JPH0437648Y2 - - Google Patents

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JPH0437648Y2
JPH0437648Y2 JP1985178148U JP17814885U JPH0437648Y2 JP H0437648 Y2 JPH0437648 Y2 JP H0437648Y2 JP 1985178148 U JP1985178148 U JP 1985178148U JP 17814885 U JP17814885 U JP 17814885U JP H0437648 Y2 JPH0437648 Y2 JP H0437648Y2
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JP
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cap
nozzle
adapter
aerosol
shaft
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JP1985178148U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエアゾール装置に関する。さらに詳し
くは、キヤツプを回転させるだけでノズルをキヤ
ツプから突出させ、およびキヤツプ内に格納する
ことができるエアゾール装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のエアゾール装置であつてノズルの長いも
のには、エアゾール缶の上端のバルブにノズルを
固定的に取りつけ、該ノズルが缶体の上下方向あ
るいは横方向に向いて延びたものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来のエアゾール装置では、使用しないと
きには長いノズルが邪魔になつて格納スペースを
多くとつたり、ノズルを物理的損傷や汚染から保
護するのが困難である。
本考案はかかる事情に鑑み、使用時にはノズル
が缶体の外方に突出し、不使用時には缶体の内部
に引き込めることができ、しかも前記ノズルの出
し入れ操作がきわめて容易なエアゾール装置を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、エアゾール缶の上端部に嵌着され
る略円筒状のアダプタと、該アダプタの上端の缶
軸から偏心した位置に基部が枢支され、水平面内
で回転自在に取りつけられた筒部の長い剛性を有
するノズルと、前記アダプタの外側に被せられる
ように缶軸を中心として回転自在に取りつけられ
たキヤツプとからなり、前記キヤツプの側壁に形
成されたガイド孔に前記ノズルの筒部が角度変化
自在に、かつ不使用状態でキヤツプの内部に収納
されるように出没自在に挿入された構成が採用さ
れている。
なお本明細書において缶軸とはエアゾール缶の
中心を縦方向に貫く軸心をいう。
〔作用〕
本考案においてキヤツプを回転させれば、キヤ
ツプのガイド孔に挿入されているノズルも、その
基部を中心として回転し、筒部の向きが変えられ
る。ノズルの回点中心は缶軸より偏心しているの
で、ノズルの筒部はキヤツプの回転動作によつて
缶体の外方へ突出され、また引き込められる。か
くして本考案においてはキヤツプを回転させるだ
けで、ノズルの出し入れ操作を行ないうる。また
ノズルの長さをキヤツプの内部に収納しうるよう
にしているので、キヤツプ内にノズルを引き込め
たとき、キヤツプによつてノズルの物理的損傷や
汚染を防止することができる。
さらにノズルが、エアゾール缶に固定されたア
ダプタに枢支されているので、押ボタンの押操作
によつて上下動することがなく、狙いが定めやす
い。
〔実施例〕
つぎに本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかわるエアゾー
ル装置Aの斜視図、第2図はエアゾール装置Aの
要部分解斜視図、第3図はアダプタ2の一部破断
斜視図、第4図および第5図はそれぞれノズル4
の構成を示す部分斜視図、第6図は不使用状態に
おけるエアゾール装置Aの部分断面側面図、第7
図は使用状態におけるエアゾール装置Aの部分断
面側面図である。
第1〜2図において1はエアゾール缶、2はア
ダプタ、3はキヤツプ、4はノズルである。エア
ゾール缶1はアルミニウムやブリキなどの金属製
の圧力容器であり、内部には殺虫剤、ゴキブリ駆
除剤、オイル、グリース、化粧品、医薬品、ペン
キその他の塗料などのエアゾール内容物が噴射剤
ととも入れられるようになつている。第3図に示
されるようにエアゾール缶1の上部にはマウンテ
イングキヤツプ5によりバルブ(図示されていな
い)が取りつけられており、そのバルブは具備す
るステム6を押し込んだり、傾倒すれば開弁して
封入されているエアゾール内容物を噴射しうるよ
うになつている。前記ステム6にはアダプタ2と
一体に成形された押しボタン7が嵌着されてい
る。アダプタ2は第4図に示されているように、
天板11を有する二重筒状の部材であつて内周壁
12と外周壁13とを有する。天板11および内
周壁12は中央部で横長に切り欠かれており、前
記押しボタン7を挿入させるスペースを構成して
いる。内周壁12は下端部に嵌合溝14が形成さ
れており、その嵌合溝14をマウンテイングキヤ
ツプ5の外周に弾力的に嵌着させることによりア
ダプタ2をエアゾール缶1に固定している。外周
壁13は天板11の周縁に垂設されており、その
下端部はエアゾール缶1の肩部15に当接されて
いる。なおエアゾール缶1がネツクイン缶のばあ
いはアダプタ2に内周壁を設けなくとも、外周壁
13の下端内面に嵌合突起を設けて、該エアゾー
ル缶のネツク部に嵌合せしめて固定してもよい。
前記押しボタン7は第3図に示されるように、
アダプタ2の内周壁12の一端に接続され、その
接続部分において薄肉に形成されたヒンジ16に
より上下方向に揺動自在に支持されている。押し
ボタン7の内部には前記ステム6に連通する内部
通路17が穿孔されており、その先端にはチユー
ブ18が接続されている。また押しボタン7の後
部には指を押し当てるために突起状に形成された
指押部19が設けられている。なお、外周壁13
における押しボタン7の前面に対応する部位には
製作上必要な開口21が設けられている。
アダプタ2の前記開口21の上部には、第4図
にも示されているように、ノズル4を回転自在に
支持するための台座22が設けられ、その台座2
2の中心部には支持孔23が穿孔されている。ノ
ズル4は長い筒部24と基部25とを有すると共
に、剛性を備えており、その基部25の下面には
短筒状の支軸26が形成されている。そして支軸
26を前記支持孔23に挿入することにより、ノ
ズル4が、水平面内で軸心O1まわりに回転自在
