JPH04376B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH04376B2
JPH04376B2 JP5854283A JP5854283A JPH04376B2 JP H04376 B2 JPH04376 B2 JP H04376B2 JP 5854283 A JP5854283 A JP 5854283A JP 5854283 A JP5854283 A JP 5854283A JP H04376 B2 JPH04376 B2 JP H04376B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield case
insulation
capacitor
element body
shield
Prior art date
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Expired
Application number
JP5854283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59184509A (ja
Inventor
Takeshi Takahashi
Kazuhiko Oogawara
Takashi Muraoka
Toshio Nara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP5854283A priority Critical patent/JPS59184509A/ja
Publication of JPS59184509A publication Critical patent/JPS59184509A/ja
Publication of JPH04376B2 publication Critical patent/JPH04376B2/ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はコンデンサ素体全体をおおうシールド
ケースを有し、このシールドケース全体が収納タ
ンクと絶縁されるタイプのコンデンサ装置に係わ
る。
〔従来技術〕
第1図に33KV回路以下の大地置コンデンサの
内部構造を示す。
図において1はブツシングであり、2はタン
ク、4はコンデンサ素体集合板であり、5はコン
デンサ素体(誘電体)、6は絶縁部である。この
絶縁クラスでは一般的にシールドケースは採用さ
れていない。
第2図に66KV回路以上の大地置コンデンサの
内部構造を示す。
図において第1図と同一部分は同一符号で示す
が、第1図図示のものと相違し、コンデンサ素体
5を絶縁部7で包み、素体集合板4で素体5を締
付け、その外側に全体をおおうシールドケース3
があり、コンデンサ素体5は2分割され、その分
割点で前記シールドケース3に接続して同電位固
定とし、更に絶縁部6を形成してタンク2に収納
された構成となつている。
この絶縁クラスになると絶縁上および素体固定
も兼ねられることからシールドケースを用いるの
が合理的であり、以上説明のようにシールドケー
スが採用されるのである。
第1図図示の構成のものでは絶縁設計上採用可
能な絶縁クラスに限界があり、また第2図図示の
構成のものにおいてもより高い絶縁クラスになる
と素体とシールドケース間(集合板)絶縁部の絶
縁距離(厚さ)が増し、絶縁構成や取付構造(集
合板を含めて)が複雑となり、組立作業性やコン
パクト化に対し不利となる。
〔発明の開示〕
以上説明したように、シールドケースを備える
構成のものではより高い絶縁クラスになる程、絶
縁構成や取付構造が複雑になるので、後述のよう
にコンデンサ素体を2分割し、この2分割したそ
れぞれを2等分し、このそれぞれの中間点を引
込・引出端子とするとともに、シールドケースを
この2分割したそれぞれのコンデンサ素体の両端
と同電位に構成し、素体とシールドケース間絶縁
等を簡略化し、これによりコンデンサ装置の組立
作業性を改善し、コンパクト化を可能ならしめる
ものである。
以下第3図に示す実施例について説明する。
図において1はブツシング、2はタンク、3は
シールドケース、4は素体集合板、5は素体、6
はタンクとシールド間の絶縁部、7はシールドと
素体間の絶縁部である。
また第4図は第3図実施例の電気的説明図であ
る。素体5を構成する素子を4分割し、両端部
A,Bと中央部Cとをシールドケース3の電位と
し、更にこれらシールドケース3の電位間の各素
体中央点D,Eを入出力(引込・引出)部として
いる。シールドケースは板状あるいは網状あるい
は丸パイプの格子状、その他の構成のものでもよ
い。
上記の例では端子電圧をEとした場合、分割さ
れた素体における各電圧e1,e2はe1=e2=E/2と なるが、e1≠e2で、e1+e2=Eであつてもよい。
もちろん素体の集合方向に対し、段絶縁を施すこ
とが必要であるが、素体両端および中央部の対シ
ールドケース絶縁が大巾に簡略化され、素体固定
部の構造が簡単化され、素体とシールドケース間
絶縁構成が全体的に合理化されることになり、結
果的に絶縁性能を低下させることなく、コンデン
サ装置のコンパクト化をはかることができる。
なお上記の例ではA,B,C各3点とも電気的
にシールドケース3と接続しているが、C点は接
続しなくてもよく、また上記の例では、A,B間
の渡りをシールドケース3を利用しているが、電
流値によつては別にA,B間をリード線で接続し
てもよい。もちろんこの場合、A,Bそのいずれ
かをシールドケース3に電位固定すればよい。
第4図に他の実施例を示す。
この実施例では第2図の実施例に対して一方の
ブツシングがなく、一方の入出力部はタンク2の
電位に電位固定されている。
【図面の簡単な説明】
第1図はシールドケースを使用しない大地置コ
ンデンサの内部構造の一例を示す。第2図はシー
ルドケースを使用する従来の大地置コンデンサの
内部構造の一例を示す。第3図は本発明の一実施
例を示す。第4図は第3図実施例の電気的説明図
である。第5図は本発明の他の実施例を示す。 1…ブツシング、2…タンク、3…シールドケ
ース、4…素体集合板、5…素体(誘電体)、6
…タンクとシールド間の絶縁部、7…シールドと
素体間の絶縁部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コンデンサ素体全体をおおうシールドケース
    を有し、かつシールドケース全体が収納タンクと
    絶縁されているコンデンサ装置において、前記素
    体を任意に2分割し、この2分割したそれぞれを
    2等分し、それぞれ2等分した中間点を引込・引
    出端子とするとともに、前記2分割したそれぞれ
    の両端部をシールドケースと同電位にしたことを
    特徴とするコンデンサ装置。
JP5854283A 1983-04-02 1983-04-02 コンデンサ装置 Granted JPS59184509A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5854283A JPS59184509A (ja) 1983-04-02 1983-04-02 コンデンサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5854283A JPS59184509A (ja) 1983-04-02 1983-04-02 コンデンサ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59184509A JPS59184509A (ja) 1984-10-19
JPH04376B2 true JPH04376B2 (ja) 1992-01-07

Family

ID=13087326

Family Applications (1)

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JP5854283A Granted JPS59184509A (ja) 1983-04-02 1983-04-02 コンデンサ装置

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JP (1) JPS59184509A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03171611A (ja) * 1989-11-29 1991-07-25 Meidensha Corp 直列コンデンサ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59184509A (ja) 1984-10-19

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