JPH0438126B2 - - Google Patents

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JPH0438126B2
JPH0438126B2 JP2609384A JP2609384A JPH0438126B2 JP H0438126 B2 JPH0438126 B2 JP H0438126B2 JP 2609384 A JP2609384 A JP 2609384A JP 2609384 A JP2609384 A JP 2609384A JP H0438126 B2 JPH0438126 B2 JP H0438126B2
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JP
Japan
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contact
circuit
tap
valve
vacuum valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP2609384A
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English (en)
Other versions
JPS60170913A (ja
Inventor
Hisao Murata
Kenichiro Fukumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP2609384A priority Critical patent/JPS60170913A/ja
Publication of JPS60170913A publication Critical patent/JPS60170913A/ja
Publication of JPH0438126B2 publication Critical patent/JPH0438126B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F29/00Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
    • H01F29/02Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings
    • H01F29/04Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings having provision for tap-changing without interrupting the load current

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は切換器の主接点および抵抗接点に真空
バルブを使用した負荷時タツプ切換器に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
負荷時タツプ切換器には、タツプ巻線の奇数番
目のタツプ用と偶数番目のタツプ用の2組のタツ
プ選択器と、この各組に対応する限流抵抗および
切換開閉器を備え、例えば奇数タツプから偶数番
目のタツプに切換えるには、まずタツプ選択器を
切換える偶数番目のタツプに移し、切換開閉器を
奇数タツプ側から偶数タツプ側に急速に切換作動
を行なわせる。そしてこの切換作動の過程でタツ
プ間を橋絡するときの循環電流を二つの抵抗で制
限するよう回路構成したいわゆる二抵抗式があ
る。
また二抵抗式の切換開閉器の主接点および抵抗
接点に真空バルブを使用したものもある。真空バ
ルブは、しや断性能が優れていること、接点寿命
が長いこと、真空容器中でアークを消弧するた
め、油を汚損することがないといつた利点がある
ことから使用されてきている。しかして、真空バ
ルブにおいては、しや断能力が優れている一方、
真空不良といつた原因によりしや断性能が低下す
ると、アークを消弧できなくなる現象が生じる。
すなわち、主接点用バルブのしや断性能が低下
してアークが長びいた場合に、切換回路内の電流
を抵抗接点用バルブでしや断することになるが、
バルブのしや断責務は正常のときより辛くなる
か、真空バルブのしや断能力は大きいためしや断
完了して直接タツプ間を短絡する事態は生じな
い。また抵抗接点用バルブのしや断性能が低下し
てアークが長びいた場合は、バルブに循環電流だ
けが流れ続けることになり、限流抵抗がこの循環
電流で過熱・溶損する事態に到ることもあるが、
このときに発生するガスや油流を検出することに
より、しや断器をトリツプさせることができるた
め、タツプ間短絡といつた事態に到ることを防止
