JPH043797A - 可変速巻上機 - Google Patents

可変速巻上機

Info

Publication number
JPH043797A
JPH043797A JP10601290A JP10601290A JPH043797A JP H043797 A JPH043797 A JP H043797A JP 10601290 A JP10601290 A JP 10601290A JP 10601290 A JP10601290 A JP 10601290A JP H043797 A JPH043797 A JP H043797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic relay
normally open
coil
relay coil
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10601290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0761839B2 (ja
Inventor
Yoji Nakamura
洋二 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2106012A priority Critical patent/JPH0761839B2/ja
Publication of JPH043797A publication Critical patent/JPH043797A/ja
Publication of JPH0761839B2 publication Critical patent/JPH0761839B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stopping Of Electric Motors (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、モータを駆動源とする巻上機をインバータ
を用いて制御する可変速巻上機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の可変速巻上機の一例を第2図に示し説明する。
この第2図は例えば特開昭62−46879号公報に示
された従来の可変速巻上機の回路医であシ、図において
、1はインバータで、三相交流電源が給電線R,S、T
よシ供給される。2は巻上モ−タで、インバータ1から
出力される三相交流の相順と周波数に応じた回転方向と
速度で回転する。
3はブレーキコイルで、無通電時は巻上モータ2が回転
しないようロックし、通電時は巻上モータ2が自由に回
転できるように解放する。4は巻上運転用常開2段押込
押釦で、1段目まで押込むと押釦スイッチ4mlが閉じ
、2段目まで押込むとさらに押釦スイッチ4&2が閉じ
る。5は巻下げ運転用常開2段押込押釦で、1段目まで
押込むと押釦スイッチ5.1が閉じ、2段目まで押込む
とさらに押釦スイッチSmgが閉じる。なお、この巻上
運転用および巻下運転用の常開2段押込押釦4と5は機
械的インターロックによ多量時には押せないよう構成さ
れている。6は電磁リレーコイルで、巻上モータ2が巻
上方向に回転する相順でインバータ1が三相交流を出力
するよう指示する常開接点6&を開閉する。Tは電磁リ
レーコイルで、巻上モータ2が巻下方向に回転する相順
でインバータ1が三相交流を出力するよう指示する常開
接点7aを開閉する。8は電磁リレーコイルで、インバ
ータ1が三相交流を出力している間付勢され、常開接点
13ai−開閉している。9は電磁リレーコイルで、ブ
レーキコイル3に通電する常開接点9m1.9a2を開
閉している。10は高速設定器、11は低速設定器であ
シ、それぞれ可変抵抗器で構成されている。12は電磁
リレーコイルで、巻上運転用および巻下運転用の常開2
段押込押釦4あるいは5を2段目まで押込むと付勢され
、常開接点12m1 、12azと常閉接点12b+ 
、 12bzとの開閉により低速設定器11から高速設
定器10への切シ替えがなされる。
つぎにこの第2図に示す可変巻上機の動作について動作
特性図である第3図を用いて説明する。
まず、第3図に示す時間11において、巻上運転用常開
2段押込押釦4を1段目まで押すと電磁リレーコイル6
の常開接点6aが閉じ、インバータ1が周波数をOHz
