JPH04369573A - カラーインクリボンおよびカラープリンタ - Google Patents

カラーインクリボンおよびカラープリンタ

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JPH04369573A
JPH04369573A JP3147580A JP14758091A JPH04369573A JP H04369573 A JPH04369573 A JP H04369573A JP 3147580 A JP3147580 A JP 3147580A JP 14758091 A JP14758091 A JP 14758091A JP H04369573 A JPH04369573 A JP H04369573A
Authority
JP
Japan
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color
line
ribbon
printing
black
Prior art date
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Pending
Application number
JP3147580A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Isobe
稔 磯部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US07/898,091 priority patent/US5248209A/en
Priority to DE69205220T priority patent/DE69205220T2/de
Priority to EP92110413A priority patent/EP0519506B1/en
Publication of JPH04369573A publication Critical patent/JPH04369573A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/16Multicolour arrangements
    • B41J35/18Colour change effected automatically

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカラーインクリボンお
よびインクリボンを使用するシリアル方式のカラープリ
ンタに関する。
【0002】
【従来の技術】カラープリンタに用いられるインクリボ
ンとしては、 (1)特開平2−4565号公報に示すように、リボン
の長手方向に沿って用紙幅(またはスペーシング幅)以
上の長さでブラック、シアン、イエロー、マゼンタの各
色が配列されたもの (2)特公平1−56678号公報の第1図に示すよう
にリボンの全幅を3段に区分し、各段にブラック、シア
ン、イエロー、マゼンタの各色が配列されたもの(3)
実開昭61−102557号公報に示すようにリボンを
上段と下段に区分し、上段はすべて黒色とし、下段は長
手方向に沿ってイエロー、マゼンタ、シアンの各色が配
列されたもの が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記(1)のものはカ
ラー印刷する場合にインクリボンを長手方向に3回移送
しなければならないためリボン送りに時間がかかりすぎ
る欠点がある。また使用頻度の高い黒色の面積が比較的
少ないのでリボンの利用効率が悪い欠点がある。
【0004】また前記(2)のものは(1)のものに比
べて高速になるが、特公平1−56678号に示すよう
に1色分の発熱素子を持つサーマルヘッドを用い1色印
刷する毎にリボンをシフトする方法ではシフト機構が複
雑になる欠点がある。また黒色の印刷は3色の重ね合わ
せで行うため時間がかかるうえ真黒にならない。これに
対して黒単色の段を追加し更に4色分の発熱素子を持つ
サーマルヘッドを用いることもできるが、このようにす
るとカラー印刷は高速になるが黒色印刷のとき1色分の
発熱素子しか利用できず、4色分の発熱素子を有しなが
ら黒色印刷時には印刷速度が向上しない欠点がある。ま
