JPH0441479Y2 - - Google Patents

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JPH0441479Y2
JPH0441479Y2 JP170986U JP170986U JPH0441479Y2 JP H0441479 Y2 JPH0441479 Y2 JP H0441479Y2 JP 170986 U JP170986 U JP 170986U JP 170986 U JP170986 U JP 170986U JP H0441479 Y2 JPH0441479 Y2 JP H0441479Y2
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JP
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cassette
convex guide
guide
bottom plate
holder
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JP170986U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばカセツト式ビデオテープレコ
ーダ用のカセツト装着装置に適用するのに最適な
ものであつて、カセツトの底面に設けられたガイ
ド溝をカセツトホルダーの底面板の上面に設けら
れた凸状ガイドに係合させるようにして、そのカ
セツトをカセツトホルダー内に挿入させるように
したカセツト装着装置に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、カセツトの底面に設けられたガイド
溝をカセツトホルダーの底面板の上面に設けられ
た凸状ガイドに係合させるようにして、そのカセ
ツトをカセツトホルダー内に挿入させるようにし
たカセツト装着装置において、凸状ガイドを底面
板に回動自在に枢支させて、通常は凸状ガイドを
底面板の上面にほぼ水平状に突出させ、凸状ガイ
ドの前端側が押圧された時にはその凸状ガイドの
前端側を底面板の上面から下方へ回動させること
により、カセツトをカセツトホルダー内に斜め上
方から挿入する場合に、カセツトの前端部と凸状
ガイドの前端側とが干渉しても、カセツトをカセ
ツトホルダー内に挿入できるようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕
まずカセツト式ビデオテープレコーダ用のカセ
ツト装着装置の従来例を第5図によつて説明す
る。
カセツトホルダー30は、カセツト31が挿入
される図示のカセツト挿入位置とその挿入された
カセツト31がリール台上に装着されるカセツト
装着位置(図示せず)との間で往復動自在に構成
されている。そしてカセツトホルダー30がカセ
ツト挿入位置へ復動された状態で、前面パネル3
2に設けられたカセツト挿入口33からカセツト
ホルダー30内にカセツト31が一点鎖線で示す
ように矢印a方向に水平に挿入される。この際、
カセツト31の底面31aの中央に前後方向に沿
つて設けられたガイド溝34をカセツトホルダー
30の底面板35の上面の中央でカセツト挿入方
向(前後方向)沿つて設けられた凸状ガイド36
に挿入させるようにして、カセツトホルダー30
内でのカセツト31の左右方向の位置決めが行わ
れる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の従来例では、実線で示す
ようにカセツト31をカセツトホルダー30内に
斜め上方(矢印b方向)から挿入させると、カセ
ツト31の前端側に取付けられた前蓋37の下端
部37aが凸状ガイド36の前端側36aと干渉
し、カセツト31をカセツトホルダー30内に挿
入させ難くなる問題点があつた。
この場合、カセツト31をカセツトホルダー3
0内に常に水平に挿入させれば問題ないのである
が、一般的にカセツト31の挿入はそれほど注意
深く行われず、またカセツト挿入口33の上下に
は余裕のための隙間があるので、カセツト31を
斜め上方から挿入させることが頻繁にある。そし
てカセツト31と凸状ガイド36とが干渉した場
合は、カセツト31を水平に挿入し直さなければ
ならず、その挿入操作が極めて煩わしいものであ
つた。またカセツト31を無理に挿入させると、
前蓋37の下端部37aが破損されるような事故
もあつた。
そこで本考案は、カセツトをカセツトホルダー
内に斜め上方から挿入する場合に、カセツトの前
端部と凸状ガイドの前端側とが干渉しても、カセ
ツトをカセツトホルダー内に挿入できるようにす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前述したカセツト装着装置におい
て、前記凸状ガイドを支軸によつて前記底面板に
枢支させてカセツト挿入方向に沿つて回動自在に
構成し、その凸状ガイドの前端側を上方に回動付
勢するばねと、その凸状ガイドの回動を規制する
ストツパーとを設け、前記ばねと前記ストツパー
とによつて前記凸状ガイドを前記底面板の上面に
ほぼ水平状に突出させ、前記凸状ガイドの前端側
が押圧された時には前記ばねに抗して凸状ガイド
の前端側を前記底面板の上面から下方へ回動させ
るように構成したものである。
〔作 用〕
本考案は、カセツトをカセツトホルダー内に斜
め上方から挿入させた場合、カセツトの前端部が