から低速設定器11で設定している周波数fzHzまで
、予め設定された傾斜でふやし始める。そして、時間t
2において周波数がflに達するとインバータ1は巻上
モータ2に出力を開始すると同時に電磁リレーコイル自
を付勢するため、常開接点8aが閉じ、電磁リレーコイ
ル9が付勢されて常開接点9’l + 9”2が閉じブ
レーキコイル3は通電状態となり、巻上モータ2が開放
され巻上方向に回転し始め、増速してゆく。時間t3に
おいて、周波数f2に達すると、インバータ1は周波数
の増加を停止するので、巻上モータ2は低速での定速回
転で運転される。時間t4において巻上運転用常開2段
押込押釦4をさらに2段目まで押すと電磁リレーコイル
12が付勢され、常閉接点12it 、 12&sの開
放によって低速設定器11が切離され、常開接点12b
x、12bzの閉成によシ高速設定器10が接続される
。すると、インバータ1は再び周波数を高速設定器10
で設定している周波数fstで予め設定された傾斜で増
加を開始し、巻上モータ2は再び増速してゆく。
つぎに、時間t5において周波数f3に達すると、イン
バータ1は周波数の増加を停止するので、巻上モータ2
は高速での定速回転で運転される。
そして、時間t6において巻上運転用常開2段押込押釦
4を2段目から1段目に戻すと、高速設定器10から低
速設定器11に切シ替わるので、インバータ1は周波数
を予め設定された傾斜で減らし始める。時間t7で周波
数f!に達すると減少を停止するので、巻上モータ2は
低速での定速回転で運転される。時間t8において巻上
運転用常開2段押込押釦4を押すのをやめると、電磁リ
レーコイル6は消勢され、その常開接点6&が開く。
するとインバータ1は周波数をOHzになるまで予め設
定された傾斜で減らし始める。時間t9において、周波
数f1に達すると、インバータ1は巻上モータ2への出
力を停止すると同時に、電磁リレーコイル8を消勢する
ので、その常開接点8aが開放され、電磁リレーコイル
9が消勢して常開接点9at 、 9m鵞が開き、ブレ
ーキコイル3は無通電状態となり、巻上モータ2はロッ
クされ停止する。
そして、巻下運転用常開2段押込押釦5を押した場合に
は、電磁リレーコイル7が閉じ、巻上モ−夕2が巻下方
向に回転するだけで他の動作は上記した巻上運転用常開
2段押込押釦24を押した場合と同じである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の可変速巻上機では、ブレーキコイル
3への通電を指令する電磁リレーコイル8の常開接点8
aが爆着等により閉成したままになると、時間t9にお
いてブレーキコイル3への通電を停止することができず
、巻上モータ2の回転を止めることができずに、荷重が
落下するという課題があった。
この発明社、かかる課題を解決するためになされたもの
で、ブレーキへの通電を指令する常開接点が爆着しても
、荷重が落下せず、安全に停止することのできる可変速
巻上機を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明による可変速巻上機は、インバータによって制
御される巻上モータを駆動源とする巻上機において、ブ
レーキコイルに通電するため複数のリレーを備え、この
複数のリレーの出力を直列に接続し、上記複数のリレー
における第1のリレーの出力は導通状態を保ったまま第
2のリレーの出力のみ導通、遮断することで上記ブレー
キコイルへの通電あるいはその停止を行い、上記第2の
リレーの出力を遮断したにも拘らず上記ブレーキコイル
への通電を停止できなかった際、上記第1のリレーの出
力も遮断するようにしたものである。
また、この発明の別の発明による可変速巻上機は、イン
バータによって制御される巻上モータを駆動源とする巻
上機において、ブレーキコイルに通電するため複数のリ
レーを備え、この複数のリレーの出力を直列に接続し、
上記複数のリレーにおける第1および第2の両方のリレ
ー出力が導通したとき上記ブレーキコイルに通電するも
のとし、上記第1および第2の両方のリレーを交互に出
力を遮断し、上記第1および第2のリレーの何れかニガ
のリレーの出力を遮断したにも拘らず上記ブレーキコイ
ルへの通電を停止できなかった際、その第1および第2
の両方のリレーの出力を共に遮断するようにしたもので
ある。
〔作用〕
この発明による可変速巻上機(第1の発明)においては
、両方のリレーの出力が共に導通したとき、ブレーキコ