た上記(1)と同じく使用頻度の高い黒色の面積が比較
的少ないのでリボンの利用効率が悪い欠点がある。
【0005】また(3)のものは使用頻度の高い黒色の
面積が多く割り当てられている点でリボンの使用効率が
他のものより良いがカラー印刷の時には上記(1)と同
じく印刷速度が遅い欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記欠点を除去するため
第1の発明インクリボンは、リボンの長手方向に沿って
用紙幅以上の長さで交互に区分されたカラー領域と黒領
域を設け、カラー領域は更にリボンの幅を複数に区分し
各区分に異なる色(Y、M、C)のインクを含浸または
付着させ、また黒領域は全幅に黒色のインクを含浸また
は付着させた構成とした。
【0007】また第2の発明のカラープリンタは、印字
ヘッドをスペーシングしながら印字素子を駆動しインク
リボンのインクを用紙に転写して印刷を行うカラープリ
ンタにおいて、前記インクリボンはリボンの長手方向に
沿って用紙幅以上の長さで交互に区分されたカラー領域
と黒領域を設け、カラー領域は更にリボンの幅を複数に
区分し各区分に異なる色(Y、M、C)のインクを含浸
または付着させ、また黒色領域は全幅に黒色のインクを
含浸または付着させたカラーインクリボンであり、前記
印字ヘッドはこのカラーインクリボンのリボン全幅にわ
たって印字素子を設けた構成とした。
【0008】
【作用】第1の発明のインクリボンは、カラー領域がリ
ボンの幅を複数に区分し各区分に異なる色(Y、M、C
)のインクを含浸または付着させているので、リボン送
りせず用紙送りだけで全色のカラー印刷ができ、カラー
印刷が高速になる。また黒色に対し多くの幅を割り当て
たので、リボン送りせず黒色を連続してあるいは複数行
同時に印字することができ、このため高速に印字できる
。またカラーに比べて黒色の使用頻度が高い文章印刷の
場合にはインクの使用効率が向上する。
【0009】また第2の発明のカラープリンタでは、こ
の第1の発明のインクリボンの全幅にわたって印字素子
を設けた印字ヘッドを用いたので、カラー印刷時には各
色ごとにリボン送りすることなく紙送りのみで全色を印
刷することが可能となり高速印刷が可能となる。また黒
色印刷時には複数行の印字を同時に完了させることがで
きるのでカラー印刷より更に数倍高速に印字可能となる
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部斜視図、図2
は図1に示す一実施例により印刷される各種印刷パター
ンを示す印刷パターン説明図である。同図において1は
用紙、2は5行分の発熱素子を形成したサーマルヘッド
、3はインクリボンであり、インクリボン3は用紙1の
幅と同じ長さのカラー領域4と黒色領域5とがリボン長
手方向に沿って交互に形成されており、更にカラー領域
4はインクリボン3の幅を2行分ずつ3帯に区分されそ
れぞれの区分にはシアン、マゼンタ、イエローの熱溶融
性インクあるいは熱昇華性インクが各色別に塗布され、
黒色領域5にはインクリボン3の6行分全幅に黒色の熱
溶融性インクあるいは熱昇華性インクが塗布されている
【0011】上記実施例に示すカラープリンタは基本的
には図2のパターン(1)、(2)、(3)に示すよう
に3通りの印刷パターンを有する。すなわち第1パター
ン(1)はカラーイメージ印刷であり、第2パターン(
2)はカラー文字印刷であり、第3パターン(3)はモ
ノクロームなイメージおよび文字印刷である。
【0012】まず第1パターンの場合を説明する。第1
パターンのカラーイメージ印刷の場合は後述のカラー文
字印刷(文字の行間隔を1/5″あるいは1/6″と限
定する)と用紙の行送りの幅と印字ヘッドの発熱素子の
駆動領域が異なる。
【0013】すなわちカラーイメージ印刷の場合イエロ
ー、マゼンタ、シアンの3カラー領域の合成には図2の
パターン(1)に示すように用紙を4回の等間行送りで
d/2(1行に相当)で行われるようになっており、こ
れによりカラーリボンを上下にシフトすることなく全面
カラー印刷ができる。
【0014】一方行間隔の限定されているカラー文字印
刷の場合は図2のパターン(2)に示すようにカラーイ
ンクリボンの3つの領域が文字の行送り間隔d(2行に
