JPH0440172Y2 - - Google Patents

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JPH0440172Y2
JPH0440172Y2 JP1986129301U JP12930186U JPH0440172Y2 JP H0440172 Y2 JPH0440172 Y2 JP H0440172Y2 JP 1986129301 U JP1986129301 U JP 1986129301U JP 12930186 U JP12930186 U JP 12930186U JP H0440172 Y2 JPH0440172 Y2 JP H0440172Y2
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fiber
sleeve
tapered
ferrule
insert
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、フエルールを用いる光コネクタの
プラグに関するもので、特にそのフエルールに関
するものである。
[従来の技術] 第7図に、従来のフエルールの一例を示す。
10は光フアイバ素線、12は被覆部分で、1
4は光フアイバ心線の全体、16は補強繊維、1
8は外被で、20は光フアイバコードの全体を示
す。
22はフエルールである。この中に光フアイバ
心線14をさし込み、接着剤24で固定する。な
お、26はガラス管である。
[考案が解決しようとする問題点] 接着剤24が固まるまで時間がかかる(早くて
30分、通常は2時間くらい)。
コネクタを布設現場で組立てるとき、その接着
時間の長さが障害になる。
[問題点を解決するための手段] この考案は、接着剤を使わずにフエルールを組
立てることができるようにして、上記の問題の解
決を図つたものである。
[実施例 1] 第1図に、フエルール30の部分だけを分解し
て示す。
フエルール30は、スリーブ32と、その中に
挿入するフアイバ押え40とからなる。
・ スリーブ32の説明: 34はスリーブ32の本体で、たとえばステン
レスなどからなり、その外側面は精密に円筒仕上
げしてある。
36はインサートで、たとえばプラスチツクか
らなり、その内面38の一部はテーパ状になつて
いる。
このインサート36を本体34の先端に挿入
し、たとえば接着により一体化する(第3図参
照)。
・ フアイバ押え40の説明: フアイバ押え40は全体として細長い、ほぼ円
筒形のもので、たとえばプラスチツク製である。
その先端はテーパ部分42で、それに続いて平
行部分44があり、その後方に大径部分46があ
り、それにつば48が設けてある。
フアイバ押え40は、たとえば第2図のよう
に、上下二つ割りとする。
大径部分46は、中心軸を通る一つの平面によ
り二分する。第1図はその断面も併せ示した。
平行部分44とテーパ部分42とは、たとえ
ば、軸において120℃の角度で交わる二つの平面
により二分する。第1図にそれらの断面を併せ示
した。
テーパ部分42の上下の分割面に添つてすり割
り52,54を設け、また上半分の部分にもすり
割り50を設け、これらによつてテーパ部分42
を、42A,42B,42Cの三つのセグメント
に分離する。
平行部分44と大径部分46の中心軸に添つ
て、フアイバ素線10を収めるための溝56と、
被覆部分12を収めるための溝58を設ける。溝
58の後部の60と62は特に太くなつている
が、そのことについては、また後で述べる。
・ フエルール30だけの組立て構造: 光フアイバ心線14の端部を間にはさんで、二
分されているフアイバ押え40を合わせる。
上記のように、被覆部分12は溝58内に入
る。またフアイバ素線10は、一部溝56内に入
り、その先は三つのセグメントの頂部の間に形成
される隙間の中に入る。
このようにしたフアイバ押え40にスリーブ3
2をかぶせる。
スリーブ32は平行部分44の上にかぶさる。
インサート36のテーパ状の内面38はテーパ
部分42を内側に押す。テーパ部分42の三つの
セグメントがフアイバ素線10をクランプする。
なお、各セグメントのフアイバ素線10に当る
部分は、平になつている。
それから本体34の後部(第3図に35で示
す)をかしめて、スリーブ32とフアイバ押え4
0とを強く結合させ、分離を防ぐ。
・ プラグ全体の組立て構造: 第3図の64は内部スリーブで、上記のフエル
ール30を組立てるとき、いつしよに溝62内に
入れる。つば66は溝60内に入る。
スリーブ64のフエルール30の後方に突出す
る部分を、光フアイバコード20の外被18内に
さし込んでおく。
外被18の端部の上に外部スリーブ68をかぶ
せて、かしめ、内部スリーブ64を介して、光フ
アイバコード20(補強繊維16を含めて)とフ
エルール30とを強く結合する。
70はプラグフレーム、72はそれを固定する
ための袋ナツト、74はカツプリングで、これら
は従来のプラグに用いられているものと同じであ
る。
[作用] (1) スリーブ32、インサート36およびフアイ
バ押え40のテーパ部分42を精密加工するこ
とにより、フアイバ素線10とスリーブ32の
中心軸を正確に一致させることができる。
(2) このプラグの使用法は、従来のもと同じであ
る。
すなわち、たとえばフエルール30をアダプ
タ(図示していない)の両側から差し込み、カ
ツプリング74にて固定する。
(3) 光フアイバコード20に引張り力が働いて
も、補強繊維16がプラグフレーム70に連結
しているので、光フアイバ心線14に引張り力
が加わらない。
[実施例 2] 第4図aのように、フアイバ押え40のテーパ
部分42に、2本のすり割り52,54を設け
て、42A,42Bの二つのセグメントに分離す
る。
そして、中央に設けたV溝53によりフアイバ
素線10をクランプする。
なお、第4図bのように、片側のセグメントだ
けにV溝53を設け、他側は平らにしておいて、
フアイバ素線10をクランプするようにしてもよ
い。
なお、すり割りを4本以上とすることもでき
る。
[実施例 3] この場合、スリーブ32とインサート36とを
接着せずに、次のようにする。
すなわち、第5、第6図のように、スリーブ3
2の本体34の内面に段部33を設ける。そし
て、インサート36を後方から挿入したとき、そ