イルに通電するようにした上、通常片方のリレーの出力
は導通したままとし、他方のリレーの出力のみ導通、3
M断を行うようにしたので、もしも後者のリレーの出力
が寿命などによシ導通したままの故障となシブレーキコ
イルの通電が停止できなくなっても、通常導通したまま
で休んでいる前者のリレーを遮断することでブレーキコ
イルへの通電を停止できる。
また、この発明の別の発明による可変速巻上機(第2の
発明)においては、両方のリレーの出力が共に導通した
とき、ブレーキコイルに通電するようにした上、通常交
互に片側のリレー出力のみ遮断するようにしたので、例
えば、このとき遮断する順番のリレーの出力が寿命など
によシ導通したままの故障となシ、このリレーの出力を
遮断することでブレーキコイルへの通電を停止しようと
してもできない場合でも、さらにこのとき導通したまま
で残る順番であったリレーの出力を遮断することでブレ
ーキコイルへの通電を停止できる。
〔実施例〕
以下、図面に基づきこの発明の実施例を詳細に説明する
第1図はこの発明による可変速巻上機の一実施例を示す
回路図である。
この第1図において第2図と同一符号のものは和尚部分
を示し、13は電磁リレーコイルで、電磁リレーコイル
9の常開接点9m1 、9a2が閉成しブレーキコイル
3に通電されると同時に付勢され、常開接点13mを閉
じる。
14はブレーキ制御回路で、インバータ1が三相交流を
出力している開閉成される電磁リレーコイル8の常開接
点8aと、ブレーキコイル3が通電されている開閉成さ
れる電磁リレーコイル13の常開接点13&を入力する
15.16はブレーキコイル3に通電するため1対のリ
レーである電磁リレーコイルで、プレ−キ制御回路14
によp付勢され、それぞれ常開接点15a 、 tea
を閉じ、共に閉じたとき電磁リレーコイル9が付勢され
る。
そして、この発明による可変速巻上機は、ブレーキコイ
ル3に通電するため一対のリレーである電磁リレーコイ
ル15.16を備え、この一対のリレーの出力である常
開接点15m 、 16mを直列に接続し、通常片方の
リレーの出力は導通状態を保ったまま他方のリレーの出
力のみ導通、m断することでブレーキコイル3への通電
あるいはその停止を行い、後者のリレーの出力を遮断し
たにも拘らずブレーキコイル3への通電を停止できなか
った際、前者のリレーの出力も遮断するように構成され
ている。
また、この発明の別の発明による可変速巻上機は、ブレ
ーキコイル3に通電するため一対のリレーである電磁リ
レーコイル15.16を備え、この一対のリレーの出力
である常開接点15m 、 16mを直列に接続し、両
方のリレー出力が導通したときブレーキコイル3に通電
するものとし、通常双方のリレーを交互に出力を遮断し
、片方のリレーの出力を遮断したにも拘らずブレーキコ
イル3への通電を停止できなかった際、両方のリレーの
出力を共に遮断するように構成されている。
つぎにこの第1図に示す実施例の動作を第3図を参照し
て説明する。
まず、第1の発明の動作について説明する。
第3図に示す時間t1において、巻上運転用常開2段押
込押釦4を1段目まで押すと押釦スイッチ4a1が閉じ
、この閉成によって電磁リレーのコイル6が付勢されそ
の常開接点6aが閉じ、インバータ1が周波数をOHz
から低速設定器11で設定している周波数f*Hzまで
、予め設定された傾斜でふやし始める。そして、時間1
.において周波数f!に達するとインバータ1は巻上モ
ータ2に出力を開始すると同時に電磁リレーコイル8を
付勢するため、その常開接点8&が閉じ、給電源R,8
,Tに電源を供給した時点で付勢していた電磁リレーコ
イル15に加えてブレーキ制御回路14が電磁リレーコ
イル16を付勢する。この電磁リレーコイル15,16
の付勢によってその常開接点1Saに加えて常開接点1
Saが閉じ、電磁リレーコイル9が付勢されてその常開
接点9’l r9mlが閉じブレーキコイル3は通電状
態となシ、これと同時に電磁リレーコイル13が付勢さ
れる。
そして巻上モータ2が開放され巻上方向に回転し始め、
増速してゆく。
時間t3において、周波数f2に達すると、インバータ
1は周波数の増加金停止するので、巻上モータ2は低速
での定速回転で運転される。そして、時間t4において
巻上運転用常開2段押込押釦4をさらに2段目まで押す
と、押釦スイッチ4&雪が閉じ、との閉成によって電磁
リレーコイル12が付勢され、その常閉接点12b1.
