JPH0437553A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH0437553A
JPH0437553A JP14369290A JP14369290A JPH0437553A JP H0437553 A JPH0437553 A JP H0437553A JP 14369290 A JP14369290 A JP 14369290A JP 14369290 A JP14369290 A JP 14369290A JP H0437553 A JPH0437553 A JP H0437553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
ink
control
printing head
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP14369290A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Fujii
藤井 雅彦
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP14369290A priority Critical patent/JPH0437553A/ja
Publication of JPH0437553A publication Critical patent/JPH0437553A/ja
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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、インク流路中に設置された圧力発生部から発
生する圧力によってインクドロップを噴射し、記録を行
うインクジェット記録装置に関する。
[従来の技術1 従来、上記インクジェット記録装置として、特開昭54
−59139に圧力発生手段として電気−熱変換素子(
ヒーター)をインク流路中に設置し、このヒーターの発
熱により発生する蒸気バブルの圧力によってインクドロ
ップを噴射させ記録を行う装置(以下サーマルインクジ
ェット記録装置と記す)が開示されている。この記録装
置はその構造的特徴から高密度で高速記録が十分可能で
あり、かつマルチノズルの実現が極めて容易であるため
近年注目を集めている。
しかしながら上記従来技術の場合には次のような問題点
を有−している。すなわち噴射されたインクドロップ量
が一定であると、例えば異なる記録媒体に記録を行う場
合、記録媒体によってドツトが形成される表面の状態、
及び表面構造が違うのでドツトの広がり方が異なり、あ
る所望の解像度に対応したピッチでノズルが複数配置さ
れている場合や、走査手段がピッチに対応して移動する
場合、画像の抜けやインクのにじみが生じ、結果として
著しい画質の劣化が生じてしまう。
上記の問題点を解決し得るものとして特開昭63−64
316には、ドロップの広がりが比較的小さい記録媒体
(例えば0)−IPレシートに対しては、2個以上のド
ロップで1つのドツトを形成する方法が開示されている
。しかし、この場合には複数のドロップを同一場所に噴
射させるため記録速度の低下を招くことになる。
また、特開昭54−123034には、一つの記録装置
が径の異なるノズルを複数持ち、噴射されるドロップ量
を変える方法が示されている。この方法に従って、記録
媒体上でのドツトの広がり方に対応したドロップ量を噴
射する径の異なるノズルを複数用意することによって、
記録速度を低下させることなく上記問題を解決すること
ができる。しかし、この場合には常時使用しないノズル
を複数用意しなければならず、製造コストの上昇や装置
の大型化につながる。対応できる記録媒体の種類を増加
させればこの傾向はさらに強くなる。
」発明が解決しようとする課題】 そこで本発明は、上記従来技術の問題点を解決しようと
するもので、その目的とするところは、ドツトの広がり
方が異なる記録媒体においても、画像の抜けやにじみが
生じない高画質な画像を形成できるインクジェット記録
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段1 このため本発明は、インクドロップ噴射部(以下プリン
トヘッドと記す)の温度によってインク物性や圧力発生
状態が異なり、噴射ドロップ量が変化することを利用し
て、画像信号に応じてインク流路中に発生する圧力によ
ってインク滴をノズルから噴射し、記録を行うプリント
ヘッドを有するインクジェット記録装置において、前記
プリン\/、 トヘトの温度を制御する温度制御手段と、この温度制御
手段の制御温度を設定する温度設定手段とを具備したこ
とを特徴とするインクシェド記録装置。
L作用J 本発明においでは温度設定手段によって設定された温度
に、温度制御手段によってプリントヘッドの温度を制御
し、インク物性変化や圧力発生状態変化を起こし噴射ド
ロップ量を変化させ、ドツトの広がり方が異なる記録媒
体においても最適な大きさのドツト径を得るものである
[実施例] 以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は実施例のサーマルインクジェットプリントドツ
トの断面図、第2図はその斜視図、第3図は温度制御手
段と温度設定手段との接続を示すブロック図である。図
において1はプリントヘッドであり、インク供給口2か
らインク流路9にインク10を供給し、電極(図示せず
)からの電圧パルスを流路中に設置されたヒーター7に
印加する。
ヒーターの発熱により発生する蒸気バブルの圧力によっ
てノズル6よりインクドロップ8が噴射し、記録媒体(
図示せず)に到達して記録を行う。
プリントヘッドにはインク流路近傍に温度検出部11と
発熱部12を備えられ、この温度検出部11がらの信号
により、コントロール部14はプリントヘッド1の温度
が設定された制御温度になるように発熱部に信号を送る
。この温度制御の具体的方法については、同業者によっ
て容易に実施可能であるのでここでは省略する。コシト
ロール部14にはブリシト制御部(図示せず)、あるい
は記録装置の操作パネル(図示せず)なとの温度設定部
16から制御温度切り換え信号15が入力され、制御温
度が設定される。
次にサーマルインクジェット記録装置における具体的実
施例を説明する。
解像度4000PIに対応するピッチ(63,sllm
)で128個のノズルが配列されたブリシトヘッドを作
製した。このプリントヘッドは温度35°Cにおいて2
4.3ρ1(ρ1=10  m)のドロップ量を噴射す
るよう、また、サーマルインクジェット記録装置に必要
な伯の特性を満足するようにヒーターの太きさや流路に
おける位置、ノズル径などが実験的回帰手法によって以
