JPH0439513A - 燃焼制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、燃焼器による暖房機等の燃焼制御装置に関す
るものである。

従来の技術 従来のこの種の暖房機の燃焼制御装置は、室温と設定温
度とを比較し、その差から燃焼量を決定し、その燃焼量
へは、前記差の大小に関係なく室温を設定温度になるよ
うに一定速度で切り換えるようにしである。

発明が解決しようとする課題 この暖房機の燃焼制御装置によれば、通常室温の変化に
応じて燃焼量が徐々に切り替わるように制御されるので
、窓を開けて換気をした時や人の出入り等で室温が設定
温度に対し極端に変化し、使用者が大変に寒さを怒した
場合でもすばやく室温を設定温度に近づけることができ
ない。そこで、燃焼量がすばやく切り替わるように変化
速度を速くすると、室温の変化に対してすばやく室温を
設定温度にすることが得られるが、室温変化が設定温度
に対しわずかな場合でもすぐに燃料量が応答してしまい
、耳障りな燃焼部の騒音の発生やむだな燃焼を行うこと
になる。

本発明は、このような点に鑑みてなしたもので、室温が
大きく変化したときは燃焼量をすばやく切り換え室温変
化がわずかな場合にはゆっくり切り換えることを目的と
したものである。

課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、室温検知部と、室
温設定部と、室温検知部及び室温設定部からの出力に応
じて燃焼量を決定する燃焼量決定部と、この燃焼量決定
部からの出力に基づいて燃焼量を切り換える燃焼量切り
換え部と、前記室温検知部及び室温設定部からの出力差
によって前記燃焼量切り換え速度を切り換える切り換え
速度設定部とで構成しである。

作用 本発明は上記構成により、室温と設定温度の差に応じて
燃焼量の切り換え速度を切り換える。したがって、室温
が大きく変化したときは燃焼量をすばやく切り換えてよ
り速く部屋を暖かくする作用があり、室温変化がわずか
な場合にはゆっくり切り換えて燃焼量の急１激な変動に
よる耳障りな燃焼部の騒音を抑え、無駄な燃焼量の変動
を抑える作用がある。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第
２図を用いて温風暖房機の一例を説明しておくと、１は
暖房機本体、２はこの暖房機本体１内に設けた熱源部で
、燃料を気化し燃焼用空気と混合させて燃焼させる気化
式バーナが用いである。３は上記熱源部２に灯油などの
燃料を供給する燃料ポンプ、４は同熱源部２に燃焼用空
気を供給するバーナファン、５は熱源部２で発生した燃
焼ガス等の熱を温風として本体前面の温風吹き出し口６
から吹き出す対流ファン、７は制御装置で、前記燃料ポ
ンプ３、バーナファン４、対流ファン５を駆動して燃焼
量及び温風量を制御するものである。

第１図は上記制御装置７のブロック図であり、８は室温
検出部、９は室温設定部、ｌＯは前記室温検出部８及び
室温設定部９からの出力を入力し、その出力差で燃焼量
及び温風量を決定する燃焼量決定部、１１は室温検出部
８及び室温設定部９からの出力を入力しその出力差で燃
焼量切り換え速度を設定る切り換え速度設定部、１２は
上記燃焼量決定部１０と切り換え速度設定部１１からの
出力により燃焼量を切り換える燃焼量切り換え部で、前
記燃料ポンプ３、バーナファン４で構成される燃焼量可
変手段１３と、対流ファン５で構成される温風量可変手
段１４を駆動するように構成しである。

次に、上記構成においてその動作を第３図のフローチャ
ートを用いて説明する。まず燃焼量決定部ＩＯでは室温
検出部８から室温を入力し、次に室温設定部９から設定
温度を入力する。そして、室温と設定温度との差に応じ
て例えば第４図に示すような関数により目標燃焼量（Ｔ
Ｑ）を決定する。