相当)と略等しいのでイエローを印刷後は行送りを2回
行うことにより3色の合成は完了する。
【0015】またカラー文字が特殊に大型化した場合は
上記カラーイメージ印刷のパターン(1)で印刷すれば
よい。
【0016】モノクロームの印刷を行う場合は図2のパ
ターン(3)に示すようにモノクロームイメージあるい
はモノクローム文字は黒色領域の全幅に対応した印字ヘ
ッドがイメージとして必要な領域を1回であるいは数回
に分割して、リボン送り、用紙送りしないで印刷する。 文字についても1行分あるいは3行分を1回であるいは
数回に分割してリボン送り、用紙送りなしで印刷するこ
とができる。
【0017】次にこの発明における第1パターンの印刷
、カラーシメージの印刷について先ず説明する。
【0018】まずカラー領域4を用紙1の前に繰り出し
次に用紙1の第1行目をイエローの色の前に位置させる
。次にサーマルヘッド2をスペーシングさせながら第1
段目(最下段)下段の発熱素子を第1行目のイエローの
印刷データに応じて発熱させる。これにより用紙1の第
1行目にはイエローが印刷される。
【0019】次にインクリボン3を移送し、次のカラー
領域4を用紙1の前に繰り出し、更に用紙1を1行改行
し第1段目の発熱素子を第2行目のイエローの印刷デー
タに応じて発熱させる。これにより用紙1の第2行目に
はイエローが印刷される。
【0020】次に用紙1を1行改行し、サーマルヘッド
2をスペーシングさせながら第1段目の発熱素子を第2
行目のイエローの印字データに応じて発熱させる。これ
により用紙1の第1行目と第2行目にはイエローが印刷
される。
【0021】次にインクリボン3を移送し次のカラー領
域4を用紙1の前に繰り出し、用紙1を更に1行改行し
、サーマルヘッド2をスペーシングさせながら第3段目
の発熱素子を第1行目のマゼンタの印刷データに応じて
発熱させ、第1段目の発熱素子を第3行目にはイエロー
の印刷データに応じて発熱させる。これにより用紙1の
第1行目にはイエローの上にマゼンタが印刷され、第3
行目にはイエローが印刷される。
【0022】次にインクリボン3を移送し、次のカラー
領域4を用紙1の前に繰り出し、更に用紙1を1行改行
し、第3段目の発熱素子を第2行目のマゼンタの印刷デ
ータに応じて発熱させ、第1段目の発熱素子を第4行目
のイエローの印刷データに応じて発熱させる。これによ
り用紙1の第2行目のイエローの上にマゼンタが印刷さ
れ、第4行目にはイエローが印刷される。
【0023】次に用紙を更に1行改行しサーマルヘッド
2をスペーシングさせながら第3段目の発熱素子を第2
行目のマゼンタの印刷データに応じて発熱させ、第1段
目の発熱素子を第4行目のイエローの印刷データに応じ
て発熱させる。これにより用紙1の第2行目のイエロー
の上にマゼンタが印刷され、第4行目にはイエローが印
刷される。
【0024】次にインクリボン3を移送し次のカラー領
域4を用紙1の前に繰り出し、用紙1を更に1行改行し
、サーマルヘッド2をスペーシングさせながら上段の発
熱素子を第1行目のシアンの印刷データに応じて発熱さ
せ、第3段目の発熱素子を第3行目のマゼンタの印刷デ
ータに応じて発熱させ、第1段目の発熱素子を第5行目
のイエローの印刷データに応じて発熱させる。これによ
り用紙1の第1行目にはイエロー、マゼンタの上にシア
ンが印刷され、第3行目にはイエローの上にマゼンタが
印刷され、第5行目にはイエローが印刷される。
【0025】このようにして第1行目にはイエロー、マ
ゼンタ、シアンの3色が印刷され、この後は同様にして
インクリボン3を移送し次のカラー領域4を用紙1の前
に繰り出し1行改行する毎に各行の各色の印刷データに
したがって第1段目、第3段目、第5段目の発熱素子を
全て発熱させれば1行単位でカラー印刷が行える。
【0026】また印刷すべき最終行のイエローが印刷さ
れ終ると更に4回のリボン送りと4回の行送りを行うこ
とにより全ての印刷すべき行のカラー印刷が完了する。
【0027】また黒色のイメージ印刷する場合には、ま
ずインクリボン3の黒色領域5を用紙1の前に繰り出し
、印刷すべき第1行目を第5行目の発熱素子の前に位置
づける。この後サーマルヘッド2をスペーシングさせな
がら第1段目から第5段目までの全ての発熱素子をカラ