12bzが開放されるので低速設定器11が切離され、
常開接点12&t 、 12mmの閉成によって高速設
定器10が接続される。すると、インバータ1は再び周
波数を高速設定器10で設定している周波数fstで予
め設定された傾斜で増加を開始し、巻上モータ2は再び
増速してゆく。時間tsにおいて周波数f、に達すると
、インバータ1は周波数の増加を停止するので、巻上モ
ータ2は高速での定速回転で運転される。そして、時間
t6において巻上運転用常開2段押込押釦4を2段目か
ら1段目に戻すと高速設定器10から低速設定器11に
切シ替わるので、インバータ1は周波数を予め設定され
た傾斜で減らし始める。時間t7で周波数f!に達する
と減少を停止するので、巻上モータ2は低速での定速運
転で運転される。そして、時間t8において巻上運転用
常開2段押込押釦4を押すのを止めると、電極リレーコ
イル6は消勢され、その常開接点6aが開く。すると、
インバータ1は周波数をOHzになるまで予め設定され
た傾斜で減らし始める。時間t9において、周波数f1
に達すると、インバータ1は巻上モータ2への出力を停
止すると同時に、電磁リレーコイル8を消勢するので、
その常開接点8aが開放され、ブレーキ制御回路14が
電磁リレーコイル16を消勢し、常開接点161が開く
。これによって電磁リレーコイル9が消勢され常開接点
9a1 、9m2が開き、プレーキコイル3は無通電状
態とな9巻上モータ2はロックされ停止する。
そして、巻下運転用常開2段押込押釦5を押した場合に
は、1段目の押釦スイッチ5&1の閉成による電磁リレ
ーコイルTの付勢によって常開接点7aが閉じ、巻上モ
ータ2が巻下方向に回転するだけで他の動作は上記した
巻上運転用常開2段押込押釦4を押した場合と同じであ
る。
ここで、電磁リレーコイル16の常開接点1eaが爆着
などの故障によシミ磁すレーコイル16を消勢しても開
かなくなった場合の動作について説明する。
時間t9において常開接点8aが開き、ブレーキ制御回
路14が電磁リレーコイル16を消勢しても常開接点1
6&は開かず、電磁リレーコイル9は付勢されたtまで
あシ、またブレーキコイル3は通電されたまま巻上そ一
夕2はロックされず、荷重は下降し始める。この時、電
磁リレーコイル13も付勢されたtt1常開接点13鳳
も開かない。
このように常開接点8mが開いたにも拘らず、常開接点
13&の閉成が予め設定した時間以上続くと、ブレーキ
制御回路14は異常を認め、電磁リレーコイル16に加
えて電磁リレーコイル15を消勢する。そして、常開接
点15mが開き、電磁リレーコイル9が消勢され、ブレ
ーキコイル3は無通電状態となシ、巻上モータ2をロッ
クし荷重の落下を防ぐ。
このとき、電磁リレーコイル13が消勢し、常開接点1
3&が開くがブレーキ制御回路14は、電磁リレーコイ
ル15.16を共に消勢したままの状態を保持し続ける
つぎに、第2の発明の動作について説明する。
給電線R,S、Tに電源を供給した後、第3図に示す時
間tlにおいて、巻上運転用常開2段押込押釦4を1段
目まで押すと押釦スイッチ4a4が閉じ、との閉成によ
って電磁リレーコイル6が付勢されその常開接点6鳳が
閉じ、インバータ1が周波数をQHzから低速設定器1
1で設定している周波数flHzまで、予め設定された
傾斜でふやし始める。そして、時間t!において周波数
がflに達するとインバータ1は巻上モータ2に出力を
開始すると同時に電磁リレーコイル8を付勢するため、
その常開接点B&が閉じ、給電線R2S、Tに電源を供
給した時点で付勢していた電磁リレーコイル15に加え
てブレーキ制御回路14が電磁リレーコイル16を付勢
する。この電磁リレーコイル15および16の付勢によ
って常開接点1Saに加えて常開接点16mが閉じ、電
磁リレーコイル9が付勢されてその常開接点91t l
 9”zが閉じブレーキコイル3は通電状態となり、こ
れと同時に電磁コイル13が付勢される。そして、巻上
モータ2が開放され巻上方向に回転し始め、増速しでゆ
く。
時間t3において、周波数f!に達すると、インバータ
1は周波数の増加を停止するので、巻上モータ2は低速
での定速回転で運転される。時間t4において巻上運転
用常開2段押込押釦4をさらに2段目まで押すと押釦ス
イッチ4a!が閉じ、との閉成によって電磁リレーコイ
ル12が付勢され、その常閉接点12bl 、 12b
xが開放されるので低速設定器11が切離され、常開接
点12’s 42amの閉成によって高速設定器10が
