JPH043758A

JPH043758A - 電子写真プリンター

Info

Publication number: JPH043758A
Application number: JP10480090A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Oshima; 利明大嶋; Hideo Uetake; 植竹　英夫
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 1990-04-20
Filing date: 1990-04-20
Publication date: 1992-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野コ本発明はトナーを使用する電子写真方式に蟇づくプリン
ターに関し、特に転写後の印刷用紙を、定着装置へ搬送
する搬送経路の改良に関するもの−のり０口従米の技術］従来の電子写真プリンターにおげろ、転写から定着まで
の紙搬送経路は、印刷用紙の裏百を支持する表面紙案内
によって、定着装置へ搬送するよ５に構成されていた。

また、印刷用紙の表面を案内する表面紙案内は、印刷面
に接触するとトナー像を乱すことから、紙づまつを防ぐ
だげのＭ動的な案内として、裏面紙案内に対し、２ｏＩ
ＩＩ１１程度の間隙を保ち配設されていた。

口発明が解決しようとする腺８コ以上述べたよ５な従来の構成による紙搬送経路において
は、紙の重量に頼った、弱いカでしか、印刷用紙を裏面
紙案内に沿わせることができるため、折れ曲がりや、カ
ールのある印刷用紙は、裏面紙案内からの浮きが発生す
る。こりような浮きが発生すると、印刷用紙が定着装蓋
忙スムースに人いらなくなり、トナー像が乱れたり、表
面紙案内に接触して、トナーこすれとなるという問題を
有していた。また、印刷用紙が定着装置を一度通過した
場合、紙カールの発生は必然である。したがって、従来
構造の紙搬送経路では、定着装置を２度通過させること
により達成される両面印刷において、印刷孔れのないプ
リンターを提供することは非常に困難なものとなってい
た。また従来の紙搬送経路では、印刷用紙の重さに頼っ
て、印刷用紙を定着装置へ案内するため、裏面紙案内を
重力下方に配設しなげればならないというレイアウト上
の制約を有し、プリンターの小形化や操作性向上のため
の＃４造変更の大きな障害となっていた本発明の目的は
以上述べた転写後の印刷用紙を定着装置まで搬送する経
路における、印刷用紙汚れやトナー像の乱れを無（すこ
と。これＫよって印刷孔れのない両面印刷を可能とする
こと。さらにはプリンターレイアウトの制約となり、プ
リンターの大形化の主要因となっていた紙壁送経路にレ
イアウトの自由度を与えることによってプリンターの小
形化を達成することにある。

［課題を解決するための手段］以上述べた目的を達成するため、転写後の印刷用紙を定
着装置へ案内する紙搬送経路において、請求項（１）記
載の発明は、印刷用紙を案内する紙案内に、印刷用紙の
裏面を吸引する吸引口を設けたことを特徴とする請求項
（２）記載の発明は、印刷用紙の表面に空気を吹き出す
吹き出し口を紙案内に設けたことを特徴とする請求項（
３）記載の発明は、紙案内に、吸引口と吹き出し口とを
設けたことを特鷲とする。

［冥施例コ以下本発明を適用した電子写真プリンターの一冥施例を
示す第１図〜纂５図及び紙保持力特性を示す第６図を用
いて説明する。この実施例では、吸ぢ［口と吹ぎ出し口
とを設けである。第１図は本冥施例の電子写真プリンタ
ーの一断面図である。

感光ドラム１の上方に現ｉ装置２、右下方に帯電装置７
．除電装置６．下方に感光ドラム１上の残留トナーをク
リーニングするためのクリーニング装置４及び廃トナー
回収容器５をそれぞれ配設しこれらを一体的に形成しプ
ロセスユニット８として構成し、プリンター本体からプ
ロセスユニット８が脱着できるようにしである。また、
感光ドラム１の左方に転写装置３、上方に紙入ロローラ
３２、紙先端検出器３１、給紙装置３５．５６を配設し
、下方に定着装置３５．排紙ローラ５４、右方に潜像形
成装置９を配設している。そして転写後の印刷用紙を定
着装＆／１３３へ基円する紙侵送経路には、裏面紙案内
１０の中央付近において、矢印Ａ方向に空気を吸い込む
吸引口１３を設けである。また、吸引口１５を７アン１
２と接続する吸引７−ド１１が設けである。さらに、表
面紙案内１８をプロセスユニット８の廃トナー回収容器
５の近傍に一体的に構成し、表面紙案Ｐｇ１ａの中央付
近において、吸引口１５と対抗する位ＭＫ’２気を矢印
Ａ方向に吹き出す吹き出し口１７を設けである。また、
吹き出し口１７へ空気を送り出す吹き出しフード１６が
設けられている。そして、紙先鋪検出器３１２紙入ロロ
ーラ３２．転写装置３ル裏面紙案内ｉ０．吸入口１３．
吸入フード１１、吸入ファン１２．定着装置５３．排紙
ローラ３４は開閉ケース３０に一体的に取り付けられて
いる。