ーイメージ印刷の5行分の印刷データに応じて発熱させ
る。次にインクリボン3の次の黒色領域5を用紙1の前
に繰り出し、5行改行し、再びサーマルヘッド2をスペ
ーシングさせながら第1段目から第5段目までの発熱素
子を5行分の印刷データに応じて発熱させる。このよう
にして黒色のイメージ印刷では1回のリボン送りにより
5行ずつ印刷が行われる。これに対して黒色の文字印刷
の場合は3行分となる。
【0028】なおリボン送りはカラー領域4と黒色領域
5の長さが一定であれば、その長さだけ正確に移送する
ことでカラー領域4と黒色領域5を用紙1の前に位置づ
けることができるが、インクリボン3にカラー領域4と
黒色領域5の境界を示す金属箔を付け発光素子の光を金
属箔で反射させ受光素子で受光して境界を検出し各領域
が用紙1の前に位置するように制御してもよいし、該イ
ンクリボン3の一部に孔を穿ち、発光素子の光をこの孔
から通過させ受光素子で受光して境界を検出するように
して制御してもよい。またカラー領域4(特にイエロー
が望ましい)と黒色領域5の反射率の違いを受光素子で
検出して上記各領域が用紙1の前に位置するように制御
してもよい。
【0029】また前記実施例では熱溶融性インクを用い
たが、マルチ印刷可能なインクを用いることもできる。 この場合にはマルチ印刷可能なインクは連続して数回使
用できるので最初の5回と最後の5回のリボン送りを省
略しリボン送りによる待ち時間を短縮することができる
。なおマルチ印刷可能なインクとして熱溶融性インクを
用いることもできるが、油性インクを用いることもでき
この場合には印字ヘッドとしてワイヤドット印字ヘッド
を用いるとよい。
【0030】図3は上記実施例のインクリボンを用いた
熱転写カラープリンタの制御回路のブロック図である。 同図において、6はシアン、マゼンタ、イエロー、黒色
の印刷データを記憶するデータメモリ、7は第1段から
第5段までのレジスタからなり各レジスタに1行分の印
刷データを記憶するバッファレジスタ、8はサーマルヘ
ッド2の各発熱素子を駆動するドライバ、9は第1ビッ
トから第5ビットまでの5ビットのシフトレジスタから
なる履歴レジスタ、10はスペーシングモータ11と用
紙送りモータ12とリボン送りモータ13を制御するモ
ータコントローラ、14は全体を制御するCPU、15
はCPU14を制御するモータコントローラ、14は全
体を制御するCPU、15はCPU14を制御するプロ
グラムを記憶したROM、16は行カウンタなどのパラ
メータを記憶するRAM、17は外部から印刷データを
入力しデータメモリ6に記憶させるためのインターフェ
ースである。
【0031】図3の動作を図4および図5のフローチャ
ートを用いて説明する。図は4カラー印刷時の制御を説
明するフローチャートであり、図5および図6は黒色印
刷時の制御を説明するフローチャート、図7は履歴レジ
スタの状態変化を示す状態変化図である。
【0032】まずカラー印刷時には初期設定として履歴
レジスタ9をクリアし、RAM16に設定された行カウ
ンタの内容Lを0にする。次にこの行カウンタの内容L
を1加算する。次に行カウンタが示すL行の印刷データ
の有無をチェックし、印刷データが有りなら履歴レジス
タに1をプッシュ(1を書き込むと同時にシフトする)
し、印刷データが0なら更に履歴レジスタ9の全ビット
が0かチェックし、もし0なら終了するが、そうでなけ
れば履歴レジスタ9に0をプッシュする。このように動
作するので履歴レジスタの内容は例えば印刷開始時には
第1行目は印刷データがあるので履歴レジスタ9はYビ
ットのみが1となり他は0となる。次に履歴レジスタ9
の内容をチェックし、第1ビットR1の内容が1ならL
行のイエローの印刷データをデータメモリ6から読み出
しバッファレジスタ7の第1段レジスタにセットし、内
容が0なら第1段レジスタをクリアし、第3ビットR3
の内容が1なら(L−2)行のマゼンタの印刷データを
データメモリ6から読み出しバッファレジスタ7の第3
段レジスタにセットし、内容が0なら第3段レジスタを
クリアし、第5ビットR5の内容が1なら(L−4)行
のシアンの印刷データをデータメモリ6から読み出しバ
ッファレジスタ7の第5段レジスタにセットし、内容が
0なら第5段レジスタをクリアする。
【0033】したがって例えば行数が1、履歴レジスタ