接続される。すると、インバータ1は再び周波数を高速
設定器10で設定している周波数f3まで予め設定され
た傾斜で増加を開始し、巻上モータ2は再び増速してゆ
く。時間を匹において周波数f3に達すると、インバー
タ1は周波数の増加を停止するので、巻上モータ2は高
速での定速回転で運転される。そして、時間t6におい
て巻上運転用常開2段押込押釦4を2段目から1段目に
戻すと、高速設定器10から低速設定器11に切り替わ
るので、インバータ1は周波数を予め設定された傾斜で
減らし始める。時間t7で周波数f2に達すると減少を
停止するので、巻上モータ2は低速での定速運転で運転
される。そして、時間tsにおいて巻上運転用常開2段
押込押釦4を押すのを止めると、電磁リレーコイル6は
消勢され、その常開接点6&が開く。すると、インバー
タ1は周波数をOHzになるまで予め設定された傾斜で
減らし始める。
時間1.において周波数f1に達すると、インバ−タ1
は巻上モータ2への出力を停止すると同時に、電磁リレ
ーコイル8を消勢するので、その常開接点8aが開放さ
れ、ブレーキ制御回路14が電磁リレーコイル15を消
勢し、常開接点15mが開く。これによって、電磁リレ
ーコイル9が消勢され、常開接点9hx、9畠2が開き
、ブレーキコイル3は無通電状態になシ巻上モータ2は
ロックされ停止する。
ここで、再度、巻上運転用常開2段押込押釦4を押すと
ブレーキ制御回路14は付勢されたまま残っていた電磁
リレーコイル16に加え電磁リレーコイル15を付勢し
、巻上運転に入る。そして、この巻上運転用常開2段押
込押釦4を押すのを止めると電磁リレーコイル16を消
勢し運転を停止する。ま九、再々度、巻上運転用常開2
段押込押釦4を押すと、付勢されたまま残っていた電磁
リレーコイル15に加え、電磁リレーコイル16を付勢
し巻上運転に入る。
そして、巻上運転用常開2段押込押釦4を押すのを止め
ると、電磁リレーコイル15を消勢し運転を停止する。
コノヨウに、ブレーキコイル3に通電するには、電磁リ
レーコイル15.16を共に励磁し、無通電とするには
その何れか1つを消磁するが、その消磁の順序をブレー
キコイル3を無通電とするたびごとに入替える。
そして、巻下運転用常開2段押込押釦5を押した場合に
は、電磁リレーコイルTの付勢によって常開接点71が
閉じ、巻上モータ2が巻下方向に回転するだけで、他の
動作は上記した巻上運転用常開2段押込押釦4を押した
場合と同じである。
ここで、常開接点15m 、 16aのいずれか、例え
ば、いま、電磁リレーコイル15の常開接点151が熔
着などの故障によシミ穐すレーコイル15を消勢しても
開かなくなった場合の動作について説明する。
第3図に示す時間t9において常開接点8aが開き、ブ
レーキ制御回路14が電磁リレーコイル15を消勢して
も常開接点tSaは開かず、電磁リレーコイル9は付勢
されたままであシ、ブレーキコイル3は通電されたまま
巻上モータ2はロックされず、荷重は下降し始める。こ
のとき、電磁リレーコイル13も付勢されたまま、常開
接点131も開かない。
このように、常開接点8aが開いたにも拘らず、常開接
点13aの閉成が予め設定した時間以上続くと、ブレー
キ制御回路14は異常を認め、電磁リレーコイル15に
加えて電磁リレーコイル16も消勢する。そして、常開
接点16&が開き、電磁リレーコイル9が消勢され、ブ
レーキコイル3は無通電状態となシ、巻上モータ2をロ
ックし荷重の落下を防ぐ。
このとき、電磁リレーコイル13が消勢し、常開接点1
3&が開くがブレーキ制御回路14は、電磁リレーコイ
ル15.16を共に消勢したままの状態を保持し続ける
そして、電磁リレーコイル16の常開接点161Lが熔
着などの故障によシミ磁すレーコイル16を消勢しても
開かなくなった場合には、上記した電磁リレーコイル1
5の常開接点1Saが故障した場合と同様で、ブレーキ
制御回路14は異常を検知し常開接点1Saを開き、電
磁リレーコイル9を消勢し、ブレーキコイル3を無通電
とし、巻上モータ2をロックし、荷重の落下を防ぐ。
なお、上記実施例では、ブレーキ制御回路14の出力と
して電磁リレーコイル15.16とその常開接点15m
 、 16mを用いたものを示したが、ノリラドステー
トリレーを用いてもよい。また、電磁リレーコイル9と
その常開接点9ml 、 9a鵞を省き、常開接点9&
tの代シに常開接点15&、常開接点s&鵞の代シに常
開接点16龜を用いて直接ブレーキコイル3および電磁
