JPH0440906B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0440906B2
JPH0440906B2 JP63082383A JP8238388A JPH0440906B2 JP H0440906 B2 JPH0440906 B2 JP H0440906B2 JP 63082383 A JP63082383 A JP 63082383A JP 8238388 A JP8238388 A JP 8238388A JP H0440906 B2 JPH0440906 B2 JP H0440906B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handset
telephone
cord sheath
telephone cord
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP63082383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01272250A (ja
Inventor
Aruzuunian Reimondo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH01272250A publication Critical patent/JPH01272250A/ja
Publication of JPH0440906B2 publication Critical patent/JPH0440906B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/15Protecting or guiding telephone cords

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、公衆電話または「支払い」電話のハ
ウジングのような電話ハウジングに送受話器を係
留する装置に向けられるものである。送受話器を
この種の電話ハウジングに係留する装置が知られ
ている。ドレクサ(Drexler)らの米国特許第
4518830号明細書を参照されたい。このような装
置では、800ポンド(約360Kg)またはそれ以上の
引つ張り強さを有する3/32インチ(約0.24cm)直
径7×19撚り合わせケーブルが送受話器をハウジ
ングに機械的に接続するのに使用される。撚り合
わせケーブルは可撓性であり、信号線と一緒に、
送受話器とハウジングとの間で可撓性の電話コー
ド鞘(tca,telephoncord armor)に鞘入れされ
ている。電話コード鞘の端部はグロメツトおよび
送受話器送信機カツプの懸垂脚部を通じて送受話
器内を延長する。撚り合わせケーブルは送受話器
のヨークを介して、ヨークと送受話器の受信機部
分の接続部を通り過ぎて延長する。撚り合わせケ
ーブルの端部には端部プラグまたは端止め部材が
設けられる。撚り合わせケーブルは、楔形状の係
留部材によりヨーク/受信機接続部に係留され
る。先の米国特許明細書の第9図ないし第11図
を参照されたい。係留部材の底面は平坦でありそ
して送受話器の比較的平坦な内面と接触する。係
留部材の上面もまた、係留部材の側方面と同様平
坦である。係留部材の上面はその底面に関して鋭
角に配置され、2つの面はヨーク/受信機接続部
に向かつて収斂する。撚り合わせケーブルは係留
部材の底面に形成されるスロツトを通じて延長す
る。撚り合わせケーブルの端止め部材は係留部材
の後方面の孔に収容される。孔およびスロツト
は、ケーブル端止め部材の停止面に供される肩部
で交差する。ケーブル係留部材の上面および側方
面は平坦であるので、面は相当に鋭いエツジ(縁
部)に沿つて交差する。ケーブル係留部材の上面
と対面する送受話器の内面は平坦ではなくその代
わりヨーク/受信機接続部に複合面を構成する。
複合面は、送受話器の長手方向軸線に沿うものと
送受話器の幅に沿う長手方向軸線にほぼ垂直なも
のとの2つの曲率半径により画然される。相当に
鋭いケーブル係留部材のエツジは、送受話器の内
部の複合面と「点」接触を行なう。その結果、送
受話器が電話機ハウジングから遠方へ引つ張られ
るとき、撚り合わせケーブルの端止め部材はケー
ブル係留部材の肩部と接触し、ケーブル係留部材
の相当に鋭いエツジが送受話器の内部の複合面に
対し「点」接触を行なうよう強制される。実質的
に800ポンド(約360Kg)よりも小さい力では、ケ
ーブル係留部材のエツジは送受話器の内面の剪断
ないし切り取りを行なう傾向があり、それにより
ヨーク/受信機接続部の送受話器壁の破壊が行な
われる。
米国特許第4518830号で使用される係留装置で
は、電話コード鞘の送受話器側の端部は送信機カ
ツプ脚部間に装着されるようクリンプ処理され
る。送受話器の送信機端部の内面および送信機カ
ツプ脚部により電話コード鞘が適所に保持され
る。もし送信機カツプ脚部間の間隔が電話コード
鞘の外径よりも大きいならば、それらは電話コー
ド鞘を長手軸線方向の変位に逆らつて係留するこ
とはない。こうして、送受話器が電話ハウジング
から遠方へ引つ張られるとき電話コード鞘の送受
話器端はグロメツトに当接する。もし送受話器が
十分な力で引つ張られるならば、電話コード鞘は
グロメツトに当接しそしてグロメツトから引き抜
かれることがある。同様に、電話コード鞘の送受
話器端は、送受話器の送信器端を通じて、送受話
器の送信機部分とヨーク部分との接続部の音響フ
オーム(発泡体)ブロツクへの押込まれることが
ある。
本発明により解決される一つの問題は、撚り合
わせケーブルの引つ張り強さが800ポンド(約360
Kg)に匹敵するまで力が付加される場合、接続部
壁破壊の危険性なしに送受話器壁のヨーク/受信
機接続部に撚り合わせケーブルを係留するという
問題である。本発明により解決される別の問題
は、送受話器の送信機端で長手軸線方向および回
転方向の変位に逆らつて、電話コード鞘の送受話
器を係留するという問題である。
本発明は、ヨーク/受信機接続部の送受話器壁
の破壊は、従来の楔形状の係留部材の相当に鋭い
エツジとヨーク/受信機接続部の送受話器の内部
複合面との間の「点」接触によるものであるとい
う発見を含んでいる。本発明にはまた、送受話器
の送信機端での長手軸線方向および回転方向の変
位に逆らつて、電話コード鞘の送受話器端を適所
に信頼性高く係留するため、送信機カツプ脚部の
不能という認識が含まれる。
本発明では、全面接触が、ヨーク/受信機接続
部で、係留部材と送受話器内部複合面との間で維
持されるよう、係留部材が、ヨーク/受信機接続
部の送受話器内部複合面の形状と整合する上複合
面を有するよう賦形される。このような接触は、
送受話器が引つ張られるとき発生する力を分散し
て、その力が、ある「点」にまたはある「線」に
沿つてさえも集中できないようにし、それによ
り、ヨーク/受信機接続部の送受話器壁の破壊が
阻止される。さらに、本発明では、電話コード鞘
の送受話器端は、電話コード鞘に装着される保持
部材により、長手軸線方向および回転方向の変位
に逆らつて確実に係留されそしてグロメツトと送
信機カツプ脚部との間に挾まれる。
本発明による別の利益は以後説明する。
[好ましい実施例の詳細な説明] 図面を参照すると、第1図には、公衆電話ハウ
ジングまたは「支払い」様式の電話ハウジング1
0と送受話器12とが図示されている。ハウジン
グ10および送受話器12は従来の構成である。
電話信号線14および撚り合わせケーブル16
が、ハウジング10と送受話器12との間で電話