9の内容が前述のように第1ビットR1のみ1の場合に
は第1行のイエローの印刷データがバッファレジスタ7
の第1段レジスタにセットされ、第3段レジスタおよび
第5段レジスタはクリアされる。
【0034】次にモータコントローラ10によりスペー
シングモータ11を駆動し、スペーシングしながらバッ
ファレジスタ7の第1段、第3段、第5段の各レジスタ
の内容をそれぞれドライバ8に送出する。ドライバ8は
この送出された内容によりサーマルヘッド2の発熱素子
を駆動し、発熱させる。しかしながらこの時点では印刷
データが第1段レジスタにしか無いのでサーマルヘッド
2も第1段目の発熱素子しか発熱せず、したがってイエ
ローのみ印刷される。
【0035】次にモータコントローラ10によりスペー
シングモータ11、用紙送りモータ12およびリボン送
りモータ13を駆動し、1行復帰改行し、インクリボン
3を用紙幅の2倍移送(即ち次のカラー領域が用紙1の
前に位置するだけ移送)し、この後初期設定の後のステ
ップに戻り前述の動作を繰り返す。今仮にN行連続して
印刷データが有るとすれば履歴レジスタ9の内容は図7
の様に変化する。即ち行数Lが1のときは履歴レジスタ
9の第1ビットR1から第5ビットR5は(1、0、0
、0、0)となり、第1行にイエローのみが印刷される
。行数Lが2のときは履歴レジスタ9の第1ビットR1
から第5ビットR5は(1、1、0、0、0)となり、
第2行にイエローのみが印刷される。行数Lが3のとき
は履歴レジスタ9の各ビットは(1、1、1、0、0)
となり、第3行にイエローが印刷され、イエローが印刷
された第1行にマゼンタが重ねて印刷される。行数Lが
4のときは履歴レジスタ9の各ビットは(1、1、1、
1、0)となり、第4行にイエローが印刷され、イエロ
ーが印刷された第2行にマゼンタが重ねて印刷される。
【0036】行数Lが5のときは履歴レジスタ9の各ビ
ットは(1、1、1、1、1)となり、第5行にイエロ
ーが印刷され、イエローが印刷された第3行にマゼンタ
が重ねて印刷され、イエロー、マゼンタが印刷された第
1行には更にシアンが重ねて印刷される。この時点で第
1行のカラー印刷が完了する。この後行数LがNまでは
履歴レジスタ9の各ビットは(1、1、1、1、1)の
ままとなり、したがって1行印刷する毎にカラー印刷が
1行完了する。行数LがN+1のときは履歴レジスタ9
の各ビットは(0、1、1、1、1)となり、イエロー
が印刷された第N−1行にマゼンタが重ねて印刷され、
イエロー、マゼンタが印刷された第N−3行には更にシ
アンが重ねて印刷される。行LがN+2のときは履歴レ
ジスタ9の各ビットは(0、0、1、1、1)となり、
イエローが印刷された第N行にマゼンタが重ねて印刷さ
れ、イエロー、マゼンタが印刷された第N−2行には更
にシアンが重ねて印刷される。行数LがN+3のときは
履歴レジスタ9の各ビットは(0、0、0、1、1)と
なり、イエロー、マゼンタが印刷された第N−1行にシ
アンが重ねて印刷される。行数LがN+4のときは履歴
レジスタ9の各ビットは(0、0、0、0、1)となり
、イエロー、マゼンタが印刷された第N行にシアンが重
ねて印刷される。この時点でN行のカラー印刷が全て完
了する。この後、行LがN+5になると履歴レジスタ9
の各ビットは(0、0、0、0、0)となり、次の行の
印刷データが無く、かつ履歴レジスタの内容が全て0に
なるので印刷動作は終了する。
【0037】以上の説明で理解されるようにカラー印刷
において履歴レジスタ9は、一旦イエローが印刷された
場合にはこれを履歴として記憶しておきマゼンタ、シア
ンの印刷データを各レジスタにセットするのに用いられ
る。
【0038】次に図5および図6を用いて黒色イメージ
印刷の動作を説明する。黒色イメージ印刷では初期設定
として履歴レジスタをクリアし、行カウンタの内容Lを
1にする。次にこの行カウンタの内容Lに基づき第L行
、第(L+1)行、第(L+2)行、第(L+3)行、
第(L+4)行の印刷データの有無をチェックし、第L
行の印刷データが有れば履歴レジスタ9の第1ビットR
1を1にし、印刷データが無ければ0にする。同様にし
て第(L+1)行の印刷データが有れば履歴レジスタ9
の第2ビットR2を1にし、印刷データが無ければ0に