リレーコイル13に通電してもよい。また、ブレーキコ
イル3への通電を停止できなかったことの検出を電磁リ
レーコイル13を用いておこなうものを示したが、巻上
モータ2の回転を指速発電機、ロータリエンコーダ々ど
の回転センサで検出し、ブレーキコイル3で巻上モータ
2をロックしたはずなのにまだ回転が続いている場合、
異常と判断するようにしてもよい。
ま九、この発明の別の発明である第2の発明において、
ブレーキコイル3が動作するたび1回毎に電磁リレーコ
イル15.16の消磁を入れ替えるものを示したが、2
回毎、3回毎などその他の方法で入れ替えてもよい。
また、第1.第2のいずれの発明においても、一対の常
開接点tsa 、 1aaで構成したものを示したが、
接点数をふやすことも、さらに電磁リレーコイルの数を
ふやすことも可能である。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおシ、ブレーキコイルに通電
するため直列に接続した常開接点の片側を常に閉じ、も
う一方のみ開閉するようにしたので、常時開閉している
方が爆着などによシ接点が開かなくなっても、常に閉じ
ている方は通電のみで殆んど故障の可能性はないので、
こちらの接点を開くことで確実にブレーキをかけ荷重落
下を防止できる安全性の高い可変速巻上機を得ることが
できる効果がある。また、常に閉じている接点は通電能
力のみで開閉能力を要しないため電流容量の小さい安価
なものが使えると同時に、常に開閉している方の接点に
ついても万が一爆着したとしても常に閉じている方の接
点を開くことで落下を防止できるので、電流容量に大き
な余裕を持たせる必要がなく、電流容量の小さな安価な
ものが使える効果がある。
また、この発明の別の発明は、ブレーキコイルに通電す
るため直列に接続した常開接点の双方を交互に開くよう
にしたので、どちらの接点が爆着しても必ずもう一方の
接点を開くことによシ確実にブレーキをかけ荷重落下を
防止できるさらに安全性の高い可変速巻上機を得ること
ができる効果がある。また、開閉動作を互いに分担する
ため接点寿命を長くできると同時に、どちらかの接点が
万が一爆着し九としても必ず他方の接点を開くことによ
シ落下を防止できるので、電流容量に大きな余裕を持た
せる必要がなく、電流容量の小さな安価なものが使える
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による可変速巻上機の一実施例を示す
回路図、第2図は従来の可変速巻上機の一例を示す回路
図、第3図は第1図および第2図の動作説明に供する動
作特性図である。 1006.インバータ、2@ 11 @ @巻上モータ
、3・・・・ブレーキコイル、13−・―中電磁リレー
コイル、14・・・φブレーキ制御回路、15゜16・
・・Q電磁リレーコイル、15a 、 tsa・・・・
常開接点。 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インバータによつて制御される巻上モータを駆動
    源とする巻上機において、ブレーキコイルに通電するた
    め複数のリレーを備え、この複数のリレーの出力を直列
    に接続し、前記複数のリレーにおける第1のリレーの出
    力は導通状態を保つたまま、第2のリレーの出力のみ導
    通、遮断することで前記ブレーキコイルへの通電あるい
    はその停止を行い、前記第2のリレーの出力を遮断した
    にも拘らず前記ブレーキコイルへの通電を停止できなか
    つた際、前記第1のリレーの出力も遮断するようにした
    ことを特徴とする可変速巻上機。
  2. (2)インバータによつて制御される巻上モータを駆動
    源とする巻上機において、ブレーキコイルに通電するた
    め複数のリレーを備え、この複数のリレーの各出力を直
    列に接続し、前記複数のリレーにおける第1および第2
    の両方のリレー出力が導通したとき前記ブレーキコイル
    に通電するものとし、前記第1および第2の双方のリレ
    ーを交互に出力を遮断し、前記第1および第2のリレー
    の何れか一方のリレーの出力を遮断したにも拘らず前記
    ブレーキコイルへの通電を停止できなかつた際、該第1
    および第2の両方のリレーの出力を共に遮断するように
    したことを特徴とする可変速巻上機。