コード鞘18に鞘入れされている。電話コード鞘
18は、送受話器の送信機端部22へ固定される
グロメツト20を通じて延長する。電話コード鞘
18は電話信号線14と撚り合わせケーブル16
とを破壊行為から保護する。
撚り合わせケーブル16と電話コード鞘18を
送受話器12に係留するための本発明による機構
が第2図に最も良好に図示されている。送受話器
12には、受信機端部ないし受信機部分24と送
信機端部と受信機端部22,24を連結するヨー
ク26とが含まれる。送受話器12は、送信機端
部および受信機端部にそれぞれねじ込みキヤツプ
28,30が設けられた従来の一片構成である。
電話コード鞘は送信機カツプ32の下方をグロメ
ツト20を通じて送信機カツプ脚部34まぜ延長
する。フエルール36が従来の方法で電話コード
鞘の端部に固定される。フエルール36には、撚
り合わせケーブル16および電話信号線14の挿
通が許容されるよう開口が設けられる。
撚り合わせケーブル16は、ヨークと受信機と
の接続部(以下、ヨーク/受信機接続部という)
にて送受話器に挿入されるケーブル係留部材38
により送受話器12に係留される。接続部は第2
図で総括的に参照番号40により指示されている。
ケーブル係留部材38の上複合面42は、第3図
ないし第8図に図示されるように、ヨーク/受信
機接続部40にて、送受話器の凸/凹内面44と
「整合する」一般にはほぼ凹/凸形状の面を含む。
ケーブル係留部材38とヨーク/受信機接続部
40とは第3図ないし第8図に最も良好に図示さ
れている。ケーブル係留部材の底面46はほぼ平
坦でありそして、ヨーク/受信機接続部40で、
送受話器のほぼ平坦な内面48と接触する。かく
して、ケーブル係留部材と送受話器の内面44,
48との間に全面的な面接触が維持されるよう、
ケーブル係留部材の上複合面42と平坦な底面4
6とはヨーク/受信機接続部にて送受話器内面4
4,48を接触する。ケーブル係留部材の側方面
50および52はほぼ平坦である。側面はヨー
ク/受信機接続部40でのケーブル係留部材38
の位置決めを容易にする案内面が供給されるよ
う、たとえば3゜のようなわずかなテーパ角度で送
受話器の送信機端部22の方向へ収斂するのが好
ましい。
ケーブル係留部材38の好ましい寸法は以下の
とおりである。上複合面42は、送受話器の長手
軸線Lの方向に沿つて1/2インチ(約1.27cm)の
曲率半径と送受話器の長手軸線にほぼ垂直な横断
する方向に沿つて1インチ(約2.86cm)の曲率半
径とを有する凹/凸形状面部分56へ導かれる下
側の比較的平坦な面部分54を有する。ケーブル
係留部材には、ほぼ平坦な前方面58とほぼ平坦
な後方面60が設けられる。前方面58と後方面
60との間の距離は1 1/4インチ(約3.16cm)で
ある。後方面60の幅は1.125インチ(約2.86cm)
である。凹/凸形状面部分56は、湾曲した丸い
縁部64に沿つて上側のほぼ平坦な面部分62に
導かれる。縁部64は、1インチ(約2.86cm)の
曲率半径で、ケーブル係留部材の長手軸線方向を
横断する方向に走る円弧により画然される。縁部
は3/32インチ(約0.24cm)の曲率半径を付帯して
丸みを帯びる。面54,56および62は、3/32
インチ(約0.24cm)の曲率半径をおのおの有する
丸い縁部66,68に沿つて、側方面50,52
と交差する。前方面58は、3/32インチ(約0.24
cm)の半径をそれぞれ有する直線状の丸い縁部7
0,72に沿つて側方面50,52と交差する。
前方面58は、1/16インチ(約0.16cm)の曲率半
径を有する直線状の丸い縁部74に沿つて下側の
面部分54と交差する。側方面50,52は、3/
32インチ(約0.24cm)の半径をそれぞれ有する直
線状の丸い縁部76,78に沿つて底面46と交
差する。底面46は、1/16インチ(約0.16cm)の
曲率半径を有する直線状の丸い縁部80に沿つて
前方面58と交差する。スロツト82が、撚り合
わせケーブル16が収容されるよう、ケーブル係
留部材の長手方向軸線に平行に底面46に形成さ
れる。円形の孔(ボア)または通路84が後方面
60に形成される。通路84は、撚り合わせケー
ブル16の端部に固定される端止め部材ないしプ
ラグ部材88の停止面に供される肩部86を画然
するようスロツト82と交差する。ケーブル係留
部材を軽量化するのに、通路84と側方面50,
52との間に空洞90,92が形成可能である。
ケーブル係留部材38は、ABSのような硬質
の高分子プラスチツク材料から形成される。上述
のように、ケーブル係留部材面の交差縁部を丸く
することによりそしてケーブル係留部材の上複合
面を形成することにより、送受話器の内面および
ケーブル係留部材との間の「点」または「線」接
触が回避される。それゆえ、送受話器が電話ハウ
ジング10から遠方へ引つ張られるとき、端止め
部材88は、肩部86に当接して通路84内に係
止されすべての力がケーブル係留部材と送受話器
の内面との間の面全体の接触領域にわたつて配分
される。その結果、ヨーク/受信機接続部での送
受話器壁の破壊が、たとえ撚り合わせケーブル1
6の800ポンド(約360Kg)の引つ張り強さに相応
した力でも生じない。
電話コード鞘18は、電話コード鞘保持部材9
4により送受話器12の送信機端部22に係留さ
れる。電話コード鞘保持部材94は第10図およ
び第11図に最も良好に図示されている。電話コ
ード鞘保持部材94は、前方面98から後方面1
00(第2図)へ延長する通し孔または通路96
を有する硬質の高分子プラスチツク材料である。
電話コード鞘保持部材にはまた、上面104から
底面106へ延長しそして通路96と交差するス
ロツト102が設けられる。通路96の直径は、
フエルール36の外径よりもわずかに大きいの
で、電話コード鞘18およびフエルール36は通
路を通じて自由に滑動できる。フエルール36近
傍の電話コード鞘18の端部108が据え込まれ
る。金属性のほぼU字形状の挾み部材110が、
挾み部材の脚部112,114が少なくとも部分
的には通路96内に突き出るよう、スロツト10
2に挿入される。脚部が電話コード鞘の据え込み
端部108にぴつたり合うよう、挾み部材の脚部
112と114との間の間隔は電話コード鞘の外
径よりも小さく、それにより、通路96内での電
話コード鞘の長手軸線方向または回転方向のいず
れの多少の変位も回避される。こうして、電話コ
ード鞘18は保持部材94内に係止される。
保持部材94それ自体は、グロメツト20、送
信機カツプ32の底面116、送信機カツプ脚部
34および送受話器の送信機端部22の内側底面
118とにより、長手方向および回転方向の変位
に逆らつて適所に係留される。こうして、ねじ込
みキヤツプ28が送受話器12に固定されると
き、送受話器の送信機端部22の内側底面118
と送信機カツプ32とにより、保持部材94の回
転方向の変位がしたがつてその長手方向軸線の回
りの電話コード鞘18の回転方向の変位が阻止さ
れる。また、電話コード鞘が送受話器の送信機端
部22に押し込まれるならば、送信機カツプ脚部
34により、保持部材94の後方面100が接触
する停止面が提供され、それにより、保持部材9
4の長手軸線方向の変位がしたがつて電話コード
鞘の長手軸線方向の変位が阻止される。そしても
し、電話コード鞘18が送受話器の送信機端部2
2から遠方へ引つ張られるならば、グロメツト2
0により、保持部材94の前方面98が接触する
停止面が提供され、それにより、保持部材94の
長手軸線方向の変位がしたがつて電話コード鞘の
長手軸線方向の変位が阻止される。したがつて、