し、第(L+2)行の印刷データが有れば履歴レジスタ
9の第3ビットR3を1にし、印刷データが無ければ0
にし、第(L+3)行の印刷データが有れば履歴レジス
タ9の第4ビットR4を1にし、印刷データが無ければ
0にし、第(L+4)行の印刷データが有れば履歴レジ
スタ9の第5ビットR5を1にし、印刷データが無けれ
ば0にする。次に履歴レジスタ9の内容が全て0かチェ
ックし、0なら終了するが、0でなければその内容によ
り次のように動作する。
【0039】即ち第1ビットR1の内容が1ならL行の
黒色の印刷データをバッファレジスタ7の第1段レジス
タにセットし、内容が0なら第1段をレジスタをクリア
し、第2ビットR2の内容が1なら(L−1)行の黒色
の印刷データをバッファレジスタ7の第2段レジスタに
セットし、内容が0なら第2段レジスタをクリアし、第
3ビットR3の内容が1なら(L−2)行の黒色の印刷
データをバッファレジスタ7の第3段レジスタにセット
し、内容が0なら第3段レジスタをクリアし、第4ビッ
トR4の内容が1なら(L−3)行の黒色の印刷データ
をバッファレジスタ7の第4段レジスタにセットし、内
容が0なら第4段レジスタをクリアし、第5ビットR5
の内容が1なら(L−4)行の黒色の印刷データをバッ
ファレジスタ7の第5段レジスタにセットし、内容が0
なら第5段レジスタをクリアする。
【0040】次にモータコントローラ10によりスペー
シングモータ11を駆動し、スペーシングしながらバッ
ファレジスタ7の第1段から第5段の各レジスタの内容
をそれぞれドライバ8に送出する。ドライバ8はこの送
出された内容によりサーマルヘッド2の発熱素子を駆動
し、発熱させる。これにより黒色印刷は5行ずつ行われ
る。
【0041】次にモータコントローラ10よりスペーシ
ングモータ11および用紙送りモータ12を駆動し、復
帰し5行改行し、行カウンタの内容を5加算し、更にリ
ボン送りモータ13を駆動して次の黒色領域が用紙1の
前に位置するまでインクリボン3を移送する。この後初
期設定の後のステップに戻り前述の動作を繰り返す。
【0042】以上の説明で理解されるように黒色印刷に
おいて履歴レジスタ9は、印刷すべき行がどの行である
かを記憶しておき印刷データが有った行の印刷データを
対応する段のレジスタにセットするのに用いられる。
【0043】上記実施例は一時にカラーイメージ印刷か
黒色イメージ印刷の一方のみを印刷するのに適したもの
であるが、カラーのみ、カラー・黒色混在、黒色のみを
適宜切り換えて印刷することも可能である。次にこのよ
うな実施例を図7のフローチャートにより説明する。
【0044】図7のフローチャートに示す他の実施例は
文字印刷を行う例である。まず印刷すべきデータがカラ
ーのみか、カラー・黒色混在か、黒色のみかを判別し、
カラーのみの場合はカラー領域4を用紙1の前に移送し
、次にシアンを1行印刷し、印刷後2行戻し、次にマゼ
ンタを1行印刷し印刷後2行戻し、イエローを1行印刷
し、印刷後5行改行する。またカラー・黒色混在ではカ
ラー領域4を用紙1の前に移送し、次にシアンを1行印
刷し、印刷後1行戻し、次にマゼンタを1行印刷し印刷
後1行戻し、イエローを1行印刷し、印刷後2行改行し
、次に黒色領域5を用紙1の前に移送し黒色を1行印刷
し、印刷後1行改行する。また黒色のみの場合は黒色領
域5を用紙1の前に移送し、イメージ印刷における第1
行、第3行、第5行に相当する3行全てが黒色の場合に
は3行同時に印刷し印刷後5行改行し、同様に第1行と
第3行に相当する2行全てが黒色の場合に2行同時に印
刷し印刷後2行改行し、または1行のみ黒色の場合には
1行のみ印刷し印刷後1行改行する。
【0045】この実施例ではカラーのみとカラー・黒色
混在の印刷は1行ずつ行ない、黒色のみの場合は印刷デ
ータが有る限り3行同時に印刷して高速化を計っている
。またカラー印刷は3色の印刷が完了するまではリボン
送りを行わない。
【0046】上記実施例の説明ではサーマルヘッドを用
いた熱転写カラープリンタを中心に説明したが、既に述
べたようにインクリボンを油性リボンなどの他のインク
リボンに替え、サーマルヘッドをワイヤドット印字ヘッ
ドなどの他の印字素子を有する印字ヘッドに替えても同
様に実施できる。
【0047】また前記実施例のサーマルヘッドは5行分
