JPH043874A - 庫内恒湿維持方法 - Google Patents

庫内恒湿維持方法

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JPH043874A
JPH043874A JP10469890A JP10469890A JPH043874A JP H043874 A JPH043874 A JP H043874A JP 10469890 A JP10469890 A JP 10469890A JP 10469890 A JP10469890 A JP 10469890A JP H043874 A JPH043874 A JP H043874A
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JP
Japan
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refrigerator
temperature
casing
air
humidity
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Application number
JP10469890A
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English (en)
Inventor
Teruo Kawai
河合 照男
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、庫内恒湿維持方法に関するものであり、特
に、庫内の露点を維持し、更に該露点を基準として該露
点に対応する庫内温度に、庫内から一定量の顕熱を加え
て庫内の相対湿度を所望の恒湿に維持できるようにした
庫内恒湿維持方法に関するものである。
[従来の技術] 従来の此種庫内の湿度を一定にするための装置として、
実開昭56−140085号公報に記載されているもの
が知られている。之は庫内に冷却器及び冷気循環用ファ
ンモータを配設して冷気通路を形成しである強制対流式
の貯蔵庫であって、該冷気通路の途中に冷却器への着霜
用の水槽を配設し、この水槽に貯留された水を蒸発させ
、冷却器に対して安定した着霜を生じさせるようにした
ものであり、更に、該水槽近傍に加熱ヒータを備えて水
槽内の水を加熱し、以て、該水槽内の水が氷結しないよ
うにしたものである。
斯(して、前記水槽内の水を蒸発せしめ、この蒸気を冷
却器表面に結霜せしめ、庫内湿度を一定に維持しようと
するものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来型に於ては庫内に水槽を設け、この水槽内の水
を蒸発させて冷却器に着霜を生ぜしめ、以て庫内を適度
の湿度に維持しようとしているが、庫内温度が0℃近傍
に於ては、蒸気圧の差が小であって、水槽内の水を蒸発
させて空気中に水分の補給をしようとしても非効率的で
ある。又、水槽近傍に加熱ヒーターを備え、水温を上昇
せしめて水槽内の水の氷結を防止し、以て、蒸発を促進
しようとしているが、ヒーターの加熱により顕熱が発生
し相対湿度の低下を促すのみでなく之も単に水の氷結を
防ぐ程度の水の加熱であれば、低温下に於ける水の蒸発
は左程期待し得ないのである。
更に、冷却器に庫内空気中の水蒸気を着霜せしめること
によって庫内の湿度を一定に維持せしめることも困難で
あり、且つ、冷却器に着霜を助成せしめることは該冷却
器の冷却能力を阻害することにもなるのである。
そこで、庫内に水槽を設けることなく、且つ冷却器の着
霜によって庫内湿度を一定に維持しようとする試みを廃
止し、確実に庫内湿度を一定に維持するために解決せら
るべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課
題を解決することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を解決せんとして提案せられたもので
あり、庫内の内周面に庫外より侵入する顕熱を吸収する
冷却槽を設けると共に、該庫内の空気温度に対応する露
点を維持できる庫内温度を飽和曲線に基いて設定し、該
設定温度の範囲内に於て前記庫内空気の水分の露点を維
持できるようにしたことを特徴とする庫内恒湿維持方法
、及び前記庫内恒湿維持方法によって維持されている庫
内の露点空気に一定の顕熱量を供給して庫内温度を所定