の先端が、段部33に係合する(ひつかかる)よ
うにする。
なお、この場合は、スリーブ32の本体34と
プラグフレーム70とを一体にしている。ただ
し、この点は、光コネクタとして公知の構造であ
る。
フアイバ押え40は、上記「実施例2」の場合
同様に、上下二分の構造とし、被覆部分12用の
溝58に、リブ59を設ける。このリブ59は、
たとえば断面が三角の山形とし、溝58の底を長
手方向と直角に横切るように設ける。
45はスリーブである。円筒状のもので、その
内径は、フアイバ押え40の平行部分44の外径
にほぼ等しい。
76はリアボデイである。これはプラグフレー
ム70の後部にネジ込んで連結される。なおこの
構造も公知のものと同じである。
・ この場合の組立て構造: 光フアイバ心線14の端部を間にはさんで、二
分しているフアイバ押え40を合わせる。
そのとき、被覆部分12は溝58の中に収まる
が、リブ59があるために底から浮き上つてお
り、フアイバ押え40はピツタリと合わない。
そのとき、スリーブ45強制的にフアイバ押え
40の平行部分44上にかぶせる。すると、リブ
59が被覆部分12にくい込み、上下のフアイバ
押え40はピツタリと合わさる。
なお、同部は、スリーブ45を大きめにしてお
き、組付け後クランプしてもよい。
上記のように、インサート36を挿入したスリ
ーブ32をフアイバ押え40にかぶせ、プラグフ
レーム70の後部にリアボデイ76をネジ込む。
すると、フアイバ押え40はリアボデイ76に押
されて前進する。そのため、インサート36の内
面38がフアイバ押え40のテーパ部分42を内
側に押し、テーパ部分42がフアイバ素線10を
クランプする。
その他の部分は「実施例1」の場合と同じであ
る。
[考案の効果] (1) 光フアイバを低損失で接続するためには、フ
エルールのスリーブ32の中心軸とフアイバ素
線10とを一致させることが、何よりも大切で
ある。
本考案においては、スリーブ32内にはめ込
んだフアイバ押え40のテーパ部分42が、光
心線のフアイバ素線10の部分をクランプして
いるので、スリーブ32とフアイバ押え40が
正確に加工されていれば、スリーブ32の中心
軸とフアイバ素線10とが一致する筈である。
本考案のスリーブ32は、円筒状の本体34
の内部に、テーパ状の内面38を持つインサー
トをはめこんだものであるから、加工が容易で
ある。またフアイバ押え40が上下二つ割りに
なつているため、その加工も容易である。
したがつて、容易に(余りコスト高にならず
に)スリーブ32、フアイバ押え40を正確に
加工することができ、スリーブ32の中心軸と
フアイバ素線10とを一致させることができ
る。
(2) 上記のように、フアイバ心線14のフアイバ
素線10が、フアイバ押え40によりクランプ
されているので、素線10がフエルール内で軸
方向に動くことがない。
したがつて、フエルールの先端から素線10
が突出して、突き合わせたとき損傷するという
ことが防止される。
(3) 接着剤を使用しないので、現場で組立てると
きの作業時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の第1実施例の説明図に係
るもので、第1図はフエルール30を分解した状
態、第2図は特にフアイバ押え40だけを分離し
た状態、第3図は全体を組立てた状態を示す。第
4図のaとbは第2実施例の異なる態様の説明
図、第5図は第3実施例の主要部分の説明図で、
第6図はその分解説明図、第7図は従来のフエル
ールの説明図。 10……フアイバ素線、12……被覆部分、1
4……光フアイバ心線、16……補強繊維、18
……外被、20……光フアイバコード、30……
フエルール、32……スリーブ、34……本体、
36……インサート、38……内面、40……フ
アイバ押え、42……テーパ部分、44……平行
部分、46……大径部分、48……つば、50,
52,54……すり割り、53……V溝、56,
58……溝、64……内部スリーブ、68……外
部スリーブ、70……プラグフレーム、72……
袋ナツト、74……カツプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フエルール30を使用するものであつて、か
    つ前記フエルール30が、次のようになつてい
    ることを特徴とする、光コネクタ。 ・ スリーブ32とフアイバ押え40とからな
    る。 ・ スリーブ32は、円筒状の本体34の内部
    に、テーパ状の内面38を持つインサートを
    はめこんだものである。 ・ フアイバ押え40は、全体として円筒状
    で、少なくとも、先端のテーパ部分42とそ
    れに続く平行部分44とを有し、かつ上下に
    二つ割りしたものであり、少なくともテーパ
    部分42には2本のすり割りが設けてあり、
    それによつてテーパ部分42は2つ以上のセ
    グメントに分離されている。 ・ フアイバ押え40は、内部の中心軸上に、
    光フアイバ心線14のフアイバ素線10と被
    覆部分12を配置した状態でスリーブ32内
    にはめこんであり、テーパ部分42はテーパ
    状の内面38により内側に押されてフアイバ
    素線10をクランプしている。 (2) スリーブ32が、円筒状の本体34の内部
    に、テーパ状の内面38を持つインサート36
    をはめこみ、かつ接着したものであることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の光コ
    ネクタ。 (3) スリーブ32の円筒状の本体34の内面に段
    部を設け、それに、テーパ状の内面38を持つ
    インサート36の先端を係合させたことを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項に記載の光コネ
    クタ。
JP1986129301U 1986-08-25 1986-08-25 Expired JPH0440172Y2 (ja)

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JPS6335007U JPS6335007U (ja) 1988-03-07
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