JP2106012A 1990-04-20 1990-04-20 可変速巻上機 Expired - Lifetime JPH0761839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2106012A JPH0761839B2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 可変速巻上機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2106012A JPH0761839B2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 可変速巻上機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH043797A true JPH043797A (ja) 1992-01-08
JPH0761839B2 JPH0761839B2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=14422754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2106012A Expired - Lifetime JPH0761839B2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 可変速巻上機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0761839B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640776U (ja) * 1979-09-07 1981-04-15
JPH0215992U (ja) * 1988-07-18 1990-02-01

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640776U (ja) * 1979-09-07 1981-04-15
JPH0215992U (ja) * 1988-07-18 1990-02-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0761839B2 (ja) 1995-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH082884A (ja) 巻上・巻下機の停止方法
JPH043797A (ja) 可変速巻上機
JP2009183107A (ja) 巻上機、巻上機の電源切り換え方法
JPH09247973A (ja) 磁気軸受を用いたモータの停止方法
JP2588653B2 (ja) 可変速巻上機
KR20000062740A (ko) 호이스트, 특히 소형 호이스트의 권상기용 제어 구동 장치
JPH09308280A (ja) 振動モータ停止制御方法及び制御回路
JP2000211882A (ja) クレ―ンの駆動モ―タ停止制御方法
JP4391613B2 (ja) 巻上機制御装置
JPS646636B2 (ja)
JPH04106099A (ja) 可変速巻上機
JP2639892B2 (ja) 天井走行クレーン巻上装置の制動方法
KR100464254B1 (ko) 호이스트모터 제어방법
JP2906892B2 (ja) トルク制御可能なモータ駆動装置における重量物落下防止方法
JPH05162931A (ja) 可変速巻上機
JPH0211513B2 (ja)
JPH0753434Y2 (ja) インバータ運転方式の電気ホイスト
JPH01259738A (ja) インバータ装置
JPH02193892A (ja) 可変速巻上機およびその制御方法
JPS6076455A (ja) ブレ−キ制御装置
JP2000296979A (ja) エスカレータの制御装置
JP2588656B2 (ja) 可変速巻上機
JPH0336197A (ja) 電気ホイストの巻上制御回路
JPH08231193A (ja) 長揚程インバータホイスト
JP2000023480A (ja) サーボ制御装置およびサーボ制御装置の回生電力消費回路保護方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070705

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term