以上の構成による一連の印刷工程を説明する。

プリンターが印刷指令を外部から受けると、給紙装置３
５から印刷用紙３７が紙入ロローラ３２まで送られる。

また印刷指令により、感光ドラム１が回転を始め、ファ
ン１２も回転を始める。そして紙入コロ−２３２０回転
により印刷用紙５７は感光ドラム１へ送られ、潜像形成
装置９は感光ドラムへの潜像形成を開始し、現像装置２
によってトナー像が形成され転写装置６によって感光ド
ラム１上に形成されたトナー像が印刷用紙６７に転写さ
れる。その後、印刷用紙３７は、裏面紙案内１ｏｆ）＠
肩口１５の吸引力と、表面紙案内１８の吹き′出し口１
７からの吹き川し力によって裏面紙案内１０に密着して
進み、定着装置３３ヘスムースに進入してい（。そして
未定着トナーが定着され、排紙ローラ５４によって排出
される。

本実施例は、吸引用のファンと吹き出し用のファンとを
ひとつの７アン１２で兼用している。これについて、第
２図〜第４図を用いて説明する。

第２図は、プリンターを側面からみた奴引フード１１と
吹き出しフード１６とをＭｕするＨａフード１４，１９
を示したもので、ファン１２の吹キ出しの空気を開閉ケ
ースｓｏ側の接続フード１４によって、本体５８側の接
読７−ド１９と接続しプロセスユニット８の吹き出しフ
ード１６へ接続するようになっている。第３図は第２図
の状態から開閉ケース３ｏを開げた状態を示したもので
、開閉ケース３０１！！１の接続７−ド１４の先端には
、密閉性を確保するための７ランジ１５が形成されてい
る。また、本体側の接続７−ド１９には、苫封のための
弾性部材を有する本体フランジ２゜が設けである。さら
に、第４図は、第６図の８閉ケース５０を矢印ｑ方向か
ら見た図であり、吸入０１３、収入７−ド１１．ンアン
１２．翔閉ケース５０＃ｆ）ｇＶｅ７　　）−１４の位
置関係を示している。そして第５図は第３図の矢印Ｐ方
向から見た図であり、プロセスユニット８における吹き
出し口１７と吹き出し７−ド１６及び本体３８劇の接続
フード１９の位置関係を示している。プロセスユニット
８の吹き出しフード１６と、本体ｒＩ８−の接続フード
１９との間には、密封性を碍るための弾性状のシール２
２が設げられている。

以上述べた実施例による実験結果である、転写から定着
までの紙敢送経路における紙の浮き刀と、＃、押えカと
の関係を第６図を用いて説明する。

第６図において左側の縦線は裏面紙案内１ｏの位置を示
し、目盛りは裏面紙案内１ｏへ紙を密着させよ５とする
力、すなわち紙押えカを表わす。右動の縦線は表面紙案
内１８の位置を示し、裏面紙案内１０と表面紙案内１８
との間隔は、ｉｏ九ｍとなっている。そして、カール等
によって、裏面紙案内１ｏより紙が浮こうとする紙の浮
きカは、最大で約２０　ｇｆ　となり破線で示す。この
紙の浮き力に対抗し、裏面紙翼内１ｏに紙を押える紙押
え力は、裏面紙案内１０側の吸引による力とし又の紙押
え力Ａのカーブと、表面紙案内１８１１ｉ！ｌの吹き出
しくよる力としての紙押え力Ｂのカーブとの合計、すな
わち紙押え力Ｃのカーブとなる。この図で示すように本
実施例の場合、裏面紙案内１゜劇のｇ＆引による力Ａだ
けでは裏面紙案内１ｏがらの組陥が騒れると急激に減少
するために、紙の浮き力に対して紙押え力が不足する。