この例では設定温度より室温が低いと燃料量は強力向に
決定され、高いと弱方向に決定される。この例でみ、燃
料量をＯ（弱）から１００（強）の燃焼レベルであられ
しである。次に、切り換え速度設定部１１では室温検出
部８から室温を入力し、次に室温設定部９から設定温度
を入力する。そして、室温度と設定温度との差に応じて
例えば第５図に示すような関数により切り換え速度（α
）を設定する。この例では室温が設定温度より高くなっ
ても低くなっても切り換え速度は速くなり、設定温度に
近づくと遅くなる。この例では切り換え速度を燃焼レベ
ルを変化させるステップ数であられし、速い時には切り
換えステップ数を増やし、遅いときには減らすようにし
である。そして、燃焼量切り換え部１２では、まず燃焼
量決定部ｌＯから目標燃焼量（ＴＱ）を入力し現在の燃
焼量（ＲＱ）と比較して、ＲＱ＞ＴＱのときＲＱ＝ＲＱ
−αとし燃焼量を下げ、ＲＱ＜ＴＱのときＲＱ＝ＲＱ十
αとし燃焼量を上げ、ＲＱ＝ＴＱのときはＲＱ＝ＲＱと
し燃焼量はそのままになる。そしてつぎに、前記燃焼量
の出力を、燃焼量可変手段１３、温風量可変手段１４に
出力し、次の処理まで時間待ちをしたのち、スタートに
戻る。

したがって、第６図に示すように部屋の換気や人の出入
り等で室温と設定温度の差が大きくなると切り換え速度
（α）は大きくなるので現在の燃焼量（ＲＱ）は、従来
であれば一点鎖線で示すように緩やかなのに対し、本発
明では実線で示すように速く目標燃焼量（ＴＱ）に近づ
き、すばやく燃焼量が切り替わる。その結果、室温も従
来例であれば一点鎖線で示すように緩やかな回復に対し
、本発明では実線で示すように急速に設定温度に戻るの
である、また、室温と設定温度の差が小さいときは、切
り換え速度（α）が小さくなり現在の燃焼量（ＲＱ）は
、従来であれば一点鎖線で示すように急なのに対し、本
発明はゆっくりと目標燃焼量（ＴＱ）に近づき、燃料量
の変動が気にならない。その結果、室温も従来例であれ
ば一点鎖線で示すように急な回復でオーバーシュート気
味になるのに対し、本発明では実線で示すように緩やか
な回復となり、また室温と設定温度との差が小さいので
使用者が感じるのもさほどでないから緩やかな回復でよ
く効率的な室温制御になる。

発明の効果 以上のように本発明は室温が大きく変化したときは燃焼
量をすばやく切り換えることにより、より速く室温を設
定温度に近づけ、室温変化がわずかな場合にはゆっくり
切り換えることができるので、耳障りな騒音の発生やむ
だな燃焼を行うことがなく、快適な暖房が得られる。

なお、本実施例では切り換え速度（α）を燃焼レベルの
変化ステップであられしたが、変化ステップは固定して
最後の時間待ちの時間を変化させても同様の効果を得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の燃焼制御装置の一実施例を示すブロッ
ク図、第２図は同制御装置を採用した温風暖房機の断面
図、第３図は同フローチャート、第４図は同燃焼量決定
部の処理説明のグラフ、第５図は同切り換え速度設定部
の処理説明のグラフ、第６図は室温の変動に対する燃焼
量の変化のタイムチャートである。 ８・・・・・・室温検出部、９・・・・・・室温設定部
、１０・・・・・・燃焼量決定部、１１・・・・・・切
り換え速度設定部、１２・・・・・・燃焼量切り換え部
。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名図 第２図 ブ ／ 第 面 第 図 第 図 設定３３＆贋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室温検知部と、室温設定部と、前記室温検知部及び室温
   設定部からの出力に応じて燃焼量を決定する燃焼量決定
   部と、この燃料量決定部からの出力に基づいて燃焼量を
   切り換える燃焼量切り換え部と、前記室温検知部及び室
   温設定部からの出力差によって前記燃焼量切り換え速度
   を切り換える切り換え速度設定部とからなる燃焼制御装
   置。