の発熱素子を持つものとして説明したが、上記第1行、
第3行および第5行に相当する位置に発熱素子を持つよ
うにして3行分の発熱素子で印刷することもできる。た
だしこの場合には黒色イメージ印刷は第1、第3、第5
行と、第2、第4行の2組に、分け、2回に分割して印
刷することになる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明のイン
クリボンは、リボンの長手方向に沿って用紙幅以上の長
さで交互に区分されたカラー領域と黒領域を設け、カラ
ー領域は更にリボンの幅を複数に区分した各区分に異な
る色(Y、M、C)のインクを含浸または付着させ、ま
た黒領域は全幅に黒色のインクを含浸または付着させて
いるので、リボン送りせずに用紙送りだけで全色のカラ
ー印刷ができるカラー印刷が高速になる。また黒色に対
し、多くの幅を割り当てたカラーインクリボンを用いた
ので、リボン送りせず黒色を連続してあるいは複数行同
時に印刷することができ、このため高速に印刷できる。 またカラーに比べて黒色の使用頻度が高いワンタイムリ
ボンの場合にはインクの使用効率が向上する。
【0049】また第2の発明のカラープリンタでは、印
字ヘッドをスペーシングしながら印字素子を駆動しイン
クリボンのインクを用紙に転写して印刷を行うカラープ
リンタにおいて、前記インクリボンはリボンの長手方向
に沿って用紙幅以上の長さで交互に区分されたカラー領
域と黒領域を設け、カラー領域は更にリボンの幅を複数
に区分し各区分に異なる色(Y、M、C)のインクを含
浸または付着させ、また黒領域は全幅に黒色のインクを
含浸または付着させたカラーインクリボンであり、前記
印字ヘッドはこのカラーインクリボンのリボン全幅にわ
たって印字素子を設けたものであるで、リボン送りせず
にカラーを全色同時に印刷したり、黒色を複数行同時に
印刷できるので高速印刷ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部斜視図。
【図2】本発明の一実施例の印刷パターン説明図。
【図3】本発明のカラープリンタの制御回路のブロック
図。
【図4】カラー印刷時の制御を説明するフローチャート
【図5】黒色印刷時の制御を説明するフローチャート。
【図6】黒色印刷時の制御を説明するフローチャート。
【図7】履歴レジスタの状態変化を示す状態変化図。
【図8】本発明の他の実施例の動作を説明するフローチ
ャート。
【符号の説明】
1    用紙 2    サーマルヘッド 3    インクリボン 4    カラー領域 5    黒色領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  リボンの長手方向に沿って用紙幅以上
    の長さで交互に区分されたカラー領域と黒領域を設け、
    カラー領域は更にリボンの幅を複数に区分した各区分に
    異なる色のインクを含浸または付着させ、また黒領域は
    全幅に黒色のインクを含浸または付着させたカラーイン
    クリボン。
  2. 【請求項2】  印字ヘッドをスペーシングしながら印
    字素子を駆動しインクリボンのインクを用紙に転写して
    印刷を行うカラープリンタにおいて、前記インクリボン
    はリボンの長手方向に沿って用紙幅以上の長さで交互に
    区分されたカラー領域と黒領域を設け、カラー領域は更
    にリボンの幅を複数に区分し各区分に異なる色のインク
    を含浸または付着させ、また黒領域は全幅に黒色のイン
    クを含浸または付着させたカラーインクリボンであり、
    前記印字ヘッドはこのカラーインクリボンのリボン全幅
    にわたって印字素子を設けたものであることを特徴とす
    るカラープリンタ。
JP3147580A 1991-06-19 1991-06-19 カラーインクリボンおよびカラープリンタ Pending JPH04369573A (ja)

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EP0519506A2 (en) 1992-12-23
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