凸状ガイドの前端側と干渉しても、その凸状ガイ
ドの前端側が押圧されると、その前端側が底面板
の上面から下方へ回動されて逃がされる。従つ
て、カセツトホルダー内へのカセツトの挿入の
際、凸状ガイドがカセツト挿入の妨げになること
はない。
〔実施例〕
以下、本考案をカセツト式ビデオテープレコー
ダ用のカセツト装着装置に適用した一実施例を第
1図〜第4図によつて説明する。
まず、第3図及び第4図に示すように、カセツ
トホルダー1は底面板2と左右一対の側面板3と
により断面ほぼコ字状に形成され、両側面板3の
上部は上面板4により連結されている。そして両
側面板3の外側にはそれぞれ3つのガイドローラ
5が取付けられている。次に、カセツトホルダー
1の左右両側でシヤーシ6上に垂直に固着された
左右一対の昇降ガイド板7にはそれぞれL形の3
つのガイド溝8が設けられている。そしてカセツ
トホルダー1の各ガイドローラ5が各ガイド溝8
にそれぞれ係合されていて、カセツトホルダー1
は各ガイド溝8にて案内されて第3図に実線で示
されたカセツト挿入位置と一点鎖線で示されたカ
セツト装着位置との間で矢印cで示すL形の移動
軌跡で往復動自在に構成されている。
次に、第1図及び第2図に示すように、カセツ
トホルダー1の底面板2の中央にはカセツト挿入
方向(前後方向)に沿つて長孔10が形成されて
いて、この長孔10内に凸状ガイド11が回動自
在に取付けられている。即ち、凸状ガイド11の
ほぼ中央部にはその長手方向と直角状に一対の支
軸12が設けられていて、これらの両支軸12が
長孔10の左右両側で下方に折曲げられた一対の
突片13によつて枢支されている。また凸状ガイ
ド11の前端側11aにはその長手方向と直角状
にピンからなる一対のストツパー14が設けられ
ている。そして底面板2の下面で長孔10の左右
両側には一対の板ばね15がビス16等で固定さ
れていて、これら両板ばね15によつて両ストツ
パー14が下方から押圧されている。従つて、両
板ばね15によつて凸状ガイド11の前端側11
aが矢印d方向である上方に回動付勢され、両ス
トツパー14が底面板2の下面に当接されること
で、凸状ガイド11は第1図に実線で示すように
底面板2の上面にほぼ水平状に突出する状態にな
つている。そして凸状ガイド11の前端側11a
が押圧されると、凸状ガイド11は一点鎖線で示
すように矢印e方向に回動されて、その前端側1
1aが底面板2の上面から下方へ回動されるよう
に構成されている。なお凸状ガイド11の前端側
11aの端面は垂直面となつている。
次に、以上のように構成されたカセツト装着装
置の動作を説明する。
まず、第3図に実線で示すように、カセツトホ
ルダー1がカセツト挿入位置へ復動された状態
で、前面パネル18に設けられたカセツト挿入口
19からカセツトホルダー1内にカセツト20が
矢印a方向に水平に挿入される。なお21はカセ
ツト挿入口19を開閉する上下一対の蓋である。
この際、カセツトホルダー1の底面板2の凸状ガ
イド11は両板ばね15と両ストツパー14とに
よつて底面板2の上面にほぼ水平状に突出された
状態になつている。そしてカセツト20の底面2
0aの中央に前後方向に沿つて設けられているガ
イド溝22を凸状ガイド11に係合させるように
して、カセツトホルダー1内でのカセツト20の
左右方向の位置決めが行われる。そしてカセツト
ホルダー1内にカセツト20が完全に挿入された
時に、そのカセツト20の前端部20bが底面板
2の後端部に設けられているストツパー23に当
接されて、そのカセツト20の挿入位置が規制さ
れる。
次に、以上のようにカセツトホルダー1内への
カセツト20の挿入が完了すると、カセツトホル
ダー往復駆動機構(図示せず)によつてカセツト
ホルダー1がカセツト挿入口19の後方に水平に
引き込まれた後、下方に垂直に下降されるL形の
移動軌跡によつて矢印c方向に往動されて、この
カセツトホルダー1が第3図で一点鎖線のカセツ
ト装着位置へ装着される。そしてカセツト20内
の左右一対のリール(図示せず)がカセツト装着
位置にてシヤーシ6の左右一対のリール台(図示
せず)上に装着される。またこの際、カセツト2
0の前蓋24が上方に回動されて開蓋される。な
おカセツト20の排出動作は上述したカセツト装
着動作の逆であり、カセツトホルダー1がカセツ
ト挿入位置へ復動される。
ところでこのカセツト装着位置では、第1図に
実線で示すようにカセツト20をカセツトホルダ
ー1内に斜め上方(矢印b方向)かち挿入させた
場合、カセツト20の前蓋24の下端部24aが
凸状ガイド11の前端側11aと干渉しても、そ
の前端側11aが前蓋24の下端部24aによつ
て押圧されると、両板ばね15に抗して凸状ガイ
ド11の前端側11aが底面板2の上面から下方
へ矢印e方向に回動されて逃がされる。従つて、
カセツトホルダー1内へのカセツト20の挿入の
際、凸状ガイド11がカセツト挿入の妨げになら
ず、カセツトホルダー1内へカセツト20を極め
て円滑に挿入させることができる。
なお、本実施例のカセツト装着装置は、第3図
に一点鎖線と実線及び第4図に一点鎖線と二点鎖
線で示すように、大きさが大・小と互いに異なる
2種類のカセツト20を選択的に使用できる(2
種類以上でもよい)ものであり、これら2種類の
カセツト20、特に小カセツトをカセツトホルダ
ー1内で凸状ガイド11により正確に位置決めす
ることができる。
ところで、2種類のカセツト20のうち小カセ
ツトは第3図に実線で示すように、カセツト20