することができる。
しかし、主接点用バルブと抵抗接点用バルブの
両方でアークが長びいたままで切換が進むと、相
手側の主接点用バルブが閉極してタツプ間の短絡
事故を惹起することになる。すなわち第1図にお
いて、タツプ巻線WTに多数の奇数タツプT1およ
び偶数タツプT2に2組のタツプ選択器1,2を
対応させ、この両タツプ選択器1,2にそれぞれ
抵抗接点用バルブWA,WBおよび主接点用バルブ
HA,HBを直列に接続するとともに、その両主接
点用バルブHA,HBに限流抵抗RA,RBを並列接続
した基本回路に対し、ヒユーズFA,FBと油中の
補助接点Nおよび固定接点KHA,KWB,KWB,KHB
との組み合せのタツプ間短絡機構を付属させたも
のが特公昭57−24011号公報で開示されている。
第1図の切換回路は、第2図に示すシーケンス
で切換動作を行なう。例えば主接点用バルブHA
のアークが長びいた場合を考えると、主接点用バ
ルブHAの開極後にシーケンスにしたかつて油中
補助接点Nが固定接点KHAから通電状態のまま離
れるために油中アークが生じ、そのアーク電圧に
よつてヒユーズFAに電流が転流する。ヒユーズ
FAに電流が流れた状態でさらに切換動作が進み、
抵抗接点用バルブWAでも電流をしや断できずに
相手側主接点バルブHBが開極するとタツプ間短
絡となる。このとき流れる短絡電流によつてヒユ
ーズFAが溶断し、短絡電流をしや断するため、
変圧器や負荷時タツプ切換器自体に被害を考える
ことなくタツプ切換を完了することができる。
しかして、第1図に示すような油中補助接点N
およびヒユーズFA,FBの組合せには、次のよう
な欠点があつた。
1 油中補助接点Nは固定接点KHAからKHBまで
の間を、バルブHAからHBの開閉と連動した一
定のシーケンスで動く必要があるため、接点の
機構が大きく複雑なものとなつてしまう。
2 接点とヒユーズとを並列に設けたときのヒユ
ーズへの転流現象は、第3図の等価回路で説明
されており、第4図に示すように回路のインダ
クタンスLが大きい程転流しにくいとが知られ
ているが、第1図の切換回路では、油中補助接
点Nの構造が大きくなつて転流回路も大きくな
るため、転流回路のインダクタンスLが大きく
なるため転流しづらくなる。
3 ヒユーズFA,FBは、短絡電流が流れたとき
に始めて溶断することが必要なため、油中補助
接点Nが開いてヒユーズに転流してから相手側
主接点用バルブが開極して短絡電流が流れるま
での間の電流を通電できる必要がある。ところ
が油中補助接点Nが開くのはタツプ切換動作の
比較的始めのため、ヒユーズFA,FBの通電容
量は大きくする必要があり、ヒユーズの寸法が
大きくなつてしまう。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、切換開閉器に使用している真
空バルブがアークしや断に失敗した場合にタツプ
間短絡となることを防止した負荷時タツプ切換器
を提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明による負荷時タツプ切換器は、一対のタ
ツプ選択器の可動接点と中性点との間にそれぞれ
抵抗接点用真空バルブと主接点用真空バルブとの
直列回路を接続し、その両主接点用真空バルブの
端子間にそれぞれ限流抵抗を並列に接続した切換
回路において、前記各対の抵抗接点用真空バルブ
と主接点用真空バルブとの間にヒユーズと補助接
点との並列回路を直列に接続したことを特徴とす
るものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明を第5図に示す実施例について説明
する。第5図において、第1図と同一符号は同一
部分を示すものであるからその説明を省略する。
第5図において、本発明による負荷時タツプ切換
器の基本回路も、タツプ巻線WTの奇数タツプT1
および偶数タツプT2に一対のタツプ選択器可動
接点1および2を対応させ、この両可動接点1お
よび2と中性点NPとの間にそれぞれ抵抗接点用
真空バルブWAおよびWBと主接点用真空バルブ
HAおよびHBの直列回路を接続し、その両主接点
用真空バルブHAおよびHBにそれぞれ限流抵抗RA
およびRBを並列に接続して構成したものである。
しかして本発明においては、この基本回路構成に
おける各対の抵抗接点用真空バルブWAおよびWB
と主接点用真空バルブHAおよびHBとの間に、油
中補助接点KAおよびKBとヒユーズFAおよびFB
の並列回路を直列に接続したことを特徴とするも
のである。
そして本発明による負荷時タツプ切換器は、第
6図に示すシーケンスにしたがつて切換動作を実
行する。すなわち、第5図および第6図におい
て、奇数タツプT1を使用して通電中の第5図の
状態から偶数タツプT2への通電に切換えるには、
第6図のシーケンスにしたがつて主接点用真空バ