電話コード鞘18は、送信機端部22を通じて送
受話器のヨーク26の方へ押し込まれることもな
ければ、グロメツト20を通じて送信機端部22
から引つ張られることもない。
電話コード鞘18は、ケーブル/電話コード鞘
組合せ保持部材120により、電話機ハウジング
10に係留される。ケーブル/電話コード鞘組合
せ保持部材120は第12図および第13図に最
も良好に図示されている。ケーブル/電話コード
鞘組合せ保持部材120は、側方壁122,12
4とスロツト形成上壁126および底壁128と
後方壁130とを有する5面中空剛性金属ブロツ
クである。フエルール132は電話コード鞘18
の電話機ハウジング側の端部に固定されそしてフ
エルール132には信号線14と撚り合わせケー
ブル16とが延長する通路が設けられる。電話コ
ード鞘18の電話機ハウジング側の端部は、電話
機ハウジング10の壁136の円形開口134を
挿通される。電話コード鞘18の電話機ハウジン
グ側端部は部位138などで据え込まれる。電話
コード鞘の据え込み端部138は、電話機ハウジ
ング内の壁136に固定される従来の装着ブロツ
ク137にねじ止めされる留めプレート部材14
2に形成されたスロツト140に配置される。留
めプレート部材142は、ねじ穴147が設けら
れたフランジ145と、装着ブロツクの適当な部
分に捕捉される耳状部143とを備える。電話コ
ード鞘の据え込み端部138はまたケーブル/電
話コード鞘組合せ保持部材120の底壁128の
スロツト144を通じて延長する。留めプレート
部材142およびケーブル/電話コード鞘組合せ
保持部材120の底壁128は、電話コード鞘の
据え込み部分138の肩部146,148および
150,152が接触する停止面を提供し、それ
により、電話コード鞘の長手軸線方向の変位が阻
止される。こうして、電話コード鞘は、電話機ハ
ウジング10へ押し込まれずまた電話機ハウジン
グ10から遠方へ引つ張られない。さらに、留め
プレート部材のスロツト140およびケーブル/
電話コード鞘組合せ保持部材120の底壁のスロ
ツト144は、留めプレート部材142および底
壁128がその長手軸線の回りの電話コード鞘の
回転変位が阻止されるよう、単にわずかな逃げな
いし隙間でもつて電話コード鞘の据え込み端部の
挿入が許容されるようなほぼ同一幅を有する。フ
エルール132を含む電話コード鞘の端部は、側
方壁122,124の整列開口156,158を
通じ延長する割りピン154により底壁スロツト
144からの滑動が回避される。
撚り合わせケーブル16の電話機ハウジング側
端部はケーブル/電話コード鞘組合せ保持部材1
20の上壁126のスロツト160を延長する。
上壁126は、撚り合わせケーブル16へ固定さ
れた端止め部材ないしプラグ部材162のために
停止面を提供する。撚り合わせケーブル16は、
側方壁122,124の整列開口166,168
を通じて延長する割りピン164によりスロツト
160に保持される。こうして、ケーブル/電話
コード鞘組合せ保持部材120は、撚り合わせケ
ーブル16および電話コード鞘18の双方を電話
機ハウジング10内に係留するのに供される。
第15図を参照すると、参照番号94′の電話
コード鞘保持部材の代替え実施例が図示されてい
る。電話コード鞘保持部材94′は第16図およ
び第17図に最も良好に図示されている。電話コ
ード鞘保持部材94′は、上側脚部202から下
側脚部204へ延長するスロツト200を有する
大略L字形状の剛性の金属性挾み部材である。上
側脚部202のスロツト部分200は一般に細長
形状とされ、そして電話コード鞘保持部材鞘18
の据え込み端部108の幅よりもわずかな大きい
幅を有する。下側脚部204のスロツト部分20
0は上側脚部202のスロツト部分200の幅よ
りも大きい直径を有する部分円の形状である。下
側脚部204のスロツト部分の直径は、電話コー
ド鞘18のフエルール側端部が第17図で実線に
より図示されているように下側脚部204の部分
を通じて挿入可能なよう、フエルール36の外径
よりもわずかに大きい。電話コード鞘18は、第
17図に図示されるように、その据え込み端部1
08に沿つて、上側脚部202のスロツト部分2
00を通じて上側へ順次移動される。上側脚部2
02のスロツト200の縁部により、電話コード
鞘の長手軸線方向および回転方向の変位が回避さ
れる。
第15図に図示されるように、電話コード鞘保
持部材94′は、送信機カツプ脚部34と送信機
カツプ脚部206との間の隙間に挾み部材の脚部
202を挿入することにより捕捉される。好まし
くは、上側脚部202の厚さは、上側脚部が送信
機の脚部34,206との摩擦係合による捕捉が
保証されるよう選択される。第21図を参照する
と、送信機カツプ32および保持挾み部材94′
は上側脚部202が送信機脚部34,206間で
そしてグロメツト20に当接捕捉されるよう180゜
回転可能である。
本発明の装置を、ケーブル係留部材38と電話
コード鞘保持部材94(または94′)とケーブ
ル/電話コード鞘組合せ保持部材120との点で
説明したけれどもこの種のすべての要素が組み合
わせて使用されることが好ましいが互いに独立に
使用することも可能である。かくして、ケーブル
係留部材38は、撚り合わせケーブル16を、送
受話器12のヨーク/受信機接続部に係留しまた
電話コード鞘保持部材94,94′は電話コード
鞘を送受話器12の送信機端部22に係留する。
撚り合わせケーブル16は、電話機ハウジング1
0と送受話器12との間で、電話コード鞘18に
鞘入れされるけれども、撚り合わせケーブルと電
話コード鞘とは機械的に接続されずそして送受話
器で別々に係留される。同様に、ケーブル/電話
コード鞘組合せ保持部材120は、電話ケーブル
鞘18と撚り合わせケーブル16の両方を、電話
機ハウジング10で係留するのに供されるけれど
も、電話コード鞘および撚り合わせケーブルはケ
ーブル/電話コード鞘組合せ保持部材120の上
壁126および底壁128により別々に係留され
る。
ねじ込みキヤツプ28,30を有する送受話器
12に関連して本発明を説明したけれども、公衆
電話または「支払い」様式の電話では、キヤツプ
は送受話器から除去できないよう、送受話器に溶
接するかまたは別の方法で固定することが理解さ
れよう。
さらに、ケーブル係留部材38は送受話器12
のヨーク/受話器接続部40に挿入され、その結
果、ケーブル係留部材がヨーク/受話器接続部で
送受話器の内面と相互作用を行ない、送受話器が
電話機ハウジング10から引つ張られるとき、ケ
ーブル端止め部材88に停止面が提供されるもの
として説明したけれども、係留動作の作用は、ケ
ーブル係留部材38をヨーク/受話器接続部で送
受話器の内面に溶接することによりさらに改善可
能である。こうして、ケーブル係留部材38は、
強さが増大した一体ボデイが提供されるよう、ヨ
ーク/受話器接続部で送受話器の内面に超音波溶
接可能である。しかし、ケーブル係留部材38は
送受話器の内面に溶接されるかまたはそうでない
ことが、そしてケーブル係留部材38は、撚り合
わせケーブル16自体の引つ張り強さが800ポン
ド(約360Kg)までの力が付加しても、ヨーク/
受話器接続部の送受話器壁の破壊が回避されるこ
とが理解されよう。
さらに、特定の種々の曲率半径を有する凹/凸
面に関連してケーブル係留部材38を説明したけ
れども、ケーブル係留部材の面の形状は一般的に
は、ケーブル係留部材と送受話器との間に最適な
面接触が確保されるよう、ヨーク/受話器接続部
で送受話器の内面の形状と一致するよう選択され
ることが理解されよう。