がカセツトホルダー1内に挿入された際に、凸状
ガイド11の前端側11aの端面でカセツト20
内のスライダー25を摺動させて、カセツト20
内の両リールのロツクを解除するように構成され
ている。このため、カセツト20と凸状ガイド1
1との干渉がないように凸状ガイド11の前端側
11aの端面にR面やC面等の面取りを施すと、
その前端側11aの端面によるスライダー25の
摺動が不確実になる虞れがある。しかしながら本
考案の凸状ガイド11は前端側11aが底面板2
の上面から下方へ回動されて逃がされるので、そ
の前端側11aの端面を垂直面にて形成すること
ができ、スライダー25の摺動を極めて確実に行
うことが可能となつている。
以上、本考案の一実施例に付き説明したが、本
考案は実施例に限定されることなく、本考案の技
術的思想に基づいて各種の有効な変更が可能であ
る。
例えば、実施例では凸状ガイドのほぼ中央部を
支軸によつて枢支させたが、支軸を後端部に設け
て凸状ガイド全体を下方に逃がしてもよい。さら
に凸状ガイドの前端側だけを回動自在にしてもよ
い。
また、支軸、ばね及びストツパー等の構造は各
種の構造に変更が可能である。また、ガイド溝及
び凸状ガイドは必ずしもカセツト及びカセツトホ
ルダーの中央に沿つて設ける必要はない。
なお本考案は、カセツト式ビデオテープレコー
ダ用のカセツト装着装置に限定されることなく、
各種のカセツト式記録再生装置や情報処理装置用
のカセツト装着装置に適用可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、カセツトをカセツトホルダー内に斜
め上方から挿入する場合に、カセツトの前端部と
凸状ガイドの前端側とが干渉しても、その凸状ガ
イドの前端側が下方へ逃げるので、カセツトをカ
セツトホルダー内に極めて円滑に挿入することが
できる。従つて、カセツトを注意深く水平に挿入
し直すような煩わしさや、カセツトを無理に挿入
してそのカセツトの前端部が破損されるような事
故は全くなく、カセツトの挿入操作が極めて容易
で安全性も非常に高い。
また、凸状ガイドの前端側が下方へ逃げるの
で、実施例のように凸状ガイドの前端側の端面で
スライダーを摺動させてカセツト内のリールのロ
ツク解除を行う場合でも、カセツトと凸状ガイド
との干渉をなくすためにその凸状ガイドの前端側
の端面に面取り等を施す必要はなく、前端側の垂
直面によつてスライダーを確実に摺動させてリー
ルのロツク解除を極めて確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案をカセツト式ビデオテ
ープレコーダ用のカセツト装着装置に適用した一
実施例を示すものであつて、第1図は要部の中央
縦断側面図、第2図は要部の分解斜視図、第3図
は全体の中央縦断側面図、第4図は全体の平面図
である。第5図はカセツト式ビデオテープレコー
ダ用のカセツト装着装置の従来例における要部の
中央縦断側面図である。 なお図面に用いた符号において、1……カセツ
トホルダー、2……底面板、11……凸状ガイ
ド、11a……前端側、12……支軸、14……
ストツパー、15……板ばね、20……カセツ
ト、20a……底面、22……ガイド溝である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カセツトが挿入されるカセツト挿入位置とその
    挿入されたカセツトが装着されるカセツト装着位
    置との間で往復動自在に構成されたカセツトホル
    ダーと、このカセツトホルダーの底面板の上面に
    カセツト挿入方向に沿つて設けられた凸状ガイド
    とを有し、 カセツトの底面に設けられたガイド溝を前記凸
    状ガイドに係合させるようにしてそのカセツトを
    前記カセツトホルダー内に挿入させるように構成
    したカセツト装着装置において、 前記凸状ガイドを支軸によつて前記底面板に枢
    支させてカセツト挿入方向に沿つて回動自在に構
    成し、その凸状ガイドの前端側を上方に回動付勢
    するばねと、その凸状ガイドの回動を規制するス
    トツパーとを設け、 前記ばねと前記ストツパーとによつて前記凸状
    ガイドを前記底面板の上面にほぼ水平状に突出さ
    せ、前記凸状ガイドの前端側が押圧された時には
    前記ばねに抗して凸状ガイドの前端側を前記底面
    板の上面から下方へ回動させるように構成したこ
    とを特徴とするカセツト装着装置。
JP170986U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH0441479Y2 (ja)

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JP170986U JPH0441479Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JPS62117746U JPS62117746U (ja) 1987-07-27
JPH0441479Y2 true JPH0441479Y2 (ja) 1992-09-29

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ID=30779873

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