の温度に上昇せしめ、所望の相対湿度に調整して之を恒
湿に維持できるようにしたことを特徴とする庫内恒湿維
持方法を提供せんとするものである。
[作用コ 庫内の内周面には庫外より侵入しようとする顕熱を吸収
するための冷却槽が設けられているため、庫内温度は庫
外からの顕熱によって再上昇せしめられることなく、依
って、庫内の相対湿度を一定に維持することができる。
そこで、庫内の湿度を常に露点に維持させるために飽和
曲線によって当該露点維持に対応する庫内温度の範囲を
定め、この設定された庫内温度は前記冷却槽の働きによ
り常に一定範囲に維持されることになり、依って、この
温度に対応する相対湿度が常時100%の相対湿度(露
点)を維持することになるのである。
又、該露点を基準として例えば庫内にヒータを備え、庫
内へ一定量の顕熱を供給することにより、庫内の空気温
度を一定の温度に上昇せしめ、前述の如く冷却槽の働き
により該温度を定温に保つことにより、庫内の相対湿度
を所望の湿度に調整し、以て、この湿度を恒温に維持す
ることができるのである。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を別紙添付図面及びグラフに
従って説明する。第1図は冷却サイクルを示した解説図
であり、同図に於て(1)は冷蔵庫であり、庫内は断熱
材(2)で覆装され、更にその全面にブライン(3)を
循環せしめて庫内を冷却するための冷却槽(4)が装管
されている。又、この冷蔵庫(+)は圧縮冷凍機を使用
しており、蒸発器(5)に於て前記循環するブライン(
3)を冷却し、凝縮器(6)及び圧縮機(η並びに前記
ブライン(3)を循環させるための送水ポンプ(8)及
び循環パイプ(9)が配置されている。
冷媒はフレオンが封入され、圧縮機(7)にて冷媒を凝
縮器(6)に送り、凝縮器(6)に於て前記送り込まれ
た高温の冷媒ガスを周囲の空気によって冷却液化せしめ
る。
更に、蒸発器(5)に於ては、前記冷媒が循環するブラ
イン(3)より熱を奪って気化し、以て該ブライン(3
)を冷却する。このように、冷凍サイクルは圧縮機(7
)−凝縮器(6)−蒸発器(5)−圧縮機(7)で1サ
イクルをなし、冷媒は凝縮器(6)で放熱して液化し、
蒸発器(5)でブライン(3)より吸熱して気化し、冷
凍サイクル内で液化と気化とを繰返し乍ら庫内空気を冷
却するのである。
斯くして、庫外より顕熱が侵入しようとしても、前記冷
却槽(4)内のブライン(3)が予め冷却されているの
で、該顕熱は該ブライン(3)によって直ちに吸収され
る。依って、庫内の空気の温度変化が生じないので、庫
内空気の相対湿度が減少せず、前記ブライン(3)の温
度を調整するのみで庫内空気を恒湿に維持できることに
なる。
而して、庫内の湿度を調整するには、例えば庫内中にヒ
ータ(Ill )を挿入しておき、サーモスタット(図
示せず)の働きと合せて該ヒータ(I+、 )にて庫内
空気の温度を調整し、且つ、冷却槽(4)の表面温度を
一定の露点温度に保つことにより、庫内空気の湿度を一
定に維持することができる。
又、庫内の相対湿度を100%以下に調整するには、例
えば庫内にヒータ(+12 )を挿入しておき、サーモ
スタット(図示せず)の働きと合せて該ヒータ(H2)
にて庫内空気の温度を調整し、且つ、冷却槽(4)の表
面温度を一定の露点温度に保つことにより庫内空気の湿
度を一定に維持することができる。
ここで、空気中の熱量に於ける法則により、顕熱を与え
る(加熱する)と相対湿度が下降し、逆に顕熱を奪う(
冷却する)と相対湿度が上昇することは明らかであるが
、この関係をグラフに表わしたものを第2図に示す。尚
、相対湿度とは一定体積の空気中に実際に含まれている
水蒸気量と、その空気がその時点の温度で含み得る最大
の水蒸気量(飽和水蒸気量)との比をパーセントで表わ
したものである。
そこで同グラフに示す如く、例えば相対湿度60%に於
ける温度25℃のA点の空気を冷却すると顕熱を奪われ
、温度が下降してB点に至る。B点はその温度に於ける
露点であり、それ以上冷却を続けた場合飽和量を超えた
水分は露化し、絶対湿度は低下し乍ら除湿されて0点に
至る。このときの相対湿度は100%であり、もし0点
に達した空気が庫外より侵入した顕熱によって加熱され
ると、C−+DへΔを分だけ温度上昇し、このとき空気
中の相対湿度が下がり80%となる。このため庫内に収
納されている生鮮食料品その他から水分が蒸発し乾燥し
てしまうのである。本実施例に於ては、前述した如くブ