また、表面紙案内１８の吹き出しによる力は裏面紙案内
１ｏの表面で最少となり、紙を押さえるカとじて余裕が
無く不安定なものとなる。

そこで、本実施例は、吸引口と吹き出し口の両方を設け
ることによって、紙押え力Ｃのカーブを得、紙の浮き力
に対抗して十分に余裕を持った紙押え力を得たものであ
る。しかも、本実施例によれば、吸引と吠き出しを１つ
の７アン１２で、流路を閉ループにすることＫより達成
しているのでコストが安く、小形化も可能となっている
。また、空気を外に吹き出さないことから、トナー飛散
等の問題も発生しない装置となっている。さらに、本案
施例のように、感光ドラム１に対し、定着装置５３が下
方にあるようなプリンターにお（・では、感光ドラム１
と、定着装置３３との間に、定着装置３６から発生する
熱の上昇を、しゃ断するように空気流が発生するため、
熱に弱℃・電子写真プロセス要紫の温度上昇を防止する
こと力１できるという効果を有するものである。

以上吸引と吹き出しとにより、紙を押えることの擾位性
について述べてきたが、ファン１２の）ぐワーをアップ
して紙押え力をあげることで吸フ［又は炊き出しの一一
方によっても紙を安定して保持することは可能である。

なお、吹き出しによって未転写のトナー像の乱れや、ト
ナー飛散が発生するか調査した所、本実験においては全
く問題のな（・ことが確認できて−・る。

また風の流れがスムースなるように本冥施例においては
、吸引口より吹き出し口の口の大きさを小さくしである
。

［発明の効果コ以上述べたように本発明によれば、電子写真プリンター
におけるトナー像乱れや、トナーこすれの主原因であっ
た、転写から定着までの紙搬送経路における、トラブル
を解消し、紙カールが必ず発生する両面印刷においても
スムースに紙を搬送することができ、良好な印字が安定
して得られるプリンタを提供するとともに、重力下方に
しか配設することのできなかった紙案内のレイアウトに
自白式を与え、従来考えることのできないよ、うなレイ
アウトのプリンターを提供でき、それにより大幅な装置
の小形化をも達成することができる

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の電子写真プリンターの一実施例を示す
ｗ断面図。第２図は本発明のｙ子写真プリンターの一実施例の吸引
フードと吹き出しフードとをＭ　Ｊする接続フードを示
す側面図。第３図は本発明の電子写真プリンターの一実施例のメン
テナンス時の側面図。第４図は本発明の電子写真プリンターの一実施例の裏面
紙案内を示す正面図。纂５図は本発明の電子写真プリンターの一実施例の表面
紙案内を示す正面図。第６図は本発明の紙保持力特性を示す図。１・・・・・・・・・感光ドラム２・・・・・・・・・現像装置５・・・・・・・・・転写装置１０・・・・・・・−・基面紙案内１１・・・・−・・・・吸引フード１２・・・・・・・・・ファン１５・・・・・・・・・吸引口１４・・・・・・・・−前ケース接続フード１６・・・
・・・・・・吹き出しフード１７・・・・・−・・・吹
き出し口１８・・・・・・・・・表面紙案内１９・・・・・・・−・本体接屁フード第１図第４図第３図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）トナー像を保持する感光ドラムと、該感光ドラム
上にトナー像を形成する現像装置と、前記トナー像を印
刷用紙に転写する転写装置と、前記印刷用紙に転写され
たトナー像を定着する定着装置と、前記印刷用紙を前記
定着装置へ案内する紙案内とを有する電子写真プリンタ
ーにおいて、前記印刷用紙の裏面を吸引する吸引口を前
記紙案内に設けたことを特徴とする電子写真プリンター
。
（２）トナー像を保持する感光ドラムと、該感光ドラム
上にトナー像を形成する現像装置と、前記トナー像を印
刷用紙に転写する転写装置と、前記印刷用紙に転写され
たトナー像を定着する定着装置と、前記印刷用紙を前記
定着装置へ案内する紙案内とを有する電子写真プリンタ
ーにおいて、前記印刷用紙の表面に空気を吹き出す吹き
出し口を前記紙案内に設けたことを特徴とする電子写真
プリンター。
（３）トナー像を保持する感光ドラムと、該感光ドラム
上にトナー像を形成する現像装置と、前記トナー像を印
刷用紙に転写する転写装置と、前記印刷用紙に転写され
たトナー像を定着する定着装置と、前記印刷用紙の裏面
を案内する裏面紙案内と、印刷用紙の表面を案内する表
面紙案内とを有する電子写真プリンターにおいて、前記
印刷用紙の裏面を吸引する吸引口を前記裏面紙案内に設
けると共に、前記印刷用紙の表面に、空気を吹き出す吹
き出し口を前記表面紙案内に設けたことを特徴とする電
子写真プリンター。