さらに、電話コード鞘保持部材の代替え実施例
94′は、脚部202,204を有するほぼL字
形状の挾み部材として説明したけれども、脚部2
04なしに済ますこともでき、それにより第10
図の挾み部材110の形状と同様、脚部202は
スロツト200の周囲がほぼU字形状とされよう
ことは明らかであろう。参照番号94″で図示さ
れたこの種の保持挾み部材が第19図および第2
0図に図示されている。送信機カツプ32および
保持挾み部材94″は、保持挾み部材94′および
第21図に関連して先に説明した方法で、グロメ
ツト20に当接して保持挾み部材94″が配置さ
れるよう、180゜回転可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、公衆電話または「支払い」電話ハウ
ジングと送受話器の斜視図である。第2図は、電
話コード鞘保持部材とケーブル係留部材を図示す
る送受話器の部分断面図である。第3図は、ヨー
ク/受信機接続部の送受話器の内部複合面を図示
する第2図の3−3線に沿つて得られる横断面図
である。第4図は、上複合面を図示するケーブル
係留部材の斜視図である。第5図はケーブル係留
部材とケーブルの底面図である。第6図は上複合
面を境界付ける丸い縁部を図示するケーブル係留
部材の上平面図である。第7図は、ケーブル係留
部材の側面図である。第8図は、ケーブル係留部
材の前面図である。第9図は、ケーブル係留部材
の後方平面図である。第10図は、電話コード鞘
保持部材およびU字形状の挾み部材の斜視図であ
る。第11図は、電話コード鞘の据え込み端部を
覆つて挿入されるU字形状挾み部材を図示する第
10図の11−11線に沿つて得られる横断面図
である。第12図は、電話コード鞘の電話ハウジ
ング端とケーブルとを適所に保持するケーブル/
電話コード鞘組合せ保持部材の斜視図である。第
13図は、電話ハウジング内で留めプレート部材
に固定されるケーブル/電話コード鞘組合せ保持
部材を図示する第12図の線13−13に沿つて
得られるケーブル/電話コード鞘組合せ保持部材
の側面図である。第14図は留めプレート部材の
斜視図である。第15図は電話コード鞘保持部材
の代替え実施例を図示する部分断面図である。第
16図は電話コード鞘保持部材の代替え実施例を
図示する斜視図である。第17図は電話コード鞘
保持部材の代替え実施例を図示する側面図であ
る。第18図は、送信機カツプの底面図である。
第19図は電話コード鞘保持部材のさらに別の代
替え実施例を図示する斜視図である。第20図
は、第19図の電話コード鞘保持部材を図示する
送受話器の部分断面図である。第21図は、180゜
回転した第15図の送信機カツプと電話コード鞘
保持部材を図示する送受話器の部分断面図であ
る。図中の各参照番号が示す主な名称を以下に挙
げる。なお同一参照番号は同一部位を示すものと
する。 10:電話機ハウジング、12:送受話器、1
4:電話信号線、16:撚り合わせケーブル、1
8:電話コード鞘、20:グロメツト、22:
(送受話器の)送信機端部、24:受信機端部
(受信機部分)、26:ヨーク、28,30:ねじ
込みキヤツプ、32:送信機カツプ、34:送信
機カツプ脚部、36:フエルール、38:ケーブ
ル係留部材、40:ヨーク/受信機接続部、4
2:(ケーブル係留部材の)上複合面、44:(送
受話器の)凸/凹内面、46:(ケーブル係留部
材の)底面、48:(送受話器の)平坦な内面、
50,52:(ケーブル係留部材の)側方面、5
4:(上複合面の)下側の平坦な面部分、56:
(上複合面の)凹/凸形状面部分、58:(ケーブ
ル係留部材の)前方面、60:(ケーブル係留部
材の)後方面、62:(上複合面の)上側の平坦
な面部分、64:円弧状の丸い縁部、66,6
8:丸い縁部、70,72:直線状の丸い縁部、
74:直線状の丸い縁部、76,78:直線状の
丸い縁部、80:直線状の丸い縁部、82:スロ
ツト、84:円形のボア(または通路)、86:
肩部、88:端止め部材ないしプラグ部材、9
0,92:空洞、94:電話コード鞘保持部材、
94′:電話コード鞘保持部材、94″:保持挾み
部材、、96:通し孔または通路、98:(電話コ
ード鞘の)前方面、100:(電話コード鞘の)
後方面、102:スロツト、108:電話コード
鞘の据え込み端部、110:U字形状の挾み部
材、クリツプ、112:挾み部材の脚部、11
4:挾み部材の脚部、116:送信機カツプの底
面、118:送受話器の送信機端部の内側底面、
120:ケーブル/電話コード鞘組合せ保持部
材、122:側方壁、124:側方壁、126:
スロツト形成上壁、128:スロツト形成底壁、
130:後方壁、132:フエルール、134:
円形開口、136:電話機ハウジングの壁、13
7:装着ブロツク、138:電話コード鞘の据え
込み端部、140:スロツト、142:留めプレ
ート部材、143:耳状部、144:(底壁)ス
ロツト、145:フランジ、146:肩部、14
7:ねじ穴、148:肩部、150:肩部、15
2:肩部、154:割りピン、156:整列穴、
158:整列穴、160:スロツト、162:端
止めまたはプラグ、164:割りピン、166:
整列穴、168:整列穴、200:スロツト、2
02:上側脚部、204:下側脚部、206:送
信機カツプ脚部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中空の受信機部分に結合された中空のヨーク
    部分を有する電話機の送受話器を電話機のハウジ
    ングに係留するための装置において、 ケーブルとこれに固定された端止め部材と、 送受話器のヨーク部分と受信機部分との接続部
    での送受話器の長手軸線方向に沿う送受話器の内
    面の曲率半径とほぼ等しい第1の曲率半径と、送
    受話器の長手軸線を横断する方向に沿う前記接続
    部での送受話器の内面の曲率半径とほぼ等しい第
    2の曲率半径とを有する上複合面が設けられる賦
    形された係留部材とから構成され、 前記賦形された係留部材は、側方面と底面と前
    方面と後方面とを有し、該前方面と底面と後方面
    とには前記ケーブルを収容するスロツトが設けら
    れ、前記後方面には前記端止め部材を収容するた
    めに前記スロツトと交差する開口が設けられ、 前記の賦形された係留部材は、前記の上複合面
    が前記の送受話器の内面とほぼ全面接触状態であ
    るよう、前記接続部にて前記送受話器の内部に挿
    入可能である装置。 2 電話コード鞘を収容する開口が設けられた送
    信機部分を有する電話機の送受話器を電話機ハウ
    ジングに係留する装置において、 据え込まれた端部を有する電話コード鞘と、 電話コード鞘の据え込み端部に装着されるよう
    になつており、電話コード鞘が延長できる通路と
    該通路と交差するスロツトとを有する電話コード
    鞘保持部材と、 その少なくとも一部分は前記通路内に突き出
    て、前記の据え込まれた電話コード鞘の端部を妨
    害し、それにより前記電話コード鞘保持部材につ
    いての電話コード鞘の長手軸線方向の変位が回避
    されるよう保持部材スロツト内に配置されるよう
    になつている保持クリツプとから構成される装
    置。 3 中空の受信機部分に結合された中空のヨーク
    部分と送信機部分の内部に配置される送信機カツ
    プと送信機カツプから懸垂する部材を有する送受
    話器を電話機ハウジングへ係留するための装置に
    おいて、 据え込まれた端部を有する電話コード鞘と、 該電話コード鞘の内部に少なくとも一部分が配