ライン(3)にてC→Dの顕熱(Δt)を吸収するので
、相対湿度が下がらず庫内の温度及び湿度を常に一定に
保つことができるのである。
更に、冷却すれば庫内の空気中に含むことのできない水
分は結露して析出され、この析出量が増して露点(相対
湿度100%)のカーブ(飽和曲線)に沿って下方に温
度並びに絶対湿度が下りE点に達する。但し、0℃以下
になれば、氷結するので庫内空気の露点を維持するため
の庫内表面温度は前記B点よりE点近傍までの温度の範
囲内となる。
そこで、このB点からE点近傍までの温度の範囲(L)
を設定温度とし、この設定温度(L)内に前記庫内の表
面温度を維持せしめることにより、庫内空気の相対湿度
100%は常時維持されることになるのである。
次に、前記露点を基準とし、例えば前記0点に於て庫内
空気の相対湿度を80%に設定しようとするときには、
庫内に設置されているヒータ(112)を用いて庫内に
一定量の顕熱を供給する。然るときは、前述の如く、庫
内温度はC(10’C)−D(13°C)まで上昇し、
相対湿度は80%となる。依って、この10°Cの冷却
槽の表面温度を維持することにより、前記80%の相対
湿度は恒湿に保持されることになる。このときに於ても
、庫外から侵入しようとする顕熱は前記冷却槽(4)に
よってすべて吸収されるので庫内温度は再加熱されるこ
となく、前記恒湿に維持されるのである。
[発明の効果] 本発明は、庫外から侵入しようとする顕熱は庫内に装着
している冷却槽によってすべて吸収されるので、庫内の
温度は一定に保つことができる。
そこで、先ず庫内の相対湿度100%を維持するための
庫内温度を飽和曲線によって設定し、この設定された温
度に庫内温度を維持することにより、前記相対湿度10
0%を常に保つことができる。
又、この相対湿度10(1%を基準とし、これより相対
湿度を下げようと欲するときには、庫内に設置されてい
るヒータを用いて庫内へ一定量の顕熱を供給し、庫内温
度を上げて前記所望の相対湿度まで下げる。そこで、こ
の庫内温度を維持することにより、当該所望の相対湿度
を恒温に保持できるのである。このときに於ても庫外か
ら侵入しようとする顕熱は庫内に装着されている冷却槽
によって吸収されるので、庫内温度が再加熱されるこ限
り種々の改変を為す事ができ、そして、この発明が該改
変せられたものに及ぶことは当然である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、第1図は冷却サイクルを
示した解説図であり、第2図はグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)庫内の内周面に庫外より侵入する顕熱を吸収する
    冷却槽を設けると共に、該庫内の空気温度に対応する露
    点を維持できる庫内温度を飽和曲線に基いて設定し、該
    設定温度の範囲内に於て前記庫内空気の水分の露点を維
    持できるようにしたことを特徴とする庫内恒湿維持方法
  2. (2)請求項(1)記載の庫内恒湿維持方法によつて維
    持されている庫内の露点空気に一定の顕熱量を供給して
    庫内温度を所定の温度に上昇せしめ、所望の相対湿度に
    調整して之を恒湿に維持できるようにしたことを特徴と
    する庫内恒湿維持方法。
JP10469890A 1990-04-20 1990-04-20 庫内恒湿維持方法 Pending JPH043874A (ja)

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JP (1) JPH043874A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05289754A (ja) * 1992-04-14 1993-11-05 Daiichi Kagaku:Kk 恒温恒湿槽の結露防止方法
JP2006285454A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Espec Corp 恒温恒湿装置

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JPH05289754A (ja) * 1992-04-14 1993-11-05 Daiichi Kagaku:Kk 恒温恒湿槽の結露防止方法
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