ルブHAをOFFし、抵抗接点用真空バルブWB
ONし、油中補助接点KAをOFFするとともに油
中補助接点KBをONし、主接点用真空バルブWA
をOFFし、主接点用真空バルブHBをONするこ
とによつて切換動作が完了する。
このように構成した本発明による負荷時タツプ
切換器において、真空バルブのアークが長びいた
場合を考えると次のようになる。
1 抵抗接点用バルブWA,WBのしや断性能が低
下し、アークが長びいた場合には、限流抵抗
RA,RBの過熱・溶損によるガスや油流を検出
することによりタツプ間短絡といつた事態には
到らない。
2 主接点用バルブHA,HBのしや断性能が低下
し、アークが長びいた場合には、切換が進むと
油中補助接点KA,KBが通電状態のまま開極し、
油中アークを発生する。この油中アーク電圧に
より電流はヒユーズFA,FBに転流する。しか
し、更に切換が進むと抵抗接点用バルブWA
WBが開極して電流をしや断するため、問題な
く切換が完了する。
3 主接点用バルブHA,HBと抵抗接点用バルブ
WA,WBの両方のしや断性能が低下してアーク
が長びく場合には、まず上記2と同様にヒユー
ズFA,FBに転流し、ヒユーズFA,FBで通電し
ている状態で切損が進み、相手側の主接点用バ
ルブHB,HAが開極するとタツプ間短絡となる
が、このとき流れる短絡電流によつてヒユーズ
FA,FBが溶断して短絡状態が解消されるため、
変圧器や負荷時タツプ切換器自体に損傷を与え
ることなく切損を完了することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、主接点用および
抵抗接点用の真空バルブがアークしや断に失敗し
た場合でも、タツプ間短絡にならないように機能
し、併せて第1図に示す従来のものに比して下記
の利点を有する。
1 油中補助接点KA,KBを主接点用バルブHA
HBにのみ設けているため、接点を複雑な構成
を必要としないため簡単で小形である。
2 油中補助接点KA,KBが小形のもので済むた
め、ヒユーズの転流回路も小さくなり、したが
つてインダクタンス値が小さくなるためヒユー
ズへの転流が容易となる。
3 油中補助接点は主接点用バルブに直列にのみ
接続されて主接点用バルブの開閉とのみ連動す
ればよいので、抵抗接点用バルブの開閉シーケ
ンスに関係なく油中補助接点を開閉することが
できるため、ヒユーズに通電する時間を短くす
ることができ、ヒユーズはさらに通電容量の小
さい小形のものを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の負荷時タツプ切換器を示す回路
図、第2図はそのシーケンス図、第3図は第1図
におけるヒユーズと油中接点を並列に設けた転流
回路の等価回路図、第4図は第3図の等価回路に
おけるインダクタンスの値を変えたときの転流電
流の時間変化の大小関係を示す説明図、第5図は
本発明による負荷時タツプ切換器の一実施例を示
す回路図、第6図は本発明の負荷時タツプ切換え
のシーケンス図である。 WT……タツプ巻線、T1……奇数タツプ、T2
…偶数タツプ、1,2……タツプ選択器可動接
点、WA,WB……抵抗接点用真空バルブ、HA
HB……主接点用真空バルブ、RA,RB……限流抵
抗、NP……中性点、KA,KB……油中補助接点、
FA,FB……ヒユーズ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タツプ巻線の奇数タツプおよび偶数タツプに
    それぞれ対応する一対のタツプ選択器可動接点と
    中性点との間にそれぞれ抵抗接点用真空バルブと
    主接点用真空バルブとの直列回路を接続し、その
    両主接点用真空バルブにそれぞれ限流抵抗を並列
    に接続した切換回路において、前記各対の抵抗接
    点用真空バルブと主接点用真空バルブとの間にヒ
    ユーズと油中補助接点との並列回路を直列に接続
    したことを特徴とする負荷時タツプ切換器。 2 各対の油中補助接点は開路時に主接点用真空
    バルブの次に動作し、閉路時に抵抗接点用真空バ
    ルブの次に動作するよう構成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の負荷時タツプ切換
    器。
JP2609384A 1984-02-16 1984-02-16 負荷時タツプ切換器 Granted JPS60170913A (ja)

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JPS60170913A JPS60170913A (ja) 1985-09-04
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