下のように決められた。ノズル径27¥1m、ヒーター
からノズルまでの距離120¥1m、ヒーター がらイ
ンク室までの距離110pm、ヒーター幅25pm、ヒ
ーター長さ105p105p、3plというドロップ量
はドツトの広がり係数(ドロップ径とドツト径の比)が
2.5である紙(普通紙)において、400DPIのピ
ッチ63.5μmをドツトですき間なく埋めるのに最適
なドロップ量である。
このプリントヘッドにおけるヘッド温度と噴射されるド
ロップ量との関係を第4図に示す。すなわち温度1°C
の上昇に対し、ドロップ体積は2.2ρ1増加する。
次にこのプリントヘッドを搭載した記録装置を使用して
、上記広がり係数2.5の普通紙の他にシリカコート紙
、それにインクジェット用○HPシートを採用した。そ
れぞれの記録媒体のドツトの広がり係数の平均実測値と
、これより算出される最適ドロップ量は次表のようにな
る。
従って第4図と上記表よりシリカコート紙に対してはヘ
ッド温度を40°Cに設定すれば最適なドロップ量が得
られ、すき間なく画像を埋めることが出来る。同様にO
HPシートに対しては49°Cにヘッド温度を設定すれ
ば良い。
温度検出部として白金測温抵抗体(ptiooΩ)、発
熱部として面状発熱体を用い、温度設定手段として、記
録装置上に手動で上記3つの温度を選択、設定できるス
イッチを設けた(スイッチには温度ではなく対応する記
録媒体名が表示しである)。
このようにして装置オペレーターは使用する3つの記録
媒体のうちどれを使用するがを判断し、ヘッド温度を選
択することができる。
尚、いずれの制御温度下においでも流路中のヒーターに
印加する電圧パルスの条件は電圧27V、パルス幅3p
sec、パルス間隔250psecである。インクは水
60wt%、ジエチレングリコール39wt%、染料1
 wt%で構成されるものを使用した。
この実施例では3つの記録媒体に対して3つの温度設定
を行ったが、記録媒体と設定温度の数はこれに限定され
るものではない。また、さまざまな広がり係数を持つ記
録媒体に対応するため、設定温度を連続的に変えられる
ようにしてもかまわない。
また、温度設定手段として、記録媒体の厚み、光透過度
などから自動的に記録媒体の種類を判別し、コントロー
ル部に制御温度を設定こともできる。
さらには中間滴記録の濃度をインク滴の大きさによって
制御す゛る時には、温度設定手段は画像の濃度信号によ
って、設定温度を変えるものでもよい ここではヒフターの発熱によって発生する蒸気バブルの
圧力によってインクドロップを噴射するサーマルインク
ジェット記録装置を実施例にあげたが、圧力発生手段と
して電気−機械変換素子(電歪素子)を使用するピエゾ
オンデマンドイシクジェット記録装置など、温度によっ
て噴射されるドロップ量が変化するインクジェット記録
装置であれば方式によらず、本発明が適用できる。
[比較例1 上記実施例で用いた言己録装置と同じ記録装置において
、ヘッド温度の制御温度選択手段(手動スイッチ)を設
置せず、あらかじめコントロール部に40°Cの制御温
度のみを設定した記録装置を製作した。この記録装置で
実施例と同じように普通紙、シリカコート紙、OHPシ
ートに画像を印字したところ、シリカコート紙に対して
は高品質な画像が得られたが、普通紙に対しては画像の
にじみが生じ、又OHPシートではドツトが小さくなり
、ラインがつながらなかったり、ベタ画像にすき間が多
くみられた。
尚、温度制御手段としては、プリントヘッド内部のイン
ク流路に接して、各インク流路に共通の加熱手段を設け
てもよいし、また圧力発生のためのモーターを電気的に
制御してもよい。
L発明の効果] 本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、ドツトの
広がり方が異なる記録媒体に対しても簡単一な方法で最
適のドロップ量を噴射することができるので、ドツトの
抜けやにじみのない高品質な画像の印字が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るインクジェット記録装置の一実施
例を示すプリントヘッドの断面図、第2図は同ブリシト
ヘッドの斜視図、第3図は温度制御の方法を示す説明図
、第4図はヘッド温度と噴射されるドロップ量との関係
を示すグラフである。 [符号の説明] 110.プリントヘッド 308.チャネル基板 401.ヒーター基板 511.インク室 609.ノズル 750.ヒーター 890.インクドロップ 906.インク流路 11 、、、温度検出部 12 、、、発熱部 13 、、、  リード線 14 、、、  コントロール部 15 、、、制御温度切り換え信号 16 、、、温度設定手段 特許出願人 富士ゼロックス株式会社 代 理 人 小1)富士雄 半周  明 第1図 第3図 第2図 第4図 噴射ドロップjl (pi) ヘッド温度(0c)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画信号に応じてインク流路中に発生する圧力によ
    ってインク滴をノズルより噴射し、記録を行うプリント
    ヘッドを有するインクジェット記録装置において、前記
    プリントヘッドの温度を制御する温度制御手段と、この
    温度制御手段の制御温度を設定する温度設定手段とを備
    えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
JP14369290A 1990-06-01 1990-06-01 インクジェット記録装置 Pending JPH0437553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14369290A JPH0437553A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14369290A JPH0437553A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0437553A true JPH0437553A (ja) 1992-02-07

Family

ID=15344743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14369290A Pending JPH0437553A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 インクジェット記録装置

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JP (1) JPH0437553A (ja)

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