    置されるケーブルと該ケーブルに固定された端止
    め部材と、 送受話器のヨーク部分と受信機部分との接続部
    での送受話器の長手軸線方向に沿う送受話器の内
    面の曲率半径とほぼ等しい第1の曲率半径と、送
    受話器の長手軸線を横断する方向に沿う前記接続
    部での送受話器の内面の曲率半径とほぼ等しい第
    2の曲率半径とを有する上複合面が設けられる賦
    形された係留部材とから構成され、 前記賦形された係留部材は、側方面と底面と前
    方面と後方面とを有し、該前方面と底面と後方面
    とには前記ケーブルを収容するスロツトが設けら
    れ、前記後方面には前記端止め部材を収容するた
    めに前記スロツトと交差する開口が設けられ、 前記の賦形された係留部材は、前記の上複合面
    が前記の送受話器の内面とほぼ全面接触状態であ
    るよう、前記接続部にて前記送受話器の内部に挿
    入可能であり、 電話コード鞘の据え込み端部に装着されるよう
    になつており、電話コード鞘が延長できる通路と
    該通路と交差するスロツトとを有する電話コード
    鞘保持部材と、 その少なくとも一部分は前記通路内に突き出
    て、前記の据え込まれた電話コード鞘の端部を妨
    害し、それにより前記電話コード鞘保持部材につ
    いての電話コード鞘の長手軸線方向の変位が回避
    されるよう保持部材スロツト内に配置されるよう
    になつている保持クリツプとから構成される装
    置。 4 一方の端部は中空の受信機部分に結合されそ
    して他方の端部は電話コード鞘の端部を収容する
    ための開口を有する中空の送信機部分に結合され
    た中空のヨーク部分を有する送受話器を電話機ハ
    ウジングに係留するための装置において、 据え込まれた電話機ハウジング側端部と据え込
    まれた送受話器側端部を有する電話コード鞘と、 該電話コード鞘の内部に少なくとも一部分が配
    置されるケーブルであつて、該ケーブルの送受話
    器側端部に固定される端止め部材と該ケーブルの
    電話機ハウジング側端部に固定される別の端止め
    部材とを有する前記ケーブルと、 送受話器のヨーク部分と受信機部分との接続部
    での送受話器の長手軸線方向に沿う送受話器の内
    面の曲率半径とほぼ等しい第1の曲率半径と、送
    受話器の長手軸線を横断する方向に沿う前記接続
    部での送受話器の内面の曲率半径とほぼ等しい第
    2の曲率半径とを有する上複合面が設けられる賦
    形された係留部材とを備え、 前記賦形された係留部材は、側方面と底面と前
    方向と後方面とを有し、該前方面と底面と後方面
    とには前記ケーブルを収容するスロツトが設けら
    れ、前記後方面には前記ケーブルの送受話器側端
    部の前記端止め部材を収容するために前記スロツ
    トと交差する開口が設けられ、 前記の賦形された係留部材は、前記の上複合面
    が前記の送受話器の内面とほぼ全面接触状態であ
    るよう、前記接続部にて前記送受話器の内部に挿
    入可能であり、さらに、 電話コード鞘の据え込まれた電話機ハウジング
    側の端部に装着されるようになつており、該電話
    コード鞘の据え込まれた電話機ハウジング側の端
    部を収容するために、その縁部へと延長するスロ
    ツトを有する第1の壁と、前記ケーブルの電話機
    ハウジング側の端部を収容するために、その縁部
    へ延長するスロツトを有しケーブルの電話機ハウ
    ジング側の端部に固定される前記端止め部材に停
    止面を画然する第2の壁とを含む電話コード鞘/
    ケーブル保持部材であつて、該電話コード鞘/ケ
    ーブル保持部材内のケーブルの前記電話機ハウジ
    ング側端部と電話コード鞘の前記電話機ハウジン
    グ側端部とを保持する手段を含む電話コード鞘/
    ケーブル保持部材とを備える装置。 5 一方の端部は中空の受信機部分に結合されそ
    して他方の端部は電話コード鞘の端部を収容する
    ための開口を有する中空の送信機部分に結合され
    た中空のヨーク部分を有する送受話器を電話機ハ
    ウジングに係留するための装置において、 据え込まれた電話機ハウジング側端部と据え込
    まれた送受話器側端部を有する電話コード鞘と、 該電話コード鞘の内部に少なくとも一部分が配
    置されるケーブルであつて、該ケーブルの送受話
    器側端部に固定される端止め部材と該ケーブルの
    電話機ハウジング側端部に固定される別の端止め
    部材とを有する前記ケーブルと、 送受話器のヨーク部分と受信機部分との接続部
    での送受話器の長手軸線方向に沿う送受話器の内
    面の曲率半径とほぼ等しい第1の曲率半径と、送
    受話器の長手軸線を横断する方向に沿う前記接続
    部での送受話器の内面の曲率半径とほぼ等しい第
    2の曲率半径とを有する上複合面が設けられる賦
    形された係留部材とから構成され、 前記賦形された係留部材は、側方面と底面と前
    方面と後方面とを有し、該前方面と底面と後方面
    とには前記ケーブルを収容するスロツトが設けら
    れ、前記後方面にはケーブルの送受話器側端部の
    前記端止め部材を収容するために前記スロツトと
    交差する開口が設けられ、 前記の賦形された係留部材は、前記の上複合面
    が前記の送受話器の内面とほぼ全面接触状態であ
    るよう、前記接続部にて前記送受話器の内部に挿
    入可能であり、 電話コード鞘の据え込まれた送受話器側の端部
    へ装着されるようになつており、電話コード鞘が
    延長できる通路と該通路と交差するスロツトとを
    有する電話コード鞘保持部材と、 その少なくとも一部分は前記通路内に突き出
    て、前記電話コード鞘の据え込まれた前記送受話
    器側の端部を妨害し、それにより前記電話コード
    鞘保持部材についての電話コード鞘の長手軸線方
    向の変位が回避されるよう保持部材スロツト内に
    配置されるようになつている保持クリツプと、 電話コード鞘の据え込まれた電話機ハウジング
    側の端部に装着されるようになつており、該電話
    コード鞘の据え込まれた電話機ハウジング側の端
    部を収容するために、その縁部へと延長するスロ
    ツトを有する第1の壁と、前記ケーブルの電話機
    ハウジング側の端部を収容するために、その縁部
    へ延長するスロツトを有しケーブルの電話機ハウ
    ジング側の端部に固定される前記端止め部材に停
    止面を画然する第2の壁とを含む電話コード鞘/
    ケーブル保持部材であつて、該電話コード鞘/ケ
    ーブル保持部材内のケーブルの前記電話機ハウジ
    ング側端部と電話コード鞘の前記電話機ハウジン
    グ側端部とを保持する手段を含む電話コード鞘/
    ケーブル保持部材とを備える装置。 6 電話機の送受話器を電話機のハウジングに係
    留するための装置において、 据え込まれた端部を有する電話コード鞘と、 該電話コード鞘を収容するための開口が設けら
    れた送信機部分と、該送信機部分の内部に配置さ
    れそこから懸垂する部材を有する送信機カツプと
    を備える送受話器と、 送受話器の送信機部分の開口で送受話器に固定
    され、電話コード鞘が延長する開口を有するグロ
    メツトと、 送受話器の送信機部分の内部で電話コード鞘へ