に支持されている。筒部24は内部にチユーブ1
8を通して保持するもので、たとえば第5図に示
されるような矩形断面のもの、あるいは第6図に
示されるような円筒断面のものなどが用いられ
る。なおいずれの形式の筒部24においても前記
チユーブ18にはノズル4を回転させるたびに捩
りが加わりやすいので、内部で自転が可能なよう
に緩く保持するよう構成される。そして筒部24
の先端にはチユーブ18の先端が臨ませられてい
る。前記チユーブ18は既述のごとく捩りが加わ
るので、充分な弾力性を有する材料のチユーブを
用いることが好ましい。また適切な回転シール手
段を用いて台座22と基部25とを連結し、チユ
ーブ18を用いずに剛性のあるパイプのみで筒部
24を構成してもよい。
キヤツプ3は第2図に示されるように蓋付き筒
状の部材であつて、天板31と周壁32とを有す
る。周壁32の一部には、前記ノズル4の筒部2
4を挿入しうるガイド孔33が穿孔されている。
そのガイド孔33の幅は、筒部24が周壁32に
対し斜めに交差した状態でも挿入可能なように充
分横長に形成されている。またキヤツプ3の前記
ガイド孔33と反対の側の部位における角度には
大きく切り欠かれた操作用の開口34が形成され
ている。キヤツプ3の内径は、前記アダプタ2の
外周壁13の外径と実質的に同一でアダプタ2の
外周に被せたとき、外周壁13に摺接して自由に
回転するようになつている。しかしキヤツプ3を
アダプタ2の外周に被せたとき、キヤツプ3は水
平面における缶軸O2まわりで回転させうる。
第1図には本実施例のエアゾール装置Aが組立
てられた状態が示されている。キヤツプ3のガイ
ド孔33にはノズル4の筒部24が挿入されてお
り、キヤツプ3はアダプタ2上で缶軸O2中心に
回転自在、ノズル4はアダプタ2上で缶軸O2
ら偏心した軸心O1まわりで回転自在となつてい
る。しかしてキヤツプ3を矢印A方向に回転させ
れば、ノズル4の筒部24がその向きを変えられ
るとともに、キヤツプ3内に引き込められる。ま
た逆にキヤツプ3を矢印B方向に回転させれば、
ノズル4をガイド孔33から外方に突出させう
る。前記のごとくしてノズル4を一杯突出させた
状態()が実線図示の状態であり、キヤツプ3
内に収納された状態()および途中の動作状態
()が鎖線でそれぞれ図示されている。
以上のごとくして、第2図に示されるようにノ
ズル4をキヤツプ3内に引き込められたときは、
ノズル4および指押部19はキヤツプ3によつて
外部から遮蔽され、物理的損傷や汚染から保護さ
れると共に誤操作を防止しうる。またノズル4を
外方に突出させたときは第7図に示されるよう
に、キヤツプ3の開口34の内部に押しボタン7
の指押部19が位置するので、矢印Fで示すごと
く押しボタン7を指で押し込めば、バルブを開弁
させてエアゾール内容物をノズル4から外部に噴
射させうる。
以上に本考案の好ましい実施例を説明したが、
本考案はその要旨を変更しない範囲で種々の変更
例を採用することができる。
〔考案の効果〕
本考案においては、使用するときはノズルが外
方に突出して使用しやすく、使用しないときはコ
ンパクトに収納することができる。しかも、ノズ
ルの出し入れ操作はキヤツプを回転させるだけで
あるので非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかわるエアゾー
ル装置Aの斜視図、第2図はエアゾール装置Aの
要部分解斜視図、第3図はアダプタ2の一部破断
斜視図、第4図および第5図はそれぞれノズル4
の構成を示す部分斜視図、第6図は不使用状態に
おけるエアゾール装置Aの部分断面側面図、第7
図は使用状態におけるエアゾール装置Aの部分断
面側面図である。 図面の主要符号、1……エアゾール缶、2……
アダプタ、3……キヤツプ、4……ノズル、7…
…押しボタン、33……ガイド孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エアゾール缶の上端部に嵌着される略円筒状
    のアダプタと、該アダプタの上端の缶軸から偏
    心した位置に基部が枢支され、水平面内で回転
    自在に取りつけられた筒部の長い剛性を有する
    ノズルと、前記アダプタの外側に被せられるよ
    うに缶軸を中心として回転自在に取りつけられ
    たキヤツプとからなり、前記キヤツプの外壁に
    形成されたガイド孔に前記ノズルの筒部が角度
    変化自在に、かつ、不使用状態でキヤツプの内
    部に収納されるように出没自在に挿入されてな
    るエアゾール装置。 2 前記アダプタの上端の、缶軸を挟んで前記ノ
    ズルの基部と反対側の位置にバルブステムを押
    し操作するための押ボタンが形成され、キヤツ
    プの上端の、缶軸を挟んで前記ガイド孔と反対
    側の領域に前記押ボタンを操作するための開口
    が設けられてなる請求項1記載のエアゾール装
    置。
JP1985178148U 1985-11-19 1985-11-19 Expired JPH0437648Y2 (ja)

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JP1985178148U JPH0437648Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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JP1985178148U JPH0437648Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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Publication Number Publication Date
JPS6287766U JPS6287766U (ja) 1987-06-04
JPH0437648Y2 true JPH0437648Y2 (ja) 1992-09-03

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ID=31120013

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JP1985178148U Expired JPH0437648Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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JPS6287766U (ja) 1987-06-04

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