロツク2を棚片8上で90°起し、第3図に示
した様に1次端子1a,1aを上に向ける。これ
により各リード線7はコイルと各接続部1bの間
にほゞ張られる。
この様にしてブロツク2を1次コイルのボビン
3′に保持し、その各接続部1b,1bにリード
線7を最適の状態に接続できる。
点火コイルとするには上記の様にリード線7を
1次端子に接続後、ブロツク2を保持した1次コ
イル3の外に2次コイル4を同心状に嵌合してケ
ース5内に収容し、2次コイルの巻終り端側と、
この実施例ではケースの底の孔内に保持した高圧
端子11を接続し、1次コイルボビンの下端部を
ケースの底にある鉄心挿通口に嵌めて塞ぎ、ケー
ス内に熱硬化性樹脂、例えばエポキシ樹脂を注型
し、硬化させてブロツク2の下部を樹脂層6で固
定すると共に、両コイル3,4を樹脂層6で埋没
する。
そして、1次コイルボビン3′中に鉄心12、
ここではL形鉄心を貫通し、この鉄心に同形のL
形鉄心12′をケース5の外で閉磁路を構成する
様に組合わせて周知の様に固定し、必要ならば高
圧端子の取付部と、ブロツク2を除き、ケース5
と、鉄心12,12′を合成樹脂層で被覆する外
装モールドを行う。
尚、高圧端子は図示の実施例の如くケース5
の底に保持する以外に、樹脂層の上面か上に突出
する様に固定してもよい。
(考案の効果) 1次コイルボビンの上部に1次端子、リード線
接続部が突出したブロツクを保持し、リード線を
最適の状態に接続するので作業性が良く、且つ絶
縁不良の製品が生じない。更に、注型の際にブロ
ツクを保持する治具が不要となり、注型作業が行
い易く、点火コイルの生産性の向上にも寄与す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による点火コイルの一実施例の
断面図、第2図は第1図の点火コイルの注型前に
リード線を接続する状態の要部の斜視図、第3図
は同上の注型する状態の要部の斜視図、第4図は
従来の点火コイルの断面図、第5図は第4図の点
火コイルの注型前にリード線を接続する状態を示
す断面図で、図中、1は接片、1aはその一次端
子、1bはリード線接続部、2はブロツク、3は
1次コイル、3′はそのボビン、4は2次コイル、
5はケース、6は樹脂層、8と9は保持部を構成
する棚片と挟圧片を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が1次端子、他端をリード線接続部とする
    二つの金属の接片を、1次端子が上面から、リー
    ド線接続部が下部から夫々突出する様に合成樹脂
    で成形したブロツク中に一体に固定し、上記ブロ
    ツクの下部と、1次、2次両コイルを内部に収容
    した合成樹脂のケース中に熱硬化性樹脂を注型
    し、硬化させて上記ブロツクの下部を樹脂層で固
    定すると共に前記両コイルを樹脂層中に埋没した
    モールド点火コイルにおいて、 前記1次コイルのボビンの樹脂層中に埋まる上
    部に前記ブロツクを起伏可能に保持する保持部を
    設けたことを特徴とするモールド点火コイル。
JP1155986U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0442903Y2 (ja)

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JP1155986U JPH0442903Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JPS62126815U JPS62126815U (ja) 1987-08-12
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JP1155986U Expired JPH0442903Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6729125B2 (ja) * 2016-07-21 2020-07-22 株式会社デンソー 内燃機関用の点火コイル及びその製造方法
JP6826552B2 (ja) * 2018-05-14 2021-02-03 株式会社鷺宮製作所 電磁コイルユニット

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JPS62126815U (ja) 1987-08-12

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