    装着され、電話コード鞘が延長する通路と該通路
    と交差するスロツトとを有する電話コード鞘保持
    部材と、 その少なくとも一部分は前記通路内に突き出
    て、前記の据え込まれた電話コード鞘の端部を妨
    害し、それにより前記電話コード鞘保持部材につ
    いての電話コード鞘の長手軸線方向および回転方
    向の変位が回避されるよう保持部材スロツト内に
    配置される保持クリツプとから構成され、 前記電話コード鞘保持部材は、前記グロメツト
    と送信機カツプ懸垂部材との間でこれらの近傍に
    配置され、それにより、該グロメツトと送信機カ
    ツプ懸垂部材とが前記電話コード鞘保持部材の長
    手軸線方向の変位が制限される装置。 7 電話機の送受話器を電話機のハウジングに係
    留するための装置において、 据え込まれた端部を有する電話コード鞘と、 該電話コード鞘を収容するための開口が設けら
    れた送信機部分と、該送信機部分の内部に配置さ
    れ該送信機カツプから懸垂する部材を有する送信
    機カツプとを備える送受話器と、 該電話コード鞘の内部に少なくとも一部分が配
    置され、固定された端止め部材を有するケーブル
    と、 送受話器のヨーク部分と受信機部分との接続部
    での送受話器の長手軸線方向に沿う送受話器の内
    面の曲率半径とほぼ等しい第1の曲率半径と、送
    受話器の長手軸線を横断する方向に沿う前記接続
    部での送受話器の内面の曲率半径とほぼ等しい第
    2の曲率半径とを有する上複合面が設けられる賦
    形された係留部材とから構成され、 前記賦形された係留部材は、側方面と底面と前
    方面と後方面とを有し、該前方面と底面と後方面
    とには前記ケーブルを収容するスロツトが設けら
    れ、前記後方面には前記端止め部材を収容するた
    めに前記スロツトと交差する開口が設けられ、 前記の賦形された係留部材は、前記の上複合面
    が前記の送受話器の内面とほぼ全面接触状態であ
    るよう、前記接続部にて前記送受話器の内部に配
    置され、 送受話器の送信機部分の開口で送受話器に固定
    され、電話コード鞘が延長する開口を有するグロ
    メツトと、 送受話器の送信機部分の内部で電話コード鞘へ
    装着され、電話コード鞘が延長する通路と該通路
    と交差するスロツトとを有する電話コード鞘保持
    部材と、 その少なくとも一部分は前記通路内に突き出
    て、前記の据え込まれた電話コード鞘の端部を妨
    害し、それにより前記電話コード鞘保持部材につ
    いての電話コード鞘の長手軸線方向の変位が回避
    されるよう保持部材スロツト内に配置される保持
    クリツプとから構成される装置。 8 電話機の送受話器を電話機のハウジングに係
    留するための装置において、 据え込まれた電話機ハウジング側の端部と据え
    込まれた送受話器側の端部とを有する電話コード
    鞘と、 該電話コード鞘の内部に少なくとも一部分が配
    置されるケーブルであつて、該ケーブルの送受話
    器側端部に固定される端止め部材と該ケーブルの
    電話機ハウジング側端部に固定される別の端止め
    部材とを有する前記ケーブルと、 一端部が中空の受信機部分へそして他端部が中
    空の送信機部分へ結合される中空のヨーク部分を
    有し、該送信機部分は、電話コード鞘の送受話器
    側の端部を収容するための開口を有する送受話器
    と、 送受話器のヨーク部分と受信機部分との接続部
    での送受話器の長手軸線方向に沿う送受話器の内
    面の曲率半径とほぼ等しい第1の曲率半径と、送
    受話器の長手軸線を横断する方向に沿う前記接続
    部での送受話器の内面の曲率半径とほぼ等しい第
    2の曲率半径とを有する上複合面が設けられる賦
    形された係留部材とから構成され、 前記賦形された係留部材は、側方面と底面と前
    方面と後方面とを有し、該前方面と底面と後方面
    とには前記ケーブルを収容するスロツトが設けら
    れ、前記後方面には、ケーブルの送受話器側の端
    部へ固定される前記端止め部材を収容するために
    前記スロツトと交差する開口が設けられ、 前記の賦形された係留部材は、前記の上複合面
    が前記の送受話器の内面とほぼ全面接触状態であ
    るよう、前記接続部にて前記送受話器の内部に配
    置され、さらに、 電話コード鞘の据え込まれた電話機ハウジング
    側の端部に装着され、該電話コード鞘の据え込ま
    れた電話機ハウジング側の端部を収容するため
    に、その縁部へと延長するスロツトを有する第1
    の壁と、前記ケーブルの電話機ハウジング側の端
    部を収容するために、その縁部へ延長するスロツ
    トを有し該ケーブルの電話機ハウジング側の端部
    へ固定される前記端止め部材に停止面を画然する
    第2の壁とを含む電話コード鞘/ケーブル保持部
    材であつて、該電話コード鞘/ケーブル保持部材
    内のケーブルの前記電話機ハウジング側端部と電
    話コード鞘の前記電話機ハウジング側端部とを保
    持する手段を含む該電話コード鞘/ケーブル保持
    部材とを備えて成る装置。 9 電話機の送受話器を電話機のハウジングに係
    留するための装置において、 据え込まれた電話機ハウジング側の端部と据え
    込まれた送受話器側の端部とを有する電話コード
    鞘と、 該電話コード鞘の内部に少なくとも一部分が配
    置されるケーブルであつて、該ケーブルの送受話
    器側端部に固定される端止め部材と該ケーブルの
    電話機ハウジング側端部に固定される別の端止め
    部材とを有する前記ケーブルと、 一端部が中空の受信機部分へそして他端部が中
    空の送信機部分へ結合される中空のヨーク部分を
    有し、該送信機部分は、電話コード鞘の送受話器
    側の端部を収容するための開口を有する送受話器
    と、 送受話器のヨーク部分と受信機部分との接続部
    での送受話器の長手軸線方向に沿う送受話器の内
    面の曲率半径とほぼ等しい第1の曲率半径と、送
    受話器の長手軸線を横断する方向に沿う前記接続
    部での送受話器の内面の曲率半径とほぼ等しい第
    2の曲率半径とを有する上複合面が設けられる賦
    形された係留部材とから構成され、 前記賦形された係留部材は、側方面と底面と前
    方面と後方面とを有し、該前方面と底面と後方面
    とには前記ケーブルを収容するスロツトが設けら
    れ、前記後方面には、ケーブルの送受話器側の端
    部へ固定される前記端止め部材を収容するために
    前記スロツトと交差する開口が設けられ、 前記の賦形された係留部材は、前記の上複合面
    が前記の送受話器の内面とほぼ全面接触状態であ
    るよう、前記接続部にて前記送受話器の内部に配
    置され、 送受話器の送信機部分の開口で送受話器へ固定
    され、電話コード鞘が延長する開口を有するグロ
    メツトと、 送受話器の送信機部分の内部で電話コード鞘へ
    装着され、電話コード鞘が延長する通路と該通路
    と交差するスロツトとを有する電話コード鞘保持
    部材と、 その少なくとも一部分は前記通路内に突き出
    て、前記の電話コード鞘の据え込まれた送受話器
    側の端部を妨害し、それにより前記電話コード鞘
    保持部材についての電話コード鞘の長手軸線方向
    の変化が回避されるよう保持部材スロツト内に配
    置される保持クリツプと、さらに、 電話コード鞘の据え込まれた電話機ハウジング
    側の端部に装着され、該電話コード鞘の据え込ま
    れた電話機ハウジング側の端部を収容するため
    に、その縁部へと延長するスロツトを有する第1
    の壁と、前記ケーブルの電話機ハウジング側の端
    部を収容するために、その縁部へ延長するスロツ
    トを有し該ケーブルの電話機ハウジング側の端部
    へ固定される前記端止め部材に停止面を画然する
    第2の壁とを含む電話コード鞘/ケーブル保持部
    材であつて、該電話コード鞘/ケーブル保持部材
    内のケーブルの前記電話機ハウジング側端部と電
    話コード鞘の前記電話機ハウジング側端部とを保
    持する手段を含む該電話コード鞘/ケーブル保持
    部材とを備えて成る装置。 10 前記係留部材は、該係留部材の上複合面と
    前記送受話器の内面とが合体せられるよう、送受
    話器へ超音波溶接が行なわれる請求項第7項、第
    8項または第9項のいずれかに記載される装置。 11 電話コード鞘を収容する開口が設けられた
    送信機部分を有する送受話器を電話機ハウジング
    へ係留するための装置において、 据え込まれた端部を有する電話コード鞘と、 送受話器の送信機部分の内部に挿入可能な別個
    の電話コード鞘保持部材とを備え、 該電話コード鞘保持部材は、大略L字形状とさ
    れ、上側脚部と下側脚部と該上側脚部と下側脚部
    と通じて延長するスロツトとを有し、該下側脚部
    の該スロツトの一部分は、前記電話コード鞘が収
    容されるよう賦形され、前記上側脚部のスロツト
    の一部分は、電話コード鞘の前記の据え込まれた
    端部だけが収容されるよう賦形され、それにより
    電話コード鞘の長手軸線方向の変位が回避される
    装置。 12 電話コード鞘を収容する開口が設けられた
    送信機部分を有する送受話器を電話機ハウジング
    へ係留するための装置において、 据え込まれた端部を有する電話コード鞘と、 送受話器の送信機部分の内部に挿入可能な別個
    の電話コード鞘保持部材とを備え、 該電話コード鞘保持部材は、大略U字形状とさ
    れ、離間された脚部と脚部間のスロツトとを有
    し、該スロツトは、前記電話コード鞘の前記据え
    込み端部が収容されるよう賦形され、それによ
    り、電話コード鞘の長手軸線方向の変位が回避さ
    れる装置。 13 送受話器を電話機ハウジングへ係留するた
    めの装置において、 据え込まれた端部を有する電話コード鞘と、 該電話コード鞘を収容する開口が設けられた送
    信機部分と該送信機部分の内部に配置され離間さ
    れる懸垂脚部を有する送信機カツプとを有する送
    受話器と、 該送信機カツプの懸垂脚部間に捕捉される部分
    を有する電話コード鞘保持部材であつて、該保持
    部材の部分は、電話コード鞘の長手軸線方向の変
    位が回避されるよう、電話コード鞘の据え込み端
    部を収容するようになつているスロツトを有する
    電話コード鞘保持部材とから構成される装置。
JP63082383A 1988-02-05 1988-04-05 電話機の送受話器を電話機のハウジングに係留する装置 Granted JPH01272250A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/154,422 US4845774A (en) 1986-10-06 1988-02-05 Apparatus for anchoring a telephone handset to a telephone housing
US154422 1998-08-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01272250A JPH01272250A (ja) 1989-10-31
JPH0440906B2 true JPH0440906B2 (ja) 1992-07-06

Family

ID=22551304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63082383A Granted JPH01272250A (ja) 1988-02-05 1988-04-05 電話機の送受話器を電話機のハウジングに係留する装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4845774A (ja)
EP (1) EP0326734A3 (ja)
JP (1) JPH01272250A (ja)
CA (1) CA1286813C (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5007079A (en) * 1989-09-15 1991-04-09 International Teleservice Corporation Coin fraud prevention unit and modular configurations for pay telephone stations
US5018185A (en) * 1990-03-21 1991-05-21 Robert Riddle Tamperproof pay telephone
US5136635A (en) * 1990-08-23 1992-08-04 Staggs Gregory D Apparatus and method for securing an armored cord and restraint cable assembly to a telephone handset and housing
US5086465A (en) * 1991-01-04 1992-02-04 Quadrum Telecommunications, Inc. Armored telephone cord retention bracket
US5394467A (en) * 1993-03-26 1995-02-28 Claircom Communications Group, L.P. Multi-purpose telephone strain relief
US5577119A (en) * 1995-05-08 1996-11-19 I.D. Tel Corp. Tension resisting bracket for telephone handsets
AU730468B2 (en) * 1996-06-03 2001-03-08 Alcatel Australia Limited Attachment arrangement for armoured handset cord
US20130098122A1 (en) * 2011-10-19 2013-04-25 Checkpoint Systems, Inc. Cable lock with integral connected metal sheath

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB974487A (ja) *
US896700A (en) * 1906-01-22 1908-08-25 Western Electric Co Electrical conducting-cord.
DE608909C (de) * 1932-08-09 1935-02-04 Henschel & Sohn A G Anordnung fuer die Zufuehrung einer zusaetzlichen Arbeitsmittelmenge bei Roehrenschnellverdampfern
US2200794A (en) * 1937-05-08 1940-05-14 Bell Telephone Labor Inc Electrical connector
US2220393A (en) * 1938-02-04 1940-11-05 Ericsson Telefon Ab L M Self-carrying cable
US2367298A (en) * 1942-04-13 1945-01-16 Int Standard Electric Corp Cord connector for telephone instruments
FR901602A (fr) * 1944-01-28 1945-08-01 Pforzheim Metallschlauch Conducteur électrique à plusieurs fils logés dans une gaine souple
US2795641A (en) * 1953-12-03 1957-06-11 Rowell Ross Fredrick Cord supporting coil
US3235674A (en) * 1962-06-29 1966-02-15 Ericsson Telefon Ab L M Arrangement in hand microtelephones
DE1183549B (de) * 1963-04-27 1964-12-17 Telefonbau & Normalzeit Gmbh Fernsprechhandapparat
US3284751A (en) * 1963-10-11 1966-11-08 Eltra Corp Resistor ignition lead
US3291898A (en) * 1964-01-21 1966-12-13 Aluminum Co Of America High voltage expanded electrical conductors
DE1899444U (de) * 1964-05-30 1964-08-27 Telefonbau & Normalzeit Gmbh Fernsprechhandapparat.
US3290429A (en) * 1964-08-04 1966-12-06 Bell Telephone Labor Inc Armored electric line
US3384393A (en) * 1965-04-19 1968-05-21 Myers Electric Products Inc Conduit connector for junction boxes
SE319830B (ja) * 1965-05-21 1970-01-26 Electrolux Ab
US3377422A (en) * 1966-01-26 1968-04-09 Amp Inc Splice assembly to connect cable ends together
US3643205A (en) * 1969-10-13 1972-02-15 Bunker Ramo Telephone handset connector
AT294936B (de) * 1969-11-07 1971-12-10 Akg Akustische Kino Geraete Kopfhörer mit einem Mikrophon
US3699498A (en) * 1970-04-30 1972-10-17 Bell Telephone Labor Inc Devices for making electrical connections
US3929164A (en) * 1971-02-25 1975-12-30 Harold J Richter Fluid transfer umbilical assembly for use in zero gravity environment
US3674915A (en) * 1971-06-01 1972-07-04 Phillips Petroleum Co Electrical cable having an ethylene-1-olefin copolymer as the dielectric material
US4087659A (en) * 1977-01-21 1978-05-02 Boenecke Charles A Tamperproof handset for railroad applications
US4079190A (en) * 1977-02-03 1978-03-14 International Standard Electric Corporation Submarine coaxial cable
FR2414243A1 (fr) * 1978-01-10 1979-08-03 Cables De Lyon Geoffroy Delore Cable electrique a element porteur longitudinal
US4130740A (en) * 1978-02-09 1978-12-19 Northern Telecom Limited Telephone handset with rotatably locking receiver
US4518830A (en) * 1982-06-25 1985-05-21 At&T Bell Laboratories Armored telephone cord with a longitudinal strength member
US4837815A (en) * 1986-06-26 1989-06-06 Nynex Corporation Armored cord handset

Also Published As

Publication number Publication date
EP0326734A2 (en) 1989-08-09
CA1286813C (en) 1991-07-23
US4845774A (en) 1989-07-04
EP0326734A3 (en) 1990-05-23
JPH01272250A (ja) 1989-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3792301B2 (ja) 隔離装置
US6131969A (en) Cable lock
EP0469908B1 (en) Cable tie having improved locking barb
US4189807A (en) Clamp
US5347689A (en) Reusable bolt seal
US5142745A (en) Drop wire clamp
US20170307108A1 (en) Self-centering cable strap
GB2372158A (en) Cable clamp for oil-well or gas-well tool
JPH0440906B2 (ja)
US7234669B2 (en) Clamp
KR930018776A (ko) 시일드형 데이타 코넥터
US4610503A (en) Protective device for overhead wires containing optical fiber units
US5402970A (en) Band-type clamp for wire harness
JPH11512218A (ja) ケーブル用の電気コネクタストレインリリーフ
US6193543B1 (en) Adjustable retainer for electrical cords
US3138422A (en) Electrical connector with wiregripping means
US4837815A (en) Armored cord handset
GB2247926A (en) Push fit connecter for wires, cables and strands
USRE33647E (en) Apparatus for anchoring a telephone handset to a telephone housing
US5136635A (en) Apparatus and method for securing an armored cord and restraint cable assembly to a telephone handset and housing
EP0589793B1 (fr) Système de fixation pour élément tubulaire souple
US5315648A (en) Retainer member for anchoring a telephone handset to a telephone housing
CA2125836A1 (en) Strain relief device and method of use
EP0088489A1 (en) Ferrule attachment
US5086465A (en) Armored telephone cord retention bracket